JP2925091B2 - 排気ブレーキ装置 - Google Patents

排気ブレーキ装置

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JP2925091B2 JP2175690A JP17569090A JP2925091B2 JP 2925091 B2 JP2925091 B2 JP 2925091B2 JP 2175690 A JP2175690 A JP 2175690A JP 17569090 A JP17569090 A JP 17569090A JP 2925091 B2 JP2925091 B2 JP 2925091B2
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    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
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    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
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    • F02D9/106Sealing of the valve shaft in the housing, e.g. details of the bearings

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、ブレーキ弁をアクチェエータにてスライド
又は回転させることによってエンジンの排気管内の排気
ガス通路を開閉するようにした排気ブレーキ装置に関す
る。
b.従来の技術 この種の排気ブレーキ装置は、主としてトラックやバ
ス等に装備され、排気管の途中に配設されたブレーキ弁
を閉じることにより、降坂時に生ずる車両の加速度を打
消すようにしたものである。
この排気ブレーキ装置としては、ブレーキ弁を排気管
の軸方向に直交する方向にスライドさせるようにしたス
ライド式のものと、ブレーキ弁を排気管内で回転させる
ようにした回転式(バタフライ式)のものとがある。ま
ず、スライド式の従来の排気ブレーキ装置を第9図に基
いて簡単に説明すると、第9図において1は排気管であ
って、排気ガスはこの排気管1内の排気ガス通路1aを矢
印a方向に流動する。排気管1の途中にはカップラ2が
配設され、このカップラ2内に、排気管1の横断方向に
摺動自在なブレーキ弁3が配設されている。カップラ2
はカップラカバー4を介してアクチェエータ5と相互に
結合され、アクチュエータ5のピストンロッド6はカッ
プラカバー4の挿通孔7に挿通されて、カップラ2内に
突出配置され、ブレーキ弁3と連結されている。かくし
て、アクチュエータ5の圧力室8に圧縮空気が導入され
ると、ピストン9が戻しバネ10の附勢力に抗して第9図
で矢印b方向に往動されるのに伴って、ブレーキ弁3が
同図で鎖線にて示す位置に移動され、排気管1内の排気
ガス通路1aがブレーキ弁3にて閉塞されるように構成さ
れている。
ところで、カップラカバー4の挿通孔7やアクチュエ
ータ5の下蓋11に形成されたピストンロッド挿通孔12に
は比較的大きなクリアランスが設けられている。このク
リアランスは、排気ガス熱によるピストロッド6の熱膨
張や、ピストンロッド6に付着する排気ガスのカーボン
等によってピストンロッド6の摺動抵抗が増大するのを
防止するためのものである。しかしながら、このように
大きなクリアランスがあると排気ガスがアクチュエータ
5内に侵入するため、ピストンロッド6のシールリング
13が熱等によって損傷され、シールリング13の耐久性を
低下させることとなる。また、排気ガスの一部がさらに
アクチュエータ5の大気圧室14にまで侵入すると、ピス
トン9の摺動面すなわちシリンダ15の内面15aがカーボ
ンによって汚染され、作動不良を起すおそれもある。
そこで、このような不都合を解消するために、従来で
は、アクチュエータ5の下蓋11に排気ガス排出阻止用シ
ール部材の配設室を形成して、この配設室内においてラ
ビリンスシール等をピストンロッド6に装着することに
より、前記大気圧室14への排気ガスの侵入をできるだけ
最小限に抑えるようにしているのが実状である。
また、第10図は回転式の従来の排気ブレーキ装置を示
すものであって、排気管1の排気ガス通路1a内にブレー
キ弁3が配置され、このブレーキ弁3は一対の回転軸17
a,17bにて回転自在に支持されている。そして、一方の
回転軸17aがブラケット18の開孔18aに挿通され、図外の
アクチュエータにて駆動される回動板19にて回転軸17a
ひいてはブレーキ弁3が回転駆動されるように構成され
ている。なお、第10図において、20a,20bはブッシュ、2
1はブッシュ20aとブラケット18との間において、回転軸
17aに装着されたラビリンスシールである。しかして、
この装置の場合にも、ラビリンスシール21等のシール部
材にて排気ガスが排気管1の外部へ漏洩するのを最小限
に抑えるようにしているので実状である。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の如き従来の排気ブレーキ装置で
は次のような問題点があった。
すなわち、スライド式及び回転式装置の何れの場合に
も、ラビリンスシール等のシール部材はピストンロッド
6又は回転軸17aに対していわゆる“隙間嵌め”にて装
着されているので、排気ブレーキ作動時に高圧の排気ガ
スが小量ではあるものの、シール部材配設箇所を通過し
てしまうこととなる。そのため、第9図に示すスライド
式の排気ブレーキ装置の場合には、排気ガスがアクチュ
エータ5の大気圧室14内に侵入し、シリンダ15に形成さ
れたブリージングホール16から排出される。また、第10
図に示す回転式の排気ブレーキ装置の場合には、排気ガ
スがブラケット18の開孔18aから外部へ排出される。
その結果、ブリージングホール16或いはブラケット18
の開孔18aの付傍部分がカーボン等により灰黒色に汚れ
てしまうこととなる。そして、このような事態を生じる
と、装置の外観が悪くなり、車両使用者がアクチュエー
タ5或いはブレーキ弁3の機能が劣化したと誤認するよ
うなトラブルを生じる場合があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、構成が簡単であるにも拘わらず、シ
ール部材配設箇所を通しての排気ガスの漏洩を確実に阻
止でき、排気ガスの放出に起因する灰黒色の汚れの発生
を防止できるようにした排気ブレーキ装置を提供するこ
とにある。
d.課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本発明では、ブレーキ
弁をアクチュエータにてスライド又は回転させることに
よってエンジンの排気管内の排気ガス通路を開閉するよ
うにした排気ブレーキ装置において、前記ブレーキ弁の
ピストンロッド又は回転軸にその軸線方向に沿って複数
個の排気ガス排出阻止用シール部材を嵌着すると共に、
これら複数個の排気ガス排出阻止用シール部材の間に配
設した板ばねの附勢力によって、前記複数個の排気ガス
排出阻止用シール部材のうち前記軸線方向の両端にある
第1及び第2の排気ガス排出阻止用シール部材を、前記
複数個の排気ガス排出阻止用シール部材が配設させる配
設室の両端箇所にそれぞれ圧着させるように構成し、排
気ブレーク作動時に、前記配設室内であってかつ前記第
1及び第2の排気ガス排出阻止用シール部材の間に排気
ガスよりも高い圧力の圧縮空気を供給するように構成し
ている。
以下、本発明の実施例に付き第1図〜第8図を参照し
て説明する。なお、第1図〜第8図において、第9図及
び第10図と共通する部分には同一の符号を付してその詳
細な説明を省略する。
第1図は本発明に係るスライド式の排気ブレーキ装置
30の要部を示すものであって、アクチュエータ5の下蓋
11は円盤状基体部11aと、この基体部11aの内面側中央に
一体成形された円筒部11bとから構成されている。そし
て、円筒部11bには軸方向い沿って伸びる段付きの挿通
孔31が形成されている。
上述の下蓋11の挿通孔31内にはアクチュエータ5のピ
ストンロッド6が遊嵌状態で貫通配置されると共に、こ
のピストンロッド6の下端には第9図に示す場合と同様
にブレーキ弁(第1図では図示せず)が連結されてい
る。そして、前記挿通孔31内において、ピストンロッド
6には、一対の円筒状のシール部材(セグメントシー
ル)32,33、すなわち第1及び第2の排気ガス排出阻止
用シール部材32,33がピストンロッド6の軸線方向に沿
って摺動可能に嵌着されると共に、円筒状のブッシュ34
が前記シール部材32,33と直列状に嵌着されている。更
に詳述すると、下蓋11の挿通孔31の小径部31a内にブッ
シュ34が嵌合配置されると共に、その大径部31b内に前
記一対のシール部材32,33が遊嵌されており、さらに挿
通孔31の開孔端にはピストンロッド挿通孔35aを有する
リング状の押え板35が配置されている。そして、第1及
び第2のシール部材32,33間に板ばね36が介在されてお
り、この板ばね36の附勢力によってこれらのシール部材
32,33がピストン6の軸線方向に沿って互いに遠ざかる
方向に常時附勢されており、一方のシール部材32はブッ
シュ34の側に向けて常時附勢されると共に、他方のシー
ル部材33は押え板35の側に向けて常時附勢されている。
そのため、シール部材32がブッシュ34の一端に圧着係合
されてブッシュ34の他端が下蓋11の円筒部11bの内側端
面11cに圧着係合される一方、シール部材33が押え板35
に圧着係合されている。
下蓋11の挿通孔31の大径部31b部分にはシール部材配
設室37が形成されており、この室37に連通するポート38
が下蓋11の基体部11aに設けられている。そして、ポー
ト38とアクチュエータ5の圧力室8とを連結する連結パ
イプ39が設けられており、この連結パイプ39を介して圧
力室8内の圧縮空気が前記配設室37内に供給されるよう
に構成されている。
かくして、板ばね36の附勢力により、ピストンロッド
6に摺動可能に嵌着された一対のシール部材(第1及び
第2の排気ガス排出阻止用シール部材)32,33のうち一
方のシール部材32が、シール部材配設室37の一端を構成
するブッシュ34の一端を圧着係合されると共に、他方の
シール部材33が、シール部材配設室37の他端を構成する
押え板35に圧着係合されている。
ところで、本例において用いられる円筒状のシール部
材32,33は、ピストンロッド6とほぼ同じ膨張係数を有
する金属(例えば、非鉄金属等)材料から構成され、か
つ、第2図に示すように2分割した半円筒状部材40a,40
bをピストンロッド6と共合せして成るものである。
すなわち、半円筒状部材40a,40bの外周にそれぞれ形
成された周溝内にリング状のガータスプリング(弾性
体)41,42が装着され、このガータスプリング41,42の附
勢力にて半円筒状部材40a,40bが保持されている。これ
により、全体として円筒形を成す一対のシール部材32,3
3がピストンロッド6の外周にそれぞれ嵌着されると共
に、ピストンロッド6がシール部材32,33及びブッシュ3
4に対して摺動可能に挿通されている。
排気ブレーキ装置30は上述の如く構成されて成り、ア
クチュエータ5の圧力室8に圧縮空気(圧力:7.0〜8.5k
g・f/cm2)が導入されると、ピストン9がこの圧力を受
けて第1図で下方に往動するのに伴って既述の如く排気
管(図示せず)が閉塞されて排気ブレーキが働く。この
際、ブレーキ弁3の上流側の排気ガスは圧力が上昇する
のでカップラ2内を上昇し、押え板35のピストンロッド
挿通孔35aとピストンロッド6との間の隙間を介して排
気ガスが第4図において矢印Aで示すように下蓋11の挿
通孔31内に侵入しようとする。なお、この場合の排気ガ
スの最大圧力は、通常、6.5kg・f/cm2程度である。
この際、圧力室8内の圧縮空気が連結パイプ39及びポ
ート38を順次介してシール部材配設接室37内に導入さ
れ、この配設室37内が高圧状態の下に置かれることとな
る。なお、この圧縮空気の圧力は既述の如く7.0〜8.5kg
・f/cm2であり、排気ガスの最大圧力よりも高いので、
圧縮空気は、第4図において矢印B,Cで示すように、ピ
ストンロッド6の外周面と一対のシール部材32,33の内
周面との間の隙間を通って押え板35及びのブッシュ34の
側にそれぞれ流動する。これに伴い、前記隙間部分にお
ける圧力は、第4図に示す如く、ブッシュ34の排気ガス
の圧力(約6.5kg・f/cm2)となり、ブッシュ34の箇所で
はほぼ大気圧になる。その結果、配設室37への排気ガス
の侵入が阻止され、排気ガスがアクチュエータ5の大気
圧室14内へ侵入するような事態の発生が防止される。
なお、圧縮空気の一部はアクチュエータ5の大気圧室
14内に流入することになるが、その流入量は極めて少量
であり、しかも大気圧室14は、ブリージングホール16に
て大気に開放されているので、大気圧室14内に入る圧縮
空気の圧力は第4図に示すように大気圧に近くなりピス
トン9に反力として作用して作動に支障を生じるような
ことはない。
以上、本発明の一実施例に付き説明したが、本発明は
既述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、第5図に示すように、複数のシールリングを
重ね合せて成る第1及び第2のシール部材(ラビリンス
シール)50,51をピストンロッド6に嵌着して、これら
の間に板ばね52を配設するようにしたシール構造の場合
や、第6図に示すように板ばね53の附勢力にて一対のシ
ールリング54,55をブッシュ34及び押え板35にそれぞれ
圧着させるようにしたシーう構造の場合にも、排気ブレ
ーキON信号に基いてシール部材配設室37内に図外の圧縮
空気供給源から圧縮空気を導入することによって、既述
の実施例の場合と同様に排気ガスの侵入防止を図ること
ができる。
また、第7図に示すように、回転軸17aの段部とブラ
ケット18との間にブッシュ56と一対のシール部材50,51
と、板ばね52とを配置して成るシール構造を用いた回転
式の排気ブレーキ装置の場合や、第8図に示すように板
ばね53及び一対のシールリング54,55から成るシール構
造を用いた回転式の排気ブレーキ装置の場合にも、本発
明を適用可能である。なお、第8図に示す構成の場合に
は、シール部材配線室37内に配設されたブッシュ57に圧
縮空気導入孔58を形成し、この孔58を通して圧縮空気を
シール部材配設室内に供給し得るように構成する必要が
ある。
e.発明の効果 以上の如く、本発明は、ブレーキ弁のピストンロッド
又は回転軸にその軸線方向に沿って複数個の排気ガス排
出阻止用シール部材を嵌着すると共に、これら複数個の
排気ガス排出阻止用シール部材の間に配設した板ばねの
附勢力によって、複数個の排気ガス排出阻止用シール部
材のうち軸線方向の両端にある第1及び第2の排気ガス
排出阻止用シール部材を、複数個の排気ガス排出阻止用
シール部材が配設される配設室の両端箇所にそれぞれ圧
着させるように構成し、排気ブレーキ作動時に、配設室
内であってかつ第1及び第2の排気ガス排出阻止用シー
ル部材の間に排気ガスよりも高い圧力の圧縮空気を供給
するように構成したものであるから、次のような作用効
果を奏することができる。すなわち、排気ブレーキ作動
時において第1及び第2の排気ガス排出阻止用シール部
材は、圧縮空気の圧力のみならず板ばねの附勢力にて排
気ガス排出阻止用シール部材の配設室の両端箇所にそれ
ぞれ圧着されるので、一方の圧着部を介して排気ガスが
前記配設室に流れ込むのを効果的に抑制することができ
ると共に、前記一方の圧着部から前記配設室内に流れ込
んでしまった排気ガスがさらに他方の圧着部を介してア
クチュエータの大気圧室内に侵入するのを効果的に抑制
することができる。このような2段階の排気ガス侵入抑
制状態(前記一対の圧着部におけるシール状態)の下
で、前記配設室内に供給される圧縮空気の圧力にて、ピ
ストンロッドの外周面と排気ガス排出阻止用シール部材
の内周面との間の隙間を通ってアクチュエータの大気圧
室内に侵入しようとする排気ガスを排気管側に押し込め
るようにすることにより、アクチュエータの大気圧室内
への排気ガスの漏洩を確実に阻止することができる。こ
のため、排気ガスの噴出による灰黒色の汚れの発生をな
くすことができると共に、特にスライド式の排気ブレー
キ装置の場合には、アクチュエータの構成部品の耐腐蝕
性の向上並びにピストンリングのシール性能及び耐久性
の向上を図ることができる。
また、シール部材配設室内に供給される圧縮空気はシ
ール部材とアクチュエータのピストンロッドとの間の隙
間を介して流動されるだけであるから、圧縮空気の消費
量を僅少で済み、同一の圧縮空気供給源を使用している
他の車両機器に圧力低下等の支障を来たすおそれはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図はスライド式の排気ブレーキ装置の断面図、
第2図は第1図におけるII−II線断面図、第3図は排気
ブレーキ装置のシール部材配設室を示す拡大断面図、第
4図は前記配設室内における圧力分布を示す説明図、第
5図及び第6図はスライド式の排気ブレーキ装置の変形
例をそれぞれ示す要部断面図、第7図及び第8図は回転
式の排気ブレーキ装置に本発明を適用した実施例をそれ
ぞれ示す要部断面図、第9図はスライド式の排気ブレー
キ装置の従来例を示す断面図、第10図は回動式の排気ブ
レーキ装置の従来例を示す断面図である。 1……排気管、3……ブレーキ弁、 5……アクチュエータ、6……ピストンロッド、 8……圧力室、30……排気ブレーキ装置、 32,33……シール部材、36,52,53……板ばね、 37……シール部材配設室、 38……ポート、39……連結パイプ、 50,51……シール部材、54,55……シールリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 9/04 F02D 9/10 F02D 9/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ弁をアクチュエータにてスライド
    又は回転させることによってエンジンの排気管内の排気
    ガス通路を開閉するようにした排気ブレーキ装置におい
    て、前記ブレーキ弁のピストンロッド又は回転軸にその
    軸線方向に沿って複数個の排気ガス排出阻止用シール部
    材を嵌着すると共に、これら複数個の排気ガス排出阻止
    用シール部材の間に配設した板ばねの附勢力によって、
    前記複数個の排気ガス排出阻止用シール部材のうち前記
    軸線方向の両端にある第1及び第2の排気ガス排出阻止
    用シール部材を、前記複数個の排気ガス排出阻止用シー
    ル部材が配設させる配設室の両端箇所にそれぞれ圧着さ
    せるように構成し、排気ブレーキ作動時に、前記配設室
    内であってかつ前記第1及び第2の排気ガス排出阻止用
    シール部材の間に排気ガスよりも高い圧力の圧縮空気を
    供給するように構成したことを特徴とする排気ブレーキ
    装置。
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