JP3726544B2 - 負荷制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は負荷制御装置に関するものであり、更に詳しくは、照明負荷を制御する負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に係る第1従来例のブロック構成図を図12に示す。
【0003】
本従来例は、集中監視機能を有する親機21と複数の端末器22とがバス配線にて接続され、親機21から各端末器22を介して各端末器22に接続された図示していない負荷(例えば、照明負荷)の出力を制御するものである。
【0004】
親機21は、タイムスケジュールやスイッチ操作などの信号情報に連動して端末器22の論理アドレスを指定し、指定した各端末器22毎に伝送信号(例えば、照明負荷の場合は点滅調光制御データ)を送る。各端末器22は、論理アドレスと物理アドレスとを有し、親機21からの伝送信号に応じて負荷出力を制御すると共に、親機21からの伝送信号を受け取ったら、親機21へ返信信号を返送することにより親機21に対して伝送信号の受信を報知する。また、親機21は各端末器22の状態を監視しており、端末器22に異常が有る場合などは、その情報を親機21に設けた表示部などに表示する。更に、本構成に照明負荷を用いたものが事務所などの閉空間に用いられることが多いが、この場合、論理アドレスの設定は、論理アドレス設定者の作業性の便宜も考慮して各端末器22に備えられたディップスイッチで行なわれることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記第1従来例に示す様な負荷制御装置では、予め各端末器22に一意の論理アドレスを設定してすることは作業者にとっては負担となり、更に、何れの論理アドレスを持った端末器22が何れの場所に設置さているか等の情報管理も必要となり、施工作業性が悪くなってしまう、という第1の問題点が生じてしまう。
【0006】
上記第1の問題点を解決する手段としては、特開平2−153649号公報や実開平5−78082号公報等に示したものがあり、これらは、該装置の設置後の論理アドレス設定を簡単に行うことができるものである。
【0007】
その模式的なブロック構成図を図13に示す。(本発明に係る第2従来例)本従来例は、集中監視機能を有する親機21と複数の端末器22とがわたり配線にて接続され、親機21から各端末器22を介して各端末器22に接続された図示していない負荷(例えば、照明負荷)の出力を制御するものであり、各端末器22が親機21から送られてきた信号を演算することで親機21からの位置を認識し、それを各端末器22の論理アドレスとするものである。
【0008】
しかし、上記第1及び第2従来例に示す様な負荷制御装置では、以下に示すような第2の問題点が生じてしまう。
【0009】
近年、上記第1及び第2従来例のような通信制御システムでは機能の分散化が進んでおり、集中監視機能を有する親機の施工性が劣ることや高価格であること等から、集中監視機能を有する親機を無くし、各端末器のみで負荷制御を行うことができる技術が主流となってきている。一方、分散化したシステムであっても、端末器の論理アドレスを設定する必要は有るが、論理アドレスの設定の簡素化の為の対策は遅れている(該装置の製造時などに設定する等)のが現状である。
【0010】
本発明は上記全ての問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、集中監視機能を有する親機のない負荷制御装置において、該装置の施工後であっても、簡単に、各端末器に論理アドレスを付与可能な負荷制御装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1記載の発明によれば、互いに信号線を介して接続され、負荷制御情報などを有する伝送信号を受信することにより負荷出力を制御する複数の端末器と、端末器の出力端に接続される負荷とを備え、端末器のうちの外部トリガ信号を受信した端末器により、他の端末器の論理アドレスを付与するとともに、前記外部トリガ信号を受信した端末器は、その両端に接続された2つの前記端末器に対して、各々異なる論理アドレス付与信号を送信するものであることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の負荷制御装置において、端末器は、論理アドレスを付与する為の論理アドレス付与信号を受信すると共に、受信した論理アドレス付与信号を演算して得られた新たな論理アドレス付与信号を送信するものであることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の負荷制御装置において、末端に接続された前記端末器は、前記外部トリガ信号を受信した端末器に自己の論理アドレスを送信するものであることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の負荷制御装置において、前記外部トリガ信号は、リモコン信号であることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の負荷制御装置において、前記負荷は、照明負荷であることを特徴とする。
【0016】
削除
【0017】
【実施の形態】
(参考となる実施の形態)本発明の参考となるブロック構成図を図1に、該装置を構成する端末器のブロック構成図を図2に、各端末器間でやりとりされるコマンドの一例を図3に、本発明の参考となる実施の形態の動作フローチャートを図4に示す。
【0018】
各端末器1n(n=1、2、3、4・・)は、図2に示す様に、負荷2(例えば、蛍光灯などの照明負荷)と、論理アドレスなどを記憶する記憶部6と、渡り配線で接続された他の端末器1nからの信号を受信したり、制御部3の指示信号により他の端末器1nへ信号を送出したりする通信部4na、4nb(n=1、2、3、4・・)と、図示しないリモートコントロール装置(以下、リモコンと呼ぶ。)からの信号を受信するリモコン受信部7と、通信部4na、4nbやリモコン受信部7から送られてくる信号を基に指示信号を送出したり、通信部4na、4nbやリモコン受信部7から送られてくる信号を基に負荷2の負荷出力を制御する等を行う制御部3と、各構成要素に電源供給を行う電源部5とから構成される。そして、図1に示す様に、各端末器1n(n=1、2、3、4・・)が互いに渡り配線で接続されている。
【0019】
以下、図4を参照して動作を簡単に説明する。
1)図示しないリモコンにより、任意の1台の端末器1nに対して「論理アドレス設定命令」を送信する。
2)「論理アドレス設定命令」を受信した端末器(ここでは端末器11とする)は仮親として動作する。同時に、仮親である端末器11は論理アドレス0を記憶する。
3)仮親である端末器11は、通信部41bから、データ部Cに値1をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。なお、論理アドレス設定コマンドの一例は図3に示す。(論理アドレス設定コマンドの場合には、図3に示すアドレス部Bは無視されるものとする。)
4)端末器11から論理アドレス設定コマンドを通信部42aで受信した端末器12は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値1を自己の論理アドレス1として記憶する。
5)端末器12は、自己の論理アドレス1に値1を加算した値2を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
6)端末器12は、通信部42bから、データ部Cに値2をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
以後、端末器13、14・・も同様の動作を行う。
【0020】
ここで、通信部4は、図5に示す様な回路を用い、信号の方式を一般的なマイコンで良く使われているUART方式として構成すると、より低価格で、より通信の信頼性が高く、双方向に通信可能な装置が構成できる。以下、通信部4の動作を簡単に説明する。
【0021】
送信側は次の様に動作する。マイコンからのUART信号をUART信号の周波数よりも高速に発振する発振器8の発振周波数で変調をかけ、2つのトランジスタQ1、Q2から互いに反転した変調UART信号を出力する。この変調UART信号にてパルストランスT1を駆動することで、他の端末器には、パルストランスT1の出力信号が差動信号として伝達される。一方、受信側は次の様に動作する。受信側は、上述の様に、変調UART信号をパルストランスT1により差動で受信するので、その変調信号を簡単なピークホールド回路(例えば、一般的なICであるモノステブルマルチバイブレータ74HC123を使用)IC9により復調し、マイコンのUART受信ポートへ送る。
【0022】
また、図2に示すような端末器1では、ある端末器1の電源が投入されないと、それ以降の端末器1に信号が伝達されなくなってしまう。この問題を解決する為には、端末器1は、例えば図6に示す様な構成にすれば良い。つまり、シーソー接点が1つ内臓されたリレー(一般的には「2Cタイプ」と呼ばれているもの)10を用い、図7、8に示すように、電源のオンオフ等に同期してリレー10の接点が切り替わるようにしておけば、電源が投入されていない端末器1については、そのまま信号を通過させることができる。(図7は電源が投入されていない場合、図8は電源が投入されている場合を示す。)なお、リレー10の代わりの他の手段を用いても構わない。
【0023】
以上のように構成することにより、各端末器は配線された順に、且つ、互いに重複することなく論理アドレスが付与されるので、集中監視機能を有する親機のない負荷制御装置において、該装置の施工後であっても、簡単に、各端末器に論理アドレスを付与することができる。また、論理アドレス設定後に各論理アドレスを順に確認すれば(例えば、論理アドレス0点灯、論理アドレス1点灯・・とコマンドを送る)、配線の断線箇所などを検出することもできる。
【0024】
なお、論理アドレスは前述のような連続値に限らずに離散値であっても良い。また、各端末器が論理アドレス設定コマンドを受信する毎に値1を加算していたが、それに限定されるものではなく、例えば、受信する毎に2倍するように構成してもよい。また、各端末器に接続される負荷の個数は幾つであっても良い。更に、送信信号の形態は、その用途に応じたものであれば何でもよい。更にまた、ここではリモコンにより任意の1台の端末器1nに対して「論理アドレス設定命令」を送信する様に構成したが、他の手段でも良く、例えば、人体検知信号やタイマ信号などであっても良い。
【0025】
(参考となる他の実施の形態)参考となる他の実施の形態の動作フローチャートを図9に示す。
【0026】
ブロック構成図などは参考となる実施の形態に示したものと同様であり、参考となる実施の形態と異なる点は、端末器1nの一方の出力端に端末器が接続されていない場合にも、確実に、論理アドレス付与時に電源が投入されている端末器全ての、論理アドレスを付与する様に構成したことであり、その他の参考となる実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0027】
以下、図9を参照して動作を簡単に説明する。
1)図示しないリモコンにより、任意の1台の端末器1nに対して「論理アドレス設定命令」を送信する。
2)「論理アドレス設定命令」を受信した端末器(ここでは端末器12とする)は仮親として動作する。同時に、仮親である端末器12は論理アドレス0を記憶する。
3)仮親である端末器12は、通信部42bから、データ部Cに値1をセットした論理アドレス設定コマンドを端末器13に送信する。
4)端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部43aで受信した端末器13は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値1を自己の論理アドレス1として記憶する。
5)端末器13は、「論理アドレス設定コマンドを正常に受信しました」の旨のACK信号を通信部43aから端末器12に送信する。
6)端末器13からのACK信号を受信できた端末器12は、端末器13に論理アドレス設定コマンドを正常に送信できたことを確認する。
7)また、端末器13は、自己の論理アドレス1に値1を加算した値2を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
8)端末器13は、通信部43bから、データ部Cに値2をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
9)端末器13から論理アドレス設定コマンドを通信部44aで受信した端末器14は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値2を自己の論理アドレス2として記憶する。
10)端末器14は、「論理アドレス設定コマンドを正常に受信しました」の旨のACK信号を通信部44aから端末器13に送信する。
11)端末器14からのACK信号を受信できた端末器13は、端末器14に論理アドレス設定コマンドを正常に送信できたことを確認する。
12)また、端末器14は、自己の論理アドレス1に値1を加算した値3を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
13)端末器14は、通信部44bから、データ部Cに値3をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
14)しかし、通信部44bには何も接続されていないため、端末器14にはACK信号の返信が無い。
15)端末器14は、「ACK信号が返ってこない=自分は末端の端末器である」旨を判断し、自己の論理アドレス2を通信部44aから仮親である端末器12に送信する。
16)端末器12は、端末器14からの信号を受信すると、通信部42b側に接続されている端末器は全て論理アドレスの設定が完了したと判断し、その論理アドレス2に値1を加算したもの(値3)を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
17)端末器12は、通信部42aから、データ部Cに値3をセットした論理アドレス設定コマンドを端末器11へと送信する。
18)端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部41bで受信した端末器11は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値3を自己の論理アドレス2として記憶する。
19)端末器11は、「論理アドレス設定コマンドを正常に受信しました」の旨のACK信号を通信部41bから端末器12に送信する。
20)端末器11からのACK信号を受信できた端末器12は、端末器11に論理アドレス設定コマンドを正常に送信できたことを確認する。
以後、他の端末器も同様の動作を行う。
【0028】
以上の様に構成することにより、仮親の位置に関わらずに、且つ、互いに重複することなく全ての論理アドレスが付与されることになり、つまり、集中監視機能を有する親機のない負荷制御装置において、該装置の施工後であっても、簡単に、各端末器に論理アドレスを付与することができる。
【0029】
(本発明に係る実施の形態1)本発明に係る第1の実施の形態の動作フローチャートを図10に示す。
【0030】
参考となる他の実施の形態と異なる点は、参考となる他の実施の形態では、各端末器自身が末端に接続されているか否かを判断する様に構成していたが、本実施の形態では、各端末器自身が末端に接続されているか否かを判断する必要なく、確実に、論理アドレス付与時に電源が投入されている端末器全ての、論理アドレスを付与する様に構成したことであり、その他の参考となる他の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0031】
以下、図10を参照して動作を簡単に説明する。
1)図示しないリモコンにより、任意の1台の端末器1nに対して「論理アドレス設定命令」を送信する。
2)「論理アドレス設定命令」を受信した端末器(ここでは端末器12とする)は仮親として動作する。同時に、仮親である端末器12は論理アドレス0を記憶する。
3)仮親である端末器12は、通信部42bから、データ部C1に値1をセットした論理アドレス設定コマンドを端末器13に送信する。また、通信部42aから、データ部C2に値2をセットした論理アドレス設定コマンドを端末器11に送信する。
4)端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部43aで受信した端末器13は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値1を自己の論理アドレス1として記憶する。
5)端末器13は、自己の論理アドレス1に値2を加算した値3を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
6)端末器13は、通信部43bから、データ部Cに値3をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
7)一方、端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部41bで受信した端末器11は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値2を自己の論理アドレス2として記憶する。
8)端末器11は、自己の論理アドレス2に値2を加算した値4を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
9)端末器11は、通信部41aから、データ部Cに値4をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
以後、他の端末器も同様の動作を行う。
【0032】
以上の様に構成することにより、仮親の位置に関わらず、各端末器自身が末端に接続されているか否かを判断する必要なく、且つ、互いに重複することなく、確実に全ての論理アドレスが付与されることになり、つまり、集中監視機能を有する親機のない負荷制御装置において、該装置の施工後であっても、簡単に、各端末器に論理アドレスを付与することができる。
【0033】
なお、仮親である端末器が送信する論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値は1と2とに設定したが、これに限定されるものではなく、また、各端末器では値2を加算しているが、これに限定されるものではなく、本実施の形態の作用効果を満たすものであれば何でも良い。
【0034】
(本発明に係る実施の形態2)本発明に係る第2の実施の形態の動作フローチャートを図11に示す。
【0035】
参考となる他の実施の形態と異なる点は、論理アドレスが未設定(つまり、未付与)の端末器に論理アドレスを付与する様に構成したことであり、その他の参考となる他の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0036】
以下、図11を参照して動作を簡単に説明する。なお、仮親である端末器12には、最後に付与された論理アドレスが返信され、仮親である端末器12で記憶する様に構成しておく。また、論理アドレス付与時に端末器14の電源がオフされていたとする、つまり、端末器14には論理アドレスが付与されていない、とする。
1)論理アドレスが未設定である端末器14の電源が投入されると、端末器14は、仮親である端末器12に対して論理アドレス要求コマンドを送信する。
2)仮親である端末器12は、通信部42bから、最後に付与された論理アドレス(ここでは50)に値1を加算した値51をセットした論理アドレス設定コマンドを端末器13に送信する。
4)端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部43aで受信した端末器13は、すでに論理アドレスが付与されているので、その論理アドレス設定コマンドをスルーし、そのまま端末器14に送信する。
5)端末器13を介して端末器12から論理アドレス設定コマンドを通信部44aで受信した端末器14は、その論理アドレス設定コマンドのデータ部Cの値51を自己の論理アドレス51として記憶する。
6)端末器14は、自己の論理アドレス51に値1を加算した値52を、新たな論理アドレス設定コマンドとしてデータ部Cにセットする。
7)端末器14は、通信部44bから、他の論理アドレス未付与の端末器の為に、データ部Cに値52をセットした論理アドレス設定コマンドを送信する。
以後、他の端末器も同様の動作を行う。
【0037】
以上の様に構成することにより、論理アドレスが未設定の端末器に論理アドレスを付与することができる。
【0038】
なお、上記全ての実施の形態は、本発明の作用効果を満たすものであれば、適宜組み合わせても良い。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、集中監視機能を有する親機のない負荷制御装置において、該装置の施工後であっても、簡単に、各端末器に論理アドレスを付与可能であり、また、論理アドレス設定後に各論理アドレスを順に確認すれば、配線の断線箇所などを検出することも可能となり、さらに仮親の位置に関わらずに、且つ、互いに重複することなく全ての論理アドレスが付与可能な負荷制御装置を提供できる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同等の負荷制御装置を提供できる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の発明の効果に加えて、仮親の位置に関わらず、各端末器自身が末端に接続されているか否かを判断する必要なく、且つ、互いに重複することなく、確実に全ての論理アドレスが付与可能な負荷制御装置を提供できる。
【0042】
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、作業者にとって、論理アドレスを付与する作業が楽で簡単な負荷制御装置を提供できる。
【0043】
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、照明負荷出力を得ることが可能な負荷制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考となるブロック構成図を示す。
【図2】本発明の参考となる端末器のブロック構成図を示す。
【図3】本発明の参考となる各端末器間でやりとりされるコマンドの一例の模式図を示す。
【図4】本発明の参考となる実施の形態の動作フローチャートを示す。
【図5】本発明の参考となる通信部の回路構成の一例の回路図を示す。
【図6】本発明の参考となる端末器の別のブロック構成図を示す。
【図7】上記端末器の作用を模式的に示すブロック構成図を示す。
【図8】上記端末器の作用を模式的に示す別のブロック構成図を示す。
【図9】本発明参考となる他の実施の形態の動作フローチャートを示す。
【図10】本発明に係る第1の実施の形態の動作フローチャートを示す。
【図11】本発明に係る第2の実施の形態の動作フローチャートを示す。
【図12】本発明に係る第1従来例のブロック構成図を示す。
【図13】本発明に係る第2従来例のブロック構成図を示す。
【符号の説明】
1 端末器
2 負荷
Claims (5)
- 互いに信号線を介して接続され、負荷制御情報などを有する伝送信号を受信することにより負荷出力を制御する複数の端末器と、前記端末器の出力端に接続される負荷とを備える負荷制御装置において、前記端末器のうちの外部トリガ信号を受信した端末器により、他の前記端末器の論理アドレスを付与するとともに、前記外部トリガ信号を受信した端末器は、その両端に接続された2つの前記端末器に対して、各々異なる論理アドレス付与信号を送信するものであることを特徴とする負荷制御装置。
- 前記端末器は、論理アドレスを付与する為の論理アドレス付与信号を受信すると共に、受信した論理アドレス付与信号を演算して得られた新たな論理アドレス付与信号を送信するものであることを特徴とする請求項1記載の負荷制御装置。
- 末端に接続された前記端末器は、前記外部トリガ信号を受信した端末器に自己の論理アドレスを送信するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の負荷制御装置。
- 前記外部トリガ信号は、リモコン信号であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の負荷制御装置。
- 前記負荷は、照明負荷であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の負荷制御装置。
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