JP3717102B2 - 光学素子のプレス成形装置及びその成形方法 - Google Patents

光学素子のプレス成形装置及びその成形方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱されたガラス素材をプレス成形して得られる、光学素子のプレス成形装置、及び、その成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より研磨工程を必要としないガラスレンズの製造方法として、ガラス素材を加熱し、上下一対の型でプレス成形する方法が行われており、非球面レンズなどの製品を効率良く生産できるため、様々な形状への展開が行われている。
【0003】
その際に、如何に成形型の成形面を、忠実にガラス製品側に転写するかが、高精度な光学素子を得るための重要な課題となっており、それを達成するために、プレス時においては、光学素子の光学機能面に対応する成形型の成形面に、ガス残りが発生しないようにする必要があり、例えば、凸レンズを成形する場合、成形型の成形面の曲率半径よりも、ガラス素材の曲率半径が小さくなるようにして、雰囲気ガスが成形型とガラスとの間に取り残されないようにする工夫がなされている。
【0004】
しかしながら、曲率のきつい(曲率半径の小さな)レンズや、非球面などの形状が複雑なレンズの場合には、ガラス素材の形状だけでは、対応が難しくなっており、また、仮に対応できたとしても、ガラス素材のコストが上がってしまうなどの問題があった。このため、近年では、プレス時に成形雰囲気を排除して、真空状態とする方法が開発されている。ただ、成形過程の加熱・冷却時も、真空状態とした場合、雰囲気との熱交換(対流)がされなくなるため、加熱・冷却時間が延びたり、成形型と熱電対などの温度センサーとの接触状態の違い(隙間の有無)によって、温度測定値に誤差が出易くなるなどの問題がある他、ガラスのハンドリング時に、真空吸着による搬送方法が使えないなど、常時、真空状態で成形する方法には、多くの不具合があり、好ましくない。
【0005】
そこで、プレス時のみ真空にする方法が有利となるが、成形サイクル中に真空引き及び不活性ガス充填の工程が増えるため、サイクルタイムがみだりに増加しないように、真空引き及び不活性ガス充填の時間をできるだけ短縮する工夫が必要である。また、成形サイクルを短くするために、従来と同様に、成形品を成形型からできるだけ高温で取り出すことが望ましく、その場合、成形型の酸化防止を考えると、不活性ガス雰囲気中で行う必要がある。
【0006】
従来の成形装置を見てみると、特開平3−177318号公報の発明では、不活性ガス雰囲気中で成形するための装置において、1つの成形室内に成形型と、成形型内へガラスの出し入れを行うハンドとがあり、また、成形室の隣りには置換室が設けられており、この置換室を通して、外部とのガラス素材、成形品の出し入れを行うことにより、成形室の雰囲気を損なうことなく、連続して成形を行うことができる。よって、成形型を酸化させることなしに、成形後の成形品を高温で取り出すことが可能となり、成形サイクルを大幅に短縮する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の成形装置を用いて、プレス時のみ、真空にする成形方法を行った場合、次のような問題点がある。即ち、この成形装置では、1つの成形室内に成形型および成形型内へガラスの出し入れを行うハンドなどが、一緒に装備されているため、成形室が比較的大きなものとなる。このため、雰囲気ガスを除くための真空引き時間が長くなり、それだけ、成形サイクルも延びてしまい、また、その間の成形型、ガラスの温度制御が不安定になるという問題があった。
【0008】
よって、成形室をできるだけ小さなものとする必要があるが、単に、上述のハンドを成形室の外に置いた場合は、ガラスの出し入れを行う際に、成形型が外の雰囲気(大気)に曝される。このため、型の酸化を防止するのに、成形型、ガラス成形品を十分に冷やしてから取り出す必要があり、成形サイクルが大幅に延びてしまう。
【0009】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、プレス時のみ、成形雰囲気を真空にする成形方法を行うに際して、成形サイクル短縮を図り、真空雰囲気での温度制御に与える影響を、必要最小限に抑えるようにした光学素子のプレス成形装置、及び、その成形方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の光学素子のプレス成形装置では、上下一対の成形型を用いて、加熱軟化したガラス素材をプレス変形させ、冷却した後に、成形型からガラス成形品を取出す、光学素子のプレス成形装置において、雰囲気置換が可能な第1の密閉チャンバーと、前記第1の密閉チャンバー内を不活性ガスに雰囲気置換することが可能な雰囲気置換装置と、前記第1の密閉チャンバー内に収容されて、これとは独立して雰囲気置換が可能な第2の密閉チャンバーと、前記第2の密閉チャンバー内に収納される前記成形型と、前記第2の密閉チャンバー内を真空にすることのできる真空装置とを備えていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の光学素子のプレス成形法では、上下一対の成形型を用いて、加熱軟化したガラス素材をプレス変形させ、冷却した後に、成形型からガラス成形品を取出す、光学素子のプレス成形方法において、雰囲気置換が可能な第1の密閉チャンバーと、前記第1の密閉チャンバー内に収容されて、これとは独立して雰囲気置換が可能な第2の密閉チャンバーと、前記第1および第2の密閉チャンバー内の雰囲気を置換する雰囲気置換装置とを使用し、前記ガラス素材を搬入後あるいは事前に、前記第1の密閉チャンバー内を不活性状態に雰囲気置換する工程と、不活性状態の前記第2の密閉チャンバー内の前記成形型に前記ガラス素材を搬入する工程と、前記第2の密閉チャンバーを密閉する工程と、前記成形型に載置されたガラス素材を加熱し、前記第2チャンバー内を真空装置により真空引きして、プレス成形する工程と、前記成形ガラスを前記第2の密閉チャンバーの外へ取出す工程とからなることを特徴とする。
【0012】
このように、成形型を取り囲む、必要最小限の容量のチャンバーを、新たに設置することで、プレス前に、型周りのみの雰囲気を真空とし、また、型へのガラスの出し入れを不活性ガス雰囲気中で行うことができる。
【0013】
なお、本発明の実施の形態として、光学素子のプレス成形装置において、第1の密閉チャンバーと隣接した位置に、第1の密閉チャンバーとは独立して雰囲気置換が可能なガラスの入替え室を設け、また、この入替え室を密閉に開閉可能な構造とすることにより、前記ガラス移送手段などを有することで、比較的容量が大きくなる第1の密閉チャンバーの雰囲気を変えることなく、比較的容量の小さな入替え室の雰囲気のみ置換して、常時、第1の密閉チャンバー内へのガラスの供給/取出しを行うようにすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図3を参照して、具体的に説明する。図1、図2は本発明の第1の実施の形態における、光学素子のプレス成形装置の縦断面図であり、図1はプレス時の状態を示し、図2はガラス投入時の状態を示すものである。また、図3は本発明の第2の実施の形態における、光学素子のプレス成形装置の縦断面図である。
【0015】
(第1の実施の形態)
図1、図2において、外チャンバー1は、外気との雰囲気を遮断するための密閉構造となっており、また、その出入り口には、ゲートバルブ13を取付けてあって、駆動源21により、開閉可能に構成してある。そして、このゲートバルブ13に対して、別の駆動源17により密着・離脱可能な入替え室3が構成されており、この入替え室3の内部には、更に別の駆動源20により、上下に移動可能な受け台12が設置されている。
【0016】
一方、外チャンバー1の内部には、胴型8が固定されており、この胴型8の中心軸上には、この胴型8を上下に貫通した状態で、貫通穴が形成されている。これらの貫通穴の内、上側の貫通穴には、上型部材6が、嵌合した状態で、上下方向に沿って摺動可能に挿入されている。
【0017】
そして、上型部材6の下面には、ガラス素材9を押圧して、その表面に所望の光学機能面を転写するための成形面が形成されており、さらに、上型部材6の上方で、外チャンバー1の外部には、ガラス素材9に印加するプレス圧を発生させるための駆動源14が配置され、かつ、外チャンバー1を貫通する構成で、プレス圧を伝える上軸4が配置されている。また、胴型8の上部には、上型部材6を加熱するためのヒータ10が内設されている。
【0018】
また、胴型8の下側の貫通穴には、下型部材7が、嵌合した状態で、上下方向に沿って摺動可能に挿入されている。
【0019】
そして、下型部材7の上面には、ガラス素材9の下面に所望の光学機能面を転写するための成形面が形成されており、また、下型部材7の下部で、外チャンバー1の外部には、駆動源15が配置され、かつ、外チャンバー1を貫通する構成で、駆動源15に接続した下軸5が設置されている。また、胴型8の下部には、下型部材7を加熱するためのヒータ10が内設されている。
【0020】
さらに、外チャンバー1の内部で、胴型8の外周には、型全体を覆う構成で、外チャンバー1との雰囲気を遮断するための内チャンバー2が設置されており、外チャンバー1の外部に配置された駆動源16により、上軸4とは独立に、上下に移動可能に構成され、内チャンバー2の下部開口部を、外チャンバー1の底部に密着させることにより、密閉空間を形成する構成となっている。
【0021】
また、外チャンバー1の内部には、内チャンバー2の内外における、ガラス素材9及び成形品29の受け渡しを行うためのハンド11が設置されており、外チャンバー1の外部に配置された駆動源18により、回転動作を、また、別の駆動源19により、上下動作を、それぞれ、行って、下型7と受け台12とのガラス素材9及び成形品29の受け渡しが可能となるように構成されている。
【0022】
なお、外チャンバー1、内チャンバー2、入替え室3には、それぞれ、独立に雰囲気置換が行えるように、N2 ガス導入管、真空排気管が個別に接続されており、それぞれに開閉弁N1〜3、V1〜3が用意され、また、リーク弁R1〜3も用意されている。
【0023】
さらに、N2 ガス供給源、真空排気元にも、開閉弁N0,V0が用意され、例えば、N2 ガス供給源のN2 弁N0を閉じて、外チャンバー1と入替え室3のN2 弁N1,N3を開いて、両者をリークさせることで、ともに同じ圧力の雰囲気とすることもできる。
【0024】
次に、上記のように構成された装置により、レンズを成形する手順について説明する。まず、図1のように外チャンバー1の出入り口のゲートバルブ13を閉じておき、内チャンバー2については、上方位置に移動して、開いておく。また、N2 ガス供給源のN2 弁N0、真空排気元の真空弁V0も開いておく。
【0025】
この状態で、外チャンバー1の真空弁V1を開いて真空引きを行い、所定の真空度に到達した時点で、真空弁V1を閉じ、次に、外チャンバー1のN2 弁N1を開いてN2 ガスを供給し、所定の圧力に到達した時点で、N2 弁N1を閉じ、外チャンバー1内の雰囲気置換を完了する。
【0026】
次に、外チャンバー1の外にあるガラス素材9を型内に搬送するが、まず、図1に示すように、外チャンバー1の外部で待機している受け台12の上に、外部ハンド(図示せず)により、ガラス素材9が供給されると、入替え室3が上昇して、閉じたゲートバルブ13に密着し、密閉空間を形成する。ここで、入替え室3の真空弁V3を開いて、真空引きを行い、所定の真空度に到達した時点で、真空弁V3を閉じ、次に、入替え室3のN2 弁N3を開いて、N2 ガスを供給し、所定の圧力に到達した時点で、N2 弁N3を閉じ、入替え室3内の雰囲気置換を完了する。そこで、ゲートバルブ13が開き、図2に示すように、受け台12が上昇し、ガラス素材9が外チャンバー1内で待機した状態となる。
【0027】
次に、予め、上型部材6を胴型8に対して上方にスライドさせ、下型部材7から逃がし置くと、この状態で、ハンド11がガラス素材9を保持して、胴型8の開口部より、下型部材7の成形面上に供給する。この時の動作は、まず、ハンド11が下降して、ハンド11の、ガラス素材9の保持部を、受け台12に載置されたガラス素材9に接近させる。そして、例えば、真空吸着作用により、ガラス素材9を保持した後、ハンド11は上昇し、次に、回転動作により、ハンド先端を胴型8の開口部より挿入し、ガラス素材9が下型部材7の上に来たところで停止し、その後、ハンド11が下降して、ガラス素材9が下型部材7に接近したところで、ハンド11からガラス素材9が開放されて、下型部材7上に置かれる。なお、この時、上型部材6及び下型部材7は、ヒータ10により、所定の成形条件に対応した温度に調整されている。
【0028】
ガラス素材9が下型部材7の成形面上に供給されると、胴型8の開口部より、加熱部材(図示せず)が挿入され、ガラス素材9の加熱を行う。なお、ガラス素材9は、型外で予め加熱されたものを型内に供給する方式にしてもよい。上型部材6、下型部材7及びガラス素材9が、プレス前の所定の温度に到達すると、加熱部材(図示せず)が胴型8の外側に退避し、直ちに、内チャンバー2が下降して、外チャンバー1の底面に密着し、密閉空間を形成する。ここで、内チャンバー2の真空弁V2を開いて、真空引きを行う。型周りの雰囲気が所定の真空度に到達し、かつ、上型部材6及び下型部材7が所定のプレス温度に到達した時点で、上型部材6側の駆動源14を押し出し動作させて、ガラス素材9の押圧成形を行う。そして、上型部材6のフランジ部下面が胴型8の上面に当接することにより、上型部材6での、ガラス素材9の変動動作が終了する。
【0029】
その後、冷却工程へと移るが、この時、内チャンバー2の真空弁V2を閉じて、内チャンバー2のN2 弁N2を開き、N2 ガスを供給して、所定の圧力に到達した時点で、N2 弁N2を閉じ、さらに、内チャンバー2のリーク弁R2を開けて内チャンバー2内を外チャンバー1と同じN2 圧力とし、その後、リーク弁R2を閉じるか、あるいは、内チャンバー2の真空弁V2を閉じた後、直接、リーク弁R2を開けて、外チャンバー1よりN2 ガスを導入して、内チャンバー2内を外チャンバー1と同じN2 圧力とする。
【0030】
そして、内チャンバー2を上方位置に移動させて開放し、これにより、内チャンバー2内に蓄積された熱も開放され、冷却効率を上げることができる。更に、N2 導入管(図示せず)による、型へのN2 ガスの吹き付けなどによって、冷却が促進されるが、型が所望の温度まで冷却されたとき、成形品29の面形状が崩れないように、下型部材7により、成形品29の下方から圧力を印加する。そして、この状態で冷却を続け、さらに、所定の温度まで到達したときに、下型部材7による圧力を解除する。
【0031】
その後も冷却を行い、所定の温度まで到達したときに、上型部材1を上方に移動させ、下型部材7上の成形品29を、ハンド11により、型内に投入したのとは逆の動作で、胴型8の開口部より受け台12へと取り出される。なお、受け台12には、ガラス素材9を載置する場所と、成形品29を載置する場所の2つが設けてあり、ハンドがガラス素材9を型内に投入し、成形している間に、受け台12は、再び、外チャンバー1の外部より、新たなガラス素材9を受け取り、外チャンバー1内に戻っている。そこで、ハンド11は、成形品29を取り出すとともに、新たなガラス素材9を型内に投入し、再び、成形を開始する。
【0032】
そして、成形品29は外チャンバー1外へ搬出されるが、この時の動作は、まず、受け台12が下降して入替え室3の中に入ると、ゲートバルブ13が閉じて外チャンバー1が閉鎖される。次に、入替え室3のリーク弁R3が開いて、入替え室3内のN2 ガスの圧力を大気圧まで下げてから、リーク弁R3を閉じ、入替え室3を下降させ、大気中に開放する。
【0033】
この状態で、外部ハンド(図示せず)により、受け台12上の成形品29を取り出すとともに、新たなガラス素材9を受け台12上に載置し、再び、入替え室3を介して、外チャンバー1内に搬送し、次の成形が始まるまで、待機する。以上のようにして、プレス成形が繰り返し行われる。
【0034】
ここで、カメラに使用されるレンズを、一事例にして、詳細な成形条件の説明を行うことにする。ここでは、ガラス素材9は、重クラウンガラス(屈折率:1.58、アッベ数:59.4、転移点:506℃)で、外径:φ10mm、肉厚:3.5mmの円板形状を使用し、下面側凸R=40、上面側凸非球面(近似R=29mm)で、外径:φ12mm、中心肉厚:2.5mmの両凸レンズを成形する。
【0035】
まず、下型部材7の成形面上にガラス素材9を投入し、上型部材6及び下型部材7の温度が570℃(109.5 ポアズ相当)になり、しかも、ガラス素材9の温度も570℃(109.5 ポアズ相当)になった時点で、内チャンバー2を閉じて、内チャンバー2内の真空度が2.7Pa(パスカル)以下となるように真空引きを行い、さらに、加熱を続け、上型部材6及び下型部材7の温度が580℃(109.0 ポアズ相当)になった時点で、上型部材6側の駆動源14を2900N(ニュートン)の力で、40sec間、動作させ、上型部材6の押し込み動作を終了する。なお、その後も、胴型8に突き当てた状態の上型部材6の圧力は、そのまま保持しておく。その後、冷却を開始するとともに、直ちに、内チャンバー2内にN2 ガスを導入し、外チャンバー1内のN2 ガスと同圧にしてから、内チャンバー2を上昇させ、開放する。
【0036】
そして、まず、560℃(109.8 ポアズ相当)になった時点で、下型部材7により、成形品29に2000N(ニュートン)の力を加え、このまま、冷却を続けて、490℃(1013.5ポアズ相当)になった時点で、下型部材7の圧力を解除した。そして、さらに470℃(1015.2ポアズ相当)まで冷却した後、上型部材6を上昇させて、型を開き、成形品29の取出しを行った。
【0037】
上記のような一連の動作により、レンズの成形を行ったが、円板形状のガラス素材を使用しても、ガス残りが発生するようなこともなく、良好な面精度の成形品を得ることができた。
【0038】
また、内チャンバー2内の真空引きに要する時間は、20sec.以下であり、1ショットに要する成形サイクルも5min.以下とすることができた。因みに、外チャンバー1は容積が大きいため、真空引きには、5min.以上を要する。
【0039】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態における、光学素子のプレス成形装置の縦断面図であるが、第1の実施の形態とほぼ同様の成形装置であり、その違いは、まず、入替え室がなく、受け台42が外チャンバー31内に固定されており、外チャンバー31の内外にガラスを出し入れするための出入り口が、受け台42側の外チャンバー31の側面に設けられており、ゲートバルブ43により、外気と遮断されている。
【0040】
また、胴型8に内設されたヒータ10の他に、型及びガラスを加熱するためのヒータ40が、内チャンバー32の内側の側面に設置されており、内チャンバー32の外側の側面には、冷却用の水冷ジャケットあるいはガス吹き付けによる冷却手段22が設置され、第1の実施の形態と同様、上下方向に移動可能に構成されている。その他は、第1の実施の形態と同様なので、その説明は省略する。
【0041】
次に、上記のように構成された装置により、レンズを成形する手順について説明する。まず、図3に示すように、外チャンバー31の出入り口のゲートバルブ43を閉じ、内チャンバー32については、上方位置に移動して開いておく。また、N2 ガス供給源のN2 弁N0、真空排気元の真空弁V0も開いておく。
【0042】
この状態で、外チャンバー31の真空弁V1を開いて真空引きを行い、所定の真空度に到達した時点で、真空弁V1を閉じ、次に、外チャンバー31のN2 弁N1を開いてN2 ガスを供給し、所定の圧力に到達した時点で、N2 弁N1を閉じ、外チャンバー31内の雰囲気置換を完了する。
【0043】
次に、内チャンバー32を下降させて型を覆い、外チャンバー31の底面とともに密閉空間を形成し、ヒータ10により、型をガラス素材投入時の所定温度まで加熱保持しておく。ここで、外チャンバー31の外にあるガラス素材を型内に搬送するが、まず、内チャンバー32は下降させたままの状態で、外チャンバー31のリーク弁R1を開いて、外チャンバー31内のN2 圧力を大気圧まで下げる。そして、ゲートバルブ43を開き、ガラス素材を保持した外部ハンド(図示せず)により、外チャンバー31の外部から、内部の受け台42に直接、ガラス素材を持ち込み、載置する。
【0044】
その後、再度、外チャンバー31内の雰囲気置換を行い、N2 雰囲気に戻した後、内チャンバー32を上昇させて開き、第1の実施の形態と同様、受け台42上にあるガラス素材を、ハンド11により、下型部材37の成形面上に供給する。このとき、上型部材36及び下型部材37は、前述のように、ヒータ10により所定の成形条件に対応した温度に調整されている。
【0045】
次に、再び、内チャンバー32が下降して閉じ、ヒータ10及び40にて上型部材36、下型部材37及びガラス素材を加熱する。そして、上型部材36、下型部材37及びガラス素材が、プレス前の所定の温度に到達すると、直ちに、内チャンバー32の真空弁V2が開いて真空引きを行い、その後、型周りの雰囲気が所定の真空度に到達し、かつ上型部材36及び下型部材37が所定のプレス温度に到達した時点で、上型部材36側の駆動源14を押し出し動作させて、ガラス素材の押圧成形を行う。
【0046】
その後、冷却工程へと移るが、この時、内チャンバー32の真空弁V2を閉じて、内チャンバー2のN2 弁N2を開き、N2 ガスを供給して所定の圧力に到達した時点で、N2 弁N2を閉じるが、この実施の形態においては、内チャンバー32は下降して閉じたままの状態で、冷却を続けるのである。この状態のまま、N2 導入管(図示せず)による、型へのN2 ガスの吹き付けなどによって、冷却が促進される。一方、内チャンバー32内のヒータ40はオフとなり、冷却手段22により内チャンバー32自身も冷却される。これにより、内チャンバー32は閉じたままであるが、さらに、冷却が促進される。
【0047】
そして、型が所望の温度まで冷却されたとき、成形品39の面形状が崩れないように、下型部材37により、成形品39に圧力が印加され、そして、この状態で冷却を続け、さらに、所定の温度まで到達したときに、下型部材37による圧力を解除する。
【0048】
その後も、冷却を行い、所定の温度まで到達した時点で、まず、内チャンバー32のリーク弁R2を開けて、内チャンバー32内を外チャンバー31と同じのN2 圧力とした後、リーク弁R2を閉じてから、内チャンバー32を、上方位置に移動させて開放し、さらに、上型部材36を上方に移動させて、下型部材37上の成形品39を、ハンド11により、胴型8の開口部より受け台42へと取り出させる。
【0049】
なお、受け台42にも、ガラス素材を載置する場所と、成形品39を載置する場所の2つが設けてあり、ハンドが、ガラス素材を型内に投入し、成形している間に、受け台42は再び、外チャンバー31の外部より、新たなガラス素材を受け取り、待機している状態にする。そこで、ハンド11は、成形品39を取り出すとともに、新たなガラス素材を型内に投入し、再び、内チャンバー32を閉じて成形を開始する。
【0050】
そして、成形品39は外チャンバー31外へ搬出されるが、この時の動作は、まず、内チャンバー32が閉じた後に、外チャンバー31のリーク弁R1が開いて、外チャンバー31内のN2 ガスの圧力を大気圧まで下げてから、リーク弁R1を閉じ、ゲートバルブ43が開いた後に、外部ハンド(図示せず)により、成形品39を取り出すとともに、新たなガラス素材を受け台42上に載置し、その後、ゲートバルブ43が閉じて、再び外チャンバー31内の雰囲気置換を行って、次の成形が始まるまで待機する。以上のようにプレス成形が繰り返し行われる。
【0051】
ここで、第1の実施の形態と同様に、カメラに使用されるレンズを例に、詳細な成形条件の説明を行うことにする。
【0052】
ガラス素材は、燐酸ガラス(屈折率:1.56、アッベ数:60.8、転移点:345℃)で、最終形状と同Rに両面を研磨した近似形状ブランクを使用し、下面側凸R62でその表面には深さ:10μm、ピッチ:100μm〜1mmの多数の同心円状の溝からなる微細形状があり、上面側凸R=96mmで、外径:φ34mm、中心肉厚:5.4mmの両凸レンズ形状の、回折光学素子を成形する。
【0053】
まず、下型部材37の成形面上にガラス素材を投入した後に、内チャンバー32を閉じて加熱を行い、上型部材36及び下型部材37の温度が390℃(ガラス粘度で、109.0 ポアズ相当)になり、しかも、ガラス素材の温度も390℃(ガラス粘度で、109.0 ポアズ相当)になった時点で、内チャンバー32内の真空度が2.7Pa(パスカル)以下となるように真空引きを行い、さらに、加熱を続けて、上型部材36及び下型部材37の温度が395℃(ガラス粘度で、108.7 ポアズ相当)になった時点で、上型部材36側の駆動源14を5900N(ニュートン)の力で、60sec間、動作させ、上型部材36の押し込み動作を終了する。なお、その後も、胴型8に突き当てた状態の上型部材36の圧力は、そのまま保持しておく。
【0054】
その後、冷却を開始するとともに、直ちに、内チャンバー32内にN2 ガスを導入し、そのまま、内チャンバー32内にて冷却を続ける。そして、380℃(ガラス粘度で、109.7 ポアズ相当)になった時点で、下型部材37により、ガラス成形品39に4900N(ニュートン)の力を加え、このまま冷却を続けて、325℃(ガラス粘度で、1014.5ポアズ相当)になった時点で、下型部材37の圧力を解除した。
【0055】
そして、さらに320℃(ガラス粘度で、1015.3ポアズ相当)まで冷却した後、外チャンバー31内のN2 ガスと同圧にしてから、内チャンバー32を上昇させて開放し、さらに、上型部材36を上昇させて、型を開き、成形品39の取出しを行った。
【0056】
上記のような一連の動作により、回折光学素子の成形を行ったが、微細な溝形状をきちんと転写しており、ガス残りが発生するようなこともなく、転写性の良好な成形品を得ることができた。また、内チャンバー2内の真空引きに要する時間は、20sec.以下であり、1ショットに要する成形サイクルも8min.以下とすることができた。因みに、外チャンバー1は容積が大きいため、真空引きには5min.以上を要する。
【0057】
なお、第2の実施の形態では、入替え室がないため、外チャンバーの内外のガラスの出し入れは、内チャンバーが閉じている時に限られる他、ハンドリングごとに、外チャンバーの雰囲気置換を行っているので、N2 ガスの消費量も多くなるという面を持ち合わせているが、しかし、装置としては、シンプルとなるために、システム全体の成形のパターンに応じて、何れか(第1あるいは第2の実施形態)を選択するのがよい。
【0058】
また、内チャンバーの内側にヒータ、外側に冷却手段を持っているため、冷却効率をさほど下げることなく、加熱効率を上げられる他、加熱時から冷却時にわたって、内チャンバーが閉じていることで、冷却効率は内チャンバーを開けている時より若干、不利となるものの、型周りの雰囲気を外部から遮断できるため、型やガラスの温度分布が少なくなり、より高精度な成形品を得ることができる。よって、この方法も、ガラス成形品の要求精度や要求コストに応じて選択するのがよい。
【0059】
(他の実施の形態)
以上の実施の形態では、通常のレンズと回折光学素子の成形を例に説明しているが、これに限らず、自由曲面レンズや角物レンズなど、製品形状に対して、ガラス素材の形状を調整しづらく、それにより、ガス残りが発生するような物であれば、本発明は、適用できる。また、この実施の形態においては、1個取りの成形について説明しているが、多数個取りにおいても、もちろん適用できる。
【0060】
さらに、本発明の第1の実施の形態では、胴型内のヒータにて、型の加熱を行っているが、加熱・冷却の方法については、特に限定するものではなく、第2の実施の形態のように、内チャンバーに設置されたヒータや冷却手段を使用してもよく、また、内チャンバーを開閉するタイミングについても、少なくとも、プレス時に閉じて、真空状態になっていればよく、加熱時から冷却時にわたって、内チャンバーを閉じている方法としてもよい。これらの技術的組合せは、要求される製品の精度やコスト(成形サイクル、装置コスト)などによって、予め、決めることができる。
【0061】
また、本発明の第2の実施の形態においても、同様に、胴型内にヒータを設置して、型の加熱を行ってもよく、また、この時の説明では1ショット毎に外チャンバーからのガラスの出し入れを行っていたが、受け台を大きくして、数ショット分を一度に出し入れするようにしてもよい。これにより、ハンドの動きは多少複雑になるものの、毎回外チャンバー内を雰囲気置換する必要がなく、N2 ガス消費量を抑えることができる。
【0062】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したようになり、少なくとも、プレス前に、一旦、真空雰囲気にしてから、プレスを開始するためのプレス成形装置及びその成形方法において、第1の密閉チャンバー内に、型を取り囲む必要最小限の容量の第2の密閉チャンバーを設置することで、プレス前に真空引きを行う際の時間を大幅に短縮することができ、また、その後に充填する不活性ガスの使用量も削減することができるなどの多くの効果が得られる。
【0063】
また、第2の密閉チャンバーの外側で、かつ、第1の密閉チャンバーの内側に、型からガラスの出し入れを行うハンドを設けたことで、不活性ガス雰囲気中で、ガラスの出し入れを行うことができ、それにより、型を酸化させることなしに、型が高温のままでのガラスの出し入れを可能となるから、大幅な成形サイクルの短縮を図ることができる。
【0064】
さらに、入替え室を設けたことにより、第2の密閉チャンバーの開閉に関係なく、いつでも、第1の密閉チャンバーと外部とのガラスの出し入れが可能となるため、第2の密閉チャンバーの開閉のタイミングを成形条件に応じて自由に設定することができるようになり、また、第1の密閉チャンバーに比べて入替え室の容積はごくわずかであり、第1の密閉チャンバーと外部とのガラスの出し入れの際に要する不活性ガスの使用量も大幅に削減することができるなどの効果が得られる。
【0065】
また、上記装置を使用して、加熱・冷却時は、不活性ガス雰囲気で、プレス時は真空雰囲気で成形を行うことにより、製品形状にかかわらず、ガラス素材の形状に工夫をすることなしに、ガス残りのない、転写性の優れた成形品を、より短い成形サイクルで得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態での光学素子の成形装置の縦断面図であり、プレス時の状態を示すものである。
【図2】同じく、光学素子の成形装置の縦断面図であり、ガラス投入時の状態を示すものである。
【図3】本発明の第2の実施の形態での光学素子の成形装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1,31 外チャンバー
2,32 内チャンバー
3 入替え室
4 上軸
5 下軸
6,36 上型部材
7,37 下型部材
8 胴型
9 素材
10,40 ヒータ
11 ハンド
12,42 受け台
13,43 ゲートバルブ
14〜21,51 駆動手段
22 冷却手段
29,39 成形品
N0〜N3 N2
V0〜V3 真空弁
R1〜R3 リーク弁
2 2 ガス供給源
Vac 真空排気元

Claims (4)

  1. 上下一対の成形型を用いて、加熱軟化したガラス素材をプレス変形させ、冷却した後に、成形型からガラス成形品を取出す、光学素子のプレス成形装置において、
    雰囲気置換が可能な第1の密閉チャンバーと、
    前記第1の密閉チャンバー内を不活性ガスに雰囲気置換することが可能な雰囲気置換装置と、
    前記第1の密閉チャンバー内に収容されて、これとは独立して雰囲気置換が可能な第2の密閉チャンバーと、
    前記第2の密閉チャンバー内に収納される前記成形型と、
    前記第2の密閉チャンバー内を真空にすることのできる真空装置と
    を備えていることを特徴とする光学素子の成形装置。
  2. 前記第1の密閉チャンバー内で、かつ前記第2の密閉チャンバーの外に備えられ、前記ガラス素材を前記成形型に搬入し、かつ前記成形型に載置されたガラス成形品を第2の密閉チャンバーの外へ受け渡すためのガラス搬送手段を有することを特徴とした請求項1に記載の光学素子の成形装置。
  3. 前記第1の密閉チャンバーと隣接した位置に、雰囲気置換することができ、かつ前記第1の密閉チャンバーに対して移動可能な入替え室と、
    前記第1の密閉チャンバーには前記入替え室と密閉に開閉可能とするための開閉機構とを備えることを特徴とする請求項2に記載の光学素子のプレス成形装置。
  4. 上下一対の成形型を用いて、加熱軟化したガラス素材をプレス変形させ、冷却した後に、成形型からガラス成形品を取出す、光学素子のプレス成形方法において、
    雰囲気置換が可能な第1の密閉チャンバーと、
    前記第1の密閉チャンバー内に収容されて、これとは独立して雰囲気置換が可能な第2の密閉チャンバーと、
    前記第1および第2の密閉チャンバー内の雰囲気を置換する雰囲気置換装置とを使用し、
    前記ガラス素材を搬入後あるいは事前に、前記第1の密閉チャンバー内を不活性状態に雰囲気置換する工程と、
    不活性状態の前記第2の密閉チャンバー内の前記成形型に前記ガラス素材を搬入する工程と、
    前記第2の密閉チャンバーを密閉する工程と、
    前記成形型に載置されたガラス素材を加熱し、前記第2チャンバー内を真空装置により真空引きして、プレス成形する工程と、
    前記成形ガラスを前記第2の密閉チャンバーの外へ取出す工程とからなることを特徴とする光学素子のプレス成形法。
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