JPH07192785A - 平形ケーブル用端子及びそれを用いる平形ケーブル用電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の並設された平形導体を有する平形ケー
ブルの選択された導体に成端可能な平形ケーブル用端子
及びそれを使用する平形ケーブル用電気コネクタを提供
すること。 【構成】 平形ケーブル用電気コネクタは１個以上の平
形ケーブル用端子84、94を有する。各端子84、94はヒン
ジ部46を中心に回動可能なプレート部26、50を有する。
各プレート部26、50にはヒンジ部46から異なる距離に複
数の成端領域28、52; 36、60を有する。これら成端領域
28、52; 36、60は製造工程の打抜き加工時に選択的に切
除可能である。プレート部26、50のヒンジ部46と反対端
にはコンタクト部70が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に平形
（フラット）電力用ケーブルの電気コネクタ及びそれに
使用する端子に関する。

【０００２】

【従来の技術】米国特許第4,867,700 号及び同第4,859,
204 号はケーブルの平形導体を覆うカバーを貫通し、複
数位置で導体を剪断することにより平形電力ケーブルに
圧着（かしめ）される端子を開示している。このケーブ
ルは例えば公称75Ａの電力を伝送する為に市販され始め
ている型式のものであり、幅25mm且つ厚さ約0.5mm の平
形導体であり、約0.1mm 乃至0.2mm の厚さの絶縁被覆が
ケーブルの各面にコーティングされ、全体の平均厚さは
約0.86mmである。

【０００３】斯る端子の１例は金属板を打抜き折曲げ加
工により形成され、ケーブルの各主面に沿って配置され
た１対の板状部を含み、ケーブルを横断する方向に延び
る対向する成端（領域）を含む。各成端領域は交互に凹
凸状となる剪断波形部を含み、且つ等しい幅のリリーフ
用凹部を有する。このリリーフ用凹部はケーブル近傍か
ら遠ざかる方向へ延びる弧状である。また、ケーブル側
端から反対の板状部のリリーフ凹部へ向けて外方へ延び
る波形部も含んでいる。各剪断波形部は平行な両側縁間
に頂部を有する。また、対応するリリーフ凹部の両側縁
は波状側縁に関連し、剪断縁対をなし、好ましくは間隙
が０である。その間に配置したケーブル部に対して板状
部を押し付けると、波形部の頂部は側縁によりケーブル
の絶縁物を切断し始め且つ金属導体も剪断する。この剪
断がケーブルの軸方向に沿ってある制限された長さにわ
たり伝播すると、波形部は剪断されたケーブルストリッ
プを外方へ対向するリリーフ凹部内へ抽出してケーブル
と一連のインターロック波形ジョイント（接続部）を形
成し、ケーブル導体の新たに剪断された端縁を露出して
電気的接続を行う。

【０００４】米国特許第5,219,303 号では、１対の上下
端子部がヒンジから共に延び、両者間にケーブル受け部
を形成する。この上下端子部は、上下板状部を相互に且
つ平形ケーブル内へ押圧して平形ケーブルに成端するの
に使用される。単一導体ケーブルに使用すると、この組
立体はケーブルの幅方向に２つの成端を行う。複導体ケ
ーブルに使用すると、このコネクタは両導体を共通化
（短絡）するか上側成端部の２つの半体を最初に連結し
且つ下側成端部の両半体を相互に連結するリガチュア
（帯）をツールで剪断する。一実施例にあっては、コン
タクト部はヒンジから上又は下端子のいずれかの遠端に
延び、且つ例えばケーブル中間成端の為に端子ポストに
取付けられるようにされている。２芯ケーブルに使用す
る際には、上述した如く帯を剪断し、コンタクト部は２
芯ケーブルの特定の一方の導体のみに接続する。これは
ケーブルのヒンジに遠い方の導体である。

【０００５】従って、２芯導体ケーブルの他方の導体を
電気的接続するには、組立体を180°反転させてコンタ
クト部がケーブルの長手方向の反対端、即ちヒンジ遠端
から延びるようにしなければならない。コネクタのコン
タクト部とヒンジ部の位置は、２芯導体ケーブルのどち
ら側を成端中であるかにより変わる（図４参照）。

【０００６】図１乃至図４は単芯導体ケーブルを他の電
気装置に相互接続する為に使用する従来の端子組立体20
であり、この組立体は米国特許第5,219,303 号に開示さ
れているものである。この端子組立体20はケーブル側面
22と反対面24を有し、ヒンジ46で下側プレート部に連結
される上プレート部26を含んでいる。このヒンジ部は開
口48を含んでいる。上下プレート部26、50は回転される
よう構成され、押圧することにより両者間に配置した導
体間を電気的接続する。

【０００７】上プレート部26は成端領域30を有する第１
部分28と、成端領域38を有する第２部分36を具えてい
る。上プレート部26の第１及び第２部分は、その長手方
向と直交する開口34により分離されている。上プレート
部26は更にケーブル面から離れる方向に延びる側壁42を
含んでいる。側壁42は開口34の両端に連結部44を含んで
いる。下プレート部50は成端領域54を有する第１部分52
と成端領域62を有する第２部分60を含んでいる。下プレ
ート50の第１及び第２部分は開口58により分離されてい
る。更に、この下プレート50はケーブル接触面22から離
れる方向に延びる側壁66を含んでいる。この開口58の両
端に連結部68を含んでいる。

【０００８】この組立体20は更に接触部70を有し、業界
では周知の端子ポスト又はその他の手段を可とする電気
素子に接続される。上下プレート部26、150 はヒンジ部
46により相互に連結され、図２及び図３に示す如く、こ
のヒンジ部46で折曲げると、対応する第１部分28、52と
第２部分36、60は相互に対向することとなる。

【０００９】端子組立体20は図３に示す如く単一ケーブ
ル72に成端するよう設計されている。このケーブル72は
絶縁体78により覆われ且つ両者間に絶縁体80を有する第
１及び第２絶縁導体74、76を有する２導体平形ケーブル
である。米国特許第5,219,303 号に教示する如く対向す
る第１及び第２プレート部26、50間にケーブル72を挿入
して成端すると、この端子組立体20は対応する導体74、
76に成端される。図３は両導体74、76を共通化（共通接
続）するようケーブル72を成端する前の端子組立体20を
示す。

【００１０】上下プレート部26、50の第１及び第２部分
28、52、36、60はケーブル受容領域を包囲する交互に上
下反転する弧状部のアレイより成る成端領域30、54、3
8、62を含んでいる。上下プレート部26、50の各波形部
は他のプレート部50、26のリリーフ形状と対向してケー
ブルの成端時にリリーフ凹部内に受容される。斯る波形
成端技法は米国特許第4,867,700 号及び同第4,859,204
号に開示されており、導体ストリップを剪断して導体端
縁を露出させて端子組立体と気密電気接続インターフェ
ースを行う。これを成端するには、インサート部材31、
39が波形及びリリーフ形状を有し、成端時にケーブル遠
端の波形及びリリーフ形状間に配置されるようにする。
これらインサートは米国特許第4,867,700 号に開示する
如く、好ましくは軽くステーキングすることにより端子
組立体に取付けられる。

【００１１】端子組立体20のケーブル72のアプリケーシ
ョンは、例えば約3,700 ポンドまでの力を厚さ約0.25mm
の単一ケーブルに、また十分な絶縁を施した厚さ約0.5m
m の１対のケーブルに約6,000 ポンドの力を加えて上下
端子部に圧縮力を生じさせるラムを含む工具により実施
する。

【００１２】図４はケーブル72に成端された２個の端子
組立体20を示す。単一組立体は１本又は２本のケーブル
に適用でき、各連結部で剪断して２導体ケーブルの２本
の導体に成端される個別端子を形成してもよい。よっ
て、組立体20が更にコンタクト部70を含む場合には、ヒ
ンジから遠い導体がそれに電気的接続される。また図４
は連結部44、68を工具により部分45で剪断することを示
す。これにより、コンタクト部70はヒンジから遠い導体
74に電気的接続される（図４の上部参照）。下方の端子
組立体20はヒンジから遠い導体76に電気的接続される。
図４に示す如く、従来の組立体20にあっては、コンタク
ト部70が組立体が成端されている導体に関する２導体ケ
ーブル72の反対端から延びている。

【００１３】

【発明の解決課題】２導体ケーブルの他の導体を電気的
に接続するには組立体を180 °回転して、コンタクト部
がケーブルの長手方向の反対端から延びるようにしなけ
ればならない。コンタクト部の位置とコネクタのヒンジ
部は２導体ケーブルのどの導体を成端するかに応じてケ
ーブルの側面に沿って向きを変えなければならないとい
う欠点があった。

【００１４】しかし、２導体ケーブルの選択された導体
を相互接続する為に、斯る２導体ケーブルのうちのいず
れの導体を成端するかに拘らずケーブルの同一側に沿っ
て延びるコンタクト部を有する端子を提供するのが好ま
しい。

【００１５】また、２導体平形電力ケーブルの長さの任
意位置で選択された導体を相互接続でき、電源の端子ポ
スト等の相補コンタクト部と嵌合する為に成端部から延
びるコンタクト部を有する最初一体構造の端子組立体を
提供するのが好ましい。

【００１６】また更に、２導体平形電力ケーブルの各選
択された導体を相互接続することのできる最初は一体の
端子組立体を提供するのが好ましい。

【００１７】

【課題解決の為の手段及び作用】上述した従来の課題を
解決する為に本発明の端子組立体は、少なくとも２本の
絶縁導体を有する平形電力ケーブルの選択された導体の
中間部を成端する。各導体は絶縁部により隣接導体から
離間している。この端子組立体はケーブル側端子ボディ
（本体）部材を含み、このボディ部材は対向する上下プ
レート部を含み、共通曲げヒンジ部から拡がる方向に延
びている。この上下プレート部は最初ある角度で開いて
おり、その間に少なくとも１つの平形ケーブルの一部分
をこれら上下プレート部に対して直交関係で受容する。
上下プレート部は各々ケーブルの第１導体に対応する少
なくとも第１部分と、少なくとも１ケーブルの第２導体
と関連する第２部分とを有する。この第１部分及び第２
部分は、第１及び第２導体間の絶縁部分と関連する横開
口により分離されている。第１及び第２部分は更に上下
プレート部の対向して起立する側壁間の導体成端領域を
含んでいる。ケーブルの選択された導体に対応する上下
プレート部の選択された第１又は第２部分の成端領域の
１つは、上下プレート部間に受容され両プレート部を相
互に押圧すると、ケーブルの選択された導体を貫通する
よう構成された剪断手段を含み、絶縁体及び選択された
導体を剪断する。

【００１８】本発明によると、ケーブルの残りの導体に
対応する成端領域は、端子組立体をケーブルに成端する
前に組立体から剪断される。上下プレート部間にケーブ
ルを挿入し、プレート部を相互に押圧すると、選択され
た成端領域の剪断手段は選択された導体の絶縁体を剪断
し、それと電気的接続を行い、且つ残りの導体は成端さ
れた導体から電気的に絶縁されたままになる。

【００１９】本発明の好適実施例にあっては、第１及び
第２部分の選択された一方はヒンジに隣接する。他の実
施例にあっては、第１及び第２部分の選択された一方は
ヒンジから離れている。この端子組立体は更に上下プレ
ート部の一端から延び且つヒンジから離れているコンタ
クト部を含んでいる。

【００２０】本発明の特徴は、最初一体端子組立体を提
供し、少なくとも２つの絶縁導体を有する少なくとも１
つの平形電力ケーブルの選択された導体に容易にアプリ
ケーション可能である点である。

【００２１】本発明の他の特徴は、少なくとも２つの導
体を有するバスバーの選択された導体を電気素子に接続
する端子組立体を提供し、端子組立体はターミネーショ
ンから延び、他の電気素子の相補コンタクト部と嵌合す
るためターミネーションから延びる点である。

【００２２】本発明の更に別の目的は多導体ケーブルの
選択された導体に成端し他の導体から電気的に隔離され
ている端子組立体を製造し方法を提供する。

【００２３】絶縁部分により分離された少なくとも２つ
の導体を有する平形ケーブルの選択された導体の中間部
を成端する端子は、ヒンジ部で連結された上下プレート
部より成る。この両プレート部はヒンジ部に沿って折り
曲げられ、上下プレート部間にケーブル受容凹部を形成
する。各プレート部はヒンジから離れ且つ導体の第１導
体とアライメントされた第１部分を有する。各プレート
部は、ヒンジの近傍に第２部分を有し、第２導体とアラ
イメントされている。この端子はいずれかの第１部分で
第１導体に電気的成端されるか、第２部分で第２導体に
電気的成端される成端部を上下プレート部に有する。

【００２４】

【実施例】以下、本発明の平形（フラット）ケーブル用
電気コネクタの好適実施例を添付図、特に図５乃至図18
を参照して詳述する。

【００２５】本発明の平形ケーブル用電気コネクタは２
導体ケーブルの選択された導体に電気的に接続される端
子組立体を提供する。この組立体はヒンジ遠端から延び
るコンタクト部を有する。全てのコンタクト部はケーブ
ル中の選択された導体位置に無関係に多導体ケーブルの
同一端縁に沿って延びる。

【００２６】図５乃至図８は本発明の電気コネクタ組立
体84の第１実施例を示す。この組立体84は２導体ケーブ
ルのヒンジから遠い導体へ成端するよう構成されてい
る。図示の都合上、従来の組立体20（図１乃至図４）と
同様素子には類似参照符号を附す。

【００２７】この電気コネクタ又は端子組立体84はケー
ブル接触面22及びケーブル遠隔面24を有し、上（第１）
及び下（第２）プレート部26、50を有し、両プレート部
26、50はヒンジ部46で連結される。図５乃至図８に明示
する如く、上プレート部26は第１部分26と第２部分36を
含んでいる。下プレート部50は第１部分52と第２部分60
を含んでいる。

【００２８】この実施例で、上プレート部26の第２部分
36の成端部38、62と、下プレート部50の第２部分60は組
立体84の曲げ作業前に成形されたブランクから剪断され
る。組立体84をヒンジ部46で折り曲げると、第１部分2
8、52は夫々対向関係でアライメントされ、２導体ケー
ブル72を両者間に挿入すると、成端部分54、30が第１導
体又はヒンジから遠い導体74に成端される。図８に示す
如く、インサート31により組立体84を成端すると、コン
タクト70が導体74と電気的に接続される。

【００２９】次に、図９乃至図13を参照して、本発明の
電気コネクタの第２実施例を説明する。この電気コネク
タ94は２導体ケーブル72のヒンジ側導体76を成端するよ
う構成されている。図９に示す本発明の電気コネクタの
実施例では、平板状部材を打抜きヒンジ遠端を形成す
る。次に、平板状ブランクを折曲げ加工して、電気コネ
クタ組立体の対応する成端領域が側壁44、46及び選択さ
れた成端部36、60の剪断部40、64の形成前に除去される
ようにする。図９乃至図13の実施例において、上下プレ
ート部26、50の第２部分36、62には剪断手段40、64が形
成される。第１及び第２プレート部26、50をヒンジ部46
で折曲げると、各第２部分36、60は対向関係に配置さ
れ、両者間にケーブルを挿入して両プレート部を相互に
押圧すると、ヒンジ側の導体76は電気コネクタ94に成端
され、コンタクト部材70をヒンジ側導体76に相互接続す
る。

【００３０】図14及び図15は端子組立体84がハウジング
カバー98内に包囲されて絶縁された接続を行う実施例10
2 を示す。更に、図14は組立体をケーブルの遠い導体74
に成端する為に使用されるインサート31を一層明瞭に示
す。

【００３１】図16は電気コネクタ組立体84を４個使用
し、２個は手前の導体74に、２個は後の導体76に成端す
るバスバー組立体104 を示す。図16に示す如く、コンタ
クト部70はすべてバスバー組立体104 の同一側に沿って
形成されていることが理解されよう。バスバー組立体10
4 の導体74、76は同一電圧でも或は異なる電圧でもよ
い。これにより、異なる電圧を必要とする回路板が装置
の接続を可能とすると共に、例えば電源の正負極とする
ことも可能である。本発明は従来の電気コネクタの組立
体に対して明らかな利点を有する。即ち、一方又は他方
の導体を隔離する為に連結部を切断する工具を必要とせ
ず、更に組立体全体を180 °回転して異なる導体に接続
するようにする必要もない。

【００３２】図17及び図18は本発明の平形ケーブル用電
気コネクタの更に他の実施例を示す。この電気コネクタ
106 は２以上のケーブルの導体を電気的に相互接続する
タップコネクタとして使用される。これらの図に示す如
く、第１成端領域30、54は組立体内にとどまり、第２成
端領域38、54は除去した。圧力を加えて組立体106 をケ
ーブルに成端すると、両ケーブルの手前の導体74は電気
的に相互接続され、後の導体76は相互に電気的に隔離
（絶縁）状態に維持する。

【００３３】以上、本発明の平形ケーブル用電気コネク
タ又はコネクタ組立体のいくつかの実施例を説明した。
しかし、本発明は何ら斯る実施例のみに限定するべきで
はなく、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形変
更が可能であることが当業者には容易に理解されよう。

【００３４】

【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の平形ケーブル用電気コネクタによると、略平行に配置
された複数の導体を有する平形ケーブルの任意の導体に
選択的に接続され、しかもコンタクトを斯るケーブルの
一方の側縁に配置することが可能である。従って、平形
パワーケーブルを必要とするコンピュータその他の電子
機器用バスバー等の電気コネクタに極めて実用上極めて
有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の平形ケーブル用電気コネクタの端子の折
曲げ加工前の斜視図。

【図２】図１の電気コネクタ端子の折曲げ加工後の斜視
図。

【図３】従来の平形ケーブル用電気コネクタの使用状態
を示す斜視図。

【図４】従来の２導体平形ケーブル用電気コネクタの平
面図。

【図５】本発明の平形ケーブル用電気コネクタに使用す
る端子の折曲げ加工前の斜視図。

【図６】図５の端子を折曲げ加工した斜視図。

【図７】図５の端子を使用する本発明の平形ケーブル用
電気コネクタの好適実施例の側面図。

【図８】図７の電気コネクタを２導体平形ケーブルに成
端した状態を示す平面図。

【図９】本発明の平形ケーブル用電気コネクタの端子の
製造工程の第１段階を示すブランクの斜視図。

【図１０】図９の端子の製造工程の第２段階を示す斜視
図。

【図１１】図10の端子の更に後工程を示す斜視図。

【図１２】図11の端子に平形ケーブルを挿入する前の側
面図。

【図１３】図12の端子に２導体平形ケーブルを成端した
状態を示す平面図。

【図１４】本発明の平形ケーブル用電気コネクタの使用
状態を示す分解斜視図。

【図１５】図14の平形ケーブル用電気コネクタの使用状
態を示す斜視図。

【図１６】本発明の平形ケーブル用電気コネクタをバス
バーに使用した状態を示す平面図。

【図１７】本発明の平形ケーブル用電気コネクタをタッ
プ接続に使用する状態を示す側面図。

【図１８】図17の平形ケーブル用電気コネクタの平面
図。

【符号の説明】

26 、50 プレート部 28 、52; 36、 60 成端領域 46 ヒンジ部 70 コンタクト部 72 平形ケーブル 74 、76 導体 84 、94 端子

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 並設された複数の導体を有する平形ケー
   ブルの選択された導体に前記平形ケーブル外部から接続
   される平形ケーブル用端子において、 ヒンジ部を介して折返された第１及び第２プレート部を
   具え、該第１及び第２プレート部には長手方向に沿って
   前記ヒンジ部から異なる距離に複数の成端領域を有し、
   該成端領域を選択的に形成することを特徴とする平形ケ
   ーブル用端子。
2. 【請求項２】 並設された複数の導体を有する平形ケー
   ブルの選択された導体に前記平形ケーブルの外部から接
   続される平形ケーブル用電気コネクタにおいて、 前記平形ケーブルの一側縁に形成されたヒンジ部を中心
   に回転可能な第１及び第２プレート部を有し、該第１及
   び第２プレート部には前記ヒンジ部から異なる距離に複
   数の成端領域を有し、前記第１又は第２プレート部の遠
   端からコンタクト部が形成され、該コンタクト部は前記
   平形ケーブルの他側縁から外方へ延出することを特徴と
   する平形ケーブル用電気コネクタ。