JP3728607B2 - ブレ補正機構付き光学装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学的にブレを補正する機構をもつ、スチルカメラ,ビデオカメラ,双眼鏡などのブレ補正機構付き光学装置に関し、特に、ロック装置を改良したブレ補正機構付き光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は、ブレ補正機構付き光学装置の従来例を示す斜視図、図13は、従来例に係る光学装置のロック機構を示す図である。
ブレ補正レンズ5は、レンズ枠6に取り付けられており、このレンズ枠6は、ワイヤ等の弾性支持部材8,9,10,11によって、ベース部材7に支持されれている。レンズ枠6には、ボイスコイル12,16が設けられており、ボイスコイルモータ(不図示)の一部を構成している。ブレ補正レンズ5は、このボイスコイルモータを駆動することにより移動して、ブレ補正を行なう。
【0003】
通常、このような光学装置は、ブレ補正機構を停止させるロック機構が備え付けられている。このロック機構は、図13に示すように、ラッチソレノイド26aと、そのラッチソレノイド26aのプランジャが挿入され、ブレ補正レンズ5を支えるレンズ枠6(図12のAの部分)に設けられた孔部26bとからなり、プランジャを孔部26bに差し込むことによりロックしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のブレ補正機構付き光学装置は、レンズ枠6の孔26aに、ラッチソレノイド26aのプランジャを差し込むようにしていたので、ブレ補正レンズ5を固定する場合には、その前に、必ず、センタリングをする必要があった。
【0005】
そのために、何らかの理由、例えば励振を起こすなどして制御が不能になった場合には、ロックすることができなかった。また、露光中などにロックをかけるとセンタリングのために、かえってブレを悪化させる場合があった。
【0006】
本発明の課題は、センタリングを行なうことなく、ブレ補正光学系のロックができ、ブレ補正時のセンタリングに伴う像ブレの悪化を防止することができるブレ補正機構付き光学装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、ブレを検出するブレ検出器と、光学系の光軸を移動してブレを補正するブレ補正光学系と、前記ブレ補正光学系を駆動するブレ補正光学系駆動装置と、前記ブレ検出器の出力に基づいて、前記ブレ補正光学系駆動装置を制御するブレ制御装置とを含むブレ補正機構付き光学装置において、前記ブレ補正光学系の作動を複数の位置でロックできるロック機構と、前記ブレ制御装置の制御上の必要に応じて、前記ロック機構により前記ブレ補正光学系の動作をロックするロック制御装置と、を備えたことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ブレ補正光学系を所定の初期位置に移動するセンタリング動作を行うか否かを判断するセンタリング判別装置を備え、前記センタリング判別装置は、前記ロック機構のロック動作に先立って前記センタリング動作を行うか否かの判断を行うことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記センタリング判別装置は、露光中であって、前記ブレ補正光学系の光軸がブレ補正のための駆動範囲の中心よりも予め記憶された許容範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記センタリング判別装置は、露光中であって、残り露光時間が所定時間以上である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項5の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記センタリング判別装置は、前記ブレ検出器から検出されたブレ検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置の共振周波数に等しいか又は近づいた場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項6の発明は、請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記センタリング判別装置は、前記ブレ検出器から検出されたブレ検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置によるブレ補正制御の対象範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項7の発明は、請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ブレ補正光学系の位置を検出する光学系位置検出器を備え、前記センタリング判別装置は、前記光学系位置検出器から検出された光学系位置検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置の共振周波数に等しいか又は近づいた場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項8の発明は、請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ブレ補正光学系の位置を検出する光学系位置検出器を備え、前記センタリング判別装置は、前記光学系位置検出器から検出された光学系位置検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置によるブレ補正制御の対象範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とする。請求項9の発明は、請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ロック制御装置は、露光中にロック解除信号を受けたときに、センタリングを行なった場合には、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とする。請求項10の発明は、請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ロック制御装置は、露光中にロック解除信号を受けたときに、露光時間が十分にある場合には、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とする。請求項11の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ロック機構は、1つ又は複数の係合部と、その係合部と対向し、前記ブレ補正光学系の移動量に対応した領域で前記係合部と係合する複数の係合受け部とを備え、前記係合部又は前記係合受け部の一方が、前記ブレ補正光学系側に設けられ、前記係合部又は前記係合受け部の他方が、前記固定部側に設けられていることを特徴とする。請求項12の発明は、請求項11に記載されたブレ補正機構付き光学装置において、前記係合受け部は、正多角錐の凹又は凸形状であって、正多角錘の底面の各辺が隣接する正多角錘の底面の辺に全て重なり合うように配置されていることを特徴とする。請求項13の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、前記ロック機構は、摩擦部材と、その摩擦部材に対向し、前記ブレ補正光学系の移動量に対応した面積を有する摩擦受け部材とを備え、前記摩擦部材又は前記摩擦受け部材の一方が、前記ブレ補正光学系側に設けられ、前記摩擦部材又は前記摩擦受け部材の他方が、前記固定部側に設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明によるブレ補正機構付き光学装置の第1実施形態を模式的に示す断面図である。
この実施形態の光学装置は、カメラボディ1に交換レンズ2が着脱自在に装着される一眼レフカメラを例にしたものである。
交換レンズ2は、第1のレンズ群3と、光軸Iと同じ方向(矢印Aの方向)に移動することによって、像面1aに被写体の像を結ぶために焦点調整をする第2のレンズ群4と、光軸Iと垂直な方向(矢印Bの方向)及び紙面に垂直な方向に駆動することによって、ブレを補正する第3のレンズ群(以下、ブレ補正レンズという)5を備えている。
【0009】
図2は、第1実施形態に係るブレ補正レンズ5を平行移動するための駆動機構を示す斜視図である。
ブレ補正レンズ5は、レンズ枠6に固定されている。弾性支持部材8,9,10,11は、バネ材料から成るワイヤ状の部材であり、それぞれの一端がレンズ枠6に固定され、それぞれの他端がベース部材7に固定されている。これにより、レンズ枠6は、ベース部材7に対して、BY方向,BX方向の何れの方向にも略平行移動が可能である。
【0010】
レンズ枠6には、2つのボイスコイル12,16が固定されている。ボイスコイル12は、ヨーク13と、永久磁石14及びヨーク15との間に配置されており、これらにより、ボイスコイルモータが構成されている。ボイスコイル12に電流を流すことにより、このボイスコイル12は、BY方向の力を受けて、その方向にブレ補正レンズ5を駆動する。
同様にして、ボイスコイル16は、ヨーク17と、永久磁石18及びヨーク19との間に配置されており、ボイスコイル16に電流を流すことにより、このボイスコイル16は、BX方向の力を受けて、その方向にブレ補正レンズ5を駆動する。
【0011】
レンズ枠6には、2つのスリット6b,6cが設けられている。スリット6bの片方の面側には、LED20が配置され、反対側の面側には、PSD21が配置されており、これらにより、ブレ補正レンズ5の移動量を検出するための位置検出センサ46a,46bが構成されている(図4参照)。
LED20から発せられる光は、スリット6bを通って、PSD21に達するので、ブレ補正レンズ5の移動した位置により、PSD21に達する光の位置が移動して、PSD21の出力信号が変化する。この信号により、ブレ補正レンズ5のBY方向の位置を検出することができる。
また、スリット6cの片方の面側には、LED22が配置され、反対側の面側には、PSD23が配置されている。同様にして、LED22から発せられる光は、スリット6cを通って、PSD23に達するので、PSD23の出力信号により、ブレ補正レンズ5のBX方向の位置を検出することができる。
【0012】
図3は、第1実施形態に係る光学装置のロック機構を示す斜視図である。
ロック機構24は、ラッチソレノイド24aと、そのラッチソレノイド24aのプランジャの先端に設けられた突起24bと、図2のレンズ枠6の部分に設けられ、複数の凹部のあるロック板24cとからなり、ラッチソレノイド24aを使用して、突起24bをロック板24cに差し込むことにより,任意の位置でブレ補正レンズ5を停止させることができる。複数の凹部の形状は、正四角錐であるので、突起24bがいずれの位置で突出しても、その斜面に沿って差し込まれ、必ず、ロックすることができる。
ここで、差し込む突起24bは、複数でもよく、その場合には、ともに凹凸を備えていてもよい。
また、凹部の形状は、正三角錐や正六角錘などであってもよい。このときに、隣接する角錐の底辺の間に平面があると、ロックできない平面を避けるように、ブレ補正レンズ5又はラッチソレノイド24aをシフトさせなければならないので、そのような平面はなるべく少なくなるように、好ましくは、全くないようにできれば、いずれの多角錐を配置してもよい。
この実施形態のように、凹部の形状が正四角錐の場合には、三角錘などに比較して、配置が規則的であり、制御もしやすくかつ加工性もよい、という利点がある。
【0013】
図4は、第1実施形態に係る光学装置を示すブロック図である。
起動スイッチ40は、このカメラを起動するスイッチであり、その信号は、CPU43に接続されている。
角速度センサ41a,41bは、ブレを検出するセンサであり、その出力は、アンプやフィルタを含むセンサ回路42a,42bを通過した後に、カメラの振動のデータとして、CPU43に入力されている。
また、位置検出センサ46a,46bは、ブレ補正レンズ5の位置を検出するセンサであり、図2に示したように、LED20,22と、スリット6b,6cと、PSD21,23とから構成されており、PSD21,23によって検出されたレンズ位置信号は、CPU43に入力されている。
【0014】
CPU43は、AFや露光などの撮影制御の他に、ブレ補正制御を行う中央処理装置であり、センタリング判別装置43a,比較回路43b,制御回路43c,周波数変換回路43d,記憶回路43e等を備えている。
制御回路43cは、ドライバ44a,44bを介して、ボイスコイル12,16を駆動して、ブレ補正レンズ5を移動する。
また、ロック信号生成部45は、ロック信号を発生するためのものであり、このロック信号は、外部より入力されるものでも、システム内部で判断されて入力されるものでもよい。
【0015】
センタリング判別装置43aは、センタリングを行なうか否かを判別する装置であり、その出力は、制御回路43cに接続されている。このセンタリング判別装置43aは、ロック信号生成部45からのロック信号によって起動し、センタリングする必要があると判断した場合に、後述する図8のフローチャートに従って、センタリングしたのちに、ロックする指示信号を出力する。また、センタリングを必要としないと判断した場合には、センタリングの動作を行なわずに、ロックする指示信号を出力する。
制御回路43cは、センタリング判別装置43aの指示信号に従って、ロック機構24を作動する。
【0016】
図5〜図7は、第1実施形態に係る光学装置のセンタリング判別装置の判別動作について説明する図である。例えば、センタリング判別装置43aは、以下の場合に、センタリングを行わないと判断する。
(1) 許容範囲外の場合
センタリング判別装置43aは、カメラが露光中であって、PSD21,23によって検出された位置信号が、図5に示すように、ブレ補正レンズ5の光軸がブレ補正のための駆動範囲31の中心よりある一定の許容範囲32外である場合センタリングを行わないと判断する。
図5に示した許容範囲32の設定は、例えば、以下のように決定される。ブレ補正機構のブレ補正の許容値が100μmであった場合に、それに伴って、X=±100μm,Y=±100μmの範囲をセンタリングを行う許容範囲とする〔図7(A)〕。
また、対角線を考慮して、X=±100/√2(μm),Y=±100/√2(μm)とすることもできる。
さらに、例えば、図5(B)に示すように、許容範囲32を円形とし、半径R=100μmとしてもよい。
【0017】
(2) 露光残時間がある場合
センタリング判別装置43aは、カメラが露光中であって、残り露光時間がある一定時間以上ある場合に、センタリングを行わないと判断する。
例えば、ブレ補正機構のブレ補正の許容値が100μmであった場合に、図6に示すように、センタリングを行う際の駆動速度を30mm/secとして、シャッタ速度を仮に、1/30秒としたときに、露光の残時間が3.3×10-3以内であるならば、センタリングを行った際のブレは、100μm以内であるので、センタリングを行なってもよいが、それ以上であるならば、センタリングを行わずに、ロック機構24を作動させるようにする。
【0018】
(3) 共振周波数と等しいか又は近い場合
センタリング判別装置43aは、ブレ検出信号又はレンズ位置検出信号がブレ補正機構の共振周波数と等しいか又はその共振周波数に近づいている場合に、センタリングを行わないと判断する。
【0019】
この形態の場合には、CPU43は、以下のような構成となる。
PSD21,23によって検出されたレンズ位置信号は、CPU43の周波数変換回路43dに接続されている。周波数変換回路43dは、レンズ位置信号を、FFT(高速フーリエ変換)等の方法を利用して、周波数に変換する回路であり、その出力は、比較回路43bに接続されている。
比較回路43bは、ブレ検出信号又は周波数変換回路43dからのレンズ位置検出信号の周波数を、記憶回路43に記憶された共振周波数と比較する回路であり、その比較結果は、センタリング判別回路43aに接続されている。
【0020】
記憶回路43に記憶されるブレ補正機構の共振周波数fは、次式によって求めることができる。
f=(√(k/m))/2π
m:像ブレ補正レンズ5とレンズ枠6とコイル12,16の質量
k:弾性支持部材(ワイヤ)のバネ定数
π:円周率
この実施形態では、上記の式によって決定される共振周波数は、仮に20Hzとしてある。
【0021】
3−1. 共振周波数と同一であると判別した場合
センタリング判別回路43aは、ブレ検出信号又はレンズ位置検出信号の周波数が、ブレ補正機構の共振周波数と同一であると判別した場合(図7の領域51)には、センタリングをしない旨の信号を出力する。
3−2. 共振周波数に近づいていると判別した場合
センタリング判別回路43aは、ブレ検出信号又はレンズ位置検出信号の周波数が、ブレ補正機構の共振周波数に近づいていると判別した場合(図7の領域53で20Hzに近づいている場合)には、センタリングをしない旨の信号を出力する。
【0022】
(4) ブレ補正制御の範囲外の場合
センタリング判別回路43aは、ブレ検出信号又はレンズ位置検出信号の周波数が、ブレ補正機構によるブレ補正制御の対象範囲外である判別した場合(図7の領域52)は、センタリングをしない旨の信号を出力する。
【0023】
以上、(1)〜(4)のいずれか一つ又は複数に当てはまる場合には、センタリング判別装置43aは、センタリングをしないと判断して、ロック機構24にロックをかけるような指示信号を制御回路43cに出力する。
なお、センタリング判別装置43aは、メモリを操作することにより、その作動条件を変更又は追加することができる。
【0024】
次に、第1実施形態の動作を、図8〜図10に基づいて説明する。
図8,図9は、第1実施形態に係る光学装置の露光シーケンスを示すフローチャートである。
露光シーケンスに入ると(S100)、ロックを解除して(S102)、ブレ補正制御を開始する(S102)。そして、シャッタを開き、t(露光時間)の計測をスタートする(S103)。
【0025】
次に、ロックをするか否かを判断し(S104)、ロックしないと判断された場合には、シャッタ閉時間(t=t0 )になったか否かを判断する(S105)。t=t0 になった場合には、シャッタを閉じ(S110)、t=t0 以前の場合には、S104の判断を繰り返す。
【0026】
S104において、ロックすると判断した場合には、前述した(1)〜(4)判断基準に従って、センタリングを行うか否かを判断する(S106)。
センタリングを行うと判断された場合には、センタリングを行った後に(S107)、行わないと判断された場合には、直接、S108に進み、ロック機構24によってロックを行う。
ここで、シャッタ閉時間(t=t0 )になったか否かを判断し(S109)、t=t0 になった場合には、シャッタを閉じる(S110)。
【0027】
次いで、前述した条件で、センタリングを行わずに、ロックをかけた場合に、センタリング判別装置103aは、以下の手順に従ってその後の制御を行う。
図9に示すように、露光が終了後に(S100)、センタリングを行ったか否かを判断し(S111)、行っていない場合には、一度ロックを解除し(S112)、センタリングを行った後に(S113)、ロック機構24を作動させて、ロック動作を再開する(S114)。
【0028】
図10は、露光継続中にロック解除信号が出された場合を示すフローチャートである。
露光継続中に、ロック解除信号が入力された場合には(S201)、センタリングを行ったか否かを判断し、行った場合には、S204に進み、ロックを解除する。
【0029】
センタリングを行っていない場合には、露光時間がまだ十分あるか否かを判断して(S203)、十分にない場合には、シャッタ閉までロックを継続する(S205)。
露光時間がまだ十分にある場合には、ロックを解除した後に(S204)、画像への影響が最小になるように、ブレ補正制御を再開する(S206)。
このロック解除の条件も、メモリを操作することにより、追加,変更は自由に行うことができる。
【0030】
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態に係るブレ補正機能付き光学装置のロック機構を示す斜視図である。
第2実施形態のロック機構25は、駆動装置25aと、駆動装置25aの先端に設けられた摩擦部材25bと、図2のレンズ枠6のAの部分に設けられ、摩擦部材25bとの間によって決定される摩擦係数μの高い摩擦受け部材25c(例えば、ゴムなど)とからなり、ロック信号に従って、摩擦部材25bを摩擦受け部材25cに押し当てることにより、ブレ補正レンズ5を任意の位置で停止させることが可能となる。
【0031】
ここで、摩擦部材25bを押し当てる位置は、レンズ枠6の背面でもよく、また、両面でもよい。レンズ枠6のAの部分の面積は、任意の位置で停止させるに十分な面積を確保することが望ましい。
【0032】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
本発明は、ワイヤなどの弾性支持部材8,9,10,11を使用する以外にも、レール上を移動したり、磁力を利用して移動するなどのブレ補正機構にも適用できる。
本発明は、スチルカメラの他に、ビデオカメラや双眼鏡等にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、ブレ補正光学系を任意の位置でロックすることができる。
従って、センタリングを行なうことなく、ブレ補正光学系をロックすることができる。また、センタリングを行うか否かを判断してから、必要に応じて、ブレ補正光学系をロックすることができる。これにより、ブレ補正時のセンタリングに伴う、像ブレの悪化を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブレ補正機構付き光学装置の第1実施形態を模式的に示す断面図である。
【図2】第1実施形態に係るブレ補正レンズを平行移動するための駆動機構を示す斜視図である。
【図3】第1実施形態に係る光学装置のロック機構を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態に係る光学装置を示すブロック図である。
【図5】第1実施形態に係る光学装置のセンタリング判別装置の判別動作について説明する図である。
【図6】第1実施形態に係る光学装置のセンタリング判別装置の判別動作について説明する図である。
【図7】第1実施形態に係る光学装置のセンタリング判別装置の判別動作について説明する図である。
【図8】第1実施形態に係る光学装置の露光シーケンス(その1)を示すフローチャートである。
【図9】第1実施形態に係る光学装置の露光シーケンス(その2)を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態に係る光学装置の露光継続中にロック解除信号が出された場合を示すフローチャートである。
【図11】第2実施形態に係るブレ補正機能付き光学装置のロック機構を示す斜視図である。
【図12】ブレ補正機構付き光学装置の従来例を示す斜視図である。
【図13】従来例に係る光学装置のロック機構を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 レンズ
3 第1のレンズ群
4 第2のレンズ群
5 第3のレンズ群(ブレ補正レンズ)
6 レンズ枠
7 ベース部材
8,9,10,11 弾性保持部材
12 ボイスコイル
13,15 ヨーク
14 永久磁石
16 ボイスコイル
17,19 ヨーク
18 永久磁石
20,22 LED
21,23 PSD
24,25 ロック機構
40 起動スイッチ
41a,41b 角速度センサ
42a,42b センサ回路
43 CPU
43a センタリング判別装置
43b 比較回路
43c 制御回路
43d 周波数変換回路
43e 記憶回路
44a,44b ドライバ
46a,46b 位置検出センサ
Claims (13)
- ブレを検出するブレ検出器と、
光学系の光軸を移動してブレを補正するブレ補正光学系と、
前記ブレ補正光学系を駆動するブレ補正光学系駆動装置と、
前記ブレ検出器の出力に基づいて、前記ブレ補正光学系駆動装置を制御するブレ制御装置とを含むブレ補正機構付き光学装置において、
前記ブレ補正光学系の作動を複数の位置でロックできるロック機構と、
前記ブレ制御装置の制御上の必要に応じて、前記ロック機構により前記ブレ補正光学系の動作をロックするロック制御装置と、を備えたことを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項1に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ブレ補正光学系を所定の初期位置に移動するセンタリング動作を行うか否かを判断するセンタリング判別装置を備え、
前記センタリング判別装置は、前記ロック機構のロック動作に先立って前記センタリング動作を行うか否かの判断を行うことを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記センタリング判別装置は、露光中であって、前記ブレ補正光学系の光軸がブレ補正のための駆動範囲の中心よりも予め記憶された許容範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2又は請求項3に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記センタリング判別装置は、露光中であって、残り露光時間が所定時間以上である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記センタリング判別装置は、前記ブレ検出器から検出されたブレ検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置の共振周波数に等しいか又は近づいた場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記センタリング判別装置は、前記ブレ検出器から検出されたブレ検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置によるブレ補正制御の対象範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ブレ補正光学系の位置を検出する光学系位置検出器を備え、
前記センタリング判別装置は、前記光学系位置検出器から検出された光学系位置検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置の共振周波数に等しいか又は近づいた場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ブレ補正光学系の位置を検出する光学系位置検出器を備え、
前記センタリング判別装置は、前記光学系位置検出器から検出された光学系位置検出信号の周波数が、前記ブレ補正光学系駆動装置によるブレ補正制御の対象範囲外である場合には、センタリングを行なわないと判断することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ロック制御装置は、露光中にロック解除信号を受けたときに、センタリングを行なった場合には、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ロック制御装置は、露光中にロック解除信号を受けたときに、露光時間が十分にある場合には、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ロック機構は、1つ又は複数の係合部と、その係合部と対向し、前記ブレ補正光学系の移動量に対応した領域で前記係合部と係合する複数の係合受け部とを備え、
前記係合部又は前記係合受け部の一方が、前記ブレ補正光学系側に設けられ、前記係合部又は前記係合受け部の他方が、前記固定部側に設けられていることを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項11に記載されたブレ補正機構付き光学装置において、
前記係合受け部は、正多角錐の凹又は凸形状であって、正多角錘の底面の各辺が隣接する正多角錘の底面の辺に全て重なり合うように配置されていることを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のブレ補正機構付き光学装置において、
前記ロック機構は、摩擦部材と、その摩擦部材に対向し、前記ブレ補正光学系の移動量に対応した面積を有する摩擦受け部材とを備え、
前記摩擦部材又は前記摩擦受け部材の一方が、前記ブレ補正光学系側に設けられ、前記摩擦部材又は前記摩擦受け部材の他方が、前記固定部側に設けられていることを特徴とするブレ補正機構付き光学装置。
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