JPS6291430A - ガラス成形体のプレス成形方法 - Google Patents

ガラス成形体のプレス成形方法

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JPS6291430A
JPS6291430A JP14433086A JP14433086A JPS6291430A JP S6291430 A JPS6291430 A JP S6291430A JP 14433086 A JP14433086 A JP 14433086A JP 14433086 A JP14433086 A JP 14433086A JP S6291430 A JPS6291430 A JP S6291430A
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JP
Japan
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glass
mold
press
glass preform
ring
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Application number
JP14433086A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Hirota
慎一郎 広田
Kishio Sugawara
菅原 紀士男
Tetsuo Izumitani
泉谷 徹郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレス成形後にTi1l削til+磨を必ず
しく〕要しないガラス成形体のプレス成形方法に関!す
る。
このガラス成形体は光学的鏡1m状に加重[された型の
ガラス成形面が転′i−7されることから、例λぽ球面
状のガラスレンズはt]とより、非球面状のガラスレン
ズとして利用される。
〔従来の技術〕
成形型の本体とそのガラス成形面に特殊な月利を用いる
と共に、そのガラス成形面を光学鏡面とし、プレス成形
は非酸化t/l’W囲気で行<Lうことにより、プレス
成形後にrill削、(σl磨を必要としない光学鏡面
を備えた高精度のガラス成形体のプレス成形方法は既に
知られている。
米国特許第3,833,347月に示されICプレス成
形方法は、次の (a)〜(h)の各T程を含んでいる
(a)型内にガラス塊を入れる。(b)型を包囲しCい
るチャンバー内を1112気し、次いでチャンバー内に
非酸化↑11ガスを導入する。(C)型の温度をガラス
の軟化点くリトルトン点:10    ポアズの粘度に
相当覆る温度)近傍まで1−冒させ、その温度で1〜5
分保持する。(dl型に荷重をかけてガラスを成形Jる
。(e)成形されたガラスが変形しないにうに荷重状態
を維持したまま、型温度をガラス転移温度J、りも低い
温度にまで下げる。([)荷重Fを取り除く。(o) 
’I’!の酸化を防止するために型の温度を約300°
Cまで更に冷1.j1づ゛る。(h)型を聞いてプレス
成形されたガラスレンズを取り出寸。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述した米国特許第3.833.347
番−1のプレス成形方法によれば、型の湿態を加熱時に
おけるガラスの軟化点から冷却時における約300℃ま
での数百度Cの温度幅で変化させていることから、同一
の成形型を使用して連続的にガラスレンズを製造する場
合、1個製造するに要するプレス成形4Jイクルタイム
が著しく長くなるばかり′Cなく、熱効率も悪いという
問題点があった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、上記()た問題s:iを解決することをに目
的としてなされたもので・あり、本発明によるガラス成
形体のプレス成形方法番よ、ガラスプリフォームを、少
なくとも!jいに対向する下型どF型を有する成形型の
前記下型と下型間に設置し、前記ガラスプリフォームの
ガラス粘度が108〜1010゛5ポアズに相当する温
度範囲内の所定温度に前記成形型を加熱し、前記ガラス
プリフォームが前記加熱時の所定温度に達した状態で、
前記ガラスプリフォームをプレス成形−4るのに充分な
圧力を前記上・下型間に加えて、前記ガラスプリフォー
ムをガラス成形体にプレス成形し、次に前記圧力を解除
して前記成形型で前記ガラス成形体を包んだまま、前記
ガラス成形体と前記成形型をガラス粘度が1011°5
〜1014ポアズに相当する温度範囲内の所定温度に徐
々に冷却し、その後、前記成形型から前記ガラス成形体
を取り出し、次のガラスプリフォームを、前記冷fi時
の所定温度近傍から前記加熱時の所定温度までの渇m状
態にある前記成形ハリの上・下型間に設Hし、イの後、
ト述したプレス成形、冷却および取り出しの各■程を行
い、これにより順次供給されるガラスプリフォームから
ガラス成形体を連続的にプレス成形することを特徴とし
でいる。
なお、ガラスプリフォームとは、プレス成形後のガラス
成形体の仕上り形状にすることのできる基礎的27形状
に予め成形加工されたガラス体であり、この基礎的な形
状とは、たとえば、仕上り形状が凸又は門のレンズであ
る場合、容積がほぼ等しい円板状、円柱状、球面状又は
球形状であり、好ましくはt1上り形状とほぼ近似した
形状である。
なお、プレス成形する場所の雰囲気は、成形型のガラス
成形面を保護覆る上で、実施例に示すように[12ガス
を混入した還元性ガスや、N2ガスなどの不活性ガスの
ような非酸化性雰囲気が望ましい。
〔作 用〕
本発明によれば、次のガラスプリフォームを成形型に設
置Jる際、その成形型の温度を加熱時の所定温度(ブレ
ス温度)に復帰する途−L中の温度に設定していること
から、熱容量の大きい成形gllJに対して小さな温度
すイクルをbえる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら訂)ホする
先ず、本実施例で使用したプレス成形装置を第1図〜第
5図を参照しながら説明する。
なお、第1図は、プレス成形されたガラス成形体21を
載せたリング状ホルダー2が押出し棒9によりプレス室
4から中継室6に移送された状態と、次のガラスプリフ
ォーム1を載せたリング状ホルダー2が取り入れ室3に
設置された状態を示Jプレス成形装置の横断面図であり
、第2図は、上記したガラス成形体21が急冷室曲数り
出し室5に移送された状態と、上記したガラスプリフォ
ーム1が中継室6に移送され、押出し棒8によりプレス
室4に移送される直前の状態を承す同装置の横断面図で
あり、第3図は、上記したガラスプリフォーム1を載せ
たリング状ホルダー2が押出し棒8によりプレス室4に
移送されて、スリーブ120段−〇 − 差向121に載置された状態であって、ガラスプリフォ
ーム1がプレス成形される直前の状態を示す同装置の縦
断面図であり、第4図はガラスプリフォーム1をリング
状ホルダー2の内周の段差面201に載置た状態を示寸
拡人組断面図であり、第5図は移送貝7を示す斜視図で
ある。
このプレス成形装置は、第1図に示すように、ガラスプ
リフォーム1を載せたリング状ホルダー2を取り入れる
ための取り入れ室3、プレス成形を行うプレス室4およ
び急冷室前取り出し室5を備え、それぞれの部屋は中継
室6を通してつながっている。取り入れ室3と取り出し
室5とは、中継室6を挟んで前方と後方に位置し、プレ
ス室4は中継室6の右側に位置している。そして、ガラ
スプリフォーム1は、プレス成形されたガラス成形体2
1になっても、第4図に示すように常にリング状ホルダ
ー2の内周のうち、大きい内径部分と小さい内径部分と
の間に形成された段差面201上に載せられて、このリ
ング状ホルダー2ににり保持され、このリング状ホルダ
ー2を載置する移送具7により、−1配置、た取り入れ
室3、中継室6、プレス室4、中継室6および急冷室1
に取り出し!′)5の順序で移送される。この移送具7
には、第4図に示するように、リング状ホルダー2を載
i′りする第1載置部7旧おJ、び第2載首部7()2
と、これらの第1.第2載百部701.702の間に内
機状のイ1切板703が形成さねている。この移送具7
は、取り入れ室3と急冷室油取り出し室5の各内周と情
動可能な状態で1■含挿入し、イ1切板703で取り入
れ室3または急冷室油取り出し至5を11切る前に、予
めプレス室4を含めて全部j’i: l;: 2%1−
12ど98%N2との混合ガスを導入する。この混合ガ
スの尋人方法は、f1切椴703を中継室6の中央イ・
]近1.T、 (:I置させて全部屋を通気状態にl)
で、取り入れ室;3の排気孔301を通して内部の空気
を111気し、次にガス導入孔302を通()で]記ガ
スを全部屋に導入する。調整孔303はガス調整弁(図
示■ず)と接続されて、この調整孔303を通し−C部
屋内のガス圧を調整する1、このJ、う4r孔3(11
,302,303ど同様な機能を有する排気f1504
.尋人孔502.調整孔;103が急冷室油取り出し室
5にも備λられでいる。
第1図に示J取り入れ室3と第2図に示す急冷室油取り
出し室5は、仕切板703がそれぞれ至4゜5の人[−
1にOリング304,504を介1)で密接りることに
より、気密状態を得る。ぞれぞれの室3,5の気密状態
においても−1−記したガスの導入が行われる。
リング状ホルダー2に載せられたガラス成形体4−1\
1が中継室6からプレス室4に、プレス成形されたガラ
ス成形体21がプレス室4から中継室6にそれぞれ移動
するlこめに、リング状ホルダー2を中継室6からプレ
ス室4に挿入する押出し捧8ど、プレス室4から中継室
6に押出す押出し棒9と、レール10.11とを備え−
Cいる。なお、レール10は、移動具7の仕切板703
がそのレール10を横断して前後移動する時は、その前
後移動の邪魔にならないように、下方に移動さける構造
になっている。
プレス室4には、主どして第3図で示すように、スリー
ブ12)上型13a3よσF型14」;り構成される=
 12− 成形型15が設置されている。下型13と下型14に(
よ、上型本体130と上型本体140からそれぞれ突出
1)で、その先端にガラス成形面131と141を形成
した突出部が1iQ4−JられCおり、1−型本体13
0の外径(18#φ)は下型本体140の外径(16姻
φ)よりも大きく、上型本体130ど下型本体140の
でれそれの外周がスリーブ12の内周と滑動可能イ1状
態で嵌合挿入されている。イして、スリーブ12の内周
は、上記した上型本体130と下型本体140のそれぞ
れの外径と対応した2つの内径(18Mφ、 16゜φ
)を有していることから、その中間部で段差面121が
形成され、この段差面121[にリング状ホルダー2が
載置される。そ(〕て、このリリング状ホルダーの内周
のうら、大きい内径部分(第1実施例:10#φ)と小
さい内径部分(同=8Mφ)にそれぞれ上型13と下型
14のガラス成形面131゜141を先端に形成した突
出部を滑動ii)能に収容qる。また、この段差面12
1からに方部分のスリーブ12の側壁には、リング状ホ
ルダー2と押出し棒8.9を挿入し、送出するための開
口部122.123が形成されている。本例の上型本体
130と下型本体140の(A料は炭化タングステンで
あり、1−型13ど下型14のガラス成形面131.1
41には、プラズマCV D (Ct+emical 
Vapor Deposition)法を使用して厚さ
約111111の窒化ケイ素(Si3N4)層を被着し
ている。なお、スリーブ12の月利も炭化タングステン
である。そして、スリーブ12は支持具16により支持
され、1−型本体130と下型本体140はそれぞれ押
し棒17と18に取り付けられている。
ガラスプリフォーム1をプレス成形する際、押し棒17
と18をそれぞれ降下、上野して、F型13と下型14
のガラス成形面131と141をガラスプリフォームの
上面ど下面にそれぞれ接触し、次に、押し棒17を通し
C上’S’!13に圧力を加えて行われる。その他、成
形型15の外周には、この成形型15を加熱するための
抵抗加熱ヒータ19と、放射熱を反射するためのりフレ
フタ20が設置されている。
このようなプレス成形装置を使用した本発明のの方法の
実施例を、前述した第1図〜第5図と、ガラスプリフォ
ーム1、リング状ホルダー2および成形型15のそれぞ
れの渇痘変化ど軒過11¥間との関係を承り第6図どを
参照しながら説明りる。
第1実施例では、ガラスプリフォーム1として光学ガラ
ス1.al(14(ガラス転移温度640℃)を直径9
.8履φ、厚さ2姻の円板状に加Tしたものを使用して
、直径10InfRφ、中心肉IIノ 1.51nmの
両面凹レンズを連続的に−lレス成形する事例である。
先ず、第1図に示すように、移送具7を前進させ、仕切
板703を取り入れ室30入口に密接し15この取り入
れ室3を中継室6と遮断した後、取り入れ室3を開成し
た状態で、室温放置されていたガラスプリフォーム1を
前のプレス成形において使用されたリング状ホルダー2
(ml:約200℃)に載せ、このリング状ホルダー2
を移送具7の第1載置部701に載せる。次に、取り入
れ室3のtJl気を行った後、取り入れ至3に2%11
2と98%N2の混合ガスを満Iこす。なお、プレス室
4.急冷室兼取り出し室5および中継室6の内部も6i
fのプレス成形工程において上記混合ガスが存在してい
る。
次に、第2図に示1ように、移送具7を後退さUで、仕
切板103を取り出し室5の入口に密接しC、−f’、
i、ガラスプリフォーム1を載せたリング状ボルダ−2
を中継室6に移送させ、下っていたレール10を元の位
置に戻し、レール11と同じ高さに設定してから、リン
グ状ホルダー2を押出し棒8によりプレス室4に向けて
移送する。
次に、第3図に示すように、ガラスプリフォーム1を戟
「たリング状ホルダー2を押出し棒8によりレールio
、 ilを通ってプレス室4に移送し、成形型15のス
リーブ12の段差面121に載置−リ−る。
その際、L型13と下型14の温度は、ガラスプリフォ
ーム1が成形型15に載置された時(第6図の1分経過
時)には、前のプレス成形時のプレス温度700℃から
約630°0(ガラス粘度が1013.7ボアズに相当
する温度)に低下しているが、前のプレス成形終了後直
ちに、この成形型15はヒータ19により加熱され、プ
レス温度700℃(ガラス粘度が108°5ポアズに相
当する温度)まで復帰される(第6図の2分経過時)。
一方、ガラスブリフォ−ム1とリング状ホルダー2のイ
れぞれの温a 1.1、成形型15に載置されに時(第
6図の1分粁過14)からヒータ19にJ、り加熱され
で、3分経過後に1−開成形型15のプレス記数よ′c
−I M する(第6図の4分経過時)。
このようにガラスプリフォーム1、リング状ホルダー2
および成形型15が700℃でばば等温になった時(第
6図の4分経過時)、−1−型13と下型14をそれぞ
れ押棒11と18によりプレス位置まで降下と上昇を行
ない、下型14を固定した状態で、押棒17に荷重を加
え、圧力40Ky/cdで30秒間ブレスする(第6図
の4分から4分30秒経過まで)。このプレス後、押し
棒11により上型13に加えていた荷重を解除し、ガラ
ス成形体21を1−・下型13.14で包んだまま、徐
々に冷却Jる冷却速度的24℃/minでガラス転移湯
度(ガラス粘度1013ポアズに相当する温度)640
℃まで冷却し、プレス成形されたガラス成形体21の上
方どF方の両凹面から−L型13のガラス成形面131
ど下型14のガラス成形面141を離すように、上型1
3J3よび下型14を押棒11および18にJ、り後退
ざ「る(第6図の7分杼過詩)。
次に、第1図に示1ように、移送具7を前進さI!で、
t1切板703で取り入れ室3を中継室6と遮断した後
、ガラス成形体21を載せたリング状ボルダ−2を押出
し棒9によりプレス室4から押出し、レール1i、 i
oを通して中継室6に移送し、移送具7の第2載d台7
02上に載置する。また一方では、遮断された取り入れ
室3には、移送具7の第1載置台702が挿入されてお
り、この第1載置台702I−1に、前述したと同様、
次のガラスプリフォーム1(渇[:室温)を載せたリン
グ状ホルダー2(温度:約200℃)を載置し、取り入
れ室3に混合ガスを満たしておく。
次に、第2図に示すように、移送具7を後退させて、第
2載置台702−1=のリング状ホルダー2に載せたガ
ラス成形体21を急冷室兼取り出し室5に移送し、この
室5で約250℃に急冷される。その後、ガラス成形体
21を室5から取り出す。また一方では、次のガラスプ
リフォーム1を載せたリング状ホルダー2は中継室6に
移送される。そして、次のガラスジリフ4−ム(よ、前
述したと同様に、プレス室4に移送されで、ここC成形
型1j)に、l l’)プレス成形され、中継室6の第
2載置台1021に移送され、ぞしC急冷室1に取り出
lノ室5に移送されて、この室5からIflり出される
以上の第1実施例の方法によれば、ガラス成形体21を
連続的に高精jαにプレス成形することがeき、特に、
成形型15は、その温1tllが前のプレス成形時のプ
レス温m 700℃から約63f1℃に低トした時に、
ガラスプリフォーム1を載せたリング状ボルダ−2を設
置して、プレス温+a−700℃でプレスし、約640
℃に冷IJ1シ、次のガラスプリフォームのプレス成形
に灼しτ上記した約630℃の濡1σで゛引き続き使用
されることから、成形型150濡度リイクルを約630
℃から700℃の温度差7DFCにして、ぞの経過時間
を7分間で繰り返りことから、従来方法で30分1メ十
ぐあったのと対比して、プレス成形に要する金時間を大
幅に短縮Jることが(゛きた。
次に、第2実施例で【ま、ガラスジリフ4−ム1として
l) b Oを多量に含む光学がラスS[6(ガラス転
移温度432℃)を直径5.1酎φ、厚さ1.8〃謂の
円板状に加圧したものを使用して、直径5.2朧φ、中
心肉厚1.5酬のメニスカスレンズを連続的にブ1ノス
成形する事例である。
この第2実施例で使用するプレス成形装置は、リング状
ホルダー2と成形型15の各形状をV記ガラスプリフォ
ーム1どL記メニスカスレンズに加Tされるガラス成形
体21とにそれぞれ適応できるような形状にされている
ことは勿論であるが、その他、第3図に示ツJ:うに、
成形型15の内部のうらガラスプリフォーム1を境にし
て、L方の内部と成形型15の外部との通気竹を得るス
リーブ120開11部122.123の他に、これ等間
口部122.123より少しL方の側壁部分の120石
均等に位置Jる3箇所に貫通孔124を設け、また、下
方の内部と成形型15の外部との通気竹を得るために、
スリーブ120段差面121」:り少し下方の側壁部分
の120疫均等に位置する3箇所に貫通孔125を設け
ている点と、雰囲気ガスとして02を数ppmだ(」含
んだN2ガスを使用でる点で相異し、それ以外、第1実
施例で使用した装買と同様である。
そして、第2実施例の方法は、第1実施例のJr法手順
と同様に行われるが、ガラスプリフォーム1を成形型1
5に設置する時の成形型15の温度は、プレス温度(5
35℃)に加熱される途−に中であることから、460
℃であり、プレス温度がガラス粘度108ポアズに相当
する535℃であり、徐々に冷却する冷却速度が40℃
/minであり、成形型15の冷却終了時の冷!41 
FtJ+亀がガラス活劇1012°7ポアズに相当する
約435℃である点で相巽覆る。
この第2実論例の方法によれば、成形型15の温度サイ
クルが約435℃から535℃の間を繰り返す−ことか
ら、第1実施例と同様、プレス成形時る全時間を大幅に
短縮することができ、史に、得られたメニスカスレンズ
のガラス成形体21は高精度であって、かつガラスプリ
フォーム1を載【Lだリング状ボルダ−2を成形型15
の内部に設置して、ガラスプリフォーム1.リング状ホ
ルダー2および成形型15をほぼ等温のプレス温度(5
35℃)に達j、 T 、 、+7型13および下型1
4をプレス位置に設定4る直前までにおいて、成形型1
5の内部のうち、ガラスプリフォーム1を境にした下方
および下方の各内部は、それぞれスリーブ12の聞[]
部122゜123と貫通孔124のうちいずれか1つお
よび貫通孔125を通して通気性を得ていることから、
PbOの還元を防止することができた。
以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述したが、本
発明は実施例に挙げたものに限られるものではなく、例
えば、第1および2実論例ではプレス温度ど徐冷却終了
時の冷却湿度どの差がそれぞれ60度Cおよび100度
Cであったが、光学ガラスの硝種によっては20度C以
上、150度C以下であればよい。ガラスプリフォーム
1の形状はもとにす、取り入れ室3やプレス室4(成形
型15内)に設置されるガラスプリフォーム1の渦電は
室温としたが、予め200℃(最高300℃)程度まで
加熱しておく方法もまた有効である。また、成形型15
0通気通気前るために、スリーブ12の側壁に貫通孔1
24.125を設けたが、第4図の破線で示すようにリ
ング状ホルダー2の段差面201に間かれたガラスプリ
フォーム1を境にしてリング状ホルダー2の上方ど下I
Jのそれぞれの側壁部分に貫通孔202.203を設G
ノで1−1J、い。更にまた、ヒータ19の加熱は抵抗
加熱どしたが、誘導加熱等でもよく、成形型15を多数
使用し、例えば、目−タリ一方式に配置して、成形型1
5を本発明の方法に従って加熱および冷朗すれば、プレ
ス成形に要する金時間を飛躍的に短縮することが期1)
できる。また、第1.2実施例におい′c’ 1個の成
形11すで1個のガラス成形体をプレス成形したが、複
数組の成形型で複数組のガラス成形体を同時にプレス成
形してもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明のガラス成形体のプレス成形方法に
よれば、熱容量の小さいガラスブリーツオームとリング
状ホルダーのみに大きな温度1Jイクルが与えられ、熱
容量の大きい成形型に対しては小さな温度サイクルが与
えられることから、プレス成形に要する全時間を大幅に
短縮することができる。また同時に熱効率も向上覆るこ
とができる。
J、た、ガラスプリフォームをその内周の段差面に載U
たリング状ホルダーをスリーブの段差面に載置した状態
で加熱した場合、ガラスプリフA −ムを下型のガラス
成形面に直接載置した状態で加熱する従来方法と対比し
て、下型の寿命を長くすることができ、また、スリーブ
の開口部と貫通孔又はリング状ホルダーの貫通孔を設【
プた場合、成形型のプレス位置設定の直前まで成形型の
内部と外部との通気性を得ることから、PbOを含有す
るガラスプリフォームをガラス成形体にプレス成形する
どき、PbOの還元を防1卜することができ゛る。
従って、本発明の方法によれば、プレス成形後にa3い
て+Il+ 磨不要の高精度ガラス成形体を効率よく、
連続的に製造することができる。
4、図面の簡単な説明    ゛ 第1図は本発明の方法の第1実施例のうら、先にプレス
成形されたガラス成形体をプレス室から中継室に移送し
た状態と、次のガラスプリフJ−ムを取り入れ室に設訂
した状態を示Jブレス成形装置の横断面図、第2図11
同第1実施例のうり、上記ガラス成形体を急冷室兼取り
出し室に移送した状態と、上記法のガラスプリフォーム
を中継室に移送し、プレス室に移送する自前の状態を示
1同装置の横断面図、第3図は同第1実施例のうら、上
記ガラスプリフォームをプレス室に移送し、プレス成形
される直前の状態を示J同装置の縦断面図、第4図はガ
ラスプリフォームさをリング状ホルダーの内周の段差面
に載せた状態を示す拡大断面図、第5図は移送具を示す
斜視図、および第6図は第1実施例におIJるガラスプ
リフォーム、リング状ホルダーおJ、び成形型の渇11
1変化と経過時間の関係を示す図である。
1・・・ガラスプリフォーム、2・・・リング状ホルダ
ー、3・・・取り入れ室、4・・・プレス室、5・・・
急冷室兼取り出し室、6・・・中継室、7・・・移送具
、8,9・・・押出し棒、10.11・・・レール、1
2・・・スリーブ、13・・・上型、14・・・下型、
15・・・成形型、16・・・支持11.17゜18・
・・押棒、19・・・ヒータ、20・・・リフレクタ、
21・・・ガラス成形体、121・・・スリーブの段差
面、122.12301.スリーブの開口部、124.
125・・・スリーブの貫通孔、130・・・下型本体
、140・・・下型本体、201・・・リング状ホルダ
ーの段差面、202.203・・・リング状ホルダーの
貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラスプリフォームを、少なくとも互いに対向す
    る上型と下型を有する成形型の前記上型と下型間に設置
    し、 前記ガラスプリフォームのガラス粘度が10^8〜10
    ^1^0^.^5ポアズに相当する温度範囲内の所定温
    度に前記成形型を加熱し、 前記ガラスプリフォームが前記加熱時の所定温度に達し
    た状態で、前記ガラスプリフォームをプレス成形するの
    に充分な圧力を前記上型と下型間に加えて、前記ガラス
    プリフォームをガラス成形体にプレス成形し、 次に、前記圧力を解除して前記成形型で前記ガラス成形
    体を包んだまま、前記ガラス成形体と前記成形型をガラ
    ス粘度が10^1^1^.^5〜10^1^4ポアズに
    相当する温度範囲内の所定温度に徐々に冷却し、その後
    、前記成形型から前記ガラス成形体を取り出し、 次のガラスプリフォームを、前記冷却時の所定温度近傍
    から前記加熱時の所定温度までの間の温度状態にある前
    記成形型の上型と下型間に設置し、その後、上述したプ
    レス成形、冷却および取り出しの各工程を行い、これに
    より順次供給されるガラスプリフォームからガラス成形
    体を連続的に形成することを特徴とするガラス成形体の
    プレス成形方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記成形型にお
    ける前記加熱時の所定温度と前記冷却時の所定温度との
    差が20度以上、150度C以下であることを特徴とす
    るガラス成形体のプレス成形方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項において、前記
    上型と下型間に設置される直前の前記ガラスプリフォー
    ムが室温から300℃近傍の温度範囲内の所定温度にな
    っていることを特徴とするプレス成形体のプレス成形方
    法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項におい
    て、前記ガラスプリフォームがリング状ホルダーに保持
    された状態で、前記上型と下型間に設置されることを特
    徴とするガラス成形体のプレス成形方法。
  5. (5)特許請求の範囲第4項において、前記上型と下型
    がそれぞれの本体から突出して、その先端にガラス形成
    面を形成した突出部を有し、 前記リング状ホルダーはその内周が径の異なる2つの部
    分によって構成され、この径の異なる2つの部分の間に
    形成される前記リング状ホルダーの段差面に前記ガラス
    プリフォームを載置し、前記径の異なる2つの部分のう
    ち、一方の径が前記上型の突出部の外径に対応し、他方
    の径が前記下型の突出部の外径に対応し、この径の異な
    る2つの部分に前記上型と下型の突出部をそれぞれ収容
    して、前記上型と下型間に圧力を加えることにより、前
    記リング状ホルダーの段差面に置かれたガラスプリフォ
    ームをプレス成形することを特徴とするガラス成形体の
    プレス成形方法。
  6. (6)特許請求の範囲第4項又は第5項において、前記
    上型の本体の外径が前記下型の本体の外径より大きく、 前記上型と下型のそれぞれの本体をスリーブの内周に滑
    動可能に収容し、 前記ガラスプリフォームを保持するリング状ホルダーを
    挿入し、送出するための開口部を前記スリーブの中間部
    に形成していることを特徴とするガラス成形体のプレス
    成形方法。
  7. (7)特許請求の範囲第6項において、前記スリーブ内
    の前記上型と前記ガラスプリフォームが設置された前記
    リング状ホルダーとの間および前記下型と前記リング状
    ホルダーとの間のそれぞれの空間を前記成形型の外部と
    通気する手段を備えていることを特徴とするガラス成形
    体のプレス成形方法。
  8. (8)特許請求の範囲第7項において、前記手段が前記
    リング状ホルダーの側壁に開けられた孔であることを特
    徴とするガラス成形体のプレス成形方法。
  9. (9)特許請求の範囲第7項において、前記手段が前記
    スリーブの側壁に開けられた孔であることを特徴とする
    ガラス成形体のプレス成形方法。
JP14433086A 1985-06-27 1986-06-19 ガラス成形体のプレス成形方法 Pending JPS6291430A (ja)

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