JP4055245B2 - 火災報知用機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災報知用機器に係り、さらに詳しくは、同機器に設けられたヒューズの保護カバー及び予備ヒューズの保持部に関すものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、火災受信機などの火災報知用機器には、電源ヒューズ及び表示灯用などのヒューズが設けられており、また、通常、複数本の予備ヒューズを備えていて、これら予備ヒューズは、筐体や扉などに設けた保持部に装着されている。
【0003】
上記のヒューズのうち、電源ヒューズには、通常、感電防止のため保護カバーが設けられており、この種保護カバーの一例として実公昭52−39720号公報に記載された考案がある。この考案に係るヒューズの保護カバーは、絶縁材料からなり下方が開放されたほぼ箱状に形成されてその短辺側に一対の係止片を設けたもので、この保護カバーをプリント基板に取付けたヒューズクリップに装着したヒューズに被せ、ヒューズクリップの両側に設けた係止穴に係止片を係止させて取付けるようにしたものである。
【0004】
また、予備ヒューズの保持部の一例として、実開昭56−99753号公報に記載された考案がある。この考案に係る筒状ヒューズの保持装置は、鞘状体にスリットを設けて弾性を付与し、筒状ヒューズを挿入するときに鞘状体を押し広げ、かつその復元力により筒状ヒューズを挾持するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなヒューズの保護カバーは、ヒューズ交換の際に係止片を内側に押圧して係止穴から取外さなければならないので作業性が悪く、また、ヒューズクリップの両側に係止穴を設けなければならないので、プリント基板の利用に制約を受ける。さらに、ほぼ箱状に形成されているため、保管や輸送に大きな空間を必要とするなど、種々問題があった。
【0006】
また、上記の予備ヒューズの保持装置は、筒状ヒューズの外周は必ずしも真円又はこれに近い形状でない場合が多く、またその外径にも若干差があるため、鞘状体内に挿入してもその外周面の一部が鞘状体の内周面に接することが多く、このため保持力が不安定である。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ヒューズ交換の際の作業性が良いばかりでなく、プリント基板の利用を制約することがなく、その上保管や輸送に便利なヒューズの保護カバーを備えた火災報知用機器を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る火災報知用機器は、上面に切欠き部を有し本体ケースの底板上に設けられてプリント基板及び操作板が取付けられるリブと、前記切欠き部に対応して前記プリント基板及び操作板に設けたヒューズ取付部とを備え、一端に前記リブの切欠き部の内側に配設される取付部を有し、該取付部の外側に前記リブの切欠き部に配設される幅狭部が形成され、ほぼコ字状に折曲げられて前記ヒューズ取付部の開口部を開閉する透明の合成樹脂板からなる保護カバーを設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を実施した火災受信機の扉を開いた状態を示す平面図、図2は一部を省略して示した図1の本体ケースの平面図、図3は図2のA−A断面図である。
先ず、上記火災受信機の概要について説明する。図において、1は本体ケース、40は操作窓41を有し、蝶番42により本体ケース1に開閉自在に取付けられた扉である。
【0012】
本体ケース1において、2は底板、3は底板2上に立設され、プリント基板15及び操作板16が取付けられるリブ、5はプリント基板15を係止するフックである。6は底板2に固定されたトランス、7は同じく予備電源としてのバッテリ、8は底板2に設けた外部配線の取込口、10は底板2に設けた予備ヒューズの保持部である。なお、22は表示灯用等のヒューズ23の取付部である。
【0013】
[実施の形態1]
次に、実施の形態1であるヒューズの保護カバーについて説明する。本実施の形態においては、本体ケース1のリブ3の一方の側に幅W1 、深さt1 の切欠き部4が設けられている。
そして、各種の回路素子、部品などが搭載されたプリント基板15がリブ3上に載置されてフック5に係止され、その上に操作板16が載置されてプリント基板15と共に本体ケース1にねじ止めされる。
【0014】
操作板16のリブ3に設けた切欠き部4に対応した位置には、図4に示すように、上部及び側部が開放された(以下、開口部18という)電源ヒューズの取付部17(以下、ヒューズ取付部という)が設けられており、プリント基板15にはヒューズ取付部17に対応して電源ヒューズ21を装着するヒューズホルダ20が設けられている。なお、図4において、19はヒューズ取付部17のほぼ中央部において操作板16に設けた係止穴である。
【0015】
25はヒューズ取付部17の開口部18を開閉する保護カバーで、その一例を図6の斜視図及び図7の展開図に示す。この保護カバー25は、内部が見えるように透明でほぼ長方形の合成樹脂板からなり、2か所で折曲げられて(以下、折曲げ部31,32という)取付部26、垂直部27及び水平部28が形成され、取付部26と垂直部27の間には両側が切除された幅狭部29が形成されている。30は取付部26の反対側の縁部に設けた係止片である。なお、水平部28は図6に示すように、垂直部27に対して直角より浅い角度に折曲げて弾性を付与しておくことが望ましい。
【0016】
ここで、保護カバー25の幅W3 はヒューズ取付部17の開口部18の幅W2 とほぼ等しく、また、幅狭部29の幅W4 はリブ3の切欠き部4の幅W1 より若干狭く形成されており、板厚t2 は切欠き部4の深さt1 より若干薄くなっている。
また、垂直部27の長さL3 はヒューズ取付部17の開口部18の側面側の高さL1 とほぼ等しく、水平部28の長さL4 は開口部18の上面側の奥行きL2 とほぼ等しく形成されている。
【0017】
上記のような保護カバー25をヒューズ取付部17に取付けるには、本体ケース1のリブ3の切欠き部4の内側に保護カバー25の取付部26を位置させ、その幅狭部29を切欠き部4上に位置させる(図2の破線参照)。
この状態でリブ3上にプリント基板15及び操作板16を載置し、本体ケース1に固定する。これにより、保護カバー25は切欠き部4内を前後方向に若干移動できるが、抜け出すことはない。このときの状態を図5に示す。
【0018】
ヒューズ取付部17のヒューズホルダ20に電源ヒューズ21を装着したときは、保護カバー25を折曲げ部31,32でほぼコ字状に折曲げて、垂直部27及び水平部28により開口部18を閉塞し、水平部28の先端部に設けた係止片30を操作板16に設けた係止穴19に弾性的に係止させる。これにより、ヒューズ取付部17の開口部18は図4に示すように、保護カバー18により確実に閉塞される。
【0019】
電源ヒューズ21を交換する場合は、保護カバー25の係止片30を係止穴19から外せば、保護カバー25はその弾性により図5の状態になって開口部18を開放するので、電源ヒューズ21を容易に交換することができる。
【0020】
上記のように構成した本実施の形態によれば、ヒューズ取付部17の開閉は、保護カバー25に設けた係止片30を操作板16の係止穴19に着脱するだけでよいので、操作がきわめて容易であり、作業性を大幅に向上することができる。また、プリント基板15にはなんらの加工も行わないので、プリント基板15の利用度を高めることができる。さらに、保護カバー25は平板状に積重ねることができるので、保管や輸送に便利である。
【0021】
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2に係る予備ヒューズの保持部につき、図8及び図9により説明する。予備ヒューズの保持部10(図1参照)は、底板2に立設した1本又は2本以上の筒状体11からなっている。この筒状体11は、軸方向に対向して設けた2本のスリット12a,12bによって分割された2つの円弧部13a,13bを有し、この両円弧部13a,13bの内壁の軸方向には、ほぼ120°間隔で3本の突条14a,14b,14cが突設されている。そして、この突条14a〜14cの内端縁を結ぶ円の径Dは、ヒューズ35の導電部36の外径D1 より若干小さく形成されている。
【0022】
上記のような筒状体11にヒューズ35を挿入すると、突条14a〜14cの内端縁を結ぶ円の径Dがヒューズ35の導電部36の外径D1 より僅かに小さいため、円弧部13a,13bは外方に押し広げられてヒューズ35は所定の位置まで挿入される。そして、両円弧部13a,13bの復元力により突条14a〜14cがヒューズ35の外周を押圧し、その位置に保持する。この場合、ヒューズ35は突条14a〜14cにより3点支持されるため、その外径D1 に若干差があったり、断面形状が真円でなかったりしても、ヒューズ35が緩んでだり抜けたりすることがなく、常に安定して保持される。
【0023】
上記の説明では、スリット12a,12bにより2つの円弧部13a,13bを形成した場合を示したが、3つ以上のスリットにより3つ以上の円弧部を設けてもよい。また、筒状体11の内壁の軸方向にほぼ120°間隔で突条14a〜14cを設けた場合を示したが、突条14a〜14cに代えて突起を設けてもよく(以下、突条14a〜14c及び突起を合せて突起部という)、その位置も適宜選択することができる。
また、予備ヒューズの取付部10を本体ケース1の底板2に設けた場合を示したが、側壁に設けてもよく、あるいは扉の内壁に設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る火災報知用機器は、上面に切欠き部を有し本体ケースの底板上に設けられてプリント基板及び操作板が取付けられるリブと、切欠き部に対応してプリント基板及び操作板に設けたヒューズ取付部とを備え、一端にリブの切欠き部の内側に配設される取付部を有し、この取付部の外側にリブの切欠き部に配設される幅狭部が形成され、ほぼコ字状に折曲げられてヒューズ取付部の開口部を開閉する透明の合成樹脂板からなる保護カバーを設けたので、保護カバーの構造が簡単であり、ヒューズ取付部の開口部の開閉操作が容易なので、作業性を向上することができる。また、プリント基板にはなんらの加工も行わないので、その利用度を高めることができる。さらに、保護カバーは平板状に積重ねることができるので、保管や輸送に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した火災受信機の扉を開いた状態を示す平面図である。
【図2】一部を省略して示した図1の本体ケースの平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図1のヒューズ取付部の拡大斜視図である。
【図5】図4の保護カバーの作用説明図である。
【図6】保護カバーの斜視図である。
【図7】保護カバーの展開図である。
【図8】予備ヒューズの保持部を形成する筒状体の縦断面図及びその拡大平面図である。
【図9】筒状体に予備ヒューズを装着した状態を示す縦断面図及びその拡大平面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 底板
3 リブ
4 切欠き部
10 予備ヒューズの保持部
11 筒状体
12a,12b スリット
13a,13b 円弧部
14a,14b,14c 突条(突起部)
15 プリント基板
16 操作板
17 ヒューズ取付部
18 開口部
19 係止穴
21 電源ヒューズ
25 保護カバー
26 取付部
29 幅狭部
30 係止片

Claims (1)

  1. 上面に切欠き部を有し本体ケースの底板上に設けられてプリント基板及び操作板が取付けられるリブと、前記切欠き部に対応して前記プリント基板及び操作板に設けたヒューズ取付部とを備え、
    一端に前記リブの切欠き部の内側に配設される取付部を有し、該取付部の外側に前記リブの切欠き部に配設される幅狭部が形成され、ほぼコ字状に折曲げられて前記ヒューズ取付部の開口部を開閉する透明の合成樹脂板からなる保護カバーを設けたことを特徴とする火災報知用機器。
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