JP3724783B2 - 収納庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は収納庫に関し、更に詳しくは、2つの収納庫を横に並べて互いに連結することができる収納庫の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、収納庫本体の側板や背面板にハーフパンチ加工を施してなる収納庫が知られている。この種の収納庫を横に並べて連結する場合、予めハーフパンチ加工部分を打ち抜いて穴を開け、2つの収納庫本体を左右に或いは背中合わせに並べた状態で、両収納庫本体の穴に通したねじにナットを締め込んで両収納庫の側板同士或いは背面板同士を締結するようにしている。
【0003】
一方、収納庫本体の天板の左右端や後端にねじ穴を有する凹部を形成してなる収納庫も知られている。この種の収納庫においては、2つの収納庫を横に並べた状態で、連結板の両端を両凹部内にねじ止めすることにより、連結板を介して2つの収納庫を連結することができる。また、連結板を凹部内に取り付けるので、収納庫本体の上に別の収納庫本体を積み重ねたとき連結板が邪魔な突起物となることを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の収納庫連結構造の場合、収納庫を連結しないで用いるときは、連結に必要なねじや連結板等を別途保管場所に保管しておく必要があり、その管理が面倒なものとなる。また、収納庫本体の穴に通したねじにナットを締め込んで両収納庫の側板同士或いは背面板同士を締結する方法の場合、その作業を収納庫本体内で行う必要があるため、作業がやりづらい。また、収納庫本体内に収容されている収容物を移動させたり、収納庫本体の外に運び出す必要が生じることもあり、作業が面倒になることもある。
【0005】
また、ハーフパンチ穴を利用する連結構造の場合、一旦ハーフパンチ穴を開けてしまうと後に連結が必要なくなったときに、収納庫の外壁に穴が残り見苦しいものとなる。一方、収納庫の天板に凹部を形成した従来の収納庫においては、凹部を用いて収納庫を連結するときも連結しないときも凹部の内部が外部に露出しているため、美観が損なわれる原因となる。
【0006】
したがって、本発明の第1の目的は、収納庫本体同士の連結や解除を収納庫本体の外部から容易に行うことができるとともに、収納庫本体同士の連結に用いる連結具を非連結時に容易に保管管理できる収納庫を提供することにある。
【0007】
また、本発明の第2の目的は、凹部を用いて収納庫本体同士を連結するときも連結しないときも凹部の内部が外部に露出することを防止し美観を保つことができる収納庫を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、第1の発明は、2つの収納庫本体を並べたとき外部に開口するように収納庫本体の外壁面に設けられた凹部と、2つの収納庫本体を並べたとき両収納庫本体の凹部間を連結可能な連結具とを備え、前記凹部内に2つの取付部を備え、前記連結具は連結時にその両端が2つの収納庫本体の凹部内の一方の取付部にそれぞれ取り付け可能であるとともに、非連結時にその両端が一方の収納庫本体の凹部内の2つの取付部にそれぞれ取り付け可能であることを特徴とする収納庫を提供する。
【0009】
上記構成を有する収納庫においては、2つの収納庫本体を並べたとき外部に開口するように収納庫本体の外壁面に凹部が設けられているので、2つの収納庫本体を並べて両収納庫本体の凹部間を連結具により連結したり該連結を解除したりするとき、その作業を収納庫本体の外部で容易に行うことができる。しかも、前記凹部内に2つの取付部を備えており、前記連結具は連結時にその両端が2つの収納庫本体の凹部内の一方の取付部にそれぞれ取り付け可能であるとともに、非連結時にその両端が一方の収納庫本体の凹部内の2つの取付部にそれぞれ取り付け可能である。したがって、非連結時に連結具の両端を一方の収納庫本体の凹部内の2つの取付部に取り付けて保管しておくことができる。また、連結時には連結具の一端を一方の収納庫本体の凹部内の取付部に取り付けたまま他端を他方の収納庫本体の凹部内の取付部に取り付けることができるので、容易に連結を行うことができる。さらに、各凹部内に1つの連結具を収容しておくことにより、連結時には2つの連結具を用いて2つの収納庫本体の凹部間を強固に連結することができる。このようにして、連結具は、非連結時に一方の収納庫本体の凹部内に収容可能であるので、連結具を非連結時に容易に保管管理することができる。
【0010】
【0011】
また上記第1の目的を達成するために、第2の発明は、2つの収納庫本体を並べたとき外部に開口するように収納庫本体の外壁面に設けられた凹部と、2つの収納庫本体を並べたとき両収納庫本体の凹部間を連結可能な連結具とを備え、前記連結具は連結時にその両端が2つの収納庫本体の凹部内にそれぞれ取り付け可能であるとともに、非連結時にその中央部で2つ折りにして一方の収納庫本体の凹部内に収容可能であることを特徴とする収納庫を提供する。係る構成によれば、非連結時に連結具を2つ折り状態にして一方の収納庫本体の凹部内に保管しておくことができる。また、連結時には連結具を2つ折り状態から開き一端を一方の収納庫本体の凹部内の取付部に取り付けたまま他端を他方の収納庫本体の凹部内の取付部に取り付けることができるので、容易に連結を行うことができる。
【0012】
【0013】
また、第3の発明は、上記第1の発明の構成において、前記連結具は、2つの収納庫本体を並べたとき、該連結具の一端を一方の凹部から引き出して他方の凹部内に取り付けできるように前記凹部内にスライド変位可能に取り付けられることを特徴とする。係る構成によれば、2つの収納庫本体を並べたとき連結具の一端を一方の凹部から引き出して他方の凹部内に取り付けることにより、2つの収納庫本体を容易に連結できるとともに、連結具の一端を他方の凹部内から取り外し一方の凹部内に引き込ませることにより、容易に連結を解除し一方の凹部内に収容して保管することができる。
【0014】
また、上記第2の目的を達成するために、第4の発明は、上記第1又は第2の発明の構成において、前記連結具よる連結時及び非連結時に該凹部の開口部を覆うことができるキャップを前記凹部に着脱可能に取り付けたことを特徴とする収納庫を提供する。
【0015】
上記構成を有する収納庫においては、連結具よる連結時及び非連結時に該凹部の開口部を覆うことができるキャップを前記凹部に着脱可能に取り付けているので、連結具を用いて2つの収納庫本体の凹部間を連結するときも連結しないときも両凹部の開口部をキャップで覆うことができるので、収納庫の美観を保つことができる。
【0016】
上記第4の発明の構成において、好ましくは、前記凹部は、2つの収納庫本体を並べたとき互いに重なり合う外壁面に開口する第1の開口部と、2つの収納庫本体を並べたとき互いに隣接する外壁面に開口する第2の開口部とを有し、前記キャップは、前記凹部の第1及び第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができる一対の翼片と、両翼片を屈曲自在に連結する連結部とを有し、両翼片はさらに2つの収納庫本体を並べたとき両凹部の第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができるように形成される。係る構成によれば、非連結時にキャップの両翼片で1つの凹部の第1及び第2の開口部を塞ぐことができ、また、2つの収納庫本体を並べて連結するときは、キャップの両翼片により両凹部の第2開口部を塞ぐことができる。したがって、非連結時に使用できるキャップを連結時にも用いることができるので、収納庫本体の連結及び連結解除等の作業を容易に行うことができる。
【0017】
また第4の発明の構成において、好ましくは、前記凹部は、2つの収納庫本体を並べたとき互いに重なり合う外壁面に開口する第1の開口部と、2つの収納庫本体を並べたとき互いに隣接する外壁面に開口する第2の開口部とを有し、前記キャップは、前記凹部の第1及び第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができる一対の翼片を有し、両翼片が分離されて収納庫本体に対し個別に着脱可能に取り付けられる。係る構成によれば、凹部の第1の開口部を覆う翼片と第2の開口部を塞ぐ翼片とが分離しており、収納庫本体に対し個別に着脱可能であるので、2つの収納庫本体を連結するときは、両凹部に装着されている2つのキャップの一方の翼片を切り離し、他方の翼片を両凹部の第2の開口部にそれぞれ再装着することができる。したがって、収納庫本体の非連結時においてもまた連結時においてもキャップにより凹部や連結板が外部に露出することを防止でき、見栄えの良い外観を確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
【0019】
【実施例】
図1から図5までは本発明の一実施例を示したものであり、図1は収納庫の斜視図、図2は収納庫本体の一部破断要部縦断面正面図、図3(a)、(b)は収納庫本体の連結手順を示す斜視図、図4は2つの収納庫本体を連結した状態を示す要部縦断面正面図、図5は収納庫本体の凹部に設けられるねじ穴と連結具との関係を示す平面図である。
【0020】
はじめに図1及び図2を参照すると、収納庫はベース1とその上に設置された収納庫本体2とを有する。収納庫本体2は前面2a、左右の側面2b、2c、上面2d及び背面2eを有する。ここでは収納庫本体2の前面開口部に開閉扉3,4を備えているが、前面2aを開放したものであってもよい。
【0021】
本発明によれば、収納庫本体2の前面2aを除く2つの外壁面間のコーナー部に凹部5が設けられる。この実施例では、左側面2bと上面2dとの間のコーナー部、右側面2cと上面2dとの間のコーナー部、及び背面2eと上面2dとの間のコーナー部にそれぞれ両面に開口する凹部5が設けられている。
【0022】
図3(b)、図4に示すように、2つの収納庫本体2,2は連結板6,6とねじ8とからなる連結具により連結可能となっている。図2に示すように、連結板6,6両端部は両凹部5,5内にそれぞれ取り付け可能に形成されている。各凹部5にはその底部に固定して設けられたナット部材7により、取付部としてのねじ穴7aが形成されている。また、図5に示すように、この実施例では、凹部5に2つのねじ穴7aが設けられており、連結板6の両端にはそれぞれねじ挿通孔6a、6bが設けられている。そして、凹部5内の2つのねじ穴7a、7a間の間隔寸法d1は、2つの収納庫本体を隣接させたときの2つの凹部5,5間のねじ穴7a、7a間の間隔寸法d2と等しくなるように設定されている。また、連結板6の2つのねじ挿通孔6a、6b間の間隔もねじ穴7a、7a間の間隔寸法d1,d2と等しくなるように設定されている。
【0023】
したがって、連結板6は、図3(a)に示すように、2つのねじ8,8により、凹部5内の2つのねじ穴7a、7aにねじ止めして保管することができ、また、2つの収納庫本体を並べたときは、2つの凹部5,5間で両凹部5,5のねじ穴7a、7aにねじ止めすることができる、これにより、連結板6を介して2つの収納庫本体2,2を後部5,5間で連結することができる。
【0024】
さらに、この実施例では、凹部5における一方の外壁面(例えば左側面2b)側の開口部(第1の開口部)5aと他方の外壁面(例えば上面2d)側の開口部(第2の開口部)5bとが実質上同一形状寸法とされる。そして、凹部5には両開口部5a、5bを塞ぐ一対の翼片9a、9bと両翼片9a、9bを屈曲自在に連結する連結部9cとを有するキャップ9が着脱可能に装着される。このキャップ9は好ましくは適度の弾性を有する合成樹脂からなる。凹部5の内側面には係合溝5cが形成されており、キャップ9の翼片9a、9bには係合溝5cに嵌まる突起9eを有する係合爪9dが設けられている。キャップ9の翼片9a、9bを凹部5の開口部5a、5bに装着したとき、係合爪9dの弾性により突起9eが係合溝5aに嵌まることにより、キャップ9が凹部5の開口部5a、5bに安定保持できるものとなっている。
【0025】
キャップ9は、収納庫本体2の非連結時には、図2及び図3(a)に示すように、略直角に折り曲げられて凹部5の2つの開口部5a、5bに装着することができる。また、2つの収納庫本体2の連結時には、図3(b)及び図4に示すように、キャップ9の両翼片9a、9bを開いて両凹部5,5の開口部5b、5bに装着することができる。
【0026】
上記実施例の構成によれば、2つの収納庫本体2,2を並べて連結するときは、両収納庫本体2,2の凹部5,5からそれぞれキャップ9、9を取り外し、両凹部5,5内のねじ穴7a、7aに連結板6の両端をねじ8,8で取り付けることにより、この連結板6を介して2つの収納庫本体2,2を連結することができる。そして、連結板6を凹部5のねじ穴7aに取り付ける作業や連結板6を取り外し解体する作業は収納庫本体2の外部のみで行うことができるので、収納庫本体2内の収納物を移動させたり収納庫本体2の外部に取り出したりする必要がない。したがって、効率よく容易に連結、解体作業を行うことができる。
【0027】
また、上記実施例においては、キャップ9は収納庫本体2の非連結時には凹部5の2つの開口部5a、5bに装着することができ、また2つの収納庫本体2,2の連結時には2つの凹部5,5の開口部5b、5bに装着することができるので、収納庫本体2,2の連結時及び非連結時のいずれにおいても、キャップ9により凹部5や連結板6が外部に露出することを防止でき、見栄えの良い外観を確保することができる。
【0028】
また、上記実施例の構成によれば、収納庫本体2の非連結時に凹部5内に連結板6をねじ止めして収容しておくことができるので、収納庫本体2の連結作業をすぐに開始することができる。また、凹所5内に2つのねじ穴7a、7aがあるので収納庫本体2を2つの連結板6、6で強固に連結することができる。
【0029】
なお、図5の例では、連結板6に2つのねじ挿通孔6a、6bが形成されているが、図6に示すように、連結板6にはねじ挿通孔に代えて連結板6の周縁に開口する溝穴6cを形成してもよい。
【0030】
また、連結板6は、図7に示すように、連結部6fを介して折り畳み可能に連結された2つの翼片6d、6eを有したものであってもよい。この場合、両翼片6d、6eにそれぞれねじ挿通孔6a、6b若しくは溝穴が形成される。両翼片6d、6eにそれぞれねじ挿通孔6a、6b若しくは溝穴は、2つの収納庫本体2,2を隣接させたときの両凹部5、5のねじ穴7a、7a間の間隔寸法と等しい間隔を有するように設定される。このような構成の連結板6を用いるときは、2つの収納庫本体2,2を連結する連結板6を、非連結時には2つ折りにして一方の凹部5に収容することができる。
【0031】
図8(a)、(b)は連結具に変更を加えた参考例を示したものである。この参考例においては、凹部5内に2つの収納庫本体2,2を並べたとき互いに対向する突出部10が設けられており、連結具11は、2つの収納庫本体2,2を並べたとき両凹部5,5内の突出部10,10を締結可能に形成されている。他の構成は上記実施例と同様である。なお、この参考例では連結具11は両突出部10,10を挟み込むクランプ状をなしているが、連結具11は例えば両突出部10,10を貫通するねじとナットにより構成してもよい。
【0032】
したがって、この参考例の構成によれば、2つの収納庫本体2,2を並べたとき両凹部5,5内の突出部10,10を連結具11により締結することができるとともに、非連結時にはこの連結具11を一方の凹部5内に収容して保管することができる。
【0033】
図9は連結具にさらに変更を加えた本発明の他の実施例を示したものである。この実施例の連結具12は、2つの収納庫本体2,2を並べたとき該連結具12の一端を一方の凹部5から引き出して他方の凹部5内にねじ13で取り付けることができるように、凹部5内にスライド変位可能に取り付けられている。このとき、連結具12の他端部側は別のねじ14で一方の凹部5内に締め付け固定できるものとなっている。係る構成によれば、2つの収納庫本体2,2を並べたとき連結具12の一端を一方の凹部5から引き出して他方の凹部5内に取り付けることにより、2つの収納庫本体2,2を容易に連結できるとともに、連結具12の一端を他方の凹部5内から取り外し一方の凹部5内に引き込ませることにより、容易に連結を解除し一方の凹部5内に収容して保管することができる。また、連結具12の一端を他方の凹部5内から取り外したとき、該一端を止めるねじ13は該他方の凹部5内のねじ穴に止めて保存しておくことができる。さらに、図9に示すように、2つの凹部5,5に各々1つの連結具12を設けておくことにより、連結時に2つの連結具12,12を用いて凹部5,5間を強固に連結することができる。
【0034】
図10(a)、(b)はキャップに変更を加えた本発明の他の実施例を示すものである。同図において上記実施例と同様の構成要素には同一の参照符号が付してある。この実施例は、キャップ9が凹部5の一方の開口部5aを塞ぐ翼片9aと他方の開口部5bを塞ぐ翼片9bとを有し、両翼片9a、9bは分離しており、凹部5の一方の開口部5aと他方の開口部5bとに対しそれぞれ個別に着脱可能に取り付けられている。他の構成は上記実施例と同様である。
【0035】
したがって、この実施例においては、非連結時にはキャップ9の両翼片9a、9bにより凹部5の両開口部5a、5bを塞ぐことができ、また、2つの収納庫本体2、2を連結するときは、キャップ9の翼片9a、9bを分離させて両凹部5,5の開口部5b、5bにキャップ9の一方の翼片9bをそれぞれ再装着することができる。したがって、収納庫本体2の非連結時においてもまた連結時においてもキャップ9により凹部5や連結板5が外部に露出することを防止でき、見栄えの良い外観を確保することができる。
【0036】
以上、図示実施例に付き説明したが、本発明は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内でその構成要素に種々の変更を加えることができる。例えば、凹部5は左右の側面と背面との間のコーナー部に設けてもよい。また、コーナー部に複数個(例えば2個)の凹部を設けてもよい。また、凹部は2つの収納庫本体を並べたとき、互いに離間して配置されるものであってもよく、その場合、両凹部間を貫く連結具を用いることにより2つの収納庫本体を凹部間で連結することが可能であり、また、連結及び解除を収納庫本体の外部で行うことができる。さらに、キャップが2つの翼片9a、9bを連結する連結部9cを有する実施形態においては、連結部としてヒンジピンを用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、収納庫本体同士の連結や解除を収納庫本体の外部から容易に行うことができるとともに、収納庫本体同士の連結に用いる連結具を非連結時に容易に保管管理できる収納庫を提供することができる。
【0038】
また、本発明によれば、凹部を用いて収納庫本体同士を連結するときも連結しないときも凹部の内部が外部に露出することを防止し美観を保つことができる収納庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す収納庫の斜視図である。
【図2】 図1に示す収納庫本体の一部破断要部縦断面正面図である。
【図3】 (a)、(b)はそれぞれ図1に示す収納庫本体の連結手順を示す斜視図である。
【図4】 図1に示す2つの収納庫本体を連結した状態を示す要部縦断面正面図である。
【図5】 図1に示す収納庫本体の凹部に設けられるねじ穴と連結具の構成例を示す平面図である。
【図6】 収納庫本体の凹部に設けられるねじ穴と連結具のさらに他の構成例を示す平面図である。
【図7】 収納庫本体の凹部に設けられる連結具のさらに他の構成例を示す斜視図である。
【図8】 (a),(b)はそれぞれ収納庫本体の凹部に設けられる連結具の参考例及びその使用例を示す縦断面図である。
【図9】 収納庫本体の凹部に設けられる連結具のさらに他の構成例を示す斜視図である。
【図10】 (a)、(b)はそれぞれ収納庫本体の凹部に設けられるキャップの他の構成例及び使用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 収納庫本体
2b、2c 側面
2d 上面
5 凹部
5a、5b 開口部
6 連結板(連結具)
7 ナット部材
7a ねじ穴
8 ねじ
9 キャップ
9a、9b 翼片
9c 連結部

Claims (6)

  1. 2つの収納庫本体を並べたとき外部に開口するように収納庫本体の外壁面に設けられた凹部と、2つの収納庫本体を並べたとき両収納庫本体の凹部間を連結可能な連結具とを備え、前記凹部内に2つの取付部を備え、前記連結具は連結時にその両端が2つの収納庫本体の凹部内の一方の取付部にそれぞれ取り付け可能であるとともに、非連結時にその両端が一方の収納庫本体の凹部内の2つの取付部にそれぞれ取り付け可能であることを特徴とする収納庫。
  2. 2つの収納庫本体を並べたとき外部に開口するように収納庫本体の外壁面に設けられた凹部と、2つの収納庫本体を並べたとき両収納庫本体の凹部間を連結可能な連結具とを備え、前記連結具は連結時にその両端が2つの収納庫本体の凹部内にそれぞれ取り付け可能であるとともに、非連結時にその中央部で2つ折りにして一方の収納庫本体の凹部内に収容可能であることを特徴とする収納庫。
  3. 前記連結具は、2つの収納庫本体を並べたとき、該連結具の一端を一方の凹部から引き出して他方の凹部内に取り付けできるように前記凹部内にスライド変位可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の収納庫。
  4. 前記凹部に前記連結具による連結時及び非連結時に該凹部の開口部を覆うことができるキャップを着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の収納庫。
  5. 前記凹部は、2つの収納庫本体を並べたとき互いに重なり合う外壁面に開口する第1の開口部と、2つの収納庫本体を並べたとき互いに隣接する外壁面に開口する第2の開口部とを有し、前記キャップは、前記凹部の第1及び第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができる一対の翼片と、両翼片を屈曲自在に連結する連結部とを有し、両翼片はさらに2つの収納庫本体を並べたとき両凹部の第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができるように形成されていることを特徴とする請求項4記載の収納庫。
  6. 前記凹部は、2つの収納庫本体を並べたとき互いに重なり合う外壁面に開口する第1の開口部と、2つの収納庫本体を並べたとき互いに隣接する外壁面に開口する第2の開口部とを有し、前記キャップは、前記凹部の第1及び第2の開口部をそれぞれ塞ぐことができる一対の翼片を有し、両翼片が分離されて収納庫本体に対し個別に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の収納庫。
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