JP3376888B2 - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
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Description
生する生ごみを乾燥させ処理する厨芥処理機に関するも
のである。
説明する。図において、11は生ゴミを投入する生ごみ
収納容器12をセットする乾燥用容器である。生ごみ収
納容器12の内壁には固定刃13が設けられている。1
4は固定刃13と交差しながら回転する回転刃で、セン
ター軸16に連結されている。センター軸16は、乾燥
用容器11底部に設けた接続装置17により着脱自在に
回転軸18に連結されており、回転軸18には、回転モ
ータ15の回転がプーリー19とベルト23、および小
ギヤ28と大ギヤ29からなる減速装置により減速され
て伝達される。これら固定刃13と回転刃14により生
ごみ収納容器12の内部の 生ごみを粉砕撹拌する粉砕
撹拌手段を構成している。30は、乾燥用容器11を加
熱するヒ−タであり、乾燥用容器11底部に円形形状に
配置し、その径は、乾燥用容器11とほぼ同一に設定し
てある。
熱ケースで、内部に第1の断熱材34を配備し、外部に
第2の断熱材を巻いてある。24は厨芥処理機本体に開
閉可能に設けた蓋で、生ごみ収納容器12の開口を蓋2
4に取着したパッキン25にてシールしている。36
は、蓋24の内側に設けた裏蓋37に設けた吸気口であ
る。
出口であり、本体側に設けた第1の排気ホース21と連
通されている。さらに排気ホース21は脱臭装置22に
接続されている。脱臭装置22の排気側には、遠心ファ
ン26とモータ27からなる吸引手段を有しており、脱
臭装置22と遠心ファン26とは第2の排気ホース31
とファンガイド32によって接続されている。遠心ファ
ン26とファンガイド32の隙間d2は0.5〜1mm
である。
て、その動作を説明する。生ごみ収納容器12に投入さ
れた生ごみは、回転刃14により攪拌されると共に回転
刃14と固定刃13により粉砕される。
1は、生ごみ収納容器12に全周から熱を伝え、生ごみ
収納容器12内の温度が上昇して生ごみが加熱される。
加熱された生ごみからは水蒸気が発生し、生ごみ収納容
器12上部の排出口20から排出される。排出された水
蒸気は、遠心ファン26とモータ27からなる吸引手段
により吸引され、第1の排気ホース21を通り、脱臭装
置22にて臭いを除去された後、第2の排気ホース3
1、ファンガイド32を通り遠心ファン26によって外
部に排出される。
された生ごみは、生ごみ収納容器12に残るが嵩が減っ
ており、棄てやすく、また乾燥して水分活性が低下して
いるので、腐敗したりカビが発生することはない。従っ
て生ごみ収納容器12が一杯になるまで、次々、乾燥し
た生ごみの上に生ごみを入れて乾燥処理することができ
る。よって生ごみより扱いやすく、減量され、処理しや
すいごみに変換することができる。
ァン26とファンガイド32が接触すれば、遠心ファン
26の回転数が落ち蒸気の吸引量が落ち、遠心ファン2
6とファンガイド32の隙間d2が大きければ、隙間d
2から空気を吸い込みやはり蒸気の吸引量が落ちるため
に、遠心ファン26とファンガイド32の隙間d2は
0.5〜1mmであった。しかしながら蒸気と共に吸引
される埃等が遠心ファン26とファンガイド32の隙間
d2にたまり遠心ファン26とファンガイド32が固着
するという問題があった。
の吸気量の低下を防止し、乾燥効率の良い厨芥処理機を
提供することを目的としている。
めに本発明は、生ごみの加熱時に発生する蒸気を外部に
排気する排気通路と、前記排気通路端部に遠心ファンと
それを回転させるモータからなる排気手段を備え、前記
遠心ファンの吸気側を排気通路出口に近接させると共
に、前記遠心ファンの少なくとも一外壁を覆うファンカ
バーを排気通路出口に設けることで、遠心ファンと排気
通路出口部との距離を多く確保して、遠心ファンと排気
通路出口部との固着を防止するようにしたものである。
生ごみを収納する生ごみ収納容器と、生ごみを加熱乾燥
させる加熱乾燥手段と、生ごみの加熱時に発生する蒸気
を外部に排気する排気通路と、前記排気通路端部に遠心
ファンとそれを回転させるモータからなる排気手段を備
え、前記遠心ファンの吸気側を排気通路出口に近接させ
ると共に、前記遠心ファンの少なくとも一外壁を覆うフ
ァンカバーを排気通路出口に設けることで、遠心ファン
と排気通路出口部との距離を多く確保して、排気に含ま
れる埃等によって遠心ファンと排気通路出口部が固着す
るのを防止するものである。
記載の発明のファンカバーの端部で遠心ファンの排気部
の全周を覆うように構成したことで、排気に含まれる蒸
気分を結露させることができると共に、本体内又は本体
外に結露水の飛び散りを防止することができる。
又は2記載の発明のファンカバーの下端部を凸型に形成
したことで、結露水をファンカバーの凸部で受けるとと
もに本体底部への導水を容易にすることができる。
〜3のいずれか1項記載の発明のファンカバーまたは遠
心ファンの少なくとも一方に剥離性の良いシートまたは
形成品などの部材を装着したことで、結露水に含まれる
埃等の固形分が付着しにくくなるものである。
〜4のいずれか1項記載の発明のファンカバーをアルミ
ニウム材で形成することで、耐熱性にすぐれ耐蒸気性に
も強く端面のバリ処理等の簡単な高品質で生産性の良い
ファンカバーを提供できる。
説明する。図において、11は生ゴミを投入する生ごみ
収納容器12をセットする乾燥用容器である。生ごみ収
納容器12の内壁には固定刃13が設けられている。1
4は固定刃13と交差しながら回転する回転刃で、セン
ター軸16に連結されている。
設けた接続装置17により着脱自在に回転軸18に連結
されており、回転軸18には、回転モータ15の回転が
プーリー19とベルト23、および小ギヤ28と大ギヤ
29からなる減速装置により減速されて伝達される。
み収納容器12の内部の生ごみを粉砕撹拌する粉砕撹拌
手段を構成している。30は、乾燥用容器11を加熱す
るヒ−タであり、乾燥用容器11底部に円形形状に配置
し、その径は、乾燥用容器11とほぼ同一に設定してあ
る。
熱ケースで、内部に第1の断熱材34を配備し、外部に
第2の断熱材を巻いてある。24は厨芥処理機本体に開
閉可能に設けた蓋で、生ごみ収納容器12の開口を蓋2
4に取着したパッキン25にてシールしている。
設けた吸気口である。20は、内側に設けた裏蓋37に
設けた排出口であり、本体側に設けた第1の排気ホース
21と連通されている。さらに排気ホース21は脱臭装
置22に接続されている。脱臭装置22の排気側には、
遠心ファン26とモータ27からなる吸引手段を有して
おり、脱臭装置22と遠心ファン26とは第2の排気ホ
ース31とファンガイド32とファンガイド32の出口
周囲に設けたファンカバー38によって接続されてい
る。
て、その動作を説明する。生ごみ収納容器12に投入さ
れた生ごみは、回転刃14により攪拌されると共に回転
刃14と固定刃13により粉砕される。ヒータ30によ
り加熱された乾燥用容器11は、生ごみ収納容器12に
全周から熱を伝え、生ごみ収納容器12内の温度が上昇
して生ごみが加熱される。加熱された生ごみからは水蒸
気が発生し、生ごみ収納容器12上部の排出口20から
排出される。排出された水蒸気は、遠心ファン26とモ
ータ27からなる吸引手段により吸引され、第1の排気
ホース21を通り、脱臭装置22にて臭いを除去された
後、第2の排気ホース31、ファンガイド32を通り遠
心ファン26によって排気口カバ−40の排気口41を
通り、外部に排出される。
気通路の出口部分にファンカバー38が設けられている
ので、ファンガイド32と遠心ファン26の隙間d1が
大きくてもファンガイド32からの蒸気を確実に吸引す
ることができる。また、ファンカバー38は遠心ファン
26の排気口26a近傍まで延設しているので、ファン
ガイド32と遠心ファン26の隙間d1が大きくてもフ
ァンガイド32からの蒸気を確実に吸引することがで
き、ファンガイド32と遠心ファン26の隙間d1を5
mmにしても、従来例と同じ吸引量を得ることができる
ようになった。それにより、従来例と同じ吸引量を保ち
ながらファンガイド32と遠心ファン26の隙間d1を
大きく出来るので排気に含まれる埃等が遠心ファン26
と排気通路出口部との間にたまってもファンガイド32
と遠心ファン26が固着亜することがなくなる。
る。なお、上記実施例と同一部分については同一符号を
付してその説明を省略する。
周端部38aで、遠心ファン26の外周に設けた排気口
26aを全周に渡って覆うようにしたものである。上記
構成により遠心ファン26から排出された埃等はファン
カバー38の内壁に付着するので遠心ファン26から排
出された埃等は本体内外に直接飛び散ることがなくな
る。
る。なお、上記実施例と同一部分については同一符号を
付してその説明を省略する。
38bを外周方向に凸状に突出させたものである。
バ−40内面に生ずる結露水を受けるリブA42を同排
気口カバ−40内面に垂直に設け、前記リブA42はフ
ァンカバ−38の下端部38bに対面した位置に設けた
結露水受け棚43に向け傾斜させている。44は本体の
底部を形成する底板である。底板44より結露水受け棚
43に対面する高さまで結露水受け用のリブB45を設
け、前記リブB45の下部周囲をリブC46で囲んでい
る。
下端部38bを凸状に形成したことで、結露水が多量に
発生しても下端部38bの凸部にそって結露水受け棚4
3に流れ、結露水受け棚43から流れた結露水はリブB
45により確実にリブC46に囲われた底板44上に回
収するので本体外部に結露水落ちることはない。
なお、上記実施例と同一部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
で成形されファンカバー38の表面に張り付けられたシ
ートである。
には埃等の固形分が含まれており固形分の一部はファン
ガイド32の内壁やシ−ト39表面に付着し、遠心ファ
ン26とシ−ト39の隙間d1がせまくなる。
形分は容易にはがれシート39に多量の固形分が付着す
ることがなくなりシ−ト39と遠心ファン26の間に固
形分が多量に付着し遠心ファン26が固着することを防
止することができる。
系樹脂塗料等の剥離性の良い樹脂塗料をファンカバー3
8または遠心ファン26に塗布しても同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
施例と同一部分については同一符号を付してその説明を
省略する。
アルミニウム材にて形成したもので、耐熱性があり耐蒸
気性にすぐれ腐食しがたく端面のバリ処理等の加工が容
易な高品質で生産性の良いファンカバー38を提供する
ことができる。
生ごみを収納する生ごみ収納容器と、生ごみを加熱乾燥
させる加熱乾燥手段と、生ごみの加熱時に発生する蒸気
を外部に排気する排気通路と、前記排気通路端部に遠心
ファンとそれを回転させるモータからなる排気手段を備
え、前記遠心ファンの吸気側を排気通路出口に近接させ
ると共に、前記遠心ファンの少なくとも一外壁を覆うフ
ァンカバーを排気通路出口に設けることで、遠心ファン
と排気通路出口部との距離を大きく確保でき、その結
果、排気に含まれる埃等によって遠心ファンと排気通路
出口部との固着を防止するものである。
ァンカバー端部で遠心ファンの排気部全周を覆うように
構成したことで排気に含まれる蒸気分を結露させること
ができ本体内または本体外に結露水の飛び散りを防止す
るものである。
心ファンの排気部を覆うファンカバーの下端部を凸型に
形成したことで結露水をファンカバーの凸部で受けると
ともに本体底部への導水を容易にする。
ァンカバーと遠心ファンとの間に剥離性の良いシートま
たは成形品などの部材を装着したことで結露水に含まれ
る埃等の固形分が付着しにくくする。
ァンカバーをアルミニウム材で構成したことで耐熱性に
すぐれ耐蒸気性にも強く端面のバリ処理等の簡単な高品
質で生産性の良いファンカバーを提供できる。
図
手段の断面図
手段の斜視図
手段の断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 生ごみを収納する生ごみ収納容器と、生
ごみを加熱乾燥させる加熱乾燥手段と、生ごみの加熱時
に発生する蒸気を外部に排気する排気通路と、前記排気
通路端部に遠心ファンとそれを回転させるモータからな
る排気手段を備え、前記遠心ファンの吸気側を排気通路
出口に近接させると共に、前記遠心ファンの少なくとも
一外壁を覆うファンカバーを排気通路出口に設けた厨芥
処理機。 - 【請求項2】 ファンカバーの端部で遠心ファンの排気
部全周を覆うようにした請求項1記載の厨芥処理機。 - 【請求項3】 ファンカバーの外周の下端部を凸状に突
設した請求項1又は2記載の厨芥処理機。 - 【請求項4】 ファンカバー又は遠心ファンの少なくと
も一方に剥離性の良いシートまたは成形品などの部材を
装着した請求項1〜3のいずれか1項記載の厨芥処理
機。 - 【請求項5】 ファンカバーをアルミニウム材で形成し
た請求項1〜4のいずれか1項記載の厨芥処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011497A JP3376888B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011497A JP3376888B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 厨芥処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114520A JPH11114520A (ja) | 1999-04-27 |
JP3376888B2 true JP3376888B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17620530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28011497A Expired - Fee Related JP3376888B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3376888B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28011497A patent/JP3376888B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11114520A (ja) | 1999-04-27 |
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