JP3727116B2 - 内燃機関用トランジスタ点火装置 - Google Patents

内燃機関用トランジスタ点火装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関用トランジスタ点火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2サイクル式の内燃機関では、正転中に急激に重負荷が逆転方向に加わった場合に、点火時期が逆転方向に一致すれば、そのまま逆転することがある。
そこで、この内燃機関の逆転を防止するための逆転防止機能を備えた内燃機関用トランジスタ点火装置として、従来、特公昭56−38791号公報に記載のようなものが提案されている。
【0003】
この従来のトランジスタ点火装置は、点火コイルの1次コイルに接続された第1トランジスタと、1次コイルに誘起する正の誘起電圧のピークを検出するピーク検出手段と、このピーク検出手段がピークを検出した時に第1トランジスタをオフするサイリスタとを備え、ピーク検出手段によるピーク検出時にサイリスタにより第1トランジスタをオフして、点火コイルの2次コイルに高電圧を発生させて、点火プラグの火花放電により点火するようになっている。
ピーク検出手段は、第1トランジスタにダーリントン接続された検出トランジスタと、第1トランジスタに直列接続された抵抗と、検出トランジスタに直列接続されたコンデンサとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のトランジスタ点火装置は、1次短絡電流を流す第1トランジスタに、ピーク検出手段の一部を構成する抵抗を直列に接続しているため、1次短絡電流の電流値が小さくなり、小型且つ高効率化を図り得ない欠点がある。
即ち、従来は、1次短絡電流を流す第1トランジスタのエミッタ回路に抵抗を接続すると共に、この第1トランジスタに検出トランジスタをダーリントン接続し、この検出トランジスタのエミッタにコンデンサを接続してピーク検出手段を構成している。
【0005】
このため、この抵抗によって1次コイルに流れる短絡電流が制限されて小さくなると共に、第1トランジスタのオフ時に点火コイルの2次側に発生する高圧出力が低下する欠点があり、十分な高圧出力を得るためには、点火装置全体を大型化する必要がある。
また点火装置を大型化しても、抵抗による電力消費が大きくなり、その無駄は解消し得ない。
【0006】
更に、ピーク検出手段がピークを検出した時に、サイリスタのオンにより第1トランジスタをオフさせているが、サイリスタのオン電圧が他のトランジスタに比較して大きいため、第1トランジスタのベース・エミッタ間電圧が大になり、高温時に誤動作する等、温度条件の変化による影響を非常に受け易く、動作の安定性、信頼性を確保し難い欠点がある。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、簡単な構成で小型且つ安価に製作できると共に、2次側の高圧出力を大にして高効率化でき、しかも温度条件等による影響を防止でき、点火動作の安定性、信頼性を確保できる内燃機関用トランジスタ点火装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明は、点火コイル1 の1次コイル2 の両端に、1次コイル2 に短絡電流を流すための第1トランジスタ5 と、前記1次コイル2 に誘起する正の誘起電圧V 2 のピークを検出するピーク検出手段9 と、ピーク検出手段9 がピークを検出した時にオンして前記第1トランジスタ5 をオフさせる第2トランジスタ6 とを並列に接続し、前記ピーク検出手段 9 は、充放電用コンデンサ 10 と、前記正の誘起電圧 V 2 が誘起した時にオンして前記充放電用コンデンサ 10 を順方向に充電すると共に前記第2トランジスタ 6 をオフさせ、前記正の誘起電圧 V 2 がピークを超えた時に前記充放電用コンデンサ 10 の順方向の充電電圧によりオフして前記第2トランジスタ 6 をオンさせる第3トランジスタ 11 と、前記正の誘起電圧 V 2 がピークを超えた時に前記充放電用コンデンサ 10 の順方向の充電電圧分の電荷を放電し、且つ前記1次コイル 2 に負の誘起電圧 V 1 ,V 3 が誘起した時に前記充放電用コンデンサ 10 を逆方向に充電する逆方向充電用ダイオード 13 とを備えたものである。
【0008】
また別の本発明は、点火コイル 1 の1次コイル 2 の両端に、該1次コイル 2 に短絡電流を流すための第1トランジスタ 5 と、前記1次コイル 2 に誘起する正の誘起電圧 V 2 のピークを検出するピーク検出手段 9 と、該ピーク検出手段 9 がピークを検出した時にオンして第1トランジスタ 5 をオフさせる第2トランジスタ 6 とを並列に接続し、該ピーク検出手段 9 に、前記充放電用コンデンサ 10 と、前記1次コイル 2 に正の誘起電圧 V 2 が誘起した時にオンして前記充放電用コンデンサ 10 を順方向に充電し且つ該正の誘起電圧 V 2 のピークを越えた時にオフする第3トランジスタ 11 と、該第3トランジスタ 11 のオン・オフによりオン・オフし且つオフ時に該第3トランジスタ 11 をオンする第4トランジスタ 20とを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1乃至図3は本発明の第1の実施形態を例示する。図1において、1 は点火コイルで、1次コイル2 と2次コイル3 とを備え、その2次コイル3 に点火プラグ4 が接続されている。5 は第1トランジスタで、そのコレクタ及びエミッタが点火コイル1 の1次コイル2 の両端に接続されている。なお、第1トランジスタ5 には、パワートランジスタが用いられている。
【0012】
6 は第2トランジスタで、この第2トランジスタ6 のコレクタに抵抗7 が直列接続され、第1直列回路8 が構成されている。そして、この第1直列回路8 は、第1トランジスタ5 のコレクタ及びエミッタに並列に接続され、その第2トランジスタ6 と抵抗7 との間に第1トランジスタ5 のベースが接続されている。
【0013】
9 は1次コイル2 に誘起する正の誘起電圧V2のピークを検出するピーク検出手段で、1次コイル2 の正及び負の誘起電圧V1〜V3により充電される充放電用のコンデンサ10と、1次コイル2 に正の誘起電圧V2が誘起した時にオンしてコンデンサ10を順方向に充電し且つ該正の誘起電圧V2のピークを越えた時にオフして第2トランジスタ6 をオンさせる第3トランジスタ11の他に、順方向充電用のダイオード12、逆方向充電用のダイオード13及び抵抗14〜16を備えている。
【0014】
コンデンサ10と第3トランジスタ11は抵抗14と共に第2直列回路17を構成し、その第3トランジスタ11のエミッタにコンデンサ10が、コレクタに抵抗14が夫々接続されている。そして、この第2直列回路17は、第1トランジスタ5 、第1直列回路8 と共に1次コイル2 の両端間に並列に接続され、また第3トランジスタ11と抵抗14との間に第2トランジスタ6 のベースが接続されている。
【0015】
順方向充電用のダイオード12と抵抗15は第3直列回路18を構成し、この第3直列回路18は第2トランジスタ6 のコレクタ・エミッタ間に接続され、そのダイオード12と抵抗15との間に第3トランジスタ11のベースが接続されている。
逆方向充電用のダイオード13と抵抗16は第4直列回路19を構成し、この第4直列回路19の一端が第3トランジスタ11とコンデンサ10との間に、他端が第2直列回路17の第2トランジスタ6 と抵抗7 との間に夫々接続されている。
【0016】
次に図2及び図3を参照しながら第1の実施形態における動作を説明する。通常の正転時には、図2の(A)に二点鎖線で示すように、点火コイル1 の1次コイル2 には負の誘起電圧V1と正の誘起電圧V2と負の誘起電圧V3が連続して誘起する。
【0017】
今、1次コイル2 に最初の負の誘起電圧V1が誘起すると、1次コイル2 、コンデンサ10、抵抗16、ダイオード13、抵抗7 及び1次コイル2 の充電回路が構成され、その負の誘起電圧V1によってコンデンサ10が逆方向に充電される。そして、このコンデンサ10が図2の(B)に示すように負のピーク値まで充電されると、その逆方向の充電電圧が抵抗15を介して第3トランジスタ11のベース側に印加するので、この第3トランジスタ11がオン状態になる。
【0018】
その後、1次コイル2 に正の誘起電圧V2が誘起し、その誘起電圧V2が立ち上がってくると、1次コイル2 、抵抗7 、ダイオード12、第3トランジスタ11のベース・エミッタ、コンデンサ10を経て第3トランジスタ11にベース電流が流れて、この第3トランジスタ11がオンする。
【0019】
このため1次コイル2 から抵抗7 、第3トランジスタ11、コンデンサ10を経て1次コイル2 に至る充電回路が構成されて、図2の(A)に実線で示すように、1次コイル2 に誘起する正の誘起電圧V2によりコンデンサ10が順方向に急速に充電されて行く。
これと同時に第2トランジスタ6 がオフし、第1トランジスタ5 がオンするため、1次コイル2 、第1トランジスタ5 、1次コイル2 の回路で1次短絡電流が流れる。
【0020】
コンデンサ10が正の誘起電圧V2のピークに達するまで順方向に充電された後、図2の(A)に示すように、1次コイル2 の正の誘起電圧V2がピークを越えると、ダイオード12を介して第3トランジスタ11のベースに印加する電圧が第3トランジスタ11のエミッタの電圧、即ち、コンデンサ10の充電電圧よりも低くなり、図2の(B)に示すように、第3トランジスタ11が正の誘起電圧V2のピークを検出してオフする。
【0021】
これによって第2トランジスタ6 がオンし、第1トランジスタ5 をオフするので、第1トランジスタ5 を経て1次コイル2 に流れていた1次短絡電流が遮断される。そして、点火コイル1 の2次コイル3 側に高圧出力が発生し、内燃機関の上死点の手前側近傍で点火プラグ4 に火花放電(発火)が発生して点火する。
コンデンサ10の順方向の充電電圧分の電荷は、コンデンサ10から抵抗16、ダイオード13、第2トランジスタ6 のコレクタ・エミッタ、コンデンサ10の放電回路を介して、次の負の誘起電圧V 3 が誘起するまでに放電する。
【0022】
内燃機関の逆転時には、点火コイル1 の1次コイル2 に、図3(A)及び(B)に示すように正の誘起電圧V1、負の誘起電圧V2、正の誘起電圧V3が順次誘起する。そして、その負の誘起電圧V2、正の誘起電圧V3により、各部が正転時と同様に動作するが、その発火時点が内燃機関の上死点を越えて大きく外れているので、内燃機関の逆転を防止できる。
【0023】
この実施形態では、点火コイル1 の1次短絡電流が流れる第1トランジスタ5 の経路から外れた位置にピーク検出手段9 を設けているので、ピーク検出手段9 の一部を構成する抵抗を従来のように第1トランジスタ5 に直列に設ける必要がない。
このため、1次コイル2 、第1トランジスタ5 に流れる1次短絡電流を大きくでき、これに伴って第1トランジスタ5 をオフした時に点火コイル1 の2次コイル3 側に発生する高圧出力も大にできる。また第1トランジスタ5 に直列に抵抗を接続する必要がないので、それによる電力消費等の無駄も防止できる。
【0024】
従って、この実施形態では、点火装置全体の小型化を図りながら、2次コイル3 側の高圧出力を大にできると共に、無駄な電力消費を防止でき、容易に高効率化を図ることができる。
またピーク検出手段9 では、正の誘起電圧V2のピークを検出した時に第3トランジスタ11がオフし、これによって第2トランジスタ6 をオンさせて第1トランジスタ5 をオフするように構成しており、第2トランジスタ6 により第1トランジスタ5 をオン・オフ制御するようにしている。
【0025】
従って、従来のサイリスタで第1トランジスタ5 を制御する場合に比較して、第2トランジスタ6 のオン電圧を小さくできるので、第1トランジスタ5 のベース・エミッタ間電圧が小さくなり、温度条件の変化による影響を受け難くなる。このため高温時の誤動作等の恐れもなく、動作の安定性、信頼性を容易に確保できる。
【0026】
更に、ピーク検出手段9 は、1次短絡電流が流れる第1トランジスタ5 の回路から外して、コンデンサ10、第3トランジスタ11、ダイオード12,13 、抵抗14〜16により構成しているので、その回路構成が簡単であり、素子数を少なくできる。このため、製作コストを更に低減し安価に実施できる。
【0027】
図4は本発明の第2の実施形態を例示し、ピーク検出手段9 に、充放電用のコンデンサ10と、1次コイル2 に正の誘起電圧が誘起した時にオンしてコンデンサ10を順方向に充電し且つ該正の誘起電圧のピークを越えた時にオフする第3トランジスタ11と、第3トランジスタ11のオン・オフによりオン・オフし且つオフ時に第3トランジスタ11をオンする第4トランジスタ20とを備えたものである。
【0028】
コンデンサ10は逆方向充電用のダイオード21と直列回路を構成し、第2トランジスタ6 の両端間に接続されている。第4トランジスタ20は2個の抵抗22,23 と直列回路を構成し、1次コイル2 の両端間に接続されている。そして、この第4トランジスタ20のコレクタと抵抗23との間に、ダイオード24を介してコンデンサ10が接続され、また2個の抵抗22,23 間に第2トランジスタ6 のベースが接続されている。
【0029】
第3トランジスタ11はエミッタが第2トランジスタ6 のコレクタとダイオード21との間に、コレクタが抵抗25を介して第4トランジスタ20のベースに夫々接続されている。第3トランジスタ11のベースは順方向のダイオード26を介して、コンデンサ10とダイオード21との間に接続されている。
【0030】
次に第2の実施形態における動作を説明する。内燃機関の正転時において、1次コイル2 に最初の負の誘起電圧が誘起すると、1次コイル2 、コンデンサ10、ダイオード21、抵抗7 及び1次コイル2 の充電回路が構成され、負の誘起電圧によってコンデンサ10が逆方向に充電され、その充電電圧を維持する。
【0031】
次に1次コイル2 に正の誘起電圧が誘起すると、1次コイル2 、抵抗7 、第3トランジスタ11のエミッタ・ベース、ダイオード26、コンデンサ10を経て第3トランジスタ11がオンする。このためコンデンサ10が正の誘起電圧により順方向に充電される。
同時に第1トランジスタ5 がオンして1次コイル2 に1次短絡電流が流れる。また第3トランジスタ11がオンすると、第4トランジスタ20がオンするため、第2トランジスタ6 はオフしたままである。
【0032】
1次コイル2 の正の誘起電圧がピークを越えると、第3トランジスタ11のベース側にコンデンサ10の充電電圧がダイオード26を介して印加するため、第3トランジスタ11のエミッタの電圧がベース側の電圧よりも低くなり、第3トランジスタ11がピークを検出すると同時にオフする。これによって第4トランジスタ20がオフし、第2トランジスタ6 がオンして、第1トランジスタ5 をオフするので、第1の実施形態と同様に1次短絡電流を遮断して点火する。
【0033】
従って、この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の利点を得ることができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で設計変更が可能であることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】
発明によれば、簡単な構成で小型且つ安価に製作できると共に、2次側の高圧出力を大にして高効率化でき、しかも温度条件等による影響を防止でき、点火動作の安定性、信頼性を容易に確保できる。
【0037】
また別の本発明によれば、更にピーク検出手段9 により正の誘起電圧V 2 のピークを確実に検出して第2トランジスタ6 を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す点火装置の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す正転時の波形図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す逆転時の波形図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す点火装置の回路図である。
【符号の説明】
1 点火コイル
2 1次コイル
5 第1トランジスタ
6 第2トランジスタ
7 抵抗
8 第1直列回路
9 ピーク検出手段
10 コンデンサ
11 第3トランジスタ
12,13 ダイオード
14,15,16 抵抗
17 第2直列回路
18 第3直列回路
19 第4直列回路
20 第4トランジスタ
V2 誘起電圧

Claims (3)

  1. 点火コイル(1) の1次コイル(2) の両端に、1次コイル(2) に短絡電流を流すための第1トランジスタ(5) と、前記1次コイル(2) に誘起する正の誘起電圧(V2 ) のピークを検出するピーク検出手段(9) と、ピーク検出手段(9) がピークを検出した時にオンして前記第1トランジスタ(5) をオフさせる第2トランジスタ(6) とを並列に接続し、前記ピーク検出手段 (9) は、充放電用コンデンサ (10) と、前記正の誘起電圧 (V 2 ) が誘起した時にオンして前記充放電用コンデンサ (10) を順方向に充電すると共に前記第2トランジスタ (6) をオフさせ、前記正の誘起電圧 (V 2 ) がピークを超えた時に前記充放電用コンデンサ (10) の順方向の充電電圧によりオフして前記第2トランジスタ (6) をオンさせる第3トランジスタ (11) と、前記正の誘起電圧 (V 2 ) がピークを超えた時に前記充放電用コンデンサ (10) の順方向の充電電圧分の電荷を放電し、且つ前記1次コイル (2) に負の誘起電圧 (V 1 )(V 3 ) が誘起した時に前記充放電用コンデンサ (10) を逆方向に充電する逆方向充電用ダイオード (13) とを備えたことを特徴とする内燃機関用トランジスタ点火装置。
  2. 前記1次コイル (2) の両端に、前記第1トランジスタ (5) と、前記第2トランジスタ (6) 及び抵抗 (7) の第1直列回路 (8) と、前記充放電用コンデンサ (10) 、前記第3トランジスタ (11) 及び抵抗 (14) の第2直列回路 (17) とを並列に接続し、前記第1トランジスタ (5) のベースを前記第1直列回路 (8) の前記第2トランジスタ (6) と前記抵抗 (7) との間に、前記第2トランジスタ (6) のベースを前記第2直列回路 (17) の前記第3トランジスタ (11) と前記抵抗 (14) との間に夫々接続し、前記第2トランジスタ (6) の両端に順方向充電用ダイオード (12) と抵抗 (15) との第3直列回路 (18) を接続し、該第3直列回路 (18) の前記順方向充電用ダイオード (12) と前記抵抗 (15) との間に前記第3トランジスタ (11) のベースを接続し、前記逆方向充電用ダイオード (13) と抵抗 (16) との第4直列回路 (19) の一端を前記第3トランジスタ (11) と前記充放電用コンデンサ (10) との間に、他端を前記第1直列回路 (8) の前記第2トランジスタ (6) と前記抵抗 (7) との間に夫々接続したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用トランジスタ点火装置。
  3. 点火コイル (1) の1次コイル (2) の両端に、該1次コイル (2) に短絡電流を流すための第1トランジスタ (5) と、前記1次コイル (2) に誘起する正の誘起電圧 (V 2 ) のピークを検出するピーク検出手段 (9) と、該ピーク検出手段 (9) がピークを検出した時にオンして第1トランジスタ (5) をオフさせる第2トランジスタ (6) とを並列に接続し、該ピーク検出手段 (9) に、前記充放電用コンデンサ (10) と、前記1次コイル (2) に正の誘起電圧 (V 2 ) が誘起した時にオンして前記充放電用コンデンサ (10) を順方向に充電し且つ該正の誘起電圧 (V 2 ) のピークを越えた時にオフする第3トランジスタ (11) と、該第3トランジスタ (11) のオン・オフによりオン・オフし且つオフ時に該第3トランジスタ (11) をオンする第4トランジスタ (20) とを備えたことを特徴とする内燃機関用トランジスタ点火装置。
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