JP3726755B2 - リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 - Google Patents
リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3726755B2 JP3726755B2 JP2002021559A JP2002021559A JP3726755B2 JP 3726755 B2 JP3726755 B2 JP 3726755B2 JP 2002021559 A JP2002021559 A JP 2002021559A JP 2002021559 A JP2002021559 A JP 2002021559A JP 3726755 B2 JP3726755 B2 JP 3726755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask holder
- carriage
- ribbon mask
- sheet
- ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リボンマスクホルダの取付構造、及びこのリボンマスクホルダの取付構造を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録装置には、記録ヘッドをプラテンの軸方向に走行させる間に、この記録ヘッドにおける複数の記録ワイヤをインクリボンを介して、上記プラテンの前方周面に位置するシートに打ち付け、このシートに画像を記録するドットインパクトプリンタがある。
【0003】
このようなプリンタでは、図8に示すように、記録ヘッド101はキャリッジ102に搭載されて、このキャリッジ102と共に走行される。この記録ヘッド101の前方に配設される図示しないインクリボンを、シート(不図示)から保護する等のためにリボンマスクホルダ103がキャリッジ102に取り付けられている。
【0004】
このリボンマスクホルダ103は、シート側(つまりプラテン側)へ変位しても、またインクリボン側(つまり記録ヘッド101側)へ変位しても、シートの搬送経路の確保やインクリボンのガイド等の観点から不具合が生ずるので、キャリッジ102に高精度に取り付けられることが必要とされる。
【0005】
そこで、従来、アルミダイキャスト製のキャリッジ102の前方部両側に金属製のガイドピン104を圧入し、このガイドピン104を、樹脂製のリボンマスクホルダ103に形成された穴(図示せず)に挿入することにより、リボンマスクホルダ103をキャリッジ102に高精度に取り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のリボンマスクホルダ103の取付構造では、キャリッジ102にガイドピン104を圧入しなければならないため、取付構造が複雑となり、また、リボンマスクホルダ103の取付工数も増加してしまう。
【0007】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、リボンマスクホルダをキャリッジに簡単な構造で高精度に取り付けることができるリボンマスクホルダの取付構造及び記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、記録ヘッドとシートとの間に配設されるリボンマスクホルダを、上記記録ヘッドを搭載したキャリッジに取り付けるリボンマスクホルダの取付構造において、上記リボンマスクホルダに、位置決め用の位置決めピンと、前記キャリッジの走査方向に沿って延設されて前記位置決めピンを補強する平板形状の補強片とを有する突起が形成され、この突起を、上記キャリッジに設けられた係合穴に嵌合することにより、当該リボンマスクホルダを上記キャリッジに取り付けるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記リボンマスクホルダが樹脂製であることを特徴とするものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、上記リボンマスクホルダが成形型にて樹脂成形され、この成形型が位置決めピンの軸と直交する方向に型割れするよう構成されたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、プラテンに沿って走行するキャリッジに、複数の記録ワイヤを備えた記録ヘッドが搭載され、上記記録ワイヤの突出動作によりインクリボンを介し、上記プラテンと上記記録ヘッドとの間に搬送されるシートに画像を記録する記録装置において、上記記録ヘッドと上記シートとの間に配設されるリボンマスクホルダを備え、当該リボンマスクホルダに、位置決め用の位置決めピンと、前記キャリッジの走査方向に沿って延設されて前記位置決めピンを補強する平板形状の補強片とを有する突起が形成され、この突起を、上記キャリッジに設けられた係合穴に嵌合することにより、当該リボンマスクホルダを上記キャリッジに取り付けられるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、上記リボンマスクホルダが樹脂製であることを特徴とするものである。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、上記リボンマスクホルダが成形型にて樹脂成形され、この成形型が位置決めピンの軸と直交する方向に型割れするよう構成されたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項1、2、4または5に記載の発明には、次の作用がある。
【0015】
リボンマスクホルダに一体に突起が形成され、この突起を、キャリッジに設けられた係合穴に嵌合することにより、リボンマスクホルダをキャリッジに取り付けることから、キャリッジにガイドピンを圧入し、このガイドピンをリボンマスクホルダの係合穴に挿入してリボンマスクホルダを取り付ける場合に比べ、構造を簡素化できる。しかも、上記ガイドピンを用いてリボンマスクホルダをキャリッジに取り付ける場合と同様に、リボンマスクホルダを高精度に取り付けることができる。
【0016】
請求項3または6に記載の発明には、次の作用がある。
【0017】
リボンマスクホルダが成形型にて樹脂成形され、この成形型が位置決めピンの軸と直交する方向に型割れすることから、リボンマスクホルダを成形型から取り出す際に必要な抜きテーパを位置決めピンに設ける必要がない。このため、この位置決めピンがキャリッジの係合穴に嵌合された際に、リボンマスクホルダがキャリッジに対し変位することを防止できるので、リボンマスクホルダをキャリッジに高精度に取り付けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【0020】
これらの図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤ(不図示)を、インクリボン31を介してシートSに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。ここで、シートSは、単票紙や連続紙などの普通紙の他に、通帳や葉書、封筒などである。特に、上記単票紙は単票複写紙を含み、連続紙は連続複写紙を含む。
【0021】
上記プリンタ10は、図1に示すように、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12及び排出ユニット13と、同じくプリンタ本体11に着脱自在に装着されたシート供給ガイド34(図2)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆う図示しないアッパーケース及びロアケースと、を有して構成される。
【0022】
上記プリンタ本体11は、本体フレームとしてのベースフレーム14、シート案内フレーム15(図2)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷機構部20と、プラテン21、シート案内22及び従動ローラ25(図2)を備えたシート搬送機構部23と、を有して構成される。
【0023】
ベースフレーム14及びシート案内フレーム15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これらのベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すように、キャリッジガイド軸24が架け渡されて回動可能に枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に配設されている。シート案内22は、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17との間に配設されて、シート案内フレーム15に嵌合して固定されている。また、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方部、上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニット12、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示しないトラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設けられている。
【0024】
図2に示すプッシュトラクタユニット12は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ送り出し、シート供給ガイド34は、シートSとしての単票紙を1枚ずつ(単票複写紙の場合には1綴りずつ)シート搬送機構部23へ供給する。また、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシート搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すものである。
【0025】
つまり、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト26の回転により、このトラクタベルト26のピン27の作用で、連続紙は、シート搬送機構部23のシート案内22に案内され、このシート案内22とプラテン21との間に形成されるシート搬送経路28を経てプラテン21の前方へ向かい、矢印α方向に送給される。このプッシュトラクタユニット12の非動作時に、シート供給ガイド34から単票紙が1枚ずつ(または1綴りずつ)、シート搬送経路28を経てプラテン21の前方へ供給可能とされる。また、排出ユニット13の排出ローラ29の回転により、後述のごとく、記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙または単票紙は、シート搬送機構部23のプラテン21から矢印β方向に引き出される。これにより、連続紙または単票紙は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0026】
図1に示す前記キャリッジ19は、キャリッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。キャリッジガイド軸24がプラテン21と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらのプラテン21及びキャリッジガイド軸24の軸方向と一致する主走査方向に移動(走行)可能に設けられる。
【0027】
図示しないキャリッジ駆動モータの正転または逆転により、キャリッジ19は、タイミングベルト30(図2)を介しキャリッジガイド軸24に案内されて、主走査方向における図1の左向きまたは右向きに走行される。
【0028】
前記記録ヘッド18は図示しない多数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方にインクリボン31が位置する。記録ヘッド18はキャリッジ19と共に主走査方向に走行する間に、記録ワイヤを突出動作させてインクリボン31に打ち当て、インクリボン31のインクを、プラテン21とインクリボン31との間に搬送されるシートS(連続紙または単票紙)に付着させて、このシートSに文字を含む画像を記録する。
【0029】
記録ヘッド18によるこの記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行する間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シートSが連続紙の場合には、図2に示すシート搬送機構部23のプラテン21、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット13が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン21、従動ローラ25及び排出ユニット13がそれぞれシートSを所定量(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0030】
尚、図2に示す符号32は、ベースフレーム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23内へシートSを供給するためのボトムシート供給口である。
【0031】
図1及び図3に示すように、記録ヘッド18を搭載したキャリッジ19には、図6に示すように、プラテン21上に配置されたシートSからインクリボン31を保護するためのリボンマスクホルダ40が取り付けられている。このリボンマスクホルダ40は、図5〜図7に示すように、樹脂により構成されて、成形型により成形されたものであり、ベース面41、突起42及び係止バー43を有して構成される。
【0032】
ベース面41は略平面形状に形成されて、中央部に開口44を有し、この開口44を覆うようにしてベース面41にリボンマスク45が装着される。このリボンマスク45は薄い金属板にて構成され、記録ヘッド18の図示しない記録ワイヤに対向する位置に、これら複数本の記録ワイヤが突出動作して挿通する挿通口46が形成されている。
【0033】
このベース面41は、リボンマスク45を含めて、図6に示すように、プラテン21との間にシートSが搬送されるシート搬送経路28を形成するとともに、記録ヘッド18との間にインクリボン31を移動可能に配設する。つまり、このベース面41は、シートSとインクリボン31との間に介在されて、シートSをシート搬送経路28内で搬送させるとともに、インクリボン31の移動を案内して、このインクリボン31をシートSから保護する。
【0034】
このベース面41が定位置よりもプラテン21側(つまりシートS側)へ変位すると、リボンマスク45にシートSが引っ掛かる等のシートSの搬送不良を招き、更に、リボンマスク45の挿通口46周囲に付着したインクによりシートSが汚れる等の不具合が生ずる。また、ベース面41が定位置よりも記録ヘッド18側(つまりインクリボン31側)へ変位すると、ベース面41とプラテン21との隙間(シート搬送経路28)が大きくなり、記録ヘッド18の記録ワイヤに対応する位置でシートSの浮き上がりによる騒音が発生したり、また、ベース面41によるインクリボン31の案内に不具合が生ずる。このため、ベース面41(つまりリボンマスクホルダ40)は、キャリッジ19に対し高精度に取り付けられる必要がある。
【0035】
前記突起42は上記要請を実現するものであり、図5及び図7に示すように、位置決めピン47及び補強片48を有してなり、これらはベース面41に一体に形成される。位置決めピン47は円柱形状であり、ベース面41から立設される。また、補強片48は平板形状であり、ベース面41から立設されると共に、位置決めピン47の側面に一体化されて、この位置決めピン47を補強する。これらの位置決めピン47、補強片48が、図4に示すように、キャリッジ19に形成されたピン穴49、角穴50にそれぞれ挿入されて嵌合されることにより、リボンマスクホルダ40がキャリッジ19に取り付けられる。
【0036】
上記キャリッジ19は、アルミニウムをダイキャスト成形して構成されたものであり、ピン穴49は、ダイキャスト成形後2次加工されて精度が確保される。また、リボンマスクホルダ40は、前述の如く成形型により樹脂成形されたものであり、パーティングライン51は、図6に示すように、位置決めピン47の軸方向に延び、更にベース面41の肉厚中央位置を通る。つまり、上記成形型は、少なくとも位置決めピン47及び補強片48の軸に直交する方向に型割れする。これにより、位置決めピン47及び補強片48には、リボンマスクホルダ40を成形型から抜き出す際に必要な抜きテーパが必要とされない。
【0037】
上述のように、ピン穴49が高精度に加工され、更に、位置決めピン47に抜きテーパが形成されないことにより、位置決めピン47がピン穴49に嵌合された時に、ベース面41はキャリッジ19に対し定位置から変位することがなく、リボンマスクホルダ40はキャリッジ19に高精度に取付可能とされる。
【0038】
前記係止バー43は、図3及び図7に示すように、ベース面41及び突起42に直交して、ベース面41から記録ヘッド18方向へ延在し、先端部内側に係止爪52(図5)を備える。突起42の位置決めピン47、補強片48がキャリッジ19のピン穴49、角穴50にそれぞれ嵌合された際、係止爪52が、図4に示すキャリッジ19の受け爪53に係止され、これにより、図3に示すように、リボンマスクホルダ40がキャリッジ19から抜け止めされる。なお、図3及び図4中の符号54は、キャリッジ19とキャリッジガイド軸24との摺動性を高めるガイドブッシュであり、符号55は、キャリッジ19をベースフレーム14に係止させるスライダである。
【0039】
従って、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0040】
▲1▼リボンマスクホルダ40のベース面41に一体に突起42が形成され、この突起42の位置決めピン47、補強片48を、キャリッジ19に設けられたピン穴49、角穴50のそれぞれに嵌合することにより、リボンマスクホルダ40をキャリッジ19に取り付けることから、図8に示す従来技術の如く、キャリッジ102にガイドピン104を圧入し、このガイドピン104をリボンマスクホルダ103の係合穴に挿入してリボンマスクホルダ103を取り付ける場合に比べ、構造を簡素化できる。しかも、上記ガイドピン104を用いてリボンマスクホルダ103をキャリッジに取り付ける場合と同様に、リボンマスクホルダ40を高精度にキャリッジ19に取り付けることができる。
【0041】
▲2▼リボンマスクホルダ40が成形型にて樹脂成形され、この成形型が、突起42の位置決めピン47及び補強片48の軸と直交する方向に型割れすることから、リボンマスクホルダ40を成形型から取り出す際に必要な抜きテーパを位置決めピン47及び補強片48に設ける必要がない。このため、この位置決めピン47、補強片48がキャリッジ19のピン穴49、角穴50に嵌合された際に、リボンマスクホルダ40のベース面41がキャリッジ19に対し定位置から変位することを防止できるので、リボンマスクホルダ40をキャリッジ19に高精度に取り付けることができる。
【0042】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、請求項1乃至3に記載の発明に係るリボンマスクホルダの取付構造によれば、リボンマスクホルダをキャリッジに簡単な構造で高精度に取り付けることができる。
【0044】
請求項4乃至6に記載の発明に係る記録装置によれば、リボンマスクホルダをキャリッジに簡単な構造で高精度に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1に示す記録ヘッド及びキャリッジを示す斜視図である。
【図4】図3の記録ヘッド及びキャリッジの分解斜視図である。
【図5】図3のリボンマスクホルダを示し、(A)が平面図、(B)が正面図、(C)が底面図である。
【図6】図5(A)のVI矢視図である。
【図7】図5のリボンマスクホルダを示す斜視図である。
【図8】従来の記録ヘッド及びキャリッジを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
21 プラテン
35 記録ワイヤ
31 インクリボン
40 リボンマスクホルダ
42 突起
47 位置決めピン
48 補強片
49 ピン穴
50 角穴
51 パーティングライン
S シート
Claims (6)
- 記録ヘッドとシートとの間に配設されるリボンマスクホルダを、上記記録ヘッドを搭載したキャリッジに取り付けるリボンマスクホルダの取付構造において、
上記リボンマスクホルダに、位置決め用の位置決めピンと、前記キャリッジの走査方向に沿って延設されて前記位置決めピンを補強する平板形状の補強片とを有する突起が形成され、この突起を、上記キャリッジに設けられた係合穴に嵌合することにより、当該リボンマスクホルダを上記キャリッジに取り付けるよう構成されたことを特徴とするリボンマスクホルダの取付構造。 - 上記リボンマスクホルダが樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載のリボンマスクホルダの取付構造。
- 上記リボンマスクホルダが成形型にて樹脂成形され、この成形型が位置決めピンの軸と直交する方向に型割れするよう構成されたことを特徴とする請求項2に記載のリボンマスクホルダの取付構造。
- プラテンに沿って走行するキャリッジに、複数の記録ワイヤを備えた記録ヘッドが搭載され、上記記録ワイヤの突出動作によりインクリボンを介し、上記プラテンと上記記録ヘッドとの間に搬送されるシートに画像を記録する記録装置において、
上記記録ヘッドと上記シートとの間に配設されるリボンマスクホルダを備え、当該リボンマスクホルダに、位置決め用の位置決めピンと、前記キャリッジの走査方向に沿って延設されて前記位置決めピンを補強する平板形状の補強片とを有する突起が形成され、この突起を、上記キャリッジに設けられた係合穴に嵌合することにより、当該リボンマスクホルダを上記キャリッジに取り付けるよう構成されたことを特徴とする記録装置。 - 上記リボンマスクホルダが樹脂製であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 上記リボンマスクホルダが成形型にて樹脂成形され、この成形型が位置決めピンの軸と直交する方向に型割れするよう構成されたことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021559A JP3726755B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002021559A JP3726755B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003220749A JP2003220749A (ja) | 2003-08-05 |
JP2003220749A5 JP2003220749A5 (ja) | 2005-04-14 |
JP3726755B2 true JP3726755B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=27744777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002021559A Expired - Fee Related JP3726755B2 (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3726755B2 (ja) |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002021559A patent/JP3726755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003220749A (ja) | 2003-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160297215A1 (en) | Image Recording Apparatus | |
JP3726755B2 (ja) | リボンマスクホルダの取付構造及び記録装置 | |
JP2003335430A (ja) | 排出ローラ及びその製造方法並びに記録装置 | |
JP2810378B2 (ja) | インクジエツト式プリンタ装置 | |
JP4415435B2 (ja) | インクキャリア | |
JP7415746B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003266864A (ja) | 記録装置 | |
JP4587553B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JP3059587U (ja) | 印字装置 | |
JP3755391B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3952810B2 (ja) | 搬送装置及び記録装置 | |
JP4398542B2 (ja) | 印字機 | |
JP3758459B2 (ja) | 記録装置 | |
JPS5923000Y2 (ja) | 印字機構 | |
JP2003220718A (ja) | 記録装置の記録ヘッド及び記録装置 | |
JP3059345U (ja) | プリンタ | |
JP2002225376A (ja) | 記録装置 | |
JP3758458B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3083971B2 (ja) | インクリボンカセット | |
KR100211798B1 (ko) | 잼 방지구를 가지는 용지 가이드 | |
JPH0428775Y2 (ja) | ||
JP2001277636A (ja) | 記録装置のキャリッジ及び記録装置 | |
JP3341917B2 (ja) | プリンタ | |
JPH0534939Y2 (ja) | ||
JP2005246863A (ja) | インクジェットプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040602 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |