JP3731636B2 - 自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法およびたて編機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自由に選択可能なよこ糸パターンリピートを有する編布の製造方法およびたて編機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術により、よこ糸パターンリピートを調節可能な方法およびたて編機が既知であるが、それは比較的狭い範囲内においてのみ可能である。原理的に、たて糸パターンリピートを行うために3つの方法が既知である。1つの方法においては、たて糸パターンリピートの調節がオフセットレーキを備えたよこ糸キャリッジのフレキシブルな配置の経過として行われ、他の方法においては、この調節がたて編機の搬送チェーンの連続運動の結果として行われ、これにより編布リピートとよこ糸リピートとの間の関係を拡大することができる。最後に、編み目形成過程の間に編み要素の運動シーケンスを変更することにより編み込みよこ糸の数を調節することが既知である。
【0003】
ドイツ特許公開第19604422号は作業要素とくにたて編機のよこ糸キャリッジ上の多糸ガイドのための駆動装置を記載している。よこ糸キャリッジならびにその上に設けられた多糸ガイドは各々確動制御駆動モータにより駆動される。これは移動すべき質量を低減しかつそれらの運動を最もフレキシブルな方法で形成するという目標を達成する働きをする。これらの確動制御駆動モータにより、多糸ガイドの振り運動がよこ糸キャリッジの運動と同調され、これによりよこ糸シートの挿入タイプを変更することができる。よこ糸をたて編機のニードルバーに挿入する搬送チェーンは連続的に駆動される。この既知の装置の欠点は、作業要素として多糸ガイドを使用することによりよこ糸がグループとしてのみ挿入され、したがってたて編機の編み領域内にはグループとしてのみ案内することができる。多糸ガイドによりグループとして組み込まれかつ多糸ガイドにより挿入されるよこ糸の数を変更しなければならないとき、およびグループとして組み込まれるよこ糸の数を変更することが必要なとき、機械を改造することが必要であり、このことはよこ糸パターンリピートに関してこのような機械のフレキシビリティーを著しく低減させている。
【0004】
ドイツ特許第3932184号もまたその上に装着されたオフセットレーキを有するよこ糸キャリッジを記載している。よこ糸キャリッジの駆動装置がコンピュータと結合され、コンピュータによりよこ糸キャリッジならびにオフセットレーキのための自由に選択可能な運動原理が機械の主駆動軸の回転角度位置の関数として形成される。形成された運動原理は異なる糸材料をマッチさせるように働く。縦方向コンベヤが連続的に運転し、これによりよこ糸がフック内に挿入されたのちによこ糸をたて編機の編み領域に搬送する。
【0005】
東ドイツ特許公開第256532号もまたよこ糸キャリッジのための制御装置を記載している。ガイドブロック(多糸ガイド)は交換可能なよこ糸キャリッジ上に可動に配置されている。この場合、それぞれの糸シートはよこ糸キャリッジの制御により挿入されるが、このとき縦方向コンベヤにより機械の編み領域に連続的に案内される。
【0006】
さらに、ドイツ特許第3040393号からたて編機のための戻りよこ糸を備えたよこ糸マガジンが既知である。糸ガイドがよこ糸キャリッジ上に設けられかつよこ糸キャリッジは縦方向コンベヤの連続不変運動とは独立に可動である。よこ糸ガイドグループが、よこ糸がグループとしてホルダ内に置かれる作動位置から、よこ糸のホルダ内への移動が行われない非作動位置へ調節可能であるので、よこ糸グループを選択的に挿入したり挿入しなかったりすることができ、これにより縦方向コンベヤは妨害されることなく運動を継続する。一方で、よこ糸を異なる対角方向角度で挿入し、他方でよこ糸を平行にまたは対角方向に交互に挿入してもよい。しかしながら、よこ糸は常にグループをなして置かれかつグループをなしてたて編機の編み領域に案内されるだけである。パターンリピートの拡大は可能であるが、よこ糸パターンの多様性は著しく低減される。
【0007】
ドイツ特許出願公開第3128024号明細書は縦方向コンベヤを含むたて糸マガジンを有するたて編機を記載し、縦方向コンベヤは、縦方向コンベヤにおける正常速度より小さい低速度を発生する駆動装置を有している。駆動装置はパターン装置を含み、パターン装置によりよこ糸フィーダがニードルリフトの間のみ作動する。ドイツ特許第1585392号から縦方向コンベヤの搬送速度を低減することが既知であり、これによりたとえば1つおきまたは2つおきの編み目列によこ糸を供給することが可能であり、すなわちこれにより縦方向コンベヤのすべてのホルダがその中によこ糸を有している場合でも、よこ糸のない編み目列を形成することが可能である。縦方向コンベヤは低速ではあるが常に存在する駆動速度で駆動軸により駆動され、この場合、速度はその中に種々の変速比を有する調節装置で形成される。このたて編機の欠点は、縦方向コンベヤの駆動軸の回転運動がたて編機の主軸から行われること、すなわち縦方向コンベヤが常時駆動されることにある。したがって、得られるよこ糸パターンリピートに関するフレキシビリティーは著しく低減される。
【0008】
さらに、ドイツ特許公開第2114700号は貫通よこ糸すなわちフルよこ糸を有する編布を記載し、その中によこ糸が支持されて、ある種のクロスノブ効果を形成している。したがって、任意の間隔の2本または複数のよこ糸が編み目の代わりにループにより編み込まれている。この場合、編み要素の運動を変えることによりよこ糸の数を変えることができる。ここに記載の編布の製造方法における欠点は、各編み目に対し複数のよこ糸を編み込むために必要なループの形成において、その上部部分内の編みニードルを停止することによってのみこれが可能であることである。これはスライドが切り離されるように制御されることを必要とし、この結果、編み要素の運動および駆動が複雑に形成され、さらに機械の回転数が比較的遅くなる。
【0009】
上記のよこ糸パターンリピートを調節する3つの方法はすべて、よこ糸パターンリピートがその構造におけるフレキシビリティーに関して比較的狭い範囲でのみ変更可能であることにおいて共通している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
よこ糸パターンリピートがきわめて高いフレキシビリティーでかつ任意の長さで自由に選択可能な編布の製造方法およびこの方法を行うためのたて編機を提供することが本発明の課題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題は請求項1の特徴を有する自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法および請求項10の特徴を有するたて編機により達成される。その他の実施態様が従属請求項に記載されている。
本発明による不定長さの自由に選択可能なよこ糸パターンリピートを有する編布を製造する方法において、よこ糸がよこ糸挿入装置および縦方向コンベヤにより編み要素の領域内に挿入される。本発明により、縦方向コンベヤはその上で編布が製造されるたて編機とは独立に、少なくとも一部間欠的におよび/または少なくともときどき速度を変えて駆動される。縦方向コンベヤを制御により間欠的におよび運転モードにおいて速度を変えて駆動することができるので、パターンに従って任意の点で同調しかつ相前後して任意の希望数だけよこ糸をたて編機のニードルバーすなわち編み領域に案内することができ、この結果不定長さの自由に選択可能なパターンリピートを形成することができる。この点において、間欠的とはその速度が0となる縦方向コンベヤの任意の運動と理解すべきである。この間欠運動は均等に間欠的にまたは任意に間欠的に行ってもよく、すなわち縦方向コンベヤは任意の数のよこ糸の供給の間に任意の長さで停止することができる。戻り運動の速度は速度/時間線図の時間軸を横切るので、間欠的運動は縦方向コンベヤの少なくとも短い時間の戻り運動をも含むものとする。少なくともときどき速度を変えた連続運動とは、縦方向コンベヤが少なくともときどき連続的に駆動されることと理解すべきであるが、連続駆動の領域内での速度は少なくともときどき変化可能であると理解すべきである。縦方向コンベヤの速度の変化はとくに編み要素の運動および希望のよこ糸パターンリピートと同調される。
【0012】
本発明による方法の本質的な利点は、希望のよこ糸パターンリピートに関してきわめて高いフレキシビリティーが得られることにある。したがって、よこ糸を希望のパターンに従って任意の点で同調させて任意の間隔でかつ任意の希望数で編みニードルの領域内に供給することができる。
本発明による方法の他の有利な実施態様により、編布の幅の少なくとも両側に配置された縦方向コンベヤが相互に独立に駆動され、この場合、それぞれの駆動装置は相互に同期される。有利な他の実施態様により、よこ糸は本質的に平行にまたは対角方向に挿入される。縦方向コンベヤはたて編機の機械駆動装置とは独立に駆動されるので、よこ糸が平行に挿入されたとき、縦方向コンベヤは縦方向コンベヤ上に設けられたフック内に不定数のよこ糸を挿入し、これにより高いフレキシビリティーが得られる。挿入されたよこ糸はいわゆるよこ糸予備として利用可能である。多糸ガイドにより縦方向コンベヤ上に配置されたフック内に1つのグループとして挿入された所定数のよこ糸とは独立に、たとえば任意の数のよこ糸を希望のよこ糸パターンに従って任意の点で同調させかつ任意の間隔で編みニードルの領域内に供給することができる。
【0013】
よこ糸がほぼ対角方向に挿入されたとき、よこ糸のグループは、多糸ガイドにより案内されたのち、最後の対角糸が編み込まれ、その後よこ糸の方向が変更されまたは再び平行なよこ糸挿入に変更されるまで、編みニードルの領域に案内されることが好ましい。
本発明による方法の他の実施態様により、よこ糸挿入装置および同様にたて編機上に配置されているよこ糸オフセットレーキがたて編機の機械駆動装置とは独立に駆動される。これにより、希望のよこ糸パターンを形成するフレキシビリティーをさらに増大することができる。
【0014】
本発明の方法により、よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキによる少なくともオフセット挿入過程の間に、相互に同調された運動成分を有する間欠運動が行われることは好ましい。相互に同調された運動成分は少なくともときどき速度を変えて間欠的および/または連続的である。これにより、よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキもまた少なくともときどき縦方向コンベヤの速度を変えて相互に間欠運動および/または連続運動を確実に行う。さらに、これにより、よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキの自由に選択可能な特性曲線がよこ糸パターンの構成の自由度を確実に増大する。
【0015】
次に配置されたよこ糸が編みニードルの付近に入ったとき、縦方向コンベヤ上に配置されているフックおよび挿入されたよこ糸が前進運動を行うように縦方向コンベヤが駆動されることが好ましく、これによりそれぞれのよこ糸は編みニードルの後方に確実に到達する。縦方向コンベヤのこの前進運動は、編み目形成過程に係わるそれぞれの糸の運動の同調がさらに最適化されるように送りシンカの運動が行われるという利点を有している。
【0016】
既に編み込まれたよこ糸の切断を行うために、本発明による方法の他の実施態様によりおよび一例として、縦方向コンベヤは縦方向コンベヤの正常の搬送方向とは反対方向に僅かに移動し、これによりよこ糸切断装置はそのとき編み込まれたがまだ切断されていないよこ糸を確実な方法で切断することができる。同時に、切断すべきよこ糸の方向によこ糸切断装置を移動することが可能であり、これにより最小停止位置の間によこ糸を切断することができる。
【0017】
縦方向コンベヤはたて編機の機械駆動装置と独立に駆動されるので、よこ糸挿入装置が停止されたとき、供給される次のよこ糸が各編み目形成サイクルの間に運動を行う送りシンカの付近に配置されないように、これらの駆動装置にフレキシビリティーが与えられる。これにより、編み目形成サイクルの間に必要な編み要素とくに送りシンカが、供給されたよこ糸または供給されるよこ糸により妨害されないようによこ糸の供給を行うことが可能であることは好ましい。これにより、編み目形成過程に係わる個々の糸の動きが相互によく同調されるという編み目形成過程の最適化が可能となる。
【0018】
本発明の第2の実施態様により、編布を製造するためのたて編機であって、機械駆動装置およびよこ糸挿入装置を含み、よこ糸挿入装置はよこ糸キャリッジと、それぞれの駆動装置を有しかつ編布の作業幅の少なくとも両側に配置された縦方向コンベヤとを含み、この場合、縦方向コンベヤ上に、よこ糸挿入装置により縦方向コンベヤ上に挿入されたよこ糸を保持するためのよこ糸フックが設けられ、これによりよこ糸を縦方向コンベヤの運動により編みニードルの付近に挿入可能であるたて編機が提供される。本発明により、縦方向コンベヤのための駆動装置は機械駆動装置とは独立でありかつコンピュータ制御され、これにより縦方向コンベヤは少なくとも個々のよこ糸間で縦方向コンベヤに少なくともときどき間欠的におよび/または連続的に少なくともときどき速度を変えて運動を与える。しかしながら、編み要素の領域内のよこ糸が編み目形成過程に関して最適な運動を行うように縦方向コンベヤをコンピュータにより制御することもまた可能である。このような本発明によるたて編機を用いて、不定長さの自由に選択可能なよこ糸パターンリピートを有する編布を製造することが可能である。この結果、不定のフレキシビリティーおよびパターン多様性が得られる。
【0019】
本発明によるたて編機の他の実施態様により、縦方向コンベヤの駆動がサーボモータにより駆動される駆動軸により行われることは好ましい。サーボモータにより駆動される駆動軸により縦方向コンベヤを駆動することは縦方向コンベヤが同期駆動されるという利点を有するが、各縦方向コンベヤがそれぞれ別々のサーボモータを有することもまた可能であり、この場合、サーボモータは同期されることが好ましい。
【0020】
さらに、よこ糸キャリッジのための駆動装置が機械駆動装置とは独立に駆動されかつ制御されるサーボモータを含むように設計されることは好ましい。他の実施態様により、よこ糸オフセットレーキが設けられ、よこ糸オフセットレーキもまた、機械駆動装置とは独立に駆動されかつ制御されるサーボモータにより駆動される。縦方向コンベヤ、よこ糸キャリッジおよびオフセットレーキのための駆動装置としてサーボモータを使用することにより、よこ糸パターンに関するフレキシビリティーがさらに増大される。
【0021】
よこ糸オフセットレーキおよびよこ糸キャリッジは、それらがそれらの運動通路の少なくとも一部を移動中に、間欠的なおよび/または連続的なおよび少なくともときどき速度を変えた運動を行うように駆動されることは好ましい。これは、よこ糸オフセットレーキおよびよこ糸キャリッジの運動が縦方向コンベヤの運動と最適に同調されるという利点を有している。よこ糸オフセットレーキ、よこ糸キャリッジならびに縦方向コンベヤが間欠的なおよび/または連続的な少なくともときどき速度を変えた運動を行うので、よこ糸およびよこ糸オフセットレーキの運動を縦方向コンベヤの運動と同調させることが可能であり、これにより間欠運動または速度が変化する運動の間においても、よこ糸を縦方向コンベヤ上に設けられたフック内に確実に挿入することができる。
【0022】
任意のよこ糸の後方でよこ糸挿入を任意の時間だけ中断可能なように、それぞれ別々のサーボモータから得られるよこ糸キャリッジおよびオフセットレーキの運動が相互に同調されることは好ましい。これにより、縦方向コンベヤが少なくともある間隔でいかなる運動も行わないように編み要素の領域へのよこ糸挿入を中断することが可能であり、これによりよこ糸キャリッジおよびよこ糸オフセットレーキの運動を任意の点で同調させかつ任意のよこ糸の後方で中断することができる。
【0023】
編みニードルの領域に搬送されたよこ糸を確実に編み込むために、および共に編み込まれるそれぞれの糸の運動の最適同調を得るために、他の実施態様により、編みニードルの領域に搬送された後によこ糸が前進運動を行いかつこれにより確実に編みニードルの後方に搬送されるように縦方向コンベヤが駆動される。
他の好ましい実施態様においては、既に編み込まれたがまだ切断されていないよこ糸を切断しなければならないとき、縦方向コンベヤを供給方向とは反対方向に僅かに移動させることもまた可能である。これにより、縦方向コンベヤの運動をよこ糸切断装置による確実かつ最適なよこ糸の切断と同調させることができることは有利である。
【0024】
さらに、よこ糸挿入装置が停止されたとき、次に供給されるよこ糸が、各編み目形成サイクルに係わる送りシンカの運動領域外に残るように縦方向コンベヤが駆動されることは好ましい。これにより、送りシンカの運動が妨害されることはない。縦方向コンベヤの制御運動により、むしろよこ糸挿入は編み要素に最適に同調される。一例として、これは、よこ糸を送りシンカの運動領域外に移動させるために、縦方向コンベヤが短時間主搬送方向とは反対方向に移動することにより達成することができる。
【0025】
たて編機がよこ糸切断装置を含み、よこ糸切断装置が、よこ糸挿入装置が停止されたときにおいてもそれぞれ最後に編み込まれたよこ糸を切断可能なように可動であることはさらに好ましい。これは、よこ糸挿入装置の切断装置が主搬送方向運動とは反対方向の運動を行い、これが縦方向コンベヤの搬送チェーンにより形成されていることが好ましいことを意味する。この場合、よこ糸を切り離すために、よこ糸切断装置はときどき、そのとき編み込まれたよこ糸の方向に移動される。
【0026】
本発明の他の実施態様により、たて編機およびそれから離れた分離フレームを含む編布の製造装置が形成される。フレーム上に、サーボモータを有するよこ糸キャリッジおよびよこ糸キャリッジガイドを備えたよこ糸挿入装置と、サーボモータ駆動装置を有するオフセットレーキと、およびフレームに付属の図示されていないたて編機の駆動装置とは独立の駆動装置を有する縦方向コンベヤと、ならびにたて編機のための駆動装置を含む縦方向コンベヤフレームとが配置されている。本発明の装置により、縦方向コンベヤのための駆動装置は機械駆動装置とは独立でありかつコンピュータ制御され、これにより少なくとも個々のよこ糸間で、少なくとも間欠的なおよび/または連続的なおよびときどき速度を変えた運動を行う。主編布搬送方向に、または主搬送方向とは反対方向にも、あるいは0を含む速度で縦方向コンベヤの任意の運動が行われるので、不定長さの自由に選択可能なよこ糸パターンリピートを有する編布の製造にきわめて大きなフレキシビリティーが与えられる。
【0027】
本発明の他の利点、特徴および実施態様を図面に示す実施例により説明する。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1Aに一定速度を有する縦方向コンベヤの速度/時間線図が示されている。縦方向コンベヤが一定速度で駆動されているとき、各縦方向コンベヤ上に配置されている各よこ糸フック内によこ糸が挿入され(図5参照)およびよこ糸は縦方向コンベヤの図示の連続駆動により編み目列ごとに編みニードルの付近に案内される。これが図1Aにおいて垂直線により示され、ここで各線はよこ糸挿入の終端に対応している。
【0029】
図1Bに本発明により駆動される縦方向コンベヤの速度/時間線図が示されている。第1の区間(線図の左側部分)に、途中に0に等しい速度を有し次に連続的に変化する速度を有する縦方向コンベヤの間欠駆動が示されている。図示の線図内のこの左側区間は2つの相前後する編み目列内にそれぞれのよこ糸を挿入することに対応し、この場合縦方向コンベヤは0から出発しかつ最大値の方向に連続的に移動し、およびこの最大値をクロスしたのちに再び0に低下する運動を行う。これは、縦方向コンベヤが各よこ糸挿入の間で加速し次に減速しかつ最後に0に等しい速度で終わることを意味する。しかしながら、ある最大速度に到達したのちにある区間縦方向コンベヤを一定値に保持することもまた可能である。これが線図の右側区間に示されている。縦方向コンベヤの駆動装置の間欠運転の間、縦方向コンベヤは希望のよこ糸パターンリピートに従って停止され、すなわち縦方向コンベヤは0に等しい速度で運転する。この区間が図示の線図の中間区間に対応する。この区間においては、編み要素の付近へのよこ糸挿入のために利用されるよこ糸は挿入されないので、このときはよこ糸のない編み目が形成される。
【0030】
図1Cは他の速度/時間線図に従って間欠的におよび連続的に少なくともときどき速度を変えて駆動される縦方向コンベヤの他の実施態様を示す。この線図は縦方向コンベヤに対して任意の速度シーケンスを形成可能であることを示す。図示の線図の領域aにおいて、縦方向コンベヤは、それぞれのよこ糸が各編み目列内に編み込まれるように同調された一定速度で駆動される。(最終の)希望のよこ糸を編み込んだあとに、縦方向コンベヤは区間bにおいて停止され、したがってこのときは他のよこ糸は挿入されない。区間cにおいて、縦方向コンベヤを速度0から正常速度に加速することにより他のよこ糸が挿入され、そのあとに縦方向コンベヤの減速区間が続く。区間dにおいて、よこ糸が挿入されたのちに縦方向コンベヤが0に減速された短い区間が続く。縦方向コンベヤが速度0を有する区間dのあとに短い区間eが続き、ここで区間eは図示の区間cに類似する。しかしながら、よこ糸挿入を終了したのち、縦方向コンベヤの速度は0に戻らず、区間aに示した速度のほぼ半分に戻る。区間fにおいて、よこ糸フック21を有する縦方向コンベヤに対し半分の速度が与えられ、相前後して隣接する2本のよこ糸はよこ糸フック内に挿入され、したがって個々のよこ糸のみが挿入され、これにより区間eは最終的にほぼ区間aに対応する。図示の線図の右側の区間gにおいて、縦方向コンベヤの速度は区間aの値の約2倍に増大され、したがって正常なよこ糸挿入ごとに、編み目形成の1サイクルにつき2本のよこ糸が挿入される。これは本発明による縦方向コンベヤに対するフレキシブルな駆動装置を用いて、任意の間隔でよこ糸挿入のない領域が形成されるばかりでなく、編み目形成過程内に同時に任意の数のよこ糸を挿入することが可能であることを強調している(編み要素の許容寸法に注意することは当然である)。図1Bならびに図1Cの区間cに示す波形形状は対称に形成される必要はなく、0から最大値へ大きな加速を含み、かつそのあとに緩やかな減速で0に戻ってもよいことは当然である。
【0031】
図2は一例として、その中に編み込まれるよこ糸81−93および製造方向にその中に配置されたステー糸9を有するGeo−Grid編布を示す。図2は、よこ糸が編み込まれる順序に任意の間隔でかつ任意の数で配置できることを示している。相互に直接隣接して編み込まれるよこ糸81−84(4本)および85,86(2本)および87−89(3本)ならびに90−93(4本)の間の間隔A,BおよびCは相互に異なりかつ数も任意に選択することができる。相前後して編み込まれるよこ糸の数もまた変えることができる。4本のよこ糸81−84を編み込んだのちに2本のよこ糸85および86だけが編み込まれ、それに続いて相前後する3本のよこ糸87−89が編み込まれ、それに続いて再び相前後する4本のよこ糸90−93が編み込まれる。これは、編み込まれるよこ糸の数および間隔を自由変えて選択できることを意味する。しかしながら、図1Cの区間fに示すように、編み目ごとに1本または0本のよこ糸が編み込み可能であるばかりでなく、編み目ごとに3本または4本あるいはそれ以上の本数を編み目むこともまた可能である。これらはすべて、縦方向コンベヤが間欠的におよび/または連続的におよび少なくともときどき速度を変えて駆動されることにより製造可能である。図2から、よこ糸パターンリピートが自由に選択可能であるばかりでなく不定長さで形成可能であることがさらにわかる。
【0032】
図3は整向よこ糸配列78ならびに挿入よこ糸配列79の頂面図である。搬送チェーン25として形成された縦方向コンベヤがよこ糸配列78および79の左右に示されている。搬送チェーン25の両側でかつよこ糸配列78および79の外側によこ糸オフセットレーキが配置され、よこ糸オフセットレーキはそれぞれのサーボモータにより別々に駆動される。よこ糸はよこ糸キャリッジ(図示されていない)上に配置されているアイレットバー23によりよこ糸配列79内に挿入され、このときよこ糸キャリッジは図に示す矢印方向に左から右に移動され、これによりよこ糸配列79を緊張しかつこのときよこ糸オフセットレーキを用いてよこ糸配列79を緊張する。よこ糸オフセットレーキ22の対応するオフセットおよび挿入運動が行われるので、よこ糸配列79内に挿入ないし整向されるよこ糸は搬送チェーン25上に設けられたそれぞれのよこ糸フック21(図示されていない)内に挿入される。これにより、よこ糸はこの点において同調して整向よこ糸配列78を形成する。整向よこ糸配列78はよこ糸予備すなわちよこ糸マガジンを示し、このマガジンから希望数のよこ糸10,11,12,13が任意の数で、および少なくともときどき速度を変えて駆動される搬送チェーンにより間欠運動および連続運動に対応して任意の間隔で、編み要素(スライドニードル1として示されている)の領域内に案内される。編み要素の後方に引き出される編布はステー糸9を示し、ステー糸9は編み目およびよこ糸により包囲される。図2に示した基本配置および図3に示した編布8に対応して、はじめに4本のよこ糸80,82,83,84が編み込まれ、次によこ糸のない区間が続く。編み要素の直後ではよこ糸85,86が既に編み込まれている。したがって、よこ糸10は編み込まれたよこ糸86に対応する。よこ糸11,12,13は編み込まれたよこ糸10に続くよこ糸をそれぞれ示し、これらのよこ糸は搬送チェーン25の制御された速度で相前後して順次に選択された間隔でまたは間隔なしに編み領域に案内される。
【0033】
搬送チェーン25間の領域内で、よこ糸キャリッジ48(図示されていない、図9参照)の運動を搬送チェーンの運動から切り離すことができる。しかしながら、よこ糸オフセットレーキ22の領域内ではこの運動がよこ糸オフセットレーキ歯のリピートに同期して形成され、これにより、搬送チェーン25の運動は間欠的におよび/または連続的にあるいは速度を変えて行われたときでも、よこ糸配列79のよこ糸を確実にそれぞれのよこ糸レーキ22内に挿入することができる。同時に、よこ糸オフセットレーキ22の運動を搬送チェーン25の運動と同期結合させることができ、これによりよこ糸アレー79のよこ糸レーキ内に挿入されたよこ糸を確実によこ糸フック21(図示されていない)内に挿入することができる。
【0034】
図4は一実施態様によるたて編機のニードルバーの側面図を示す。たて編機のニードルバーのこの基本側面図においては、編み工程のために必要な編み要素のみが示されている。これらの編み要素は、スライドニードル1、スライド2、ノックオフシンカ3およびガイドニードル6であり、これらはすべて図示されていないそれぞれの取付部品内に保持され、これらの取付部品は図4において黒く塗り潰された領域により示されている。それぞれの取付部品は既知のようにバー上に固定されかつそれぞれの編み要素の運動を行わせる。編み糸すなわちたて糸14はスライドニードル1に案内されかつスライドニードル1の周りに挿入され、これによりスライドニードル1に編み目(図示されていない)が形成される。さらに、編布の引出し方向に伸長するステー糸9(図4には1本のステー糸のみが示されている)およびよこ糸10,11,12,13が編布へ案内される。
【0035】
よこ糸が適切な位置に移動され、これによりよこ糸10で示したよこ糸がよこ糸送りシンカ4により編み込まれる。ステー糸9はステー糸シンカ5によりその高さ位置に案内される。ノックオフシンカ3に、個々のノックオフシンカ3の上方で横方向に伸長する追加ノックオフ取付部品7が設けられている。追加ノックオフ取付部品7はノックオフシンカの編み込みノックオフエッジ上に取り付けられかつ確実に固定するためにノックオフシンカのノーズの下側でのど部(各々図示されていない)内に突起を突出させている。追加ノックオフ取付部品は個々のノックオフシンカ内に入り込むワイヤにより固定されている。追加ノックオフ取付部品はノックオフシンカ3上に取り付けられるので、ノックオフシンカを有する既知のたて編機(たとえばドイツ特許第1760140号参照)のみがこのように改造され、したがって追加ノックオフ取付部品が有するこの効果により定常編布引出しエッジが形成される。
【0036】
追加ノックオフ取付部品7をノックオフシンカ3上に取り付けかつノックオフシンカに固定しているので、たとえばトリコットおよびgeo編布のような技巧編みの製造のための既存のたて編機を容易に改造することができる。これは本出願人のドイツ特許第4228048号に詳細に記載されている。
図5は搬送チェーンレール26上で案内される搬送チェーン25の基本配置を示す。搬送チェーンレール26はチェーンガイドフレーム上にねじにより固定されている。よこ糸フックは搬送チェーンに固定されている。よこ糸をよこ糸オフセットレーキ22の歯27内に挿入する挿入過程の間に、よこ糸押えレール20は、より高い平面内で案内されたよこ糸10,11,12,13を、よこ糸フック21とよこ糸フック21の後方に位置決めされたよこ糸オフセットレーキ歯27との間に押さえ付ける。よこ糸10,11,12,13がよこ糸オフセットレーキ22の歯の後方に挿入されると直ちによこ糸レーキが編布8の引出し方向とは反対方向に移動する。よこ糸はよこ糸キャリッジ48(図示されていない)内のアイレットバー23によりグループとして案内される。よこ糸オフセットレーキ22の個々の歯27は保持板24に固定されている。
【0037】
よこ糸オフセットレーキ22および縦方向コンベヤ25の運動は、相互に同調され、したがって、よこ糸オフセットレーキ22の歯27およびよこ糸フック21は、よこ糸キャリッジ48が縦方向コンベヤ25を横断するとき個々のよこ糸10,11,12,13が個々のよこ糸フック21とオフセットレーキ歯27との間に案内されるまで縦方向コンベヤ25の対応フック列と芯出しされ、および縦方向コンベヤが相対運動を行ないかつよこ糸キャリッジが縦方向コンベヤをよこ糸配列79の反対側端縁まで横断したのちによこ糸フック21のその次のラインと芯出しされる(図3参照)。
【0038】
図5に示す略図においては、よこ糸10,11,12,13がよこ糸フック21内に確実に挿入されたのちによこ糸をクランプするために必要なクランププッシャは省略されている。これらのクランププッシャの機能および構造は本出願人のドイツ特許第3729344号に詳細に記載されている。したがって、ここでは詳細説明は省略する。
【0039】
図6はよこ糸オフセットレーキ22の駆動装置を側面図で示している。それぞれのチェーンガイドフレーム77上にオフセットレーキユニット全体の装着板30が固定されている。この装着板30上に全体オフセットレーキ駆動装置が配置され、全体オフセットレーキ駆動装置は、コンピュータ制御サーボモータ34、歯付ベルト駆動プーリ33、対応歯付ベルト転向プーリ31(図7参照)、歯付ベルト32、オフセットレーキサポート35、線形ガイド36、オフセットレーキ22の歯27のための保持板24を備えている。このようなよこ糸オフセットレーキサーボモータ駆動装置により、縦方向コンベヤが間欠的におよび/または連続的におよび少なくともときどき速度を変えて駆動されるという条件においても、縦方向コンベヤ25の運動をよこ糸レーキ22の運動と最適に同調させることが可能である。
【0040】
図7は図6に示すよこ糸オフセットレーキ駆動装置の側面図てある。二重矢印の方向に移動可能なよこ糸オフセットレーキは線形ガイド36内で移動可能であり、したがってよこ糸オフセットレーキは縦方向コンベヤ25(図示されていない)の運動に対し相対運動を行う。よこ糸オフセットレーキの運動はサーボモータ34により制御され、サーボモータ34はその運動を歯付ベルト32により線形ガイド36上に配置されているそり(図示されていない)を介してオフセットレーキに伝達する。サーボモータ34は装着板30上に装着され、装着板30上に歯付ベルト転向プーリもまた支持されている。
【0041】
図8はコンピュータ制御サーボモータ54による搬送チェーン25の駆動装置を示す。サーボモータ54はチェーンガイドフレーム77に固定されている。サーボモータ54の運動は駆動スプロケット53により搬送チェーン25に伝達される。よこ糸フック21は搬送チェーン25に固定されている(図5参照)。各搬送チェーンごとにサーボモータ54が使用され、このとき好ましくはサーボモータが相互に同期されているので、搬送チェーンのための搬送駆動軸を省くことができ、このことは修理およびメンテナンスのために機械にアクセスしやすくしている。
【0042】
図9はコンピュータ制御サーボモータ40を含むよこ糸キャリッジ48の駆動装置を基本図で示している。コンピュータ制御サーボモータ48の運動は最初歯付ベルト駆動プーリに伝達され、歯付ベルト駆動プーリから歯付ベルト42を介してその運動がさらに他の歯付ベルト転向プーリ43に伝達され、歯付ベルト転向プーリ43は他の歯付ベルト駆動プーリ44に結合されている。この歯付ベルト駆動プーリはさらに他の歯付ベルト46を介して他の歯付ベルト転向プーリに結合され、歯付ベルト46はその運動をよこ糸キャリッジ48に伝達する。よこ糸キャリッジの運動を介してよこ糸が挿入よこ糸配列79に挿入される。これによりよこ糸はよこ糸キャリッジに案内されかつよこ糸キャリッジ48内のアイレットバー23内で整向される。よこ糸キャリッジ上に、ワイパフレームとして形成されているよこ糸押えレール20もまた配置されている。ワイパフレームにより、よこ糸は押さえ付けられてオフセットレーキ内に挿入される。よこ糸オフセットレーキの相対運動により、よこ糸は歯27に沿ってスライドし、これにより搬送チェーン25上に固定されているよこ糸フック21内で終端する。
【0043】
図10は本発明の第3の実施態様による装置を示す。実際のたて編機65,66は斜線(機械主サポートおよび機械ベース)により簡単に示されている。よこ糸挿入装置全体およびすべての駆動装置は分離フレーム60,61,62上に固定されている。実際のたて編機とよこ糸挿入装置とが分離されているので、それぞれの部分で発生した振動は他の部分には伝達されない。作業幅の左右の両側に配置された両方のチェーンガイドフレーム77はよこ糸ガイドフレームサポート71および72上に横側で調節可能に固定されている。機械ベースの周りを循環する搬送チェーン25が一点鎖線で示されている。しかしながら、搬送チェーンを機械ベースの少なくとも上方側で戻してもよいことは当然である。
【0044】
よこ糸ガイドフレームサポート71および72はフレームの一方のコラム61および他方のコラム62上のステーに固定されている。両方のコラムはクロスキャリヤにより相互に結合されている。クロスサポート60上によこ糸キャリッジビーム69が全幅にわたり固定されている。よこ糸キャリッジビーム69上に線形ガイドホルダが設けられている。よこ糸キャリッジ48はサーボモータ40により駆動される。少なくとも1つのチェーンガイドフレーム77上にサーボモータ54が剛に装着されている。各搬送チェーン25がサーボモータにより駆動されない場合、サーボモータが駆動軸を駆動し、駆動軸により搬送チェーンを同期駆動させることができる。ワープビーム63および64はフレーム60,61,62上に支持されることが有利である。さらに、その上によこ糸オフセットユニットが装着されている装着板30が図示されている。よこ糸10,11,12,13はオフセットレーキユニット内に挿入され、このときよこ糸レーキは別のサーボモータにより搬送チェーン25の運動に対しオフセットされ、これによりよこ糸フック(図示されていない)内に挿入することができる。ステー糸9もまた図示され、ステー糸9は整向ローラ(図示されていない)により(スライドニードル1のような)編み要素に案内される。さらにこの基本図に編みバー68が示されている。編布引出しローラ67により、このように製造された編布8が整向されかつ引き出される。さらに、前側および後側にコラムステー73および74が設けられ、これらのステー73および74によりコラムはそれぞれのサポート76および75に支持されている。
【0045】
図11は付属のよこ糸切断装置を備えたたて編機のニードルバーを側面図で示している。よこ糸挿入装置が停止されたとき、それぞれ最後に編み込まれたよこ糸10は、空圧シリンダ56により二重矢印の方向に移動されるよこ糸切断装置55により切断される。
よこ糸切断装置55は少なくともときどきよこ糸挿入方向とは反対方向に移動され、これにより既に編み込まれたよこ糸10を確実に切断することができる。その後よこ糸切断装置55は再びよこ糸の搬送方向に移動されて戻される。
【0046】
新規な編布の製造方法により、たて編み編布の製造において、自由に選択可能でかつ不定長さのよこ糸パターンリピートに関して最も高いフレキシビリティーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aは縦方向コンベヤが定速で駆動されかつよこ糸が規則的に挿入されるときの速度/時間線図、図1Bは縦方向コンベヤが間欠的におよび/または連続的におよびときどき速度を変えて駆動されかつよこ糸が不規則に挿入されるときの速度/時間線図であり、および図1Cは間欠的におよび連続的にときどき速度を変えおよびときどき一定速度で駆動されかつよこ糸が不規則に挿入されるときの速度/時間線図である。
【図2】 パターンに従って編み込まれたよこ糸およびステー糸を有するGeo−Grid編布のパターン図である。
【図3】 編み要素の手前の両側に配置された縦方向コンベヤを有するよこ糸配列および編み要素の後方の編布の頂面図である。
【図4】 よこ糸の挿入手順を示すニードルバーの基本配置図である。
【図5】 チェーンガイドフレームにねじ固定された縦方向コンベヤレールの基本配置図である。
【図6】 縦方向コンベヤの主搬送方向に見たよこ糸オフセットレーキ駆動装置の側面図である。
【図7】 縦方向コンベヤの主搬送方向に対し直角方向に見た図6に示すよこ糸オフセットレーキ駆動装置の側面図である。
【図8】 チェーンガイドフレームに固定されたサーボモータによる縦方向コンベヤ駆動装置の基本配置図である。
【図9】 サーボモータによるよこ糸キャリッジ駆動装置の基本配置図である。
【図10】 本発明の他の実施態様によるフレームと組み合わされたたて編機の基本据付配置図である。
【図11】 よこ糸切断装置を含むたて編機のニードルバーの側面図である。
【符号の説明】
1 スライドニードル
2 スライド
3 ノックオフシンカ
4 よこ糸送りシンカ
5 ステー糸シンカ
6 ガイドニードル(ガイド穴付)
7 追加ノックオフ取付部品
8 編布
9 ステー糸
10 よこ糸(ニードル後方)
11,12,13 よこ糸
14 たて糸
20 よこ糸押えレール
21 よこ糸フック
22 よこ糸オフセットレーキ
23 よこ糸キャリッジアイレットバー
24 レーキ歯保持板
25 搬送チェーン(縦方向コンベヤ)
26 搬送チェーンレール
27 オフセットレーキ歯
30 オフセットレーキユニット装着板
31 歯付ベルト転向プーリ
32 歯付ベルト
33 歯付ベルト駆動プーリ
34 オフセットレーキサーボモータ駆動装置
35 オフセットレーキサポート
36 線形ガイド
40 よこ糸キャリッジサーボモータ駆動装置
41 歯付ベルト駆動プーリ
42 歯付ベルト
43 歯付ベルト転向プーリ
44 歯付ベルト駆動プーリ
45 歯付ベルト転向レール
46 歯付ベルト
47 線形ガイド
48 よこ糸キャリッジ
53 駆動スプロケット
54 搬送チェーンサーボモータ駆動装置
55 よこ糸切断装置
56 空圧シリンダ
60 分離ビームフレームクロスサポート
61 後側コラム
62 前側コラム
63,64 ワープビーム
65 たて編機(機械主サポート)
66 たて編機(機械ベース)
67 編布引出しローラ
68 編みバー
69 よこ糸キャリッジビーム(分離ビームフレーム上)
70 線形縦方向ガイドホルダ
71 前側よこ糸ガイドフレームサポート
72 後側よこ糸ガイドフレームサポート
73 後側コラムステー
74 前側コラムステー
75 前側サポート
76 後側サポート
77 チェーンガイドフレーム
78 整向よこ糸配列
79 挿入よこ糸配列
81−93 よこ糸

Claims (22)

  1. 不定長さの自由に選択可能なパターンリピートを有する編布をたて編機上で製造する方法であって、
    よこ糸挿入装置によりよこ糸を挿入するステップと、
    縦方向コンベヤによりよこ糸を編みニードルの領域内に案内するステップと、
    縦方向コンベヤをたて編機の機械駆動装置とは独立に駆動するステップと、および
    少なくともときどき間欠的にまたは連続的におよび少なくともときどき速度を変えて運転し、これによりパターンに従って任意の点で同調しかつ相前後して任意の希望数だけよこ糸が編みニードルの領域内に案内されるように縦方向コンベヤの運動を制御するステップと、を含むことを特徴とする自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  2. 編布の少なくとも両側に前記縦方向コンベヤを配置しかつ前記縦方向コンベヤを相互に独立に駆動することを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  3. よこ糸をほぼ平行に挿入することを特徴とする請求項1または2に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  4. よこ糸をほぼ対角方向に挿入することを特徴とする請求項1または2に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  5. 前記よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキを機械駆動装置とは独立に駆動することを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  6. よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキの少なくとも挿入過程の間に、間欠的なまたは連続的なおよび少なくともときどき変えた速度を有する、相互に同調された運動過程を有する運動が行われることを特徴とする請求項5に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  7. 前記縦方向コンベヤ上に置かれたよこ糸が前進運動を行ない、この結果編みニードルの後方で停止するように前記縦方向コンベヤを駆動することを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  8. よこ糸が編み込まれたがまだ切断されていないときに縦方向コンベヤが搬送方向とは反対方向に僅かに移動されることを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  9. よこ糸挿入装置が停止されたとき、編み目に供給される次のよこ糸が、各編み目形成サイクルの間にその運動を行う送りシンカの付近に配置されないように縦方向コンベヤが駆動されることを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  10. 編布(8)を製造するためのたて編機であって、機械駆動装置、たて編機(65,66)のよこ糸挿入装置および分離フレーム(60,61,62)を含み、およびよこ糸キャリッジ(48)と、編布の作業幅の少なくとも両側に配置された、駆動装置(54)を有する縦方向コンベヤ(25)とを有するよこ糸挿入装置をさらに含み、前記縦方向コンベヤ(25)が、その上に配置されかつ前記よこ糸挿入装置により前記縦方向コンベヤ(25)上に挿入されたよこ糸(10,11,12,13)を保持するためのよこ糸フック(21)を有し、よこ糸(10,11,12,13)をよこ糸挿入装置により編みニードル(1,2,3,4)の付近に挿入可能であるたて編機において、
    縦方向コンベヤ(25)のための前記駆動装置(54)が前記機械駆動装置とは独立に駆動されることと、および前記縦方向コンベヤ(25)がコンピュータ制御され、これにより前記縦方向コンベヤ(25)がよこ糸(81,82,83,84)に少なくともときどき間欠的なまたは連続的なおよび少なくともときどきその速度を変えた運動を与えることと、を特徴とするたて編機。
  11. 縦方向コンベヤ(25)がサーボモータにより駆動される共通駆動軸と結合されていることを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  12. 各縦方向コンベヤが別々のサーボモータ(54)により駆動されることを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  13. よこ糸キャリッジ(48)のための駆動装置が機械駆動装置とは独立に駆動されるサーボモータを含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  14. よこ糸オフセットレーキ(22)が設けられ、よこ糸オフセットレーキ(22)が、機械駆動装置とは独立に制御されかつ駆動されるサーボモータ駆動装置(34)を有することを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  15. 前記よこ糸オフセットレーキ(22)および前記よこ糸キャリッジ(48)を、それらがそれらの運動通路の少なくとも一部を移動中に、間欠的なまたは連続的なおよび少なくともときどきそれらの速度を変えた運動を行うように駆動するための手段を含むことを特徴とする請求項14に記載のたて編機。
  16. 間欠的なまたは連続的なおよび少なくともときどき変えた速度を有するよこ糸オフセットレーキ(22)の運動およびよこ糸キャリッジ(48)の運動を、とくに挿入およびオフセット過程の間に縦方向コンベヤ(25)の運動と同調させるための手段を含むことを特徴とする請求項15に記載のたて編機。
  17. 任意のよこ糸の後方でよこ糸挿入を任意の時間だけ中断可能なように、よこ糸キャリッジ(48)の運動およびオフセットレーキ(22)の運動をそれらのサーボモータ(40,34)により同調させるための手段を含むことを特徴とする請求項14に記載のたて編機。
  18. 搬送されたよこ糸(10,11,12,13)が編みニードル(1,2,3,6)の付近に現れたときによこ糸(10,11,12,13)が前進運動を行いかつとくに編みニードルの後方に移動されるように前記縦方向コンベヤ(25)を駆動するための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  19. それぞれ最後のよこ糸(10)が編み目内に編み込まれたがまだ切断されていないとき、その後に縦方向コンベヤ(25)が搬送方向とは反対方向に僅かに移動されるように縦方向コンベヤ(25)を駆動するための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  20. よこ糸挿入が停止されたとき、編み目に案内される次のよこ糸(11)が、編み目形成サイクルの運動に係わるよこ糸送りシンカ(4)が配置されている領域外に残るように縦方向コンベヤ(25)を駆動するための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  21. よこ糸切断装置(55)を含み、よこ糸切断装置(55)が、前記よこ糸挿入装置が停止されたにもかかわらずそれぞれ最後に編み込まれたよこ糸が切断されるように前記よこ糸切断装置(55)を移動させるための手段を含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  22. たて編機(65,66)および分離フレーム(60,61,62)を含む編布の製造装置であって、サーボモータ(40)により駆動されるよこ糸キャリッジ(48)およびよこ糸キャリッジガイド(47)を有するよこ糸挿入装置をさらに含み、およびサーボモータ駆動装置(34)を有するオフセットレーキ(22)と、駆動装置(54)を備えた縦方向コンベヤ(25)と、および機械駆動装置を有しかつ前記たて編機(65,66)がその上に配置されている縦方向コンベヤフレーム(77)とをさらに含む編布の製造装置において、
    縦方向コンベヤ(25)のための駆動装置(54)が機械駆動装置とは独立でありかつコンピュータ制御され、これにより少なくとも個々のよこ糸(10,11)間で、少なくとも一部間欠的なまたは連続的なおよび少なくともときどき速度を変えた運動を前記縦方向コンベヤ(25)に与えることを特徴とする編布の製造装置。
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