JP3711150B2 - 偏光フィルター付き光電センサー - Google Patents

偏光フィルター付き光電センサー Download PDF

Info

Publication number
JP3711150B2
JP3711150B2 JP32546593A JP32546593A JP3711150B2 JP 3711150 B2 JP3711150 B2 JP 3711150B2 JP 32546593 A JP32546593 A JP 32546593A JP 32546593 A JP32546593 A JP 32546593A JP 3711150 B2 JP3711150 B2 JP 3711150B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarizing filter
cover
light receiving
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32546593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07181079A (ja
Inventor
隆 田中
正治 宮崎
安記 嘉正
利明 吉安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP32546593A priority Critical patent/JP3711150B2/ja
Publication of JPH07181079A publication Critical patent/JPH07181079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3711150B2 publication Critical patent/JP3711150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、偏光フィルター付き光電センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より偏光フィルター付き回帰反射型光電センサーとしては図6乃至図13に示されるように投光レンズ2、受光レンズ3をそれぞれケース1としての光学筒1a内に組み込み、その後、投光レンズ2の前面に投光用偏光フィルター5を配置すると共に受光レンズ3の前面に受光用偏光フィルター6を配置して構成されており、これらのものにあっては、光電センサーを構成するにあたって下記の(1)〜(3)のような必要条件がある。
【0003】
(1)投光用偏光フィルター5、受光用偏光フィルター6の偏光軸の方向を各々直交させて固定し、直交の角度ずれを小さく抑える。
(2)投光レンズ2を投光用偏光フィルター5で完全に覆うと共に受光レンズ3を受光用偏光フィルター6で完全に覆う。
(3)光電センサー使用時の振動、衝撃によって上記(1)(2)の機能を損なわない。
【0004】
上記(1)〜(3)に示される条件のもとでなるべく簡単、省スペースの固定構造達成のために以下に示されるような種々の方法がとられていた。
図6に示されるように投光用偏光フィルター5、受光用偏光フィルター6をケース1としての光学筒1aに固定する為に各偏光フィルター5,6の端部に凹部30を設け、光学筒1aより突設された突起31を凹部30に係合して各偏光フィルター5,6を位置決めしながら固定する。
【0005】
図7乃至図9に示されるように投光用偏光フィルター5、受光用偏光フィルター6を必要な向き、位置に配置したものを透明シート32で両側から挟むようにしたり、または片側から接着して固定した部品33を投光レンズ2及び受光レンズ3の前面に配置し、透光カバー4と光学筒1aで固定する。
図10乃至図13に示されるように投光用偏光フィルター5、受光用偏光フィルター6を投光レンズ2または受光レンズ3の前面に配置して、超音波溶着イにて光学筒1aをかしめて各偏光フィルター5,6を光学筒1aに固定する等の種々の方法がとられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図6に示されるものにあっては、各偏光フィルター5,6の形状が複雑であり、上記した(1)の角度ずれが部品寸法精度に影響されやすいという問題がある。また、図7乃至図9に示されるものにあっては、投光用偏光フィルター5、受光用偏光フィルター6を透明シート32で両側から挟んで固定した部品33の角度ずれ精度を一定以上に保つ必要があり、また、この部品33を予め製作する必要があり、コストアップになるという問題がある。また、図10乃至図13に示されるものにあっては、超音波溶着にて各偏光フィルター5,6を光学筒1aにかしめた後で透光カバー4を光学筒1aに超音波溶着して固定するというものであるため、超音波溶着作業が2回必要であり、工数アップとなる。また、超音波溶着によるかしめが不充分であると2回目の超音波溶着時に各偏光フィルター5,6が位置ずれを起こす等の問題が発生する可能性がある。
【0007】
本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、簡単且つ省スペースの構造にて確実に偏光フィルターを位置決め固定できるようになった偏光フィルター付き光電センサーを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、一端面が開口するケース1内に投光レンズ2と受光レンズ3とを並設し、ケース1の開口部に投光レンズ2と受光レンズ3を覆うように透光カバー4を取着し、投光レンズ2の前面部を覆うように透光カバー4の裏面に投光用偏光フィルター5を配設すると共に受光レンズ3の前面部を覆うように透光カバー4の裏面に受光用偏光フィルター6を配設し、隣合う投光用偏光フィルター5と受光用偏光フィルター6の対向端部5a,6aを透光カバー4及びケース1より突設された位置決め突起7に当接し、位置決め突起7と相対向するように透光カバー4の両端より支持突起8を突設し、支持突起8の側面に各偏光フィルター5,6を位置決め突起7に向けて付勢する傾斜面9を設け、傾斜面9に各偏光フィルター5,6の外端部5b,6bを当接し、透光カバー4を超音波溶着にてケース1に溶着固定したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
しかして、傾斜面9によって各偏光フィルター5,6が位置決め突起7に向けて付勢されるものであり、これによって各偏光フィルター5,6の対向端部5a,6aが位置決め突起7に当接され、角度ずれを抑えて各偏光フィルター5,6を取付けすることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を図示された実施例に基づいて詳述する。
偏光フィルター付き光電センサーは、一端面が開口するケース1とケース1内に収納配置される投光レンズ2及び受光レンズ3と、ケース1の開口部を覆うように配置される透光カバー4とで主体が構成されており、投光レンズ2または受光レンズ3の位置に対応して透光カバー4の裏面には投光用偏光フィルター5と受光用偏光フィルター6がそれぞれ設けられている。
【0012】
図5に示されるようにケース1としての光学筒1a内には投光レンズ2及び受光レンズ3を組み込むためのスペース10,11がそれぞれ設けてあり、各スペース10,11は光学筒1aの中央部に設けられた隔壁12にて仕切られている。隔壁12の上部には長手方向に沿って位置決め突起7が突設されている。また、各スペース10,11の上部開口の開口縁に沿って光学筒1aの上部には突起体20が突設されている。突起体20の外側の角部には図5(a)に示されるようにそれぞれ凹部a1,b1,c1,d1が凹設されており、位置決め突起7の長手方向の両端には凹部e1,f1が凹設されている。
【0013】
透光カバー4は図4に示されるように略方形状に形成されており、裏面には周方向に沿って支持突起8が突設されている。支持突起8の中央部の両側には上記凹部e1,f1の位置と対応するように位置決め突起7としての凸部e2,f2が突設されている。つまり、凸部e2,f2によって支持突起8にて囲まれる部位の両側には投光用偏光フィルター5が配置される配置部14と、受光用偏光フィルター6が配置される配置部15とが形成されている。また、裏面の4隅には上記凹部a1,b1,c1,d1の位置と対応するように凸部a2,b2,c2,d2が突設されており、この凸部a2,b2,c2,d2にて支持突起8の内側面には部分的に傾斜面9が形成されている。図2に示されるように透光カバー4の裏面に沿うように配置部14には投光用偏光フィルター5が設置されており、配置部15には受光用偏光フィルター6が設置されている。
【0014】
透光カバー4は光学筒1aの開口部を閉じるように光学筒1aの上部に設置されるものであり、透光カバー4と光学筒1aとは超音波溶着によって相互に溶着固定されている。ここで、各偏光フィルター5,6は外端部6bが傾斜面9に当接されていることでそれぞれ位置決め突起7に向けて付勢されており、対向端部5a,6aが透光カバー4及びケース1より突設された位置決め突起7に隙間無く当接されている。つまり、投光用偏光フィルター5及び受光用偏光フィルター6は光学筒の凹部a1,b1,c1,d1と透光カバー4の凸部a2,b2,c2,d2の間に挟みこまれるように配置されるわけであるが、各偏光フィルター5,6の外端部5b,6bが当接されることとなる凸部a2,b2,c2,d2は斜め形状となっているために投光用偏光フィルター5及び受光用偏光フィルター6は傾斜面9に押される形で対向端部5a,6aは透光カバー4及びケース1より突設された位置決め突起7の方向に押され、光学筒1a及び透光カバー4より突設された位置決め突起7の両側基準で位置決めされるものであり、透光カバー4を光学筒1aに取付けることによって各偏光フィルター5,6は位置決めされた状態で固定されるものであり、角度ずれを最小に抑えて設置されるものである。また、各偏光フィルター5,6は各凸部と凹部と位置決め突起7によって投光レンズ2または受光レンズ3を完全に覆うようにして複数箇所で固定されるために取付強度も十分なものとなるものである。
【0015】
【発明の効果】
本発明は上述のように、一端面が開口するケース内に投光レンズと受光レンズとを並設し、ケースの開口部に投光レンズと受光レンズを覆うように透光カバーを取着し、投光レンズの前面部を覆うように透光カバーの裏面に投光用偏光フィルターを配設すると共に受光レンズの前面部を覆うように透光カバーの裏面に受光用偏光フィルターを配設し、隣合う投光用偏光フィルターと受光用偏光フィルターの対向端部を透光カバー及びケースより突設された位置決め突起に当接し、位置決め突起と相対向するように透光カバーの両端より支持突起を突設し、支持突起の側面に各偏光フィルターを位置決め突起に向けて付勢する傾斜面を設け、傾斜面に各偏光フィルターの外端部を当接してあるので、支持突起に設けられた傾斜面によって各偏光フィルターが内側方に押されて各偏光フィルターの対向端部が位置決め突起に確実に当接されるものであり、このように各偏光フィルターの対向端部が位置決め突起に確実に当接されることにより角度ずれを防止しながら各偏光フィルターを設置することができ、組み立て工数を簡略化させ且つ簡単で省スペースの構造としながら確実に各偏光フィルターが位置決め固定された偏光フィルター付き光電センサーを提供することができるものであり、しかも上記のように位置決めした状態で透光カバーを超音波溶着にてケースに溶着固定するので、透光カバーとケースとの溶着固定によって偏光フィルターの取付けも同時に行うことができ、1回の超音波溶着にて組み立てを行うことができ、工数削減を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】透光カバーへの偏光フィルターの設置状態を示すものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図3】レンズと偏光フィルターの配置状態を示すものであり、(a)は投光用レンズと投光用偏光フィルターの配置状態を示す平面図、(b)は受光用レンズと受光用偏光フィルターの配置状態を示す平面図である。
【図4】透光カバーを示すものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図5】ケースを示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図6】従来例を示すものであり、(a)は平面図、(b)は部分正面図である。
【図7】他の従来例を示すものであり、(a)は各偏光フィルターの配置状態を示す平面図、(b)は正面図である。
【図8】(a)は同上の部分拡大断面図、(b)は他の実施例を示す部分拡大断面図である。
【図9】同上の断面図である。
【図10】さらに他の実施例を示す分解断面図である。
【図11】同上に用いられるケースの平面図である。
【図12】同上の偏光フィルターの設置状態を示すものであり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図13】同上の全体断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
2 投光レンズ
3 受光レンズ
4 透光カバー
5 投光用偏光フィルター
5a 対向端部
5b 外端部
6 受光用偏光フィルター
6a 対向端部
6b 外端部
7 位置決め突起
8 支持突起
9 傾斜面

Claims (1)

  1. 検知可能領域に向けて光を発する投光用光学素と、検知可能領域の被検知物体からの反射光を受ける受光用光学素とを備え、反射光量の変化で物体の有無を検知する光電センサーであって、一端面が開口するケース内に投光レンズと受光レンズとを並設し、ケースの開口部に投光レンズと受光レンズを覆うように透光カバーを取着し、投光レンズの前面部を覆うように透光カバーの裏面に投光用偏光フィルターを配設すると共に受光レンズの前面部を覆うように透光カバーの裏面に受光用偏光フィルターを配設し、隣合う投光用偏光フィルターと受光用偏光フィルターの対向端部を透光カバー及びケースより突設された位置決め突起に当接し、位置決め突起と相対向するように透光カバーの両端より支持突起を突設し、支持突起の側面に各偏光フィルターを位置決め突起に向けて付勢する傾斜面を設け、傾斜面に各偏光フィルターの外端部を当接し、透光カバーを超音波溶着にてケースに溶着固定して成ることを特徴とする偏光フィルター付き光電センサー。
JP32546593A 1993-12-22 1993-12-22 偏光フィルター付き光電センサー Expired - Fee Related JP3711150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32546593A JP3711150B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 偏光フィルター付き光電センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32546593A JP3711150B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 偏光フィルター付き光電センサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07181079A JPH07181079A (ja) 1995-07-18
JP3711150B2 true JP3711150B2 (ja) 2005-10-26

Family

ID=18177179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32546593A Expired - Fee Related JP3711150B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 偏光フィルター付き光電センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3711150B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101342U (ja) * 1982-12-24 1984-07-09 オムロン株式会社 反射形光電スイツチ
JP2585587B2 (ja) * 1987-04-17 1997-02-26 株式会社吉野工業所 超音波溶着用金型及びその金型を用いた超音波溶着方法
JP2588047B2 (ja) * 1990-06-01 1997-03-05 日立電子エンジニアリング株式会社 ディスククランプ機構
JP2566878Y2 (ja) * 1992-03-03 1998-03-30 サンクス 株式会社 回帰反射形光電センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07181079A (ja) 1995-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4640994B2 (ja) サイドターンシグナルランプ
JP3844245B2 (ja) プロジェクタ
JP3711150B2 (ja) 偏光フィルター付き光電センサー
JPH08122677A (ja) 走査光学装置のミラー固定構造
JP4221787B2 (ja) コンデンサレンズの係着構造
JP6991462B2 (ja) 小型光電センサ
JP2003122504A (ja) 光学式タッチパネル装置
JP2002075149A (ja) 多光軸光電センサ
JP2566878Y2 (ja) 回帰反射形光電センサ
JPH0418185Y2 (ja)
JPH0453211U (ja)
JP2506686Y2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JPH058573Y2 (ja)
JPS6134674Y2 (ja)
JPH0610693B2 (ja) レーザプリンタの同期検知ユニットにおけるプラスチックシリンダレンズの位置決め装置
CN216901294U (zh) 光阑、方棒组件以及投影设备
CN218848424U (zh) 一种透镜组合体及具有其的光发射器
JPH05210050A (ja) 鏡コリメーター
JP2004127856A (ja) 光電スイッチ
JPH0672108U (ja) 車輌用灯具
JPH0434343A (ja) 反射型光センサ
JPH05273496A (ja) 結像素子
JP2516105Y2 (ja) リヤ・ランプ装置
JPS6338513Y2 (ja)
JPH0733288Y2 (ja) 車輌用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050812

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees