JPS60150478A - 内燃機関用無接点点火装置 - Google Patents

内燃機関用無接点点火装置

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JPS60150478A
JPS60150478A JP540484A JP540484A JPS60150478A JP S60150478 A JPS60150478 A JP S60150478A JP 540484 A JP540484 A JP 540484A JP 540484 A JP540484 A JP 540484A JP S60150478 A JPS60150478 A JP S60150478A
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JP
Japan
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ignition
voltage
capacitor
output
circuit
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JP540484A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Saga
嵯峨 敏裕
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P11/00Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
    • F02P11/02Preventing damage to engines or engine-driven gearing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用無接点点火装置に関し、特に点火プ
ラグのミスファイヤを検出し、ミスファイヤを生じた時
、直ちに内燃機関を停止するものである。
〔従来技術〕
近年の排ガス対策として、排気触媒を使用する方法が一
般に採用されているがこの触媒方式では、ミスファイヤ
を生じた時、未燃焼ガスが触媒コンバータ内で燃焼する
為、触媒が高温にさらされ、熔けるという問題がある。
この為、温度センサを設置して、一定温度以上になると
、警告灯等で、運転者に警告する方式が既に実施されて
いる。
しかし、この方式では、ミスファイヤが始まってから、
警告灯の点灯までにタイムラグがある為、この間、触媒
が高温にさらされて、劣化するのは避けられない。
そこで従来、電流遮断式の点火装置においては、特開昭
50−6927号公報や特開昭50−6928号公報に
記載されるごとく、点火コイルの1次電圧と2次電圧と
を検出し、1次電流遮断時の2次電圧波形によって火花
の有無を検出し、失火検出時にランプやブザー等で警報
を発するものがあるが、高圧の2次電圧の検出をする必
要があるので回路構成が複雑で高価になると共に、点火
用コンデンサに蓄えられた電荷を点火コイルの1次コイ
ルに急激に流して点火するコンデンサ放電式の点火装置
〜の通用が困難であるという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上記の欠点を解消するため、正常点火時と、ミ
スファイヤ(点火プラグに飛火しない)時とで、点火コ
イルの1次電圧波形が異なり、ミスファイヤ時は、1次
電圧波形の時間幅が長くなることに着目し、1次電圧波
形の時間幅が一定時間以上になった時に、点火装置の点
火出力を停止させることにより、簡単かつ安価な構成で
、コンデンサ放電方式の点火装置における失火時の不具
合を確実に防止することを目的とする。
〔実施例〕
以下、本発明による内燃機関用無接点点火装置を実施例
に従って詳細に説明する。以下の説明では、本発明を、
磁石発電機を用いた単気筒4サイクル内燃機関用電子式
無接点点火装置に通用した場合について説明する。
第1図は本発明による内燃機関用電子式無接点点火装置
の回路図を示す。
第1図において、磁石発電機のコンデンサ充電用発電コ
イル1が発生する主コンデンサ8の充電電流とは逆向き
の電流はダイオード5を通って流れ、大容量(数百μF
)の直流電源用コンデンサ12を充電し、このコンデン
サ12の充電電荷を本−発明装置の回路の直流電源とす
る。11はサイリスタ19、ツェナーダイオード14お
よび抵抗15より成る定電圧回路で電源電圧のピーク値
を一定値に抑えている。2は磁石発電機の回転子の回転
角度位置を検出する角度位置センサ、3.4.6.10
aはダイオード、7は点火用サイリスク8は主コンデン
サ、9は点火コイル、9a及び、9bは、それぞれ点火
コイル9の1次コイル及び2次コイル、10は点火栓で
これらにより公知のコンデンサ放電式点火回路を構成す
る。13は点火時期制御回路を示しており、同点火時期
制御回路13にはコンデンサ12の充電電圧、及び角度
位置センサ2の出力信号電圧が入力として加わり、サイ
リスタ7をトリガする信号電圧を出力する。
第2図は第1図に示した角度位置センサ2の構成図であ
る。
第2図において、磁石発電機の磁性体製ロータ(回転子
) 20の外周には、回転の中心に対して必要進角幅だ
けの機械角を形成する幅の広い突起21が設けられてお
り、ロータ20の外周に対向して配置した永久磁石23
と信号発生用コイル24とを有する電磁ピックアップよ
りなる角度位置センサ2にはロータ20の1回転につき
必要進角幅だけずれた正及び負の信号電圧が発生する。
第3図は第1図に示した点火時期制御回路13の内部回
路図である。第1図に示したコンデンサ12の端子電圧
は脈動するため、それを第3図中の0111子Vinよ
り定電圧回路5oに導いて安定化し、定電圧■1を得る
。この定電圧■十は以下に説明する比較器、論理回路、
定電圧回路、フリップフロップ、ゲート回路等の電源と
して用いられる。角度位置センサ2の出力は第3図中の
端子Aに導かれ、次に抵抗101102.103により
適当な電圧値でバイアスされた後、比較器100及び2
00の入力の1つに印加される。比較器100の他方の
入力は、抵抗104と抵抗105との接続点に接続され
、また比較器200の他方の入力は接地されている。そ
して、比較器1ooの出力はフリップフロップ300の
セント信号とし、また、比較器200の出力はフリップ
フロップ300のリセット信号として用いられると同時
に、フリップフロップ350のセント信号として用いら
れる。また、フリップフロップ350のリセット端子は
、抵抗361を介して電源■+に接続されると共に、ア
ナログスイッチ360に接続され、同アナログスイッチ
360は、Q出力が“1′の時に閉じてリセット端子R
を接地し、以後その状態を保持するようにしである。こ
こで、フリップフロップ300のセント信号の立ち上が
り位置は、高速固定進角位置θHと一致させてあり、リ
セット信号の立ち上がり位置は低速固定進角位置θしと
一致させである。
演算用コンデンサ108はアナログスイッチ600及び
700が共に開いている状態では、定電流目路400に
より定電流icで充電され、反対にスイッチ600が閉
し、スイッチ700が開いている状態では第3図の如く
定電流充電電流ic及び、定電流回路500による定電
流放電電流idが流れるが、ここでtd>i cとなる
ように設定しであるため、演算用コンデンサ108の電
荷は定電流1d−icで放電することになる。スイッチ
600はフリップフロップ300のQ出力が“I”のと
き閉しるように構成されており、スイッチ700はOR
回路910の出力が“1”の時に閉しるように構成され
ている。抵抗器106及び107により定電圧■+を分
圧し、抵抗器107の両端に基準電圧Vsを得、この基
準電圧Vsと演算用コンデンサ108の端子電圧とを比
較器800の入力とし、比較器800の出力、フリップ
フロップ300のQ出力、及びフリップフロップ350
のQ出力はAND回路900の入力に接続され、AND
回路900の出力と比較器200の出力とはOR回路9
10の入力に接続されている。そしてOR回路910の
出力信号を出力端子■より点火信号として送り出すと共
に、OR回路910の出力が“1”の時にスイッチ70
0を閉じ、演算用コンデンサ108の電荷を瞬時に完全
放電させる。
第1図において、30はミスファイヤ時点火停止回路で
、点火コイル9の1次コイル9aと主コンデンサ8の接
続点に抵抗31の一端を接続し、他端はダイオード41
のカソードに接続し、一方ダイオード41のアノードは
接地しである。抵抗31とダイオード41との接続点に
は、それぞれ抵抗33.38を介してトランジスタ44
、及び46のベースが接続しである。トランジスタ44
のコレクタにはコンデンサ47、抵抗34を接続し、抵
抗34の他端は電源■1へ、又、コンデンサ47の他端
は抵抗35とダイオード42のカソードとに接続すると
共に、比較器49の子端子へ接続しである。抵抗35の
他端及びダイオード42のアノードは接地しである。比
較器49一端子は抵抗36と37の接続点に接続し、抵
抗36の他端は電源■+へ、又、抵抗37の他端は接地
しである。比較器49の出力はトランジスタ45のベー
スに接続してあり、トランジスタ45とトランジスタ4
6のコレクタは共に抵抗39の一端に接続し、抵抗39
の他端は電源■+へ、又トランジスタ45.46のエミ
ッタは両者共接地しである。トランジスタ45.46の
コレクタはフリップフロップ60のセント端子へ、又リ
セット端子はアナログスイッチ40及び抵抗48の一端
が接続してあり、抵抗4日の他端は電源V+へ、又、ア
ナログスイッチ40の他端は接地しである。フリップフ
ロップ60のQ出方はダイオード43を介して点火用サ
イリスタフのゲートに接続しであると共に、アナログス
イッチ4oの制御端子に接続しである。
以上述べた構成において点火時期制御回路13の動作を
第4図に示した波形図を参照して説明する。
角度位置センサ2には、第4図(A)に示すように、ロ
ータ2oの1回転にっき1サイクルの信号電圧が発生す
る。この信号電圧の正方向電圧と同期して、比較器10
0の出方には第4図(B)に示すようなパルス信号が発
生し、他方、負方向電圧と同期して比較器200の出方
には第4図(C)に示すようなパルス信号が発生ずる。
比較器100の出力はフリップフロップ300のセット
信号とし、比較器200の出力はフリップフロップ30
0のリセット端子、同時にフリップフロップ350のセ
ット信号として用いられる。比較器100の出力信号の
立ち上がり位置は高速固定進角位置θHと、また、比較
器200の出力信号の立ち上がり信号位置は低速固定進
角位置θしとそれぞれ一致させであるので、フリップフ
ロップ300のQ出力は、第4図(D)に示したように
、高速固定進角位置θHで“1”に立ち上がり、低速固
定進角位置θしで“0”に立ち下がる。既に述べた通り
、フリップフロップ300のQ出方が1”の時にスイッ
チ600は閉じるため、第4図(F)に示すように、定
電流icにより充電されていた演算用コンデンサ108
の電荷は第4図(B)に図示のセント信号の立ち上がり
位置(高速固定進角位置θH)より定電流1d−icで
放電し始め、演算用コンデンサ108の端子電圧は低下
し2始める。そして、この演算用コンデンサ108の端
子電圧と抵抗器106及び107により設定された基準
電圧Vsとを比較器800により比較すると、(演算用
コンデンサ108の端子電圧)<(抵抗器106.10
7の分圧点の電圧VS)の時、比較器800の出力は′
l″となる(第4図(G))。ここで、第4図は内燃機
関が中速の場合の進角時の状態を表わしており、低速固
定進角時、及び高速固定進角時の状態については後述す
る。フリップフロップ350は、磁石発電機のロータ2
0が回転し始め、定電圧V÷が発生ずるとりセットされ
、そのQ出力は“0″になるが、比較器200の第1発
註の出力によりその端子Sにセント信号が入るとQ出力
は“l”となり、ごのQ出力信号によりアナログスイッ
チ360を閉じてフリップフロップ350のリセット端
子■7を接地し、以後停止するまでこの状態を持続する
。比較器800の出力とフリップフロップ350のQ出
力とはAND回路900の入力に導かれ、AND回路9
00の出力は、第4図(I()に図示のようになる。そ
して、AND回路900の出力と比較器200の出力と
はOR回路910の入力に導かれ、OR回路910の出
力(第4図(I))にサイリスタ7をトリガさせるため
の点火信号が発生する。この点火信号が“1”になると
、スイッチ700が閉じるので、演算用コンデンサ10
8の電荷は点火信号の立ち上がり位置で瞬時に完全放電
する。そして、スイッチ600及び700が共に開く位
置、すなわち点火信号の立ち下がり位置より演算用コン
デンサ108に対し再び定電流icによる充電が開始さ
れ、演算用コンデンサ108の端子電圧は第4図(F)
に図示のように上昇する。
第5図は第3図に示した演算用コンデンサ108の端子
電圧の波形図を示す。低速固定進角時、中速進角時、高
速固定進角時の各状態における演算用コンデンサ108
の端子電圧の波形は、第5図図示のNし、NM、NHの
ようになる。すなわち、低速固定進角時は演算用コンデ
ンサ108の充電時間が長いため、第5図の中のNしの
如く高速固定進角位置θHにおいて達する充電電圧が高
くなり、次に放電電圧が基準電圧Vsまで低下する角度
位置は低速固定進角位置θしより遅れるので、OR回路
910により低速固定進角位置θしで点火が行われる。
そして、演算用コンデンサ108の放電電圧がθしにお
いて基準電圧Vsに等しくなるような内燃機関回転速度
NTL以下では、点火位置ば低速固定進角位置θしにと
どまることになる。
内燃機関の回転速度が上昇すると充電時間が短くなるた
め、θHにおける演算用コンデンサ10日の充電電圧は
低くなり、このため演算用コンデンサ208の放電電圧
が基準電圧Vsまで低下する位置は徐々に進角側へ移行
してθしより進むことになる。つまり、ある回転速度ま
で上昇すると、低速固定進角位置θLより進角し始める
。この進角開始後の状態が第5図のNMで示しである。
さらに内燃機関の回転速度が上昇すると、点火時期は高
速固定進角位置θHに近づき、やがて演算用コンデンサ
108の充電電圧は第5図図示のN。
の如く、θHでも基準電圧vsより低くなる。そして、
演算用コンデンサ108の充電電圧がθHにおいてVs
に達する内燃機関回転速度N78以上では比較器800
の出力は常に“1″となり、点火時期は、フリップフロ
ップ300のQ出力が“1”に立ち上がる位置、すなわ
ち高速固定進角位置θ1となる。つまり内燃機関回転速
度が上記の臨界高回転速度N T H以上に上昇しても
点火時期はθHに固定される。
以上に説明した点火角度の内燃機関回転速度に対する変
化の状況を第7図に示す。
次に、始動時、すなわち、磁石発電機が回転し始める時
の動作を、第6図を参照して説明する。
第6図において、(C)は定電圧回路50の出力電圧■
十を示す。いま、磁石発電機がθRの位置から回転し始
めたとすると、定電圧回路50の出力電圧は直ちに■+
に達し、定電流電源400を介して演算用コンデン10
8の充電を開始する。
しかし、磁石発電機の発電コイル1の第1サイクルの発
生電圧によるコンデンサ108の充電電圧は、第6図(
B)に破線で示した定常回転速度時の充電電圧とは異な
り、一般的に充電角度範囲が狭いので、第6図(B)に
実線で示したように、放電を開始する角度位置θHにお
ける演算用コンデンサ108の充電電圧は、破線で示し
た定常回転速度時の充電電圧と比べ低くなる。そして、
θHにおいてフリップフロップ300がセントされ、そ
のQ出力が“1”になると、スイッチ600は閉じ、演
算用コンデンサ108は放電を始めるが、演算用コンデ
ンサ10Bの充電電圧が低いため、演算用コンデンサ1
08の放電電圧は、第6図(B)に実線で示したような
進角した角度位置θし′で基準電圧■sに達し、比較器
800の出力は“l”に立ち上がる。しかし、フリップ
フロップ350は、それより前に電源電圧が■+に立ち
」二がった時にリセットされ、そのQ出力は“0″にな
っているので、AND回路900の出力は“0”になっ
ており、θL′において点火が行なわれることはない。
その次の角度位置θしにおいて比較器200の出力が“
1”に立ち上がると、OR回路910を経て点火信号を
出力し、同時にフリップフロップ350はセントされる
ので、そのQ出力は“1”に変わり、アナログスイッチ
360を閉じフリップフロップ350のリセット端子R
を接地し“0″レヘルに保つので、そのQ出力は、その
後内燃機関が停止するまで、“1”の状態を維持する。
従って、発電コイル1の発電電圧の2サイクル時以降の
進角信号(比較器800の出力)は、AND回路900
を、次にOR回路910を経て点火信号を出力する。
次にミスファイヤ時点火停止回路3oの動作について説
明する。OR回路910の点火信号により点火用サイリ
スタ7がターンオンすると、主コンデンサ8の電荷は点
火コイル9の1次コイル9aを通って急激に放電し、こ
の時の放電電流により、主コンデンサ8と1次コイル9
aの接続部電圧は、第8図(イ)の如く負電圧となる。
ここで、点火プラグ10が正常にブレークしている時は
、実線で示ずaの如く、時間τの間、負電位となってい
るが、点火プラグのギャップ過大、あるいは、カーボン
の堆積等により、ブレークしなかった時は、一点鎖線で
示すbの如くτより長い時間τ′の間食電位となる。こ
の負電位となる時間は、主コンデンサ8の容量と点火コ
イル9の1次コイル9a及び2次コイル9bの抵抗値、
インダクタンスにより決り、回転数に関係なく一定であ
る。正常点火時は時間τの間、トランジスタ44及び4
6はそのベース・エミッタ間が逆にバイアスされOFF
となる。そして、トランジスタ44のコレクタ電圧ば、
コンデンサ47及び抵抗35により微分され、抵抗35
の端子間電圧は第8図(ロ)の実線の如くとなる。この
電圧は、抵抗34.35の抵抗値及びコンデンサ47の
容量で決る一定の時定数τ0で低下するが、正常点火時
は、抵抗36.37で決る基準電圧Vaに達するより以
前にトランジスタ44がONとなり、比較器49の出力
は第8図(ハ)の実線の如くなる。一方、トランジスタ
46のベース電圧は第8図(ニ)の実線の如く、τの間
、負電位となり、この間トランジスタ46はOFFする
。上記(ハ)と(ニ)により、正常点火時はトランジス
タ45と46のコレクタ接続点には第8図(ホ)の実線
で示す如く電圧が発生しない。すなわち、フリップフロ
ップ60のセント信号は発生しない。一方、ミスファイ
ヤ時は、前述の如くτがτ′と長くなり、抵抗35の端
子間電圧は第8図(ロ)の一点鎖線の如く、トランジス
タ44、及び46がONとなるより以前に基準電圧Va
に達し、比較器49の出力は第8図(ハ)の一点鎖線の
如くとなる。従って、トランジスタ45と46のコレク
タ接続点には第8図(ホ)の一点鎖線で示す如く電圧が
発生し、これによりフリップフロップ60はセントされ
、Q信号は“1”となり、点火用サイリスタ7のゲート
に出力すると共に、アナログスイッチ4oを閉じてフリ
ップフロップ60のリセット端子を短絡するため、磁石
発電機のコンデンサ充電用発電コイルlの出力は点火用
サイリスタ7により短絡され続け、以後の点火を停止す
る。
尚、始動時、すなわち磁石発電機が回転し始める時のフ
リップフロップ60の動作は、点火時期制御回路13内
のフリップフロップ350の動作と同様のため省略する
以上の説明より明らかなように、抵抗34.35、コン
デンサ47で決る時定数τ0を、あらかじめτ〈τ0〈
τ′となるよう設定しておけば、ミスファイヤ時に確実
に点火を停止することが出来、従って触媒の劣化を防止
することが出来る。
面、上述した実施例では、τ0の設定として、I・ラン
ジスタ44のコレクタ電圧の微分回路と比較器とを用い
ているが、当然ながら単安定マルチを使用しても良い。
又、磁石発電機を電源とするものに限らず、バッテリ電
源による、コンデンサ放電式点火装置でも良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、点火用コンデンサ
に蓄えられた電荷を点火コイルの1次コイルに急激に放
電して点火させるコンデンサ放電式の内燃機関用無接点
点火装置において、点火コイルの1次コイル電圧発生時
間が設定値より大となったのを検出して点火停止回路に
より以後の点火を停止するから、1次コイル電圧発生時
間を検出するのみの簡単かつ安価な構成でもって、コン
デンサ放電式の点火装置における失火発生時の、内燃機
関を運転し続けることによる不具合を、確実に防止する
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内燃機関用電子式無接点点火装置
の全体的構成を示す概略回路図である。 第2図は第1図に図示の角度位置センサ2の概咄構成を
示す一部破断斜視図である。 第3図は第1図に図示の点火時期制御回路13の概略電
子回路図である。 第4図は第3図に図示の点火時期制御回路13の電子回
路の各部の信号波形図である。 第5図は第3図に図示の点火時期制御回路13の中の演
算用コンデンサ108の充放電端子電圧波形の内燃機関
回転速度による変化を示す信号波形図である。 第6図は内燃機関の始動時における、第3図に図示の点
火時期制御回路13の定電圧電源50の出力電圧と、演
算用コンデンサ108の充放電電圧との変化を示す波形
図である。 第7図は内燃機関回転速度に対する点火角度の変化を示
す特性図である。 第8図は第1図に図示のミスファイヤ時点火停止回路3
0の各部波形図である。 1・・・磁石発電機のコンデンサ充電用発電コイル。 2・・・角度位置センサ、7・・・半導体開閉素子をな
す点火用サイリスク、8・・・点火用コンデンサをなす
主コンデンサ、9・・・点火コイル、9a、9b・・・
それぞれ点火コイル9の1次コイル及び2次コイル。 10・・・点火栓、13・・・点火時期制御回路、30
・・・ミスファイヤ時点火停止回路。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 第 2 図 0 と1 第5図 第6図 第7図 NTL NTH−a−N 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 点火用コンデンサと、点火時期に点火用コンデンサに蓄
    えられた電荷を点火コイルの1次コイルに急激に流す為
    の半導体開閉素子とを備えるコンデンサ放電式の内燃機
    関用無接点点火装置において、前記点火コイルの1次コ
    イル電圧発生時間が設定値より大となったのを検出して
    以後の点火を停止する点火停止回路を備える内燃機関用
    無接点点火装置。
JP540484A 1984-01-13 1984-01-13 内燃機関用無接点点火装置 Pending JPS60150478A (ja)

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JP540484A JPS60150478A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 内燃機関用無接点点火装置

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JP540484A JPS60150478A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 内燃機関用無接点点火装置

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JP (1) JPS60150478A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0460675U (ja) * 1990-10-02 1992-05-25
KR100218761B1 (ko) * 1990-07-18 1999-09-01 가나이 쓰도무 전자장치
JP2009036190A (ja) * 2007-07-11 2009-02-19 Denso Corp 内燃機関の点火装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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