JP3718827B2 - 撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は地盤改良工法、ソイルセメント合成杭工法、トンネル先受工法、アンカー工法、山留工法等に適用できる、撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばソイルセメント等の固結材を地中に注入しながら削孔・撹拌して任意の径の柱状体を構築する撹拌混合式削孔装置が種々知られている。この装置は基本的に回転軸の先端に拡縮可能な撹拌翼を具備し、撹拌翼を拡翼しながら掘削して改良された柱状体を構築している。撹拌翼の拡縮手段としては、▲1▼リンク機構を利用したパンタグラフ方式や▲2▼油圧シリンダ等の直線運動を揺動運動に変えるギア方式が知られている。
又、撹拌翼による拡幅削孔は、回転軸の挿入時に行う方法が最も知られているが、回転軸の引抜時に行う方法も例えば特開昭59−10610号公報、特開平4−213614号公報に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法には次のような問題点がある。
〈イ〉 回転軸の挿入時に拡翼して水平に削孔する方法にあっては、回転軸や撹拌翼等の自重により下方に曲り易く、削孔精度が悪い。
〈ロ〉 両拡翼方法に共通する他の問題点としては、施工性の向上を図るには削孔時に回転と打撃を加えることが望ましいが、これまでの拡縮手段はパンタグラフ方式やギア方式であるため、打撃力を加えると撹拌翼が閉翼したり、パンタグラフを構成するリンクやリンクの軸支箇所或いはギアが破損する危険がある。そのため、これまでは、削孔時は回転のみに限定され回転と打撃の両方を与えることが困難とされている。
【0004】
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは回転と打撃を与えて効率よく芯材入りの柱状改良体を施工できる、撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法を提供することにある。
さらに本発明の目的は軟弱地盤から硬質地盤まで適用地山の範囲が広い撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法を提供することにある。
さらに本発明の目的は各種工法への適用範囲が広い撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち請求項1に係る発明は、ロッドの先端に拡翼及び閉翼自在の拡翼ビットを備え、ロッドの先端部から固結材を吐出しながら拡翼ビットで撹拌して柱状改良体を構築する撹拌混合式削孔装置において、アウタロッドの先端部に拡翼ビットの基端を起倒自在に軸支し、アウタロッドに摺動自在に内挿した中間ロッドの先端部で拡翼ビットの後端面を摺動自在に支持し、前記中間ロッドに地中残置用のインナロッドを摺動自在に内挿し、前記各ロッド間で回転力を伝達可能に各ロッドの周面間を嵌合し、中間ロッドとアウタロッドの相対的な摺動操作により拡翼ビットを拡翼及び閉翼自在に構成したことを特徴とする、撹拌混合式削孔装置である。
請求項2に係る発明は、前記請求項1において、拡翼ビットの付近から削孔用流体や固結材を吐出する流路を各ロッドの周面間に形成したことを特徴とする、撹拌混合式削孔装置である。
請求項3に係る発明は、前記請求項1又は請求項2において、前記中間ロッドに摺動自在に内挿したインナロッドの周面に吐出口を設け、中間ロッドから露出したインナロッドの吐出口から固結材を吐出できるように構成したことを特徴とする、撹拌混合式削孔装置である。
請求項4に係る発明は、先行してパイロット孔を削孔し、パイロット孔をガイド孔として拡翼した拡翼ビットで固結材と地山を撹拌しながら柱状改良体を構築する撹拌混合方法において、請求項1又は請求項2に記載の撹拌混合式削孔装置を使用し、拡翼ビットを閉翼した状態で各ロッドに回転と打撃を与えてパイロット孔を削孔し、拡翼ビットを拡翼した状態で中間ロッドとアウタロッドに回転と打撃を与えながら後退させて柱状改良体を構築し、柱状改良体の中心にインナロッドを残置させたことを特徴とする、撹拌混合方法である。
請求項5に係る発明は、先行してパイロット孔を削孔し、パイロット孔をガイド孔として拡翼した拡翼ビットで固結材と地山を撹拌しながら柱状改良体を構築する撹拌混合方法において、請求項3に記載の撹拌混合式削孔装置を使用し、拡翼ビットを閉翼した状態で各ロッドに回転と打撃を与えてパイロット孔を削孔し、拡翼ビットを拡翼した状態で中間ロッドとアウタロッドに回転と打撃を与えながら後退させつつ、中間ロッドから露出したインナロッドの吐出口から固結材を吐出させて柱状改良体を構築し、柱状改良体の中心にインナロッドを残置させたことを特徴とする、撹拌混合方法である。
【0006】
【発明の実施の形態1】
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0007】
〈イ〉装置の概要
図2に撹拌混合式削孔装置の一例を示す。
10はインナロッドで、先端部に先端ビット11を取着している。
20はインナロッド10に外装した中間ロッド、30は中間ロッド20に外装したアウタロッドである。40はアウタロッド30の先端に拡翼及び閉翼自在に枢支された複数の拡翼ビットで、中間ロッド20とアウタロッド30の相対的な摺動によって一斉に拡翼及び閉翼するようになっている。50はアウタロッド30の基端に設けたスイベルで、各ロッド10〜30の周面間に形成された通路を通じて削孔用の水や固結材を供給できるようになっている。60は全ロッド10,20,30又は各ロッド10,20,30に回転と打撃の両運動を与えるための回転打撃手段である。
尚、アウタロッド30に外周に単数又はセンタリング用のスタビライザ(図示せず)を取着する場合もある。
【0008】
〈ロ〉インナロッド
インナロッド10は施工後に芯材として地中に残置される補強部材で、中空の管体及び棒鋼の両構造材を含むものである。インナロッド10の先端の先端ビット11には、図3,4に示すようにその外周面にロッドの軸方向に沿って複数の突条12が形成されている。この突条12は中間ビット20の先端部の条溝21と嵌合して、両ロッド10,20相互間で回転力を伝達するための係止体である。また中間ロッド20の後退操作によって、前記インナロッド10と中間ロッド20の嵌合が解除されるようになっている。
先端ビット11への打撃力は中間ロッド20を介して伝えるようになっている。
【0009】
〈ハ〉中間ロッド
中間ロッド20はアウタビット30と協働して拡翼ビット40を拡翼及び縮翼するための中空の筒体で、先端に拡径部22を形成している。
拡径部22の図面左半22aの外周面には複数のチップ23が突設され、また図面右半22bの外周面には、図5に示すような受溝24が凹設されている。
受溝24は拡翼ビット40の背部41を支持する支持部材で、その他に図6の(A)〜(C)に示すように背部41の抜け出しを規制した嵌合構造を採用しても良い。
中間ロッド20の周面に孔25が開設されていて、この孔25を通じて吐出される水等によって受溝24内に土砂が付着しないようになっている。
また中間ロッド20の先端部の外周面には、アウタロッド30と嵌合して相互に回転力を伝達可能な突条26が突設されている。
【0010】
〈ニ〉アウタロッド
アウタロッド30は中空の筒体で、その先端にテーパ状の拡径部31が形成されている。拡径部31には拡翼ビット40の基端が起倒自在に枢支されている。拡翼ビット40の枢支構造は図7に示す支軸42による他に、球体継手のような公知の枢支構造であっても良い。拡径部31の外周面には削孔用のチップ32が突設されている。
またアウタロッド30の先端部の内周面には、中間ロッドの各突条26と嵌合する条溝33が形成されている。各状溝33は両ロッド20,30のスライドによる拡翼ビット40の拡翼及び閉翼を可能にするため、突条26より長い範囲に亘って形成されている。
【0011】
〈ホ〉拡翼ビット
図2に示すように拡翼ビット40は帯状を呈し、その側面にチップ42群が形成されている。各拡翼ビット40の基端がアウタロッド30の先端に枢支され、拡翼ビット40の背部41が中間ロッド20の先端に支持されていることは既述した通りである。拡翼ビット40はロッド20,30の相対的摺動操作によって拡翼及び閉翼する。具体的には中間ロッド20の拡径部22とアウタロッド30の拡径部31を接近する方向に摺動させることで拡翼ビット40が拡翼し、その反対の離隔する方向に摺動させると拡翼ビット40が閉翼する。
【0012】
〈ヘ〉流体の吐出経路
削孔用の水や固化材を吐出するため、中間ロッド20やアウタロッド30の拡径部22,31には、夫々吐出口24、34が開設されている。これらの各吐出口24、34は、各ロッド10〜30の周面間に形成された通路と連通している。 吐出口の形成位置は、図示した形態に限定されず、削孔時は少なくとも先端ビット11へ向けて水を吐出でき、また柱状改良体築造時は拡翼ビット40の撹拌位置へ向けて固化材を吐出できるようになっていれば良い。
【0013】
【作用】
つぎに撹拌混合式削孔装置を用いた柱状改良体の施工方法について説明する。
【0014】
〈イ〉パイロット孔の削孔
図2はパイロット孔の削孔時の概念図を示す。
アウタロッド30が中間ロッド20に対して後退し、各拡翼ビット40が閉翼している。回転打撃手段60を通じて全ロッド10〜30に回転力と打撃力を与えて削孔を開始する。削孔中、スイベル50及び各ロッド10〜30の周面間の流路を経由して供給した水を先端ビット11付近から吐出させる。全ロッド10〜30に回転力を付与するには、各ロッド10〜30間が嵌合しているため、例えば一部のロッドの基端から回転力を与えることで、他のロッドへ伝達して付与することができる。
また削孔時の打撃力は、例えば回転打撃手段60を通じて中間ロッド20及びアウタロッド30の基端に直接打撃力を付与して、中間ロッド20の先端に当接する先端ビット11へ伝達する。
【0015】
〈ロ〉拡翼
所定の深さまでパイロット孔70を削孔したら、中間ロッド20とアウタロッド30を相対的に摺動操作して、図1に示すように拡翼ビット40を拡翼する。この状態で中間ロッド20とアウタロッド30に回転力と打撃力を与えながら、両ロッド20,30を後退させる。この際、インナロッド10の先端の吐出口24,34から固結材80を吐出させる。
拡翼ビット40はパイロット孔70より大径に削孔しながら、固結材80と地山を撹拌して大径の柱状改良体81を構築する。
柱状改良体81の径は、拡翼ビット40の拡翼量、すなわち中間ロッド20とアウタロッド30の相対的なスライド量により求められる。
柱状改良体81の築造時、インナロッド10に直接後退力を与えない。そのため、先端ビット11が抵抗体となってインナロッド10と中間ロッド20の嵌合が解除され、インナロッド10のみが地中に残置される。残置されたインナロッド10は柱状改良体81の中心に位置することから、最終的に、中心にインナロッド10が位置する柱状改良体81が築造される。
【0016】
【発明の実施の形態2】
図8はインナロッド10の周面から固結材80を吐出させて施工する他の実施の形態を示す。
インナロッド10は内部に軸路13を有すると共に、固結材の吐出範囲に亘って吐出口14を形成している。各吐出口14は軸路13と連通しており、またその形状は図示したスリット状に限定されるものではなく、円径等の種々の形状を採用できる。
本実施の形態にあっては、アウタロッド30と共に中間ロッド20を後退させる際、インナロッド10の基端から軸路13を通じて固結材80を供給することにより、中間ロッド20から露出したインナロッド10の周面の吐出口14を通じて固結材80を吐出できる。
またインナロッド10の露出長が長くなって吐出口14の露出数が増した場合は、周囲の柱状改良体81によって浸透が抑制されることにより、露出したすべての吐出口14から固結材80が吐出されることはなく、中間ロッド20に近い露出直後の吐出口14から固結材80が吐出されるだけである。
また、吐出口14をインナロッド10の長手方向に沿って不等間隔に形成しておくことで、不連続の柱状改良体81を構築することができる。
さらに、インナロッド10の内外で固結材80が連続性を有していることから、インナロッド10と柱状改良体81の付着性が向上し、インナロッド10の引き抜き抵抗力が大きくなる。
【0017】
【発明の実施の形態3】
本発明の撹拌混合式削孔装置の適用可能な工法について例示する。
▲1▼トンネル先受け工法(図9)
トンネルの切羽側へ向けて柱状改良体81を列設するトンネル先受け工法に適用できる。この場合、切羽側の深部に行くにしたがって柱状改良体81の断面径を徐々に大きく施工すれば、未改良区間の発生を回避できる。
また芯材となるインナロッド10の埋設されていない柱状改良体と比べて耐力的に有利である。
▲2▼斜面補強工法・アンカー工法(図10)
斜面に柱状改良体81を構築して斜面の補強工(A)やアンカー工(B)或いは擁壁工(C)に適用できる。補強工に適用した場合、円弧滑り想定箇所を部分的に地盤改良すればより一層の強度の増強が図れる。またアンカー工の場合、インナロッド10が引張材として機能すると共に、拡径した柱状改良体81を断面楔形や団子状に形成するとより大きなアンカー耐力を得ることができる。
▲3▼構造物の基礎杭(図11)
柱状改良体81を鉛直に向けて構築すれば構造物の基礎杭としても適用できる。基礎杭としては、底部から地上へ向けて徐々に縮径する拡底杭や、杭の途中に球状の拡径部を複数形成する節杭等の形態が可能である。
柱状改良体81を基礎杭として用いた場合、杭長を短くしても大きな支持力を確保できて、施工性や経済性に優れる。
▲4▼地盤改良(図12)
軟弱地盤の改良範囲に複数の柱状改良体81を構築すれば、軟弱地盤の改良に適用することも可能である。柱状改良体81を施工する機械設備はコンパクトで機動性に優れているから適用が容易である。
またインナロッド10をストレナー管で構成すれば、インナロッド10をドレーン材として活用することができる。
以上の工法は例示であって、これ以外に多くの工法に適用できる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。
〈イ〉 中心にインナロッドを位置させた高強度の柱状改良体を得ることができる。
〈ロ〉 インナロッドを柱状改良体の築造後に挿入することは可能であるが、工程が2工程となり作業が繁雑となる。これに対して本発明では、柱状改良体の築造時にインナロッドを地中に残置するので、インナロッドを設置するための手数や時間を要しない。
〈ハ〉 中空構造のインナロッドの周面に吐出口を開設しておくことで、固結材の吐出が容易になると共に、インナロッドと柱状改良体の付着力が増してインナロッドの引き抜き抵抗が大きくなる。
〈ニ〉 これまではロッドの引き抜き時に回転は与えられても打撃力を与えることはできなかった。本発明では、ロッドの引き抜き時に回転と打撃の両方を付与できるので、施工性が良くなる。
〈ホ〉 リンク類を一切用いずに中間ロッドとアウタパッドの相対的な摺動操作によって拡翼ビットを拡翼及び閉翼できる。
〈ヘ〉 軟弱地盤から硬質地盤までの広範囲の地盤に適応できる。
〈ト〉 各種の工法で使用でき、適用範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 拡翼時における撹拌混合式削孔装置の先端部の説明図
【図2】 閉翼時における撹拌混合式削孔装置の全体図
【図3】 図2におけるIII −III の断面図
【図4】 図3におけるIV−IVの断面図
【図5】 図2におけるV−Vの断面図
【図6】 拡翼ビットが中間ロッドから離脱するのを防止する嵌合構造例の説明図
【図7】 図2におけるVII −VII の断面図
【図8】 インナロッドに吐出口を設けた他の実施の形態の説明図
【図9】 トンネル先受け工法に適用した適用例の説明図
【図10】 斜面補強工法やアンカー工法に適用した適用例の説明図
【図11】 構造物の基礎杭に適用した適用例の説明図
【図12】 地盤改良に適用した適用例の説明図
Claims (5)
- ロッドの先端に拡翼及び閉翼自在の拡翼ビットを備え、ロッドの先端部から固結材を吐出しながら拡翼ビットで撹拌して柱状改良体を構築する撹拌混合式削孔装置において、
アウタロッドの先端部に拡翼ビットの基端を起倒自在に軸支し、
アウタロッドに摺動自在に内挿した中間ロッドの先端部で拡翼ビットの後端面を摺動自在に支持し、
前記中間ロッドに地中残置用のインナロッドを摺動自在に内挿し、
前記各ロッド間で回転力を伝達可能に各ロッドの周面間を嵌合し、
中間ロッドとアウタロッドの相対的な摺動操作により拡翼ビットを拡翼及び閉翼自在に構成したことを特徴とする、
撹拌混合式削孔装置。 - 請求項1において、拡翼ビットの付近から削孔用流体や固結材を吐出する流路を各ロッドの周面間に形成したことを特徴とする、撹拌混合式削孔装置。
- 請求項1又は請求項2において、前記中間ロッドに摺動自在に内挿したインナロッドの周面に吐出口を設け、中間ロッドから露出したインナロッドの吐出口から固結材を吐出できるように構成したことを特徴とする、撹拌混合式削孔装置。
- 先行してパイロット孔を削孔し、パイロット孔をガイド孔として拡翼した拡翼ビットで固結材と地山を撹拌しながら柱状改良体を構築する撹拌混合方法において、
請求項1又は請求項2に記載の撹拌混合式削孔装置を使用し、
拡翼ビットを閉翼した状態で各ロッドに回転と打撃を与えてパイロット孔を削孔し、
拡翼ビットを拡翼した状態で中間ロッドとアウタロッドに回転と打撃を与えながら後退させて柱状改良体を構築し、
柱状改良体の中心にインナロッドを残置させたことを特徴とする、
撹拌混合方法。 - 先行してパイロット孔を削孔し、パイロット孔をガイド孔として拡翼した拡翼ビットで固結材と地山を撹拌しながら柱状改良体を構築する撹拌混合方法において、
請求項3に記載の撹拌混合式削孔装置を使用し、
拡翼ビットを閉翼した状態で各ロッドに回転と打撃を与えてパイロット孔を削孔し、
拡翼ビットを拡翼した状態で中間ロッドとアウタロッドに回転と打撃を与えながら後退させつつ、
中間ロッドから露出したインナロッドの吐出口から固結材を吐出させて柱状改良体を構築し、
柱状改良体の中心にインナロッドを残置させたことを特徴とする、
撹拌混合方法。
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JP23596696A JP3718827B2 (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 撹拌混合式削孔装置及び撹拌混合方法 |
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1996
- 1996-08-19 JP JP23596696A patent/JP3718827B2/ja not_active Expired - Lifetime
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