JP3727978B2 - オフセット輪転印刷機用の印刷ユニット - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、版胴が湿し水を用いないオフセット印刷に適した印刷版を支持していて、複数個のインキローラを有するインキ装置が設けられており、このインキ装置が湿し水を用いないオフセット印刷に適した印刷インキを運転時(betriebsmaessig)に印刷版にインキ着けする、オフセット輪転印刷機用の印刷ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種類の印刷ユニットにおいて、版胴の任務は、インキ装置によって版胴に塗布されたインキを、この版胴と協働するブランケット胴に転写することである。ブランケット胴それ自体は、版胴から受け取ったインキを被印刷物に転写するために設けられている。この場合において、インキを転写する工程で、被印刷物、たとえば被印刷物に紙を用いる場合には紙繊維にしっかり付着していない粒子が、ブランケット胴および印刷版に転移されて、これらに固着することがある点が欠点として明らかとなった。
【0003】
特に版胴の周速とこの版胴と接触する水着けローラの周速とが異なるようにした、湿し水を用いて作動するオフセット印刷ユニットとは異なり、湿し水を用いないオフセット印刷では前記の種類の印刷ユニットを用いると印刷版上の固形物が増え、その結果として被印刷物上の印刷画像がそれに対応して不完全なものとなる危険がある。
【0004】
湿し水を用いて作動するオフセット印刷ユニットは、たとえば出版物 DE1808909C3号により知られている。この場合には、版胴上の汚染物質を取り除くために、湿し装置もしくはインキ装置の水着けローラまたはインキ着けローラの少なくとも1つが、版胴の周速と異なる周速を有することが予め考慮に入れている。しかしながら、そのことによって生じる運転方式は、前記の種類の印刷ユニット(産業上の利用分野の欄に記載されている印刷ユニット)に応用するためには不適当と見なされる。その理由は、湿し水を用いないオフセット印刷に適した印刷版の性質にある。すなわち、このような印刷版は、非金属的な表面被覆を有しており、湿し水を用いるオフセット印刷用に作られた印刷版よりは、摩耗に対する抵抗力がはるかに小さいのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記の種類の印刷ユニットにおいて、印刷版の表面の、許容範囲を越えた摩耗を受けることなく、被印刷物上に作成される印刷画像において汚染物に起因する欠陥を防止するための方策を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明において、上記の目的は請求項1の特徴部に記載されている次の特徴によって達
成される。すなわち、インキローラとは独立に印刷版に接触させたり印刷版から離したり
することができる補助ローラが設けられている。この補助ローラは印刷版にのみ接触した、少なくとも第1の運転位置においては版胴の回転方向と逆向きに、版胴の周速とは異なる周速で回転し、所定のインキローラと接触しない。さらに、この補助ローラは、印刷版から離れた第2の運転位置においては、所定のインキローラとのみ接触し、所定のインキローラからインキを受取る。
【0007】
さて、本発明に従って構成された印刷ユニットは、補助ローラが最初に第2の運転位置にあって、そこでインキ装置から送られた印刷インキのある分量で被覆された後に、版胴が一定の回数だけ回転する間にこの補助ローラが必要に応じ、または一定の時間間隔で第1の運転位置に移動されるように、駆動することができる。こうすることにより、かつ版胴と補助ローラとの間にある周速の差に基づき、補助ローラは第1の運転位置において、インキ装置から受け取った印刷インキからなる、補助ローラを覆うインキ被膜の形で極めて柔らかい洗浄被膜を持ち、短時間のみに用いられるドクターローラの機能を引き受ける。
【0008】
本発明の対象の好適な構成において、前記補助ローラが版胴の回転方向に見てインキ装置の前段に配置されている。この場合には、補助ローラと、補助ローラを第1の運転位置もしくは第2の運転位置に移動させるために設けられた調節手段と、第1の運転位置において設定される周速で補助ローラを駆動するために必要な駆動手段とが、概ね同じ構成空間に配属される。この空間は、湿し水を用いて作動するオフセット輪転印刷機の場合には通常必要な湿し装置がある空間である。このことによって、湿し水を用いて作動するオフセット輪転印刷機から、湿し水なしで作動するオフセット輪転印刷機へ、場合によって指定される装備替えのための特に好都合な前提が得られる。
【0009】
印刷版に接触する第1の運転位置において補助ローラに版胴の周速と異なる周速を与えるために、1つの実施態様では、運転時に定常に回転する歯車と、これとかみ合って補助ローラを駆動する歯部とが設けられている。この場合には、前記歯車は、印刷ユニット全体を駆動する原動ユニットと従動的に連結することができる。
【0010】
この実施態様の変形例は、運転時に定常に回転する第1の伝動輪と、補助ローラを駆動する第2の伝動輪と、第1の伝動輪および第2の伝動輪を囲む無端の伝動要素と、この伝動要素を緊張させる張り車と、前記伝動要素を緊張させるように前記張り車に作用するばね装置とを備えた伝動装置を有することを特徴とする。この場合には、前記の第1の伝動輪はサーボ電動機で駆動できることが得策である。そうすることによって、第2の運転位置において補助ローラは、必要に応じて第2の運転位置に対応する周速、またはそれとは異なる周速に設定することができる。
【0011】
別の変形例は、運転時に定常に回転する駆動ローラを有し、この駆動ローラが少なくとも前記補助ローラの第1の運転位置で、この補助ローラを摩擦接触によって駆動することを特徴とする。
【0012】
本発明の他の実施態様は、補助ローラが、第3の運転位置では印刷版と所定のインキローラとに接触することを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、オフセット輪転印刷機用の本発明の印刷ユニットは、版胴1と、この版胴1に支持され、湿し水を用いないオフセット印刷に適した印刷版2と、複数のインキローラ(インキローラ列)を含む、全体が参照番号3で表されているインキ装置とを有する。インキ装置は、湿し水を用いないオフセット印刷に適した印刷インキで印刷版2をインキ付けする。この目的のために、図1に図式的に示されているインキつぼ3.1には3.2で表されている適量の貯蔵インキを保持し、この貯蔵インキから上記の印刷インキが、前記インキローラ列に付属する移しローラ3.3を起点として、これらのインキローラを介して胴2に送られる。
【0014】
図1の簡略化した表現からよく分かるように、印刷版2の前端部および後端部は、それぞれ版胴1の印刷版引っ張り装置(版クランプ装置)1.1もしくは1.2へ達する。このようにして版胴1上に張られた(版クランプされた)印刷版2は、オフセット印刷法において公知の仕方でブランケット胴4と協働する。ブランケット胴4は、圧胴5と組になって印刷間隙を形成し、この印刷間隙において印刷版2から最終的にブランケット胴4に転写されたインキが図示されない被印刷物に移される。
【0015】
本発明によって設けられている補助ローラ6は、図1では印刷版2に接触した第1の運転位置において示されている。補助ローラ6の第2の運転位置では、印刷版2との接触は解消されて、その代わりに接触は、図示された実施例では補助ローラ6と、前記インキローラ列に付属している、図1に参照番号3.4で表されているインキローラとの間において生じる。したがって、第2の運転位置では補助ローラ6はインキ装置3の構成要素をなしている。
【0016】
この第2の運転位置では、平衡状態に達した後には補助ローラ6の外套面上に一定の層厚のインキ膜が生じる。このインキ膜を用いて、補助ローラ6の第1の運転位置において、既に説明した版胴2のかき落としが行われる。この目的のために設定される、版胴1の回転方向と逆向きに、しかも版胴1と異なる周速で行われる補助ローラ6の回転運動は、図1の例では駆動時に定常に回転する歯車7によって補助ローラ6に与えられる。歯車7は補助ローラ6の第1の運転位置でも第2の運転位置でも、補助ローラ6と同心に配置されて補助ローラ6に対して回転しないように連結されている歯部8とかみ合う。この例では、歯車7は、図示されない伝動手段を介して、印刷ユニット全体を駆動する、やはり図示されない原動ユニットと連結しており、したがって図1に参照番号9で表されている位置固定の回転軸心を中心にして定常的な回転運動を行う。この場合において、本発明に従って設定される補助ローラ6の周速は、歯車7の回転数の適切な選択と、この歯車7と歯部8との間の減速比から生じる。さらに、この例では、補助ローラ6の、その第1の運転位置から第2の運転位置への移動およびその逆の移動は、補助ローラ6を軸受けしている、レバー10によって構成されるレバー対の対応する移動によって行われる。この目的のために、それぞれのレバー10には、回転軸心9の回りに揺動可能な偏心ブシュ11が回転可能に挿入されており、この偏心ブシュ11に関節レバー式に連結された調節要素12が設けられている。この調節要素12により、偏心ブシュ11は回転軸心9を中心にして第1の回転方向およびこれと逆向きの第2の回転方向で揺動することが実現される。このほかに、レバー10によって構成されているレバー対は、このレバー対と関節レバー式に連結されている調節機構13によって、各々の運転位置でも、補助ローラ6が移動する間もそれぞれの位置で安定化される。調節機構13の作用下で、レバー対はストッパ手段14に支えられる。これらのストッパ手段14は、補助ローラ6の第1の運転位置で、補助ローラ6が印刷版2に接触する限度を規定する。このために、これらのストッパ手段14は適当に調節可能であることが好都合である。しかし、この目的に対応する調節手段は、簡単にするために図1には示されていない。
【0017】
以上説明した調節機構により、偏心ブシュ11が時計方向に揺動すると、補助ローラ6は、図1に示されている第1の運転位置から第2の運転位置に移動する。このとき、レバー対はストッパ手段14に当接して概ねレバー10の縦方向に伸長した部分に沿って滑動し、それによって補助ローラ6と印刷版2との接触が解消し、インキローラ3.4との接触が作られる。
【0018】
この場合に、補助ローラ6の配置は、補助ローラ6に対して同心の歯部8が第2の運転位置においても歯車7の歯部から外れてしまわないように、2つの運転位置の間の補助ローラ6の行程を短くするように特に選択されている。この場合には、補助ローラ6の第2の運転位置においても、補助ローラ6の周速と版胴1の周速との間に差がある。
【0019】
図2に示されている実施例は、図1による実施例と比較して、補助ローラ6に対する変更された駆動・調節機構を有する。この場合には、補助ローラ6の駆動のために、伝動装置15が設けられている。この伝動装置15は、駆動的に(他の機械要素を駆動する態様で)定常に回転する第1の伝動装置15.1と、補助ローラ6を駆動する第2の伝動輪15.2と、伝動輪15.1および15.2に巻き付けられた無端の伝動要素15.4と、伝動要素15.4を緊張させる張り車15.3と、伝動要素15.4を緊張させるように張り車15.3に作用するばね装置15.5とを備えている。この場合、伝動装置15は特にVベルト駆動装置または歯付ベルト駆動装置として構成することができる。この例では、第1の伝動輪15.1は位置固定で支持されていて、たとえば図示されない制御可能な電動機によって駆動することができる。ダブルレバー装置16は、一方のレバー端に第2の伝動輪15.2と、補助ローラ6を回転可能に支持している軸17を担持している。ダブルレバー装置16の反対側のレバー端は、第1の調節手段18と関節レバー状に連結されている。この第1の調節手段18によってダブルレバー装置16は偏心ブシュ11′を中心にして揺動することができる。この偏心ブシュ11′それ自体は第2の調節手段19によって位置固定された軸20の回りに揺動可能である。
【0020】
補助ローラ6の第1の運転位置は、実線による表現で示されている。補助ローラ6をその第2の運転位置に移動させることは、第1の調節手段18の対応する操作によって行われ、それに連動してダブルレバー装置16が偏心ブシュ11'の回りに揺動する。第2の調節手段19の対応する操作によって、破線で示されている第3の運転位置に補助ローラ6を移動させることが実現される。この第3の運転位置において、補助ローラ6は印刷版2とも、またインキローラ3.4とも接触しており、従ってインキ装置3の構成要素をなしている。補助ローラ6のこの位置は、本発明の構想においては洗浄作業のために設けられている。この洗浄作業において、補助ローラ6をインキ装置3および印刷版2と一緒に洗浄することができることが好都合である。
【0021】
第2の伝動輪15.2と補助ローラ6との間には切り離し可能な回転クラッチが設けられている。これにより、補助ローラ6は、それがもっぱら印刷版2に当接されている第1の運転位置のみにおいて、本発明において設定された、版胴1の周速とは異なる周速で回転する。
【0022】
図3に表されている実施例において、対応する参照符号が一致していることからも明らかなように、図1に従う例に対応する、補助ローラ6をそれぞれの運転位置に移動させるための調節機構が設けられている。最後にあげた例とは異なり、図1に従う歯のかみ合いの代わりに、補助ローラ6の第1の運転位置において、この補助ローラ6と駆動ローラ21との間に摩擦接触が存在するように、駆動手段の変形例が設けられている。駆動ローラ21は、図1の例に対応して、すでに図1と関連して述べた原動ユニットと従動的に連結され、駆動的に回転を行う。この回転によって、第1の運転位置にある補助ローラ6に、上記の摩擦接触を通して本発明に従う特性をもつ回転が与えられる。
【0023】
補助ローラ6として、特にゴム弾性的な外套面を備えたローラが適している。それによって、補助ローラ6の確実な駆動も、上記の駆動ローラ21との摩擦接触を通して達成される。この目的のために、前記駆動ローラ21は、正負のピークをもつ断面形状(Rauhtiefenprofil)を有する金属的な外套面を備え、その山と谷との間の距離は、補助ローラ6と駆動ローラ21が互いに対向して接触したときに、外套面の凸部の先端が補助ローラ6のゴム弾性的な外套面に押し入るほどの大きさであることが好都合である。これに必要な相互の接触は、図3に示されている例では、調節要素12によって偏心ブシュ11を適宜に揺動させて行うことができる。
【0024】
図3には、第2の運転位置にある補助ローラ6が表されている。補助ローラ6はこの運転位置では、対応するローラ接触を通してインキ装置3の構成要素をなしている。補助ローラ6とインキ装置3との結合の点で、図1および図2の実施例と、図3の実施例とは異なっている。図1の例との関連で、平衡状態に達した後に第2の運転位置にある補助ローラ6上の所定の膜厚について既に詳述した。対応することは、もちろん図3に従う実施例においてもあてはまる。とりわけ、インキ膜を付けたドクターローラを印刷版2の一時的なかき落としのために提供することが、本発明の方法の思想に適っている。しかしながら、補助ローラ6をインキ装置に一時的に結合する仕方に応じて、上記のインキ膜の膜厚は異なる。図1もしくは図2による結合の場合には、図3の場合におけるより大きい膜厚が生じる。なぜならば、補助ローラ6は最初にあげた場合にはインキ装置3の横振りローラとして機能するが、図3の場合においては補助ローラ6は、インキ装置3の内部でインキの流れに組み込まれているからである。このインキの流れとの結合は、図3の例においては、補助ローラ6の第2の運転位置でインキ着けローラ3.5と協働するインキローラ3.4と、やはりインキ着けローラ3.5と協働する中間ローラ3.6とに同時に接触することによって行われる。
【0025】
以上のように構成することによって、冒頭に記載した課題を解決するために、駆動・調節機構に関してだけでなく、インキ案内に関しても種々の変形例が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の運転位置にある補助ローラと、補助ローラに対する駆動・調節機構の第1の構成とを有する、本発明の印刷ユニットの模式図である。
【図2】図2は、第1の運転位置にある補助ローラと、補助ローラに対する駆動・調節機構の第2の構成とを有する、本発明の印刷ユニットの模式図である。
【図3】図3は、第2の運転位置にある補助ローラと、図1に対応する調節機構と、第2の位置で図1および図2とは異なる仕方でインキ装置と係合している補助ローラに対する駆動手段の変形例とを有する、本発明の印刷ユニットの模式図である。
【符号の説明】
1 版胴
1.1、1.2 版クランプ装置
2 印刷版
3 インキ装置
3.1 インキつぼ
3.2 貯蔵インキ
3.3 インキ出しローラ
3.4 インキローラ
3.5 インキ着けローラ
3.6 中間ローラ
4 ブランケット胴
5 圧胴
6 補助ローラ
7 歯車
8 歯部
9 回転軸心
10 レバー
11、11′ 偏心ブシュ
12 調節要素
13 調節機構
14 ストッパ手段
15 伝動装置
15.1 第1の伝動輪
15.2 第2の伝動輪
15.3 張り車
15.4 ばね装置
16 ダブルレバー装置
17、20 軸
18 第1の調節手段
19 第2の調節手段
21 駆動ローラ
Claims (6)
- 版胴(1)が湿し水を用いないオフセット印刷運転に適した印刷版(2)を支持していて、所定のインキローラ(3.4)を含む複数個のインキローラを備えたインキ装置(3)が設けられており、このインキ装置(3)が湿し水を用いないオフセット印刷運転に適した印刷インキを運転時に前記印刷版(2)にインキ着けし、印刷版と印刷インキを用いるが湿し水を用いない、湿し水を用いないオフセット印刷運転において印刷を行う、オフセット輪転印刷機用の印刷ユニットにおいて、
前記インキローラとは独立に、前記印刷版(2)に接触させたり前記印刷版(2)から離したりすることができる補助ローラ(6)を有し、該補助ローラ(6)は前記印刷版(2)のみと接触した、少なくとも第1の運転位置においては前記版胴(1)の回転方向と逆向きに、前記版胴(1)の周速と異なる周速で回転し、かつ前記所定のインキローラ(3.4)と接触せず、前記印刷版(2)から離れた第2の運転位置では、前記所定のインキローラ(3.4)のみと接触し、前記所定のインキローラ(3.4)からインキを受取ることを特徴とする、オフセット輪転印刷機用の印刷ユニット。 - 前記補助ローラ(6)が前記版胴(1)の回転方向に見て前記インキ
装置(3)の前段に連結されている、請求項1に記載の印刷ユニット。 - 駆動時に定常に回転する歯車(7)と、これとかみ合って前記補助ロ
ーラ(6)を駆動する歯部(8)とを有する、請求項1に記載の印刷ユニット。 - 駆動時に定常に回転する第1の伝動輪(15.1)と、前記補助ローラ(6)を駆動する第2の伝動輪(15.2)と、前記第1の伝動輪および前記第2の伝
動輪(15.1、15.2)に巻き付けられた無端の伝動要素(15.4)と、この伝動
要素(15.4)を緊張させる張り車(15.3)と、前記伝動要素(15.4)を緊張
させるように前記張り車(15.3)に作用するばね装置(15.5)とを備えた伝動装
置(15)を有する、請求項1に記載の印刷ユニット。 - 駆動時に定常に回転し、少なくとも前記補助ローラ(6)の第1の運
転位置でこの補助ローラ(6)を摩擦接触によって駆動する駆動ローラ(21)を有する、請求項1に記載の印刷ユニット。 - 前記補助ローラ(6)は、第3の運転位置では前記印刷版(2)と前記所定のインキローラ(3.4)とに接触する、請求項1に記載の印刷ユニット。
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