JP2000008257A - 自由に選択可能なパタ―ンリピ―トを有する編布の製造方法およびたて編機 - Google Patents

自由に選択可能なパタ―ンリピ―トを有する編布の製造方法およびたて編機

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 よこ糸パターンリピートがきわめて高いフレ
キシビリティーでかつ任意の長さで自由に選択可能な編
布の製造方法およびたて編機を提供する。 【解決手段】 フレーム上に、たて編機とは独立に、サ
ーボモータ駆動装置を有しかつ付属のよこ糸キャリッジ
23およびよこ糸キャリッジガイドを含むよこ糸挿入装
置、それぞれのサーボモータ駆動装置を有するよこ糸オ
フセットレーキ22およびそれぞれの駆動装置ならびに
縦方向コンベヤフレームを備えた縦方向コンベヤが設け
られている。縦方向コンベヤ駆動装置は機械の駆動装置
とは独立に設けられているが、コンピュータ制御されて
いるので、縦方向コンベヤは個々のよこ糸間に間欠的に
および/または連続的に速度を変えて運動を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自由に選択可能なよ
こ糸パターンリピートを有する編布の製造方法およびた
て編機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術により、よこ糸パターンリピー
トを調節可能な方法およびたて編機が既知であるが、そ
れは比較的狭い範囲内においてのみ可能である。原理的
に、たて糸パターンリピートを行うために3つの方法が
既知である。1つの方法においては、たて糸パターンリ
ピートの調節がオフセットレーキを備えたよこ糸キャリ
ッジのフレキシブルな配置の経過として行われ、他の方
法においては、この調節がたて編機の搬送チェーンの連
続運動の結果として行われ、これにより編布リピートと
よこ糸リピートとの間の関係を拡大することができる。
最後に、編み目形成過程の間に編み要素の運動シーケン
スを変更することにより編み込みよこ糸の数を調節する
ことが既知である。
【0003】ドイツ特許公開第19604422号は作
業要素とくにたて編機のよこ糸キャリッジ上の多糸ガイ
ドのための駆動装置を記載している。よこ糸キャリッジ
ならびにその上に設けられた多糸ガイドは各々確動制御
駆動モータにより駆動される。これは移動すべき質量を
低減しかつそれらの運動を最もフレキシブルな方法で形
成するという目標を達成する働きをする。これらの確動
制御駆動モータにより、多糸ガイドの振り運動がよこ糸
キャリッジの運動と同調され、これによりよこ糸シート
の挿入タイプを変更することができる。よこ糸をたて編
機のニードルバーに挿入する搬送チェーンは連続的に駆
動される。この既知の装置の欠点は、作業要素として多
糸ガイドを使用することによりよこ糸がグループとして
のみ挿入され、したがってたて編機の編み領域内にはグ
ループとしてのみ案内することができる。多糸ガイドに
よりグループとして組み込まれかつ多糸ガイドにより挿
入されるよこ糸の数を変更しなければならないとき、お
よびグループとして組み込まれるよこ糸の数を変更する
ことが必要なとき、機械を改造することが必要であり、
このことはよこ糸パターンリピートに関してこのような
機械のフレキシビリティーを著しく低減させている。
【0004】ドイツ特許第3932184号もまたその
上に装着されたオフセットレーキを有するよこ糸キャリ
ッジを記載している。よこ糸キャリッジの駆動装置がコ
ンピュータと結合され、コンピュータによりよこ糸キャ
リッジならびにオフセットレーキのための自由に選択可
能な運動原理が機械の主駆動軸の回転角度位置の関数と
して形成される。形成された運動原理は異なる糸材料を
マッチさせるように働く。縦方向コンベヤが連続的に運
転し、これによりよこ糸がフック内に挿入されたのちに
よこ糸をたて編機の編み領域に搬送する。
【0005】東ドイツ特許公開第256532号もまた
よこ糸キャリッジのための制御装置を記載している。ガ
イドブロック(多糸ガイド)は交換可能なよこ糸キャリ
ッジ上に可動に配置されている。この場合、それぞれの
糸シートはよこ糸キャリッジの制御により挿入される
が、このとき縦方向コンベヤにより機械の編み領域に連
続的に案内される。
【0006】さらに、ドイツ特許第3040393号か
らたて編機のための戻りよこ糸を備えたよこ糸マガジン
が既知である。糸ガイドがよこ糸キャリッジ上に設けら
れかつよこ糸キャリッジは縦方向コンベヤの連続不変運
動とは独立に可動である。よこ糸ガイドグループが、よ
こ糸がグループとしてホルダ内に置かれる作動位置か
ら、よこ糸のホルダ内への移動が行われない非作動位置
へ調節可能であるので、よこ糸グループを選択的に挿入
したり挿入しなかったりすることができ、これにより縦
方向コンベヤは妨害されることなく運動を継続する。一
方で、よこ糸を異なる対角方向角度で挿入し、他方でよ
こ糸を平行にまたは対角方向に交互に挿入してもよい。
しかしながら、よこ糸は常にグループをなして置かれか
つグループをなしてたて編機の編み領域に案内されるだ
けである。パターンリピートの拡大は可能であるが、よ
こ糸パターンの多様性は著しく低減される。
【0007】ドイツ特許第3128028号は縦方向コ
ンベヤを含むたて糸マガジンを有するたて編機を記載
し、縦方向コンベヤは、縦方向コンベヤにおける正常速
度より小さい低速度を発生する駆動装置を有している。
駆動装置はパターン装置を含み、パターン装置によりよ
こ糸フィーダがニードルリフトの間のみ作動する。ドイ
ツ特許第1585392号から縦方向コンベヤの搬送速
度を低減することが既知であり、これによりたとえば1
つおきまたは2つおきの編み目列によこ糸を供給するこ
とが可能であり、すなわちこれにより縦方向コンベヤの
すべてのホルダがその中によこ糸を有している場合で
も、よこ糸のない編み目列を形成することが可能であ
る。縦方向コンベヤは低速ではあるが常に存在する駆動
速度で駆動軸により駆動され、この場合、速度はその中
に種々の変速比を有する調節装置で形成される。このた
て編機の欠点は、縦方向コンベヤの駆動軸の回転運動が
たて編機の主軸から行われること、すなわち縦方向コン
ベヤが常時駆動されることにある。したがって、得られ
るよこ糸パターンリピートに関するフレキシビリティー
は著しく低減される。
【0008】さらに、ドイツ特許公開第2114700
号は貫通よこ糸すなわちフルよこ糸を有する編布を記載
し、その中によこ糸が支持されて、ある種のクロスノブ
効果を形成している。したがって、任意の間隔の2本ま
たは複数のよこ糸が編み目の代わりにループにより編み
込まれている。この場合、編み要素の運動を変えること
によりよこ糸の数を変えることができる。ここに記載の
編布の製造方法における欠点は、各編み目に対し複数の
よこ糸を編み込むために必要なループの形成において、
その上部部分内の編みニードルを停止することによって
のみこれが可能であることである。これはスライドが切
り離されるように制御されることを必要とし、この結
果、編み要素の運動および駆動が複雑に形成され、さら
に機械の回転数が比較的遅くなる。
【0009】上記のよこ糸パターンリピートを調節する
3つの方法はすべて、よこ糸パターンリピートがその構
造におけるフレキシビリティーに関して比較的狭い範囲
でのみ変更可能であることにおいて共通している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】よこ糸パターンリピー
トがきわめて高いフレキシビリティーでかつ任意の長さ
で自由に選択可能な編布の製造方法およびこの方法を行
うためのたて編機を提供することが本発明の課題であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項1の特
徴を有する自由に選択可能なパターンリピートを有する
編布の製造方法および請求項10の特徴を有するたて編
機により達成される。その他の実施態様が従属請求項に
記載されている。本発明による不定長さの自由に選択可
能なよこ糸パターンリピートを有する編布を製造する方
法において、よこ糸がよこ糸挿入装置および縦方向コン
ベヤにより編み要素の領域内に挿入される。本発明によ
り、縦方向コンベヤはその上で編布が製造されるたて編
機とは独立に、少なくとも一部間欠的におよび/または
少なくともときどき速度を変えて駆動される。縦方向コ
ンベヤを制御により間欠的におよび運転モードにおいて
速度を変えて駆動することができるので、パターンに従
って任意の点で同調しかつ相前後して任意の希望数だけ
よこ糸をたて編機のニードルバーすなわち編み領域に案
内することができ、この結果不定長さの自由に選択可能
なパターンリピートを形成することができる。この点に
おいて、間欠的とはその速度が0となる縦方向コンベヤ
の任意の運動と理解すべきである。この間欠運動は均等
に間欠的にまたは任意に間欠的に行ってもよく、すなわ
ち縦方向コンベヤは任意の数のよこ糸の供給の間に任意
の長さで停止することができる。戻り運動の速度は速度
/時間線図の時間軸を横切るので、間欠的運動は縦方向
コンベヤの少なくとも短い時間の戻り運動をも含むもの
とする。少なくともときどき速度を変えた連続運動と
は、縦方向コンベヤが少なくともときどき連続的に駆動
されることと理解すべきであるが、連続駆動の領域内で
の速度は少なくともときどき変化可能であると理解すべ
きである。縦方向コンベヤの速度の変化はとくに編み要
素の運動および希望のよこ糸パターンリピートと同調さ
れる。
【0012】本発明による方法の本質的な利点は、希望
のよこ糸パターンリピートに関してきわめて高いフレキ
シビリティーが得られることにある。したがって、よこ
糸を希望のパターンに従って任意の点で同調させて任意
の間隔でかつ任意の希望数で編みニードルの領域内に供
給することができる。本発明による方法の他の有利な実
施態様により、編布の幅の少なくとも両側に配置された
縦方向コンベヤが相互に独立に駆動され、この場合、そ
れぞれの駆動装置は相互に同期される。有利な他の実施
態様により、よこ糸は本質的に平行にまたは対角方向に
挿入される。縦方向コンベヤはたて編機の機械駆動装置
とは独立に駆動されるので、よこ糸が平行に挿入された
とき、縦方向コンベヤは縦方向コンベヤ上に設けられた
フック内に不定数のよこ糸を挿入し、これにより高いフ
レキシビリティーが得られる。挿入されたよこ糸はいわ
ゆるよこ糸予備として利用可能である。多糸ガイドによ
り縦方向コンベヤ上に配置されたフック内に1つのグル
ープとして挿入された所定数のよこ糸とは独立に、たと
えば任意の数のよこ糸を希望のよこ糸パターンに従って
任意の点で同調させかつ任意の間隔で編みニードルの領
域内に供給することができる。
【0013】よこ糸がほぼ対角方向に挿入されたとき、
よこ糸のグループは、多糸ガイドにより案内されたの
ち、最後の対角糸が編み込まれ、その後よこ糸の方向が
変更されまたは再び平行なよこ糸挿入に変更されるま
で、編みニードルの領域に案内されることが好ましい。
本発明による方法の他の実施態様により、よこ糸挿入装
置および同様にたて編機上に配置されているよこ糸オフ
セットレーキがたて編機の機械駆動装置とは独立に駆動
される。これにより、希望のよこ糸パターンを形成する
フレキシビリティーをさらに増大することができる。
【0014】本発明の方法により、よこ糸挿入装置およ
びよこ糸オフセットレーキによる少なくともオフセット
挿入過程の間に、相互に同調された運動成分を有する間
欠運動が行われることは好ましい。相互に同調された運
動成分は少なくともときどき速度を変えて間欠的および
/または連続的である。これにより、よこ糸挿入装置お
よびよこ糸オフセットレーキもまた少なくともときどき
縦方向コンベヤの速度を変えて相互に間欠運動および/
または連続運動を確実に行う。さらに、これにより、よ
こ糸挿入装置およびよこ糸オフセットレーキの自由に選
択可能な特性曲線がよこ糸パターンの構成の自由度を確
実に増大する。
【0015】次に配置されたよこ糸が編みニードルの付
近に入ったとき、縦方向コンベヤ上に配置されているフ
ックおよび挿入されたよこ糸が前進運動を行うように縦
方向コンベヤが駆動されることが好ましく、これにより
それぞれのよこ糸は編みニードルの後方に確実に到達す
る。縦方向コンベヤのこの前進運動は、編み目形成過程
に係わるそれぞれの糸の運動の同調がさらに最適化され
るように送りシンカの運動が行われるという利点を有し
ている。
【0016】既に編み込まれたよこ糸の切断を行うため
に、本発明による方法の他の実施態様によりおよび一例
として、縦方向コンベヤは縦方向コンベヤの正常の搬送
方向とは反対方向に僅かに移動し、これによりよこ糸切
断装置はそのとき編み込まれたがまだ切断されていない
よこ糸を確実な方法で切断することができる。同時に、
切断すべきよこ糸の方向によこ糸切断装置を移動するこ
とが可能であり、これにより最小停止位置の間によこ糸
を切断することができる。
【0017】縦方向コンベヤはたて編機の機械駆動装置
と独立に駆動されるので、よこ糸挿入装置が停止された
とき、供給される次のよこ糸が各編み目形成サイクルの
間に運動を行う送りシンカの付近に配置されないよう
に、これらの駆動装置にフレキシビリティーが与えられ
る。これにより、編み目形成サイクルの間に必要な編み
要素とくに送りシンカが、供給されたよこ糸または供給
されるよこ糸により妨害されないようによこ糸の供給を
行うことが可能であることは好ましい。これにより、編
み目形成過程に係わる個々の糸の動きが相互によく同調
されるという編み目形成過程の最適化が可能となる。
【0018】本発明の第2の実施態様により、編布を製
造するためのたて編機であって、機械駆動装置およびよ
こ糸挿入装置を含み、よこ糸挿入装置はよこ糸キャリッ
ジと、それぞれの駆動装置を有しかつ編布の作業幅の少
なくとも両側に配置された縦方向コンベヤとを含み、こ
の場合、縦方向コンベヤ上に、よこ糸挿入装置により縦
方向コンベヤ上に挿入されたよこ糸を保持するためのよ
こ糸フックが設けられ、これによりよこ糸を縦方向コン
ベヤの運動により編みニードルの付近に挿入可能である
たて編機が提供される。本発明により、縦方向コンベヤ
のための駆動装置は機械駆動装置とは独立でありかつコ
ンピュータ制御され、これにより縦方向コンベヤは少な
くとも個々のよこ糸間で縦方向コンベヤに少なくともと
きどき間欠的におよび/または連続的に少なくともとき
どき速度を変えて運動を与える。しかしながら、編み要
素の領域内のよこ糸が編み目形成過程に関して最適な運
動を行うように縦方向コンベヤをコンピュータにより制
御することもまた可能である。このような本発明による
たて編機を用いて、不定長さの自由に選択可能なよこ糸
パターンリピートを有する編布を製造することが可能で
ある。この結果、不定のフレキシビリティーおよびパタ
ーン多様性が得られる。
【0019】本発明によるたて編機の他の実施態様によ
り、縦方向コンベヤの駆動がサーボモータにより駆動さ
れる駆動軸により行われることは好ましい。サーボモー
タにより駆動される駆動軸により縦方向コンベヤを駆動
することは縦方向コンベヤが同期駆動されるという利点
を有するが、各縦方向コンベヤがそれぞれ別々のサーボ
モータを有することもまた可能であり、この場合、サー
ボモータは同期されることが好ましい。
【0020】さらに、よこ糸キャリッジのための駆動装
置が機械駆動装置とは独立に駆動されかつ制御されるサ
ーボモータを含むように設計されることは好ましい。他
の実施態様により、よこ糸オフセットレーキが設けら
れ、よこ糸オフセットレーキもまた、機械駆動装置とは
独立に駆動されかつ制御されるサーボモータにより駆動
される。縦方向コンベヤ、よこ糸キャリッジおよびオフ
セットレーキのための駆動装置としてサーボモータを使
用することにより、よこ糸パターンに関するフレキシビ
リティーがさらに増大される。
【0021】よこ糸オフセットレーキおよびよこ糸キャ
リッジは、それらがそれらの運動通路の少なくとも一部
を移動中に、間欠的なおよび/または連続的なおよび少
なくともときどき速度を変えた運動を行うように駆動さ
れることは好ましい。これは、よこ糸オフセットレーキ
およびよこ糸キャリッジの運動が縦方向コンベヤの運動
と最適に同調されるという利点を有している。よこ糸オ
フセットレーキ、よこ糸キャリッジならびに縦方向コン
ベヤが間欠的なおよび/または連続的な少なくともとき
どき速度を変えた運動を行うので、よこ糸およびよこ糸
オフセットレーキの運動を縦方向コンベヤの運動と同調
させることが可能であり、これにより間欠運動または速
度が変化する運動の間においても、よこ糸を縦方向コン
ベヤ上に設けられたフック内に確実に挿入することがで
きる。
【0022】任意のよこ糸の後方でよこ糸挿入を任意の
時間だけ中断可能なように、それぞれ別々のサーボモー
タから得られるよこ糸キャリッジおよびオフセットレー
キの運動が相互に同調されることは好ましい。これによ
り、縦方向コンベヤが少なくともある間隔でいかなる運
動も行わないように編み要素の領域へのよこ糸挿入を中
断することが可能であり、これによりよこ糸キャリッジ
およびよこ糸オフセットレーキの運動を任意の点で同調
させかつ任意のよこ糸の後方で中断することができる。
【0023】編みニードルの領域に搬送されたよこ糸を
確実に編み込むために、および共に編み込まれるそれぞ
れの糸の運動の最適同調を得るために、他の実施態様に
より、編みニードルの領域に搬送された後によこ糸が前
進運動を行いかつこれにより確実に編みニードルの後方
に搬送されるように縦方向コンベヤが駆動される。他の
好ましい実施態様においては、既に編み込まれたがまだ
切断されていないよこ糸を切断しなければならないと
き、縦方向コンベヤを供給方向とは反対方向に僅かに移
動させることもまた可能である。これにより、縦方向コ
ンベヤの運動をよこ糸切断装置による確実かつ最適なよ
こ糸の切断と同調させることができることは有利であ
る。
【0024】さらに、よこ糸挿入装置が停止されたと
き、次に供給されるよこ糸が、各編み目形成サイクルに
係わる送りシンカの運動領域外に残るように縦方向コン
ベヤが駆動されることは好ましい。これにより、送りシ
ンカの運動が妨害されることはない。縦方向コンベヤの
制御運動により、むしろよこ糸挿入は編み要素に最適に
同調される。一例として、これは、よこ糸を送りシンカ
の運動領域外に移動させるために、縦方向コンベヤが短
時間主搬送方向とは反対方向に移動することにより達成
することができる。
【0025】たて編機がよこ糸切断装置を含み、よこ糸
切断装置が、よこ糸挿入装置が停止されたときにおいて
もそれぞれ最後に編み込まれたよこ糸を切断可能なよう
に可動であることはさらに好ましい。これは、よこ糸挿
入装置の切断装置が主搬送方向運動とは反対方向の運動
を行い、これが縦方向コンベヤの搬送チェーンにより形
成されていることが好ましいことを意味する。この場
合、よこ糸を切り離すために、よこ糸切断装置はときど
き、そのとき編み込まれたよこ糸の方向に移動される。
【0026】本発明の他の実施態様により、たて編機お
よびそれから離れた分離フレームを含む編布の製造装置
が形成される。フレーム上に、サーボモータを有するよ
こ糸キャリッジおよびよこ糸キャリッジガイドを備えた
よこ糸挿入装置と、サーボモータ駆動装置を有するオフ
セットレーキと、およびフレームに付属の図示されてい
ないたて編機の駆動装置とは独立の駆動装置を有する縦
方向コンベヤと、ならびにたて編機のための駆動装置を
含む縦方向コンベヤフレームとが配置されている。本発
明の装置により、縦方向コンベヤのための駆動装置は機
械駆動装置とは独立でありかつコンピュータ制御され、
これにより少なくとも個々のよこ糸間で、少なくとも間
欠的なおよび/または連続的なおよびときどき速度を変
えた運動を行う。主編布搬送方向に、または主搬送方向
とは反対方向にも、あるいは0を含む速度で縦方向コン
ベヤの任意の運動が行われるので、不定長さの自由に選
択可能なよこ糸パターンリピートを有する編布の製造に
きわめて大きなフレキシビリティーが与えられる。
【0027】本発明の他の利点、特徴および実施態様を
図面に示す実施例により説明する。
【0028】
【発明の実施の形態】図1Aに一定速度を有する縦方向
コンベヤの速度/時間線図が示されている。縦方向コン
ベヤが一定速度で駆動されているとき、各縦方向コンベ
ヤ上に配置されている各よこ糸フック内によこ糸が挿入
され(図5参照)およびよこ糸は縦方向コンベヤの図示
の連続駆動により編み目列ごとに編みニードルの付近に
案内される。これが図1Aにおいて垂直線により示さ
れ、ここで各線はよこ糸挿入の終端に対応している。
【0029】図1Bに本発明により駆動される縦方向コ
ンベヤの速度/時間線図が示されている。第1の区間
(線図の左側部分)に、途中に0に等しい速度を有し次
に連続的に変化する速度を有する縦方向コンベヤの間欠
駆動が示されている。図示の線図内のこの左側区間は2
つの相前後する編み目列内にそれぞれのよこ糸を挿入す
ることに対応し、この場合縦方向コンベヤは0から出発
しかつ最大値の方向に連続的に移動し、およびこの最大
値をクロスしたのちに再び0に低下する運動を行う。こ
れは、縦方向コンベヤが各よこ糸挿入の間で加速し次に
減速しかつ最後に0に等しい速度で終わることを意味す
る。しかしながら、ある最大速度に到達したのちにある
区間縦方向コンベヤを一定値に保持することもまた可能
である。これが線図の右側区間に示されている。縦方向
コンベヤの駆動装置の間欠運転の間、縦方向コンベヤは
希望のよこ糸パターンリピートに従って停止され、すな
わち縦方向コンベヤは0に等しい速度で運転する。この
区間が図示の線図の中間区間に対応する。この区間にお
いては、編み要素の付近へのよこ糸挿入のために利用さ
れるよこ糸は挿入されないので、このときはよこ糸のな
い編み目が形成される。
【0030】図1Cは他の速度/時間線図に従って間欠
的におよび連続的に少なくともときどき速度を変えて駆
動される縦方向コンベヤの他の実施態様を示す。この線
図は縦方向コンベヤに対して任意の速度シーケンスを形
成可能であることを示す。図示の線図の領域aにおい
て、縦方向コンベヤは、それぞれのよこ糸が各編み目列
内に編み込まれるように同調された一定速度で駆動され
る。(最終の)希望のよこ糸を編み込んだあとに、縦方
向コンベヤは区間bにおいて停止され、したがってこの
ときは他のよこ糸は挿入されない。区間cにおいて、縦
方向コンベヤを速度0から正常速度に加速することによ
り他のよこ糸が挿入され、そのあとに縦方向コンベヤの
減速区間が続く。区間dにおいて、よこ糸が挿入された
のちに縦方向コンベヤが0に減速された短い区間が続
く。縦方向コンベヤが速度0を有する区間dのあとに短
い区間eが続き、ここで区間eは図示の区間cに類似す
る。しかしながら、よこ糸挿入を終了したのち、縦方向
コンベヤの速度は0に戻らず、区間aに示した速度のほ
ぼ半分に戻る。区間fにおいて、よこ糸フック21を有
する縦方向コンベヤに対し半分の速度が与えられ、相前
後して隣接する2本のよこ糸はよこ糸フック内に挿入さ
れ、したがって個々のよこ糸のみが挿入され、これによ
り区間eは最終的にほぼ区間aに対応する。図示の線図
の右側の区間gにおいて、縦方向コンベヤの速度は区間
aの値の約2倍に増大され、したがって正常なよこ糸挿
入ごとに、編み目形成の1サイクルにつき2本のよこ糸
が挿入される。これは本発明による縦方向コンベヤに対
するフレキシブルな駆動装置を用いて、任意の間隔でよ
こ糸挿入のない領域が形成されるばかりでなく、編み目
形成過程内に同時に任意の数のよこ糸を挿入することが
可能であることを強調している(編み要素の許容寸法に
注意することは当然である)。図1Bならびに図1Cの
区間cに示す波形形状は対称に形成される必要はなく、
0から最大値へ大きな加速を含み、かつそのあとに緩や
かな減速で0に戻ってもよいことは当然である。
【0031】図2は一例として、その中に編み込まれる
よこ糸81−93および製造方向にその中に配置された
ステー糸9を有するGeo−Grid編布を示す。図2
は、よこ糸が編み込まれる順序に任意の間隔でかつ任意
の数で配置できることを示している。相互に直接隣接し
て編み込まれるよこ糸81−84(4本)および85,
86(2本)および87−89(3本)ならびに90−
93(4本)の間の間隔A,BおよびCは相互に異なり
かつ数も任意に選択することができる。相前後して編み
込まれるよこ糸の数もまた変えることができる。4本の
よこ糸81−84を編み込んだのちに2本のよこ糸85
および86だけが編み込まれ、それに続いて相前後する
3本のよこ糸87−89が編み込まれ、それに続いて再
び相前後する4本のよこ糸90−93が編み込まれる。
これは、編み込まれるよこ糸の数および間隔を自由変え
て選択できることを意味する。しかしながら、図1Cの
区間fに示すように、編み目ごとに1本または0本のよ
こ糸が編み込み可能であるばかりでなく、編み目ごとに
3本または4本あるいはそれ以上の本数を編み目むこと
もまた可能である。これらはすべて、縦方向コンベヤが
間欠的におよび/または連続的におよび少なくともとき
どき速度を変えて駆動されることにより製造可能であ
る。図2から、よこ糸パターンリピートが自由に選択可
能であるばかりでなく不定長さで形成可能であることが
さらにわかる。
【0032】図3は整向よこ糸配列78ならびに挿入よ
こ糸配列79の頂面図である。搬送チェーン25として
形成された縦方向コンベヤがよこ糸配列78および79
の左右に示されている。搬送チェーン25の両側でかつ
よこ糸配列78および79の外側によこ糸オフセットレ
ーキが配置され、よこ糸オフセットレーキはそれぞれの
サーボモータにより別々に駆動される。よこ糸はよこ糸
キャリッジ(図示されていない)上に配置されているア
イレットバー23によりよこ糸配列79内に挿入され、
このときよこ糸キャリッジは図に示す矢印方向に左から
右に移動され、これによりよこ糸配列79を緊張しかつ
このときよこ糸オフセットレーキを用いてよこ糸配列7
9を緊張する。よこ糸オフセットレーキ22の対応する
オフセットおよび挿入運動が行われるので、よこ糸配列
79内に挿入ないし整向されるよこ糸は搬送チェーン2
5上に設けられたそれぞれのよこ糸フック21(図示さ
れていない)内に挿入される。これにより、よこ糸はこ
の点において同調して整向よこ糸配列78を形成する。
整向よこ糸配列78はよこ糸予備すなわちよこ糸マガジ
ンを示し、このマガジンから希望数のよこ糸10,1
1,12,13が任意の数で、および少なくともときど
き速度を変えて駆動される搬送チェーンにより間欠運動
および連続運動に対応して任意の間隔で、編み要素(ス
ライドニードル1として示されている)の領域内に案内
される。編み要素の後方に引き出される編布はステー糸
9を示し、ステー糸9は編み目およびよこ糸により包囲
される。図2に示した基本配置および図3に示した編布
8に対応して、はじめに4本のよこ糸80,82,8
3,84が編み込まれ、次によこ糸のない区間が続く。
編み要素の直後ではよこ糸85,86が既に編み込まれ
ている。したがって、よこ糸10は編み込まれたよこ糸
86に対応する。よこ糸11,12,13は編み込まれ
たよこ糸10に続くよこ糸をそれぞれ示し、これらのよ
こ糸は搬送チェーン25の制御された速度で相前後して
順次に選択された間隔でまたは間隔なしに編み領域に案
内される。
【0033】搬送チェーン25間の領域内で、よこ糸キ
ャリッジ48(図示されていない、図9参照)の運動を
搬送チェーンの運動から切り離すことができる。しかし
ながら、よこ糸オフセットレーキ22の領域内ではこの
運動がよこ糸オフセットレーキ歯のリピートに同期して
形成され、これにより、搬送チェーン25の運動は間欠
的におよび/または連続的にあるいは速度を変えて行わ
れたときでも、よこ糸配列79のよこ糸を確実にそれぞ
れのよこ糸レーキ22内に挿入することができる。同時
に、よこ糸オフセットレーキ22の運動を搬送チェーン
25の運動と同期結合させることができ、これによりよ
こ糸アレー79のよこ糸レーキ内に挿入されたよこ糸を
確実によこ糸フック21(図示されていない)内に挿入
することができる。
【0034】図4は一実施態様によるたて編機のニード
ルバーの側面図を示す。たて編機のニードルバーのこの
基本側面図においては、編み工程のために必要な編み要
素のみが示されている。これらの編み要素は、スライド
ニードル1、スライド2、ノックオフシンカ3およびガ
イドニードル6であり、これらはすべて図示されていな
いそれぞれの取付部品内に保持され、これらの取付部品
は図4において黒く塗り潰された領域により示されてい
る。それぞれの取付部品は既知のようにバー上に固定さ
れかつそれぞれの編み要素の運動を行わせる。編み糸す
なわちたて糸14はスライドニードル1に案内されかつ
スライドニードル1の周りに挿入され、これによりスラ
イドニードル1に編み目(図示されていない)が形成さ
れる。さらに、編布の引出し方向に伸長するステー糸9
(図4には1本のステー糸のみが示されている)および
よこ糸10,11,12,13が編布へ案内される。
【0035】よこ糸が適切な位置に移動され、これによ
りよこ糸10で示したよこ糸がよこ糸送りシンカ4によ
り編み込まれる。ステー糸9はステー糸シンカ5により
その高さ位置に案内される。ノックオフシンカ3に、個
々のノックオフシンカ3の上方で横方向に伸長する追加
ノックオフ取付部品7が設けられている。追加ノックオ
フ取付部品7はノックオフシンカの編み込みノックオフ
エッジ上に取り付けられかつ確実に固定するためにノッ
クオフシンカのノーズの下側でのど部(各々図示されて
いない)内に突起を突出させている。追加ノックオフ取
付部品は個々のノックオフシンカ内に入り込むワイヤに
より固定されている。追加ノックオフ取付部品はノック
オフシンカ3上に取り付けられるので、ノックオフシン
カを有する既知のたて編機(たとえばドイツ特許第17
60140号参照)のみがこのように改造され、したが
って追加ノックオフ取付部品が有するこの効果により定
常編布引出しエッジが形成される。
【0036】追加ノックオフ取付部品7をノックオフシ
ンカ3上に取り付けかつノックオフシンカに固定してい
るので、たとえばトリコットおよびgeo編布のような
技巧編みの製造のための既存のたて編機を容易に改造す
ることができる。これは本出願人のドイツ特許第422
8048号に詳細に記載されている。図5は搬送チェー
ンレール26上で案内される搬送チェーン25の基本配
置を示す。搬送チェーンレール26はチェーンガイドフ
レーム上にねじにより固定されている。よこ糸フックは
搬送チェーンに固定されている。よこ糸をよこ糸オフセ
ットレーキ22の歯27内に挿入する挿入過程の間に、
よこ糸押えレール20は、より高い平面内で案内された
よこ糸10,11,12,13を、よこ糸フック21と
よこ糸フック21の後方に位置決めされたよこ糸オフセ
ットレーキ歯27との間に押さえ付ける。よこ糸10,
11,12,13がよこ糸オフセットレーキ22の歯の
後方に挿入されると直ちによこ糸レーキが編布8の引出
し方向とは反対方向に移動する。よこ糸はよこ糸キャリ
ッジ48(図示されていない)内のアイレットバー23
によりグループとして案内される。よこ糸オフセットレ
ーキ22の個々の歯27は保持板24に固定されてい
る。
【0037】よこ糸オフセットレーキ22および縦方向
コンベヤ25の運動は、相互に同調され、したがって、
よこ糸オフセットレーキ22の歯27およびよこ糸フッ
ク21は、よこ糸キャリッジ48が縦方向コンベヤ25
を横断するとき個々のよこ糸10,11,12,13が
個々のよこ糸フック21とオフセットレーキ歯27との
間に案内されるまで縦方向コンベヤ25の対応フック列
と芯出しされ、および縦方向コンベヤが相対運動を行な
いかつよこ糸キャリッジが縦方向コンベヤをよこ糸配列
79の反対側端縁まで横断したのちによこ糸フック21
のその次のラインと芯出しされる(図3参照)。
【0038】図5に示す略図においては、よこ糸10,
11,12,13がよこ糸フック21内に確実に挿入さ
れたのちによこ糸をクランプするために必要なクランプ
プッシャは省略されている。これらのクランププッシャ
の機能および構造は本出願人のドイツ特許第37293
44号に詳細に記載されている。したがって、ここでは
詳細説明は省略する。
【0039】図6はよこ糸オフセットレーキ22の駆動
装置を側面図で示している。それぞれのチェーンガイド
フレーム77上にオフセットレーキユニット全体の装着
板30が固定されている。この装着板30上に全体オフ
セットレーキ駆動装置が配置され、全体オフセットレー
キ駆動装置は、コンピュータ制御サーボモータ34、歯
付ベルト駆動プーリ33、対応歯付ベルト転向プーリ3
1(図7参照)、歯付ベルト32、オフセットレーキサ
ポート35、線形ガイド36、オフセットレーキ22の
歯27のための保持板24を備えている。このようなよ
こ糸オフセットレーキサーボモータ駆動装置により、縦
方向コンベヤが間欠的におよび/または連続的におよび
少なくともときどき速度を変えて駆動されるという条件
においても、縦方向コンベヤ25の運動をよこ糸レーキ
22の運動と最適に同調させることが可能である。
【0040】図7は図6に示すよこ糸オフセットレーキ
駆動装置の側面図てある。二重矢印の方向に移動可能な
よこ糸オフセットレーキは線形ガイド36内で移動可能
であり、したがってよこ糸オフセットレーキは縦方向コ
ンベヤ25(図示されていない)の運動に対し相対運動
を行う。よこ糸オフセットレーキの運動はサーボモータ
34により制御され、サーボモータ34はその運動を歯
付ベルト32により線形ガイド36上に配置されている
そり(図示されていない)を介してオフセットレーキに
伝達する。サーボモータ34は装着板30上に装着さ
れ、装着板30上に歯付ベルト転向プーリもまた支持さ
れている。
【0041】図8はコンピュータ制御サーボモータ54
による搬送チェーン25の駆動装置を示す。サーボモー
タ54はチェーンガイドフレーム77に固定されてい
る。サーボモータ54の運動は駆動スプロケット53に
より搬送チェーン25に伝達される。よこ糸フック21
は搬送チェーン25に固定されている(図5参照)。各
搬送チェーンごとにサーボモータ54が使用され、この
とき好ましくはサーボモータが相互に同期されているの
で、搬送チェーンのための搬送駆動軸を省くことがで
き、このことは修理およびメンテナンスのために機械に
アクセスしやすくしている。
【0042】図9はコンピュータ制御サーボモータ40
を含むよこ糸キャリッジ48の駆動装置を基本図で示し
ている。コンピュータ制御サーボモータ48の運動は最
初歯付ベルト駆動プーリに伝達され、歯付ベルト駆動プ
ーリから歯付ベルト42を介してその運動がさらに他の
歯付ベルト転向プーリ43に伝達され、歯付ベルト転向
プーリ43は他の歯付ベルト駆動プーリ44に結合され
ている。この歯付ベルト駆動プーリはさらに他の歯付ベ
ルト46を介して他の歯付ベルト転向プーリに結合さ
れ、歯付ベルト46はその運動をよこ糸キャリッジ48
に伝達する。よこ糸キャリッジの運動を介してよこ糸が
挿入よこ糸配列79に挿入される。これによりよこ糸は
よこ糸キャリッジに案内されかつよこ糸キャリッジ48
内のアイレットバー23内で整向される。よこ糸キャリ
ッジ上に、ワイパフレームとして形成されているよこ糸
押えレール20もまた配置されている。ワイパフレーム
により、よこ糸は押さえ付けられてオフセットレーキ内
に挿入される。よこ糸オフセットレーキの相対運動によ
り、よこ糸は歯27に沿ってスライドし、これにより搬
送チェーン25上に固定されているよこ糸フック21内
で終端する。
【0043】図10は本発明の第3の実施態様による装
置を示す。実際のたて編機は斜線(機械主サポート65
および機械ベース66)により簡単に示されている。よ
こ糸挿入装置全体およびすべての駆動装置は分離フレー
ム60,61,62上に固定されている。実際のたて編
機とよこ糸挿入装置とが分離されているので、それぞれ
の部分で発生した振動は他の部分には伝達されない。作
業幅の左右の両側に配置された両方のチェーンガイドフ
レーム77はよこ糸ガイドフレームサポート71および
72上に横側で調節可能に固定されている。機械ベース
の周りを循環する搬送チェーン25が一点鎖線で示され
ている。しかしながら、搬送チェーンを機械ベース66
の少なくとも上方側で戻してもよいことは当然である。
【0044】よこ糸ガイドフレームサポート71および
72はフレームの一方のコラム61および他方のコラム
62上のステーに固定されている。両方のコラムはクロ
スキャリヤにより相互に結合されている。クロスサポー
ト60上によこ糸キャリッジビーム69が全幅にわたり
固定されている。よこ糸キャリッジビーム69上に線形
ガイドホルダが設けられている。よこ糸キャリッジ48
はサーボモータ40により駆動される。少なくとも1つ
のチェーンガイドフレーム77上にサーボモータ54が
剛に装着されている。各搬送チェーン25がサーボモー
タにより駆動されない場合、サーボモータが駆動軸を駆
動し、駆動軸により搬送チェーンを同期駆動させること
ができる。ワープビーム63および64はフレーム6
0,61,62上に支持されることが有利である。さら
に、その上によこ糸オフセットユニットが装着されてい
る装着板30が図示されている。よこ糸10,11,1
2,13はオフセットレーキユニット内に挿入され、こ
のときよこ糸レーキは別のサーボモータにより搬送チェ
ーン25の運動に対しオフセットされ、これによりよこ
糸フック(図示されていない)内に挿入することができ
る。ステー糸9もまた図示され、ステー糸9は整向ロー
ラ(図示されていない)により(スライドニードル1の
ような)編み要素に案内される。さらにこの基本図に編
みバー68が示されている。編布引出しローラ67によ
り、このように製造された編布8が整向されかつ引き出
される。さらに、前側および後側にコラムステー73お
よび74が設けられ、これらのステー73および74に
よりコラムはそれぞれのサポート76および75に支持
されている。
【0045】図11は付属のよこ糸切断装置を備えたた
て編機のニードルバーを側面図で示している。よこ糸挿
入装置が停止されたとき、それぞれ最後に編み込まれた
よこ糸10は、空圧シリンダ56により二重矢印の方向
に移動されるよこ糸切断装置55により切断される。よ
こ糸切断装置55は少なくともときどきよこ糸挿入方向
とは反対方向に移動され、これにより既に編み込まれた
よこ糸10を確実に切断することができる。その後よこ
糸切断装置55は再びよこ糸の搬送方向に移動されて戻
される。
【0046】新規な編布の製造方法により、たて編み編
布の製造において、自由に選択可能でかつ不定長さのよ
こ糸パターンリピートに関して最も高いフレキシビリテ
ィーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは縦方向コンベヤが定速で駆動されかつ
よこ糸が規則的に挿入されるときの速度/時間線図、図
1Bは縦方向コンベヤが間欠的におよび/または連続的
におよびときどき速度を変えて駆動されかつよこ糸が不
規則に挿入されるときの速度/時間線図であり、および
図1Cは間欠的におよび連続的にときどき速度を変えお
よびときどき一定速度で駆動されかつよこ糸が不規則に
挿入されるときの速度/時間線図である。
【図2】パターンに従って編み込まれたよこ糸およびス
テー糸を有するGeo−Grid編布のパターン図であ
る。
【図3】編み要素の手前の両側に配置された縦方向コン
ベヤを有するよこ糸配列および編み要素の後方の編布の
頂面図である。
【図4】よこ糸の挿入手順を示すニードルバーの基本配
置図である。
【図5】チェーンガイドフレームにねじ固定された縦方
向コンベヤレールの基本配置図である。
【図6】縦方向コンベヤの主搬送方向に見たよこ糸オフ
セットレーキ駆動装置の側面図である。
【図7】縦方向コンベヤの主搬送方向に対し直角方向に
見た図6に示すよこ糸オフセットレーキ駆動装置の側面
図である。
【図8】チェーンガイドフレームに固定されたサーボモ
ータによる縦方向コンベヤ駆動装置の基本配置図であ
る。
【図9】サーボモータによるよこ糸キャリッジ駆動装置
の基本配置図である。
【図10】本発明の他の実施態様によるフレームと組み
合わされたたて編機の基本据付配置図である。
【図11】よこ糸切断装置を含むたて編機のニードルバ
ーの側面図である。
【符号の説明】
1 スライドニードル 2 スライド 3 ノックオフシンカ 4 よこ糸送りシンカ 5 ステー糸シンカ 6 ガイドニードル(ガイド穴付) 7 追加ノックオフ取付部品 8 編布 9 ステー糸 10 よこ糸(ニードル後方) 11,12,13 よこ糸 14 たて糸 20 よこ糸押えレール 21 よこ糸フック 22 よこ糸オフセットレーキ 23 よこ糸キャリッジアイレットバー 24 レーキ歯保持板 25 搬送チェーン(縦方向コンベヤ) 26 搬送チェーンレール 27 オフセットレーキ歯 30 オフセットレーキユニット装着板 31 歯付ベルト転向プーリ 32 歯付ベルト 33 歯付ベルト駆動プーリ 34 オフセットレーキサーボモータ駆動装置 35 オフセットレーキサポート 36 線形ガイド 40 よこ糸キャリッジサーボモータ駆動装置 41 歯付ベルト駆動プーリ 42 歯付ベルト 43 歯付ベルト転向プーリ 44 歯付ベルト駆動プーリ 45 歯付ベルト転向レール 46 歯付ベルト 47 線形ガイド 48 よこ糸キャリッジ 53 駆動スプロケット 54 搬送チェーンサーボモータ駆動装置 55 よこ糸切断装置 56 空圧シリンダ 60 分離ビームフレームクロスサポート 61 後側コラム 62 前側コラム 63,64 ワープビーム 65 機械主サポート 66 機械ベース 67 編布引出しローラ 68 編みバー 69 よこ糸キャリッジビーム(分離ビームフレーム
上) 70 線形縦方向ガイドホルダ 71 前側よこ糸ガイドフレームサポート 72 後側よこ糸ガイドフレームサポート 73 後側コラムステー 74 前側コラムステー 75 前側サポート 76 後側サポート 77 チェーンガイドフレーム 78 整向よこ糸配列 79 挿入よこ糸配列 81−93 よこ糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローランド ヴンネル ドイツ デー 95131 シュヴァルツェン バッハ ベルンシュタイン アー ヴェー ロマンスフェルゼンシュトラッセ 15 (72)発明者 シュテファン マイエル ドイツ デー 95152 ゼルビッツ シル レルシュトラッセ 15

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不定長さの自由に選択可能なパターンリ
    ピートを有する編布をたて編機上で製造する方法であっ
    て、 よこ糸挿入装置によりよこ糸を挿入するステップと、 縦方向コンベヤによりよこ糸を編みニードルの領域内に
    案内するステップと、 縦方向コンベヤをたて編機の機械駆動装置とは独立に駆
    動するステップと、および少なくともときどき間欠的に
    および/または連続的におよび少なくともときどき速度
    を変えて運転し、これによりパターンに従って任意の点
    で同調しかつ相前後して任意の希望数だけよこ糸が編み
    ニードルの領域内に案内されるように縦方向コンベヤの
    運動を制御するステップと、を含むことを特徴とする自
    由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 編布の少なくとも両側に前記縦方向コン
    ベヤを配置しかつ前記縦方向コンベヤを相互に独立に駆
    動することを特徴とする請求項1に記載の自由に選択可
    能なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  3. 【請求項3】 よこ糸をほぼ平行に挿入することを特徴
    とする請求項1または2に記載の自由に選択可能なパタ
    ーンリピートを有する編布の製造方法。
  4. 【請求項4】 よこ糸をほぼ対角方向に挿入することを
    特徴とする請求項1または2に記載の自由に選択可能な
    パターンリピートを有する編布の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセ
    ットレーキを機械駆動装置とは独立に駆動することを特
    徴とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリ
    ピートを有する編布の製造方法。
  6. 【請求項6】 よこ糸挿入装置およびよこ糸オフセット
    レーキの少なくとも挿入過程の間に、間欠的なおよび/
    または連続的なおよび少なくともときどき変えた速度を
    有する、相互に同調された運動過程を有する運動が行わ
    れることを特徴とする請求項5に記載の自由に選択可能
    なパターンリピートを有する編布の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記縦方向コンベヤ上に置かれたよこ糸
    が前進運動を行ない、この結果編みニードルの後方で停
    止するように前記縦方向コンベヤを駆動することを特徴
    とする請求項1に記載の自由に選択可能なパターンリピ
    ートを有する編布の製造方法。
  8. 【請求項8】 よこ糸が編み込まれたがまだ切断されて
    いないときに縦方向コンベヤが搬送方向とは反対方向に
    僅かに移動されることを特徴とする請求項1に記載の自
    由に選択可能なパターンリピートを有する編布の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 よこ糸挿入装置が停止されたとき、編み
    目に供給される次のよこ糸が、各編み目形成サイクルの
    間にその運動を行う送りシンカの付近に配置されないよ
    うに縦方向コンベヤが駆動されることを特徴とする請求
    項1に記載の自由に選択可能なパターンリピートを有す
    る編布の製造方法。
  10. 【請求項10】 編布(8)を製造するためのたて編機
    であって、機械駆動装置、よこ糸挿入装置(65,6
    6)および分離フレーム(60,61,62)を含み、
    およびよこ糸キャリッジ(48)と、編布の作業幅の少
    なくとも両側に配置された、駆動装置(54)を有する
    縦方向コンベヤ(25)とを有するよこ糸挿入装置をさ
    らに含み、前記縦方向コンベヤ(25)が、その上に配
    置されかつ前記よこ糸挿入装置により前記縦方向コンベ
    ヤ(25)上に挿入されたよこ糸(10,11,12,
    13)を保持するためのよこ糸フック(21)を有し、
    よこ糸(10,11,12,13)をよこ糸挿入装置に
    より編みニードル(1,2,3,4)の付近に挿入可能
    であるたて編機において、 縦方向コンベヤ(25)のための前記駆動装置(54)
    が前記機械駆動装置とは独立に駆動されることと、およ
    び前記縦方向コンベヤ(25)がコンピュータ制御さ
    れ、これにより前記縦方向コンベヤ(25)がよこ糸
    (81,82,83,84)に少なくともときどき間欠
    的なおよび/または連続的なおよび少なくともときどき
    その速度を変えた運動を与えることと、を特徴とするた
    て編機。
  11. 【請求項11】 縦方向コンベヤ(25)がサーボモー
    タにより駆動される共通駆動軸と結合されていることを
    特徴とする請求項10に記載のたて編機。
  12. 【請求項12】 各縦方向コンベヤが別々のサーボモー
    タ(54)により駆動されることを特徴とする請求項1
    0に記載のたて編機。
  13. 【請求項13】 よこ糸キャリッジ(48)のための駆
    動装置が機械駆動装置とは独立に駆動されるサーボモー
    タを含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編
    機。
  14. 【請求項14】 よこ糸オフセットレーキ(22)が設
    けられ、よこ糸オフセットレーキ(22)が、機械駆動
    装置とは独立に制御されかつ駆動されるサーボモータ駆
    動装置(34)を有することを特徴とする請求項10に
    記載のたて編機。
  15. 【請求項15】 前記よこ糸オフセットレーキ(22)
    および前記よこ糸キャリッジ(48)を、それらがそれ
    らの運動通路の少なくとも一部を移動中に、間欠的なお
    よび/または連続的なおよび少なくともときどきそれら
    の速度を変えた運動を行うように駆動するための手段を
    含むことを特徴とする請求項14に記載のたて編機。
  16. 【請求項16】 間欠的なおよび/または連続的なおよ
    び少なくともときどき変えた速度を有するよこ糸オフセ
    ットレーキ(22)の運動およびよこ糸キャリッジ(4
    8)の運動を、とくに挿入およびオフセット過程の間に
    縦方向コンベヤ(25)の運動と同調させるための手段
    を含むことを特徴とする請求項15に記載のたて編機。
  17. 【請求項17】 任意のよこ糸の後方でよこ糸挿入を任
    意の時間だけ中断可能なように、よこ糸キャリッジ(4
    8)の運動およびオフセットレーキ(22)の運動をそ
    れらのサーボモータ(40,34)により同調させるた
    めの手段を含むことを特徴とする請求項14に記載のた
    て編機。
  18. 【請求項18】 搬送されたよこ糸(10,11,1
    2,13)が編みニードル(1,2,3,6)の付近に
    現れたときによこ糸(10,11,12,13)が前進
    運動を行いかつとくに編みニードルの後方に移動される
    ように前記縦方向コンベヤ(25)を駆動するための手
    段を含むことを特徴とする請求項10に記載のたて編
    機。
  19. 【請求項19】 それぞれ最後のよこ糸(10)が編み
    目内に編み込まれたがまだ切断されていないとき、その
    後に縦方向コンベヤ(25)が搬送方向とは反対方向に
    僅かに移動されるように縦方向コンベヤ(25)を駆動
    するための手段を含むことを特徴とする請求項10に記
    載のたて編機。
  20. 【請求項20】 よこ糸挿入が停止されたとき、編み目
    に案内される次のよこ糸(11)が、編み目形成サイク
    ルの運動に係わるよこ糸送りシンカ(4)が配置されて
    いる領域外に残るように縦方向コンベヤ(25)を駆動
    するための手段を含むことを特徴とする請求項10に記
    載のたて編機。
  21. 【請求項21】 よこ糸切断装置(55)を含み、よこ
    糸切断装置(55)が、前記よこ糸挿入装置が停止され
    たにもかかわらずそれぞれ最後に編み込まれたよこ糸が
    切断されるように前記よこ糸切断装置(55)を移動さ
    せるための手段を含むことを特徴とする請求項10に記
    載のたて編機。
  22. 【請求項22】 たて編機(65,66)および分離フ
    レーム(60,61,62)を含む編布の製造装置であ
    って、サーボモータ(40)により駆動されるよこ糸キ
    ャリッジ(48)およびよこ糸キャリッジガイド(4
    7)を有するよこ糸挿入装置をさらに含み、およびサー
    ボモータ駆動装置(34)を有するオフセットレーキ
    (22)と、駆動装置(54)を備えた縦方向コンベヤ
    (25)と、および機械駆動装置を有しかつ前記たて編
    機(65,66)がその上に配置されている縦方向コン
    ベヤフレーム(77)とをさらに含む編布の製造装置に
    おいて、 縦方向コンベヤ(25)のための駆動装置(54)が機
    械駆動装置とは独立でありかつコンピュータ制御され、
    これにより少なくとも個々のよこ糸(10,11)間
    で、少なくとも一部間欠的なおよび/または連続的なお
    よび少なくともときどき速度を変えた運動を前記縦方向
    コンベヤ(25)に与えることを特徴とする編布の製造
    装置。
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