JP2001323815A - 排気管開閉弁装置 - Google Patents

排気管開閉弁装置

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JP2001323815A
JP2001323815A JP2001039361A JP2001039361A JP2001323815A JP 2001323815 A JP2001323815 A JP 2001323815A JP 2001039361 A JP2001039361 A JP 2001039361A JP 2001039361 A JP2001039361 A JP 2001039361A JP 2001323815 A JP2001323815 A JP 2001323815A
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JP
Japan
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valve
exhaust pipe
exhaust gas
valve housing
valve body
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JP2001039361A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kaneko
昌弘 金子
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Bosch Corp
Bosch Braking Systems Corp
Original Assignee
Bosch Braking Systems Co Ltd
Bosch Braking Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気管開閉弁装置の弁体を開閉する回転軸の
軸受部から、排気ガスの漏れをほぼ完全に防止する。 【解決手段】 エンジンの排気管中に設けられ、その排
気ガス通路2の一部を形成するバルブ23のバルブハウ
ジング24と、排気ガス通路2を開閉する弁体25と、
ほぼ中央部に弁体25が固定され、バルブハウジング2
4に回動自在に支承される回動軸26とを備える排気管
開閉弁装置21であり、前記バルブハウジング24の前
記回動軸26を支承する軸受部より外側に、前記回動軸
26の端部が貫通する空気室31を設けるとともに、該
空気室31を前記弁体25より下流側の前記排気ガス通
路2に、前記バルブハウジング24に形成された連通路
24fにより連通させる装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車を含む車両
などのエンジンの排気管中に設けられ、エンジンの排気
管を遮断することにより、排気ブレーキを行う排気ブレ
ーキバルブや暖気を促進させる暖気バルブに用いられる
バタフライ形排気管開閉弁装置に関する。特に、そのバ
タフライ形排気管開閉弁の回転軸部から外部に排気ガス
が漏洩するのを防止する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気管開閉弁装置は、主としてトラック
やバスなどに装備され、エンジンの排気管の途中に配設
された排気バルブを閉弁して排気ガス圧を上昇させ、長
い降坂路などにおいて、車両に効果的な制動を行うよう
にしたものや、暖気を促進させる暖気バルブに用いられ
ているものである。
【0003】従来、この種の排気管開閉弁装置1として
は、例えば、図10の該装置の一部を破断した正面図、
図11の一部を破断した側面図に示すものがある。図1
0および図11において、該排気管開閉弁装置1は、エ
ンジンの排気ガス通路2の一部を形成するバルブ3のハ
ウジング4と、該バルブハウジング4の内部に配設さ
れ、前記排気ガス通路2を開閉する円板状の弁体5と、
該弁体5を支持する一対の軸6a,6bからなる回転軸
6とから構成されるとともに、該回転軸6は、ほぼ中央
部に前記弁体5が固定され、筒状の軸受部材(ブッシ
ュ)7,軸受密封部材(ブッシュ)8およびシール部材
(シールリングまたはラビリンスシール)9をそれぞれ
介して、前記バルブハウジング4に回動自在に支承され
ている。
【0004】そして、負圧形アクチュエータ10の駆動
軸10aの軸心位置で、前記回転軸6の一方の軸6aの
端部に固定されたレバー11に、前記アクチュエータ1
0から回転駆動力が伝達されて、前記回転軸6が回動さ
れ、前記排気ガス通路2を前記弁体5により開閉するよ
うになっている。なお、図10は開弁状態を示す。前記
弁体5の開弁時および閉弁時の前記レバー11の動き
は、図11に示す2個のストッパボルト12,13の頭
部に係合面11a,11bがそれぞれ当接することで規
制されている。
【0005】そして、前記バルブ3は、排気ブレーキ作
動時、すなわち、前記弁体5の閉弁時、該弁体5にて前
記排気ガス通路2を完全に閉塞してしまうと、排気ガス
圧が過大な負荷としてエンジンに作用し、そのため、エ
ンジンストップを招来する。従って、前記排気ガス通路
2を完全に閉塞状態にすることなく、前記弁体5と排気
ガス通路2の周面との間に僅かな隙間を設けたり、また
は前記弁体5に穴をあけたりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
排気管開閉弁装置1においては、下記のような問題点が
あった。すなわち、 1)前記回転軸6のレバー11側の前記軸6aの端部
は、該回転軸6の軸受部から外部に排気ガスが洩れるの
を防止するため、該軸6aを回動自在に保持する軸受部
材7やシール部材9が設けられている。しかしながら、
前記排気管開閉弁装置1は、排気ガスによる高温下で使
用されるため、熱膨張で前記軸6aと前記軸受部材7や
シール部材9等とが固着するのを防止するため、該軸6
aの外径と軸受部材7やシール部材9等の内径との間に
クリアランスを設けなければならず、そのようなクリア
ランスを設けるとその隙間からの洩れを完全に防止する
することは難しい。また、シール部材9は、軸6aの外
周面とのクリアランスが小さくハウジング4の内周面と
のクリアランスが大きい軸用金属リングと、軸6aの外
周面とのクリアランスが大きくハウジング4の内周面と
のクリアランスが小さい孔用金属リングを単数又は複数
交互に組み合わせて構成しているが、これらの金属リン
グは単に重ね合わされているだけで側面同士が押圧され
る構造ではないことから、シール部材9の側面同士の半
径方向への排気ガスの洩れを防止することができない。
したがって、前記回転軸6の軸受部からの排気ガスの漏
れを完全に防止することができないという問題点があっ
た。
【0007】2)前記排気管開閉弁装置1が作動して排
気管を遮断したとき、該排気管を完全に遮断すると、エ
ンジンに負荷がかかりすぎ、エンジンストップやエンジ
ン排気弁の損傷等のエンジントラブルが生じる恐れがあ
る。そこで、作動時の前記弁体5と前記排気ガス通路2
との隙間を、前記レバー11のストッパボルト12,1
3により調整している。しかしながら、そのようにして
も前記ストッパボルト12,13の摩耗や弛み等により
排気ガス圧が上がりすぎ、エンジントラブルが生じる恐
れがあるという問題点があった。
【0008】3)前記回転軸6の前記レバー11側とは
逆側の他方の軸6bの端部は、軸受密封部材8により回
動自在に保持するとともに、排気ガスが外部に洩れない
ように密封している。従って、作動時、上流側(エンジ
ン側)の排気ガス圧が前記軸6bの端部と軸受密封部材
8との間の空間に侵入し、その排気ガス圧により該回転
軸6をレバー11側に押圧するようになる。これは、逆
のレバー11側の一方の軸6aの端部が、大気圧になっ
ているためである。これにより、前記回転軸6や弁体5
が、該バルブハウジング4の内壁等に当たり該弁体5の
回動が円滑に行われないという問題点があった。
【0009】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、弁体を開閉する回転軸
の軸受部から、排気ガスの漏れをほぼ完全に防止する排
気管開閉弁装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、作動時、すなわち、
弁体により排気ガス通路が遮断されるときでも、排気ガ
ス圧が上がり過ぎないような排気管開閉弁装置を提供す
ることにある。
【0011】本発明のさらに他の目的は、作動時、弁体
が円滑に開閉できる排気管開閉弁装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、エンジンの排気管中に設けられ、そ
の排気ガス通路の一部を形成するバルブハウジングと、
前記排気ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記
弁体が固定され、前記バルブハウジングに回動自在に支
承される回転軸とを備える排気管開閉弁装置において、
次の通りである。
【0013】前記バルブハウジングの前記回転軸を支承
する軸受部より外側に、前記回転軸の端部が貫通する空
気室を設けるとともに、該空気室を前記弁体より下流側
の前記排気ガス通路に、前記バルブハウジングに形成さ
れた連通穴により連通させる装置である。
【0014】前記空気室を区画する前記バルブハウジン
グの、前記回転軸が貫通する貫通穴と、前記回転軸との
間に、気密を保持するシール手段を設けられている装置
である。
【0015】前記排気管開閉弁装置は、さらに前記回転
軸の端部に固定されるレバーを介して、前記弁体を回動
させるアクチュエータと、該アクチュエータを前記バル
ブハウジングに固定するブラケットとを備え、該ブラケ
ットの前記回転軸が貫通する部位に、ほぼ円柱状または
すり鉢状の凹陥部を形成し、該凹陥部と前記バルブハウ
ジングと前記回転軸とで前記空気室が区画されている装
置である。
【0016】前記空気室を前記弁体より上流側の前記排
気ガス通路に連通する第1の空気室と、前記弁体より下
流側の前記排気ガス通路に連通する第2の空気室とで形
成するとともに、前記第1の空気室と第2の空気室との
間に前記第1の空気室の圧力がある圧力以上で開弁する
リリーフ弁機構が設けられている装置である。
【0017】前記リリーフ弁機構は、前記回転軸に気密
的に摺動可能な第2の弁体と、該第2の弁体が着座可能
に前記バルブハウジングに設けられる弁座と、前記第2
の弁体を前記弁座に着座する方向に押圧するスプリング
で構成されている装置である。
【0018】前記弁体の前記回転軸への固定部の両側
に、略半円筒形状の半円筒部を前記回転軸の一部を覆う
ように形成するとともに、前記バルブハウジングに、前
記半円筒部が遊嵌されるような凹陥部を設け、前記弁体
により前記排気ガス通路を遮断した状態で、前記半円筒
部と前記凹陥部との係合により、前記バルブハウジング
の前記回転軸を支承する軸受部が、前記弁体より上流側
の排気ガス通路から遮断されている装置である。
【0019】前記回転軸の一端部を、前記バルブハウジ
ングに、外部と遮断して回動自在に支承し、前記バルブ
ハウジングの前記一端部より外側の内部空間を、前記弁
体より下流側の前記排気ガス通路に、前記バルブハウジ
ングに形成された連通穴により連通させている装置であ
る。
【0020】前記排気管開閉弁装置は、車両の排気ブレ
ーキシステムまたは暖気システムに用いられる装置であ
る。
【0021】また、前記目的を達成するための本発明の
構成は、エンジンの排気管途中に設けられ、その排気ガ
ス通路の一部を形成するバルブハウジングと、前記排気
ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記弁体が固
定され、前記バルブハウジングに回動自在に支承される
回転軸と、前記バルブハウジングにブラケットを介して
取り付けられ、前記回転軸を回動させるアクチュエータ
とを備えた排気管開閉弁装置であって、前記バルブハウ
ジングの前記回転軸を支承する軸受部より外側に突出す
る前記回転軸の外周につば付円筒状の金属製シールリン
グを設けるとともに、この金属製シールリングのつば部
と前記ブラケットとの間に、このつば部端面を前記軸受
部の側面に押圧するスプリングを設けた装置である。
【0022】前記つば付円筒状の金属製シールリングの
前記つば部とは反対側の端部を前記ブラケットを貫通さ
せてブラケット内まで突出させた装置である。
【0023】本発明は以上のように構成されているの
で、弁体を開閉する回転軸の軸受部からの排気ガスの漏
れを、ほぼ完全に近く防止することができるとともに、
本排気管開閉弁装置の作動時、すなわち、弁体の閉塞に
より、排気ガス通路が遮断されるときでも、排気ガス圧
が上がり過ぎないようにし、エンジンに過度な負荷をか
けないようにししている。このため、エンジンストップ
やエンジン排気弁の損傷等のエンジントラブルの発生が
極めて少なくなる。
【0024】また、前記バルブハウジングの、前記回転
軸のレバー側とは逆側の一端部より外側の内部空間に侵
入する排気ガス圧により、該回転軸をレバー側への押圧
が作用しないので、前記装置の作動時、弁体が円滑に開
閉できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の好
適な実施の形態を詳しく説明する。 (第1実施形態) 図1ないし図3は、本発明の第1の
実施形態に係る排気管開閉弁装置を示すもので、図1
は、その縦断面図、図2は、図1の要部の拡大断面図、
図3は、図2のなかのリリーフ弁機構の作動状態を示す
断面図で、図10と同一部材には、同一符号を付してあ
る。
【0026】図1および図2において、排気管開閉弁装
置21は、主として、車両のエンジンの排気ガス通路2
の一部を形成するバルブ23のほぼ円筒形状のバルブハ
ウジング24と、該バルブハウジング24のほぼ円形状
の内部通路24aを開閉する円板状の弁体25と、該弁
体25を回動自在に支持する、同一軸線上に配設される
一対の軸26a,26bからなる回転軸26とから構成
される。この回転軸26は、前記一対の軸26a,26
bの間で、ほぼ中央部(前記内部通路24aの中央位
置)に前記弁体25が挟持、固定されるとともに、前記
バルブハウジング24の内部通路24aを横断するよう
に、該バルブハウジング24の両側に同心軸状に形成さ
れた一対の貫通穴24b,24cに、筒状の軸受部材
(ブッシュ)27、軸受密封部材28および第1のシー
ルリング29のそれぞれを介して、前記バルブハウジン
グ24に回動自在に支承されている。
【0027】他方、前記バルブハウジング24には、複
数個のボルト14を介して、ブラケット15に装着され
た負圧形アクチュエータ10が取り付けられている。そ
して、該アクチュエータ10の駆動部材10bの駆動中
心位置で、前記回転軸26の軸26aの端部に固定され
たレバー11に、該アクチュエータ10からの回転駆動
力が、前記駆動部材10bを介して伝達されて、前記回
転軸26が回動され、前記排気ガス通路2を前記弁体2
5により開閉するようになっている。なお、図1および
図2は開弁状態を示し、前記アクチュエータ10の作動
状態位置で、閉弁状態になる。
【0028】ところで、前記バルブハウジング24の前
記一方の貫通穴24bの外側端部に段部24dと、端面
に弁座24kとが設けられるとともに、前記アクチュエ
ータ10が装着された前記ブラケット15に、前記回転
軸26の軸26aの端部を貫通させる貫通穴15aが設
けられている。同時に、全外周縁に係着部30aが形成
された、ほぼ円柱状またはすり鉢状の凹陥部を有する壁
部材30が、前記ブラケット15の前記貫通穴15aに
係着されている。
【0029】そこで、前記回転軸26の前記レバー11
が固定される該軸26a側の、前記軸受部材27より外
側に、空気室31を形成させるため、前記バルブハウジ
ング24の前記一方の貫通穴24bを、前記ブラケット
15の壁部材30で塞ぐように、前記ブラケット15
が、前記軸26aの端部を貫通させながら、前記バルブ
ハウジング24に、前記ボルト14により取り付けられ
ている。このため、前記空気室31は、該バルブハウジ
ング24と、前記軸26aと、前記壁部材30とにより
形成され、該軸26aと該壁部材30との間を気密的に
シールする第2のシールリング32が、該軸26aに摺
動自在に配設されている。
【0030】また、前記空気室31内において、前記第
1のシールリング29は、前記軸26aと前記軸受部材
27との間を気密的にシールするとともに、前記バルブ
ハウジング24の段部24dを塞ぐように、該軸26a
に摺動自在に配設されており、該第1のシールリング2
9により、該空気室31を2つの空気室31a,31b
に区画し、前記段部24d側の第1の空気室31aと、
前記壁部材30側の第2の空気室31bとを形成する。
そして、前記バルブハウジング24に、前記弁体25の
排気ガス通路2の上流側と前記第1の空気室31aとを
連通する連通穴24eと、該弁体25の下流側と前記第
2の空気室31bとを連通する連通路24fとを、それ
ぞれ形成している。
【0031】前記第1の空気室31aと前記第2の空気
室31bとを区画し、前記バルブハウジング24の前記
弁座24kに着座する前記第1のシールリング29と、
該第1のシールリング29と前記第2のシールリング3
2との間に、該第1のシールリング29を第1の空気室
31a側に押圧するスプリング33とによりリリーフ弁
機構34を形成する。そして、該リリーフ弁機構34
は、前記第1の空気室31aのガス圧が、前記第2の空
気室31bのガス圧より、ある設定圧より大きいときの
み、前記第1のシールリング29が前記軸26a上を摺
動して、前記第1,第2の空気室31a,31bを連通
させる。この場合、前記第2の空気室31bと、前記バ
ルブ23の下流側とを連通する連通穴24fの通路面積
を、前記第1のシールリング29と前記軸26aとの間
の隙間の面積より大きくしている。これは、連通穴24
fの通気抵抗より、前記第1のシールリング29と前記
軸26aとの隙間の通気抵抗を大きくするためである。
【0032】次に、前記排気管開閉弁装置21の作動に
ついて、説明する。前記バルブ23の作動(前記弁体2
5が閉弁)時、排気ガス圧が正常の場合、前記バルブ2
3の上流側との連通穴24eを通って、前記軸受部材2
7側の前記第1の空気室31aに入ってくる排気ガス
は、第1のシールリング29が前記スプリング33によ
りバルブハウジング24の前記弁座24kに着座してい
るので、その部分からは、下流側に連通している第2の
空気室31bには侵入しない。また、前記回転軸26
(軸26a)と前記軸受部材27との隙間、または該軸
受部材27と前記バルブハウジング24との隙間を通っ
て前記第1空気室31aに侵入した排気ガスは、前記第
1のシールリング29と回転軸26との隙間から侵入す
るが、その侵入量は排気ブレーキ等(排気ガス圧)に影響
する程の量ではない。
【0033】前記連通穴24eを通って入る、前記第1
の空気室31aの排気ガスの圧力が上昇して、ある一定
圧以上になると、図3に示すように、前記リリーフ弁機
構34の第1のシールリング29が、前記スプリング3
3の押圧力に抗して摺動して開弁し、該第1の空気室3
1aの排気ガスは、前記バルブハウジング24の端面と
の隙間を通って第2の空気室31bに入り、前記連通穴
24fを介して前記バルブ23の下流側に排出される。
これにより、前記装置21の作動時、排気ガス圧が異常
に上昇することを防止することができる。
【0034】他方、前記回転軸26の他方の軸26bの
端部を、回動自在に支持する軸受密封部材28は、前記
バルブハウジング24の貫通穴24cを塞ぐように、前
記バルブハウジング24の外側から該貫通穴24cに挿
入、固着されている。該軸26bの端面と、前記軸受密
封部材28との間の空間36は、該軸受密封部材28に
設けられた連通穴28aと、該バルブハウジング24に
設けられた連通穴24gを介して、前記バルブ23の排
気ガス通路2の下流側に連通されている。
【0035】このため、前記バルブ23の作動(閉弁)
時、該バルブ23の上流側の排気ガスが前記軸受密封部
材28の隙間を通って、前記空間36内に侵入しても、
前記連通穴28a,26gを通って、前記バルブ23の
下流側(下流側は概略大気圧に近い)に排出され、前記空
間36内の圧力は上昇しない。従って、前記回転軸26
は前記レバー11側に押圧されないため、前記回転軸2
6は、円滑に開閉作動することができるようになってい
る。
【0036】(第2実施形態) 図4は、本発明の第2
の実施形態に係る排気管開閉弁装置を示すもので、図4
は、その縦断面図で、図2と同一部材には、同一符号を
付して、その説明を省略する。
【0037】図4において、排気管開閉弁装置41は、
回転軸26が、一体的に形成されており、ほぼ中央部
(前記内部通路24aの中央位置)に前記弁体25が固
定され、筒状の前記軸受部材(ブッシュ)27と軸受密
封部材42をそれぞれ介して、前記バルブハウジング2
4に回動自在に支承されている。前記第1のシールリン
グ29は削除されている。なお、図4は開弁状態を示
す。
【0038】前記アクチュエータ10が装着された前記
ブラケット15の、前記回転軸26の端部を貫通させる
部分周辺に、凹陥部15bが一体的に形成されている。
そこで、前記回転軸26の前記レバー11が固定された
端部側の前記軸受部材27より外側に、空気室31を形
成させるため、前記バルブハウジング3の前記一方の貫
通穴24bを、前記ブラケット15の凹陥部15bで塞
ぐように、前記ブラケット15が、前記回転軸26の端
部を貫通させながら、前記バルブハウジング24に取り
付けられている。
【0039】このため、前記空気室31は、該バルブハ
ウジング24と、前記回転軸26と、前記ブラケット1
5の凹陥部15bとにより形成され、該回転軸26と該
凹陥部15bとの間を気密的にシールする第2のシール
リング32が、該回転軸26に摺動自在に配設され、前
記軸受部材27側から前記スプリング33により、前記
凹陥部15b側に押圧されている。そして、前記空気室
31は、下流側に連通する前記連通路24eはなく、前
記連通路24fを介して、前記バルブ23の下流側に連
通されているのみである。
【0040】この場合、前記空気室31と、前記バルブ
23の下流側とを連通する連通穴24fの通路面積を、
前記第2のシールリング32と前記回転軸26との間の
隙間の面積より大きくしている。これは、連通穴24f
の通気抵抗より、前記第2のシールリング32と前記回
転軸26aとの隙間の通気抵抗を大きくするためであ
る。
【0041】次に、前記排気管開閉弁装置41の作動に
ついて、説明する。前記バルブ23の作動(閉弁)時、
前記回転軸26と前記軸受部材27との隙間、または該
軸受部材27と前記バルブハウジング24との隙間を通
って前記空気室31に侵入した排気ガスは、前記第2の
シールリング32と前記回転軸26との間の隙間の通気
抵抗が大きいので、通気抵抗の小さい前記連通穴24f
を通って、該バルブ23の下流側に排出される。従っ
て、前記バルブ23の外部への排気ガスの漏れ量は、従
来に比較して大幅に減少される。
【0042】前記第2のシールリング32は、前記空気
室31の前記凹陥部15b側にスプリング33により押
圧、当接しているので、該空気室31内の排気ガスは、
その当接面からは外部に洩れず、前記回転軸26との隙
間から外部に洩れようとするが、その量は、極めて少な
い。
【0043】(第3実施形態) 図5は、本発明の第3
の実施形態に係る排気管開閉弁装置を示すもので、図5
は、その縦断面図で、図2および図4と同一部材には、
同一符号を付して、その説明を省略する。
【0044】図5において、排気管開閉弁装置46は、
図4の前記空気室31内に配設される前記第2のシール
リング32と前記スプリング33のほかに、前記軸受部
材27側にも前記第1のシールリング29を追加する
と、それにより前記空気室31への排気ガスの侵入量を
減少できるので、さらに外部への排気ガスの漏れを減少
することができる。
【0045】(第4実施形態) 図6および図7は、本
発明の第4の実施形態に係る排気管開閉弁装置を示すも
ので、図6は、その縦断面図、図7は、図6のA−A線
による断面図で、図4と同一部材には、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0046】図6および図7において、排気管開閉弁装
置51は、回転軸26が、一体的に形成されており、ほ
ぼ中央部(前記内部通路24aの中央位置)に前記弁体
52が固定され、筒状の前記軸受部材(ブッシュ)53
と軸受密封部材54をそれぞれ介して、前記バルブハウ
ジング24に回動自在に支承されている。なお、図6は
開弁状態を示す。
【0047】前記回転軸26に固定される前記弁体52
は、該回転軸26の軸方向における両端に、半円筒部5
2a,52aが、それぞれ形成されるとともに、前記軸
受部材53と軸受密封部材54の内側、すなわち、前記
ガス通路24a側に、前記半円筒部52aが遊嵌される
ような凹陥部53a,54aがそれぞれ設けられてい
る。同様に、前記バルブハウジング24側にも、前記ガ
ス通路24a側に、前記半円筒部52aが遊嵌されるよ
うな凹陥部24h,24hがそれぞれ設けられている。
この場合、該凹陥部24h,24hの内径と前記半円筒
状部52a,52aの外径との隙間を極力小さくするこ
とが好ましい。
【0048】前記凹陥部24h,24h,53a,54
aの形状は、前記バルブハウジング24の中心軸方向
(排気ガスの流れ方向)に対し、該バルブ23の上流側
に、前記弁体52の半円筒部52aの外周面が対向させ
るように、半円形状に形成するとともに、その下流側
は、前記バルブハウジング24の下流側開口部から、前
記弁体52が挿入できるように、該バルブハウジング2
4に、流れの軸方向に溝24mを形成させている。ま
た、前記回転軸26は、前記弁体25を固定するための
位置決め用の鍔部(リング状の突部)を必要とせずに、
ストレート形状にすることができる。
【0049】次に、前記排気管開閉弁装置51の作動に
ついて、説明する。前記バルブ23の作動(閉弁)時、
前記弁体52に形成された前記半円筒部52a,52a
が、前記回転軸26の軸受部分(前記軸受部材53と軸
受密封部材54)の、前記バルブ23の上流側を覆うの
で、該回転軸26の該軸受部は、該バルブ23の下流側
に面することになる。前記弁体52の前記半円筒部52
a,52aの外周面と、前記バルブハウジング24側の
凹陥部24h,24hの内周面との隙間を小さくしたの
で、その隙間より下流側に排気ガスが逃げるのを抑制す
ることができる。
【0050】従って、前記回転軸26の該軸受部材53
と軸受密封部材54には、排気ガス圧は作用しなくなる
ので、その部分から外部に排気ガスが洩れるのを防止
(抑制)できるようになっている。また、前記回転軸26
の端面に排気ガス圧が作用しなくなるので、該回転軸2
6がレバー11方向に押圧されることがなくなり、円滑
な作動ができるようになる。さらに、前記回転軸26
に、従来の、前記弁体25を固定するための位置決め用
の鍔部を設けなくてもよく、従来のものに比べて、コス
トダウンを図ることができる。
【0051】(第5実施形態) 図8ないし図9は、本
発明の第5の実施形態に係る排気管開閉弁装置を示すも
ので、図8は、その縦断面図、図9は、図8のB−B線
による断面図で、図4と同一部材には、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0052】図8および図9において、排気管開閉弁装
置61は、回転軸26が、一体的に形成されており、ほ
ぼ中央部(前記内部通路24aの中央位置)に前記弁体
52が固定され、筒状の前記軸受部材27と前記軸受密
封部材42をそれぞれ介して、バルブハウジング62に
回動自在に支承されている。バルブハウジング62に
は、前述の第1ないし第4の実施形態における連通穴2
4fを設けていない。なお、図8は開弁状態を示す。
【0053】シールリング63は金属製で、つば付き円
筒形状に形成されている。このシールリング63は、軸
26の外側の外周面につば部63aが軸受部材27側に
配置されるように設けており、軸26と軸受部材27と
の間を気密的にシールする。シールリング63は、ブラ
ケット15の凹陥部15bを貫通してブラケット15内
まで突出している。このシールリングの内径と軸26の
外径とのクリアランスは、シール部材9の場合と同程度
にする。
【0054】スプリング64は、ブラケット15の凹陥
部15bとシールリング63のつば部63aとの間に介
挿して配置しており、これによりシールリング63のつ
ば部63aの端面を軸受部材27の端面に押圧すること
ができる。
【0055】このように構成された前記排気管開閉弁装
置61は以下の効果を有する。 (1)従来のシール部材9(図10参照)は、例えば厚さ
が1mmの軸用シールリング2枚と孔用シールリング2
枚の計4枚で構成されており、軸6aの外周面またはハ
ウジング4の孔内周面とのシール長さが十分確保できな
いが、本願のシールリング35ではシール長さ(軸方向
における長さ)を十分確保できるので、シールリング3
5と軸26の外周面との隙間からの排気ガスを従来より
も大幅に削減することができる。 (2)シールリングのつば部63aの端面をスプリング6
4で軸受部材27の端面に押圧しているので、シールリ
ング63の半径方向の排気ガスの洩れは確実に防止でき
る。 (3)このように軸受部材27内周と軸26外周との隙間
から洩れてくる排気ガスは、つば付き円筒状の金属製シ
ールリング63により外部への洩れを防止できる。 (4)また、ブラケット15とバルブハウジング62との
隙間から排気ガスが洩れると、ブラケット15やバルブ
ハウジング62の外面に排気ガスのすすが付着し、外観
が悪くなり、洩れ自体が視認可能であるが、シールリン
グ63をブラケット15内まで延長したので、たとえシ
ールリング63内周と軸26外周との隙間から排気ガス
が多少洩れたとしても、それはブラケット内に入り、バ
ルブハウジング62とブラケット15との隙間から直接
外部に洩れることはない。 (5)ブラケット15とバルブハウジング62との隙間か
ら泥水が侵入しても軸26に直接かからないので、軸2
6に錆が発生し難く、錆や泥等により作動不良を生じる
ことがない。 (6)排気ガス温度によりブラケット15の表面処理(黒
色塗装、亜鉛メッキ等)が焼けて、ブラケット15とバ
ルブハウジング62との間に隙間ができ、これによりブ
ラケット取付けボルト14がゆるむおそれがあるが、ス
プリング64でブラケット15を押圧しているので、前
記のようなボルト14のゆるみを防止できる。
【0056】なお、本発明の技術は前記実施の形態にお
ける技術に限定されるものではなく、同様な機能を果た
す他の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は
前記構成の範囲内において種々の変更、付加が可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
排気管開閉弁装置によれば、バルブハウジングの回転軸
を支承する軸受部より外側に、前記回転軸の端部が貫通
する空気室を設けるとともに、該空気室を弁体より下流
側の排気ガス通路に、前記バルブハウジングに形成され
た連通穴により連通させるので、弁体を開閉する回転軸
の支承部から、排気ガスの漏れをほぼ完全に防止すると
ともに、作動時、すなわち、弁体により排気ガス通路が
遮断されるときでも、排気ガス圧が上がり過ぎないよう
にすることができるという効果を奏する。
【0058】また本発明の排気管開閉弁装置作動時、弁
体が円滑に開閉できるとともに、回転軸に、従来の、弁
体25を固定するための位置決め用の鍔部を設けなくて
もよいため、従来のものに比べて、コストダウンを図か
ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る排気管開閉弁装
置を示す縦断面図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】図2のなかのリリーフ弁機構の作動状態を示す
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る排気管開閉弁装
置を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る排気管開閉弁装
置を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る排気管開閉弁装
置を示す縦断面図である。
【図7】図6のA−A線による断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係る排気管開閉弁装
置を示す縦断面図である。
【図9】図8のB−B線による縦断面図である。
【図10】従来の排気管開閉弁装置の一部を破断した正
面図である。
【図11】図10の一部を破断した側面図である。
【符号の説明】
2 排気ガス通路 10 アクチュエータ 11 レバー 15 ブラケット 15b,24h,53a,54a 凹陥部 21,41,46,51,61 排気管開閉弁装置 23 バルブ 24,62 バルブハウジング 24b、24c,24e,24f 貫通穴 24k 弁座 25,52 弁体 26 回転軸 26a,26b 軸 27,53 軸受部材 28,54 軸受密封部材 29 第1のシールリング 30 壁部材 31 空気室 31a 第1の空気室 31b 第1の空気室 32 第2のシールリング 33,64 スプリング 34 リリーフ弁機構 36 空間 52a 半円筒部 63 シールリング 63a つば部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの排気管中に設けられ、その排
    気ガス通路の一部を形成するバルブハウジングと、前記
    排気ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記弁体
    が固定され、前記バルブハウジングに回動自在に支承さ
    れる回転軸とを備える排気管開閉弁装置において、 前記バルブハウジングの前記回転軸を支承する軸受部よ
    り外側に、前記回転軸の端部が貫通する空気室を設ける
    とともに、該空気室を前記弁体より下流側の前記排気ガ
    ス通路に、前記バルブハウジングに形成された連通穴に
    より連通させることを特徴とする排気管開閉弁装置。
  2. 【請求項2】 前記空気室を区画する前記バルブハウジ
    ングの、前記回転軸が貫通する貫通穴と、前記回転軸と
    の間に、気密を保持するシール手段を設けることを特徴
    とする請求項1に記載の排気管開閉弁装置。
  3. 【請求項3】 前記排気管開閉弁装置は、さらに前記回
    転軸の端部に固定されるレバーを介して、前記弁体を回
    動させるアクチュエータと、該アクチュエータを前記バ
    ルブハウジングに固定するブラケットとを備え、該ブラ
    ケットの前記回転軸が貫通する部位に、ほぼ円柱状また
    はすり鉢状の凹陥部を形成し、該凹陥部と前記バルブハ
    ウジングと前記回転軸とで前記空気室を区画することを
    特徴とする請求項2に記載の排気管開閉弁装置。
  4. 【請求項4】 前記空気室を前記弁体より上流側の前記
    排気ガス通路に連通する第1の空気室と、前記弁体より
    下流側の前記排気ガス通路に連通する第2の空気室とで
    形成するとともに、前記第1の空気室と第2の空気室と
    の間に前記第1の空気室の圧力がある圧力以上で開弁す
    るリリーフ弁機構を設けることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の排気管開閉弁装置。
  5. 【請求項5】 前記リリーフ弁機構は、前記回転軸に気
    密的に摺動可能な第2の弁体と、該第2の弁体が着座可
    能に前記バルブハウジングに設けられる弁座と、前記第
    2の弁体を前記弁座に着座する方向に押圧するスプリン
    グで構成されることを特徴とする請求項4に記載の排気
    管開閉弁装置。
  6. 【請求項6】 エンジンの排気管中に設けられ、その排
    気ガス通路の一部を形成するバルブハウジングと、前記
    排気ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記弁体
    が固定され、前記バルブハウジングに回動自在に支承さ
    れる回転軸とを備える排気管開閉弁装置において、 前記弁体の前記回転軸への固定部の両側に、略半円筒形
    状の半円筒部を前記回転軸の一部を覆うように形成する
    とともに、前記バルブハウジングに、前記半円筒部が遊
    嵌されるような凹陥部を設け、前記弁体により前記排気
    ガス通路を遮断した状態で、前記半円筒部と前記凹陥部
    との係合により、前記バルブハウジングの前記回転軸を
    支承する軸受部を、前記弁体より上流側の排気ガス通路
    から遮断することを特徴とする排気管開閉弁装置。
  7. 【請求項7】 エンジンの排気管中に設けられ、その排
    気ガス通路の一部を形成するバルブハウジングと、前記
    排気ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記弁体
    が固定され、前記バルブハウジングに回動自在に支承さ
    れる回動軸とを備える排気管開閉弁装置において、 前記回転軸の一端部を、前記パルプハウジングに、外部
    と遮断して回動自在に支承し、前記バルブハウジングの
    前記一端部より外側の内部空間を、前記弁体より下流側
    の前記排気ガス通路に、前記バルブハウジングに形成さ
    れた連通穴により連通させることを特徴とする排気管開
    閉弁装置。
  8. 【請求項8】 前記排気管開閉弁装置は、車両の排気ブ
    レーキシステムまたは暖気システムに用いられることを
    特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の
    排気管開閉弁装置。
  9. 【請求項9】 エンジンの排気管途中に設けられ、その
    排気ガス通路の一部を形成するバルブハウジングと、前
    記排気ガス通路を開閉する弁体と、ほぼ中央部に前記弁
    体が固定され、前記バルブハウジングに回動自在に支承
    される回転軸と、前記バルブハウジングにブラケットを
    介して取り付けられ、前記回転軸を回動させるアクチュ
    エータとを備えた排気管開閉弁装置であって、 前記バルブハウジングの前記回転軸を支承する軸受部よ
    り外側に突出する前記回転軸の外周につば付円筒状のシ
    ールリングを設けるとともに、このシールリングのつば
    部と前記ブラケットとの間に、このつば部端面を前記軸
    受部の側面に押圧するスプリングを設けたことを特徴と
    する排気管開閉弁装置。
  10. 【請求項10】 前記つば付円筒状のシールリングの前
    記つば部とは反対側の端部を前記ブラケットを貫通させ
    て前記ブラケット内まで突出させたことを特徴とする請
    求項9に記載の排気管開閉弁装置。
JP2001039361A 2000-03-10 2001-02-16 排気管開閉弁装置 Pending JP2001323815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014206593A1 (de) * 2013-06-25 2014-12-31 Pierburg Gmbh Klappenvorrichtung für eine verbrennungskraftmaschine

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