JP3729004B2 - 分岐バーの製造方法及びその方法で製造した分岐バー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、分電盤内で母線から分岐ブレーカへ電力を導く分岐バーの製造方法及びその方法で製造した分岐バーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の分岐バーを用いて母線と分岐ブレーカの入力部とを接続した状態を示す斜視図である。
【0003】
平行に延びる3本(三相)の母線31,32,33に対して分岐ブレーカ34の入力部35が平行に配置されている。分岐ブレーカ34の入力部35は複数の端子35a〜35dを備え、各端子は、分岐バー36によって3本の母線31,32,33のいずれかに接続されている。分岐バー36の一端側(母線接続部)36aは母線に螺子止めされ、他端側(分岐ブレーカ接続部)36bは分岐ブレーカの入力部の端子に螺子止めされる。なお、図11では省略されているが、母線31,32,33を挟んで分岐ブレーカ34と対向するように、もう一つの分岐ブレーカが配置される。
【0004】
上記のような母線と分岐ブレーカの入力部との接続に使用される分岐バーは、両端部に扁平な母線接続部及び分岐ブレーカ接続部を備え、中央の胴部は隣接する異極導体との絶縁距離を確保するために、できるだけ細いことが好ましい。しかし、必要な電流密度を満足する断面積を確保する必要がある。
【0005】
また、隣接する異極導体からの絶縁距離を確保しながらも、狭い空間を有効に活用して高密度な配置を可能にすることが分岐バーに要求されている。そのため、分岐バーは平面的にも立体的にも曲がりくねった種々の形状のものを用意する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、そのような曲がりくねった形状に対応する外形抜き金型を用いて、厚手の銅板のような板状材料から外形抜きを行うことによって、図11に示すような棒状の分岐バーを製造していた。したがって、材料に多くのロスが生じる。また、外形抜き金型が大型で複雑なものとなる。この結果、分岐バーの製造コストが嵩むという問題があった。
【0007】
本発明は上記のような従来の問題を解決し、異極導体からの絶縁距離を確保しながら狭い空間を有効活用して高密度な配置が可能であり、しかも材料の無駄が少なく、比較的小型の抜き金型で製造可能な分岐バーの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明による分岐バーの第1の製造方法は、母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーの製造方法であって、電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に絞り加工による逃げ部を形成することを特徴とする。
【0009】
このような製造方法によれば、従来のように厚手の板状材料から棒状の分岐バーの外形を打ち抜くのではなく、比較的薄手の所定幅の帯状導電材を所定寸法に切断して母線接続部、分岐ブレーカ接続部及び胴部からなる分岐バーを形成するので、従来のような大型の外形抜き金型が不要であり、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成する小型の部分金型で足りる。したがって、金型費が低減される。また、材料ロスが少なくなる。
【0010】
更に、絞り加工によって胴部に逃げ部を形成するので、当初の帯状導電材の断面積(所定の電流密度)を略維持しながら、隣接する異極導体との絶縁距離を確保することができる。
【0011】
本発明による分岐バーの第2の製造方法は、母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、しかも前記逃げ部で折り曲げられ、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーの製造方法であって、電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に前記折り曲げ方向に薄くなるような絞り加工を施して逃げ部を形成し、該逃げ部で折り曲げることを特徴とする。
【0012】
このような製造方法によれば、第1の製造方法に加えて、絞り加工によって逃げ部が折り曲げ方向に薄くなるように形成されているので、胴部に無理な応力がかかって亀裂を生じたりすることなく、比較的弱い力で精度良く胴部(逃げ部)を折り曲げることができる。
【0013】
また、本発明による分岐バーの第1の構成は、母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーであって、電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に絞り加工による逃げ部を形成してなることを特徴とする。
【0014】
本発明による分岐バーの第2の構成は、母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、しかも前記逃げ部で折り曲げられ、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーであって、電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に前記折り曲げ方向に薄くなるような絞り加工を施して逃げ部を形成し、該逃げ部で折り曲げてなることを特徴とする。
【0015】
更に、帯状導電材として曲がりやすい伸銅材料を用いることが好ましい。例えば、母線に対して対称に配置されるブレーカの入力部にそれぞれ電力を導くために、2本の分岐バーが母線接続部を重ねた状態で母線に接続される場合がある。このような場合、母線接続部が上になる分岐バーは下になる分岐バーの母線接続部の厚み分だけ高さが変位するので、分岐バーをその分だけ変形させてブレーカの入力部に接続することになるが、伸銅材料を用いて製造された分岐バーは、このような変形による位置調整に容易に対応することができる。したがって、接続高さが少し異なる程度の分岐バーを共通化することができ、準備すべき分岐バーの種類を少なくすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0017】
図1から図5は、本発明の実施形態による分岐バーの製造工程を示している。各図において、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【0018】
まず、図1に示すように、帯状導電材10を所定の長さに切断して一次部品11を形成する。帯状導電材10は、曲がりやすい伸銅材料が適している。また、加工しやすい厚みを有し、必要な電流密度を満たす断面積を有するように、その幅が決められる。このような帯状導電材10は、通常、銅ブスバー又はロール材の形で入手できる。また、一次部品11の一端側には母線に螺子止めによって接続される切り欠き部、すなわち母線接続部11aが形成され、他端側には分岐ブレーカの入力部に接続される螺子孔を有する分岐ブレーカ接続部11bが形成される。これらの母線接続部11a及び分岐ブレーカ接続部11bは例えば打ち抜き加工によって、帯状導電材10を一次部品11に分断する際に同時に形成される。この場合の打ち抜き金型は、従来のような大型の外形抜き金型ではなく、小型の分断用金型で済む。
【0019】
次に図2に示すように、一次部品11の胴部11cに逃げ部を形成するために、第1段階の絞り加工を行い、断面形状をU字状にする。
【0020】
更に図3に示すように、胴部11cのU字状断面をつぶして、母線接続部11a及び分岐ブレーカ接続部11bの面(すなわち元の板状面)と直角方向に平たくなるように加工する。この結果、母線接続部11a及び分岐ブレーカ接続部11bの面と平行な方向への曲げ加工を胴部11cに施すことが容易になる(図5参照)。また、元の板状面に直角な方向における胴部(逃げ部)11cの厚みが従来の棒状の分岐バーに比べて薄いので、ブレーカ及び母線に取り付けられた状態で隣接する異極導体との絶縁距離の確保が容易になる。
【0021】
次の図4に示す工程では、線接続部11aと胴部11cとの境界部に縦方向に折り曲げ加工を施す。同様に、分岐ブレーカ接続部11bと胴部11cとの境界部にも縦方向に折り曲げ加工を施す。この結果、図4(b)から分かるように、母線接続部11aの面と分岐ブレーカ接続部11bの面とが平行を維持しながら、所定の距離(高さ)を隔てるようになる。
【0022】
最後に図5の工程では、胴部11cに横方向の折り曲げ加工を施す。図2及び図3に示した絞り加工によって、胴部11cは元の板状面と直角方向に平たくなっているので、元の板状面に沿う横方向に無理なく曲げることができる。この結果、図5(a)から分かるように、母線接続部11aの面と分岐ブレーカ接続部11bの面との平行及び距離(高さ)を維持しながら、母線接続部11aの軸線AX1と分岐ブレーカ接続部11bの軸線AX2とが所定の角度を有するようになる。
【0023】
上記のようにして、帯状導電材10から一次部品11を経て最終的な分岐バー12が製造される。なお、上記の図1から図5に示した製造工程及びそれによって製造される分岐バー12の形状は一例である。同様の工程によって、例えば図6から図9に示すように、種々の寸法及び形状の分岐バーを製造することができる。
【0024】
図6に示す分岐バー13の製造工程には図4に示した工程が無く、母線接続部13aの面と分岐ブレーカ接続部13bの面とは同一平面上(同じ高さ)に位置している。
【0025】
図7に示す分岐バー14の製造工程では、図4に対応する工程において、分岐ブレーカ接続部14bと胴部14cとの境界部には縦方向に折り曲げ加工を施さない。その代わりに、母線接続部14aと胴部14cとの境界部に縦方向に折り曲げ加工を2回施すことにより、この部分にステップを形成する。これによって母線接続部14aの面と分岐ブレーカ接続部14bの面とが平行を維持しながら、所定の距離(高さ)を隔てるようになる。
【0026】
図8に示す分岐バー15の製造工程では、図4に対応する工程において、母線接続部15aと胴部15cとの境界部、及び、分岐ブレーカ接続部15bと胴部15cとの境界部のそれぞれに縦方向に折り曲げ加工を2回施すことによりステップを形成している。これにより、母線接続部15aの面と分岐ブレーカ接続部15bの面とが平行を維持しながら、所定の距離(高さ)を隔てると共に、胴部(逃げ部)15cが母線接続部15a及び分岐ブレーカ接続部15bの両方より高い位置になるようにしている。更に、この分岐バー15では、破線で示すように、胴部15cに熱収縮チューブを被せる。熱収縮チューブによる絶縁効果によって、この分岐バー15は、より狭い空間に異極の分岐バーが隣接して配置されるような用途に使用することができる。
【0027】
図9に示す分岐バー16の製造工程では、図2及び図3に対応する工程において、胴部16aの全体ではなくその一部(分岐ブレーカ接続部16b側の略半分)に、絞り加工によってU字状断面から縦長につぶされた断面形状の逃げ部が形成されている。更に、図8の分岐バー15と同様に、母線接続部16aと胴部16cとの境界部、及び、分岐ブレーカ接続部16bと胴部16cとの境界部のそれぞれに縦方向に折り曲げ加工を2回施すことによりステップを形成している。また、胴部16cの断面変形部には破線で示すように熱収縮チューブが被される。この例のように、絞り加工による逃げ部は胴部の全体でなくその一部に形成してもよい。
【0028】
図6から図9に示した変形例の他にも、種々の形状及び寸法の分岐バーを本発明の製造方法によって製造することができる。
【0029】
図10は、上記のような種々の分岐バーを用いて母線と分岐ブレーカの入力部とを接続した状態の一例を示す断面図である。平行かつ立体的に設けられ、紙面に垂直な方向に延びる3本(三相)の母線21,22,23を挟むように一対の分岐ブレーカ24,25が配置されている。図10では、母線21と分岐ブレーカ25の入力部の一端子とを接続する分岐バー26、母線22と分岐ブレーカ24の入力部の一端子とを接続する分岐バー27、及び、母線23と分岐ブレーカ24の入力部の一端子とを接続する分岐バー28が示されている。
【0030】
従来技術の説明で用いた図10に示したように、母線21,22,23の長手方向(図11の紙面に垂直な方向)に沿って複数の分岐バーが配置され、それぞれの分岐ブレーカ接続部が分岐ブレーカ24又は25の入力部の対応する端子に接続されている。
【0031】
なお、本発明は上記の実施形態及び変形例に限らず、種々の形態で実施することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、比較的薄手の所定幅の帯状導電材を所定寸法に切断して母線接続部、分岐ブレーカ接続部及び胴部からなる分岐バーを形成するので、従来のような大型の外形抜き金型が不要であり、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成する小型の部分金型で足りる。したがって、金型費が低減される。また、材料ロスが少なくなる。更に、絞り加工によって胴部に逃げ部を形成するので、当初の帯状導電材の断面積(所定の電流密度)を略維持しながら、隣接する異極導体との絶縁距離を確保することができる。また、絞り加工によって縦長断面に変形された逃げ部で横方向に折り曲げることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による分岐バーの製造工程のうち、分断加工工程を示す図である。
【図2】本発明の実施形態による分岐バーの製造工程のうち、U字状断面形成工程を示す図である。
【図3】本発明の実施形態による分岐バーの製造工程のうち、断面つぶし工程を示す図である。
【図4】本発明の実施形態による分岐バーの製造工程のうち、縦方向曲げ工程を示す図である。
【図5】本発明の実施形態による分岐バーの製造工程のうち、横方向曲げ工程を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の第1変形例による分岐バーを示す図である。
【図7】本発明の実施形態の第2変形例による分岐バーを示す図である。
【図8】本発明の実施形態の第3変形例による分岐バーを示す図である。
【図9】本発明の実施形態の第4変形例による分岐バーを示す図である。
【図10】本発明の実施形態による分岐バーを用いて母線と分岐ブレーカの入力部とを接続した状態の一例を示す断面図である。
【図11】従来の分岐バーを用いて母線と分岐ブレーカの入力部とを接続した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 帯状導電材
11 一次部品
12,13,14,15,16 分岐バー
11a,13a,14a,15a,16a 母線接続部
11b,13b,14b,15b,16b 分岐ブレーカ接続部
11c,13c,14c,15c,16c 胴部
21,22,23 母線
24,25 分岐ブレーカ
26,27,28 分岐バー
Claims (5)
- 母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーの製造方法であって、
電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、
該一次部品の胴部に絞り加工による逃げ部を形成することを特徴とする分岐バーの製造方法。 - 母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、しかも前記逃げ部で折り曲げられ、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーの製造方法であって、
電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、
該一次部品の胴部に前記折り曲げ方向に薄くなるような絞り加工を施して逃げ部を形成し、
該逃げ部で折り曲げることを特徴とする分岐バーの製造方法。 - 母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーであって、
電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に絞り加工による逃げ部を形成してなることを特徴とする分岐バー。 - 母線に接続される扁平な母線接続部を一端側に備え、分岐ブレーカの入力部に接続される扁平な分岐ブレーカ接続部を他端側に備え、隣接する異極導体との絶縁距離を確保するための逃げ部を胴部に備え、しかも前記逃げ部で折り曲げられ、電力を母線から分岐ブレーカの入力部へ導く分岐バーであって、
電流密度から決まる所定断面積を有する所定幅の帯状導電材を、母線接続部と分岐ブレーカ接続部とを形成しながら所定寸法に切断して一次部品を形成し、該一次部品の胴部に前記折り曲げ方向に薄くなるような絞り加工を施して逃げ部を形成し、該逃げ部で折り曲げてなることを特徴とする分岐バー。 - 前記帯状導電材として伸銅材料を用いたことを特徴とする請求項3又は4記載の分岐バー。
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