JP2002225376A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002225376A
JP2002225376A JP2001028653A JP2001028653A JP2002225376A JP 2002225376 A JP2002225376 A JP 2002225376A JP 2001028653 A JP2001028653 A JP 2001028653A JP 2001028653 A JP2001028653 A JP 2001028653A JP 2002225376 A JP2002225376 A JP 2002225376A
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carriage
platen
home position
recording head
sheet
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Norio Horaguchi
範夫 洞口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジのホームポジションを正確に検出
できること。 【解決手段】 プラテン21に沿って走行するキャリッ
ジ19に搭載された記録ヘッド18が、プラテンとの間
に搬送されるシートに画像を記録すると共に、キャリッ
ジのホームポジションを検出するホームポジション検出
装置35を備えた記録装置において、上記ホームポジシ
ョン検出装置は、キャリッジに設置されたフラグ37
と、このフラグ37を検知するフォトインタラプタ36
とを有してなり、このフォトインタラプタ36は、プラ
テンと記録ヘッドとの間のプラテンギャップPGを調整
するためのキャリッジの移動に連動するセンサプレート
41に設置されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラテンと記録ヘ
ッドとの間に搬送されるシートに画像を記録する記録装
置に係り、特に、記録ヘッドを搭載したキャリッジがホ
ームポジションに到達したことを検出する検出手段を備
えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、図7(A)及び(B)に
示すように、記録ヘッド101を搭載したキャリッジ1
02をプラテン103の軸方向に沿って走行させる間
に、記録ヘッド101における複数本の記録ワイヤ(不
図示)をプラテン103へ向かって突出させて、記録ヘ
ッド101とプラテン103との間に搬送されるシート
に、図示しないインクリボンを介して画像を記録するド
ットインパクトプリンタ100がある。
【0003】キャリッジ102は、キャリッジ軸104
及びキャリッジガイド軸105に摺動自在に支持され
て、プラテン103の軸方向に沿って走行、つまり主走
査方向左向きまたは右向きに走行するが、この走行の基
準となるホームポジションにキャリッジ102が到達し
たことが、ホームポジション検出装置を構成するセンサ
106及びフラグ107(図8)を用いて検出される。
【0004】プラテン103、キャリッジ軸104及び
キャリッジガイド軸105は、本体フレームのサイドフ
レーム109に支持される。また、センサ106は、本
体フレームのベースフレーム108において、キャリッ
ジ102の上記ホームポジションに対応する位置に設置
される。また、フラグ107は、図8及び図9に示すよ
うにキャリッジ102に設置される。センサ106は、
一般に、発光素子と受光素子とからなる透過型のフォト
インタラプタであり、フラグ107がこれらの両素子間
に位置付けられた時に、キャリッジ102がホームポジ
ションに到達したことを検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、センサ10
6を構成する上述のようなフォトインタラプタでは、外
乱光を受光しないように、発光素子と受光素子とが近接
配置されている。一方、このプリンタ100では、使用
されるシートに応じてプラテンギャップPGを調整すべ
く、記録ヘッド101をプラテン103に対し接離する
方向にキャリッジ102を移動させることがある。図8
は、プラテンギャップPGが1.00mmの場合を示
し、図9はプラテンギャップPGが3.12mmの場合
を示す。
【0006】このように、プラテンギャップPGを調整
するためにキャリッジ102を移動させた時には、移動
されたフラグ107がセンサ106の両素子間の適切な
位置に位置付けられず、これらのセンサ106及びフラ
グ107によって、キャリッジ102のホームポジショ
ンが正確に検出できない恐れがある。
【0007】プラテンギャップPGの調整によっても、
キャリッジ102がホームポジションに到達したことを
正確に検出するものとして、特開平11−170650
号公報記載の発明が、同一出願人から提案されている。
【0008】ところが、この公報記載の発明では、フラ
グを取り付ける部材の構造が複雑であり、また、キャリ
ッジ102がホームポジションに到達する度に衝撃音が
発生するなどの不都合がある。
【0009】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、キャリッジのホームポジションを正
確に検出できる記録装置を提出することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プラテンに沿って走行するキャリッジに搭載された
記録ヘッドが、上記プラテンとの間に搬送されるシート
に画像を記録するとともに、上記キャリッジのホームポ
ジッションを検出する検出手段を備えた記録装置におい
て、上記検出手段は、上記キャリッジに設置されたフラ
グと、このフラグを検知するセンサとを有してなり、こ
のセンサは、上記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプ
ラテンギャップを調整するための上記キャリッジの移動
に連動するよう構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記センサは、偏心したキャリッジ軸
の回動により、キャリッジとともに連動するセンサプレ
ートに設置されたことを特徴とするものである。
【0012】請求項1または2に記載の発明には、次の
作用がある。
【0013】キャリッジのホームポジッションを検出す
る検出手段が、キャリッジに設置されたフラグと、この
フラグを検知するセンサとを有してなり、このセンサ
が、プラテンギャップを調整するためのキャリッジの移
動に連動するよう構成されたことから、プラテンギャッ
プの調整のためにキャリッジが移動しても、検出手段の
センサとフラグの位置関係が変更されることがない。こ
の結果、プラテンギャップの大小の如何に拘わらず、検
出手段は、キャリッジのホームポジションを正確に検出
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
を示す側断面図である。
【0016】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、記録ヘッドの図示しない多数の記録ワイヤ
を、インクリボン31(図2)を介してシートSに打ち
付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を
印刷するドットインパクトプリンタである。ここで、シ
ートSは、単票紙や連続紙などの普通紙の他に、OHP
(オーバーヘッドプロジェクト)シートやコート紙、フ
ィルムなどがある。
【0017】上記プリンタ10は、図1に示すように、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、このプリン
タ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユ
ニット12及び排出ユニット13と、同じくプリンタ本
体11に着脱自在に装着されたシート供給ガイド34
(図2)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ
覆う図示しないアッパケース及びロアケースと、を有し
て構成される。
【0018】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15
(図2)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17と、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印
刷機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピ
ンチローラ25(図2)を備えたシート搬送機構部23
と、を有して構成される。
【0019】ベースフレーム14及びシート案内フレー
ム15は、図2に示すようにほぼ平行配置され、これら
のベースフレーム14及びシート案内フレーム15の両
端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム17
がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよう
に、キャリッジ軸24が架け渡されて回動可能に枢支さ
れ、キャリッジガイド部材としてのキャリッジガイド軸
28が架け渡されて固定支持される。また、プラテン2
1は、プラテン軸33に回転一体に固定され、このプラ
テン軸33が、左サイドフレーム16と右サイドフレー
ム17との間に架け渡されて、回転自在に枢支される。
【0020】シート案内22は、左サイドフレーム16
と右サイドフレーム17との間に配設されて、シート案
内フレーム15に嵌合して固定されている。また、左サ
イドフレーム16及び右サイドフレーム17の後方部、
上方部それぞれには、前記プッシュトラクタユニット1
2、排出ユニット13をそれぞれ装着可能な図示しない
トラクタユニット装着部、排出ユニット装着部が設けら
れている。
【0021】図1に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、シート供給ガイド34は、シートSとしての
単票紙を1枚づつシート搬送機構部23へ供給する。ま
た、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシート
搬送機構部23からプリンタ10外へ引き出すものであ
る。
【0022】つまり、図2に示すように、プッシュトラ
クタユニット12のトラクタベルト26の回転により、
このトラクタベルト26のピン27の作用で、連続紙
は、シート搬送機構部23のシート案内22に案内され
てプラテン21へ向い、矢印M方向に送給される。この
プッシュトラクタユニット12の非動作時に、シート供
給ガイド34から単票紙が1枚ずつ、シート案内22を
経てプラテン21へ供給可能とされる。また、排出ユニ
ット13の排出ローラ29の回転により、後述のごと
く、記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙ま
たは単票紙は、シート搬送機構部23のプラテン21か
ら矢印N方向に引き出される。これにより、連続紙また
は単票紙は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交
する副走査方向に搬送される。
【0023】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジ軸24及びキャリッジガイド軸28に摺動自在に挿
通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。キャリッ
ジ軸24及びキャリッジガイド軸28がプラテン21と
平行に配置されることから、キャリッジ19は、これら
のプラテン21、キャリッジ軸24及びキャリッジガイ
ド軸28の軸方向と一致する主走査方向に移動(走行)
可能に設けられる。
【0024】図示しないキャリッジ駆動モータの正転ま
たは逆転により、キャリッジ19は、タイミングベルト
30(図2)を介しキャリッジ軸24及びキャリッジガ
イド軸28に案内されて、主走査方向における図1の左
向きまたは右向きに走行される。
【0025】前記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
にインクリボン31が位置する。記録ヘッド18は、キ
ャリッジ19と共に主走査方向に走行する間に、記録ワ
イヤを突出させてインクリボン31に打ち当て、インク
リボン31のインクを、プラテン21とインクリボン3
1との間に搬送されるシートS(連続紙または単票紙)
に付着させて、このシートSに文字を含む画像を記録す
る記録動作を実行する。
【0026】記録ヘッド18によるこの記録動作は、キ
ャリッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走行す
る間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行分の記
録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シート
Sが連続紙の場合には、図2に示すシート搬送機構部2
3のプラテン21,プッシュトラクタユニット12及び
排出ユニット13が、また、シートSが単票紙の場合に
は、シート搬送機構部23のプラテン21、ピンチロー
ラ25及び排出ユニット13が、それぞれシートSを所
定量(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返さ
れることにより実施される。
【0027】尚、図2に示す符号32は、ベースフレー
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
【0028】ところで、図3、図5及び図6に示すよう
に、キャリッジ19は、記録ヘッド18を搭載した一端
側が、軸受38を介してキャリッジ軸24に摺動自在に
支持され、上記一端側から離れた他端側が、軸受39を
介してキャリッジガイド軸28に摺動自在に支持され
る。ここで、キャリッジ軸24は偏心軸である。また、
軸受38及び軸受39は、キャリッジ19がアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金で構成されているのに対し、
燒結金属にて構成されて耐摺動性が高められている。
【0029】軸受38は、プラテン21に沿うキャリッ
ジ19の走行方向(即ち主走査方向)に対し、更に記録
ヘッド18をプラテン21に向かって接離する方向に移
動させるキャリッジ19の移動方向(図3、図5及び図
6の矢印α方向)に対し、ともにキャリッジ19と一体
化される。これに対し、軸受39は、キャリッジ19の
他端部において、記録ヘッド18をプラテン21に向か
って接離する方向に移動させるキャリッジ19の移動方
向(矢印α方向)に沿って延在されて形成された溝40
(図3、図5、図6)に嵌合される。このため、軸受3
9は、プラテン21に沿うキャリッジ19の走行方向
(主走査方向)に対してはキャリッジ19と一体化され
るが、記録ヘッド18をプラテン21に向かって接離す
る方向に移動させるキャリッジ19の移動方向(矢印α
方向)に対してはキャリッジ19と相対移動可能に構成
される。
【0030】従って、偏心軸であるキャリッジ軸24が
所定角度回動されることにより、キャリッジ19は、軸
受39及びキャリッジガイド軸28に対し、記録ヘッド
18をプラテン21に向かって接離する方向に移動させ
る矢印α方向に移動する。これにより、記録ヘッド18
とプラテン21との間のプラテンギャップPGが、プリ
ンタ10に供給されたシートSのシート厚に応じて調整
されて、このシートSへの記録品質が良好に確保され
る。図5は、プラテンギャップPGが1.00mmに調
整された場合を示し、図6は、プラテンギャップPGが
3.12mmに調整された場合を示す。
【0031】このプラテンギャップPGの調整時には、
記録ヘッド18をプラテン21に向かって接離する方向
に移動させる矢印α方向にキャリッジ19が移動し、軸
受39及びキャリッジガイド軸28は上記矢印α方向に
移動しない。なお、軸受39は、主走査方向に対しては
キャリッジ19と一体化されているので、キャリッジ1
9の主走査方向の走行時にキャリッジ19と共に走行す
る。
【0032】さて、前述の如く、図1及び図3に示すキ
ャリッジ19は、主走査方向左向きまたは右向きに走行
するが、この走行の基準となる位置が、キャリッジ19
の走行領域の一端側(例えば図1及び図3の左端側)に
位置するホームポジションである。このホームポジショ
ンを基準にキャリッジ19の記録開始位置やキャリッジ
19の走行方向反転位置が決定される。
【0033】このプリンタ10は、キャリッジ19が上
記ホームポジションに到達したことを検出する検出手段
としてのホームポジション検出装置35を備える。この
ホームポジション検出装置35は、キャリッジ19に設
置されたフラグ37と、このフラグ37を検知するセン
サとしての透過型のフォトインタラプタ36とを有して
構成される。
【0034】フラグ37は、キャリッジ19から、プリ
ンタ本体11のベースフレーム14へ向かって延出して
設けられ、プラテンギャップPGを調整するためのキャ
リッジ19の矢印α方向の移動時に、このキャリッジ1
9と共にベースフレーム14に対し移動する。
【0035】上記フォトインタラプタ36は、発光ダイ
オード等の発光素子を備えた発光部36Aと、フォトト
ランジスタ等の受光素子を備えた受光部36Bとが、所
定距離を隔てて一体化されて構成される。そして、この
フォトインタラプタ36は、ベースフレーム14におい
て、キャリッジ19のホームポジションに対応する位置
に配置されたセンサプレート41に設置される。
【0036】このセンサプレート41は、図4〜図6に
示すように、プレート面部42に作動面部43が立設さ
れて構成され、プレート面部42にフォトインタラプタ
36が設置されている。
【0037】このプレート面部42には、記録ヘッド1
8がプラテン21に向かって接離する方向(図3、図5
及び図6の矢印α方向)に沿って延びる長孔44が形成
され、この長孔44内に、ベースフレーム14から立ち
上げ加工されたガイド片46が嵌挿される。この長孔4
4には、更に、先端部がベースフレーム14に螺合され
るビス47が挿入されて、センサプレート41のベース
フレーム14からの抜け止めが果たされる。ガイド片4
6と長孔44との嵌合により、センサプレート41は、
記録ヘッド18がプラテン21に向かって接離する矢印
α方向に移動可能に構成される。
【0038】上記作動面部43には、略楕円形状の作動
穴48が開口され、この作動穴48にキャリッジ軸24
が挿入される。この作動穴48は、例えば短軸がキャリ
ッジ軸24の外径とほぼ同一寸法に設定される。これに
より、偏心軸であるキャリッジ軸24の回動によって、
作動面部43における作動穴48の短軸側を臨む辺が押
圧され、センサプレート41は、ガイド片46に案内さ
れて、記録ヘッド18がプラテン21に向かって接離す
る矢印α方向に移動するよう構成される。
【0039】キャリッジ軸24の回動時には、前述の如
くキャリッジ19が上記矢印α方向に移動して、記録ヘ
ッド18とプラテン21との間のプラテンギャップPG
が調整されることから、センサプレート41は、このキ
ャリッジ19がプラテンギャップPGを調整するための
移動と連動し、同一方向に同一移動量だけ移動する。従
って、このセンサプレート41のプレート面部42に設
置されたフォトインタラプタ36も、キャリッジ19の
プラテンギャップPG調整のための移動に連動し、キャ
リッジ19と同一方向に同一移動量だけ移動する。
【0040】尚、上記センサプレート41は、作動面部
43の作動穴48にキャリッジ軸24が挿入されている
だけであるため、キャリッジ19の主走査方向の走行時
には移動されることがなく、センサプレート41に設置
されたフォトインタラプタ36は、キャリッジ19のホ
ームポジション位置に保持される。
【0041】従って、上記実施の形態によれば次の効果
及びを奏する。
【0042】キャリッジ19のホームポジションを検
出するホームポジション検出装置35が、キャリッジ1
9に設置されたフラグ37と、このフラグ37を検知す
るフォトインタラプタ36とを有してなり、このフォト
インタラプタ36が、プラテンギャップPGを調整する
ためのキャリッジ19の移動に連動するセンサプレート
41に設置されたことから、プラテンギャップPGの調
整のためにキャリッジ19が移動しても、ホームポジシ
ョン検出装置35のフォトインタラプタ36とフラグ3
7の位置関係が変更されることがない。この結果、プラ
テンギャップPGの大小の如何にかかわらず、ホームポ
ジション検出装置35は、キャリッジ19のホームポジ
ションを正確に検出することができる。
【0043】ホームポジション検出装置35は、キャ
リッジ19に設置されたフラグ37が、フォトインタラ
プタ36の発光部36Aと受光部36Bとの間に位置付
けられることによって、このフォトインタラプタ36が
フラグ37を検知し、これにより、キャリッジ19がホ
ームポジションに到達したことを検出することから、こ
のホームポジションの検出を非接触状態で実現できる。
この結果、キャリッジ19のホームポジション検出時に
衝突音等の異音が発生することがなく、また、ホームポ
ジション検出装置35が衝突を含む接触によって摩耗損
傷することもない。
【0044】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0045】例えば、上記実施の形態では、記録装置が
ドットインパクトプリンタの場合を述べたが、インクジ
ェットプリンタやページプリンタ等の他の記録装置に本
発明を適用しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る記録装置に
よれば、キャリッジのホームポジションを正確に検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1のプリンタ本体のうち、ホームポジション
位置検出装置、プラテン及びキャリッジ等を示す斜視図
である。
【図4】図3の一部を拡大して示す拡大斜視図である。
【図5】図3のキャリッジとホームポジション検出装置
との関係を示す側面図である。
【図6】プラテンギャップが図5とは異なる場合におけ
るキャリッジとホームポジション検出装置との関係を示
す側面図である。
【図7】従来のドットインパクトプリンタにおけるプリ
ンタ本体を示す斜視図である。
【図8】図7のキャリッジとホームポジション検出装置
との関係を示す側面図である。
【図9】プラテンギャップが図8とは異なる場合におけ
るキャリッジとホームポジション検出装置との関係を示
す側面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 プリンタ本体 14 ベースフレーム 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 21 プラテン 24 キャリッジ軸 35 ホームポジション検出装置(検出手段) 36 フォトインタラプタ(センサ) 37 フラグ 41 センサプレート 42 プレート面部 43 作動面部 44 プレート面部の長孔 46 ガイド片 48 作動面部の作動穴 PG プラテンギャップ S シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って走行するキャリッジに
    搭載された記録ヘッドが、上記プラテンとの間に搬送さ
    れるシートに画像を記録するとともに、上記キャリッジ
    のホームポジッションを検出する検出手段を備えた記録
    装置において、 上記検出手段は、上記キャリッジに設置されたフラグ
    と、このフラグを検知するセンサとを有してなり、 このセンサは、上記プラテンと上記記録ヘッドとの間の
    プラテンギャップを調整するための上記キャリッジの移
    動に連動するよう構成されたことを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記センサは、偏心したキャリッジ軸の
    回動により、キャリッジとともに連動するセンサプレー
    トに設置されたことを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置。
JP2001028653A 2001-02-05 2001-02-05 記録装置 Withdrawn JP2002225376A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289998A (ja) * 2006-07-25 2006-10-26 Seiko Epson Corp 印刷装置
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