JP3719259B2 - 生ごみ処理機 - Google Patents

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Description

本発明は台所等でで発生する生ごみを処理する生ごみ処理機に関するものである。
従来の乾燥方式の生ごみ処理機について図4を用いて説明する。生ごみを収納する生ごみ収納容器1内を加熱する上部加熱手段2と、送風ファン3と、撹拌手段4と、生ごみ収納容器1の蓋5とを配備し、生ごみ収納容器1より蒸発される蒸気から臭気を除去するための脱臭装置6と、脱臭装置6の排気側に吸引ファン7を設け、蒸気を脱臭後強制的に排出していた。8はパッキンであり、蓋5と生ごみ収納容器1とのタイトを行う。
上記構成において生ごみ収納容器1の生ごみは、上部加熱手段2と送風ファン3によって加熱される。生ごみより発生した蒸気は、脱臭装置6にいたり、脱臭装置6内にて化学反応により臭気を除去された後、吸引ファン7により排出される。同時に生ごみは、撹拌手段4により、撹拌・粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量・細分化される。
ここで生ごみ収納容器1は、表面に加熱されたごみがこびりつきにくいよう樹脂で形成されているが、落下時の強度確保などの理由から、全体を厚肉にしている。そのため熱容量が大きく、生ごみ収納容器1の温度が上がりにくいため輻射による生ごみ加熱が少なく、乾燥時間が延びる傾向にあった。また樹脂でも金属に比べこびりつきにくいが、乾燥が進み、水分が減少し、生ごみ収納容器1の表面温度が上がると、糖分の多いごみでは粘着性が高いため、こびりつくことがあった。側面はごみの自重などではがれやすいが、底面は、ごみが滞りやすく特にこびりつきやすかった。また樹脂の場合、熱による温度変化が大きく、高さ寸法が変化して蓋5と生ごみ収納容器1とを気密にするためのパッキン8は、その気密性が不安定になる場合があった。
本発明は上記課題を解決するもので、樹脂で形成する生ごみ収納容器の熱による寸法変化を防止し、生ごみ収納容器と蓋との気密性を向上ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、生ごみ収納容器の材料にガラス繊維等を配合させるとともに、側面のガラス繊維の配向が高さ方向に並ぶよう成形したので、生ごみ収納容器の高さ方向の熱収縮による寸法変化を抑制することが出来、蓋と生ごみ収納容器とを気密にするパッキンの気密性を安定させ、蒸気や臭気洩れを防止する事が出来るものである。
本発明によれば、生ごみ収納容器の材料にガラス繊維等を配合させるとともに、側面をガラス繊維の配向が高さ方向に並ぶように成形したもので、高さ方向の熱収縮による寸法変化を抑制することにより、蒸気や臭気洩れを防止する事ができ、使い勝手のよい生ごみ処理機を提供することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、生ごみ収納容器の材料にガラス繊維等を配合させるとともに、側面のガラス繊維の配向が高さ方向に並ぶよう成形したので、生ごみ収納容器の高さ方向の熱収縮による寸法変化を抑制することが出来、蓋と生ごみ収納容器とを気密にするパッキンの気密性を安定させ、蒸気や臭気洩れを防止する事が出来るものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態について添付図面をもとに説明する。図1、2において、12は生ゴミを収納する生ごみ収納容器である。生ごみ収納容器12の内壁には固定刃13が設けられている。14は固定刃13と交差しながら回転する回転刃で、センター軸16に連結されている。センター軸16は、回転モータ15で駆動される。17は蓋で、蓋17と生ごみ収納容器12との間の気密性を維持するため、蓋側に取り付けたパッキン20を生ごみ収納容器12に圧接している。蓋17の下部には、ヒータ18と送風ファン19からなる加熱手段を配備してあり、複数個の開口46を設けた保護カバー45で覆ってある。21は蓋17の内側に設けた排出口、22は排出口21につながる上パイプで、連結パッキン24を介して脱臭装置25につながる下パイプ26に圧接される。23は乾燥モータである。脱臭装置25の排気側には、吸引ファン27と吸引モータ28からなる吸引手段を有している。
脱臭装置25は、臭いを化学分解する部材をコーティングした触媒30と、化学反応を促進するために触媒30を加熱する触媒ヒータ31を配備し、金属ケース32内に収納してあり、加熱された生ごみから発生した臭気を含む水蒸気は、脱臭装置25にて臭いを除去された後、外部に排出される。
上記構成においてヒータ18で加熱された空気が送風ファン19によって開口46を経て生ごみ収納容器12内に送り出され、生ごみを加熱する。生ごみ収納容器12内の空気は、保護カバー45の開口46を行き来し、生ごみ収納容器内の空気温度は約130℃で均一に加熱される。加熱された生ごみより発生した蒸気は、蓋17の内側に設けた排出口21から排出され、排出口21につながる上パイプ22を通り、上パイプ22と連結パッキン24を介して脱臭装置25につながる下パイプ26を通過し、脱臭装置25に至る。そして脱臭装置25内にて化学反応により臭気を除去された後、吸引ファン27により外部に排出される。同時に生ごみは、固定刃13と交差しながら回転する回転刃14により、撹拌および粉砕されながら乾燥され、乾燥終了後は、減量および細分化される。
ここで生ごみ収納容器12は、150℃程度の耐熱性を有する高耐熱樹脂を材料とし、従来では生ごみ収納容器12落下時の強度確保のため約3mmで全体を均一肉厚で構成していたが、本発明では、底面40を厚く(約3mm)、側面41を薄く(約2mm)形成してある。ヒータ18と送風ファン19からなる加熱手段によって生ごみ収納容器12内は約130℃に加熱され、内部の生ごみも加熱される。この際、ヒータ18と送風ファン19からなる加熱手段に近い生ごみ収納容器12側面は従来に比べ、肉厚を薄く形成することにより、従来に比べ側面の熱容量が少なく温度が上がりやすくなっているので、いち早く加熱されて側面の温度が上がり、その輻射熱で生ごみをより早く加熱することができるとともに、撹拌ごとに生ごみ収納容器12側面に触れるごみに対しても従来より高い温度になった側面41に触れるため、より多く加熱することができる。
よって従来よりも加熱効率が良く、短時間で生ごみを乾燥することができる。側面41は従来品より薄肉であるが、生ごみ収納容器12を置く時、及び誤って落下させた時など衝撃を受ける面となる底面40については厚肉にして従来と同水準の割れの生じない強度を確保しているため、実用上は支障のない強度を維持することができる。
本実施の形態では、側面の厚さを均一薄肉としたが側面41の上方部分を薄肉にし、ヒータ18近傍部の生ごみ収納容器の熱容量を下げるとともに、側面41の下方に行くにしたがって側面を厚肉に徐々に変化させて底部の強度を確保する形でも上記効果が得られることは、言うまでもない。その場合、肉厚の変化がスムーズとなるため生ごみ収納容器の成形性も良くなる。もちろん底面の肉厚も徐変させても良く、要は、熱容量低減のため薄肉部分を設けるとともに、底面、もしくは側面下方については、必要強度を維持するための厚肉部分があれば良く、肉厚の変化方法については、特に、規制はない。
また生ごみ収納容器12の材料は高耐熱樹脂を採用しているが、この材料は30〜40%のガラス繊維を含んでおり、本発明では生ごみ収納容器12成形時、側面41における樹脂の流れが全周に渡って下から上へ流れるよう側面41上端にガス抜きを設けるなどの配慮を施しており、0.1〜3mmの長さを有する前記ガラス繊維が側面41高さ方向に沿って平行に配向されている。ガラス繊維は樹脂に比べ、熱による寸法変化が少ないため、高さ方向に並んだガラス繊維のせいで生ごみ収納容器12は高さ方向の熱収縮が少なく、寸法が安定している。よって生ごみ収納容器12とパッキン20との圧接代の変化が少なく、気密性が安定して確保されるため臭い洩れ等を防止することができる。
さらに底面においては、生ごみ収納容器12成形時、底面40における樹脂の流れが底面中心から外周に向かって流れるようゲートの位置を中心に位置させるなどの配慮により、0.1〜3mmの長さを有する前記ガラス繊維が底面40ではすべて径方向に放射状に並んでいる。よって樹脂製であるが熱による寸法変化が少ないガラス繊維が径方向に並んでいるため生ごみ収納容器12は径方向の熱収縮が少ない。従来は、生ごみの乾燥が進み、水分が減少し、生ごみ収納容器12の表面温度が上がると、糖分の多いごみでは粘着性が高いため、こびりつくことがあったが本発明では生ごみの乾燥が進み、水分が減少し、生ごみ収納容器12の表面温度が上がっても生ごみ収納容器12底面40の寸法変化が樹脂と比べ少ないため、有機物で構成され樹脂以上に乾燥時に寸法収縮する生ごみが生ごみ収納容器12より大きく収縮するため、乾燥ごみが収縮する際に生ごみ収納容器12から自然にはがれるようになる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について図3を用いて説明する。本体構成については、第1の実施の形態と同一のため説明は省略する。図3において第2の生ごみ収納容器35は、全体を薄肉(約2mm)で、かつガラス繊維等を含まない耐熱樹脂で形成するとともに、底面内側に、ガラス繊維入りの樹脂で成形したプレート36を一体で成形してある。また底面は緩やかな山形に湾曲させてある。
上記構成において側面は薄肉でできており、かつ底面はプレートを有する分、底面の強度が上がっているとともに、温度による寸法変化が少ないため、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。さらにガラス繊維を含むプレート36の材料は少量ですむため特殊材料で構成してもコスト的にはさほど高くならずに済むため、特に収縮の少ない材料で構成することにより熱収縮を抑えてある。底面にこびりついたごみは有機物で構成され、樹脂以上に乾燥時に寸法収縮するするため、乾燥ごみが収縮する際にほとんど収縮しない生ごみ収納容器35から自然にはがれるようになる。また底面は湾曲しているためプレート36と乾燥ごみの収縮差により生じる生ごみ収納容器35底面と乾燥ごみとの形状差でさらにはがれやすくなりこびりつきを防止することができる。
なお本実施の形態では、第2の生ごみ収納容器35にプレート36を一体的に設けたが、プレート36を設けず、第2の生ごみ収納容器35の底面を単に湾曲させるだけでも、乾燥したごみと第2の生ごみ収納容器35との収縮時の形状差によるはがれが生じ、こびりつき防止の効果が得られることは言うまでもない。また湾曲させる形状は、上方に湾曲させることに限らず、下方でもよく、要は、収縮する乾燥ごみと生ごみ収納容器底面との間に、収縮差による形状差が生じれば同様の効果を得ることができる。
以上のように本発明にかかる生ごみ処理機は、生ごみ収納容器の高さ方向の熱収縮による寸法変化を抑制することが出来るため、家庭用、業務用にとわず、生ごみを加熱する加熱手段を有する生ごみ処理機全般に有用である。
本発明の第1の実施の形態における生ごみ処理機の断面図 同生ごみ処理機の部分断面図 本発明の第2の実施の形態における生ごみ処理機の部分断面図 従来の生ごみ処理機の断面図
符号の説明
12 生ごみ収納容器
17 蓋
18 ヒータ
19 送風ファン
20 パッキン
40 生ごみ収納容器の底面
41 生ごみ収納容器の側面
35 第2の生ごみ収納容器
36 プレート

Claims (1)

  1. 生ごみを収納する生ごみ収納容器と、生ごみを加熱する生ごみ加熱手段とを備え、前記生ごみ収納容器の材料にガラス繊維を配合させるとともに、側面のガラス繊維の配向が高さ方向に並ぶよう成形した生ごみ処理機。
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