JP3711609B2 - 印刷方法、印刷システム、及びプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法と、当該印刷方法を実施する印刷システム、及びその印刷システムに用いられるプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザプリンタに代表される様なページプリンタは、1頁分の画像情報を十分格納できるだけのRAMが必要であり、ホストコンピュータからプリンタRAMの容量を越えるデータが送出されてくると、メモリ不足となりエラーとなっている。データ圧縮技術を用いてメモリ不足を解消する努力もなされているが、その一方でコストダウンのためにメモリの容量を極力少なくする必要があり、まだメモリ不足の問題は残っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、プリンタ側のメモリ容量を増加させることなく、プリンタ側のメモリ不足を解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発明の効果】
請求項1記載の印刷方法は、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じて、データの種類に応じて定められた優先順位に従ってホストコンピュータ側のメモリに退避させておき、該退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻すようにしたことを特徴とする
【0005】
例えば、ホスト側のハードディスクやRAMなどにプリンタ側の確保すべきデータの一部を退避させておくのである。こうしてデータの一部をホスト側に退避させることで、プリンタ側の使用可能なメモリを拡張し、メモリ不足を解消することができる。そして、退避させたデータは、必要に応じてプリンタ側に戻すので、データの退避によって印刷不能等の弊害を来さない。
しかも、データの退避は、データの種類に応じて定められた優先順位に従って行われるため、例えば印刷に必要となる頻度などが考慮された優先順位に従って退避されるようにすることができる。
請求項2記載の印刷方法は、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を、必要に応じて、該一部のデータを記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させて該メモリ領域へ退避させておき、該退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻すようにし、前記退避させておいたデータがプリンタ側へ戻された後、前記確保させたメモリ領域を確保しておく必要があるか否かをプリンタ側で判断させ、該判断の結果、確保しておく必要がないと判断されたときにそのメモリ領域を解放するようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の印刷方法は、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、前記ホストコンピュータからのデータがページ単位で画像データに展開される毎に、該展開の実行中に次の(a)及び(b)の処理を行うようにしたことを特徴とする。(a)プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておく。(b)前記退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻す。
【0006】
次に、請求項4記載の印刷システムは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、前記退避させるデータが複数種類あるとき、データの種類に応じて退避の優先順位を定める退避優先順位決定手段と、前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段とを備え、前記データ退避手段は、前記退避優先順位決定手段により定められた優先順位に従ってデータを退避させることを特徴とする
【0007】
この請求項4の印刷システムによれば、データ退避手段によりプリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じてホストコンピュータ側に退避させる。このデータの退避は、退避させるデータの種類が複数種類あるときはデータの種類に応じて定められた優先順位に従って行われる。そして、退避させたデータはデータ戻し手段によりプリンタ側へ戻されることとなる。
このため、プリンタ側の使用可能なメモリを拡張し、メモリ不足を解消することができる。しかも、データの退避は、データの種類に応じて定められた優先順位に従って行われるため、例えば印刷に必要となる頻度などが考慮された優先順位に従って退避されるようにすることができる。
上記請求項4記載の印刷システムにおいては、例えば請求項5に記載のように、前記退避優先順位決定手段は、利用頻度が低いデータほど先に前記ホストコンピュータ側へ退避されるように前記優先順位を定めるようにするとよい。このようにすれば、利用頻度の低いデータほど早いタイミングでホストコンピュータ側へ退避されることとなる。
請求項6記載の印刷システムは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、前記データ退避手段が前記一部のデータを退避させる際に、該データを記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させるメモリ領域確保手段と、前記ホストコンピュータ側のメモリ領域に退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段と、前記プリンタ側に設けられ、前記退避させているデータが前記データ戻し手段によってプリンタ側へ戻された後、前記メモリ領域確保手段により確保された前記メモリ領域を確保しておく必要があるか否か判断する確保領域要否判断手段と、前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときにそのメモリ領域を解放するメモリ解放手段とを備えることを特徴とする。
この請求項6記載の印刷システムによれば、データ退避手段によりプリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じてホストコンピュータ側に退避させる。そして、その退避させたデータはデータ戻し手段によりプリンタ側に戻されることとなる。しかも、データの退避に先立って退避させるためのメモリ領域を確保するようにしており、更に、その退避させたデータがプリンタ側へ戻された後は、そのデータが退避されていたメモリ領域を確保しておく必要があるか否かをプリンタ側で判断させ、確保する必要がない場合にそのメモリ領域を解放するようにしている。
上記請求項6記載の印刷システムにおいては、例えば請求項7に記載のように、前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときに、解放すべきメモリ領域を指定する解放領域指定手段を備え、前記メモリ解放手段は、前記解放領域指定手段により指定されたメモリ領域を解放するようにしてもよい。
請求項8記載の印刷システムは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、前記ホストコンピュータからのデータをページ単位の画像データとしてプリンタ側のメモリに展開する画像データ展開手段と、前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段と、を備え、前記データ退避手段及び前記データ戻し手段は、前記画像データ展開手段によりページ単位で画像データが展開される毎に、該展開処理の実行中に作動することを特徴とする。
この請求項8記載の印刷システムによれば、データ退避手段によりプリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じてホストコンピュータ側に退避させる。そして、その退避させたデータはデータ戻し手段によりプリンタ側に戻されることとなる。しかも、ページ単位で画像データが展開される毎に、データ退避手段及びデータ戻し手段が作動する。これにより、上記請求項3に記載の印刷方法を実現している。
そして、請求項4〜8の何れかに記載の印刷システムにおいては、例えば請求項9に記載のように、前記データ戻し手段は、前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻すようにするとよい。
【0008】
請求項4〜9いずれかに記載の印刷システムにおいては、例えば請求項10に記載のように、前記プリンタ側でメモリの不足が生じたか否かを判断するメモリ不足判断手段を備え、前記データ退避手段は、前記メモリ不足判断手段によりメモリの不足が生じたと判断された場合に前記一部のデータを退避させるようにしておくとよい。こうすることで、必要以上にデータの退避と戻しを行う必要がなくなり、システム全体の稼動効率を妨げない。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
請求項4〜10いずれかに記載の印刷システムにおいては、例えば請求項11に記載のように、前記プリンタがページメモリを有するページプリンタであり、前記退避させるデータが、プリンタ側のページメモリ以外の記憶領域に確保しておくべきデータとしておくとよい。例えば、パターンキャッシュ、フォントキャッシュ、ページデータ、図形データ、ダウンロードパターン、ダウンロードマクロ、ダウンロードフォント等のデータをあげることができる。ページメモリ自体を退避させないのは、ここには常に印刷に必要な画像データが展開されており、退避させるとすぐに戻す必要が生じてしまうからである。これに対し、例示したパターンキャッシュなどは、印刷時に常に必要なデータではないので、一旦退避させておいてもよいのである。
次に、請求項12記載のプリンタは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、前記印刷システムは前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、前記データ出力手段による出力対象のデータが複数種類あるとき、データの種類に応じて出力の優先順位を定める出力優先順位決定手段と、前記データ出力手段により出力されて前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段とを備え、前記データ出力手段は、前記出力優先順位決定手段により定められた優先順位に従ってデータを出力することを特徴とする。
この請求項12のプリンタによれば、必要に応じてデータをホスト側に退避させるため、当該プリンタにおける使用可能なメモリを拡張し、メモリ不足を解消することができる。そして、退避させたデータはデータ戻し手段により再び戻すことができるようにしているため、データの退避によって印刷不能等の弊害を来さない。しかも、データを出力(ホストコンピュータ側へ退避)させる際、出力優先順位決定手段により定められた優先順位に従って出力するため、例えば、利用頻度の低いデータほど早いタイミングでホストコンピュータ側へ出力させることができる。そして、このように構成されたプリンタを用いることにより、上記請求項4に記載の印刷システムが実現される。
次に、請求項13記載のプリンタは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、前記印刷システムは前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、前記データ出力手段によりデータが出力される際に、該出力されるデータの一部を記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させるメモリ確保命令を出力するメモリ確保命令手段と、前記メモリ領域に一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段と、前記ホストコンピュータ側の前記メモリ領域に退避されているデータが前記戻し命令によって前記プリンタ側へ戻された後、前記メモリ領域を確保しておく必要があるか否か判断する確保領域要否判断手段と、前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときに、そのメモリ領域を解放させるメモリ解放命令を出力するメモリ解放命令手段とを備えることを特徴とする。
この請求項13のプリンタによれば、メモリ確保命令によって、データを退避させるためのメモリ領域をホスト側に確保させ、そのメモリ領域に退避すべきデータを退避させる。そして、戻し命令によってデータが戻された後もホスト側に確保させたメモリ領域を確保しておくか否かを当該プリンタ自身が判断し、確保する必要がなければメモリ解放命令を出力するようにしている。こうすることで、ホストコンピュータ側にいたずらにデータ退避用のメモリ領域を確保させることがなく、ホストコンピュータ側のメモリの活用を阻害することがない。そして、このように構成されたプリンタを用いることにより、上記請求項6に記載の印刷システムが実現される。
次に、請求項14記載のプリンタは、ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、前記印刷システムは前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、前記ホストコンピュータからのデータをページ単位の画像データとして当該プリンタ側のメモリに展開する画像データ展開手段と、当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、前記データ出力手段により出力されて前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段と、を備え、前記データ出力手段及び前記データ戻し手段は、前記画像データ展開手段によりページ単位で画像データが展開される毎に、該展開処理の実行中に作動することを特徴とする。
この請求項14のプリンタによれば、ページ単位で画像データが展開される毎に、データ退避手段及びデータ戻し手段が作動する。このように構成されたプリンタを用いることにより、上記請求項8に記載の印刷システムが実現される。
【0013】
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施の形態を一層分かりやすくするため、実施例を図面と共に説明する。
実施例のプリンタシステム10は、図1に示す様に、印刷ホスト20と、レーザプリンタ30とで構成されている。印刷ホスト20とレーザプリンタ30とはパラレルデータ送受信用のセントロニクスケーブル15を介して双方向通信可能に接続されている。
【0015】
ホスト20は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、入出力ポート25等を備えるパーソナルコンピュータであり、PDL(ページディスクリプションランゲージ)タイプの印刷データ及びコマンドデータを出力するように構成されている(以下、「PDL出力」、「PDLデータ」等という)。
【0016】
レーザプリンタ30は、露光装置、感光体、現像装置、転写装置、定着装置などを備え、電子写真方式により用紙に画像を形成するエンジン部35と、このエンジン部35を駆動制御するコントローラ部40とからなる。コントローラ部40は、CPU41、ROM42、RAM43、ラインスキャンバッファ44、駆動回路45、入出力ポート46等を中心に構成される。この内、RAM43は、ホスト20から受信したPDLデータを一旦格納すると共に、コマンド実行によって展開された画像データを蓄積するのに利用される。また、パターンキャッシュ、フォントキャッシュ、ページデータ、図形データ、ダウンロードパターン、ダウンロードマクロ、ダウンロードフォント等のデータを格納しておくのにも用いられる。
【0017】
ここで、パターンキャッシュ等について説明する。
(1) パターンキャッシュ
ホストから指定されたパターン(模様)を印刷のためにビットマップに展開して結果を一時適にメモリに残しておくものである。こうすることにより、ホストからもう一度同じパターンが指定されたとき、もう一度展開する手間をなくすのに役立つ。
【0018】
(2) フォントキャッシュ
ホストから指定された文字の種類、サイズ等に従い、印刷のためにスケーラブルにビットマップに展開した結果を一時的にメモリに残しておくものである。こうすることにより、もう一度同じ文字がホストから指定された時にもう一度展開する必要がなくなるからである。
【0019】
(3) ページデータ
印刷する直前の1ページ分の完全にビットマップ化されたデータ。このデータをそのままレーザービームに出力する。
(4) 図形データ
ページメモリに展開する前の中間的な図形の形状データ。図形の形状を数値(座標)で表している。印刷時まで展開されることはない。
【0020】
(5) ダウンロードパターン
ホストからダウンロードされた模様。このデータはすぐに印刷データに展開されるというものではなく、次に模様を使用する描画データをホストから送られてきた時に参照される。
【0021】
(6) ダウンロードマクロ
(5)と同様。マクロとは、一連の手続をカプセル化したもので、何度も同じ一連の手続を使用するときに、何度も大量のデータをホストから送出しなくてもよくなる。
【0022】
(7) ダウンロードフォント
(5),(6)と同様。
これら印刷ホスト20及びレーザプリンタ30は、次の様な処理によって印刷を実行している。
【0023】
まず、レーザプリンタ30側の制御処理について説明する。
レーザプリンタ30側では、図2に示す様に、ホスト20からのPDLデータを受信したら、これに含まれるコマンドを実行して印刷データを画像データに展開する(S10,S20)。そして、このデータ展開の結果、RAM43においてメモリ不足が生じているか否かを判断する(S30)。ここでいうメモリ不足とは、データ展開に必要とするサイズのメモリを確保しようとしたときにメモリの空きエリアがこれに足りないときをいう。
【0024】
メモリ不足が生じている場合には、ホスト20にプリンタ用のメモリ領域を確保させるためのメモリ確保命令を出力する(S40)。そして、ホスト20からメモリ確保が完了した旨の応答が返信されて来るのを待つ(S50)。
メモリ確保完了の応答が返信されて来たら、ホスト20側へ転送すべきデータを選択し(S60)、このデータをホスト20側へ書き込み命令と共に出力する(S70)。転送すべきデータは、パターンキャッシュ等の中から選択される。選択の優先順位は、(1)ダウンロードフォント、(2)ダウンロードマクロ、(3)ダウンロードパターン、(4)図形データ、(5)ページデータ、(6)フォントキャッシュ、(7)パターンキャッシュという順番とする。利用頻度との関係によりこの優先順位が決められている。利用頻度の低いものほど早いタイミングでホスト20側へ退避されることとなる。
【0025】
一方、ホスト20側へ退避しているデータが必要になった場合は(S80=YES)、ホスト20に対してデータの読み出し命令を出力する(S90)。そして、ホスト20からデータ読み出し応答が返って来るのを待ち(S100)、転送されてきたデータをプリンタ30側のRAM43に書き込む(S110)。
【0026】
また、ホスト20側にメモリ領域を確保する必要がなくなったら(S120=YES)、ホスト20に対してメモリ解放命令を出力する(S130)。そして、1ページ分の画像データを展開し終えたら印刷処理を実行する(S140,S150)。
【0027】
次に、印刷ホスト20側の処理について、図3を用いて説明する。
ホスト20では、出力すべきPDLデータがある場合、1バイトずつデータを出力する(S210,S220)。これは、通常のPDLプリンタにおける処理と全く同様である。
【0028】
本実施例の特徴としては、このデータ出力処理の他に、プリンタ30からメモリ確保命令が送信されて来た場合に(S230=YES)、ホスト20側のRAM23又はハードディスク24にプリンタ用メモリ領域を確保し(S240)、メモリ確保が完了したらその旨の応答を返信する(S250,S260)。なお、メモリ確保に失敗した場合には(S250=YES)、エラーを報知して処理を終了する(S270)。
【0029】
また、プリンタ30からデータ書き込み命令を受信したら(S280)、プリンタ用に確保したメモリ領域にプリンタ30からの退避データを書き込む(S290)。そして、この退避データは、プリンタ30からのデータ読み出し命令を受信したら読み出され、出力される(S300,S310)。なお、上述のプリンタ用メモリ領域は、プリンタ30からメモリ解放命令を受信することによって確保を解かれる(S320,S330)。
【0030】
本実施例によれば、上述の処理により、プリンタ30側のメモリ不足に対してホスト20側にプリンタ用メモリ領域を確保し、ここにダウンロードフォントから順番に利用頻度の低いデータを一時退避させておく。これにより、プリンタ30側では、RAM43内の画像データ用のリングバッファ領域を十分に確保することができるようになり、メモリ不足によるトラブル発生を回避している。
【0031】
次に、メモリ確保命令等のデータ構造について説明する。
実施例では、プリンタ30は、メモリ確保命令等として、図4(a)〜(d)の様な構造のデータを出力するようにしている。各命令の先頭にはエスケープコード「1bh」と「M」、「M」、「G」とからなる識別子が付されている(以下、これを「メモリマネージャ識別子」とよぶ)。
【0032】
そして、メモリ確保命令については、メモリマネージャ識別子に続けてAllocateの頭文字をとって「A」が付され、続けて確保すべきバイト数を示すデータが記録される。
また、メモリ解放命令については、メモリマネージャ識別子に続けてReleaseの頭文字をとって「R」が付され、続けて解放すべきメモリ領域を指定するための「メモリハンドル」が記録される。
【0033】
一方、データ書き込み命令については、メモリマネージャ識別子に続けてWriteの頭文字をとって「W」が付され、続けて書き込むべきメモリ領域を指定するための「メモリハンドル」が記録され、さらに、メモリハンドル内の書き込み開始位置を示す「メモリオフセット」が記録された後、書き込みデータバイト数と書き込むべきデータとが記録される。
【0034】
また、データ読み出し命令については、メモリマネージャ識別子に続けてReadの頭文字をとって「R」が付され、続けて読み出すべきメモリ領域を指定するための「メモリハンドル」が記録され、さらに、メモリハンドル内の読み出し開始位置を示す「メモリオフセット」が記録された後、読み出しデータバイト数が記録される。
【0035】
一方、ホスト20側からの応答は、図5(a),(b)に示される様に構成されている。こちらも、それぞれ先頭にメモリマネージャ識別子が付される。そして、これに続けて、メモリ確保完了応答では、Allowableの「A」と、確保したメモリ領域を示す「メモリハンドル」とが記録されたものとなっている。また、データ読み出し応答では、メモリマネージャ識別子、Readの「R」、データバイト数及びデータが記録されたものとなっている。
【0036】
実施例においては、この様に、メモリ確保命令等を行う場合、通常のデータと区別するために先頭にメモリマネージャ識別子を付することとし、混乱を来さないようにしている。
以上本発明の一実施例について説明してきたが、本発明は何らこの実施例に限定されるものではなく、例えば、印刷データはPDLデータに限られない等、その要旨を逸脱しない範囲内で種々なる態様にて実施できることはもちろんである。
【0037】
また、メモリを管理するためのデータと印刷データとの区別についても、例えば、IEEE1284のECPモードによる印刷システムであれば、メモリマネージャ識別子に代えて、アドレスで区別するようにしてもよい。具体的には、ホストからは、アドレス「00」に続けて印刷データを、アドレス「01」に続けてメモリ管理用データを出力するようにしてもよいのである。プリンタ側では、このアドレスによって印刷データなのかメモリ管理用データなのかを簡単に区別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のプリンタシステムの概略構成図である。
【図2】 実施例におけるプリンタ側の制御処理内容を示すフローチャートである。
【図3】 実施例におけるホスト側の制御処理内容を示すフローチャートである。
【図4】 実施例におけるプリンタ側が出力する命令のデータ構造を示す説明図である。
【図5】 実施例におけるホスト側が出力する応答のデータ構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10・・・プリンタシステム、15・・・セントロニクスケーブル、20・・・印刷ホ
スト20、21・・・CPU、22・・・ROM、23・・・RAM、24・・・ハード
ディスク、30・・・レーザプリンタ、35・・・エンジン部、40・・・コントローラ
部、41・・・CPU、42・・・ROM、43・・・RAM、44・・・ラインスキャ
ンバッファ、45・・・入出力ポート。
Claims (14)
- ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、
プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じて、データの種類に応じて定められた優先順位に従ってホストコンピュータ側のメモリに退避させておき、該退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻すようにしたことを特徴とする印刷方法。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、
プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を、必要に応じて、該一部のデータを記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させて該メモリ領域へ退避させておき、該退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻すようにし、
前記退避させておいたデータがプリンタ側へ戻された後、前記確保させたメモリ領域を確保しておく必要があるか否かをプリンタ側で判断させ、該判断の結果、確保しておく必要がないと判断されたときにそのメモリ領域を解放するようにしたことを特徴とする印刷方法。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷方法において、
前記ホストコンピュータからのデータがページ単位で画像データに展開される毎に、該展開の実行中に次の(a)及び(b)の処理を行うようにしたことを特徴とする印刷方法。(a)プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておく。(b)前記退避させておいたデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻す。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、
前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、
前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、
前記退避させるデータが複数種類あるとき、データの種類に応じて退避の優先順位を定める退避優先順位決定手段と、
前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段と
を備え、
前記データ退避手段は、前記退避優先順位決定手段により定められた優先順位に従ってデータを退避させる
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項4記載の印刷システムにおいて、
前記退避優先順位決定手段は、利用頻度が低いデータほど先に前記ホストコンピュータ側へ退避されるように前記優先順位を定める
ことを特徴とする印刷システム。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、
前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、
前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、
前記データ退避手段が前記一部のデータを退避させる際に、該データを記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させるメモリ領域確保手段と、
前記ホストコンピュータ側のメモリ領域に退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段と、
前記プリンタ側に設けられ、前記退避させているデータが前記データ戻し手段によってプリンタ側へ戻された後、前記メモリ領域確保手段により確保された前記メモリ領域を確保しておく必要があるか否か判断する確保領域要否判断手段と、
前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときにそのメモリ領域を解放するメモリ解放手段と
を備えることを特徴とする印刷システム。 - 請求項6記載の印刷システムにおいて、
前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときに、解放すべきメモリ領域を指定する解放領域指定手段を備え、
前記メモリ解放手段は、前記解放領域指定手段により指定されたメモリ領域を解放する
ことを特徴とする印刷システム。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて、
前記ホストコンピュータと前記プリンタとを双方向通信可能に接続し、
前記ホストコンピュータからのデータをページ単位の画像データとしてプリンタ側のメモリに展開する画像データ展開手段と、
前記プリンタ側で確保しておくべきデータの一部について、当該一部のデータを必要に応じてホストコンピュータ側のメモリに退避させておくデータ退避手段と、
前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータをプリンタ側に戻すデータ戻し手段と、
を備え、
前記データ退避手段及び前記データ戻し手段は、前記画像データ展開手段によりページ単位で画像データが展開される毎に、該展開処理の実行中に作動する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項4〜8の何れかに記載の印刷システムにおいて、
前記データ戻し手段は、前記ホストコンピュータ側のメモリに退避させているデータがプリンタ側で必要になったときに、該データをプリンタ側に戻す
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項4〜9いずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記プリンタ側でメモリの不足が生じたか否かを判断するメモリ不足判断手段を備え、
前記データ退避手段は、前記メモリ不足判断手段によりメモリの不足が生じたと判断された場合に前記一部のデータを退避させる
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項4〜10いずれかに記載の印刷システムにおいて、
前記プリンタがページメモリを有するページプリンタであり、
前記退避させるデータが、プリンタ側のページメモリ以外の記憶領域に確保しておくべきデータである
ことを特徴とする印刷システム。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、
前記印刷システムは、前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、
当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、
前記データ出力手段による出力対象のデータが複数種類あるとき、データの種類に応じて出力の優先順位を定める出力優先順位決定手段と、
前記データ出力手段により出力されて前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段と
を備え、
前記データ出力手段は、前記出力優先順位決定手段により定められた優先順位に従ってデータを出力する
ことを特徴とするプリンタ。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、
前記印刷システムは、前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、
当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、
前記データ出力手段によりデータが出力される際に、該出力されるデータの一部を記憶するためのメモリ領域を前記ホストコンピュータ側に確保させるメモリ確保命令を出力するメモリ確保命令手段と、
前記メモリ領域に一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段と、
前記ホストコンピュータ側の前記メモリ領域に退避されているデータが前記戻し命令によって前記プリンタ側へ戻された後、前記メモリ領域を確保しておく必要があるか否か判断する確保領域要否判断手段と、
前記確保領域要否判断手段により確保しておく必要がないと判断されたときに、そのメモリ領域を解放させるメモリ解放命令を出力するメモリ解放命令手段と
を備えることを特徴とするプリンタ。 - ホストコンピュータから送られてくるデータに基づいてプリンタ側のメモリに画像データを蓄積し、該蓄積された画像データに基づいて印刷を実行するようにした印刷システムにおいて用いられるプリンタであって、
前記印刷システムは、前記プリンタ側のデータを前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避させることができるよう構成されており、
前記ホストコンピュータからのデータをページ単位の画像データとして当該プリンタ側のメモリに展開する画像データ展開手段と、
当該プリンタ側で確保しておくべきデータの一部を必要に応じて前記ホストコンピュータ側へ出力するデータ出力手段と、
前記データ出力手段により出力されて前記ホストコンピュータ側のメモリに一時的に退避されているデータを当該プリンタへ戻させるための戻し命令を前記ホストコンピュータ側へ出力する戻し命令手段と、
を備え、前記データ出力手段及び前記データ戻し手段は、前記画像データ展開手段によりページ単位で画像データが展開される毎に、該展開処理の実行中に作動する
ことを特徴とするプリンタ。
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