JP3539267B2 - 電力量計収納盤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓孔から一部を露出させた状態で電力量計を収納する電力量計収納盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、主幹開閉器や分岐開閉器等のブレーカを配設する箱体のフリースペースに電力量計を収納するようにした分電盤が提供されている(例えば、特開平9−163521号公報参照)。このものにおいては、箱体の上記フリースペースの前面側に大径及び小径のノックアウト孔を有するカバーが取着され、電力量計の寸法に応じた大径又は小径のノックアウト孔を形成してそのノックアウト孔から電力量計の一部(すなわち、電力量支持部が見える電力量計前面)を露出させるようになっている。
【0003】
ところが、上記分電盤においては、一旦寸法の大きい電力量計に合わせて大径のノックアウト孔をカバーに形成してしまうと、寸法の小さい電力量計に取り換えた場合に大径のノックアウト孔から電力量計が必要以上に露出してしまって見栄えが悪くなるので、寸法の小さい電力量計を収納することができない。
【0004】
また、収納盤本体の前面に寸法の大きい電力量計に対応した窓孔を形成し、寸法の小さい電力量計に対応した露出孔を有する窓枠を上記窓孔に着脱自在に取着することで上記課題を解決するようにした電力量計収納盤が既に提案されている。かかる電力量計収納盤にあっては、窓枠が窓孔の周縁部の前面に一部が重なる形で窓孔周縁内部に引っ掛けて取着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の電力量計収納盤にあっては、窓枠を収納盤本体に取着した状態で窓枠の一部が窓孔周縁の収納盤本体に一部重なるので、収納盤本体の前面と窓枠とに段差が生じて大変見栄えが悪いという問題があった。また、このような段差が生じている関係上、段差部分に物が引っ掛かって窓枠が不用意に外れてしまう虞があった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、寸法の異なる電力量計を自在に取り換えて見栄えよく収納することができるとともに窓枠が不用意に外れる虞が少ない電力量計収納盤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、前面に開口する窓孔から一部を露出させた状態で電力量計を収納する収納盤本体と、収納盤本体前面における窓孔の周縁部位に収納盤本体の内側に落ち込む形で設けられた複数の凹部と、電力量計の一部を露出する露出孔を有し背面側を凹部に挿入する形で着脱自在に窓孔に嵌着される複数の窓枠とを備え、窓枠の背面側から背方に向けて凹部に当接する板状の複数の突出壁を垂設し、露出孔を挟んで対向する突出壁の両端近傍に凹部の先端部分に係止する係止爪を有する係止片をそれぞれ突出壁に沿って突設するとともに、係止爪を凹部の先端に係止することで窓枠を窓孔に嵌着した状態で窓枠の前面における露出孔の周縁部位と収納盤本体の前面における窓孔の周縁部位とを略面一として成り、窓孔並びに露出孔に近づくにつれて収納盤本体の内側に向けて傾斜する傾斜面を収納盤本体の前面における凹部よりも外側の窓孔の周縁部位及び窓枠の前面における露出孔の周縁部位に形成するとともに、収納盤本体の前面におけるそれぞれの窓孔の周縁部位の傾斜面形状を略同形状として成ることを特徴とし、寸法の大きい電力量計を収納する場合には窓枠を取り外し、寸法の小さい電力量計を収納する場合には窓孔に窓枠を取り付けることで寸法の異なる電力量計を自在に取り換えて見栄えよく収納することができ、しかも窓枠と収納盤本体との間に段差が生じないことから窓枠が不用意に外れてしまうのを防ぐことができ、また、前面から背面にかけての窓枠の厚み寸法が大きくなり、窓枠の強度が向上でき、しかも、収納盤本体に複数台の電力量計を収納する場合に何れの窓孔にも同じ窓枠を取り付けることができ、窓枠の共通化が図れて製造コストが抑制できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図17を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0011】
本実施形態の電力量計収納盤は、前面に開口する窓孔21から一部を露出させた状態で電力量計60を収納する収納盤本体と、電力量計60の一部を露出する露出孔31を有し窓孔21の周縁に着脱自在に取り付けられる窓枠30とを備えている。
【0012】
収納盤本体は、絶縁性を有する合成樹脂製のベース1とカバー20とで構成される。ベース1は、前面に電力量計60が取着されるとともに電力量計60に接続される電線40を背面側から前面側に挿通する電線挿通孔4を有する矩形板状のベース本体2と、ベース本体2の周縁から背面側に垂設される板状の周壁部3と、ベース本体2を壁面のような造営面に取り付けるための取付ねじ(図示せず)が挿通されるねじ挿通孔5を有しベース本体2四隅の背面から周壁部3先端と略同一位置まで突出する略円筒形のボス部6とが一体に形成されている。また、ベース本体2の前面周縁には背面側に後退する段部7が全周にわたって形成されるとともに、ベース本体2前面のねじ挿通孔5周縁には少なくともボス部6の先端部の外形寸法よりも小さくない内径を有し且つ段部7と略同一寸法だけ背面側へ後退した平面視略円形の嵌合部8が形成してある。さらに、ベース本体2の中央上部にはだるま孔2aが設けてあり、造営面に取り付けたねじ(図示せず)の頭部をこのだるま孔2aに係止してベース1を仮止めすることができる。そして、仮止めされたベース1の4カ所のねじ挿通孔5に各々取付ねじを挿通し、これら4本の取付ねじによりベース1が造営面に固定される。
【0013】
ここで、図6に示すような略円筒形の隠し部材13がそれぞれ嵌合部8に着脱自在に嵌着される。隠し部材13の上部周縁には突起13aが突設されるとともに下部前面には位置決め用の印13bが形成されている。そして、嵌合部8の上部周面には突起13aを逃がすための逃げ部8aが凹設されるとともに嵌合部8下方のベース本体2前面には隠し部材13の印13bに対応する位置決め用の印8bが形成してある。而して、印13b、8bを一致させることで隠し部材13を嵌合部8に容易に位置決めして嵌合させることができ、隠し部材13を嵌合して嵌合部8を塞ぐことで取付ねじの頭部がベース1の前面から見えなくなり、見栄えを良くすることができる。また、隠し部材13を嵌合部8から取り外すときには、突起13aと逃げ部8aとの隙間にマイナスドライバ等の治具を挿入してこじれば容易に取り外すことができる。
【0014】
電力量計60の下端側には電線40が接続される端子部が設けられ、絶縁性を有する合成樹脂などから成る端子カバー61によって上記端子部が覆われている。また、略L字状に折曲形成された取付金具62が一端部において電力量計60の上端面に溶着されている。ここで、取付金具62のベース1と対向する面(電力量計60の背面)にはだるま孔(図示せず)が形成されており、ベース本体2に形成された4つのねじ孔2bの何れかに螺合された固定ねじ(図示せず)の頭部が上記だるま孔に挿入係止される。また、ベース本体2には略へ字状のねじ挿通溝2c,2cが設けてあり、ベース本体2の背面側からねじ挿通溝2c、2cに挿通した固定ねじ(図示せず)を電力量計60の背面に設けてあるねじ孔(図示せず)に螺合することでベース本体2の前面上部に電力量計60が取着される。なお、上記4つのねじ孔2bの何れに固定ねじを螺合するかは電力量計60の寸法に応じて決まる。
【0015】
ベース本体2の前面下部に形成される電線挿通孔4は、中央壁4aによって左右2つに分離されている。また、ベース本体2前面の電線挿通孔4,4の周縁にはベース本体2の背面側に後退する取付凹所9が形成されており、この取付凹所9に電線挿通孔カバー10が嵌着される。電線挿通孔カバー10は合成樹脂により矩形板状に形成され、左右の各電線挿通孔4,4に重なる位置に径が異なる2種類のノックアウト孔10aが各一対ずつ設けてある。また、ベース本体2の取付凹所9に形成された係止部9aに係止される係止突起10bが電線挿通孔カバー10の上端面に4つ、下端面に2つずつ突設されており、これらの係止突起10bを係止部9aに係止することでベース本体2の取付凹所9に電線挿通孔カバー10が着脱自在に嵌着される。なお、各一対のノックアウト孔10aに挟まれた電線挿通孔カバー10の略中央部には、中央壁4aの前面に突設された突条部4bが嵌合する長孔10cが設けてある。
【0016】
而して、ベース本体2の電線挿通孔4は電線40の径に比べて充分大きい寸法に形成してあるから、電線40が挿通された状態で電線挿通孔4には余分な隙間が生じてゴミや埃などが内部に侵入する虞があるが、電線挿通孔カバー10によって電線挿通孔4の余分な隙間を塞ぐことでゴミや埃等の侵入を防ぐことができる。ここで、電線挿通孔4のノックアウト孔10aに電線40を挿通するのであるが、比較的に径の大きい電線40の場合には図4に示すように径の大きい方のノックアウト孔10aに挿通し、比較的に径の小さい電線40の場合には図5に示すように径の小さい方のノックアウト孔10aに挿通すればよい。つまり、1種類の電線挿通孔カバー10で径の異なる複数種類の電線40に対応することができ、電線40の径に対応した複数種類の電線挿通孔カバーを用意する必要が無くなってコストダウンが図れるものである。
【0017】
一方カバー20は、背面が開口する略箱形に形成されてベース1前面に取着されるものであり、前面上部には電力量計60の一部が挿通されて露出する略矩形の窓孔21が設けてある。カバー20の上側開口端に一対の係止孔22,22が設けられ、下側面中央の開口端近傍からは固定ねじ(図示せず)が挿通される挿通孔23aを有する平面視略半円板状の突部23が下方に突設されている。而して、ベース本体2の段部7にカバー20の開口端縁を係合するようにしてベース1前面にカバー20を被着すると、ベース本体2の上端側の段部7に突設されている係止突部11,11がカバー20の係止孔22,22に挿入係止される。さらに、ベース1の周壁部3下側略中央に矩形板状の固定金具12が一部を下方へ突出するようにして取着されており、カバー20の突部23が有する挿通孔23aに挿通された固定ねじを上記固定金具12に穿孔されたねじ孔12aに螺合することでベース1とカバー20が強固に固定される。
【0018】
ところで、カバー20前面の窓孔21周縁には内側に落ち込む凹部24が略全周にわたって設けてあり、この凹部24に窓枠30が着脱自在に取り付けられる。また、カバー20前面の窓孔21周縁近傍には窓孔21に向かってカバー20の内側に傾斜する傾斜面25が形成され、このうち窓孔21の上方に位置する傾斜面25aに対して窓孔21の下方に位置する傾斜面25bの傾斜角度を緩くしてある。
【0019】
一方、窓枠30は合成樹脂製であって電力量計60の一部が挿通されて露出する矩形の露出孔31を有し、前面には露出孔31に向かって背面側に傾斜する傾斜面32が形成され、露出孔31を挟んで対向する一対の傾斜面32a,32bの傾斜角度がそれぞれカバー20の窓孔21周縁近傍の傾斜面25a,25bの傾斜角度に略一致させてある。また、窓枠30の背面側周縁からはカバー20の窓孔21周縁に設けられた凹部24に当接する板状の突出壁33が背方に向けて垂設されるとともに、上下方向に対向する突出壁33の両端近傍には凹部24の先端部分に係止する係止爪34aを有する係止片34がそれぞれ突出壁33に沿って突設されている。なお、係止爪34aの先端部には窓枠30の前面側に向かって外側へ傾斜するテーパ面34bが形成されている。
【0020】
而して、窓枠30の背面側をカバー20の窓孔21に前方より挿入すると凹部24の先端部に係止爪34aのテーパ面34bが当接し、窓枠30をカバー20の方へ押し付けることでテーパ面34bに沿って係止片34が内側へ撓み、やがて凹部24の先端部を係止爪34aが乗り越えて係止することによって窓枠30が凹部24に取り付けられ、カバー20の窓孔21に嵌着される(図7及び図10参照)。なお、凹部24と係止爪34aとの係止を解くことで窓枠30をカバー20から容易に取り外すことができる。
【0021】
すなわち、電力量計60の窓孔21に挿通されて露出する部分の外形寸法が大きい場合には、窓枠30を用いずにカバー20の窓孔21からそのまま電力量計60の一部を挿通して露出させればよく、反対に電力量計60の窓孔21に挿通されて露出する部分の外形寸法が小さい場合には、図2に示すように窓孔21に窓枠30を取り付けて窓枠30の露出孔31に電力量計60の一部を挿通して露出させればよい。このように窓枠30をカバー20の窓孔21に着脱自在に取り付けることにより、寸法の異なる電力量計60を自在に取り換えて見栄えよく収納することができる。しかも、露出孔31を挟んで対向する一対の傾斜面32a,32bの傾斜角度がそれぞれカバー20の窓孔21周縁近傍の傾斜面25a,25bの傾斜角度に略一致させてあるので、図7に示すように窓孔21に窓枠30を取り付けた状態で窓枠30の前面とカバー20(収納盤本体)の前面とが面一となって両者の間に段差が生じず、従来例のように収納盤本体と窓枠との間に生じる段差にものが引っ掛かって窓枠が不用意に外れてしまうようなことを防ぐことができる。
【0022】
ところで、窓枠30は窓孔21に対して上下逆向きに取り付けることも可能であるが、露出孔31を挟んで対向する一対の傾斜面32a,32bの傾斜角度をそれぞれカバー20の窓孔21周縁近傍の傾斜角度が互いに異なる傾斜面25a,25bの傾斜角度に略一致させてあるから、窓枠30を上下逆向きに取り付けた場合には、図11に示すように窓孔21の傾斜面25a、25bの傾斜角度と窓枠30の傾斜面32a,32bの傾斜角度が一致しなくなり、窓枠30を誤った向きに取り付けていることが容易に判断でき、窓枠30が誤った向き(上下逆向き)に取り付けられるのを防ぐことができる。なお、窓枠30に傾斜面32a,32bを形成することにより、平坦な場合に比較して窓枠30の前面から背面にかけての厚み寸法が大きくなり、窓枠30の強度が向上するという利点がある。
【0023】
ところで、図12に示すようにベース1’及びカバー20’を左右方向に略2倍の寸法に形成するとともに同一形状の窓孔21’,21’をカバー20’前面上部に並設して、2台の電力量計60,60が収納できるようにしてもよい。このように複数の電力量計60を収納するようにすれば、1台の電力量計60を収納する電力量計収納盤を複数台使用するよりもコストダウンが図れる。このとき、カバー20’の各窓孔21’,21’周縁近傍に形成される傾斜面25’の形状を同一形状とすれば、何れの窓孔21’,21’にも同じ窓枠30を取り付けることができ、窓枠30の共通化が図れて製造作業が容易になるとともに製造コストが抑制できるという利点がある。
【0024】
ところで、ベース1が取り付けられる壁材のような造営材の厚みが小さく且つ電線40の径が造営材の厚みに比較して大きい場合には、電線40を造営材の孔から引き出す際に折曲し難く、電線40をベース1の電線挿通孔4に挿通することができないことがある。このような場合に造営材の厚みを補うためにベース1と造営面との間にスペーサを介在させることも考えられるが、そうすると造営材の厚みに応じて予備のスペーサを一々作成しなければならず、スペーサ専用の金型が必要で製造コストがアップするという欠点がある。
【0025】
そこで本実施形態では、ベース本体2の前面周縁に全周にわたって段部7を形成するとともに、ボス部6の先端部の外形寸法よりも小さくない内径を有し且つ段部7と略同一寸法だけ背面側へ後退した嵌合部8を形成している。すなわち、図16及び17に示すようにベース1の前面に他のベース1を重ね合わすと後方のベース1の段部7に前方のベース1の周壁部3が係合するとともに後方のベース1の嵌合部8に前方のベース1のボス部6の先端部が嵌合し、この状態で図15に示すように各ベース1,1の電線挿通孔4に電線40を挿通して前方のベース1に取着された電力量計60に電線40を接続することができる。故に、造営材の厚みが小さく且つ電線40の径が造営材の厚みに比較して大きい場合であっても、ベース1,1を重ね合わせることで電線40が折曲し易くなり、上述のようにスペーサ等の別部材を用いる必要がなく、コストをアップせずに厚みの小さい造営面にも対応することが可能となる。なお、後方のベース1の段部7に前方のベース1の周壁部3を係合するとともに後方のベース1の嵌合部8に前方のベース1のボス部6の先端部を嵌合しているので、重ね合わせた2つのベース1,1がずれるのを防ぐことができるとともに、周壁部3,3の間に段差が生じることが無く見栄えが良くなるという利点がある。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明は、前面に開口する窓孔から一部を露出させた状態で電力量計を収納する収納盤本体と、収納盤本体前面における窓孔の周縁部位に収納盤本体の内側に落ち込む形で設けられた複数の凹部と、電力量計の一部を露出する露出孔を有し背面側を凹部に挿入する形で着脱自在に窓孔に嵌着される複数の窓枠とを備え、窓枠の背面側から背方に向けて凹部に当接する板状の複数の突出壁を垂設し、露出孔を挟んで対向する突出壁の両端近傍に凹部の先端部分に係止する係止爪を有する係止片をそれぞれ突出壁に沿って突設するとともに、係止爪を凹部の先端に係止することで窓枠を窓孔に嵌着した状態で窓枠の前面における露出孔の周縁部位と収納盤本体の前面における窓孔の周縁部位とを略面一として成り、窓孔並びに露出孔に近づくにつれて収納盤本体の内側に向けて傾斜する傾斜面を収納盤本体の前面における凹部よりも外側の窓孔の周縁部位及び窓枠の前面における露出孔の周縁部位に形成するとともに、収納盤本体の前面におけるそれぞれの窓孔の周縁部位の傾斜面形状を略同形状として成るので、寸法の大きい電力量計を収納する場合には窓枠を取り外し、寸法の小さい電力量計を収納する場合には窓孔に窓枠を取り付けることで寸法の異なる電力量計を自在に取り換えて見栄えよく収納することができ、しかも窓枠と収納盤本体との間に段差が生じないことから窓枠が不用意に外れてしまうのを防ぐことができ、また、前面から背面にかけての窓枠の厚み寸法が大きくなり、窓枠の強度が向上でき、しかも、収納盤本体に複数台の電力量計を収納する場合に何れの窓孔にも同じ窓枠を取り付けることができ、窓枠の共通化が図れて製造コストが抑制できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上におけるベースの背面図である。
【図4】同上におけるベースの前面図である。
【図5】同上におけるベースの前面図である。
【図6】同上の要部分解斜視図である。
【図7】同上における窓枠を取り付けた状態のカバーの側面断面図である。
【図8】同上における窓枠を取り付けた状態のカバーの上面断面図である。
【図9】同上における窓枠を取り付けた状態のカバーの前面図である。
【図10】同上における窓枠を取り付けた状態のカバーの背面図である。
【図11】同上における窓枠を上下逆向きに取り付けた状態のカバーの前面図である。
【図12】同上の他の構成を示す斜視図である。
【図13】同上におけるカバーの他の構成を示す上面断面図である。
【図14】同上におけるカバーの他の構成を示す下面断面図である。
【図15】同上における2つのベースを重ね合わせた状態を示す斜視図である。
【図16】同上におけるベースの要部分解斜視図である。
【図17】同上における2つのベースを重ね合わせた状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 ベース
20 カバー
21 窓孔
24 凹部
25a,25b 傾斜面
30 窓枠
31 露出孔
32a,32b 傾斜面
Claims (1)
- 前面に開口する窓孔から一部を露出させた状態で電力量計を収納する収納盤本体と、収納盤本体前面における窓孔の周縁部位に収納盤本体の内側に落ち込む形で設けられた複数の凹部と、電力量計の一部を露出する露出孔を有し背面側を凹部に挿入する形で着脱自在に窓孔に嵌着される複数の窓枠とを備え、窓枠の背面側から背方に向けて凹部に当接する板状の複数の突出壁を垂設し、露出孔を挟んで対向する突出壁の両端近傍に凹部の先端部分に係止する係止爪を有する係止片をそれぞれ突出壁に沿って突設するとともに、係止爪を凹部の先端に係止することで窓枠を窓孔に嵌着した状態で窓枠の前面における露出孔の周縁部位と収納盤本体の前面における窓孔の周縁部位とを略面一として成り、窓孔並びに露出孔に近づくにつれて収納盤本体の内側に向けて傾斜する傾斜面を収納盤本体の前面における凹部よりも外側の窓孔の周縁部位及び窓枠の前面における露出孔の周縁部位に形成するとともに、収納盤本体の前面におけるそれぞれの窓孔の周縁部位の傾斜面形状を略同形状として成ることを特徴とする電力量計収納盤。
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