JPH07123065B2 - フラツト・ケ−ブルの分岐接続の形成方法 - Google Patents
フラツト・ケ−ブルの分岐接続の形成方法Info
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- JPH07123065B2 JPH07123065B2 JP62078959A JP7895987A JPH07123065B2 JP H07123065 B2 JPH07123065 B2 JP H07123065B2 JP 62078959 A JP62078959 A JP 62078959A JP 7895987 A JP7895987 A JP 7895987A JP H07123065 B2 JPH07123065 B2 JP H07123065B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、フラツト・ケーブルの分岐接続の形成方法に
係わり、特に、例えば高速信号伝送用ケーブルの中間部
を分岐接続用コネクタの接触子に接続する際の電気接続
の形成方法に係わる。
係わり、特に、例えば高速信号伝送用ケーブルの中間部
を分岐接続用コネクタの接触子に接続する際の電気接続
の形成方法に係わる。
［従来の技術］ 高速信号伝送用ケーブルの中間部を分岐接続形成用コネ
クタに接続する場合、従来、第14図に示す如く、ケーブ
ルを二つの部分101,102に切断し、該両ケーブル部101,1
02の切断端部103,104において各ケーブル101,102のリー
ド線101a,101b,101c,……,102a,102b,102c,……を露出
させ、対応するリード線の組101a,102a、101b,102b、10
1c,102c……を、夫々の接触子105,106,107,……の端部
にハンダ付け等によつて電気的に接続していた。
クタに接続する場合、従来、第14図に示す如く、ケーブ
ルを二つの部分101,102に切断し、該両ケーブル部101,1
02の切断端部103,104において各ケーブル101,102のリー
ド線101a,101b,101c,……,102a,102b,102c,……を露出
させ、対応するリード線の組101a,102a、101b,102b、10
1c,102c……を、夫々の接触子105,106,107,……の端部
にハンダ付け等によつて電気的に接続していた。
上記の如き従来の分岐接続形成方法では、高速信号伝送
用フラツト・ケーブルの各組の二本の信号伝送用リード
線を対応する接触子の接続端部に電気接続する際、絶縁
被覆のない信号線と接地線が多数本複雑に交差するため
短絡や接続不良が生じやすかつた。
用フラツト・ケーブルの各組の二本の信号伝送用リード
線を対応する接触子の接続端部に電気接続する際、絶縁
被覆のない信号線と接地線が多数本複雑に交差するため
短絡や接続不良が生じやすかつた。
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは、容易且つ確実にフラツト・ケーブ
ルの良好な分岐接続を形成し得、分岐接続部での伝送系
のインピーダンスのバラツキを、高速信号乃至極めて高
い周波数成分を有する信号に対しても小さくし得る方法
を提供することにある。
目的とするところは、容易且つ確実にフラツト・ケーブ
ルの良好な分岐接続を形成し得、分岐接続部での伝送系
のインピーダンスのバラツキを、高速信号乃至極めて高
い周波数成分を有する信号に対しても小さくし得る方法
を提供することにある。
本発明によれば、前記した目的は、フラツト・ケーブル
の絶縁被覆を該フラツト・ケーブルの長手方向の三箇所
で該フラツト・ケーブルを横断する方向に除去して該三
箇所でフラツト・ケーブルの全リード線を露出させる段
階と、前記三箇所のうちの中間のリード線露出部でフラ
ツト・ケーブルを折り曲げる段階と、リード線露出部に
おいて、フラツト・ケーブルのリード線のうち接地用リ
ード線の夫々を近接表面側に突出させる段階と、リード
線露出部において、フラツト・ケーブルのリード線のう
ち信号用リード線を曲折状態のままその曲折端側に突出
させる段階と、重合部の両側表面の接地用リード線を該
両側表面において共通接地用リード線接続手段と電気的
に接続させる段階と、信号用リード線の曲折突出部及び
共通接地用リード線接続手段の夫々を分岐信号取出手段
の対応する接続端子に電気的に接続する段階とを有して
なるフラツト・ケーブルの分岐接続の形成方法によつて
達成される。
の絶縁被覆を該フラツト・ケーブルの長手方向の三箇所
で該フラツト・ケーブルを横断する方向に除去して該三
箇所でフラツト・ケーブルの全リード線を露出させる段
階と、前記三箇所のうちの中間のリード線露出部でフラ
ツト・ケーブルを折り曲げる段階と、リード線露出部に
おいて、フラツト・ケーブルのリード線のうち接地用リ
ード線の夫々を近接表面側に突出させる段階と、リード
線露出部において、フラツト・ケーブルのリード線のう
ち信号用リード線を曲折状態のままその曲折端側に突出
させる段階と、重合部の両側表面の接地用リード線を該
両側表面において共通接地用リード線接続手段と電気的
に接続させる段階と、信号用リード線の曲折突出部及び
共通接地用リード線接続手段の夫々を分岐信号取出手段
の対応する接続端子に電気的に接続する段階とを有して
なるフラツト・ケーブルの分岐接続の形成方法によつて
達成される。
［発明の作用及び効果］ 本発明の方法では、重なり合つたリード線露出部におい
て、フラツト・ケーブルのリード線のうち接地用リード
線の夫々を重合部の近接表面側に突出させると共に、重
合部の両側表面の接地用リード線を該両側表面において
共通接地用リード線接続手段と電気的に接続させるよう
にし、且つ曲折されたリード線露出部において、フラツ
ト・ケーブルのリード線のうち信号用リード線を切断す
ることなく曲折状態のままその曲折端側に突出させるよ
うにしている故に、接地用リード線と信号用リード線と
が確実に空間的に分離され得るのみならず、信号用リー
ド線のみが曲折端側に突出せしめられるため、信号用リ
ード線間に短絡乃至接続不良が生じる虞れが少なく、良
好な分岐接続が形成され得る。
て、フラツト・ケーブルのリード線のうち接地用リード
線の夫々を重合部の近接表面側に突出させると共に、重
合部の両側表面の接地用リード線を該両側表面において
共通接地用リード線接続手段と電気的に接続させるよう
にし、且つ曲折されたリード線露出部において、フラツ
ト・ケーブルのリード線のうち信号用リード線を切断す
ることなく曲折状態のままその曲折端側に突出させるよ
うにしている故に、接地用リード線と信号用リード線と
が確実に空間的に分離され得るのみならず、信号用リー
ド線のみが曲折端側に突出せしめられるため、信号用リ
ード線間に短絡乃至接続不良が生じる虞れが少なく、良
好な分岐接続が形成され得る。
［実施例］ 次に、本発明の好ましい一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第１図乃至第13図中、１はコンピユータ乃至その周辺処
理装置等の高速信号処理装置の間での信号電送のための
フラツト・ケーブルであり、フラツト・ケーブル１の絶
縁被覆２中には、多数本（例えば最大50-60本程度であ
るが、図面を用いた以下の説明では簡明さのために４本
の場合について説明する）の信号伝送用リード線3,4,5,
6と該信号伝送用リード線3,4,5,6の二倍の本数の接地用
リード線7,8,9,10,11,12,13,14とが埋設されている。フ
ラツト・ケーブル１において、各信号線の信号間の混信
を抑制し得るように、各信号伝送用リード線は一対の接
地用リード線で挟まれている。
理装置等の高速信号処理装置の間での信号電送のための
フラツト・ケーブルであり、フラツト・ケーブル１の絶
縁被覆２中には、多数本（例えば最大50-60本程度であ
るが、図面を用いた以下の説明では簡明さのために４本
の場合について説明する）の信号伝送用リード線3,4,5,
6と該信号伝送用リード線3,4,5,6の二倍の本数の接地用
リード線7,8,9,10,11,12,13,14とが埋設されている。フ
ラツト・ケーブル１において、各信号線の信号間の混信
を抑制し得るように、各信号伝送用リード線は一対の接
地用リード線で挟まれている。
先ず、フラツト・ケーブル１の中間部において、フラツ
ト・ケーブル１の長手方向Ａの三箇所15,16,17の絶縁被
覆２を等間隔に該フラツト・ケーブル１の横断方向Ｂに
除去する。尚、絶縁被覆２の除去を５個所、７個所等、
３個所以上で行なつてもよい。この絶縁被覆部の除去に
は、例えばCO2レーザ等のレーザが用いられるが、その
代わりに任意の機械的、化学的乃至熱的手段を用い得
る。尚、E1,E2,E3は、部位15,16,17におけるリード線の
露出長であり、通常は実質的にE1＝E3であるが、所望な
らば、E1≠E3でもよい。リード線の長手方向に関する絶
縁被覆部18,19の位置を調整し得る場合、E1＋E2＋E3が
所望の大きさになるならば、E1,E2,E3夫々の大きさは任
意でよい。
ト・ケーブル１の長手方向Ａの三箇所15,16,17の絶縁被
覆２を等間隔に該フラツト・ケーブル１の横断方向Ｂに
除去する。尚、絶縁被覆２の除去を５個所、７個所等、
３個所以上で行なつてもよい。この絶縁被覆部の除去に
は、例えばCO2レーザ等のレーザが用いられるが、その
代わりに任意の機械的、化学的乃至熱的手段を用い得
る。尚、E1,E2,E3は、部位15,16,17におけるリード線の
露出長であり、通常は実質的にE1＝E3であるが、所望な
らば、E1≠E3でもよい。リード線の長手方向に関する絶
縁被覆部18,19の位置を調整し得る場合、E1＋E2＋E3が
所望の大きさになるならば、E1,E2,E3夫々の大きさは任
意でよい。
この絶縁被覆除去によつて、部位15,16,17では、全ての
絶縁被覆が除去され、全てのリード線3,…,6,7,…,14が
露出せしめられる。
絶縁被覆が除去され、全てのリード線3,…,6,7,…,14が
露出せしめられる。
次に、絶縁被覆残留部18,19及び両側の絶縁被覆部20,2
1、並びに両側のリード線露出部15,17が夫々重なり合う
ように（露出部15,17は重なり合わなくてズレていても
よい）、中間のリード線露出部16でフラツト・ケーブル
１を折り曲げる。そして、接地用リード線7,…,14を露
出部16に対応する部位で切断する。この接地用リード線
7,…,14の切断は、前記曲折の前に行つても後で行つて
もよく、場合によつては前記絶縁被覆の除去と同時に行
つてもよい。
1、並びに両側のリード線露出部15,17が夫々重なり合う
ように（露出部15,17は重なり合わなくてズレていても
よい）、中間のリード線露出部16でフラツト・ケーブル
１を折り曲げる。そして、接地用リード線7,…,14を露
出部16に対応する部位で切断する。この接地用リード線
7,…,14の切断は、前記曲折の前に行つても後で行つて
もよく、場合によつては前記絶縁被覆の除去と同時に行
つてもよい。
次に、各信号用リード線3,4,5,6の曲折端部3a,4a,5a,6a
を切断することなく絶縁被覆部18,19からＦ方向に突出
させて信号用リード線の電気接続部3b,4b,5b,6bを形成
すると共に、第１図又は第４図及び第５図において上側
に位置する露出部位15の接地用リード線部7a,8a,…,14a
を上側に突出させるべく引つ張つて電気接続用突出部7
b,8b,…,14bを形成し、また第４図及び第５図において
下側に位置する露出部位17の接地用リード線部7c,8c…,
14cを下側に突出させるべく引つ張つて電気接続用突出
部7d,8d,…,14dを形成する（リード線部7c,…,13c及び7
d,…13dは14c及び14dと同様故図示せず）。ここで、信
号用リード線の曲折電気接続部3b,…,6bと接地用リード
線の突出接続部7b,…,14b,7d,…,14dとはケーブル１の
絶縁被覆残留部18,19によつて確実に絶縁分離される。
を切断することなく絶縁被覆部18,19からＦ方向に突出
させて信号用リード線の電気接続部3b,4b,5b,6bを形成
すると共に、第１図又は第４図及び第５図において上側
に位置する露出部位15の接地用リード線部7a,8a,…,14a
を上側に突出させるべく引つ張つて電気接続用突出部7
b,8b,…,14bを形成し、また第４図及び第５図において
下側に位置する露出部位17の接地用リード線部7c,8c…,
14cを下側に突出させるべく引つ張つて電気接続用突出
部7d,8d,…,14dを形成する（リード線部7c,…,13c及び7
d,…13dは14c及び14dと同様故図示せず）。ここで、信
号用リード線の曲折電気接続部3b,…,6bと接地用リード
線の突出接続部7b,…,14b,7d,…,14dとはケーブル１の
絶縁被覆残留部18,19によつて確実に絶縁分離される。
尚、信号用リード線の突出電気接続部3b,4b,5b,6bの形
成の際には、絶縁被覆部18,19を絶縁被覆部20,21に対し
て近接させるようにＧ方向に移動させて対応するリード
線3,4,5,6の曲折部3a,4a,5a,6aを切断することなく絶縁
被覆部18,19からＦ方向に引き抜く。これにより、絶縁
被覆残留部18,19と絶縁被覆部20,21との間の隙間49が元
の露出領域15,17の大きさE1乃至E3よりもはるかに小さ
くなり、この隙間49で信号用リード線3,…６の間に干渉
が生じる虞れが少ない。一方、接地用の突出リード線部
7b,…,14b,7d,…,14dの形成の際には、リード線部7a,
…,14aをその切断端部7e,…,14eが絶縁被覆部18の端面1
8aの所にくるまで絶縁被覆部18に対してＧ方向に引つ張
ると共に、リード線部7c,…,14cをその切断端部7f,…,1
4fが絶縁被覆部19の端面19aの所にくるまで絶縁被覆部1
9に対してＧ方向に引つ張る。尚、切断端部7e,…,14e,7
f,…,14fは好ましくは端面18a,19aよりも引つ込んでい
る。
成の際には、絶縁被覆部18,19を絶縁被覆部20,21に対し
て近接させるようにＧ方向に移動させて対応するリード
線3,4,5,6の曲折部3a,4a,5a,6aを切断することなく絶縁
被覆部18,19からＦ方向に引き抜く。これにより、絶縁
被覆残留部18,19と絶縁被覆部20,21との間の隙間49が元
の露出領域15,17の大きさE1乃至E3よりもはるかに小さ
くなり、この隙間49で信号用リード線3,…６の間に干渉
が生じる虞れが少ない。一方、接地用の突出リード線部
7b,…,14b,7d,…,14dの形成の際には、リード線部7a,
…,14aをその切断端部7e,…,14eが絶縁被覆部18の端面1
8aの所にくるまで絶縁被覆部18に対してＧ方向に引つ張
ると共に、リード線部7c,…,14cをその切断端部7f,…,1
4fが絶縁被覆部19の端面19aの所にくるまで絶縁被覆部1
9に対してＧ方向に引つ張る。尚、切断端部7e,…,14e,7
f,…,14fは好ましくは端面18a,19aよりも引つ込んでい
る。
次に、フラツト・ケーブル１の折り返され重合わされた
端部に共通接地用リード線接続手段としての共通接地用
導電カバー22を被せる。このカバー22は、例えば銅合金
等の金属の薄板を打ち抜き加工してなり、絶縁被覆部1
8,20上に位置する平板部23と絶縁被覆部19,21の外側表
面上に位置する平板部24と両平板部23,24間の曲折接続
部25,26,27とからなる。尚、カバー22として高周波信号
に対しても電気絶縁性の高いプラスチツク等のシート状
物の一方の表面（外側表面）に銅等の金属薄層を形成し
てなるものを用いてもよい。平板部23には、接地用突出
部7b;8b,9b;10b,11b;12b,13b;14bが挿入される開口部2
8,29,30,31,32が形成さており、平板部24には、接地用
突出部7d;8d,9d;10d,11d;12d,13d;14dが挿入される開口
部33,34,35,36,37が形成されている。尚、例えば接地用
突出部8b,9bを一つの開口部29に挿入する代わりに夫々
を別別に挿入する小開口部を平板部23に設けておいても
よい。各開口部28,…,39に挿入された対応の接地用突出
部7b,…,14b,7d,…14dは当該開口部28,…,39にハンダ付
けなどによつて固定的に電気接続される。また、平板部
23,24の両側縁部23a,24a及び23b,24bは、重合絶縁被覆
部18,19及び20,21を重合方向に密接させると共に絶縁被
覆部18,20及び19,21の重合面に沿う方向での相対的位置
ズレを防ぎ隙間49での信号線3,…,6等の間の相対的位置
ズレをふせぐように、溶接等の手段で相互に強固に固定
される。尚、この共通接地用カバー22の装着の前又は該
装着の際、隙間49に電気絶縁性樹脂等を充填して信号線
3.…,6等を固定するようにしてもよい。連結部25,26,27
のうちの少なくとも一つの連結部、例えば両側の連結部
25,27は、該連結部25,27の突出端25a,27aと丁度はまり
あう相補的形状の凹部41b,42bを有する分岐信号取出手
段としての分岐接続形成用コネクタ50の接触子41,42の
接続端部41a,42aにはめあわされ、ハンダ付け等の適当
な手段で容易且つ確実に電気接続され固定される。尚、
第９図において想像線で示す如く、中間の連結部をも他
の同様な接続端部に電気接続してもよい。
端部に共通接地用リード線接続手段としての共通接地用
導電カバー22を被せる。このカバー22は、例えば銅合金
等の金属の薄板を打ち抜き加工してなり、絶縁被覆部1
8,20上に位置する平板部23と絶縁被覆部19,21の外側表
面上に位置する平板部24と両平板部23,24間の曲折接続
部25,26,27とからなる。尚、カバー22として高周波信号
に対しても電気絶縁性の高いプラスチツク等のシート状
物の一方の表面（外側表面）に銅等の金属薄層を形成し
てなるものを用いてもよい。平板部23には、接地用突出
部7b;8b,9b;10b,11b;12b,13b;14bが挿入される開口部2
8,29,30,31,32が形成さており、平板部24には、接地用
突出部7d;8d,9d;10d,11d;12d,13d;14dが挿入される開口
部33,34,35,36,37が形成されている。尚、例えば接地用
突出部8b,9bを一つの開口部29に挿入する代わりに夫々
を別別に挿入する小開口部を平板部23に設けておいても
よい。各開口部28,…,39に挿入された対応の接地用突出
部7b,…,14b,7d,…14dは当該開口部28,…,39にハンダ付
けなどによつて固定的に電気接続される。また、平板部
23,24の両側縁部23a,24a及び23b,24bは、重合絶縁被覆
部18,19及び20,21を重合方向に密接させると共に絶縁被
覆部18,20及び19,21の重合面に沿う方向での相対的位置
ズレを防ぎ隙間49での信号線3,…,6等の間の相対的位置
ズレをふせぐように、溶接等の手段で相互に強固に固定
される。尚、この共通接地用カバー22の装着の前又は該
装着の際、隙間49に電気絶縁性樹脂等を充填して信号線
3.…,6等を固定するようにしてもよい。連結部25,26,27
のうちの少なくとも一つの連結部、例えば両側の連結部
25,27は、該連結部25,27の突出端25a,27aと丁度はまり
あう相補的形状の凹部41b,42bを有する分岐信号取出手
段としての分岐接続形成用コネクタ50の接触子41,42の
接続端部41a,42aにはめあわされ、ハンダ付け等の適当
な手段で容易且つ確実に電気接続され固定される。尚、
第９図において想像線で示す如く、中間の連結部をも他
の同様な接続端部に電気接続してもよい。
一方、信号用リード線の突出電気接続部3b,4b,5b,6b
は、相互間に所望の隙間が形成されるように夫々実質的
に平行に伸長して、夫々接触子41,42の接続端部41a,42a
の凹部41b,42bと同様な分岐接続形成用コネクタ50の接
触子43,44,45,46の接続端部43a,44a,45a,46aの凹部43b,
44b,45b,46bにはめあわされ、ハンダ付け等によつて容
易且つ確実に電気接続される。尚、信号用リード線の突
出電気接続部3b,….6bに電気接続される接続端部43a,
…,46aは、凹部の代わりに孔等の他の適当な係合構造を
有していてもよい。
は、相互間に所望の隙間が形成されるように夫々実質的
に平行に伸長して、夫々接触子41,42の接続端部41a,42a
の凹部41b,42bと同様な分岐接続形成用コネクタ50の接
触子43,44,45,46の接続端部43a,44a,45a,46aの凹部43b,
44b,45b,46bにはめあわされ、ハンダ付け等によつて容
易且つ確実に電気接続される。尚、信号用リード線の突
出電気接続部3b,….6bに電気接続される接続端部43a,
…,46aは、凹部の代わりに孔等の他の適当な係合構造を
有していてもよい。
以上の如く構成されたフラツト・ケーブル１の中間乃至
分岐接続部51は、適当な成形型等を用いて、コネクタ50
と一体になるように樹脂52,53中に埋設される。
分岐接続部51は、適当な成形型等を用いて、コネクタ50
と一体になるように樹脂52,53中に埋設される。
コネクタ50の接触子41,42,43,…,46は、接続端部41a,42
a,43a,…,46aと逆側にメス型接触部41c,42c,43c,…,46c
を有している。尚、54a,54b等はコネクタ50のメス型接
触子41,…,46とはめあわさせるオス型コネクタ55の接触
子である。
a,43a,…,46aと逆側にメス型接触部41c,42c,43c,…,46c
を有している。尚、54a,54b等はコネクタ50のメス型接
触子41,…,46とはめあわさせるオス型コネクタ55の接触
子である。
以上においては、分岐信号取出手段としてのコネクタ50
がメス型であるとして説明したが、分岐信号取出手段は
オス型コネクタ又は他の任意の信号取出機構でもよい。
がメス型であるとして説明したが、分岐信号取出手段は
オス型コネクタ又は他の任意の信号取出機構でもよい。
第１図は本発明による好ましい一実施例のフラツト・ケ
ーブルの分岐接続の形成方法によつて形成されたフラツ
ト・ケーブルの分岐接続構造の一部の拡大斜視説明図、
第２図から第５図は第１図の構造を形成するためのフラ
ツト・ケーブルの加工プロセスの説明図、第６図は第３
図の状態に加工されたフラツト・ケーブルの斜視説明
図、第７図は第５図の状態に加工されたフラツト・ケー
ブルの斜視説明図、第８図は第７図の加工状態のフラツ
ト・ケーブルに被せる共通接地板の斜視説明図、第９図
は第１図の構造の上面説明図、第10図は第１図の構造の
X-X線断面説明図、第11図は第１図の構造のメス型コネ
クタへの接続の平面説明図、第12図は第11図のXII-XII
線に沿つてみた側面説明図、第13図は第11図のXIII-XII
I線に沿つてみた底面説明図、第14図は従来のケーブル
の分岐接続方法で形成された分岐接続構造の断面説明図
である。 １……フラツト・ケーブル、3,4,5,6……信号線、3b,
…,6b……信号線の曲折突出部、7,8,…,14……接地線、
7b,…,14b……接地線突出部、15,16,17……リード線露
出部、22……共通接地板、41a,42a,43a,…46a……接続
端部。
ーブルの分岐接続の形成方法によつて形成されたフラツ
ト・ケーブルの分岐接続構造の一部の拡大斜視説明図、
第２図から第５図は第１図の構造を形成するためのフラ
ツト・ケーブルの加工プロセスの説明図、第６図は第３
図の状態に加工されたフラツト・ケーブルの斜視説明
図、第７図は第５図の状態に加工されたフラツト・ケー
ブルの斜視説明図、第８図は第７図の加工状態のフラツ
ト・ケーブルに被せる共通接地板の斜視説明図、第９図
は第１図の構造の上面説明図、第10図は第１図の構造の
X-X線断面説明図、第11図は第１図の構造のメス型コネ
クタへの接続の平面説明図、第12図は第11図のXII-XII
線に沿つてみた側面説明図、第13図は第11図のXIII-XII
I線に沿つてみた底面説明図、第14図は従来のケーブル
の分岐接続方法で形成された分岐接続構造の断面説明図
である。 １……フラツト・ケーブル、3,4,5,6……信号線、3b,
…,6b……信号線の曲折突出部、7,8,…,14……接地線、
7b,…,14b……接地線突出部、15,16,17……リード線露
出部、22……共通接地板、41a,42a,43a,…46a……接続
端部。
Claims (1)
- 【請求項１】フラツト・ケーブルの絶縁被覆を該フラツ
ト・ケーブルの長手方向の三箇所で該フラツト・ケーブ
ルを横断する方向に除去して該三箇所でフラツト・ケー
ブルの全リード線を露出させる段階と、 前記三箇所のうちの中間のリード線露出部でフラツト・
ケーブルを折り曲げる段階と、 リード線露出部において、フラツト・ケーブルのリード
線のうち接地用リード線の夫々を近接表面側に突出させ
る段階と、 リード線露出部において、フラツト・ケーブルのリード
線のうち信号用リード線を曲折状態のままその曲折端側
に突出させる段階と、 重合部の両側表面の接地用リード線を該両側表面におい
て共通接地用リード線接続手段と電気的に接続させる段
階と、 信号用リード線の曲折突出部および共通接地用リード線
接続手段の夫々を分岐信号取出手段の対応する接続端子
に電気的に接続する段階とを有してなるフラツト・ケー
ブルの分岐接続の形成方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078959A JPH07123065B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | フラツト・ケ−ブルの分岐接続の形成方法 |
| EP88302694A EP0285344A3 (en) | 1987-03-31 | 1988-03-25 | Flat cable branching and connecting process |
| KR1019880003462A KR970001951B1 (ko) | 1987-03-31 | 1988-03-30 | 플래트 케이블의 분기접속 형성 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62078959A JPH07123065B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | フラツト・ケ−ブルの分岐接続の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63245884A JPS63245884A (ja) | 1988-10-12 |
| JPH07123065B2 true JPH07123065B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=13676429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62078959A Expired - Fee Related JPH07123065B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | フラツト・ケ−ブルの分岐接続の形成方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0285344A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07123065B2 (ja) |
| KR (1) | KR970001951B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4938713A (en) * | 1987-05-14 | 1990-07-03 | Amp Incorporated | Electrical terminal for wave crimp termination of flat power cable |
| US4915650A (en) * | 1988-05-13 | 1990-04-10 | Amp Incorporated | Electrical terminals and method for terminating flat power cable |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5726306Y2 (ja) * | 1978-04-20 | 1982-06-08 | ||
| US4379361A (en) * | 1979-09-13 | 1983-04-12 | Chabin Corporation | Method for making molded electrical connector |
| US4415216A (en) * | 1981-03-03 | 1983-11-15 | Thomas & Betts Corporation | Connector for mass-ground termination of multiconductor cable |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62078959A patent/JPH07123065B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-03-25 EP EP88302694A patent/EP0285344A3/en not_active Withdrawn
- 1988-03-30 KR KR1019880003462A patent/KR970001951B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63245884A (ja) | 1988-10-12 |
| EP0285344A2 (en) | 1988-10-05 |
| KR880011960A (ko) | 1988-10-31 |
| KR970001951B1 (ko) | 1997-02-19 |
| EP0285344A3 (en) | 1990-05-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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