JPH0699633A - プリンター装置 - Google Patents

プリンター装置

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Publication number
JPH0699633A
JPH0699633A JP4249642A JP24964292A JPH0699633A JP H0699633 A JPH0699633 A JP H0699633A JP 4249642 A JP4249642 A JP 4249642A JP 24964292 A JP24964292 A JP 24964292A JP H0699633 A JPH0699633 A JP H0699633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
pass ink
printer device
pass
end mark
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4249642A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Takeda
秀敏 武田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP4249642A priority Critical patent/JPH0699633A/ja
Publication of JPH0699633A publication Critical patent/JPH0699633A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチパスインクリボンの使用回数の管理が
適切に行えて、出力画像の不当な画質低下やインクリボ
ンの過当な早期交換の無駄等を適切に防止することがで
きるプリンター装置を提供する。 【構成】 マルチパスインクリボン14の終端部に設け
られたエンドマーク17を検知するための検知手段16
を備えたプリンター装置であって、前記検知手段16に
よってマルチパスインクリボン14のエンドマーク17
の検知がなされたときには、マルチパスインクリボン1
4の終端部にインクリボンの使用回数を示す印字がなさ
れるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置やコンピュータ機器等の各種機器の印字出力に利用さ
れるプリンター装置、更に詳しくはマルチパスインクリ
ボンを用いて印字出力を行う型式のプリンター装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置等に組み込まれ
て使用される熱転写式のプリンター装置としては、マル
チパスインクリボン、即ち、複数回の繰り返し印字使用
が可能なタイプのインクリボンを用いるものが提案され
ている。このようなプリンター装置では、マルチパスイ
ンクリボンの使用が一通り終了すると、インクリボンを
巻き戻したり、或いはインクリボンの前後の巻取リール
の位置転換を図る等して、マルチパスインクリボンを複
数回に亘って繰り返し使用できる。かかるプリンター装
置によれば、1回のみの印字出力を可能とするインクリ
ボンを用いるものに比べると、インクリボンのランニン
グコストの低減化が図れ、経済性に優れる利点が得られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マルチパスインクリボ
ンを用いた印字では、そのインクリボンの使用回数が2
回、3回と増えるに従って、印字出力される画像の画質
が低下する。従って、画質の良好な印字出力を行わせる
ためには、ユーザーがマルチパスインクリボンの使用回
数を管理しておくことが望まれる。しかしながら、従来
のプリンター装置では、マルチパスインクリボンの使用
回数を管理するための適当な手段が何ら講じられておら
ず、記録紙に印字された画像をユーザーが目視すること
により、マルチパスインクリボンの交換時期を主観的に
判断せざるを得なかった。その結果、従来では、マルチ
パスインクリボンの交換時期が曖昧となって、インクリ
ボンの過度の繰り返し使用により画質の劣悪な画像が印
字されたり、或いはその逆に、まだ充分に画質の良好な
印字が可能であるにも拘わらずインクリボンを早期に交
換し、無駄が発生する等の不具合を生じていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、マルチパスインクリボンの使用回数の管理が適切に
行えて、出力画像の不当な画質低下やインクリボンの過
当な早期交換の無駄等を適切に防止することができるプ
リンター装置を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るプリンター装置は、マルチパ
スインクリボンの終端部に設けられたエンドマークを検
知するための検知手段を備えたプリンター装置であっ
て、前記検知手段によってマルチパスインクリボンのエ
ンドマークの検知がなされたときには、マルチパスイン
クリボンの終端部にインクリボンの使用回数を示す印字
がなされるように構成されている。
【0006】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るプリンター
装置では、マルチパスインクリボンを繰り出し移送させ
て印字出力に使用させているときに、その終端部のエン
ドマークが所定の検知手段で検知されると、そのマルチ
パスインクリボンの終端部にインクリボンの使用回数、
即ち、エンドマークの検知回数から求められるインクリ
ボンの使用回数を示す印字がなされる。従って、マルチ
パスインクリボンが終端部まで使用されたときに、その
終端部を目視すれば、マルチパスインクリボンの使用回
数を容易に確認することができる。また、かかるマルチ
パスインクリボンに使用回数の印字を行えば、それと同
時に記録紙にもその印字を実行できることとなる。従っ
て、プリンター装置の内部に収容されたマルチパスイン
クリボンを見るまでもなく、印字された記録紙を見るこ
とによっても容易にその回数確認を行うことが可能とな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るプリンター装置P
をファクシミリ装置Fに組込まれて使用されるタイプの
ものとして構成した場合のハード構成の一例を示すブロ
ック図である。図1に示すファクシミリ装置Fは、CP
U等で構成されたメインの信号処理部1に対し、モデム
2aや回線制御部2b等で構成されたファクシミリ通信
制御部2、ROMやRAMで構成されたファクシミリ制
御用のシステムメモリ3、画像メモリ4、表示部5、キ
ー操作部6、画像読取部7、及び本発明の一例としての
プリンター装置P等がバス接続されて構成されている。
このファクシミリ装置Fは、回線Lを介してファクシミ
リ通信制御部2で画データを受信したときには、その画
データを画像メモリ4に格納し、その画データの印字出
力を行うときには、その画データを画像メモリ4から読
み出してプリンター装置Pへ送信されるように構成され
ている。
【0008】プリンター装置Pは、ファクシミリ装置F
の画像メモリ4から読み出された画データを格納するた
めの画像メモリ10、及びプリンター装置Pの各部全般
を制御する信号処理部11を備えている。この信号処理
部11には、印字ヘッド12の駆動を行わせるための印
字素子駆動回路12A、プラテンローラ用ステップモー
タM1、そのモータM1の駆動制御を行うためのモータ
駆動回路13A、マルチパスインクリボンのリボン送り
用ステップモータM2、そのモータM2の駆動制御を行
うためのモータ駆動回路14A、及びエンドマーク検知
センサー16等が接続されている。尚、信号処理部11
は、ファクシミリ装置Fのメインの信号処理部1と制御
バスを介して接続されている。
【0009】図2は上記プリンター装置Pの要部構造を
示す概略斜視図である。プリンター装置Pの印字ヘッド
12、及びマルチパスインクリボン14は、例えばA4
幅の記録紙K(普通紙が適用可)よりも幅広、或いはそ
れと略同等の幅に形成されている。印字ヘッド12の一
例としてはサーマルヘッドが適用され、マルチパスイン
クリボン14をドット単位で加熱することにより、プラ
テンローラ13に対面する記録紙Kに所望の画像を印字
出力できるものである。マルチパスインクリボン14
は、その前後が所定のフレーム(不図示)に支持される
スプール15a、15bに巻取られた状態に設けられて
おり、これらスプール15a、15bが図1で示したリ
ボン送り用ステップモータM2によって正・逆方向に回
転されることにより、リボンの順送りと巻き戻しが行え
るように構成されている。マルチパスインクリボン14
の終端部の一側縁部には、所定長さのエンドマーク17
が設けられているが、エンドマーク検知センサー16は
このエンドマーク17を検知可能に設けられている。エ
ンドマーク検知センサー16としては、例えば光電セン
サー等が適用され、エンドマークを検知したときには、
その検知信号を信号処理部11に送信するように構成さ
れている。
【0010】プリンター装置Pの信号処理部11は、画
像メモリ10に格納された画データを復号化させて印字
ヘッド12の駆動により所定の画像を記録紙Kに印字出
力させるように各部を制御するが、それ以外として次の
ような制御機能をも有している。即ち、信号処理部11
は、エンドマーク検知センサー16から送信されてくる
エンドマーク検知信号の受信回数を計数する機能を具備
すると共に、そのエンドマーク検知信号を受信したとき
には、印字ヘッド12を動作させて、エンドマーク検知
信号のトータルの受信回数、即ち、マルチパスインクリ
ボン14の使用回数を示す数字をマルチパスインクリボ
ン14の終端部に印字させるように制御する。尚、かか
る印字は、エンドマーク17の始端が検知された時期に
実行させる必要はなく、好ましくは、エンドマーク17
の始端検知がなされた後に実行される最終頁の出力画像
の最後尾(最下欄)の位置へなされるように構成されて
いる。
【0011】また、信号処理部11は、エンドマーク検
知センサー16からエンドマーク検知信号を受信したと
きには、マルチパスインクリボン14の残数がなくなっ
た旨をユーザーに知らせるための適当な報知手段(ブザ
ー鳴動等)を動作させる機能をも有している。その他、
前記プリンター装置Pには、使用済のマルチパスインク
リボン14を新たなマルチパスインクリボン14に交換
させたときに、信号処理部11で積算カウントされてい
た先のマルチパスインクリボン14の使用回数のデータ
をキャンセルし、ゼロに復帰させるためのスイッチの如
き手段(不図示)も設けられている。
【0012】次に、上記構成のプリンター装置Pの使用
例、作用について説明する。先ず、記録紙Kへの印字出
力は、図3に示すように、マルチパスインクリボン14
が後側のスプール15aに巻き取られた初期状態から、
順次このマルチパスインクリボン14が前側のスプール
15bで巻き取られて移送されながら実行される。そし
て、図2で示したように、マルチパスインクリボン14
が終端間近になるとエンドマーク17が現れ、これがエ
ンドマーク検知センサー16で検知される。かかるエン
ドマーク17の検知がなされると、印字ヘッド12で最
終頁の画像が記録紙Kに印字出力されるときに、その最
終頁の記録紙Kの最下欄に該当する位置へ、マルチパス
インクリボン14の使用回数を示す数字(矢印Sで示
す)が印字出力されることとなる。この使用回数を示す
数字の印字出力態様の具体例としては、例えば第1回目
の使用が終了したときには、図4(a)の矢印S1に示
すような数字『1』を、また第2回目、第3回目の使用
終了時には、図4(b)の矢印S2、S3に示すような
数字『2』『3』を各々印字させればよい(尚、図4は
印字ヘッド12によるマルチパスインクリボン14への
印字面とは反対面側の斜視図であるため、各数字が裏返
しとなっている)。また、それら数字の印字位置は、後
述する理由から、各数字の印字位置が異なるように配慮
させておくことが好ましい。
【0013】上記のような印字態様では、図5(a)、
(b)の矢印S1’、S3’に示すように、最終頁の画
像を印字出力させた記録紙Kの最下欄の箇所には、マル
チパスインクリボン14の使用回数を示す数字が表示さ
れることとなる。従って、かかる数字を見れば、ユーザ
ーは、マルチパスインクリボン14の使用回数を容易に
認識でき、その回数に応じてマルチパスインクリボン1
4を巻き戻す等して再度繰り返し使用するか、或いは新
たなマルチパスインクリボンに交換するかを的確に判断
することができる。
【0014】また、マルチパスインクリボン14の使用
回数を示す数字は、記録紙Kに表示されているばかりで
はなく、図4で示したようにマルチパスインクリボン1
4の終端部の箇所にも明確に残存している。図4(b)
に示すように、マルチパスインクリボン14の使用回数
を示す数字が順次位置ずれした状態で印字されるように
しておけば、同一箇所に複数の数字を重複して印字させ
る場合とは異なり、各数字を明瞭に判断することができ
る。従って、何らかの事情に原因して図5で示した記録
紙Kに表示された使用回数を確認できないときには、マ
ルチパスインクリボン14の終端部の上記数字をユーザ
ーが確認することにより、マルチパスインクリボン14
の使用回数をやはり適切に確認することが可能となる。
【0015】尚、上記実施例では、マルチパスインクリ
ボン14の使用回数をそのまま表示する『1』『2』
『3』等の数字を印字出力させているが、本発明はこれ
に限定されない。本発明では、マルチパスインクリボン
14の使用回数を数字以外の例えば特定の記号を用いる
等して間接的に表示させるようにしてもよい。即ち、例
えば図6に示すように、マルチパスインクリボン14の
第3回目の使用が終了したときには、記号『*』を合計
三つ印字出力させる等して、その使用回数を判別できる
ようにしても構わない。その他、本発明に係るプリンタ
ー装置はファクシミリ装置に適用されるものに限定され
ず、その具体的な用途等は一切限定されない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るプリンター装置によれば、マルチパスインクリ
ボンの終端部又はこの終端部を利用して画像出力がなさ
れた記録紙への印字を見れば、マルチパスインクリボン
の使用回数を的確に知ることができるために、過度の繰
返し使用により出力画像の画質を不当に低下させたり、
或いはインクリボンの早期交換により経済的な無駄を発
生させるようなことを適切に解消することができるとい
う格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンター装置をファクシミリ装
置に組み込んで構成した場合の一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係るプリンター装置の要部構造の一例
を示す斜視図。
【図3】図2に示すプリンター装置の使用開始初期の状
態を示す説明図。
【図4】(a)、(b)はマルチパスインクリボンへの
使用回数の印字状態を一例を示す斜視図。
【図5】(a)、(b)はマルチパスインクリボンの使
用回数が記録紙に印字出力された一例を示す正面図。
【図6】マルチパスインクリボンへ使用回数を示す印字
を行った場合の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
11 信号処理部 12 印字ヘッド 13 プラテンローラ 14 マルチパスインクリボン 16 エンドマーク検知センサー 17 エンドマーク K 記録紙 P プリンター装置 F ファクシミリ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチパスインクリボンの終端部に設けら
    れたエンドマークを検知するための検知手段を備えたプ
    リンター装置であって、前記検知手段によってマルチパ
    スインクリボンのエンドマークの検知がなされたときに
    は、マルチパスインクリボンの終端部にインクリボンの
    使用回数を示す印字がなされるように構成されているこ
    とを特徴とするプリンター装置。
JP4249642A 1992-09-18 1992-09-18 プリンター装置 Withdrawn JPH0699633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249642A JPH0699633A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プリンター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4249642A JPH0699633A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プリンター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0699633A true JPH0699633A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17196062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4249642A Withdrawn JPH0699633A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 プリンター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0699633A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4849045A (en) * 1988-05-05 1989-07-18 General Motors Corporation Extrusion casting method
US4865676A (en) * 1986-12-01 1989-09-12 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Molding member and method of producing same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4865676A (en) * 1986-12-01 1989-09-12 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Molding member and method of producing same
US4849045A (en) * 1988-05-05 1989-07-18 General Motors Corporation Extrusion casting method

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130