JP3721084B2 - 作業車の操縦操作規制装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックホー等の作業車を動作停止状態に維持する操縦操作規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、バックホーにおいては、左右走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ及びバケットシリンダ等の油圧アクチュエータを有しており、それぞれ制御弁を操作することにより制御している。
前記旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ及びバケットシリンダ等の油圧アクチュエータの制御弁にはパイロット式制御弁が使用されており、このパイロット式制御弁は操作レバーで操作するパイロット操作弁で制御するようになっている。
【0003】
前記パイロット操作弁へは油圧ポンプからパイロット圧供給油路を介してパイロット圧油が供給されており、このパイロット圧供給油路にはアンロードするためのアンロード弁が設けられ、バックホーから操縦者が降りる時等に、不本意なアクチュエータ作動を生じないように、制御弁をアンロードするようになっている。
前記左右走行モータの制御弁にはメカ式(機械式)制御弁が使用されており、このメカ式制御弁は左右走行用操縦レバーでリンク及びロッド等の機械式連動手段を介して操作するようになっている。
【0004】
この走行用操縦レバーの不本意な操作を防止するために、操縦レバー自体又は操縦レバーに連動連結された部材の動きを規制する中立ロック手段が設けられている。
この従来技術として、実用新案登録第569397号公報に開示されたものがある。これは、「走行部操作具(走行用操縦レバー)によって直接操作されて油圧ポンプからの圧油供給がなされる走行部油圧切換弁(メカ式制御弁)と、作業部操作具によって操作されるパイロット弁を介して間接的にパイロット操作されて油圧ポンプからの圧油供給がなされる作業部油圧切換弁(パイロット式制御弁)とを備え、セイフテイロックレバーのロック操作により走行部操作具の操作をロックするように構成するにあたり、前記油圧ポンプとパイロット弁とのあいだに設けられ、セイフテイロックレバーがロック解除操作されたときにはパイロット弁への圧油供給をし、ロック操作されたときにはパイロット弁への圧油供給を断って作業部油圧切換弁のパイロット操作を無効にすべく切換わるアンロード弁と、走行部操作具に係脱自在に係合して操作ロックをする係合具と、該係合具を係合側に向けて付勢する弾機と、両シリンダ室がオリフイスを介して連通された複動式で、かつパイロット弁に対し並列に油路接続されるロック解除シリンダとを備えると共に、該ロック解除シリンダと係合具とは、圧油供給状態では弾機に抗して係合具を係合解除側に移動させるシリンダ作動をし、圧油供給が断たれた状態では弾機付勢力を受けて係合具を係合側に移動させるシリンダ作動をするよう連繋されている」。
【0005】
この従来技術では、「セイフテイロックレバーをロック操作したときだけでなく、圧油供給が断たれるエンジン停止状態であれば、セイフテイロックレバーがロック解除位置にあっても、走行操作具はロック状態に維持されることになって、不用意に走行位置に操作されてしまうことがない。」ようになっている。
そして、前記走行操作を規制する機構は、「左右走行レバー(走行用操縦レバー)の基端部に突設される突出ピンに対して係脱可能な揺動プレート(ロック部材)、該揺動プレートを常時係合側に付勢する戻し弾機、揺動プレートを係合解除側に強制揺動せしめるロック解除シリンダ等で構成されている。そして、ロック解除シリンダが縮小した状態では、揺動プレートが突出ピンから離間して左右走行レバーの操作を許容する一方、ロック解除シリンダが伸長した状態では、揺動プレートが突出ピンに係合して左右走行レバーの操作を規制することになるが、ロック解除シリンダは前記アンロード弁の作動に連動する」ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、ロック解除シリンダはシリンダ内のピストンにそれより小径のピストンロッドを連結したものを使用し、ピストンのストロークの範囲内で揺動プレートが突出ピンから離脱するようにシビアな機構及び組み付けが要求され、それに伴ってコストも高くなっている。
また、走行用操縦レバー、ロック部材、ロック解除シリンダ、油圧配管等の操縦レバーを中立ロックする手段が、それぞれ別個に作業車に取り付けられていて、組み付けが複雑かつ煩雑になっており、また、前記枢支部から下方に突出したアームに制御弁を近接配置して連結していて、中立ロック手段の配置空間を圧迫している。
【0007】
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした作業車の操縦操作規制装置を提供することである。
本発明の目的は、内部フレームとロック部材との間に、ロック部材をロック解除側に作動したときにロック部材の作動を停止する作動停止手段を設けることにより、ロック解除シリンダの作用力を自己完結するように構成し、それによって機構が簡単になり、組み付けが容易にでき、しかもコスト低減も図ることができるようにした作業車の操縦操作規制装置を提供することである。
【0008】
本発明は、ロック部材、ロック解除シリンダ及び弾機を内部フレームに取り付け、それらを操縦台に組み付けるのを容易にすると共に、組み立てのコスト低減も図ることができるようにした作業車の操縦操作規制装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、作業車51の油圧式走行モータ3を制御するべく操縦レバー71によって操作されるメカ式制御弁C1、C2と、作業車51上の油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁19からのパイロット圧によって制御されるパイロット式制御弁Cと、前記油圧アクチュエータの動作停止を維持するときにパイロット操作弁19へ供給される圧油をアンロードするアンロード弁18とを有し、
前記操縦レバー71は操縦台28に枢支されかつレバーアーム33を有し、このレバーアーム33に被係合部41を設けかつメカ式制御弁Cと連動連結する連動手段74を連結し、前記被係合部41と係合可能な係合部39を有していてレバーアーム33の揺動を許容するロック解除位置から前記被係合部41と係合してレバーアーム33を中立位置でロックするロック位置まで移動可能なロック部材38を配置し、前記パイロット操作弁19へ供給される圧油によって作動してロック部材38をロック解除側に作動しかつアンロード弁18の作動で前記圧油がアンロードされたときにロック部材38をロック側に作動させるロック解除シリンダ43を設け、前記ロック部材38をロック側に付勢する弾機42を設け、前記ロック部材38、ロック解除シリンダ43及び弾機42を操縦台28に設けた内部フレーム94に組み付け、この内部フレーム94とロック部材38との間にロック部材38をロック解除側に作動したときにロック部材38の作動を停止する作動停止手段15を設けていることである。
【0010】
これによって、ロック解除シリンダ43でロック部材38をロック解除側に作動したとき、ロック部材38は作動停止手段15によってその作動が停止され、ロック解除シリンダ43の作用力は内部フレーム94内で自己完結され、外部部材に前記作用力を影響させない。
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記操縦台28を作業車51に対して着脱自在に取り付け、この操縦台28に内部フレーム94を両持ち支持又は片持ち支持していることである。
【0011】
これによって、作業車51に対する操縦台28の取り付け、操縦台28に対する内部フレーム94の支持を簡単かつ容易にする。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第1又は2の具体的手段に加えて、前記作動停止手段15は、内部フレーム94を形成する部材にロック部材38を当接して作動停止する構造であり、前記ロック解除シリンダ43の作動は、シリンダ押出途中でロック部材38を内部フレーム94に当接可能であることである。
【0012】
これによって、作動停止手段15を簡単かつ安価に構成する。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、作業車51の操縦台28に制御弁Cを制御する操縦レバー71を支持し、この操縦レバー71に被係合部41を有するレバーアーム33を設け、前記操縦台28に内部フレーム94を取り付け、この内部フレーム94に、前記操縦レバー71の被係合部41と係脱自在に係合する係合部39を有するロック部材38を枢支すると共に、前記レバーアーム33が中立位置のときに係合部39を被係合部71と係合させる方向にロック部材38を付勢する弾機42と、ロック部材38をレバーアーム33の揺動を許容するロック解除位置へ揺動させるロック解除シリンダ43とを設け、前記内部フレーム94側にロック部材38をロック解除側に作動したときに当接する当たり部16を設けていることである。
【0013】
これによって、ロック解除シリンダ43でロック部材38をロック解除側に作動したとき、ロック部材38は当たり部16によってその作動が停止され、ロック解除シリンダ43の作用力は内部フレーム94内で自己完結され、外部部材に前記作用力を影響させない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図10〜12において、51は作業車として例示するバックホーであり、このバックホー51は上部の旋回体52と下部の走行装置53とから主構成されている。
走行装置53は、油圧式走行モータ3で駆動されるゴムクローラ形式の走行体54を左右一対備えており、また、前部にはドーザ55を備えている。
【0015】
旋回体52は、走行装置53上に上下方向の軸心S回りに左右旋回自在に支持された旋回台56と、旋回台56の前部に設けられた作業装置(掘削装置)57と、旋回台56上に設けられた運転席58等を備えて構成されている。
旋回台56の後部は、作業装置57等との重量バランスを図るカウンタウエイト59を有し、また、旋回台56の後部側にはエンジン13、ラジエータ68、多連の油圧ポンプP、エアクリーナ等が配置され、これらは前上部が枢支されたボンネット61によって覆われている。
【0016】
また、旋回台56の右側部には、油圧機器の圧油を貯留する作動油タンク70、油圧機器を制御する多数の制御弁C等が配置され、これらはタンクカバー62によって覆われている。
旋回台6の前部には、支持ブラケット63が設けられ、この支持ブラケット63には揺動ブラケット64が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されている。
作業装置57は、基部側が前記揺動ブラケット64に揺動自在に支持されたブーム65と、基部側がブーム65の先端側に揺動自在に支持されたアーム66と、アーム66の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に支持されたバケット67とを備えて構成されており、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ4、アームシリンダ6、バケットシリンダ5で作動可能とされている。
【0017】
運転席58はボンネット61の前方側で且つタンクカバー62の左側方に配置されており、シートサポート73上に着脱自在に取り付けられている。このシートサポート73は旋回台56に対して着脱自在である。
前記運転席58の前方には、左右の走行体54を別々に操作すべく左右一対設けられた走行用操縦レバー71L、71Rが配置され、運転席58の左右両側には操縦台(操縦装置)72L、72Rが配置されており、これら左右の操縦台72L、72Rはシートサポート73に着脱自在に取付固定されている。
【0018】
また、左側の操縦台72Lは、後部側の回動支点を中心として左右方向の軸心回りに上側に(上回りに)回動可能とされている。これは、運転席58の左側(運転席58の左斜め前側すなわち左側操縦台72Lの前方側)が乗降口82とされており、乗り降りの邪魔にならないように、左側の操縦台72Lを前記回動支点回りに上側に回動させることにより、乗降口82を広くするように退避可能としたものである。なお、右側の操縦台72Rも上方回動自在にしてもよい。
右側の操縦台72Rには、ブーム65及びバケット67を操作するブーム・バケット用操作レバー76と、ドーザ55を操作するドーザ用操作レバー77と、エンジンの回転を制御するアクセルレバー78と、右ロックレバー79Rとが備えられている。
【0019】
この右ロックレバー79Rは、上方操作することにより、切換スイッチ83Rを作動して後述するアンロード弁18をオフに切換作動し、ブーム・バケット用操作レバー76によるブーム65及びバケット67の操作を不能とする。
また、右側の操縦台72Rには、ブームシリンダ4及びバケットシリンダ5用の制御弁C3、C4を制御するパイロット操作弁19Rが取付支持され、このパイロット操作弁19Rを操作するように、前記ブーム・バケット用操作レバー76が設けられている。
【0020】
左側の操縦台72Lには、旋回台56を旋回中心S廻りに旋回させる旋回モータ7及びアーム66を操作する旋回・アーム用操作レバー80と、左ロックレバー79Lとが備えられている。
この左ロックレバー79Lは、上方操作することにより、切換スイッチ83Lを作動して後述するアンロード弁18をオフに切換作動し、左側の操縦台72Lを上側へ回動すると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を不能とする。
【0021】
前記左右ロックレバー79L、79Rは、切換スイッチ83L、83R(図9に図示)等と共に、バックホー1の動作を停止状態にするときに操作する停止操作手段26を構成している。
なお、左ロックレバー79Lを下方操作すると、左側の操縦台72Lが下降すると共に、旋回・アーム用操作レバー80による旋回モータ7及びアーム66の操作を可能状態にする。
旋回モータ7及びアームシリンダ6用の制御弁C5、C7を制御するパイロット操作弁19Lは、左側の操縦台72Lに取付支持され、このパイロット操作弁19Lを操作するように、前記旋回・アーム用操作レバー80が設けられている。
【0022】
図8、9に示すバックホー51の油圧システムにおいて、エンジン13で4台の油圧ポンプP1、P2、P3、P4を駆動し、2連式可変容量型のメイン油圧ポンプP1、P2の圧油を、制御弁C1、C2を介してクローラ式の左右走行装置54の走行モータ3L、3Rに供給すると共に、制御弁C3、C4、C5、C6を介してブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6、サービスアクチュエータ(アタッチメント)10等の第1作業用アクチュエータへ供給している。
【0023】
前記サービスアクチュエータ10はブレーカ、オーガ、カッタ等で、油圧容量は種々のものがあり、バックホーのサービスポート14に着脱自在に接続されている。
前記メイン油圧ポンプP1、制御弁C1、走行モータ3R、制御弁C3、C4、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5等で第1油圧回路を形成しており、 前記メイン油圧ポンプP2、制御弁C2、走行モータ3L、制御弁C5、C6、アームシリンダ6、サービスアクチュエータ10等で第2油圧回路を形成しており、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6、サービスアクチュエータ10等は第1種作業用アクチュエータとなっている。
【0024】
また、第3のサブ油圧ポンプP3からの圧油を、制御弁C7、C8、C9を介して旋回モータ7、スイングシリンダ8及びドーザシリンダ9等の第2種作業用アクチュエータに供給すると共に、切り換え分流弁11にも供給可能になっていて、これらによって第3油圧回路が形成されている。
切り換え分流弁11は流通位置と分流供給位置とに2位置切り換え式であり、分流供給位置に作動すると2本の油路24、25と連通し、サブ油圧ポンプP3の圧油を等分して油路24、25に供給可能になる。
【0025】
そして、サブ油圧ポンプP3の圧油の分流した一流は、油路24を通って制御弁C3、C4を介してブームシリンダ4、バケットシリンダ5に供給可能になると共に、メイン油圧ポンプP1の圧油が供給される制御弁C1の吸入側に加給されて走行モータ3Rを駆動可能になり、分流した他流は、油路25を通って制御弁C5、C6を介してアームシリンダ6、サービスアクチュエータ10に供給可能になると共に、メイン油圧ポンプP2の圧油が供給される制御弁C2の吸入側に加給されて走行モータ3Lを駆動可能になる。
【0026】
前記制御弁C3、C4、C5、C7及び切り換え分流弁11は油圧パイロット切り換え式であり、パイロット圧用油圧ポンプP4からの圧油が、パイロット圧供給油路22を介して、斜板角変更用走行速度切り換え弁17、アンロード弁18を経て、パイロット操作弁19L、19Rを介して制御弁C3、C4、C5、C7に供給され、また油路20を介して切り換え分流弁11に供給される。
切り換え分流弁11の油路20にはパイロット圧制御油路21が接続されている。このパイロット圧制御油路21は、油路20から左右走行モータ3L、3Rの制御弁C1、C2を通って排油する第1制御油路21Aと、油路20から制御弁C1〜C6を通って排油する第2制御油路21Bとを有する。
【0027】
前記油圧システムは、制御弁C1、C2を操作しない左右走行モータ3L、3Rの非駆動状態では、メイン油圧ポンプP1の油はブームシリンダ4及びバケットシリンダ5に供給可能になり、メイン油圧ポンプP2の油はアームシリンダ6及びサービスアクチュエータ10に供給可能になり、サブ油圧ポンプP3の油は旋回モータ7、スイングシリンダ8及びドーザシリンダ9に供給可能になっている。
直進走行のために制御弁C1、C2を操作すると、メイン油圧ポンプP1、P2の油は左右走行モータ3L、3Rに供給されてこれを駆動し、制御弁C1、C2の切り換えによってパイロット圧制御油路21が堰き止められてパイロット圧が立ち、切り換え分流弁11を作動して流通位置から分流供給位置に変更し、サブ油圧ポンプP3の油を右走行モータ3R、左走行モータ3L、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6及びサービスアクチュエータ10に供給可能になる。
【0028】
従って、このとき旋回モータ7、スイングシリンダ8及びドーザシリンダ9の第2種作業用アクチュエータは作動可能状態であり、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6及びサービスアクチュエータ10の第1種アクチュエータも作動可能状態になっており、これらを作動しなければ、サブ油圧ポンプP3の油は総て左右走行モータ3L、3Rに加給され、メイン油圧ポンプP1、P2のみのときより増速される。
前記切り換え分流弁11、切り換え分流弁11から各制御弁Cまでの油路24、25、油路20及びパイロット圧制御油路21等は、左右走行モータ3L、3Rが駆動に切り換えられたときに切り換え分流弁11を作動して、サブ油圧ポンプP3からの圧油を、左右走行モータ3L、3R、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6及びサービスアクチュエータ10に供給する切り換え手段を構成している。
【0029】
前記切り換え手段は、切り換え分流弁11で供給する油を、ブームシリンダ4、バケットシリンダ5、アームシリンダ6及びサービスアクチュエータ10にも供給可能になっているが、左右走行モータ3L、3Rのみに加給するようにしたり、サブ油圧ポンプP3と制御弁8との間に切り換え分流弁11を設けて、直進走行時にはサブ油圧ポンプP3の油を、第2種作業用アクチュエータに供給せず、左右走行モータ3L、3Rのみに供給するようにしたりしてもよい。
また、前記切り換え手段は、左右走行モータ3L、3Rに同時に等量の油を供給する機能だけを行わせ、サブ油圧ポンプP3の油を加給しない構成にしてもよい。
【0030】
前記アンロード弁18は、パイロット油圧操作系に接続されており、左右ロックレバー79L、79Rによって切換スイッチ83L、83Rがオフになることによりパイロット油圧操作系(パイロット圧供給油路22)をアンロードし、走行装置53、旋回台56の旋回モータ7、掘削装置57の油圧シリンダ等への圧油の供給を停止するようになっている。
制御弁C1、C2、C6、C8、C9は手動操作切換式であり、走行用の制御弁C1、C2は走行用操縦レバー71L、71Rによって操作され、制御弁C6はサービスポート切換レバーによって操作され、制御弁C8はスイングペダル(図示せず)によって操作され、制御弁C9はドーザ用操作レバー77によって操作される。
【0031】
前記走行用操縦レバー71L、71Rは、図10に示すように、アーム、リンク、回動体等からなる連動手段74又はプッシュプルケーブル等の連動手段を介して、走行用の制御弁C1、C2の各スプールとメカ的に連動連結されている。
図1〜7において、28は旋回台56の基板56A上に着脱自在にボルト固定された操縦台であり、操縦台28は台板29上に左右支持板30A、30B及び前支持板30C、2本の中継支軸31等が立設されており、左右支持板30A、30Bの上部に固定の横軸32に操縦レバー71L、71Rの各ボス部71a、71bが回動自在に支持されている。
【0032】
なお、右支持板30Bと前支持板30Cとは板材を屈曲して一体成形されており、左右支持板30A、30B及び前支持板30Cを1枚板を屈曲して一体成形しても、総てを別板で形成してもよい。
前記操縦レバー71L、71Rの各ボス部71a、71bには下方に突出したレバーアーム33L、33Rが一体回動自在に固着されており、その上下方向中途部に連動手段74のリンク34が連結されている。前記横軸32が操縦レバー71L、71Rの枢支部となっている。
【0033】
連動手段74は、2本の中継支軸31に、ボス部から2本のアームを別方向に突出した形状(ベルクランク状)の回動体35が縦軸廻り回動自在に支持されており、各回動体35のそれぞれの一方のアーム35aにリンク34が連結され、他方のアーム35bに制御弁C1、C2の各スプールと連結するリンク36が連結されている。
左右支持板30の下部には、正面視略コ字形状の内部フレーム94が着脱自在にボルト締結されており、この内部フレーム94の上部に軸37を介してロック部材38が枢支されている。
【0034】
このロック部材38は側面視略L字状でそのコーナ部が軸37に嵌合し、略水平に位置する一端部38Aに突起ピン(係合部)39を設けており、他端部38Bに当接部40を有している。この他端部38Bの下端は内部フレーム94の下部より下方へ突出している。
前記突起ピン39はレバーアーム33の下部に設けた係合溝(被係合部)41と係脱自在であり、突起ピン39が係合溝41の凹部と係合していないロック解除位置にあるとき、レバーアーム33及び操縦レバー71L、71Rの揺動が許容され(ロック解除状態)、レバーアーム33、従って操縦レバー71L、71Rを中立位置にした状態で、ロック部材38がロック解除位置から図1時計方向に揺動して突起ピン39が係合溝41の凹所と係合するロック位置に移動したとき、レバーアーム33及び操縦レバー71L、71Rの揺動が規制される(ロック状態)ようになる。
【0035】
突起ピン39が係合溝41に係合した状態は、突起ピン39の揺動運動の接線がレバーアーム33の横軸32を通る中心線と一致、又はプラスマイナス5度程度の範囲内に収まるように設定されている。
前記ロック部材38は、他端部38Bの下端と内部フレーム94との間に設けた外装の引っ張りスプリング(弾機)42によって、図1時計方向に付勢されており、当接部40はパイロット操作式のロック解除シリンダ43のピストンロッド43Aの先端に当接している。
【0036】
前記ロック解除シリンダ43は押出単動式であって、ピストンロッド43Aはピストン部とロッド部とが同一径であり、ストレートなロッドで形成され、シリンダ室内にロッドに抜け止め用スナップリング43Bのみ設けられており、段部を介して大径のピストン部が形成されたものとは異なり、安価なものが使用されている。
このロック解除シリンダ43は、パイロット油路(配管)44を介してパイロット圧供給油路22と連通しており、パイロット圧供給油路22に圧が立つことにより、ロック解除シリンダ43はピストンロッド43Aを突出して、引っ張りスプリング(弾機)42に抗してロック部材38を図1反時計方向に揺動し、突起ピン39を係合溝41から離脱させる(図1の状態)。
【0037】
ロック部材38の一端部38Aは、ロック解除シリンダ43の取り付け部材等の内部フレーム94を構成する部材、又は内部フレーム94に取り付けられたロック解除シリンダ43等に当接可能になっている。
ロック部材38の一端部38Aの先端下部には板38Cを取り付けてあり、その板38Cが当接するロック解除シリンダ43側の被当接面は当たり部16となっており、これらがロック部材38をロック解除側に作動したときに一定位置で停止させる作動停止手段15を構成している。
【0038】
すなわち、ロック解除シリンダ43を作動して、ピストンロッド43Aの最大ストロークに達する前(スナップリング43Bがシリンダ壁に当接する前)に、ロック部材38の一端部38Aは内部フレーム94側の当たり部16に当接し、それ以上のロック部材38の揺動を規制し、ピストンロッド43Aの突出も規制する。
従って、ピストンロッド43Aの伸縮ストロークが長くても、ピストン部が大径のシリンダを使用しなくても、また、レバーアーム33とロック部材38の位置関係、ロック部材38の両端長さ等に加工公差、組み立て公差が大きく存在しても、突起ピン39と係合溝41の係脱関係(例えば、ロック解除状態での最低離隔距離等)を正常に設定しておくことができる。
【0039】
そして、前記作動停止手段15が作動した状態で、内部フレーム94に取り付けられているロック解除シリンダ43の作用力は、同じく内部フレーム94に支持されたロック部材38を介して内部フレーム94に作用することになり、作用力の閉ループが形成され、自己完結状態となり、外部の部材に作用力を及ぼさない。これによって、操縦台28に対する内部フレーム94の取り付けを簡単かつ安価にできる。
図2においては、操縦台28に対して内部フレーム94を両持ち支持しているが、作用力自己完結によって、取り付けボルト径を小さくしたり、片持ち支持したりすることができる。
【0040】
前記ロック解除シリンダ43は、ロックレバー79を持ち上げてアンロード弁18をアンロード状態にしたとき、又はエンジン13を停止してアンロード弁18がオフになったとき、パイロット圧供給油路22の圧油が抜けるとパイロット油路44の圧油も抜け、ピストンロッド43Aを突出する作用力が解消され、ロック部材38は引っ張りスプリング42によって図1時計方向に揺動されて、突起ピン39が係合溝41の凹所と係合し、操縦レバー71L、71Rが中立位置から揺動するのを規制し、走行操縦動作を不可能な状態にロックする。
【0041】
このロック状態で、不本意に操縦レバー71L、71Rに揺動する力が加わった場合、ロック部材38の一端部38Aにその力が伝達され、軸37で支持されるが、係合溝41はレバーアーム33の最下端にあるので、その他の位置にあるときよりも前記力は小さくなり、また軸37に向いているので負荷も小さくなり、ロック部材38等が損傷することがなく、安価に製作することができる。
前記リンク34はレバーアーム33の中途部に連結され、レバーアーム33はその下方にロック解除シリンダ43等があって比較的上方に配置されているので、リンク34、36は台板29の上の構造物に妨害されることなく配置でき、制御弁C1、C2が操縦レバー71L、71R等の近傍位置に拘束されることなく、種々の位置に配置できることになる。
【0042】
前記レバーアーム33、ロック部材38、引っ張りスプリング42及びロック解除シリンダ43等によって、操縦レバー71L、71Rを中立位置でロックし、またそれを解除する中立ロック手段45が構成されている。
この中立ロック手段45は、ロック部材38、引っ張りスプリング42及びロック解除シリンダ43等が内部フレーム94に取り付けられており、内部フレーム94の後上部にはブラケット95を介してパイロット油路44の配管も支持されており、これらは内部フレーム94に予め組み付けて小ユニット(図5、6に示す)として、左右支持板30A、30Bに取り付けられる。
【0043】
また、レバーアーム33L、33Rを含む操縦レバー71L、71R及び中継支軸31等は、台板29に配置しているので、前記小ユニットの中立ロック手段45を組み付けた上でこれらを組み付けることにより、操縦台28を大ユニット(図1、2に示す)として構成でき、この大ユニットを予め組んでおいて、旋回台56の基板56A上に組み付けることができ、組立の容易化、効率化が可能となる。
46はレバーアーム33の最大揺動を規制するストッパであり、各レバーアーム33L、33Rに対向して支持板30に取り付けられており、レバーアーム最大揺動量の調整もすることができる。
【0044】
図1において、47は旋回台56の前部の前カバー、48は旋回台56の上部のフロアシートをそれぞれ示している。49は操縦台28の台板29上に固着の取付け板で、中継支軸31の中途部を支持補強をすると共に、パイロット油路44を形成する配管の支持もしている。
また、図2において、50は支持板30に枢支された増速ペダルであり、踏み込むことによりスイッチを介して斜板角変更用走行速度切り換え弁17を作動し、走行モータ3を低速から高速に切り換えることができる。
【0045】
図7は第2の実施の形態を示しており、ロック部材38に係合溝41を設け、レバーアーム33の下部に突起ピン39を設けて、係合部・被係合部の関係を逆に構成している。
図13〜18は第3の実施の形態を示しており、前記第1の実施の形態とは、中立ロック手段45及び作動停止手段15等が異なり、その他の構造及び作用は略同じである。
左支持板30Aの下部には、正面視略コ字形状(門形)の内部フレーム94が片持ち状にかつ着脱自在にボルト締結されている。この内部フレーム94は左右一対の側板94a、94bと、側板94a、94bを繋ぐ取り付け板94cと、この取り付け板94cの前端に取り付けた衝立板94dとを有する。
【0046】
前記内部フレーム94は、左側板94aのみが左支持板30Aに固定され、右側板94bは右支持板30Bには固定されていなく、取り付け板94cにロック解除シリンダ43が吊り持ち状に取り付けられ、衝立板94dは下部に引っ張りスプリング(弾機)42の前端を掛止し、かつ上端面が作動停止手段15の当たり部16を構成している。
一対の側板94a、94bの後上部に軸37を介してロック部材38が枢支されている。このロック部材38は一端部38Aに突起ピン(係合部)39を設けており、他端部38Bに板材を固着して当接部40を形成している。
【0047】
前記突起ピン39はレバーアーム33の下部に設けた係合溝(被係合部)41と係脱自在であり、突起ピン39が係合溝41の凹部と係合していないロック解除位置にあるとき、レバーアーム33及び操縦レバー71L、71Rの揺動が許容され(ロック解除状態)、操縦レバー71L、71Rを中立位置にした状態で、レバーアーム33が略垂直になって、ロック部材38がロック解除位置から図13時計方向に揺動して突起ピン39が係合溝41の凹所と係合するロック位置に移動したとき、レバーアーム33及び操縦レバー71L、71Rの揺動が規制される(ロック状態)ようになる。
【0048】
突起ピン39が係合溝41に係合した状態は、突起ピン39の揺動運動の接線がレバーアーム33の横軸32を通る中心線と一致、又はプラスマイナス5度程度の範囲内に収まるように設定されている。
前記ロック解除シリンダ43は、第1の実施の形態と同様に押出単動式であって、ストレートなロッドで形成されたピストンロッド43Aは、スナップリング43Bで抜け止めがなされており、パイロット圧供給油路22に圧が立つことによりピストンロッド43Aを突出して、外装の引っ張りスプリング(弾機)42に抗してロック部材38を図13反時計方向に揺動し、突起ピン39を係合溝41から離脱させてロック解除状態にすることができる。
【0049】
ロック解除状態のとき、ロック部材38の一端部38Aは、内部フレーム94を構成する衝立板94dの上端面の当たり部16に当接して停止し、ロック解除シリンダ43の作用力を衝立板94dで受け、作動停止手段15の作動によって、ロック解除シリンダ43の作用力はそれを取り付けた内部フレーム94内で閉ループの自己完結状態になる。
ロック解除シリンダ43の作用力が外部の部材に影響を及ぼさないことにより、操縦台28に対する内部フレーム94の取り付けは高い強度を要求されなくなるので、すなわち、油圧力に関係しない強度で設計できるので、操縦台28に対して内部フレーム94は片持ち支持で十分となり、内部フレーム94を軽量・コンパクトに構成したり、取り付けボルトの本数を少なくしたりすることが可能になり、簡単かつ安価な構造にできる。
【0050】
引っ張りスプリング42は外装なので、シリンダ内に設ける内装式のような除圧機構が不要であり、ロック部材38及び引っ張りスプリング42を、ロック解除シリンダ43の中心を通る縦面に配置することにより、ロック解除シリンダ43に横方向力が加わり難く、また、突起ピン39の係合方向がレバーアーム33の横軸32を略指向していることにより、ロック部材38の揺動力が加わり難くなっている。
また、パイロット油路44の配管を内部フレーム94の外側に通すことにより、内部フレーム94の左右幅を短くでき、内部フレーム94をよりコンパクトに構成できるようにしている。
【0051】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、左右走行用制御弁C1、C2はロックレバー79L、79Rのどちらか一方のみの上向き回動動作でロックするように構成してもよい。
停止操作手段26としては、ロックレバー79L、79Rの代わりに又は併設して、レバー、スイッチ等を設けてもよい。
また、左右走行用制御弁の操縦操作規制だけでなく、その他のアクチュエータ用の制御弁を制御する操縦レバーの操縦操作規制にも応用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、ロック解除シリンダ43でロック部材38をロック解除側に作動したとき、作動停止手段15によってロック部材38の作動を停止でき、ロック解除シリンダ43の作用力を内部フレーム94内で自己完結でき、よって外部部材に前記作用力を影響させなくすることができ、装置を簡単かつ容易に、しかも安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の一部断面側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】操縦レバーロック状態の断面側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】中立ロック手段の小ユニットの断面側面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】第2の実施の形態を示す要部の断面側面図である。
【図8】作業車の全体油圧回路である。
【図9】中立ロック手段を設けた要部の油圧回路図である。
【図10】バックホーの平面図である。
【図11】バックホーの側面図である。
【図12】バックホーの斜視図である。
【図13】第2の実施の形態を示す要部の一部断面側面図である。
【図14】同正面図である。
【図15】操縦レバーロック状態の断面側面図である。
【図16】操縦レバーロック解除状態の断面側面図である。
【図17】主にロック部材を表す一部断面側面図である。
【図18】主に内部フレーム及びロック解除シリンダを表す一部断面側面図である。
【符号の説明】
3 走行モータ
15 作動停止手段
16 当たり部
18 アンロード弁
19 パイロット操作弁
22 パイロット圧供給油路
28 操縦台
33 レバーアーム
37 軸
38 ロック体
39 突起ピン(係合部)
41 係合溝(被係合部)
42 引っ張りスプリング(弾機)
43 ロック解除シリンダ
44 パイロット油路(配管)
45 中立ロック手段
51 バックホー(作業車)
71 走行用操縦レバー
94 内部フレーム
C 制御弁
Claims (3)
- 作業車の油圧式走行モータを制御するべく操縦レバーによって操作されるメカ式制御弁と、作業車上の油圧アクチュエータを制御するべくパイロット操作弁からのパイロット圧によって制御されるパイロット式制御弁と、前記油圧アクチュエータの動作停止を維持するときにパイロット操作弁へ供給される圧油をアンロードするアンロード弁とを有し、
前記操縦レバーは操縦台に枢支されかつレバーアームを有し、このレバーアームに被係合部を設けかつメカ式制御弁と連動連結する連動手段を連結し、前記被係合部と係合可能な係合部を有していてレバーアームの揺動を許容するロック解除位置から前記被係合部と係合してレバーアームを中立位置でロックするロック位置まで移動可能なロック部材を配置し、前記パイロット操作弁へ供給される圧油によって作動してロック部材をロック解除側に作動しかつアンロード弁の作動で前記圧油がアンロードされたときにロック部材をロック側に作動させるロック解除シリンダを設け、前記ロック部材をロック側に付勢する弾機を設け、前記ロック部材、ロック解除シリンダ及び弾機を操縦台に設けた内部フレームに組み付け、この内部フレームとロック部材との間にロック部材をロック解除側に作動したときにロック部材の作動を停止する作動停止手段を設けていることを特徴とする作業車の操縦操作規制装置。 - 前記操縦台を作業車に対して着脱自在に取り付け、この操縦台に内部フレームを両持ち支持又は片持ち支持していることを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦操作規制装置。
- 前記作動停止手段は、内部フレームを形成する部材にロック部材を当接して作動停止する構造であり、前記ロック解除シリンダの作動は、シリンダ押出途中でロック部材を内部フレームに当接可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車の操縦操作規制装置。
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