JPH09329028A - 吸気制御バルブ装置 - Google Patents
吸気制御バルブ装置Info
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- JPH09329028A JPH09329028A JP8147578A JP14757896A JPH09329028A JP H09329028 A JPH09329028 A JP H09329028A JP 8147578 A JP8147578 A JP 8147578A JP 14757896 A JP14757896 A JP 14757896A JP H09329028 A JPH09329028 A JP H09329028A
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- JP
- Japan
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- valve
- opening
- butterfly valve
- wall portion
- wall
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸気バルブ制御装置のバタフライバルブ１８
を閉鎖したときに、確実に閉鎖させると共に、閉鎖した
ときの気密を確保すること。 【解決手段】 バルブホルダー１０の壁部１４に形成し
た開口１６に対向する一対の段差部２４、２８を形成
し、この段差部２４、２８にバタフライバルブ１８を当
接させることによって、ストッパーとシール機構を両立
させるようにしたこと。
を閉鎖したときに、確実に閉鎖させると共に、閉鎖した
ときの気密を確保すること。 【解決手段】 バルブホルダー１０の壁部１４に形成し
た開口１６に対向する一対の段差部２４、２８を形成
し、この段差部２４、２８にバタフライバルブ１８を当
接させることによって、ストッパーとシール機構を両立
させるようにしたこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒内燃機関の
吸気装置に用いる吸気制御バルブに関するものである。
吸気装置に用いる吸気制御バルブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、内燃機関の吸気における動的
効果として、吸気管およびサージタンクの共鳴を利用し
て充填効率を高める技術が開示されている。例えば、実
公平７−８８１５号公報に開示されたものがある。
効果として、吸気管およびサージタンクの共鳴を利用し
て充填効率を高める技術が開示されている。例えば、実
公平７−８８１５号公報に開示されたものがある。
【０００３】この公報に開示された技術は、各気筒の吸
気ポートへ吸気空気を供給する吸気管の上流側にサージ
タンクを形成し、サージタンクの内部を隔壁によって区
画している。また、各気筒に供給される吸気空気の量が
増える（充填効率を高める）ようにエンジンの回転数に
応じてバタフライバルブを開閉し、実吸気管長さを変化
させて共鳴を利用して充填効率を高める技術である。こ
のバタフライバルブの構成は図７〜図９に示すとおり、
サージタンクの隔壁１１０の切欠部１１２に図８に示す
構造の金属製のバルブホルダー１１４を挿入している。
バルブホルダー１１４は切欠部１１２に嵌め込むことが
できる形状の壁部１１６と、壁部１１６と垂直に取り付
けられるフランジ部１１８から構成されている。壁部１
１６には開口１２０が形成されており、開口１２０には
バタフライバルブ１２２を取付け、図示しないアクチュ
エーターによって回転駆動するロッド１２４が貫通して
いる。そして、図示しないアクチュエーターを駆動させ
ることによってバタフライバルブ１２２を開閉し、実吸
気管長さを変化させて各気筒に供給する吸気空気の充填
効率が高くなる共鳴を発生させている。
気ポートへ吸気空気を供給する吸気管の上流側にサージ
タンクを形成し、サージタンクの内部を隔壁によって区
画している。また、各気筒に供給される吸気空気の量が
増える（充填効率を高める）ようにエンジンの回転数に
応じてバタフライバルブを開閉し、実吸気管長さを変化
させて共鳴を利用して充填効率を高める技術である。こ
のバタフライバルブの構成は図７〜図９に示すとおり、
サージタンクの隔壁１１０の切欠部１１２に図８に示す
構造の金属製のバルブホルダー１１４を挿入している。
バルブホルダー１１４は切欠部１１２に嵌め込むことが
できる形状の壁部１１６と、壁部１１６と垂直に取り付
けられるフランジ部１１８から構成されている。壁部１
１６には開口１２０が形成されており、開口１２０には
バタフライバルブ１２２を取付け、図示しないアクチュ
エーターによって回転駆動するロッド１２４が貫通して
いる。そして、図示しないアクチュエーターを駆動させ
ることによってバタフライバルブ１２２を開閉し、実吸
気管長さを変化させて各気筒に供給する吸気空気の充填
効率が高くなる共鳴を発生させている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術で説明
した構成においては、次のような問題がある。即ち、バ
タフライバルブ１２２のシール性を向上させるために
は、図９に示すようにバタフライバルブ１２２の回転軌
跡を考慮してバタフライバルブ１２２の外縁が開口１２
０に干渉しないようにする必要性と共に、逆に、バタフ
ライバルブ１２２の外縁と開口１２０との隙間を小さく
する必要性があり、双方の必要性を満足する精度の高い
加工を必要としていた。
した構成においては、次のような問題がある。即ち、バ
タフライバルブ１２２のシール性を向上させるために
は、図９に示すようにバタフライバルブ１２２の回転軌
跡を考慮してバタフライバルブ１２２の外縁が開口１２
０に干渉しないようにする必要性と共に、逆に、バタフ
ライバルブ１２２の外縁と開口１２０との隙間を小さく
する必要性があり、双方の必要性を満足する精度の高い
加工を必要としていた。
【０００５】また、バタフライバルブ１２２が閉鎖する
ときに所望の位置で停止するようにアクチュエータに制
御を加えたり、バタフライバルブ１２２の停止位置にス
トッパを設けたりする必要がある。
ときに所望の位置で停止するようにアクチュエータに制
御を加えたり、バタフライバルブ１２２の停止位置にス
トッパを設けたりする必要がある。
【０００６】本発明は、上記の従来技術の問題点を開口
部の簡単な構成の追加により解決した燃料タンク通気弁
を開示するものである。
部の簡単な構成の追加により解決した燃料タンク通気弁
を開示するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために請求項１の発明において講じた手段は、隔壁に切
欠部を備えたサージタンクと、バタフライバルブを開閉
自在に配置する開口を備えた切欠部を補完する壁部と壁
部を支持するフランジ部とを備えたハルブホルダーとか
らなり、切欠部に前記バルブホルダーの壁部を挿入して
サージタンクを区画する吸気制御バルブ装置において、
開口に前記バタフライバルブを支持する一対のロッド受
容孔を設け、ロッド受容孔間に対向する一対の段差部を
設けたことである。従って、バタフライバルブが開口を
閉鎖するときには、バタフライバルブが段差部に当接し
て開口を閉鎖することが可能となる。
ために請求項１の発明において講じた手段は、隔壁に切
欠部を備えたサージタンクと、バタフライバルブを開閉
自在に配置する開口を備えた切欠部を補完する壁部と壁
部を支持するフランジ部とを備えたハルブホルダーとか
らなり、切欠部に前記バルブホルダーの壁部を挿入して
サージタンクを区画する吸気制御バルブ装置において、
開口に前記バタフライバルブを支持する一対のロッド受
容孔を設け、ロッド受容孔間に対向する一対の段差部を
設けたことである。従って、バタフライバルブが開口を
閉鎖するときには、バタフライバルブが段差部に当接し
て開口を閉鎖することが可能となる。
【０００８】請求項２の発明において講じた手段は、段
差部が、ロッド受容孔間の開口縁全体に設けたことであ
る。従って、バタフライバルブを閉鎖するときには、バ
タフライバルブの外縁全体が開口に設けた段差部と当接
することになりシール性能を向上させることが可能とな
る。また、バタフライバルブ閉鎖時のシール性能をバタ
フライバルブの外縁全体と段差部との当接によって達成
することにより、バタフライバルブの外縁を開口よりも
小さくすることができ、バルブホルダーの壁部に形成す
る開口の加工精度をラフにすることができる。
差部が、ロッド受容孔間の開口縁全体に設けたことであ
る。従って、バタフライバルブを閉鎖するときには、バ
タフライバルブの外縁全体が開口に設けた段差部と当接
することになりシール性能を向上させることが可能とな
る。また、バタフライバルブ閉鎖時のシール性能をバタ
フライバルブの外縁全体と段差部との当接によって達成
することにより、バタフライバルブの外縁を開口よりも
小さくすることができ、バルブホルダーの壁部に形成す
る開口の加工精度をラフにすることができる。
【０００９】請求項３の発明において講じた手段は、バ
ルブホルダーのフランジ部壁部側に配置する環状ガスケ
ットと、隔壁の切欠部とバルブホルダーの壁部との係合
部のガスケットとを一体形成して配置したことである。
従って、バルブホルダーをサージタンクに隙間なく取り
付けることが可能となる。
ルブホルダーのフランジ部壁部側に配置する環状ガスケ
ットと、隔壁の切欠部とバルブホルダーの壁部との係合
部のガスケットとを一体形成して配置したことである。
従って、バルブホルダーをサージタンクに隙間なく取り
付けることが可能となる。
【００１０】請求項４の発明において講じた手段は、バ
ルブホルダーの壁部両端に位置するフランジ部との接合
部に滑らかな裾部を配置したことをである。従って、隔
壁の切欠部の形状に沿ってガスケットのシール機能を達
成することが可能となり、特に隔壁の切欠部端部を隙間
なくシールすることが可能となる。
ルブホルダーの壁部両端に位置するフランジ部との接合
部に滑らかな裾部を配置したことをである。従って、隔
壁の切欠部の形状に沿ってガスケットのシール機能を達
成することが可能となり、特に隔壁の切欠部端部を隙間
なくシールすることが可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１２】図１は、本発明を用いた実施の形態のバル
ブホルダー１０を示す図面である。バルブホルダー１０
は、四角形の板材のフランジ部１２に板材の壁部１４が
垂直に取り付けられている。壁部１４の形状は、図４に
示すインテークマニホルドのサージタンク５０の内部を
区画する隔壁５２に設けた切欠５４の形状に対応してい
る。また、壁部１４の両端１５、１５は、滑らかなＲ形
状となっている。壁部１４には円形の開口１６が貫通し
ており、開口１６にはバタフライバルブ１８を取り付け
たロッド２０が取り付けられている。ロッド２０の左端
には図示しない負圧アクチュエータとリンク機構が取り
付けられており、ロッド２０を回転させてバタフライバ
ルブ１８を開閉することができる。また、図６に示すよ
うに、開口１６の内部には上側弁体２２と下側弁体２６
がガスケット３０を介して取り付けられている。図１に
示すように、上側弁体２２は、開口１６の外縁のうち開
口１６を貫通するロッド２０の上側全体に取り付けられ
ており、下側弁体２６は、開口１６の外縁のうち開口１
６を貫通するロッド２０の下側全体に取り付けられてい
る。上側弁体２２と下側弁体２６にはそれぞれ段部２
４、２８が形成されており、段部２４、２８はバタフラ
イバルブ１８の回転を許容し、図６に示すようにバタフ
ライバルブ１８を閉鎖したときのストッパーとして機能
するように、開口２０の軸方向の両端に対向して配置さ
れている。そして、図６に示すように、バタフライバル
ブ１８の外周と、上側弁体２２、下側弁体２６との隙間
ｌは、充分大きな隙間を確保している。
ブホルダー１０を示す図面である。バルブホルダー１０
は、四角形の板材のフランジ部１２に板材の壁部１４が
垂直に取り付けられている。壁部１４の形状は、図４に
示すインテークマニホルドのサージタンク５０の内部を
区画する隔壁５２に設けた切欠５４の形状に対応してい
る。また、壁部１４の両端１５、１５は、滑らかなＲ形
状となっている。壁部１４には円形の開口１６が貫通し
ており、開口１６にはバタフライバルブ１８を取り付け
たロッド２０が取り付けられている。ロッド２０の左端
には図示しない負圧アクチュエータとリンク機構が取り
付けられており、ロッド２０を回転させてバタフライバ
ルブ１８を開閉することができる。また、図６に示すよ
うに、開口１６の内部には上側弁体２２と下側弁体２６
がガスケット３０を介して取り付けられている。図１に
示すように、上側弁体２２は、開口１６の外縁のうち開
口１６を貫通するロッド２０の上側全体に取り付けられ
ており、下側弁体２６は、開口１６の外縁のうち開口１
６を貫通するロッド２０の下側全体に取り付けられてい
る。上側弁体２２と下側弁体２６にはそれぞれ段部２
４、２８が形成されており、段部２４、２８はバタフラ
イバルブ１８の回転を許容し、図６に示すようにバタフ
ライバルブ１８を閉鎖したときのストッパーとして機能
するように、開口２０の軸方向の両端に対向して配置さ
れている。そして、図６に示すように、バタフライバル
ブ１８の外周と、上側弁体２２、下側弁体２６との隙間
ｌは、充分大きな隙間を確保している。
【００１３】図４に示す隔壁５２の切欠５４には溝５６
が形成されており、溝５６は図２、図３に示すガスケッ
ト４０を保持している。また、図５に示すように、サー
ジタンク５０にも、隔壁５２の切欠５４に対応する位置
にバルブホルダー１０のフランジ部１２を取り付ける開
口５８が開けられている。ガスケット４０は、バルブホ
ルダー１０の壁部１４の外周を覆う突き出し部４２と、
バルブホルダー１０のフランジ部１２の壁部１４側に配
置する環状部４４とから構成されている。突き出し部４
２の両端４３は、バルブホルダー１０の壁部１４の両端
１５の滑らかなＲ形状に対応した形状となっている。
が形成されており、溝５６は図２、図３に示すガスケッ
ト４０を保持している。また、図５に示すように、サー
ジタンク５０にも、隔壁５２の切欠５４に対応する位置
にバルブホルダー１０のフランジ部１２を取り付ける開
口５８が開けられている。ガスケット４０は、バルブホ
ルダー１０の壁部１４の外周を覆う突き出し部４２と、
バルブホルダー１０のフランジ部１２の壁部１４側に配
置する環状部４４とから構成されている。突き出し部４
２の両端４３は、バルブホルダー１０の壁部１４の両端
１５の滑らかなＲ形状に対応した形状となっている。
【００１４】この実施の形態における吸気制御バルブ装
置の組付けは、先ず、サージタンク５０にガスケット４
０を挿入する（図４、図５参照）。そして、バルブホル
ダー１０の壁部１４がガスケット４０の突き出し部４２
と係合し、バルブホルダー１０のフランジ部１２がガス
ケット４０の環状部４４を介してサージタンク５０の外
周に面圧されるように接着、溶接又はボルト締め等によ
って固定される。
置の組付けは、先ず、サージタンク５０にガスケット４
０を挿入する（図４、図５参照）。そして、バルブホル
ダー１０の壁部１４がガスケット４０の突き出し部４２
と係合し、バルブホルダー１０のフランジ部１２がガス
ケット４０の環状部４４を介してサージタンク５０の外
周に面圧されるように接着、溶接又はボルト締め等によ
って固定される。
【００１５】上記の実施の形態における吸気制御バルブ
装置の作動について説明する。
装置の作動について説明する。
【００１６】図６に示す開口２０をバタフライバルブ１
８で閉鎖した状態から図示しないアクチュエータとリン
ク機構により、ロッド２０を時計の回転方向へ９０°回
転させてロッド２０と一体となったバタフライバルブ１
８を開放状態とする。一方、この開放状態から図示しな
いアクチュエータとリンク機構を反転させて、ロッド２
０を時計の回転と逆方向に９０°回転させることによっ
てバタフライバルブ１８を閉鎖状態とする。このとき、
バタフライバルブ１８の外周と上側弁体２２、下側弁体
２６との間には隙間ｌが確保され、バタフライバルブ１
８の回動にあたり上側弁体２２、下側弁体２６と接触す
ることはない。また、バタフライバルブ１８が上側弁体
２２の段部２４、下側弁体２６の段部２８と当接するこ
とにより開度を停止し、しかもバタフライバルブ１８と
上側弁体２２の段部２４及び下側弁体２６の段部２８と
の間で開口２０を完全にシールして閉鎖することができ
る。
８で閉鎖した状態から図示しないアクチュエータとリン
ク機構により、ロッド２０を時計の回転方向へ９０°回
転させてロッド２０と一体となったバタフライバルブ１
８を開放状態とする。一方、この開放状態から図示しな
いアクチュエータとリンク機構を反転させて、ロッド２
０を時計の回転と逆方向に９０°回転させることによっ
てバタフライバルブ１８を閉鎖状態とする。このとき、
バタフライバルブ１８の外周と上側弁体２２、下側弁体
２６との間には隙間ｌが確保され、バタフライバルブ１
８の回動にあたり上側弁体２２、下側弁体２６と接触す
ることはない。また、バタフライバルブ１８が上側弁体
２２の段部２４、下側弁体２６の段部２８と当接するこ
とにより開度を停止し、しかもバタフライバルブ１８と
上側弁体２２の段部２４及び下側弁体２６の段部２８と
の間で開口２０を完全にシールして閉鎖することができ
る。
【００１７】従って、本実施の形態による吸気制御バル
ブ装置によれば、上側弁体２２の段部２４及び下側弁体
２６の段部２８を設けることによってバタフライバルブ
１８を所望の位置で停止させることができると共に、サ
ージタンク５０の内部を気密を確保した状態で区画する
ことができる。また、開口２０の内部にそれぞれ段部を
備えた上側弁体２２と下側弁体２６を配置して、それぞ
れの段部２４、２８とバタフライバルブ１８との間でシ
ール機構を達成したことにより、上側弁体２２と下側弁
体２６の製造にあたり、高い精度の加工を必要とせず
に、安価な装置を提供することが可能となる。更に、ガ
スケット４０の突き出し部４２と環状部４４とを一体で
形成したことにより、サージタンク５０とバルブホルダ
ー１０との気密を確保でき、組付けも簡単とすることが
できる。特に、切欠５２、突き出し部４２の両端部４
３、壁部１４の両端１５を全て滑らかなＲ形状としたこ
とにより、壁部１４の外周のみにガスケットと取り付け
るタイプのシール機構に比べて気密性を格段に向上させ
ることができる。
ブ装置によれば、上側弁体２２の段部２４及び下側弁体
２６の段部２８を設けることによってバタフライバルブ
１８を所望の位置で停止させることができると共に、サ
ージタンク５０の内部を気密を確保した状態で区画する
ことができる。また、開口２０の内部にそれぞれ段部を
備えた上側弁体２２と下側弁体２６を配置して、それぞ
れの段部２４、２８とバタフライバルブ１８との間でシ
ール機構を達成したことにより、上側弁体２２と下側弁
体２６の製造にあたり、高い精度の加工を必要とせず
に、安価な装置を提供することが可能となる。更に、ガ
スケット４０の突き出し部４２と環状部４４とを一体で
形成したことにより、サージタンク５０とバルブホルダ
ー１０との気密を確保でき、組付けも簡単とすることが
できる。特に、切欠５２、突き出し部４２の両端部４
３、壁部１４の両端１５を全て滑らかなＲ形状としたこ
とにより、壁部１４の外周のみにガスケットと取り付け
るタイプのシール機構に比べて気密性を格段に向上させ
ることができる。
【００１８】
【発明の効果】上記した請求項１の発明によれば、ロッ
ド受容孔間に対向する一対の段差部を設けたことによ
り、バタフライバルブが開口を閉鎖するときには、段差
部がストッパーとなってバタフライバルブと段差部との
当接によって閉鎖することができる。
ド受容孔間に対向する一対の段差部を設けたことによ
り、バタフライバルブが開口を閉鎖するときには、段差
部がストッパーとなってバタフライバルブと段差部との
当接によって閉鎖することができる。
【００１９】請求項２の発明によれば、段差部をロッド
受容孔間の開口縁全体に設けたことであり、これにより
バタフライバルブを閉鎖するときには、バタフライバル
ブの外縁全体が開口に設けた段差部と当接することにな
りシール性能を向上させることができる。また、開口の
大きさをバタフライバルブ外形と近似させる必要がない
ので、バルブホルダーの壁部に形成する開口の加工精度
をラフにすることができる。
受容孔間の開口縁全体に設けたことであり、これにより
バタフライバルブを閉鎖するときには、バタフライバル
ブの外縁全体が開口に設けた段差部と当接することにな
りシール性能を向上させることができる。また、開口の
大きさをバタフライバルブ外形と近似させる必要がない
ので、バルブホルダーの壁部に形成する開口の加工精度
をラフにすることができる。
【００２０】請求項３の発明によれば、バルブホルダー
のフランジ部壁部側に配置する環状ガスケットと、隔壁
の切欠部とバルブホルダーの壁部との係合部のガスケッ
トとを一体形成して配置したことにより、バルブホルダ
ーをサージタンクに隙間なく取り付けることが可能とな
る。
のフランジ部壁部側に配置する環状ガスケットと、隔壁
の切欠部とバルブホルダーの壁部との係合部のガスケッ
トとを一体形成して配置したことにより、バルブホルダ
ーをサージタンクに隙間なく取り付けることが可能とな
る。
【００２１】請求項４の発明によれば、バルブホルダー
の壁部両端に位置するフランジ部との接合部に滑らかな
裾部を配置したことにより、隔壁の切欠部の形状に沿っ
てガスケットを取り付けることができ、特に隔壁の切欠
部端部を隙間なくシールすることができる。
の壁部両端に位置するフランジ部との接合部に滑らかな
裾部を配置したことにより、隔壁の切欠部の形状に沿っ
てガスケットを取り付けることができ、特に隔壁の切欠
部端部を隙間なくシールすることができる。
【図１】本発明の実施の形態である吸気バルブ制御装置
のバルブホルダーを示したものである。
のバルブホルダーを示したものである。
【図２】本発明の実施の形態である吸気バルブ制御装置
のガスケットを示した図面である。
のガスケットを示した図面である。
【図３】図２のＡ視図面を示したものである。
【図４】本発明の実施の形態である吸気バルブ制御装置
のサージタンクを示した図面である。
のサージタンクを示した図面である。
【図５】図４のＢ視図面を示したものである。
【図６】バタフライバルブが閉鎖したときの図１のＣ−
Ｃ断面図を示したものである。
Ｃ断面図を示したものである。
【図７】従来技術の吸気バルブ制御装置を示した図面で
ある。
ある。
【図８】従来技術の吸気バルブ制御装置のバルブホルダ
ーを示した図面である。
ーを示した図面である。
【図９】図７のＤ−Ｄ断面図を示したものである。
１０・・・バルブホルダー １２・・・フランジ部 １４・・・壁部 １６・・・開口 １８・・・バタフライバルブ ２０・・・ロッド ２４、２８・・・段部（段差部） ４０・・・ガスケット ５０・・・サージタンク ５２・・・隔壁 ５４・・・切欠部
Claims (4)
- 【請求項１】 隔壁に切欠部を備えたサージタンクと、
バタフライバルブを開閉自在に配置する開口を備えた前
記切欠部を補完する壁部と該壁部を支持するフランジ部
とを備えたバルブホルダーとからなり、前記切欠部に前
記バルブホルダーの壁部を挿入して前記サージタンクを
区画する吸気制御バルブ装置において、前記開口に前記
バタフライバルブを支持する一対のロッド受容孔を設
け、前記ロッド受容孔間に対向する一対の段差部を設け
たことを特徴とする吸気制御バルブ装置。 - 【請求項２】 前記段差部は、前記ロッド受容孔間の前
記開口縁全体に設けられることを特徴とする請求項１記
載の吸気制御バルブ装置。 - 【請求項３】 前記バルブホルダーのフランジ部壁部側
に配置する環状ガスケットと、前記隔壁の切欠部と前記
バルブホルダーの壁部との係合部のガスケットとを一体
形成して配置したことを特徴とする請求項１記載の吸気
制御バルブ装置。 - 【請求項４】 前記バルブホルダーの壁部両端に位置す
る前記フランジ部との接合部に滑らかな裾部を配置した
ことを特徴とする請求項３記載の吸気制御バルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147578A JPH09329028A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 吸気制御バルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147578A JPH09329028A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 吸気制御バルブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329028A true JPH09329028A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15433532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147578A Pending JPH09329028A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 吸気制御バルブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329028A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004072518A1 (ja) * | 2003-02-13 | 2004-08-26 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | 流量制御バルブ |
| KR100455314B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2004-11-06 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 내연기관용 흡기매니폴드의 밸브구조 |
| KR100580687B1 (ko) * | 2004-06-28 | 2006-05-15 | 현대자동차주식회사 | 가변흡기 시스템의 밸브 작동구조 |
| KR100747175B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2007-08-07 | 현대자동차주식회사 | 가변흡기시스템의 밸브 리크 방지구조 |
| US7624716B2 (en) | 2005-01-25 | 2009-12-01 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Butterfly valve type throttle valve of internal combustion engine |
| JP2010261359A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Denso Corp | 可変吸気装置 |
| JP2014101774A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Denso Corp | 吸気システム |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147578A patent/JPH09329028A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455314B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2004-11-06 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 내연기관용 흡기매니폴드의 밸브구조 |
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| US7055800B2 (en) | 2003-02-13 | 2006-06-06 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Flow rate control valve |
| KR100580687B1 (ko) * | 2004-06-28 | 2006-05-15 | 현대자동차주식회사 | 가변흡기 시스템의 밸브 작동구조 |
| US7624716B2 (en) | 2005-01-25 | 2009-12-01 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Butterfly valve type throttle valve of internal combustion engine |
| KR100747175B1 (ko) * | 2005-11-01 | 2007-08-07 | 현대자동차주식회사 | 가변흡기시스템의 밸브 리크 방지구조 |
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| JP2014101774A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Denso Corp | 吸気システム |
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