JP3719436B2 - 電気光学装置、および電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源から出射された光を利用して画像を表示可能な電気光学装置、およびそれを用いた電子機器に関するものである。さらに詳しくは、電気光学装置に照明系に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機、携帯型コンピュータ、ビデオカメラ等といった電子機器では、表示部として液晶装置などといった電気光学装置が広く用いられている。液晶装置では、電極を備えた一対の基板間に電気光学物質としての液晶を保持し、この液晶を電極間で駆動して画像の表示を行う。
【0003】
このような液晶装置を光の供給方式や表示モードに基づいて区別すると、一方の基板の外面側または内面に設けた反射膜によって、他方の基板から入射した外光を再び他方の基板に向けて反射して表示を行う反射型液晶装置と、一方の基板の外面側に配置した照明装置によって液晶に光を平面的に供給し、他方の基板から出射されていく光によって画像を表示する透過型表示装置と、外光がある場合には反射型として機能するとともに、外光が不足している場合には透過型として機能する半透過反射型表示装置とがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
透過型液晶装置、あるいは半透過反射型液晶装置で用いられる照明装置は、従来、図18に示すように、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、例えば、対向基板7bの外面側に対向するようにバックライト装置31aが配置される。このバックライト装置31aは、導光板4′、およびこの導光板4′の側端面から光を入射させる光源21とを有している。導光板4′には、対向基板7bの側に位置する面に光拡散シート27が貼られ、他方の面には反射シート28が貼られている。このため、光源21から出射された光は、側端面49から導光板4′に入射した後、その面内方向に進行するとともに、反射シート28で反射し、対向基板7bを経て液晶層Lに入射する。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−133907号公報(第6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
液晶装置などの電気光学装置、とりわけ、携帯電話機、携帯型コンピュータ、ビデオカメラなどといった小型の電気機器に搭載される液晶装置においては、小型化および薄型化が強く望まれているが、従来の液晶装置では、バックライト装置31aの導光板4′として分厚いものを用いているため、液晶装置の薄型化を図ることができないという問題点がある。
【0007】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、照明系の構成を改良することにより薄型化を図ることのできる電気光学装置、およびそれを用いた電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る電気光学装置では、電気光学物質を保持する一対の基板と、該一対の基板のうちの一方の基板の側端面に光を入射させる光源と、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側とは反対側の面に直接、あるいは他の光学部材を介して対向配置され、面内方向に進行しようとする光を前記一方の基板の側に向かわせる複数の光路変換斜面を備えた導光体フィルムとを有することを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置は、電気光学物質を保持する一対の基板と、当該一対の基板のうちの一方の基板に光を入射させる光源と、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側とは反対側の面に直接、あるいは他の光学部材を介して対向配置され、面内方向に進行しようとする光を前記一方の基板の側に向かわせる複数の微小な光路変換斜面を備えた導光体フィルムと、前記一方の基板と前記導光体フィルムとの間に配置されてなる反射偏光子と、を有することを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置は、前記一方の基板と前記導光体フィルムとの間には、前記他の光学部材として、偏光子が配置され、前記反射偏光子は、当該偏光子と前記一方の基板との間に配置されていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る電気光学装置において、光源から出射された光は、電気光学物質を保持する一対の基板のうち、一方の基板に入射し、面内方向に進行していく。この際、一方の基板の両面のうち、電気光学物質を保持する側の面から出射された光は、電気光学物質層に入射し、表示に寄与する。これに対して、一方の基板において電気光学物質を保持する側とは反対側の面から出射された光は、直接、あるいは偏光板などを介して導光体フィルムに入射し、導光体フィルム内を面内方向に進行していく。この際、導光体フィルムに形成されている光路変換斜面に当たった光は、ここで光路が変換され、一方の基板に向けて出射された後、電気光学物質の層に入射し、表示に寄与する。このように、本発明では、電気光学物質を保持する一対の基板の一方が従来の導光板の機能の一部を果たすため、分厚い導光板を省略できる。従って、電気光学装置の薄型化を図ることができる。
【0010】
本発明において、電気光学物質を保持する一方の基板をバックライト装置の導光板として機能させる場合には、前記導光体フィルムに対して前記一方の基板が位置する側とは反対側の面には光源用反射層が配置されていることが好ましい。この場合、前記一方の基板は、例えば、前記一対の基板のうち、表示光が出射される側とは反対側の基板である。
【0011】
このように構成した場合、前記一方の基板と前記導光体フィルムとの間には、前記他の光学部材として、偏光子が配置されているとともに、当該偏光子と前記一方の基板との間には反射偏光子が配置されていることが好ましい。偏光子は、例えば、P偏光光およびS偏光光のうち、P偏光光を透過し、S偏光光を吸収するが、反射偏光子は、P偏光光およびS偏光光のうち、P偏光光を偏光子の方に透過し、S偏光光を一方の基板に反射する。このため、偏光子で吸収されてしまうS偏光成分を再生し、表示光として利用できる。従って、光の利用効率が向上するので、輝度が向上する。また、一方の基板において光が伝搬中に偏光子で吸収されることによって生じる光入射側とその反対側とおける輝度差を小さくすることができる。
【0012】
また、本発明では、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側の面には、内面偏光子層が形成されていることが好ましい。このように構成すると、光学部品の数を減らすことができる。
【0013】
本発明において、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側の面には、第1の内面偏光子層、光を部分透過させる反射表示用光反射層、および第2の内面偏光子層がこの順に形成されている構成を採用してもよい。
【0014】
本発明において、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側の面には、内面反射偏光子層、第1の内面偏光子層、光を部分透過させる反射表示用光反射層、および第2の内面偏光子層がこの順に形成されている構成を採用してもよい。
【0015】
本発明において、前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側の面には、内面偏光子層、およびワイヤグリッド層からなる内面反射偏光子層がこの順に形成されている構成を採用してもよい。
【0016】
本発明において、前記一方の基板は、前記一対の基板のうち、表示光が出射される側の基板であってもよい。このように構成すると、電気光学物質を保持する一方の基板は、フロントライト装置の導光板として機能する。
【0017】
本発明において、前記光源は、例えば、前記一方の基板に対して当該基板の側端面から光を入射させる。
【0018】
本発明において、前記光路変換斜面は、前記導光体フィルムに形成された微細な凹部あるいは凸部に形成されている。
【0019】
本発明において、前記導光体フィルムは、前記一方の基板に直接、あるいは他の光学部材を介して接着剤により固定されていることが好ましい。前記導光体フィルムは、電気光学物質の種類によって、電気光学物質を保持する基板に直接、接着固定される場合があるが、光の偏光性を利用した電気光学装置では、一般に、電気光学物質を保持する基板に偏光板の一方の面が接着固定されているので、この偏光板の他方の面に対して導光体フィルムが接着固定されることになる。
【0020】
本発明において、前記光源は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などといった点光源である。この場合、前記複数の光路変換斜面は、前記光源を中心とする同心円状に分布していることが好ましい。このように構成すると、電気光学物質層に入射する光の面内分布が均一となるので、品位の高い画像を表示することができる。
【0021】
本発明において、前記複数の光路変換斜面は、前記光源に近い領域に比較して前記光源から遠い領域で高密度に形成されていることが好ましい。このように構成すると、電気光学物質層に入射する光の面内分布が均一となるので、品位の高い画像を表示することができる。
【0022】
本発明において、前記一方の基板には、前記電気光学物質の側に位置する面に光吸収層が形成されている場合があり、この場合、当該光吸収層の下層側には、選択的、あるいは基板の略全面に低屈折率層が形成されていることが好ましい。ここでいう光吸収層は、例えば、遮光膜、あるいはカラーフィルタ層である。導光板として用いられる一方の基板に光吸収層があると、一方の基板に入射した光の一部が光吸収層で吸収されるため、光の損失が発生するが、光吸収層の下層側に低屈折率層を形成しておけば、一方の基板と低屈折層との界面で光が反射しながら基板内を進行するので、光吸収層に起因する光の吸収が発生しない。従って、基板内における光の伝送効率を向上することができる。
【0023】
本発明において、前記電気光学物質は、例えば、液晶である。
【0024】
本発明に係る電気光学装置は、携帯電話機やモバイルコンピュータなどといった電子機器の表示部として用いることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0026】
[実施の形態1]
(液晶装置の全体構成)
図1は、液晶装置の電気的構成を模式的に示すブロック図である。図2および図3はそれぞれ、本発明の実施の形態1に係る液晶装置の分解斜視図、およびその断面図である。なお、図2には、偏光板の図示を省略してある。
【0027】
図1に示すように、本発明を適用した液晶装置1(電気光学装置)に用いられる液晶パネル2では、複数の配線としての走査線51が行方向(X方向)に形成され、複数のデータ線52が列方向(Y方向)に形成されている。走査線51とデータ線52との各交差点に対応する位置には画素53が形成され、この画素53では、液晶層54(電気光学物質の層)と、画素スイッチング用のTFD素子56とが直列に接続されている。各走査線51は走査線駆動回路57によって駆動され、各データ線52はデータ線駆動回路58によって駆動される。本実施形態において、走査線駆動回路57およびデータ線駆動回路58は、図2を参照して後述する液晶駆動用IC8aおよび液晶駆動用IC8bにそれぞれ構成されている。
【0028】
図2に示すように、液晶装置1は、例えば、液晶パネル2にFPC(Flexible Printed Circuit:可撓性プリント基板)3a、3bを接続し、さらに液晶パネル2の裏面側に、後述する光学部品を取り付け、さらにその裏面側に制御基板5を設けることによって形成される。
【0029】
液晶パネル2において、素子基板7aと対向基板7bとは、これらの基板のうちの一方に環状に塗布されたシール材6によって貼り合わされている。また、シール材6の途切れ部分によって液晶注入口6aが形成され、この液晶注入口6aは、封止材60によって塞がれている。
【0030】
対向基板7bのうち、素子基板7aから張り出す部分の表面には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)9によって液晶駆動用IC8aがCOG(Chip On Glass)実装されている。また、素子基板7aのうち、対向基板7bから張り出す部分には、ACF9によって液晶駆動用IC8bがCOG実装されている。
【0031】
図3に示すように、素子基板7aの内面には複数の画素電極66、および画素スイッチング用のアクティブ素子としてのTFD素子56がマトリクス状に形成され、その外面には、粘着剤12dを介して偏光板12aが貼着されている。
【0032】
対向基板7bの内面には複数のデータ線52がストライプ状に形成され、その外面には粘着剤12eを介して偏光板12bが貼着されている。そして、素子基板7aと対向基板7bとの基板間のうち、シール材6によって区画された間隙(セルギャップ)に、電気光学物質としての液晶Lが封入されている。
【0033】
素子基板7aおよび対向基板7bには必要に応じて上記以外の各種の光学要素が設けられる。例えば、素子基板7aおよび対向基板7bには、液晶Lの配向を揃えるための配向膜57a、57bが各基板の内面に設けられる。これらの配向膜57a、57bは、例えば、ポリイミド溶液を塗布した後に焼成することによって形成される。このポリイミドのポリマー主鎖がラビング処理によって所定の方向へ延伸され、基板間に封入された液晶L内の液晶分子が配向膜の延伸方向に沿って方向配位する。
【0034】
また、カラー表示を行う場合には、対向基板7bに対して、画素電極66と対向する領域に、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のカラーフィルタ71R、71G、71Bが所定の配列で形成され、画素電極66に対向しない領域にはブラックマトリクス72が形成される。さらに、カラーフィルタ71R、71G、71B、およびブラックマトリクス72の上層側には、その平坦化および保護のために平坦化層73がコーティングされ、この平坦化層73の表面に、ITO膜(透明導電膜)からなるデータ線52が形成される。
【0035】
再び図2において、対向基板7bの張出し部分には複数の端子13a、13cが形成され、端子13aにおいて基板辺の側に位置する一方端側には、ACF等を用いてFPC3aが接続される。このFPC3aの表面には配線パターン18が適宜、形成されており、この配線パターン18は、一方の端部で制御基板側端子16に直接に接続し、他方の端部がスルーホール19を介してパネル端子14に接続している。ここで、複数の端子13aの他方端側、および端子13cには、ACF9によって液晶駆動用IC8aがCOG実装され、端子13cには走査線51が電気的に接続している。
【0036】
また、素子基板7aの張出し部分にも複数の端子13bが形成されている。FPC3bの端部には複数の端子22が設けられ、ACF等を用いてそれらの端子が対向基板7bの端子13bに導電接続されている。また、FPC3bの他の端部に形成された複数の端子23は、制御基板5の端子(図示せず)に接続されている。なお、制御基板5の端部には、外部回路との接続をとるための端子33が形成される。
【0037】
(TFD素子の構成)
図4は、液晶パネル2において、液晶層を挟持する1対の基板のうち、素子基板における数画素分の平面図である。図5(a)、(b)はそれぞれ、図4のC−C′線断面図、およびTFD素子の斜視図である。
【0038】
図1を参照して説明したTFD素子56は、図4および図5(a)、(b)に示すように、印加電圧の正負に対する素子に流れる電流量の差(極性差)を抑えるため、TFD素子を二つ直列に繋いだ構造のTFD素子(Back−to−Back構造)が一般的に用いられている。すなわち、TFD素子56は、表面に陽極酸化膜63が形成されたTa(タンタル)からなる島状の下電極62と、走査線51から延びて下電極62に対して陽極酸化膜63を介して部分的に重なる第1の上電極64aと、下電極62に対して陽極酸化膜63を介して部分的に重なる島状の第2の上電極64bとを備え、下電極62、陽極酸化膜63および第1の上電極64aによって第1のTFD素子56aが形成されているとともに、下電極62、陽極酸化膜63および第2の上電極64bによって第2のTFD素子56bが形成されている。ここで、画素電極66は、一部が第2の上電極64aに対して重なっている。また、走査線51、第1の上電極64a、および第2の上電極64bは、一般にCr(クロム)によって構成されている。
【0039】
また、液晶装置1を透過型に構成する場合、画素電極66にはITO膜などといった透明導電膜が用いられている。但し、画素電極66をAl(アルミニウム)膜、銀合金膜などで形成し、かつ、このような画素電極66に開口などを形成しておけば、反射モードおよび透過モードのいずれのモードでも表示を行うのできる半透過反射型の液晶装置1を構成できる。
【0040】
(照明系の構成)
図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ、図2に示す液晶装置に用いた導光体フィルムを下面側からみたときの説明図、この導光体フィルムに形成した微細な凹部の説明図、およびこの凹部に形成した光路変換斜面の説明図である。図7(a)、(b)はそれぞれ、図2に示す液晶装置の対向基板に形成した低屈折率層の説明図、およびこの低屈折率層の効果を説明するための説明図である。
【0041】
再び図2および図3において、液晶装置1に対してバックライト機能を設けるにあたって、本形態では、まず、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、表示光が出射される側とは反対側に位置する対向基板7bにおいて、端子13aが形成されている側の端部と反対側の端部には、2つのLED(点光源)などからなる光源22が配置されている。ここで、対向基板7bの端部7cは、素子基板7aからはみ出しており、このはみ出し部分の側端面に、回路基板(図示せず)に実装された光源22が対向している。
【0042】
また、本形態では、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面に対向するように、偏光板12bに対して粘着剤4aを介して導光体フィルム4が接着固定されている。従って、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面には、従来の分厚い導光板が配置されていない。
【0043】
また、導光体フィルム4において対向基板7bが位置する側とは反対側には光源用反射層41が配置されている。この光源用反射層41は、シート状のもの、あるいは導光体フィルム4に蒸着などの方法で成膜した金属膜などを用いることができる。
【0044】
導光体フィルム4は、アクリル系樹脂、ポリカーボーネー系樹脂、セルロース系樹脂、ノルボルネン系樹脂などからなる厚さが0.1mm程度の透明フィルムであり、図6(a)に示すように、対向基板7bの側とは反対側に向く面に複数の微小な凹部4bが形成されており、これらの凹部4bの内面には、図6(b)に示すように、光源22が位置する側に向かって斜め上向きの微小な光路変換斜面4cを備えている。
【0045】
光路変換斜面4cは、図6(a)に示すように、導光体フィルム4に多数形成されているが、本形態では、光源22として、点光源である2つのLEDが用いられているので、光路変換斜面4cは、光源22を中心とする同心円状に分布している。すなわち、光路変換斜面4cは、1つ1つは細長い矩形形状を有しているが、光源22の近くではそれを取り巻くように形成されている。なお、光路変換斜面4cの形状については、光源22に内側を向ける円弧状であってもよい。また、凹部4bに代えて、凸部に光路変換斜面4cを形成してもよい。
【0046】
また、本形態では、導光体フィルム4において、光路変換斜面4cは、光源22に近い領域に比較して光源22から遠い領域で高密度に形成されている。
【0047】
さらに、本形態では、図7(a)に示すように、対向基板7bにおいて液晶層Lを保持する側の面に対して、カラーフィルタ71R、71G、71B、あるいはブラックマトリクス72などの光吸収層が形成されているが、カラーフィルタ71R、71G、71B、あるいはブラックマトリクス72などの下層側には、フッ化マグネシウム(MgF;屈折率n=1.38)などの低屈折率材料からなる低屈折率層74が形成されている。
【0048】
なお、本形態において、光路変換斜面4cは、フィルム面に対して約35°から約48°の傾斜角になっている。また、導光体フィルム4および粘着剤4aのいずれにも、屈折率が1.49以上のものが用いられている。
【0049】
(本形態の効果)
このように構成した液晶装置1では、光源22が対向基板7bの側端面に対向配置されているので、光源22から出射された光は、対向基板7bに入射し、面内方向に進行していく。この際、対向基板7bの両面のうち、液晶層Lを保持する側の面から出射された光は、液晶層Lに入射し、表示に寄与する。
【0050】
これに対して、対向基板7bにおいて液晶層Lを保持する側とは反対側の面から出射された光は、偏光板12bを介して導光体フィルム4に入射し、光源用反射層41で反射しながら、導光体フィルム4を面内方向に進行していく。この際、導光体フィルム4に形成されている光路変換斜面4cに当たった光は、図6(c)に示すように、ここで光路が変換され、対向基板7bに向けて出射された後、液晶層Lに入射し、表示に寄与する。
【0051】
このように、本形態では、対向基板7bに対して、その側端面から光を入射する光源22、多数の光路変換斜面4cを備えた導光体フィルム4、その裏面側に配置された光源用反射層41とを用いることによって、対向基板7bに従来の導光板の機能の一部を担わせているため、分厚い導光板を省略できる。従って、液晶装置1を薄型化できる。
【0052】
また、導光体フィルム4において、光源22を中心とする同心円状に光路変換斜面4cを分布させ、かつ、光路変換斜面4cを光源22に近い領域で低密度とし、光源22から遠い領域を高密度としている。このため、液晶層Lに入射する光の面内分布が均一となるので、品位の高い画像を表示することができる。
【0053】
さらに、対向基板7bにおいて液晶層Lを保持する側の面に対して、カラーフィルタ71R、71G、71B、あるいはブラックマトリクス72などの光吸収層が形成されていると、例えば、図7(b)に矢印L2で示すように、カラーフィルタ71R、71G、71Bを一旦、透過した光が再度、カラーフィルタ71R、71G、71Bを透過して光損失の原因などとなる。しかるに本形態では、図7(a)を参照して説明したように、カラーフィルタ71R、71G、71B、あるいはブラックマトリクス72などの下層側に低屈折率層74が形成されているため、矢印L1で示すように、やや大きな入射角の光であっても、対向基板7bと低屈折層74との界面で反射しながら基板内を進行するので、光吸収層に起因する光の吸収が発生しない。従って、基板内における光の伝送効率を向上することができるなどの効果を奏する。
【0054】
[実施の形態2]
図8(a)、(b)はそれぞれ、本発明の実施形態2に係る液晶装置の説明図、およびこの液晶装置に用いた反射偏光子の説明図である。
【0055】
図8(a)に示すように、本形態の液晶装置では、対向基板7bと導光体フィルム4との間において、偏光板12bと対向基板7bとの間に反射偏光子200が配置されている。このような反射偏光子200は、例えば、偏光板12bと積層されているもの、あるいは、単品のものを用いることができる。
【0056】
反射偏光子200は、図8(b)に示すように、面内方向で互いに直交する二方向のうち、一方向における屈折率が互いに実質的に等しくて他方向における屈折率が互いに相違する二種類の層(A層とB層)を交互に積層した構造を有している。すなわち、互いに直交する方向をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向としたときに、反射偏光子200において、A層のX軸方向の屈折率(nAX)とB層のX方向の屈折率(nBX)とは相違するが、A層のY軸方向の屈折率(nAY)とB層のY方向の屈折率(nBY)とは実質的に等しい。従って、反射偏光子200に入射した光のうち、Y軸方向の直線偏光光は、反射偏光子200を透過する。
【0057】
また、反射偏光子200は、A層におけるZ軸方向の厚みをtA、B層の厚みをtB、入射した光の波長をλとしたときに、
tA・nAX+tB・nAXnBX=λ/2
となるように設定されている。このため、反射偏光子200に入射したは波長λの光のうち、X軸方向の直線偏光光は、反射偏光子200によって反射される。そして、A層におけZ軸方向の厚み、およびB層におけるZ軸方向の厚みを種々変化させておけば、この反射偏光子200は、可視波長領域の広い範囲にわたって入射した光のうち、X軸方向の直線偏光光を反射する。ここで、A層は、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)を延伸したものを用い、B層には、ナフタレン・ジ・カルボン酸とテレフタル酸とのコポリエステルを用いることができる。従って、反射偏光子200は、可撓性を備えた基板である。もちろん、反射偏光子200の材質は、これに限定されるものではなく、適宜、その材質を選択することができる。なお、このような反射偏光子200としては、特表平9−506985号公報にその詳細が開示されている。
【0058】
従って、図8(a)に示す液晶装置100において、偏光板12bは、例えば、P偏光光およびS偏光光のうち、P偏光光を透過し、S偏光光を吸収するが、反射偏光子200は、P偏光光およびS偏光光のうち、P偏光光を偏光子の方に透過し、S偏光光を対向基板7bに反射するように構成すると、偏光子12bで吸収されてしまうS偏光成分を再生し、表示光として利用できる。従って、光の利用効率が向上するので、輝度が向上する。また、対向基板7bにおいて光が伝搬中に偏光子で吸収されることによって生じる光入射側とその反対側とおける輝度差を小さくすることができる。
【0059】
[実施の形態3]
図9および図10はそれぞれ、本発明の実施形態3に係る液晶装置の説明図、およびこの液晶装置での表示動作を示す説明図である。
【0060】
図9において、本形態の液晶装置1は、外光がある場合には反射型として機能するとともに、外光が不足している場合には透過型として機能する半透過反射型表示装置である。
【0061】
この液晶装置1において、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、表示光が出射される側とは反対側に位置する対向基板7bには、実施の形態1と同様、端子13aが形成されている側の端部と反対側の端部に、2つのLED(点光源)などからなる光源22が配置されている。また、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面に対向するように、粘着剤4aを介して導光体フィルム4が接着固定されている。さらに、導光体フィルム4において対向基板7bが位置する側とは反対側には光源用反射層41が配置されている。
【0062】
但し、本形態の液晶装置1では、実施の形態1と違って、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面には、別部材としての偏光子が配置されていない。その代わり、以下に説明するように、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側の面に内面偏光子層が形成されている。
【0063】
本形態の液晶装置1では、対向基板7bにおいて液晶層Lを保持する側の面に、低屈折率層74、第1の内面偏光子層129、光を部分透過させる反射表示用光反射層120、および第2の内面偏光子層121がこの順に形成されている。ここで、反射表示用光反射層120は、アルミニウム、アルミニウム合金、銀、銀合金などの金属層に対して光を透過させる小さな光透過穴125が形成された半透過反射層である。また、内面偏光子層129、121については、水溶性のリオトロピック液晶染料材料、あるいは二色染料を含有するサーモトロピック高分子液晶の層を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてパターニングすることにより形成したものである。この際、内面偏光子層129、121に対して、水の対して不溶性あるいは難溶性の保護層を形成してもよい。
【0064】
その他の構成は、基本的には、実施の形態1と同様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
【0065】
このように構成した液晶装置1において、反射モードでは、図10の左側に示すように、液晶装置1に入射した外光は、紙面に平行な透過軸を有する偏光板12aによって紙面に平行な偏光に変換されて液晶層Lに入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、紙面に平行な直線偏光光のまま第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121に吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0066】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用により、紙面に垂直な直線偏光光に変換されて第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121を透過する。そして、反射表示用光反射層120により反射され、再び、第2の第2の内面偏光子層121を透過して液晶層Lに入射する。そして、液晶層Lの作用により、紙面に平行な直線偏光光に変換されて、偏光板12aを透過、出射される。従って、ドットが明表示される。
【0067】
一方、透過モードでは、図10の右側に示すように、対向基板7bから出射された光は、第1の内面偏光子層129により紙面に垂直な直線偏光光に変換された後、反射表示用光反射層120の光透過穴125を通過して、第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121を透過して液晶層Lに入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用を受けずに、紙面に垂直な直線偏光光のまま、偏光板12aに吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0068】
なお、透過モードにおいて、対向基板7bから出射された光は、第1の内面偏光子層129を透過した後は、紙面に垂直な直線偏光光になっているので、反射表示用光反射層120の下面側で反射した後、第1の内面偏光子層129を透過して再び、対向基板7bに入射する。そして、導光体フィルム4を透過した後、光源用反射層41で反射し、対向基板7bから再び、出射されるので、光の利用効率が高い。
【0069】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、液晶層Lに入射した光は、液晶層Lの作用を受けて、紙面に平行な直線偏光光に変換されて偏光板12aに入射する。そして、偏光板12aを透過して出射される。従って、ドットが明表示される。
【0070】
このように本形態の液晶装置1でも、対向基板7bに従来の導光板の機能の一部を担わせているため、分厚い導光板を省略できる。従って、液晶装置1を薄型化できるなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0071】
また、本形態では、透過モードの明表示の際、液晶層Lから偏光板12aに入射する光が直線偏光光とされているので、透過モードでも明るい表示を行うことができる。
【0072】
なお、第2の内面偏光子層121については、光透過穴125と平面的に重なる領域を避けるように形成しておけば、透過モードにおいて、液晶層Lに入射する光が第2の内面偏光子層121を透過しない。従って、第2の内面偏光子層121を光が透過する際の吸収がないので、光の利用効率が向上するという利点がある。
【0073】
[実施の形態4]
図11は、本発明の実施形態4に係る液晶装置の説明図である。
【0074】
図11において、本形態の液晶装置1も、実施の形態3と同様、外光がある場合には反射型として機能するとともに、外光が不足している場合には透過型として機能する。
【0075】
この液晶装置1において、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、表示光が出射される側とは反対側に位置する対向基板7bには、実施の形態1と同様、端子13aが形成されている側の端部と反対側の端部に、2つのLED(点光源)などからなる光源22が配置されている。また、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面に対向するように、粘着剤4aを介して導光体フィルム4が接着固定されている。さらに、導光体フィルム4において対向基板7bが位置する側とは反対側には光源用反射層41が配置されている。
【0076】
また、本形態の液晶装置1において、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側の面には、内面反射偏光子層128、第1の内面偏光子層129、光を部分透過させる反射表示用光反射層120、および第2の内面偏光子層121がこの順に形成されている。ここで、反射表示用光反射層120は、アルミニウム、アルミニウム合金、銀、銀合金などの金属層に対して光を透過させる小さな光透過穴125が形成された半透過反射層である。
【0077】
その他の構成は、基本的には、実施の形態1、3と同様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
【0078】
このように構成した液晶装置1において、反射モードでは、実施の形態3に関して図10を参照して説明したように、液晶装置1に入射した外光は、紙面に平行な透過軸を有する偏光板12aによって紙面に平行な偏光に変換されて液晶層に入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、紙面に平行な直線偏光光のまま第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121に吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0079】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用により、紙面に垂直な直線偏光光に変換されて第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121を透過する。そして、反射表示用光反射層120により反射され、再び、第2の第2の内面偏光子層121を透過して液晶層Lに入射する。そして、液晶層Lの作用により、紙面に平行な直線偏光光に変換されて、偏光板12aを透過、出射される。従って、ドットが明表示される。
【0080】
一方、透過モードでは、対向基板7bから出射された光は、内面反射偏光子層128、および第1の内面偏光子層129により紙面に垂直な直線偏光光に変換された後、反射表示用光反射層120の光透過穴125を通過して、第2の内面偏光子層121に入射し、紙面に垂直な透過軸を有する第2の内面偏光子層121を透過して液晶層Lに入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用を受けずに、紙面に垂直な直線偏光光のまま、偏光板12aに吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0081】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、液晶層Lに入射した光は、液晶層Lの作用を受けて、紙面に平行な直線偏光光に変換されて偏光板12aに入射する。そして、偏光板12aを透過して出射される。従って、ドットが明表示される。
【0082】
この際、対向基板7bから出射された光のうち、内面反射偏光子層128を透過できなかった光は、内面反射偏光子層128で反射され、光源用反射層41と内面反射偏光子層128との間で反射を繰り返す。このようにして反射を繰り返すうちに、その偏光方向が徐々に変化し、その一部は、内面反射偏光子層128を透過できるようになる。従って、光の利用効率を向上することができるので、明るい表示を行うことができる。
【0083】
また、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側の面には、低屈折率層があることが望ましい。即ち、対向基板7bと内面反射偏光子層128との間に低屈折率層があることが望ましい。
【0084】
内面反射偏光子層128があれば、低屈折率層がなくとも、対向基板7b内を通過する光は内面反射偏光子層128によって反射される。しかし、低屈折率層がない場合、対向基板7bの内面に対して低角度の光も出射される可能性がある。従って、液晶装置の場合、正面輝度を上げることが重要であるので、正面輝度をより高くするには、低屈折率層があるほうが好ましい。
【0085】
[実施の形態5]
図12および図13はそれぞれ、本発明の実施形態5に係る液晶装置の説明図、およびこの液晶装置での表示動作を示す説明図である。
【0086】
図12において、本形態の液晶装置1も、実施の形態3と同様、外光がある場合には反射型として機能するとともに、外光が不足している場合には透過型として機能する半透過反射型表示装置である。
【0087】
この液晶装置1において、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、表示光が出射される側とは反対側に位置する対向基板7bには、実施の形態1と同様、端子13aが形成されている側の端部と反対側の端部に、2つのLED(点光源)などからなる光源22が配置されている。また、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面に対向するように、粘着剤4aを介して導光体フィルム4が接着固定されている。さらに、導光体フィルム4において対向基板7bが位置する側とは反対側には光源用反射層41が配置されている。
【0088】
また、本形態の液晶装置1において、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側の面には、低屈折率層74、内面偏光子層126、およびワイヤグリッド層からなる内面反射偏光子層127がこの順に形成されている。ここで、ワイヤグリッド層からなる内面反射偏光子層127は、複数のスリット状開口を所定ピッチで形成したアルミニウム、アルミニウム合金、銀、銀合金などの金属層であり、この内面反射偏光子層127には、光を透過させる小さな光透過穴124が形成されている。また、内面反射偏光子層127のスリット開口の方向は、内面偏光子層126の透過軸と平行であり、内面偏光子層126の透過軸は、偏光板12aの透過軸とはほぼ直交している。
【0089】
このような内面反射偏光子層127では、スリット開口の長さ方向に平行な光は反射され、スリット開口の長さ方向に垂直な光は透過する。このため、内面反射偏光子層127を透過した光は、スリット開口の長さ方向に垂直な光であり、内面反射偏光子層127で反射した光は、スリット開口の長さ方向に平行な光である。
【0090】
その他の構成は、基本的には、実施の形態1、3と同様であるため、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して図示することにして、それらの説明を省略する。
【0091】
このように構成した液晶装置1において、透過モードでは、図13の左側に示すように、対向基板7bから出射された光は、内面偏光子層126により紙面に平行な直線偏光光に変換された後、内面反射偏光子層127の光透過穴124を通過して液晶層Lに入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用を受けずに、紙面に平行な直線偏光光のまま、偏光板12aに吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0092】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、液晶層Lに入射した光は、液晶層Lの作用を受けて、紙面に垂直な直線偏光光に変換されて偏光板12aに入射する。そして、偏光板12aを透過して出射される。従って、ドットが明表示される。
【0093】
この際、対向基板7bから出射された光のうち、内面反射偏光子層127を透過できなかった光は、内面反射偏光子層127で反射され、光源用反射層41と内面反射偏光子層127との間で反射を繰り返す。このようにして反射を繰り返すうちに、その一部は、内面反射偏光子層127の光透過穴124を通過して液晶層Lに入射する。従って、光の利用効率を向上することができるので、明るい表示を行うことができる。
【0094】
一方、反射モードにおいて、液晶装置1に入射した外光は、図13の右側に示すように、紙面に垂直な透過軸を有する偏光板12aによって紙面に垂直な直線偏光光に変換されて液晶層Lに入射する。ここで、液晶層Lがオン状態の場合には、この入射光は、紙面に垂直な直線偏光光のまま内面反射偏光子層127を透過し、紙面に平行な透過軸を有する内面偏光子層126で吸収される。従って、ドットが暗表示される。
【0095】
これに対して、液晶層Lがオフ状態の場合には、この入射光は、液晶層Lの作用により、紙面に平行な直線偏光光に変換されて内面反射偏光子層127で反射し、液晶層Lに入射する。そして、液晶層Lの作用により、紙面に垂直な直線偏光光に変換されて、偏光板12aを透過、出射される。従って、ドットが明表示される。
【0096】
[実施の形態6]
図14は、本発明の実施の形態6に係る液晶装置の断面図である。
【0097】
実施の形態1に係る液晶装置は、バックライト機能を付与した例であったが、図14に示す液晶装置のように、フロントライト機能を内蔵させたものに本発明を適用してもよい。なお、フロントライト機能を付与したものでは、画素電極を反射性電極にする、あるいは画素電極の下層側に反射層を設けるなどの方法で液晶パネルに反射面を設ける必要があるなど、バックライト機能を内蔵したものとの相違点があるが、基本的な構成は共通するので、対応する部分には、同一の符号を付して図示することにしてそれらの説明を省略する。
【0098】
図14に示すように、本形態の液晶装置1でも、素子基板7aの内面には複数の画素電極66がマトリクス状に形成されている。また、対向基板7bの内面には複数のデータ線52がストライプ状に形成され、その外面には粘着剤12eを介して偏光板12bが貼着されている。また、対向基板7bに対して、画素電極66と対向する領域には、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のカラーフィルタ71R、71G、71Bが所定の配列で形成され、画素電極66に対向しない領域にはブラックマトリクス72が形成されている。
【0099】
このような液晶装置1にフロントライト機能を付与するにあたって、本形態では、液晶層Lを保持する素子基板7aおよび対向基板7bのうち、表示光が出射される側に位置する対向基板7bにおいて、端子13aが形成されている側の端部と反対側の端部には、2つのLED(点光源)などからなる光源22が配置されている。ここで、対向基板7bの端部7cは、素子基板7aからはみ出しており、このはみ出し部分の側端面に、回路基板(図示せず)に実装された光源22が対向して配置されている。
【0100】
また、本形態では、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面には粘着剤12eによって偏光板12bが接着固定され、この偏光板12bに対して粘着剤4aを介して導光体フィルム4が接着固定されている。従って、対向基板7bにおいて、液晶層Lを保持する側とは反対側の面には、従来の分厚い導光板が配置されていない。
【0101】
本形態でも、導光体フィルム4は、アクリル系樹脂、ポリカーボーネー系樹脂、セルロース系樹脂、ノルボルネン系樹脂などからなる厚さが0.1mm程度の透明フィルムであり、図6(a)を参照して説明したように、対向基板7bの側とは反対側に向く面に複数の微小な凹部4bが形成され、この凹部4bの内面には、図6(b)に示すように、光源22が位置する側に向かって斜め上向きの微小な光路変換斜面4cを備えている。
【0102】
従って、本形態でも、光源22から出射された光は、対向基板7bに入射し、面内方向に進行していく。この際、対向基板7bの両面のうち、液晶層Lを保持する側の面から出射された光は、液晶層Lに入射した後、所定の反射層で反射して再び、対向基板7bから出射される結果、表示に寄与する。
【0103】
これに対して、対向基板7bの両面のうち、液晶層Lを保持する側とは反対側の面から出射された光は、偏光板12bを介して導光体フィルム4に入射し、この導光体フィルム4を面内方向に進行していく。この際、導光体フィルム4に形成されている光路変換斜面4cに当たった光は、ここで光路が変換され、対向基板7bに向けて出射された後、液晶層Lに入射し、所定の反射層で反射して再び、対向基板7bから出射される結果、表示に寄与する。
【0104】
従って、本形態でも、対向基板7bに従来の導光板の機能の一部を担わせているため、分厚い導光板を省略できる。それ故、液晶装置1を薄型化できる。
【0105】
また、本形態でも、対向基板7bにおいて液晶層Lを保持する側の面に対して、カラーフィルタ71R、71G、71B、あるいはブラックマトリクス72などの光吸収層が形成されているが、それらの下層側に低屈折率層74が形成されているため、光吸収層に起因する光の吸収が発生しない。従って、基板内における光の伝送効率を向上することができるなどの効果を奏する。
【0106】
[その他の実施の形態]
なお、上記形態では、光源22として2つのLEDを用いた例を説明したが、図15(a)に示すように、1つのLEDを光源22として用いた構成、あるいは図15(b)に示すように、対向基板7bにおいて相対向する2辺の各々にLEDを光源22として配置した構成を採用してもよい。また、これらいずれの形態であっても、導光体フィルム4に形成する光路変換斜面4cは、光源22を中心とする同心円状に分布させ、かつ、光路変換斜面4cを光源22に近い領域で低密度とし、光源22から遠い領域を高密度とすることが好ましい。
【0107】
また、光源としてLEDなどの点光源に限らず、冷陰極管を用いた場合に本発明を適用してもよい。
【0108】
さらに、上記形態では、対向基板7bの方に内面偏光子層を形成したが、素子基板7aの方に内面偏光子層を形成して偏光板12aを省略してもよい。
【0109】
さらにまた上記形態では、画素スイッチング用のアクティブ素子としてTFD素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶装置を例に説明したが、これに限らず、画素スイッチング用のアクティブ素子としてTFT素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶装置、さらにはパッシブマトリクス型の液晶装置に本発明を適用してもよい。また、電気光学物質として液晶以外のものを用いた電気光学装置に本発明を適用してもよい。
【0110】
[電子機器の実施形態]
図16は、本発明に係る液晶装置を各種の電子機器の表示装置として用いる場合の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、表示情報出力源170、表示情報処理回路171、電源回路172、タイミングジェネレータ173、そして液晶装置174を有する。また、液晶装置174は、液晶表示パネル175及び駆動回路176を有する。液晶装置174および液晶装置175としては、前述した液晶装置1を用いることができる。
【0111】
表示情報出力源170は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等といったメモリ、各種ディスク等といったストレージユニット、デジタル画像信号を同調出力する同調回路等を備え、タイミングジェネレータ173によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等といった表示情報を表示情報処理回路171に供給する。
【0112】
表示情報処理回路171は、シリアル−パラレル変換回路や、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等といった周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像信号をクロック信号CLKと共に駆動回路176へ供給する。駆動回路176は、図1における走査線駆動回路157やデータ線駆動回路158、検査回路等を総称したものである。また、電源回路172は、各構成要素に所定の電圧を供給する。
【0113】
図17(a)、(b)はそれぞれ、本発明に係る電子機器の一実施形態であるモバイル型のパーソナルコンピュータ、および携帯電話機を示す説明図である。
【0114】
図17(a)において、パーソナルコンピュータ180は、キーボード181を備えた本体部182と、液晶表示ユニット183とを有する。液晶表示ユニット183は、前述した液晶装置1を含んで構成される。また、図17(b)において、携帯電話機190は、複数の操作ボタン191と液晶装置1を有している。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る電気光学装置において、光源から出射された光は、電気光学物質を保持する一対の基板のうち、一方の基板に入射し、面内方向に進行していく。この際、一方の基板の両面のうち、電気光学物質を保持する側の面から出射された光は、電気光学物質層に入射し、表示に寄与する。これに対して、一方の基板において電気光学物質を保持する側とは反対側の面から出射された光は、直接、あるいは偏光板を介して導光体フィルムに入射し、光源用反射層で反射しながら導光体フィルム内を面内方向に進行していく。この際、導光体フィルムに形成されている光路変換斜面に当たった光は、ここで光路が変換され、一方の基板に向けて出射された後、電気光学物質の層に入射し、表示に寄与する。このように、本発明では、電気光学物質を保持する一対の基板の一方が従来の導光板の機能の一部を果たすため、分厚い導光板を省略できる。従って、電気光学装置の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶装置の電気的構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る液晶装置の一例の分解斜視図である。
【図3】 図2に示す液晶装置の断面図である。
【図4】 本発明を適用した液晶装置において、液晶層を挟持する1対の基板のうち、素子基板における数画素分と端子部分の平面図である。
【図5】 (a)、(b)はそれぞれ、図4のC−C′線断面図、および1画素分と端子部分の斜視図である。
【図6】 (a)、(b)、(c)はそれぞれ、図2に示す液晶装置に用いた導光体フィルムを下面側からみたときの説明図、この導光体フィルムに形成した微細な凹部の説明図、およびこの凹部に形成した光路変換斜面の説明図である。
【図7】 (a)、(b)はそれぞれ、図2に示す液晶装置の対向基板に形成した低屈折率層の説明図、およびこの低屈折率層の効果を説明するための説明図である。
【図8】 (a)、(b)はそれぞれ、本発明の実施形態2に係る液晶装置の説明図、およびこの液晶装置に用いた反射偏光子の説明図である。
【図9】 本発明の実施形態3に係る液晶装置の説明図である。
【図10】 本発明の実施形態3に係る液晶装置での表示動作を示す説明図である。
【図11】 本発明の実施形態4に係る液晶装置の説明図である。
【図12】 本発明の実施形態5に係る液晶装置の説明図である。
【図13】 本発明の実施形態5に係る液晶装置での表示動作を示す説明図である。
【図14】 本発明の実施の形態6に係る液晶装置の断面図である。
【図15】 (a)、(b)はそれぞれ、本発明のその他の実施形態の説明図である。
【図16】 本発明に係る液晶装置を用いた各種電子機器の構成を示すブロック図である。
【図17】 (a)、(b)はそれぞれ、本発明に係る液晶装置を用いた電子機器の一実施形態としてのモバイル型のパーソナルコンピュータ、および携帯電話機の説明図である。
【図18】 従来の液晶装置の一例の断面図である。
【符号の説明】
1 液晶装置、4 導光体フィルム、4b 導光体フィルムの凹部、4c 光路変換斜面、7a 素子基板(他方の基板)、7b 対向基板(一方の基板)、7c 対向基板の端部、22 光源、41 光源用反射層、51 走査線、52 データ線、56 TFD素子、120 反射表示用光反射層、121 第2の内面偏光子層、124、125 光透過穴、126 内面偏光子層、127 内面反射偏光子層、128 反射偏光子層、129 第1の内面偏光子層、L 液晶層(電気光学物質の層)
Claims (14)
- 電気光学物質を保持する一対の基板と、
当該一対の基板のうちの一方の基板に光を入射させる光源と、
前記一方の基板において前記電気光学物質を保持する側とは反対側の面に直接、あるいは他の光学部材を介して対向配置され、面内方向に進行しようとする光を前記一方の基板の側に向かわせる複数の微小な光路変換斜面を備えた導光体フィルムと、
前記一方の基板と前記導光体フィルムとの間に配置されてなる反射偏光子と、
を有することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1において、前記一方の基板は、前記一対の基板のうち、表示光が出射される側とは反対側の基板であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項2において、前記導光体フィルムに対して前記一方の基板が位置する側とは反対側の面には光源用反射層が配置されていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項2または3において、前記一方の基板と前記導光体フィルムとの間には、前記他の光学部材として、偏光子が配置され、
前記反射偏光子は、当該偏光子と前記一方の基板との間に配置されていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記光源は、前記一方の基板に対して当該基板の側端面から光を入射させることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記光路変換斜面は、前記導光体フィルムに形成された微細な凹部あるいは凸部に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記導光体フィルムは、前記一方の基板に直接、あるいは他の光学部材を介して接着剤により固定されていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記光源は、点光源であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項8において、前記複数の光路変換斜面は、前記光源を中心とする同心円状に分布していることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし9のいずれかにおいて、前記複数の光路変換斜面は、前記光源に近い領域に比較して前記光源から遠い領域で高密度に形成されていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし10のいずれかにおいて、前記一方の基板には、前記電気光学物質の側に位置する面に光吸収層が形成され、該光吸収層の下層側に低屈折率層が形成されていることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項11において、前記光吸収層は、遮光膜あるいはカラーフィルタ層であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし12のいずれかにおいて、前記電気光学物質は、液晶であることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項1ないし13のいずれかに記載する電気光学装置を表示部として備えていることを特徴とする電子機器。
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