JP2516105Y2 - リヤ・ランプ装置 - Google Patents

リヤ・ランプ装置

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JP2516105Y2
JP2516105Y2 JP5903890U JP5903890U JP2516105Y2 JP 2516105 Y2 JP2516105 Y2 JP 2516105Y2 JP 5903890 U JP5903890 U JP 5903890U JP 5903890 U JP5903890 U JP 5903890U JP 2516105 Y2 JP2516105 Y2 JP 2516105Y2
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JP
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wall
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reflex reflector
reflector
reflex
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利之 江口
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のリヤ・エンド部に配設されるリ
ヤ・ランプ装置に関する。
(従来の技術) かかる自動車用リヤ・ランプ装置のなかで、リフレッ
クス・リフレクタとその他の信号ランプを組合せたコン
ビネーション・ランプが知られており、更にこの考案の
指向するコンビネーション・ランプにおいては、リフレ
ックス・リフレクタの内側に反射面を保護するための裏
蓋が取り付けられている。第3図に、かかるリヤ・ラン
プ装置の一例を示す。この図において、符号1は複合レ
ンズ体、同2はリフレックス・リフレクタ保護用の裏
蓋、同3はランプ・ハウジングをそれぞれ示している。
複合レンズ体1は反射面4を有するリフレックス・リフ
レクタ5と、これに隣接して光放出用レンズ6とが一体
に形成されている。光放出用レンズ6とは、テール・ラ
ンプあるいはターン・ランプ等のリヤ・ランプの光を放
出するためのものである。リフレックス・リフレクタ5
は後続車のヘッド・ランプの放出光を反射して後続車に
視認させるものであって、反射面4に塵埃などの不純物
が堆積して反射効率が低下することを防ぐために、周囲
に壁7を立設させ、この壁7に裏蓋2を溶着させ完全に
密閉して常時清浄化を図っている。このような対策は特
にEC法規をクリアーする上で有効なものである。裏蓋2
を溶着した複合レンズ体1の周縁に周壁8が立設させら
れ、周壁8はランプ・ハウジング3の周溝9に臨むよう
になっている。そして、周溝9にはパッキンまたは接着
剤Pが充填されていてランプ・ハウジング3内空間と外
気とをシールするようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、リフレックス・リフレクタ5と光放出
用レンズ6とが互いに隣接する構造では、図でよく示す
ように、複合レンズ体1の周壁8は、裏蓋2を支持する
ための段部10を必要とする関係上、肉厚Tが大となり、
リヤ・ランプ装置の外形寸法に対してリフレックス・リ
フレクタ5の反射有効面積が小さいという問題がある。
(課題を解決するための手段) そこで、この考案は従来構造の上記問題を解決するた
めになされたものであって、周壁により囲まれたリフレ
ックス・リフレクタおよびこのリフレックス・リフレク
タに向かって開口する第1三方壁を立設されたレンズを
一体に成形してなる複合レンズ体と、前記リフレックス
・リフレクタの周壁頂部に一方の側面の周縁が溶着され
ていて、他方の側面の周縁には前記第1三方壁に密に対
接させられる第2三方壁を形成された裏蓋と、前記第1
三方壁および前記第2三方壁とで形成される周壁に対応
する位置に、パッキンまたは接着剤を詰められた周溝を
形成されたランプ・ハウジングを有することを特徴とす
る。
(作用) リフレックス・リフレクタは、そのの周壁を裏蓋に溶
着し、この裏蓋の第2三方壁をランプ・ハウジングの周
溝に接着することにより、ランプ・ハウジングと一体化
される。
(実施例) 以下、図示の実施例につき詳細に説明する。第1図は
この考案の一実施例を示す断面図であり、第2図はラン
プ・ハウジングを除去した倒伏外観斜視図である。これ
らの図において、全体として図中左側部分が信号ランプ
部であり、同右側部分がリフレックス・リフレクタ部を
示している。この場合、信号ランプ11及び反射面12はそ
れぞれ1個のみ示しているが、複数組であっても良く、
複数個のランプに同数の反射面が対応していれば良い。
さて、この場合の複合レンズ体13は、光放出用レンズ14
と、リフレックス・リフレクタ15とからなり、長方形の
周壁17によって囲まれており、光放出用レンズ14の周縁
にリフレックス・リフレクタ15に向かって開口する第1
三方壁18が立設されている。リフレックス・リフレクタ
15は、多数の凹凸面からなる反射面16の集合体である。
裏蓋19は複合レンズ体同様透明の樹脂からなり、反射面
16に対向する側面20は平面に形成され、周縁は周壁17の
頂部17aに溶着されており、ランプ・ハウジング21に対
向する側面22の周縁には第1三方壁18に対接する第2三
方壁23が形成されている。更に詳しくは、裏蓋19の周縁
部が複合レンズ体の周壁17に正しく固着される位置にお
いて、裏蓋の第2三方壁23は複合レンズ体の第1三方壁
18と密に対接し(図中S部)、両三方壁18、23は相協働
して共通の周壁を形成することになる。この場合両三方
壁18,23の対接面に接着剤が介在されることが望まし
い。ランプ・ハウジング18は信号ランプ11に対応して反
射面12が形成されるが、ランプ光量の一部がリフレック
ス・リフレクタ15へ侵入するように反射面12と光放出用
レンズ14との間に隙間Gが形成されていて、夜間走行中
テール・ランプの光の一部がリフレックス・リフレクタ
より透過可能になっている。ランプ・ハウジング18の周
縁には、複合レンズ体の共通の周壁(18,23)に対応す
る周溝24が形成され、同溝24内に周壁18,23が臨むよう
になっている。そして、周溝24にはパッキングまたは接
着剤が奥部に充填されていて、図示しない外力によりラ
ンプ・ハウジング21と複合レンズ体13とが互いに押接さ
れてシール機能を発揮するようになっている。
なお、図示の実施例は、光放出用レンズ14と略同じ面
積のリフレックス・リフレクタの構造を挙げたが、複合
レンズの中央部にリフレックス・リフレクタが設けられ
ていても良い。
(考案の効果) この考案は、以上の構成であるから、車体の後方から
見た場合、リフレックス・リフレクタ装置の車幅方向端
部において無反射領域は周壁17の肉厚tのみであり、従
来構造に比し格段にリフレックス・リフレクタの反射有
効面積が増大するという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す断面図、第2図は
複合レンズ体と裏蓋との分解図、第3図は従来例を示す
一部断面図である。 13……複合レンズ体、14……光放出用レンズ、15……リ
フレックス・リフレクタ、17……周壁、18……第1三方
壁、19……裏蓋、21……ランプ・ハウジング、23……第
2三方壁、24……周溝、P……パッキングまたは接着
剤。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁により囲まれたリフレックス・リフレ
    クタおよびこのリフレックス・リフレクタに向かって開
    口する第1三方壁を立設されたレンズを一体に成形して
    なる複合レンズ体と、前記リフレックス・リフレクタの
    周壁頂部に一方の側面の周縁が溶着されていて、他方の
    側面の周縁には前記第1三方壁に密に対接させられる第
    2三方壁が形成された裏蓋と、前記第1三方壁および前
    記第2三方壁とで形成される周壁に対応する位置に、パ
    ッキンまたは接着剤が詰められた周溝を形成されたラン
    プ・ハウジングを有するリヤ・ランプ装置。
JP5903890U 1990-06-04 1990-06-04 リヤ・ランプ装置 Expired - Lifetime JP2516105Y2 (ja)

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