JP3721722B2 - 電子黒板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録シートの下端部をケースから引き出せるようにした電子黒板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子黒板は、会議室などにおいて広く利用されている。そして、電子黒板の記録シートに議事内容などを筆記して、参加者に見やすく掲示するだけでなく、参加者自身がメモを取らなくとも、筆記内容を用紙に印字して、参加者などに配布できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の電子黒板は、一般に、床面から立設される支持枠に固着されるものや、会議室などの垂直な壁面に固定された状態で使用されるものである。しかしながら、このような構成では、使用者が、別の場所や会議室のテーブル上などに、電子黒板を移動して使用することができない。
【0004】
また、特殊な電子黒板として、箱形のケースと、このケースに対して一端部が引き出し可能に支持された記録シートとを備えるものが提案されている。このものは、概ね大型のスキャナと大型のプリンタを併合したようなものである。そして、使用者が、この種の電子黒板のケースを運搬すれば、電子黒板を移動して使用することも不可能ではない。
【0005】
従来のこの種の電子黒板では、記録シートの上端部をシートローラに固定し、記録シートの下端部をケースから引き出して使用できるようになっていた。そして、使用者が、引き出された記録シートに、何らかの文字列や図形などを記載し、記録シートのコピーボタン等を押すと、引き出された記録シートをケース内に巻き上げ、光学ユニットで記録シートの画像を読み取り、プリンタ部で用紙に印字できるようになっている。
【0006】
また、このものでは、記録シートから読み取った画像の画素毎の読み取りのばらつきを補正し、均一にするため、シェーディング補正を行っており、この補正には、白基準データが用いられる。そして、この白基準データは、コピーボタンなどの押し下げ直後において、読み取った画像をそのまま適用したものである。
【0007】
しかしながら、この種の電子黒板では、使用者が、記録シートをケースから引き出して使用するものであり、コピーボタンなどの押し下げ時に、記録シートがたるんでいることが多い。記録シートがたるんでいると、正しい読み取り位置で白基準データを得ることができず、結局、画素毎の読み取りのばらつき調整が不良になって、印字品質が低下するという問題点があった。
【0008】
そこで本発明は、正確な白基準データを得ることができ、印字品質が良好な電子黒板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子黒板は、横長箱状に形成されたケースと、ケースに収納され、ケースに対して回転自在に軸支されるシートローラと、下端部がケースから長手方向と直交する方向に引き出し可能に支持され、かつ上端部がシートローラに固定される記録シートと、シートローラを回転させて記録シートをシートローラに巻き付けることにより、ケース内に巻き上げる巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シートから画像を読み取る光学ユニットと、光学ユニットが読み取った画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、巻き上げ手段と光学ユニットとプリンタ部を制御する制御手段とを備え、制御手段は、光学ユニットが読み取った画像に対して白基準データによるシェーディング補正を行うと共に、白基準データを取得する際には、巻き上げ手段を制御して、記録シートにテンションを付与した状態で、光学ユニットによりシェーディング補正を行うための白基準データを取得し、取得した白基準データによって光学ユニットが読み取った画像に対してシェーディング補正を行う。
【0010】
この構成により、正確な白基準データを得ることができ、印字品質が良好な電子黒板を実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の電子黒板は、横長箱状に形成されたケースと、ケースに収納され、ケースに対して回転自在に軸支されるシートローラと、下端部がケースから長手方向と直交する方向に引き出し可能に支持され、かつ上端部がシートローラに固定される記録シートと、シートローラを回転させて記録シートをシートローラに巻き付けることにより、ケース内に巻き上げる巻き上げ手段と、巻き上げられる記録シートから画像を読み取る光学ユニットと、光学ユニットが読み取った画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、巻き上げ手段と光学ユニットとプリンタ部を制御する制御手段とを備え、制御手段は、光学ユニットが読み取った画像に対して白基準データによるシェーディング補正を行うと共に、白基準データを取得する際には、巻き上げ手段を制御して、記録シートにテンションを付与した状態で、光学ユニットによりシェーディング補正を行うための白基準データを取得し、取得した白基準データによって光学ユニットが読み取った画像に対してシェーディング補正を行う。
【0012】
この構成により、白基準データを取得する際には、記録シートのたるみが取り除かれており、正確な白基準データを取得することができる。このため、良好な印字結果を得ることができる。
【0013】
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。ここで図1は本発明の一実施の形態における電子黒板の斜視図である。図1において、1は、内部が空洞の横長箱状に形成されたケースである。2は、ケース1から巻き上げ方向Yの反対方向に引き出し可能に支持される記録シートである。ここで、巻き上げ方向Yは長手方向Xに直交する。そして、記録シート2の一端部には、使用者がつかみやすいように、把手3が半固定されている。
【0014】
4、5は、ケース1の前面左側に設けられ、図3(a)の破線で示すように、開閉自在に取り付けられたプリンタ部扉である。プリンタ部扉4、5を開くと後述するプリンタ部20が露呈し、感熱紙21等を補充できるようになっている。また、プリンタ部扉4の下端縁とケース1との間には、狭いスリット6があいており、スリット6から印字済みの感熱紙21が排出され、プリンタ部扉4の下端縁(鋭角になっている)で、排出された感熱紙21をカットできるようになっている。
【0015】
また、ケース1の前面の右側には、コピーボタン7、巻き取りボタン8、電源表示ランプ9が配置され、ケース1の右側面には、外部のプリンタなどの情報処理装置にデータを転送するため、コネクタ10が設けられている。
【0016】
ケース1の内部は、図2(本発明の一実施の形態における電子黒板の正面図)のようになっている。即ち、ケース1の内部空間は、下側から順に、長手方向Xと平行な第1の空間S1と第2の空間S2とに分けられている。そして、下側の第1の空間S1には、そのほぼ全長にわたって記録シート2が収納されている。また、記録シート2の両端部には、ギアキャップ11、12が装着されており、そのうちの、ギアキャップ11には、歯車列14を介してパルスモータからなる巻き上げモータ15の駆動力が伝達されている。
【0017】
即ち、巻き上げモータ15を駆動すると、記録シート2を巻き上げ方向Yに送ることができ、巻き上げモータ15は巻き上げ手段に相当する。そして、図2に示すように、ケース1の下端部には、リミットスイッチLSが配置され、リミットスイッチLSが把手3に当接してオンになると、巻き上げモータ15の駆動が停止されるようになっている。また、ケース1の下端縁のすぐ上部には、巻き上げられる記録シート2に記載された画像を読み取る光学ユニット13が、記録シート2の幅いっぱいに配置されている。
【0018】
さらに、第1の空間S1の上部に設定される第2の空間S2には、左右方向の重量バランスが最良になるように、左側にプリンタ部20が配置され、右側に基板部30が配置されている。また図3(a)に示すように、プリンタ部20のうち、21は、感熱紙であって、ロール状に巻かれて、その一端部が、スリット6を介してケース1の外部へ向け、下向き(矢印N1)に引き出されている。また、感熱紙21の左右には、フランジキャップ22が装着されて位置ずれが防止されている。そして、矢印N1方向に引き出された感熱紙21は、プラテン23に周接することにより、サーマルヘッド24に密着し、サーマルヘッド24が発熱すると、感熱紙21に画像が印字されるようになっている。
【0019】
また、第1の空間S1において、記録シート2は、ケース1の長手方向に軸方向を有し、かつケース1に対して回転自在に軸支されているシートローラ40に、筆記面Wが内側になるように、巻き付けられる。そして、記録シート2は、位置決め部材18に当接すると共にガイドローラ19に周接することにより、一定の位置を通過して巻き上げられるようになっている。そして、光学ユニット13は、位置決め部材18に当接する箇所において、記録シート2に光源16からライン状の光を照射し、その反射光をラインイメージセンサ17で読み取るものである。
【0020】
また、上述したように、第2の空間S2の右側には、基板部30が配置されている。そして、図3(b)に示すように、基板部30では、プリンタ部20と巻き上げモータ15、送りモータ25及び光学ユニット13を制御するコントロール基板32がケース1の前面側に配置され、プリンタ部20と巻き上げモータ15、送りモータ25及び光学ユニット13に電力を供給する電源基板31がケース1の背面側に設置されている。このうち、電源基板31は、大型の部品が実装され、角チップ等の小型軽量の部品が実装されるコントロール基板32よりも、重い。このため、このような配置を取ることにより、ケース1の背面側を重くして、ケース1の背面を水平面に設置したときの重量バランスを良好に保持することができる。
【0021】
次に図4を用いて、シートローラ40の構成を説明する。ここで、図4(a)は、本発明の一実施の形態における記録シートの取付説明図である。図4(b)にも示しているように、シートローラ40は、全体として一定の半径Rを有する円筒状に形成されたローラ本体41を備え、ローラ本体41は、ローラ本体41の軸方向と平行に、半径Rよりも半径方向中心側に凹んだ凹部41aを有する。そして、凹部41aには、貫通孔41bがあけられ、記録シート2の上端部2aが凹部41aに密着するように重ねられる。また、上端部2aにあけられた透孔2bと貫通孔41bとをリベット2cにより連結することにより、記録シート2の上端部2aは、ローラ本体41に固定されている。
【0022】
ローラ本体41には、側方からギアキャップ11の挿入体11bがはめ込まれる。これにより、ローラ本体41の両サイドは、ギアキャップ11から鍔状に張り出すフランジ部11cにより位置決めされる。なお、11aは、歯車列14に噛み合うギアキャップ11のねじ部である。
【0023】
記録シート2の巻き付け方向は、図4(b)の矢印N2で示すとおりである。そして、凹部41aの巻き付け方向N2の上流側には、鋭エッジ41cがあり、下流側には、鈍エッジ41dがある。凹部41aは、鈍エッジ41dの付近で、記録シート2の厚さ分だけ一定の半径Rよりも凹んでいる。これにより、記録シート2が、その上端部2aから巻き上げ方向N2について一周(一回転)する間においては、一定の半径を持つことになり、他の箇所よりも異常に盛り上がることはない。そして、次の一周では、前の一周よりも、記録シート2の厚さだけ、巻き付けられる半径が大きくなる。
【0024】
さて、従来の電子黒板のシートローラは、このような凹部41aを有せず単なる円筒からなっていた。従って、記録シートの上端部の付近で、従来の技術の項で述べたような半径方向の盛り上がりが発生する。このため、シートローラを一定の回転速度で回転させたとき、図4(c)の曲線Aのような周速度となる。即ち、記録シートの上端部の外周側を通過する時刻t1、t2において、半径方向の盛り上がりのため、P部で示すように、周速度が異常に上昇していた。
【0025】
一方、本形態によれば、このような盛り上がりが発生しないため、ローラ本体41が一回転する度に、Q部のようになめらかに周速度が上昇する。したがって、ローラ本体41が一回転する度に、ローラ本体41の回転速度を下げることにより、光学ユニット13の読み取り位置を通過する記録シート2の速度を一定にすることができる。これにより、画像のひずみや印字むらを減少できる。
【0026】
次に、図5を用いて、処理ブロックを説明する。図5に示すように、ラインイメージセンサ17が出力するアナログの画像信号は、A/D変換器42でデジタルの画像信号に変換され、シェーディング補正回路43で画素毎の読み取りのばらつき補正がされた上で、拡大・縮小回路44により、記録シート2と感熱紙21のサイズの比を考慮してサイジングされる。そして、2値化回路45で2値化されたうえ、画像メモリ46に格納される。制御手段としてのCPU47は、このような画像処理系のほか、装置全体を制御する。バックアップメモリ48には、予め標準的な白基準データが保存され、その値は、その後、後述するチェックを行って適正と判断された白基準データに、更新されるようになっている。また、白基準データメモリ49には、シェーディング補正回路43でシェーディング補正処理を行うための白基準データが一時格納される。
【0027】
なお、50は、CPU47に制御されて巻き上げモータ15にパルス列を出力するモータドライバである。このパルス列の如何によって、ローラ本体41の回転方向、回転速度を任意に調節できる。
【0028】
次に、図6を用いて、コピーボタン7が押し下げられた際の動作について説明する。なお、このときには、使用者が、記録シート2の下端部側(把手3側)を、ある長さ(必ずしも、引き出し得る全長とは限らない)だけケース1から引き出し、記録シート2のうち、ケース1から引き出された部分に何らかの書き込みをし、この書き込みを感熱紙21に印字したいと考えている。
【0029】
そして、この引き出された部分の上端は、図3(a)におけるケース1の下端縁の位置であり、この位置が読み取り開始位置である。また、このときの、光源16から照射される光が記録シート2にあたる位置(読み取り位置)が、白基準リード位置である。
【0030】
ここで、上述したように、記録シート2を途中までしか引き出さずにコピーボタン7が押し下げられることもあるので、白基準リード位置に、以前書き込まれて消去されていない文字や線などが存在することがある。このような場合、読み取った白基準データをそのまま用いると、シェーディング補正回路43による補正の内容が不適切になって、良好な印字結果が得られない。そこで、本形態では、後述するように、白基準データメモリ49のチェックを行っている。
【0031】
さて、図6に示すように、コピーボタン7が押し下げられると、準備段階に入る。即ち、CPU47は、光源16を点灯させ(ステップ1)、プリンタ部20の感熱紙21を逆転させ、サーマルヘッド24からケース1の外側へ出ている分だけ感熱紙21を巻き戻して(ステップ2、3)、プリンタ部20を停止させる(ステップ4)。
【0032】
次に、記録シート2の巻き上げ動作に移る。さて、上述のように、記録シート2の下端部は、自由端になっており、使用者が、所望の長さだけケース1から引き出せるようになっている。したがって、コピーボタン7が押し下げられた際、記録シート2は、フリーでテンションが作用せず、たるんでいることが多い。そして、本形態では、白基準データを取得する直前に、小距離(巻き上げモータ15の所定パルス数分だけ)記録シート2を巻き上げる(ステップ5、6)。
【0033】
また、図8に拡大して示しているように、記録シート2は、読み取り位置付近において、ガイドローラ19によって位置決め部材18に押しつけられているので、このように小距離だけ巻き上げさえすれば、記録シート2にテンションを与えて、たるみを取り除くことができる。
【0034】
たるみを取り除いた上で、ラインイメージセンサにより記録シート2の表面を読み取り、得られたデータを白基準データとして、A/D変換器42、シェーディング補正回路43を経て、シェーディング補正されたデータを白基準データメモリ49に格納する(ステップ7)。このようにしたので、記録シート2のたるみによる悪影響を受けずに、正確な白基準データを取得でき、その結果、精度の高いシェーディング補正を行え、印字品質を向上できる。
【0035】
また、CPU47は白基準データメモリ49の値が、最小値が基準値の半分以上であるなど、予め定められた範囲に入っており、適正かどうかチェックする(ステップ8)。
【0036】
適正であれば、白基準データメモリ49の値をバックアップメモリ48に格納し、バックアップメモリ48の値を更新する。一方、適正でなければ、以前の書き込みがあると判断して、バックアップメモリ48の値を白基準データとして白基準データメモリ49に書き込む(ステップ10)。このようにしたので、上述のように、途中から読み取りを開始した際にも、適正な白基準データを使用して、印字結果を良好にすることができるだけでなく、光源16等が経時変化しても、これに対応することができる。
【0037】
この後、所定量の巻き上げを行うことによって、現在の読み取り位置が、読み取り開始位置に一致するまで記録シート2を巻き上げ(ステップ11)、プリンタ部20において感熱紙21の送りを開始するとともに(ステップ12)、ラインイメージセンサ17から出力された画像信号に基づいて、プリンタ部20のサーマルヘッド24が感熱紙21に印字を行う(ステップ13)。
【0038】
そして、ステップ14にて、リミットスイッチLSをチェックする。リミットスイッチLSがオフならば、記録シート2は未だ全部巻き上げられていないので、ステップ15、16の処理を繰り返す。リミットスイッチLSがオンになると、記録シート2の巻き上げを停止し(ステップ17)、光源16を消灯し(ステップ18)、読み取り動作を終了する。そして、プリンタ部扉4の下端縁から所定長さだけ感熱紙21が延出するまで、感熱紙21を余分に送り出し(ステップ19)、プリンタ部20を停止させて(ステップ20)、一連の処理を終了する。
【0039】
また、ステップ15では、図4によって説明したように、記録シート2が上端部2aの外周側を通過する一回転毎に、ローラ本体41の回転速度を落として(ステップ16)、一定速度で記録シート2を巻き上げ、読み取りと印字を繰り返す。
【0040】
次に、巻き取りボタン8が押し下げられた際の動作を説明する。この場合には、記録シート2の周速度が一定である必要はない。したがって、図8に示すように、ローラ本体41の回転速度の調節は行わず、巻き取りボタン8が押されると(ステップ21)、ローラ本体41を一定速度で回転させ、把手3がケース1の下端縁に至り、リミットスイッチLSがオンになるまで巻き上げて、停止する(ステップ23)。これにより、ローラ本体41の回転速度を下げずに、短時間で巻き上げを完了できる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、記録シートのたるみによる悪影響なく、正確な白基準データを取得し、良好な印字品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電子黒板の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における電子黒板の正面図
【図3】(a)図2A−A断面図
(b)図2B−B断面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態における記録シートの取付説明図
(b)本発明の一実施の形態におけるシートローラの断面図
(c)本発明の一実施の形態におけるシートローラの特性説明図
【図5】本発明の一実施の形態における電子黒板のブロック図
【図6】本発明の一実施の形態における電子黒板のコピー動作を示すフローチャート
【図7】本発明の一実施の形態における電子黒板の巻き取り動作を示すフローチャート
【図8】本発明の一実施の形態における読み取り位置の拡大図
【符号の説明】
1 ケース
2 記録シート
13 光学ユニット
15 巻き上げモータ
20 プリンタ部
40 シートローラ
47 CPU
Claims (1)
- 横長箱状に形成されたケースと、前記ケースに収納され、前記ケースに対して回転自在に軸支されるシートローラと、下端部が前記ケースから前記長手方向と直交する方向に引き出し可能に支持され、かつ上端部が前記シートローラに固定される記録シートと、前記シートローラを回転させて前記記録シートを前記シートローラに巻き付けることにより、前記ケース内に巻き上げる巻き上げ手段と、巻き上げられる前記記録シートから画像を読み取る光学ユニットと、前記光学ユニットが読み取った画像に基づいて印字を行うプリンタ部と、前記巻き上げ手段と前記光学ユニットと前記プリンタ部を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記光学ユニットが読み取った画像に対して白基準データによるシェーディング補正を行うと共に、前記白基準データを取得する際には、前記巻き上げ手段を制御して、前記記録シートにテンションを付与した状態で、前記光学ユニットによりシェーディング補正を行うための白基準データを取得し、取得した白基準データによって前記光学ユニットが読み取った画像に対してシェーディング補正を行うことを特徴とする電子黒板。
Priority Applications (1)
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JP16084197A JP3721722B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 電子黒板 |
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JP16084197A JP3721722B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 電子黒板 |
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---|---|
JPH115395A JPH115395A (ja) | 1999-01-12 |
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Family Applications (1)
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JP16084197A Expired - Fee Related JP3721722B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 電子黒板 |
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JP (1) | JP3721722B2 (ja) |
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1997
- 1997-06-18 JP JP16084197A patent/JP3721722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH115395A (ja) | 1999-01-12 |
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