JP3720508B2 - 気密化粧料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は気密化粧料容器に係わり、特に良好な気密性の確保と開閉操作の容易性との両立を図った気密化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、気密化粧料容器として、天部が開口された筒状の蓋本体を有底筒体状の容器本体の口部にシール性を保って螺着し、この蓋本体の後端部に開閉自在に蝶着した蓋板で上記開口を覆い、蓋板の裏面には蓋本体の開口周縁部に密接して気密性を得るシール部材を設けたものが知られており、このシール部材としては蓋本体の開口に先端部が嵌合して密接するように蓋板に一体形成された筒状の栓部材、あるいは蓋板の裏面に貼着されたシールパッキン等がある。
【0003】
そして、この種の気密化粧料容器では、蓋本体と蓋板とをそれらの前端部間に設けたフック機構によって相互に係合させて、蓋板の止錠状態を保持し、かつ、このフック機構による止錠を解除するための機構として、一端に押圧操作部を有して他端が蓋板の裏面に当接する梃子を蓋本体の前端部に設けるのが一般的な構造となっている。
【0004】
即ち、解除機構は、梃子で蓋板を上方に押し上げながら回動させることでフック機構の係合を解除させる構造、つまりフック機構の係合面は傾斜面に形成して、蓋板の上方への回動力によりフック機構のフック部をその傾斜面に沿わせて弾性変形させてその係合を解除させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような気密化粧料容器にあっては、容器本体内部の気密性を良好に保つには、蓋板の止錠状態においてその裏面に設けたシール部材を充分に蓋本体の開口周縁に密着させた状態に確実に維持する必要があるが、温度変化により内容物が膨張して容器内の気圧が上昇したような場合には、蓋板を開放させようとする力が大きくなる。
【0006】
このため、上記従来の気密化粧料容器のようにフック機構の係合面を傾斜面に形成していると、上記開放させようとする力がこの傾斜面を介して絶えずフック部に伝わることになり、フック部が解除方向に弾性変形されて蓋板が押し戻され、良好な気密性を保ち難くなる。
【0007】
そこで、これを改善するには、フック部の肉厚を大きくしたり、係合面に対して開放方向への力がなるべく垂直に働くように、その傾斜角度を小さくすることが考えられる。しかしながら、このようにすると、梃子で蓋板を上方に回動させて止錠を解除させようとしても、フック部が弾性変形し難くなって、開放操作性の点で問題が生ずる。
【0008】
本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な気密性を確保でき、しかも蓋板を軽い操作力で容易に開閉できる気密化粧料容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明では、容器本体と、該容器本体の口部にシール性を有して着脱可能に設けられると共に天部に開口が形成された蓋本体と、該蓋本体の後部に蝶着されて前記開口を開閉自在に覆い、周縁部に筒状部が形成された蓋板と、該蓋板の裏面に設けられ、止錠状態で該蓋本体の開口に密接して該開口を密封するシール部材とを備え、該蓋板の先端部中央における該筒状部下縁から下方に延設した可撓片の先端に形成したフックを該蓋本体の前端中央部に設けた係合部に係合させて該蓋板と該蓋本体とを止錠する気密化粧料容器において、該フックは該可撓片の前面に形成する一方、該蓋本体には該可撓片を収容する凹部を形成して該凹部の前壁面に該可撓片先端部のフックが係合する係合部を設け、且つ該フックと該係合部相互の係合面は、該蓋板の開放動作方向に対してほぼ直角に形成するとともに、該蓋板周縁の筒状部には該可撓片の上方部分に該フックと該係合部との係合を離脱させるための開放操作部を外方に突出形成し、さらに該開放操作部の押し込みにより該可撓片を後方に移動可能とすべく該開放操作部周辺部分の筒状部の肉厚を薄肉に形成した。
【0010】
したがって、本発明の気密化粧料容器では、蓋本体に対して蓋板を閉止した状態において、容器内の気圧上昇により蓋体に加わる開放方向の力はフックと係合部とからなる止錠部の係合面に対して略垂直に働くことになるから、フックを止錠解除方向に押し出すような分力は生じることが無く、よってフックが弾性変形して蓋板が開放方向に押し戻されることがない。このため、シール部材を充分に蓋本体の開口周縁に密接させた状態で蓋板を蓋本体に止錠でき、良好な気密性を確保できる。また、蓋板の筒状部に形成された開放操作部を後方に押し込めば、当該開放操作部周辺の筒状部は薄肉に形成されているので、当該薄肉な筒状部を軽い押圧力で容易に撓ませてフックを後方に移動させることができ、フックを簡易に係合部から離脱させて止錠を解除できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図7は本発明の気密化粧料容器の第一実施例を示し、図1は平面図、図2は蓋板を閉止した状態の断面図、図3は蓋本体と蓋板とを全開状態で示す斜視図、図4は蓋板全開状態の平面図、図5は蓋板を止錠した状態を示す要部拡大縦断面図、図6は蓋板の止錠を解除した状態を示す要部拡大縦断面図、図7は蓋板の開き始めの状態を示す要部拡大縦断面図である。
【0012】
本実施例の気密化粧料容器はこれらの図1〜図7に示すように、有底筒体状をなして内部にクリーム状等の化粧料を収納する容器本体2と、この容器本体2の口部4に着脱可能に設けられて天部に開口6を有する蓋本体8と、この蓋本体8の後方端部に蝶番10を介して蝶着される蓋板12とを備える。蓋本体8と蓋板12とは樹脂成形によって一体形成されており、これら蓋本体8と蓋板12とを繋ぐ蝶番10部は折れ曲がり自在に極く薄肉に形成されて構成されている。
【0013】
蓋本体8は筒状をなし、その下部側内周面に形成された雌ねじ部14が、容器本体2の口部4外周面に形成された雄ねじ部16に螺合されて装着される。蓋本体8の上部の内径は容器本体2の口部4よりも小径に縮径形成されていて、その縮径部9の下面には容器本体2の口部4の上端が嵌入される環状の溝部18が凹設されており、蓋本体8を口部4に螺着して締め込んでいくと、口部4先端が環状の溝部18に嵌入して、口部4先端と蓋本体8との間のシール性が得られるようになっている。
【0014】
蓋本体8の上面には開口6の内周に沿って隆起する環状縦壁20が形成されていて、この環状縦壁20の内周部にはさらに径方向内方に縦断面三角形状を呈して突出する凸条22が環状に形成されている。
【0015】
蓋板12の裏面24には上記環状縦壁20よりも若干小径な筒状突起26が設けられている。この筒状突起26は蓋板12を蓋本体8に閉止して止錠した状態においては上記環状縦壁20の内側部に入り込んで、その外周部が凸条22先端部に密接して蓋本体8と蓋板12との間のシール性を確保する栓部材として機能する。
【0016】
また、蓋板12の外周縁に沿ってその裏面側には下方に延びる筒状部28が形成されていて、この筒状部28の下端は蓋板12の閉止状態で蓋本体8の上面に当接するようになっており、上記蝶番10部はこの筒状部28下縁の後方側中央部と蓋本体8の上面とを繋いで設けられている。
【0017】
一方、蓋板12の前方部中央には、その筒状部28の下端よりもさらに下方に延びる片持ち状の可撓片30が、当該筒状部28の内周面から径方向内方に突出して一体形成されていて、その先端前面にはさらに前方に突出するフック32が設けられている。そして、このフック32が蓋板12の閉止状態で蓋本体8の前端中央部に設けた係合部に係合して蓋板12を蓋本体8に止錠するようになっている。
【0018】
すなわち、蓋本体8にはその前方部の中央上部側に、上記可撓片30を収納するための凹部34が形成されていて、この凹部34の前壁には当該凹部34内に収まる可撓片30先端部のフック32が係合する係合孔36が上記係合部として形成されている。ここで、当該係合孔36上面と上記フック32上面との相互に係合し合う係合面はそれぞれ略水平に形成されて、蓋板12に働く開放方向の力はこれらの係合面間にほぼ垂直に作用するようになっていて、当該部位に水平方向の分力が生じないようにされている。
【0019】
また、蓋板12側のフック32の下面は傾斜形成されていて、止錠の際にはフック32下面が凹部34の前壁上端に当接して蓋板12の押し下げ力により容易に可撓片30を後方に弾性変形させ得るようになっている。
【0020】
さらに、蓋板12の筒状部28には可撓片30の上方に位置して、径方向外方に突出する押し釦状の開放操作部38が形成されている。そして、この開放操作部38周辺の筒状部28は、当該開放操作部38を押し込んで下方の可撓片30を後方に移動可能とするために、薄肉に形成されて可撓性に富んで弾性変形し易くされている。本実施例では図1、図4に示すように筒状部28の前方部側が略中心角120度内外の範囲で薄肉部28aに形成されている。
【0021】
以上の構成により本実施例の気密化粧料容器にあっては、蓋板12を閉じていくと、筒状突起26の先端が蓋本体8の開口6内に挿入され、開口6を形成する環状縦壁20の上端内周部に設けられた凸状22上面の傾斜面に当接して、この傾斜面に案内されながら凸条22の内周部に軽圧入嵌合されて密接される。これにより、蓋本体8と蓋板12との間がシールされて容器本体2内部の気密性が確保される。
【0022】
またこれと同時に、蓋板12の前方部先端に設けられた可撓片30が蓋本体8の凹部34内に入り込み、可撓片30先端のフック32が係合孔36に係合して止錠される。
【0023】
ここで、この気密状態において温度上昇などに起因して容器内圧が高まると、その上昇した圧力が蓋板12を上方に押し上げて開放方向の力となって作用するが、この開放方向の力は止錠部のフック32と係合孔36との係合により受け止められて、それらの係合面間に伝えられる。このとき、止錠状態のフック32と係合孔36との係合面同士は相互にほぼ水平に係合し合っているから、内圧の上昇による開放力はこれら係合面間にほぼ鉛直に作用することになり、上記フック32に対してこれを止錠解除方向に弾性変形させようとする分力は殆ど生じない。よって、フック32が解除方向に弾性変形されることは無く、止錠状態が弛んで蓋体12が開放方向に押し戻されることも無い。従って、容器本体2内の気密性が低下することがない。
【0024】
一方、止錠状態にある前記フック32と係合孔36との係合を解除するには、可撓片30の直上部に形成された押圧操作部38を押し込む。この押圧操作部38を押し込めば、蓋板12の筒状部28の当該押圧操作部周辺は薄肉部28aに形成されているので、この薄肉部28aが撓んで弾性変形し、押圧操作部38下方の可撓片30が後方に移動されてその先端のフック32が係合孔36から容易に外れて止錠が解除され、そのまま押圧操作部38を上方に向けて押し上げることで蓋板12を簡易に開放し得る。
【0025】
図8は容器本体に広口瓶を採用した場合の第二実施例を示すものである。図示するように、この第二実施例もその基本的構成は前述の第一実施例全く同様で、広口瓶でなる容器本体2’の口部4’には天部に開口を有する筒状の蓋本体8’が螺着され、この蓋本体8’の後方端部に蝶番10’を介し蓋板12’が設けられている。蓋本体8’と蓋板12’とは前記第一実施例と同様に樹脂成形によって一体形成されており、これら蓋本体8’と蓋板12’とを繋ぐ蝶番10’部は折れ曲がり自在に極く薄肉に形成されて構成されている。
【0026】
そして、蓋板12’の筒状部28’に設けられた可撓片30’が蓋本体8’の上面に形成された凹部34’内に入り込み、この可撓片30’先端のフック32’が凹部34’の前壁に形成された係合孔36’に係合して止錠される点、並びに蓋板12’の筒状部28’には可撓片30’の上方に位置して、径方向外方に突出する押し釦状の開放操作部38’が形成され、この開放操作部38’周辺の筒状部28’前端側は、開放操作部38’を押し込んで下方の可撓片30’を後方に移動可能とするために、可撓性に富んだ薄肉部28a’に形成されて弾性変形し易くされている。
【0027】
ここで、この第二実施例は以下の点で前述の第一実施例と相違する。すなわち、蓋本体8’の上部の内径は容器本体2’の口部4’内径に合致されて同寸法に縮径形成されており、蓋本体8’を口部4’に螺着して締め込んでいくと、口部4’先端が縮径部9’の下面に圧接して、口部4’先端と蓋本体8’との間のシール性が得られるようになっている。
【0028】
蓋本体8’の上面には開口の内周に沿って隆起する環状縦壁20’が形成されている一方、蓋板12’の裏面24’には上記環状縦壁20’の内周部に嵌入する筒状突起26’が設けられていて、この筒状突起26’は蓋板12’を蓋本体8’に閉止して止錠した状態において、環状縦壁20’と筒状突起26’とが密接して蓋本体8’と蓋板12’との間のシール性を確保するようになっている。
【0029】
図9は第三実施例を示すものである。この第三実施例は、前記第二実施例における蓋板と蓋本体とを個別の部品に分離し、かつシール部材にはパッキンを使用するようにしたものであり、その他の点においては第二実施例と変わりがないので、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0030】
すなわち、蓋本体8”と蓋板12”とはそれらの後端部においてピン結合により回動自在に連結されており、蓋板12”の外周縁に沿って形成される筒状部28”の後端部下端には外周縁の回動ピン40が挿通されるボス部42が一体形成されている。また、蓋本体8”側には上記ボス42部を収納する凹部44が後端部の上面に凹設されている。
【0031】
一方、蓋板12”の裏面には、蓋本体8”の環状縦壁20”よりも大径でリング状に若干下方に突出する環状突起46が一体形成されていて、この環状突起46により形成される収納凹部48内にゴム板製のパッキン材50が接着剤を介して貼着されており、蓋板12”の止錠状態では、蓋本体8”の環状縦壁20”がパッキン材50に圧接密着して容器本体2’内を密封するようになっている。
【0032】
【発明の効果】
以上、実施例で詳細に説明したように本発明にかかる気密化粧料容器にあっては、蓋本体に対して蓋板を閉止した状態において、温度上昇により内容物が膨張するなどして容器内の内圧が高まっても、当該圧力上昇により蓋板に作用する開放方向の力はフックと係合部とからなる止錠部に伝わってそれらの係合面に対して略垂直に働くことになるから、フックを止錠解除方向に押し出すような分力が生じることがなく、よってフックが弾性変形して蓋板が開放方向に押し戻されることがない。このため、シール部材を充分に蓋本体の開口周縁に密接させた状態で蓋板を蓋本体に止錠でき、良好な気密性を確保できる。また、蓋板の筒状部に形成された押し釦部分を後方に押し込めば、当該押し釦周辺の筒状部は薄肉に形成されているので、当該薄肉な筒状部を軽い押圧力で容易に撓ませてフックを後方に移動させることができ、フックを簡易に係合部から離脱させて止錠を解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る気密化粧料容器の第一実施例を示す平面図である。
【図2】同上、蓋板を閉止した状態を示す気密化粧料容器上部の部分縦断面図である。
【図3】同上、開放状態の蓋本体と蓋板とを示す斜視図である。
【図4】同上、開放状態の蓋本体と蓋板とを示す平面図である。
【図5】同上、蓋板を止錠した状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図6】同上、止錠の解除途中の状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図7】同上、止錠の解除完了の状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図8】本発明に係る気密化粧料容器の第二実施例を示す縦断面図である。
【図9】本発明に係る気密化粧料容器の第三実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2,2’ 容器本体 4,4’ 口部
6 開口 8,8’,8” 蓋本体
10,10’,10” 蝶番 12,12’,12” 蓋板
20,20’,20” 環状縦壁 22 凸条
26,26’ 筒状突起 28,28’,28” 筒状部
28a,28a’ 薄肉部 30,30’ 可撓片
32,32’ フック 34、34’ 凹部
36,36’ 係合孔 38,38’ 開放操作部
50 パッキン材

Claims (1)

  1. 容器本体と、該容器本体の口部にシール性を有して着脱可能に設けられると共に天部に開口が形成された蓋本体と、該蓋本体の後部に蝶着されて前記開口を開閉自在に覆い、周縁部に筒状部が形成された蓋板と、該蓋板の裏面に設けられ、止錠状態で該蓋本体の開口に密接して該開口を密封するシール部材とを備え、該蓋板の先端部中央における該筒状部下縁から下方に延設した可撓片の先端に形成したフックを該蓋本体の前端中央部に設けた係合部に係合させて該蓋板と該蓋本体とを止錠する気密化粧料容器において、
    該フックは該可撓片の前面に形成する一方、該蓋本体には該可撓片を収容する凹部を形成して該凹部の前壁面に該可撓片先端部のフックが係合する係合部を設け、且つ該フックと該係合部相互の係合面は、該蓋板の開放動作方向に対してほぼ直角に形成するとともに、該蓋板周縁の筒状部には該可撓片の上方部分に該フックと該係合部との係合を離脱させるための開放操作部を外方に突出形成し、さらに該開放操作部の押し込みにより該可撓片を後方に移動可能とすべく該開放操作部周辺の筒状部の肉厚を薄肉に形成したことを特徴とする気密化粧料容器。
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