JP3726815B2 - 流量制御バルブ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば排気ガス再循環装置(EGR)に用いて好適な流量制御バルブに関し、より詳しくは、その弁体と周辺部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用エンジンの給気管と排気管とを連通させるガス通路に配設されて、所要時に上記ガス通路を開閉する排気ガス再循環装置(EGR)は知られており、このEGR用の流量制御バルブとしてポペット弁タイプのものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、排気ブレーキ装置用の流量制御バルブとしてバタフライ弁タイプのものも知られており、次のような構成になっている(例えば、特許文献2を参照)。すなわち、上記特許文献2の装置においては、排気管の流路の所定位置に、相互に逆方向を向けた段部端面を形成し、これらの段部端面をシート部とするとともに、このシート部となる段部端面の隣接位置に弁体を回転自在に設けている。そして、所要時に弁体を90度回転させることにより、該弁体の一方の端面を一方の段部端面(シート部)に着座させると同時に、弁体の他方の端面を他方の段部端面(シート部)に着座させることで排気管の流路を閉鎖するようにしている。
【特許文献1】
特開2002−54512号公報。
【特許文献2】
実開昭54−90523号公報。
【特許文献3】
特開平7−151243号公報。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のポペット弁タイプの流量制御バルブにおいては、ガス通路内に弁体を配置しているので、ガス通路を流通する排気ガスの流量が不足するという欠点があった。
一方、上述したバタフライ弁タイプの流量制御バルブにおいては、上記シート部となる両方の段部端面を、排気ガスの流通方向において弁体の厚さ分だけ位置をずらして逆方向に向けて形成していたものである。
そのため、上記従来の装置においては、シート部となる段部端面の配設位置を正確に製作する必要があり、しかも、シート部としての両段部端面の表面を高精度に仕上げる必要があった。
しかも、シート部となる両段部端面の位置が僅かにずれた場合においては、弁体を90度回転させて上述したように排気管を閉鎖したとしても、弁体の端面と弁座としての両段部端面との間に僅かに間隙が生じて、そこから排気ガスが洩れやすくなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した事情に鑑み、本発明は、排気ガスを流通させるガス通路の途中に配設した筒状のハウジングと、上記ハウジングの内周部に軸方向の一端側から嵌合した円筒状の第1スリーブと、上記ハウジングの内周部に軸方向の他端側から嵌合した円筒状の第2スリーブと、円板状に形成されて上記両スリーブの内方に回転自在に設けた弁体とを備えて、上記弁体により上記ガス通路を開閉するように構成した流量制御バルブであって、
上記両スリーブを半径方向において相互に軸心をずらしてこれら両スリーブの先端面を相互に当接させて、両スリーブの先端面の一部によって両スリーブの内方側に段部端面を形成し、この段部端面の円周方向に伸びる縁部によって第1シート部を構成し、また、上記弁体の外周面を傾斜面あるいは断面円弧状に形成して、そこを第2シート部として形成し、上記弁体の第2シート部を上記第1シート部に線接触させることにより、上記ガス通路を閉鎖するように構成したものである。
上述した構成によれば、弁体の第2シート部を第1シート部に線接触させることで、ガス通路を閉鎖するようにしているので、相互に接触した両シート部の面圧が高くなり、上述した従来の装置と比較して弁体によりガス通路を閉鎖した際のシール洩れを減少させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1および図2において、1は自動車のEGRの流量制御バルブである。この流量制御バルブ1は、図示しない給気管と排気管とを連通させるガス通路2(パイプ)の途中に配設されている。流量制御バルブ1は、上記ガス通路2の途中に取り付けた円筒状のハウジング3と、ハウジング3の内周部に相互に逆方向から嵌着した第1スリーブ4及び第2スリーブ5と、さらにこれら両スリーブ4、5の内方側に収納されて図示しない駆動手段(例えば、モータやエアシリンダ)によって正逆に回転される円板状の弁体6とを備えている。上記両スリーブ4,5の先端面によって構成した環状の第1シート部S1と、弁体6の外周面に形成した第2シート部S2とによって、ガス通路2を開閉するバタフライ弁7を構成している。上記ハウジング3はアルミニウム製であり、両スリーブ4,5と弁体6はともにステンレス製で窒化処理により耐摩耗性を向上している。
【0006】
上記ハウジング3の軸方向の両側部には、このハウジング3の軸心C1と直交させて、かつ水平な同一直線上に2か所の貫通孔3Aを穿設している。また、ハウジング3に嵌着した両スリーブ4、5の先端面に跨って上記ハウジング3の両貫通孔3Aの位置に合わせて、それぞれ水平方向の貫通孔8を穿設している。
一方、弁体6の両側部には、中心を通る水平方向の一直線上に支持軸9を一体に連結してあり、これら左右の支持軸9は、上記貫通孔8およびハウジング3の貫通孔3Aに貫通させている。つまり、左右の支持軸9によって弁体6は両スリーブ4,5の内部で回転自在に支持されている。
【0007】
上記一方の支持軸9の先端部は上述した図示しない駆動手段に連結されている。この駆動手段の非作動時においては、弁体6の第2シート部S2が第1シート部S1に着座してバタフライ弁7が閉鎖されている。このようにバタフライ弁7が閉鎖されてガス通路2が閉鎖されることで、図示しない給気管と排気管との連通は阻止されている。
これに対して、上記駆動手段によって弁体6が図1において反時計方向に例えば90度回転されると、弁体6はハウジング3の軸心C1と同一平面となる水平状態に維持されている。この作動状態では、弁体6の第2シート部S2は、弁座となる第1シート部S1から離隔してバタフライ弁7が開放される。したがって、ガス通路2を介して図示しない給気管と排気管が連通して、排気管から給気管に向けて排気ガスが流通するようになっている。そして、上記駆動手段による弁体6の回転角度を変更することにより、ガス通路2を流通する排気ガスの流量を制御することが出来るようになっている。
【0008】
しかして、本実施例は、上記弁体6とその周辺部を次のように構成することにより、バタフライ弁7を閉鎖した際の排気ガスのシール洩れを大幅に減少させたものである。
すなわち、円筒状とした上記ハウジング3には、左方側の端面における内周部に環状凹部3Bを形成している。また、ハウジング3には、右方側の端面における内周部に環状凹部3Cを形成している。これら環状凹部3B、3Cの内径と軸方向寸法(深さ)は、同一に設定しているが、これら環状凹部3B、3Cは円周方向において相互に180度ずれた位置に配置してあり、かつそれらの軸心を半径方向において所定量だけ位置をずらして設けている。そして、左方側の環状凹部3Bに円筒状の第1スリーブ4を嵌着し、右方側の環状凹部3Cに円筒状の第2スリーブ5を嵌着している。
本実施例においては、第1スリーブ4及び第2スリーブ5は、同一形状で同一寸法に形成している。つまり、第1スリーブ4は、その外周部の先端を円周方向全域において所定寸法だけ切欠いてあり、それにより、小径部4aと段部端面4bおよび大径部4cを形成している。第2スリーブ5も上記第1スリーブ4と同じ形状として、小径部5a、段部端面5b、大径部5cを形成している。上記大径部4c、5cの外径は、上記ハウジング3の両環状凹部3B、3Cの内径と同一寸法に設定してあり、また、大径部4c、5cの軸方向寸法は、上記両環状凹部3B、3Cの深さ(軸方向寸法)と同じに設定している。
また、上記ハウジング3の軸方向寸法は、第1スリーブ4および第2スリーブ5の軸方向寸法を合計した寸法と同一に設定している。
【0009】
そして、第1スリーブ4の小径部4aを左方側からハウジング3の内周面に挿入し、かつ第1スリーブ4の大径部4cを環状凹部3Bに嵌着すると同時に、段部端面4bを環状凹部3Bの端面に当接させている。
また、第2スリーブ5を右方側からハウジング3の右方側の内周面に挿入し、第2スリーブ5の大径部5cを環状凹部3Cに嵌着する同時に、段部端面5bを環状凹部3Cの端面に当接させるとともに、この第2スリーブ5の先端面5dを第1スリーブ4の先端面4dに当接させている。また、このようにして両スリーブ4,5をハウジング3に嵌着することで、ハウジング3の左方側の端面と第1スリーブ4の左方側の端面とが同一平面となり、また、ハウジング3の右方側の端面と第2スリーブ5の右方側の端面とが同一平面となっている。
ここで、ハウジング3における環状凹部3Bと環状凹部3Cは軸心をずらしてあるので、両スリーブ4,5の軸心も半径方向においてずれた状態でハウジング3に嵌着されている。それに伴って、図1に示すように、第2スリーブ5の先端面5dにおける上方側の箇所がそれに当接した第1スリーブ4の先端面4dよりも下方側にずれて、そこに左方側に向けた段部端面5d’が形成されている。また、第1スリーブ4の先端面4dにおける下方側の箇所によって右方側に向けた段部端面4d’が形成されている。このように、相互に逆方向に向けた段部端面4d’、5d’が形成されており、かつそれらの縁部(角部)が円周方向全域において連続しており、この円周方向に連続した縁部によって上記第1シート部S1を構成している(図3参照)。
【0010】
本実施例では、両スリーブ4,5の先端面4d、5dを半径方向に位置をずらして当接させることで、上記第1シート部S1を形成してあり、しかも、その第1シート部S1は、ハウジング3の軸心C1および両スリーブ4,5の軸心C2、C3と直交する同一平面上に位置するようになっている。
さらに、本実施例においては、図4に拡大して示すように、第1シート部S1を構成する両段部端面4d’、5d’の縁部には、45度の面取りを施している。
このように構成した第1シート部S1に弁体6の第2シート部S2を接離させることでバタフライ弁7を開閉させるようにしている。
【0011】
次に、本実施例の弁体6は、外周面6Aを軸心C4に対して45度傾斜した傾斜面としてあり、この傾斜面とした外周面6Aによって第2シート部S2を構成している。
さらに、本実施例の弁体6は、上述したように左右両側部に支持軸9を水平に連結してあり、その支持軸9をハウジング3の貫通孔3Aおよび両スリーブ4,5にわたって穿設した貫通孔8に回転自在に嵌合している。
また、これら一対の支持軸9の回転中心は、上記相互に当接させた両スリーブ4,5の先端面4d、5dすなわち第1シート部S1と同一鉛直面上に位置させている。これにより、図1に示すように、駆動手段によって弁体6が時計方向に回転されて、第2シート部S2が第1シート部S1に着座してバタフライ弁7が閉鎖された際には、その厚さ方向の中央位置となる鉛直面が、上記両先端面4d、5d(第1シート部S1、第2シート部S2)と同じ鉛直面上に位置するようになっている。
この際には、弁体6の第2シート部S2が第1シート部S1に線接触することでバタフライ弁7が閉鎖されるようになっている。
【0012】
以上の構成において、駆動手段が非作動状態においては、図1に示すように、弁体6の第2シート部S2が第1シート部S1に接触してバタフライ弁7が閉鎖されている。この閉鎖状態においては、弁体6の第2シート部S2が第1シート部S1と線接触しているので、両シート部S1、S2の面圧は高くなっている。それにより、バタフライ弁7の閉鎖時において両シート部S1、S2間の排気ガスのシール洩れを抑制することができる。
【0013】
図5は、本実施例のバタフライ弁7と上記従来のバタフライ弁に関して行なったシール洩れの実験結果を示したものである。
ここで、従来技術としてのバタフライ弁は、上記特許文献2の第3図に開示された弁体と両段部端面とからなる構成を用いたものである。
この図5に示す実験結果から理解できるように、本実施例のバタフライ弁7においては、従来技術と比較すると、バタフライ弁7を閉鎖した際におけるシール洩れが大幅に減少している。すなわち、例えば、図5において、バタフライ弁7の閉鎖時における弁体6の前後の差圧が6.7kPaとなる時の弁体6の前後における排気ガスの洩れ量を比較してみると、従来技術においては78L/minであったのに対して、本実施例においては、その約半分の41L/minとなっている。このように、本実施例によれば、上記従来のバタフライ弁と比較して約半分のシール洩れ量となっている。
このように、本実施例においては明らかに従来と比較して良好なシール性能を得ることができる。
また、本実施例においては、両スリーブ4,5の先端面4d、5dを半径方向に位置をずらして当接させ、それにより形成される段部端面4d’、5d’の縁部によって弁座としての第1シート部S1を構成している。このような構成としているので、本実施例においては、両先端面4d、5dを高精度に仕上げる必要が無く、しかも両先端面4d、5dを当接させることで上記第1シート部S1が形成されるので、構造が簡単なバタフライ弁7を提供することができる。
さらに、両シート部S1、S2となる箇所のみを適宜な材料で形成することができるので、軽量で、かつ経済的なバタフライ弁を提供することができる。
【0014】
つぎに、図6〜図8は、バタフライ弁7における弁体6の第2シート部S2と、弁座となる第1シート部S1に関する他の実施例を示したものである。以下の実施例においては、第1シート部S1あるいは第2シート部S2を、断面円弧状あるいは45度のテーパ面としたものである。
つまり、図6は、段部端面4d’(5d’)の縁部(第1シート部S2)を断面円弧状として、弁体6の外周面6Aは上記第1実施例と同様の傾斜面としたものである。
また、図7は、第1シート部S1を45度で面取りしたテーパ面とする一方、弁体6の外周面6A(第2シート部S2)を断面円弧状となるように面取りしたものである。
さらに、図8は、弁体6の第2シート部S2および第1シート部S1の両方を断面円弧状に面取りしたものである。このような図6から図8に示す実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用、効果を得ることができる。
【0015】
次に、図9は本発明のさらに別の実施例を示したものである。
上記第1実施例においては、両スリーブ4,5の先端面4d、5dが軸心C1〜C3に対して直交していたが、この図9に示す実施例においては、両スリーブ4,5の先端面4d、5dを軸心C2、C3に対して所定角度だけ傾斜させている。そして、このように傾斜させた両スリーブ4,5の先端面4d、5dを相互に当接させている。したがって、この実施例においては、相互に当接した両先端面4d、5dは、上記所定角度だけハウジング3の軸心C1に対して傾斜し、段部端面4d’、5d’も傾斜するようになっている。一方、弁体6の構成は上記第1実施例と同じ構成にしている。
このような構成とすることで、図9に示したバタフライ弁7の閉鎖時においては、弁体6が両先端面4d、5dと同一平面上となり、したがって、弁体6の第1シート部と弁座としたの第2シート部S2とが線接触するようになっている。このような図9に示した実施例であっても、上記第1実施例と同様の作用、効果を得ることができる。
なお、上記各実施例は、本発明の流量制御バルブをEGRに用いた場合を説明したが、本発明は排気ブレーキ装置用の流量制御バルブとしても用いることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、弁体によりガス通路を閉鎖した際のシール洩れを従来に比較して減少させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】 図1に示した流量制御バルブの要部の斜視図。
【図3】 図1に示した第1シート部S1と第2シート部S2との関係を示す図。
【図4】 図1の要部の拡大図。
【図5】 本発明と従来技術とのシール洩れの実験結果を示す図。
【図6】 バタフライ弁の他の実施例を示す断面図。
【図7】 バタフライ弁の他の実施例を示す断面図。
【図8】 バタフライ弁の他の実施例を示す断面図。
【図9】 本発明の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…流量制御バルブ 2…排気管
3…ハウジング 3B…環状凹部
3C…環状凹部 4…第1スリーブ
5…第2スリーブ 4d’…段部端面
5d’…段部端面 6…弁体
7…バタフライ弁 S1…第1シート部
S2…第2シート部
Claims (4)
- 排気ガスを流通させるガス通路の途中に配設した筒状のハウジングと、上記ハウジングの内周部に軸方向の一端側から嵌合した円筒状の第1スリーブと、上記ハウジングの内周部に軸方向の他端側から嵌合した円筒状の第2スリーブと、円板状に形成されて上記両スリーブの内方に回転自在に設けた弁体とを備えて、上記弁体により上記ガス通路を開閉するように構成した流量制御バルブであって、
上記両スリーブを半径方向において相互に軸心をずらしてこれら両スリーブの先端面を相互に当接させて、両スリーブの先端面の一部によって両スリーブの内方側に段部端面を形成し、この段部端面の円周方向に伸びる縁部によって第1シート部を構成し、また、上記弁体の外周面を傾斜面あるいは断面円弧状に形成して、そこを第2シート部として形成し、上記弁体の第2シート部を上記第1シート部に線接触させることにより、上記ガス通路を閉鎖するように構成したことを特徴とする流量制御バルブ。 - 上記弁体が回転する際の回転中心は、上記両スリーブにおける相互に当接した先端面と同一平面上の位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制御バルブ。
- 上記両スリーブの先端面は、両スリーブの軸心に対して所定角度だけ傾斜した傾斜面となっていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の流量制御バルブ。
- 上記第1シート部は、傾斜面あるいは断面円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の流量制御バルブ。
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