JPS6039510Y2 - 内燃機関用無接点点火装置 - Google Patents

内燃機関用無接点点火装置

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JPS6039510Y2
JPS6039510Y2 JP2320579U JP2320579U JPS6039510Y2 JP S6039510 Y2 JPS6039510 Y2 JP S6039510Y2 JP 2320579 U JP2320579 U JP 2320579U JP 2320579 U JP2320579 U JP 2320579U JP S6039510 Y2 JPS6039510 Y2 JP S6039510Y2
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JP
Japan
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capacitor
ignition
signal
internal combustion
thyristor
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Application number
JP2320579U
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English (en)
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JPS55123672U (ja
Inventor
博 長原
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁石発電機を電源とするコンデンサ放電式の内
燃機関用無接点点火装置に関するもので、特に低速時に
おいて点火信号源の出力がピーク点を過ぎた時点を検出
して点火させ、はぼ固定に近い良好な点火進角を得るよ
うにしたものである。
従来周知のこの種のものは特開昭52−84329号公
報のごとく、コンデンサ充電コイルにより信号用コンデ
ンサを充電し、信号用コンデンサの放電によりサイリス
タを導通させ、点火用コンデンサに充電された充電電荷
を急激に放電させるようにしである。
そして、コンデンサ充電コイルにより信号用コンデンサ
を充電した後このコンデンサの充電電荷をサイリスタの
ゲート回路に放電させるため、即ち、信号用コンデンサ
充電時にサイリスタのゲート回路を逆バイアスするため
、信号用コンデンサとサイリスタのカソードとを接続し
、この接続点を逆バイアス用ダイオードを介して接地し
ている。
ところが、上述した従来のものでは、点火信号を得るた
めの逆バイアス用ダイオードがサイリスタのカソードと
接地との間に接続しであるので、点火用コンデンサの放
電回路中に点火用コンデンサの放電には直接関係のない
逆バイアス用ダイオードが挿入され、点火用コンデンサ
の放電回路には点火エネルギーを得るため大電流が流れ
ることから、この逆バイアス用ダイオードに電流容量の
大きな大型のもが必要となるのみならず、高価になると
いう問題があった。
本考案は上記の問題を解決するため、逆バイアス用ダイ
オード(抵抗でもよい)を点火用コンデンサの放電回路
より分岐して設けることにより、逆バイアス用ダイオー
ドに点火用コンデンサより大電流が流れない為小型化と
コストダウンが出来、又、信号用コンデンサの充電時に
サイリスタのゲートに逆バイアスをかける電圧降下素子
であれば逆バイアス素子は何んでも良く、更にコストダ
ウンが出来る内燃機関用無接点点火装置を提供すること
を目的とするものである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図において、1は磁石発電機のコンデンサ充電コイ
ル、2は磁石発電機にコンデンサ充電コイル1とは別に
設けた進角用信号コイル、3は高速固定部及び1回転1
発火用の信号発電機の信号コイルである。
4はコンデンサ充電コイル1と逆並列に接続された半波
短絡用のダイオード、5、6. 7.8はダイオード、
9,10は抵抗、11は低速固定部を形成する為の信号
用コンデンサ、12は進角部形成用のツェナーダイオー
ドである。
15は保持抵抗、13はサイリスタ、14は補助サイリ
スタ、16は点火用コンデンサ、17は点火コイル、1
8は点火栓である。
そして、ダイオード6は逆バイアス素子をなし、抵抗9
は短絡阻止用素子をなすものである。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
進角用信号コイル2は第2図aに示すごとく磁石発電機
の1回転につき2サイクルの連続した交流電圧を発生し
、信号コイル3は第2図すに示すごとく最高進角位置に
て1サイクルのパルス状電圧を発生する。
そして、内燃機関の回転の上昇に伴い、コンデンサ充電
コイル1の発生出力により点火用コンデンサ16を充電
する。
そして、進角用信号コイル2の正方向の出力によりダイ
オード7.6を介して信号用コンデンサ11を充電し、
この信号コイル2の発生出力がピーク値を過ぎると、コ
ンデンサ11に充電された電荷は、抵抗10.9を経て
サイリスタ13のゲートに印加されてこのサイリスタ1
3を導通させる。
このときすでに高速用信号コイル3の発生出力により補
助サイリスタ14が導通し、この導通状態が保持抵抗1
5により保持されている為、点火用コンデンサ16に充
電されている充電電荷は、サイリスタ13→補助サイリ
スタ14→点火コイル17の経路で急激に放電され、点
火コイル17の2次側に高電圧が誘起されて点火栓18
に点火火花を発生させる。
更に、回転が上昇してツェナーダイオード12の設定電
圧に達する迄は信号用コンデンサ11の充電電荷の放電
により信号コイル2の発生電圧がピーク値を過ぎた点で
点火する為、点火位置はほぼ一定となり、低速時の固定
進角を形成する。
そして、ツェナーダイオード12の設定電圧に達した後
はツェナーダイオード12が導通して信号コイル2の発
生出力により直接サイリスタ13を導通させる為、信号
コイル2の出力波形により漸進進角が得られる。
更に回転が上昇し高速時ハ、信号コイル3の発生出力に
より、信号コイル2の出力波形がカットされ高速の固定
進角が形成される。
これによって、第3図に示すごとき回転数進角特性が得
られる。
なお、信号用コンデンサ11の充電時にはダイオード6
によりサイリスタ13のゲート回路が逆バイアスされる
ため、信号用コンデンサ11の充電電荷によりサイリス
タ13が導通することはない。
ここで、漸進進角の開始回転数はツェナーダイオード1
2の設定電圧によって任意に設定できる。
なお、高速時の固定進角を必要としない場合には、サイ
リスタ13のカソードを直接アースし、保持抵抗15、
補助サイリスタ14、信号コイル3およびダイオード8
を省略すればよい。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第1図図示
の実施例に対し、点火信号源として進角用信号コイル2
を用いる代わりにコンデンサ充電コイル1を兼用し、こ
のコンデンサ信号コイル1の反コンデンサ充電側半波出
力によって信号用コンデンサ11を充電するようにした
ものである。
なお、この実施例においてはサイリスト13のカソード
が直接アースしてあって補助サイリスタ14が省略しで
あると共に、巻数の異なる2個のコンデンサ充電コイル
1が用いである。
この第2図において、ダイオード7のカソードは両コン
デンサ充電コイル1の接続点に接続する代わりに、破線
で示すごとくコンデンサ充電コイル1とダイオード5と
の接続点に接続するようにしてもよい。
なお、上記各実施例において、逆バイアス素子としては
ダイオード6の代わりに破線で示すごとく抵抗6aを用
いてもよく、また短絡阻止用素子としては抵抗9の代わ
りに破線で示すごとくダイオード9aを用いてもよい。
以上述べたように本考案においては、点火信号源の発生
出力により信号用コンデンサを充電すると共に、この充
電中、逆バイアス素子によりサイリスタのゲート回路に
逆バイアスをかけ、点火信号源の発生出力がピーク値を
過ぎると信号用コンデンサの充電電荷をサイリスクのゲ
ート回路に供給して低速時の固定進角を得ると共に、信
号用コンデンサの正極側とサイリスタのゲートとの間を
ツェナーダイオードを介して接続し、所定回転数以上で
ツェナーダイオードを導通させて漸進進角を得、さらに
、逆バイアス素子とコンデンサの負極側とサイリスタの
カソードとの接続点より分岐させて点火用コンデンサの
放電回路を設けるから、1個の点火信号源によって低速
時の固定進角ど設定回転数よりの漸進進角とが得られる
のみならず、この漸進進角の開始回転数をツェナーダイ
オードの設定電圧によって任意に設定でき、かつ点火用
コンデンサの放電回路中とは分岐して逆バイアス素子が
設けられるから、逆バイアス素子は信号用コンデンサの
微少な充電電流が流れるのみであって、電流容量が小さ
く、小型で安価なものを使用することができ、全体的に
小型、安価にできるという優れた効果がある。
また、点火信号源としてコンデンサ充電コイルとは別に
設けた進角用信号コイルを用いることにより、進角特性
を点火用コンデンサ充電特性とは無関係に最適なものに
設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す電気回路図、第2
図は第1図図示装置の作動説明に供する信号コイル波形
図、第3図は第1図図示装置における点火時期特性図、
第4図は本考案装置の他の実施例を示す電気回路図であ
る。 1・・・・・・コンデンサ充電コイル(第4図のものは
点火信号源を兼用)、2・・・・・・点火信号源をなす
進角用信号コイル、6,6a・・・・・・逆バイアス素
子をなすダイオードと抵抗、7・・・・・・ダイオード
、9゜9a・・・・・・短絡阻止用素子をなす抵抗とダ
イオード、10・・・・・・抵抗、11・・・・・・信
号用コンデンサ、12・・・・・・ツェナーダイオード
、13・・・・・・サイリスタ、16・・・・・・点火
用コンデンサ、17・・・・・・点火コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁石発電機のコンデンサ充電コイルにより点火用コ
    ンデンサを充電し、このコンデンサの充電電荷をサイリ
    スタの導通により点火コイルの1次側を介して放電させ
    るようにした内燃機関用無接点点火装置において、点火
    信号源にダイオードを介して信号用コンデンサを接続す
    ると共にこの信号用コンデンサの負荷側と前記点火信号
    源との間に逆バイアス素子を接続し、この信号用コンデ
    ンサを抵抗および短絡阻止用素子を介してサイリスタの
    ゲートに接続し、前記コンデンサの正極側と前記サイリ
    スタのゲートとの間にツェナーダイオードを接続し、前
    記サイリスタのカソードを前記コンデンサの負極側と前
    記逆バイアス素子との接続点に接続し、この接続点より
    分岐させて前記点火用コンデンサの放電回路を設けると
    共に、前記抵抗および短絡阻止用素子の接続点と前記逆
    バイアス素子および前記点火用信号源の接続点との間を
    接続したことを特徴とする内燃機関用無接点点火装置。 2 前記逆バイアス用素子はダイオードよりなることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の内燃機
    関用無接点点火装置。 3 前記逆バイアス用素子は抵抗よりなることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の内燃機関用無
    接点点火装置。 4 前記点火信号源は前記コンデンサ充電コイルとは別
    に設けた進角用信号コイルよりなることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項及至第3項のうちいずれか
    に記載の内燃機関用無接点点火装置。 5 前記点火信号源を前記コンデンサ充電コイルにより
    兼用し、このコンデンサ充電コイルの反コンデンサ充電
    側半波出力により前記信号用コンデンサを充電すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項及至第3項
    のうちいずれかに記載の内燃機関用無接点点火装置。 6 前記サイリスタのカソードが接地されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項及至第5項の
    うちいずれかに記載の内燃機関用無接点点火装置。
JP2320579U 1979-02-23 1979-02-23 内燃機関用無接点点火装置 Expired JPS6039510Y2 (ja)

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JPS55123672U JPS55123672U (ja) 1980-09-02
JPS6039510Y2 true JPS6039510Y2 (ja) 1985-11-26

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