JPS6119972A - 内燃機関用無接点点火装置 - Google Patents
内燃機関用無接点点火装置Info
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- JPS6119972A JPS6119972A JP59140968A JP14096884A JPS6119972A JP S6119972 A JPS6119972 A JP S6119972A JP 59140968 A JP59140968 A JP 59140968A JP 14096884 A JP14096884 A JP 14096884A JP S6119972 A JPS6119972 A JP S6119972A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/155—Analogue data processing
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Signal Processing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用無接点点火装置に関し、特に回転変
動の非常に大きい低速時においても、安定した点火動作
を行なう電子式の内燃機関用無接点点火装置に関するも
のである。
動の非常に大きい低速時においても、安定した点火動作
を行なう電子式の内燃機関用無接点点火装置に関するも
のである。
従来は、機関の回転に同期して、機関の1回転に付き1
回の正、負の信号電圧を発生するセンサを設け、このセ
ンサ信号の正方向電圧を第1の固定角度信号S1として
用いると共に、この第1の固定角度信号S1の立上り位
置θHを高速固定位置と一致させ、また負方向電圧を第
2の固定角度信号S2として用いると共に、この第2の
固定角度信号S2の立上り位置θしを低速固定位置と一
致させ、この第2の固定角度信号S2の立下り位置θし
′から、定電流で演算用コンデンサを充電し、第1の固
定角度信号S1の立上り位置θHからは、定電流で放電
させることにより三角波を発生させ、この三角波の下降
部が、基準電圧Vsと交差しない低速時は、低速固定位
置θ、を点火時期とし、中速の進角途上の回転数におい
ては、三角波の下降部が基準電圧Vsと交差する位置を
点火時期とし、そして、三角波の上昇部が基準電圧Vs
に達しない高速時は、高速固定位置θt→を点火時期と
する電子式の内燃機関用無接点点火装置が提案されてい
る。
回の正、負の信号電圧を発生するセンサを設け、このセ
ンサ信号の正方向電圧を第1の固定角度信号S1として
用いると共に、この第1の固定角度信号S1の立上り位
置θHを高速固定位置と一致させ、また負方向電圧を第
2の固定角度信号S2として用いると共に、この第2の
固定角度信号S2の立上り位置θしを低速固定位置と一
致させ、この第2の固定角度信号S2の立下り位置θし
′から、定電流で演算用コンデンサを充電し、第1の固
定角度信号S1の立上り位置θHからは、定電流で放電
させることにより三角波を発生させ、この三角波の下降
部が、基準電圧Vsと交差しない低速時は、低速固定位
置θ、を点火時期とし、中速の進角途上の回転数におい
ては、三角波の下降部が基準電圧Vsと交差する位置を
点火時期とし、そして、三角波の上昇部が基準電圧Vs
に達しない高速時は、高速固定位置θt→を点火時期と
する電子式の内燃機関用無接点点火装置が提案されてい
る。
しかし、この装置では、回転変動の非常に大きい低速時
に過進角となり、機関が圧縮を乗り込えられずに上死点
手前で逆転し、ケッチンが発生したり、あるいは、機関
が破損することがある。この原因は第3図に示す如く、
例えば、機関アイドリング状態で、低速固定位置θH1
、θし2で正常に点火していたものが、混合気のムラに
より一時的に回転変動が大きくなり、圧縮圧力が増大す
る高速固定位置θH3付近から急激に瞬時回転数が低下
し、本来ならθし3′で低速固定信号が来るべきものが
、θし3へと大きく遅れてしまうことにより、(第3図
の横軸は時間軸である)低速固定位置θし3より大きく
進んだθ「の位置で、三角波は基準電圧Vsに達し、こ
の位置が点火時期となることによる。ここで、θFの位
置は、回転変動が大きい程、進角側となり、この過進角
により、前記問題が発生する。
に過進角となり、機関が圧縮を乗り込えられずに上死点
手前で逆転し、ケッチンが発生したり、あるいは、機関
が破損することがある。この原因は第3図に示す如く、
例えば、機関アイドリング状態で、低速固定位置θH1
、θし2で正常に点火していたものが、混合気のムラに
より一時的に回転変動が大きくなり、圧縮圧力が増大す
る高速固定位置θH3付近から急激に瞬時回転数が低下
し、本来ならθし3′で低速固定信号が来るべきものが
、θし3へと大きく遅れてしまうことにより、(第3図
の横軸は時間軸である)低速固定位置θし3より大きく
進んだθ「の位置で、三角波は基準電圧Vsに達し、こ
の位置が点火時期となることによる。ここで、θFの位
置は、回転変動が大きい程、進角側となり、この過進角
により、前記問題が発生する。
また、コンデンサと、このコンデンサの定電流充電回路
、及び比較器から成る回転数検出回路を備え、設定回転
数以下では、点火信号を消す回路が公知となっている(
例えば特開昭57−20559号公報)、シかし、この
回路を応用した場合は、点火信号そのものが消える為、
急激な回転数低下があった時、点火が行われないことに
なり、ケソキンは発生しないものの、エンジンが停止し
てしまうという問題がある。
、及び比較器から成る回転数検出回路を備え、設定回転
数以下では、点火信号を消す回路が公知となっている(
例えば特開昭57−20559号公報)、シかし、この
回路を応用した場合は、点火信号そのものが消える為、
急激な回転数低下があった時、点火が行われないことに
なり、ケソキンは発生しないものの、エンジンが停止し
てしまうという問題がある。
そこで本発明は、低速時に回転変動があっても過進角す
ることなく、低速固定位置で確実に点火できるようにす
るものである。
ることなく、低速固定位置で確実に点火できるようにす
るものである。
そのため本発明は機関の回転と同期して第1の基準角度
位置及び第2の基準角度位置を検出するセンサと、進角
演算用コンデンサを含み、前記第2の基準角度位置から
第1の基準角度位置まで前記演算用コンデンサを充電し
、前記第1の基準角度位置からは、この充電電荷を放電
させることにより三角波を形成して、この三角波の下降
部が基準電圧となった時を進角途上の点火時期とする進
角演算回路とを備える内燃機関用無接点点火装置におい
て、前記演算用コンデンサもしくはこの演算用コンデン
サと同期して充電される別の制御用コンデンサの電圧と
設定電圧とを比較する比較器を含み、前記演算用コンデ
ンサもしくは制御用コンデンサの電圧が設定値より高い
時は前記演算用コンデンサの放電を阻止して低速固定位
置を点火時期とするための回転変動対策回路を備える内
燃機関用無接点点火装置を提供するものである。
位置及び第2の基準角度位置を検出するセンサと、進角
演算用コンデンサを含み、前記第2の基準角度位置から
第1の基準角度位置まで前記演算用コンデンサを充電し
、前記第1の基準角度位置からは、この充電電荷を放電
させることにより三角波を形成して、この三角波の下降
部が基準電圧となった時を進角途上の点火時期とする進
角演算回路とを備える内燃機関用無接点点火装置におい
て、前記演算用コンデンサもしくはこの演算用コンデン
サと同期して充電される別の制御用コンデンサの電圧と
設定電圧とを比較する比較器を含み、前記演算用コンデ
ンサもしくは制御用コンデンサの電圧が設定値より高い
時は前記演算用コンデンサの放電を阻止して低速固定位
置を点火時期とするための回転変動対策回路を備える内
燃機関用無接点点火装置を提供するものである。
これにより、機関の回転変動が非常に大きい低速時には
演算用コンデンサもしくは制御用コンデンサの電圧が設
定値より高くなって、第1の基準角度位置よりの演算用
コンデンサの放電が阻止されることにより、この演算用
コンデンサの電圧が基準電圧に下降するのを阻止して進
角信号の発生が阻止さ、れ、低速固定位置が点火時期と
なる。
演算用コンデンサもしくは制御用コンデンサの電圧が設
定値より高くなって、第1の基準角度位置よりの演算用
コンデンサの放電が阻止されることにより、この演算用
コンデンサの電圧が基準電圧に下降するのを阻止して進
角信号の発生が阻止さ、れ、低速固定位置が点火時期と
なる。
以下、本発明による内燃機関用無接点点火装置を実施例
に従っ“て詳細に説明する。
に従っ“て詳細に説明する。
磁石発電機を用いた単気筒4サイクル内燃機関用電子式
無接点点火装置に適用した場合について説明する。
無接点点火装置に適用した場合について説明する。
第2図は本発明による内燃機関用無接点点火装置の回路
図を示す。
図を示す。
第2図において、磁石発電機のコンデンサ充電コイル1
の反コンデンサ充重電流はダイオード5を介して流れ、
大容量(数百μF)の直流電源用コンデンサ12を充電
し、このコンデンサ12の充電電荷を直流電源とする。
の反コンデンサ充重電流はダイオード5を介して流れ、
大容量(数百μF)の直流電源用コンデンサ12を充電
し、このコンデンサ12の充電電荷を直流電源とする。
11はサイリスタ19、ツェナーダイオード14および
抵抗器15より成る定電圧回路で電源電圧のピーク値を
一定値に抑えている。2はセンサ、3,4.6はグイオ
−ト、7はサイリスク、8は主コンデンサ、9は点火コ
イル、9a、9bは、点火コイル9の1次コイルと2次
コイル、IOは点火栓でこれらにより公知のコンデンサ
放電式点火回路を構成する。
抵抗器15より成る定電圧回路で電源電圧のピーク値を
一定値に抑えている。2はセンサ、3,4.6はグイオ
−ト、7はサイリスク、8は主コンデンサ、9は点火コ
イル、9a、9bは、点火コイル9の1次コイルと2次
コイル、IOは点火栓でこれらにより公知のコンデンサ
放電式点火回路を構成する。
点火時期制御回路13にはコンデンサ12の充電電圧(
ダイオード5のカソード側電圧)、コンデンサ12の電
圧、及びセン−+2の信号電圧が入力として加わり、サ
イリスタ7をトリガする信号電圧を出力するものである
。“′ 第4図は第2図に示されるセンサ2の構成図である。
ダイオード5のカソード側電圧)、コンデンサ12の電
圧、及びセン−+2の信号電圧が入力として加わり、サ
イリスタ7をトリガする信号電圧を出力するものである
。“′ 第4図は第2図に示されるセンサ2の構成図である。
第2図において磁石発電機の磁性体製口〜夕20の外周
には、必要進角幅だけの機械角をもった幅の広い突起2
1が設けられており、ロータ2゜の外周に配置した永久
磁石23と信号コイル24とを有する電磁ピックアップ
よりなるセンサ2にはロータ20の1回転にっき1サイ
クルの信号電圧が必要進角幅丈ずれて正、負に発生ずる
。
には、必要進角幅だけの機械角をもった幅の広い突起2
1が設けられており、ロータ2゜の外周に配置した永久
磁石23と信号コイル24とを有する電磁ピックアップ
よりなるセンサ2にはロータ20の1回転にっき1サイ
クルの信号電圧が必要進角幅丈ずれて正、負に発生ずる
。
第1図は第2図に示される点火時期制御回路13の内部
回路図を示す。第1図においてコンデンサ12の電圧は
脈流となるため、これを定電圧回路50により安定化し
、定電圧■+を得る。この定電圧V+は比較器、論理回
路、定電流回路、フリップフロップ、ゲート回路等の1
!源として用いられる。センサ2の出力は抵抗器101
,102゜103により適当な値でバイアスされた後、
比較器100,200の入力とする。比較器100の他
の一方の入力は、抵抗器104と抵抗器105の接続点
に接続され、また比較器200の他の一方の入力は接地
されている。そして、比較器1゜Oの出力は回転変動対
策回路950(後述する)を通してフリップフロップ3
00のセット信号とし、また、比較器200の出力はフ
リップフロ・7ブ300のリセット信号とする。ここで
、フリップフロップ300のセット信号の立上り位置は
、高速固定進角位置θHと一致させ、リセット信号の立
上り位置は低速固定進角位置θしと一致させている。演
算用コンデンサ108はアナログスイッチ600及び7
00が共に開いている状態では、定電流回路400によ
り定電流icで充電され、逆にスイッチ600が閉じ、
スイッチ700が開いている状態では第1図の如く定電
流tc及びidが流れるが、ここ’f(i d > i
cとなるように設定しであるため、演算用コンデンサ
108の電荷は定電流1d−4cで放電することになる
。スイ/チロ00はフリップフロップ300のQ出力が
“l゛のとき閉じるように構成されており、スインチア
00はOR回路910の出力が“1”の時に閉じるよう
に構成されている。定電圧V+は抵抗器106,107
により分圧され、抵抗器1゜7の両端電圧を基準電圧V
sとし、この基準電圧Vsと演算用コンデンサ108の
電圧とを比較器800の入力とし、比較器800の出力
とフリップフロップ300のQ出力とはAND回路90
0に接続され、AND回路900の出方とフリップフロ
ップ300のリセット信号とはOR回路910に接続さ
れている。そしてOR回路910の出力を点火信号とす
ると共に、OR回路910の出力が“l”の時、スイッ
チ700を閉じ、演算用コンデンサ108の電荷を瞬時
に放電させる。
回路図を示す。第1図においてコンデンサ12の電圧は
脈流となるため、これを定電圧回路50により安定化し
、定電圧■+を得る。この定電圧V+は比較器、論理回
路、定電流回路、フリップフロップ、ゲート回路等の1
!源として用いられる。センサ2の出力は抵抗器101
,102゜103により適当な値でバイアスされた後、
比較器100,200の入力とする。比較器100の他
の一方の入力は、抵抗器104と抵抗器105の接続点
に接続され、また比較器200の他の一方の入力は接地
されている。そして、比較器1゜Oの出力は回転変動対
策回路950(後述する)を通してフリップフロップ3
00のセット信号とし、また、比較器200の出力はフ
リップフロ・7ブ300のリセット信号とする。ここで
、フリップフロップ300のセット信号の立上り位置は
、高速固定進角位置θHと一致させ、リセット信号の立
上り位置は低速固定進角位置θしと一致させている。演
算用コンデンサ108はアナログスイッチ600及び7
00が共に開いている状態では、定電流回路400によ
り定電流icで充電され、逆にスイッチ600が閉じ、
スイッチ700が開いている状態では第1図の如く定電
流tc及びidが流れるが、ここ’f(i d > i
cとなるように設定しであるため、演算用コンデンサ
108の電荷は定電流1d−4cで放電することになる
。スイ/チロ00はフリップフロップ300のQ出力が
“l゛のとき閉じるように構成されており、スインチア
00はOR回路910の出力が“1”の時に閉じるよう
に構成されている。定電圧V+は抵抗器106,107
により分圧され、抵抗器1゜7の両端電圧を基準電圧V
sとし、この基準電圧Vsと演算用コンデンサ108の
電圧とを比較器800の入力とし、比較器800の出力
とフリップフロップ300のQ出力とはAND回路90
0に接続され、AND回路900の出方とフリップフロ
ップ300のリセット信号とはOR回路910に接続さ
れている。そしてOR回路910の出力を点火信号とす
ると共に、OR回路910の出力が“l”の時、スイッ
チ700を閉じ、演算用コンデンサ108の電荷を瞬時
に放電させる。
回転変動対策回路950は定電圧■+を抵抗器951.
952により分圧し、抵抗器952の両端電圧を基準電
圧Vpとし、この基準電圧Vpを比較器960の十人力
とし、演算用コンデンサ108の電圧を一人力とし、比
較器960の出力と比較器10.0の出力とをAND回
路970の入力とし、AND回路970の出力をフリッ
プフロップ300のセント信号としている。ここで点線
は従来回路を示している。
952により分圧し、抵抗器952の両端電圧を基準電
圧Vpとし、この基準電圧Vpを比較器960の十人力
とし、演算用コンデンサ108の電圧を一人力とし、比
較器960の出力と比較器10.0の出力とをAND回
路970の入力とし、AND回路970の出力をフリッ
プフロップ300のセント信号としている。ここで点線
は従来回路を示している。
以上に記載された如く構成された点火時期制御回路13
の動作を第5図に示される波形図で説明するが、初めに
従来回路(第1図の点線回路)で説明し、その後、本発
明の回転変動対策回路950がある場合の動作を説明゛
する。センサ2には第5図(A)の如く、ロータ20の
1回転につき1サイクルの信号電圧が発生する。この信
号電圧の正方向電圧と同期して比較器100の出力に第
5図(B)の如く、パルス信号が発生し、また負方向電
圧と同期して比較器200の出力に第5図(C)の如く
、パルス信号が発生する。比較器】00の出力はフリッ
プフロップ300のセント信号とし、比較器200の出
力はフリップフロップ300のり、セント信号とする。
の動作を第5図に示される波形図で説明するが、初めに
従来回路(第1図の点線回路)で説明し、その後、本発
明の回転変動対策回路950がある場合の動作を説明゛
する。センサ2には第5図(A)の如く、ロータ20の
1回転につき1サイクルの信号電圧が発生する。この信
号電圧の正方向電圧と同期して比較器100の出力に第
5図(B)の如く、パルス信号が発生し、また負方向電
圧と同期して比較器200の出力に第5図(C)の如く
、パルス信号が発生する。比較器】00の出力はフリッ
プフロップ300のセント信号とし、比較器200の出
力はフリップフロップ300のり、セント信号とする。
セット信号の立上り位置は高速固定進角位置θHと、リ
セット信号の立上り位置は低速固定進角位置θLとそれ
ぞれ一致させているので、フリップフロップ300のQ
出力は第5図(D)の如く、高速固定進角位置θ8で“
1”に立上り、低速固定進角位置θしで“0”に立下が
る。フリップフロップ300のQ出力が1″の時スイッ
チ600は閉しるため、定電流icにより充電されてい
た演算用コンデンサ108の電荷はセット信号の立上り
位置(高速固定進角位置)より定電流1d−icで放電
し始め、演算用コンデンサ1013の電圧は低下し始め
る。そして、この電圧と抵抗器106,107により設
定された基準電圧Vsとを比較器800の入力とし〔演
算用コンデンサ108の電圧〈抵抗器106,107の
分圧点の電圧Vs)の時、比較器800の出力は“1”
となる(第5図(G))第5図(C)は中速の進角時の
状態を表わすものであり、低速固定進角時、及び高速固
定進角時の状態については後述する。比較器800の出
力とフリップフロップ300のQ出力とはAND回路9
00を介し、AND回路900の出力は、第5図(H)
の如くになる。そして、AND回路900の出力とフリ
ップフロップ300のリセット信号とはOR回路910
を介し、OR回路910の出力(第5図(I))がサイ
リスタ7をl・リガさせるための点火信号となると共に
、点火信号が“1”となると、スイッチ700は閉じる
ので、演算用コンデンサ108の電荷は点火信号の立上
り位置で瞬時に放電する。そして、スイッチ600及、
び700が共に開く位置、すな、わち点火信号の立下り
位置より演算用コンデンサ108は再び定電流icで充
電が開始され、演算用コンデンサ10Bの電圧は第5図
(F)の如く変化する。
セット信号の立上り位置は低速固定進角位置θLとそれ
ぞれ一致させているので、フリップフロップ300のQ
出力は第5図(D)の如く、高速固定進角位置θ8で“
1”に立上り、低速固定進角位置θしで“0”に立下が
る。フリップフロップ300のQ出力が1″の時スイッ
チ600は閉しるため、定電流icにより充電されてい
た演算用コンデンサ108の電荷はセット信号の立上り
位置(高速固定進角位置)より定電流1d−icで放電
し始め、演算用コンデンサ1013の電圧は低下し始め
る。そして、この電圧と抵抗器106,107により設
定された基準電圧Vsとを比較器800の入力とし〔演
算用コンデンサ108の電圧〈抵抗器106,107の
分圧点の電圧Vs)の時、比較器800の出力は“1”
となる(第5図(G))第5図(C)は中速の進角時の
状態を表わすものであり、低速固定進角時、及び高速固
定進角時の状態については後述する。比較器800の出
力とフリップフロップ300のQ出力とはAND回路9
00を介し、AND回路900の出力は、第5図(H)
の如くになる。そして、AND回路900の出力とフリ
ップフロップ300のリセット信号とはOR回路910
を介し、OR回路910の出力(第5図(I))がサイ
リスタ7をl・リガさせるための点火信号となると共に
、点火信号が“1”となると、スイッチ700は閉じる
ので、演算用コンデンサ108の電荷は点火信号の立上
り位置で瞬時に放電する。そして、スイッチ600及、
び700が共に開く位置、すな、わち点火信号の立下り
位置より演算用コンデンサ108は再び定電流icで充
電が開始され、演算用コンデンサ10Bの電圧は第5図
(F)の如く変化する。
第6図は第1図に示される演算用コンデンサ108の波
形図を示す。低速固定進角時、中速進角時、高速固定進
角時の各状態での演算用コンデンサ108の電圧は第6
図Nし、NM、N、の如くになる。すなわち、低速固定
進角時は演算用コンデンサ108の充電時間が長いため
、第6図のNLの如く高速固定進角位置θHでの電圧が
高くなり、基準電圧VSまで電圧が低下する位置は低速
固定進角位置θしより遅れるが、OR回路910により
低速固定進角位置θしで点火が行われる。そして、回転
が上昇すると充電時間が短くなるため、θHでの演算用
コンデンサ108の電圧は低くなり、このため、基/l
!電圧Vsまで低下する位置も徐々に進角側に移行し、
やがてθLより進みとなる。つまり、ある回転数まで上
昇すると、低速固定進角位置θしより進角し始める。こ
の状態が第2図のNMである。更に回転が上昇すると、
点火時期は高速固定進角位置θHに近づいていき、やが
て演算用コンデンサ108の電圧は第6図のNHの如く
、θHでも基準電圧Vsより低くなる。この状態では比
較器800の出力は常に“1”となり、点火時期はフリ
ップフロップ300のQ出力が“1”に立上る位置、す
なわち高速固定進角位置θHとなる。つまり回転がこれ
以上上昇しても点火時期はθHで固定となる。
形図を示す。低速固定進角時、中速進角時、高速固定進
角時の各状態での演算用コンデンサ108の電圧は第6
図Nし、NM、N、の如くになる。すなわち、低速固定
進角時は演算用コンデンサ108の充電時間が長いため
、第6図のNLの如く高速固定進角位置θHでの電圧が
高くなり、基準電圧VSまで電圧が低下する位置は低速
固定進角位置θしより遅れるが、OR回路910により
低速固定進角位置θしで点火が行われる。そして、回転
が上昇すると充電時間が短くなるため、θHでの演算用
コンデンサ108の電圧は低くなり、このため、基/l
!電圧Vsまで低下する位置も徐々に進角側に移行し、
やがてθLより進みとなる。つまり、ある回転数まで上
昇すると、低速固定進角位置θしより進角し始める。こ
の状態が第2図のNMである。更に回転が上昇すると、
点火時期は高速固定進角位置θHに近づいていき、やが
て演算用コンデンサ108の電圧は第6図のNHの如く
、θHでも基準電圧Vsより低くなる。この状態では比
較器800の出力は常に“1”となり、点火時期はフリ
ップフロップ300のQ出力が“1”に立上る位置、す
なわち高速固定進角位置θHとなる。つまり回転がこれ
以上上昇しても点火時期はθHで固定となる。
次に本発明の回転変動対策回路950の動作について、
第6図に示す演算用コンデンサ108の電圧で説明する
。第6図で、N、はアイドリング回転時、Noは進角開
始時を表している。No時にθHの位置における演算用
コンデンサ10Bの電圧がvp’になるとすると、第1
図の比較器96(1)+入力には、■p′より若干高い
電圧Vpがあらかじめ設定してあって、印加しである(
Vplよ定電圧■1を抵抗器951.952により分圧
して得られる)。そして、この比較器960の一人力は
、演算用コンデンサ108に接続しであるので、例えば
、第6図のNZ(アイドリング回転)時は、θ、〜θ、
の間、比較器960の出力は0″となる。
第6図に示す演算用コンデンサ108の電圧で説明する
。第6図で、N、はアイドリング回転時、Noは進角開
始時を表している。No時にθHの位置における演算用
コンデンサ10Bの電圧がvp’になるとすると、第1
図の比較器96(1)+入力には、■p′より若干高い
電圧Vpがあらかじめ設定してあって、印加しである(
Vplよ定電圧■1を抵抗器951.952により分圧
して得られる)。そして、この比較器960の一人力は
、演算用コンデンサ108に接続しであるので、例えば
、第6図のNZ(アイドリング回転)時は、θ、〜θ、
の間、比較器960の出力は0″となる。
この比較器960の出力と、比較器100の出力(第1
の固定角度信号)とがAND回路970の入力となる為
、N、時は比較器100の出力、すなわち第1の固定角
度信号は、フリップフロップ300のセント信号となら
ない。この為、フリノブフロップ300のQ出力は10
″のままで変化しないので、演算用コンデン号108は
、θHより放電せず、第6図のNX時に示す如くの波形
となる(従来回路では、第6図の点線の如くぐなる)。
の固定角度信号)とがAND回路970の入力となる為
、N、時は比較器100の出力、すなわち第1の固定角
度信号は、フリップフロップ300のセント信号となら
ない。この為、フリノブフロップ300のQ出力は10
″のままで変化しないので、演算用コンデン号108は
、θHより放電せず、第6図のNX時に示す如くの波形
となる(従来回路では、第6図の点線の如くぐなる)。
従って、前述した如く、例えば、混合気のムラ等が原因
で、圧縮工程で急激に瞬時回転数が低下しても、第1の
固定角度位置θHから、演算用コンデンサ108が放電
しないので、基準電圧Vsに達することがなく、必ず、
低速固定位置θ。
で、圧縮工程で急激に瞬時回転数が低下しても、第1の
固定角度位置θHから、演算用コンデンサ108が放電
しないので、基準電圧Vsに達することがなく、必ず、
低速固定位置θ。
で点火が行われる。
そして、進角開始回転数Noより、やや低い回転数で、
比較器100の出力(第1の固定角度信号)がフリップ
フロ7ブ300のセント入力となる為、これ以上の回転
数においては、従来回路と同じ動作となる。
比較器100の出力(第1の固定角度信号)がフリップ
フロ7ブ300のセント入力となる為、これ以上の回転
数においては、従来回路と同じ動作となる。
また、上述した実施例によれば、充電電流に比べて約1
0倍大きな放電電流が、機関低速時に阻止されることに
なるため、消費電力の低減が可能となり、特に低速時に
おいて発生出力が低下する磁石発1!機を電源とする点
火装置においては、点火性能を向上することができる。
0倍大きな放電電流が、機関低速時に阻止されることに
なるため、消費電力の低減が可能となり、特に低速時に
おいて発生出力が低下する磁石発1!機を電源とする点
火装置においては、点火性能を向上することができる。
なお、第1図では回転変動対策回路950としてAND
回路970を備えているが、一般に比較器の出力はオー
ブンコレクタとなっているので、第7図の如く、AND
回路970を省略して比較器960の出力と比較器10
0の出力とを共通に接続してフリツプフロップ300の
セント信号としても良い。この場合、比較器960の出
力トランジスタTrで、比較器100の出力を吸い込む
ようにしである。
回路970を備えているが、一般に比較器の出力はオー
ブンコレクタとなっているので、第7図の如く、AND
回路970を省略して比較器960の出力と比較器10
0の出力とを共通に接続してフリツプフロップ300の
セント信号としても良い。この場合、比較器960の出
力トランジスタTrで、比較器100の出力を吸い込む
ようにしである。
また、第8図に示す如く、比較器200の出力によって
低速固定位置にて閉じるアナログスイッチ750により
リンセトされて、定電流回路450により定電流で充電
される制御コンデンサ109を設けて、この制御コンデ
ンサ109の出力を比較器960の一人力に加え、低速
回転時に制御コンデンサ109の電圧が抵抗器951,
952により決まる設定値より高くなることによって、
比較器960の出力を“0゛とするようにしてもよい。
低速固定位置にて閉じるアナログスイッチ750により
リンセトされて、定電流回路450により定電流で充電
される制御コンデンサ109を設けて、この制御コンデ
ンサ109の出力を比較器960の一人力に加え、低速
回転時に制御コンデンサ109の電圧が抵抗器951,
952により決まる設定値より高くなることによって、
比較器960の出力を“0゛とするようにしてもよい。
ここで、定電流回路450の代わりに抵抗器を用いて制
御コンデンサ109を飽和曲線で充電するようにしても
よい。
御コンデンサ109を飽和曲線で充電するようにしても
よい。
また、低速固定位置を決定するためにセンサ2とは別の
回転位置センサの信号をサイリスタ7のゲートに印加す
ることもできる。
回転位置センサの信号をサイリスタ7のゲートに印加す
ることもできる。
また、本発明は磁石発電機を電源とする容量放電式に限
らず、バッテリを電源とするトランジスタ点火装置にも
適用出来る。
らず、バッテリを電源とするトランジスタ点火装置にも
適用出来る。
以上述べたように本発明においては、機関の回転変動が
非富に大きい低速時には□演算用コンデンサもしくは制
御用コンデンサの電圧が設定値より高くなって、第1の
基準角度位置よりの演算用コンデンサの放電が阻止され
ることにより、この演算用コンデンサの電圧が基準電圧
に下降するのを阻止して進角信号の発生が阻止され、低
速固定位置が点火時期となるから、低速時に回転変動が
あっても過進角することなく、低速固定位置で確実に点
火することができるという優れた効果がある。
非富に大きい低速時には□演算用コンデンサもしくは制
御用コンデンサの電圧が設定値より高くなって、第1の
基準角度位置よりの演算用コンデンサの放電が阻止され
ることにより、この演算用コンデンサの電圧が基準電圧
に下降するのを阻止して進角信号の発生が阻止され、低
速固定位置が点火時期となるから、低速時に回転変動が
あっても過進角することなく、低速固定位置で確実に点
火することができるという優れた効果がある。
第1図は本発明装置の一実施例における点火時期制御回
路の詳細回路を示す電気回路図、第2図は上記実施例の
全体構成を示す電気回路図、第3図は従来装置の作動説
明に供する各部波形図、第4図は上記実施例におけるセ
ンサ部分の構造を示す模式斜視、図、第5図は上記実施
例の作動説明に供する各部波形図、第6図は上記実施例
における演算用コンデンサの波形図、第7図は上記点火
時期制御回路の他の実施例を示す要部電気回路図、第8
図は上記点火時期制御回路のさらに他の実施例を示す電
気回路図である。 2・・・センサ、13・・・点火時期制御回路、108
・・・演算用コンデンサ、109・・・制御用コンデン
サ、950・・・回転変動対策回路、960・・・比較
器。
路の詳細回路を示す電気回路図、第2図は上記実施例の
全体構成を示す電気回路図、第3図は従来装置の作動説
明に供する各部波形図、第4図は上記実施例におけるセ
ンサ部分の構造を示す模式斜視、図、第5図は上記実施
例の作動説明に供する各部波形図、第6図は上記実施例
における演算用コンデンサの波形図、第7図は上記点火
時期制御回路の他の実施例を示す要部電気回路図、第8
図は上記点火時期制御回路のさらに他の実施例を示す電
気回路図である。 2・・・センサ、13・・・点火時期制御回路、108
・・・演算用コンデンサ、109・・・制御用コンデン
サ、950・・・回転変動対策回路、960・・・比較
器。
Claims (1)
- 機関の回転と同期して第1の基準角度位置及び第2の基
準角度位置を検出するセンサと、進角演算用コンデンサ
を含み、前記第2の基準角度位置から第1の基準角度位
置まで前記演算用コンデンサを充電し、前記第1の基準
角度位置からは、この充電電荷を放電させることにより
三角波を形成して、この三角波の下降部が基準電圧とな
った時を進角途上の点火時期とする進角演算回路とを備
える内燃機関用無接点点火装置において、前記演算用コ
ンデンサもしくはこの演算用コンデンサと同期して充電
される別の制御用コンデンサの電圧と設定電圧とを比較
する比較器を含み、前記演算用コンデンサもしくは制御
用コンデンサの電圧が設定値より高い時は前記演算用コ
ンデンサの放電を阻止して低速固定位置を点火時期とす
るための回転変動対策回路を備える内燃機関用無接点点
火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59140968A JPS6119972A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 内燃機関用無接点点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59140968A JPS6119972A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 内燃機関用無接点点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119972A true JPS6119972A (ja) | 1986-01-28 |
Family
ID=15281011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59140968A Pending JPS6119972A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 内燃機関用無接点点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119972A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63105771U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | ||
JPS63115559U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-26 | ||
JPH0387972U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-09 | ||
JPH0529416U (ja) * | 1991-10-02 | 1993-04-20 | 山村商事株式会社 | 手提げ袋 |
JP2016017512A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 富士電機株式会社 | 内燃機関の点火制御装置 |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP59140968A patent/JPS6119972A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63105771U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | ||
JPS63115559U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-26 | ||
JPH0387972U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-09 | ||
JPH0529416U (ja) * | 1991-10-02 | 1993-04-20 | 山村商事株式会社 | 手提げ袋 |
JP2016017512A (ja) * | 2014-07-11 | 2016-02-01 | 富士電機株式会社 | 内燃機関の点火制御装置 |
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