JP3707389B2 - ラップフィルム供給器 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明はラップフィルム供給器に関し、特に食品などを包装したり、貯蔵したり、又は調理をする際に、容器からラップフィルムを必要な分だけ切り取って用いる場合などに適用して好適なものである。
背景技術
従来、この種のラップフィルムは、例えば図22に示すように、紙製であって箱型の容器20に、ラップフィルム本体11が収容されており、使用に際して蓋22をあけ、指でラップフィルム11aのほぼ中央部分Aを指でつまみ、必要量引き出した後、蓋22の前端に下方に向って折曲形成された前板片23に取り付けられた鋸歯状の切断刃24を介して切断していた。
このような構造の従来のラップフィルム容器には、次のような問題がある。
(1)ユーザが、うっかりラップフィルム11aの右又は左側の端部のみをつまんで引き出そうとすると、ラップフィルム11自体の材質に起因する同材質の親和性(同じ材質のため、いわゆる材質相互のなじみが良く、くっつき易い意味)により、上層のラップフィルム11aは下層のラップフィルム11aと付着しているため、うまく引き出すことができず、仮に引き出しても一方の端部側のみが引き出されてしわができたりして、幅全体にわたってバランス良く引き出すことができず、いちいち目で確認してほぼ中央部Aをつまみ出すようにしなければならず、煩雑である。
(2)不使用時においても切断刃24の先端が外部に露出しているため、誤って怪我をするおそれがあり、何でも口にしたり、オモチャにする習性がある幼児にとっては特に危険であり、PL対策に欠けている。
(3)手でつまんでラップフィルム11aを引き出して使用するため、手が汚れていたような場合、雑菌がラップフィルム11aや容器20に汚染するおそれがあり、O−157対策などが叫ばれている昨今、衛生的観点からすると余り好ましくない。
発明の開示
この発明は以上の点を考慮してなされたもので、その目的とするところは、ラップフィルムを容易かつしわができないようにバランス良く引き出すことができ、また安全性に優れ、かつ衛生的なラップフィルム供給器を提供することにある。
かかる課題を解決するため本発明においては、請求項1又は2(及び4又は5)について、上方に開口6を有しかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体11を収する箱部(2、3、4、5)と、開口6を開閉自在に覆うように箱部(2、3、4、5)に取り付けられた板状の蓋7と、蓋7の先端部又は箱部(2、3、4、5)の前面板部2に取り付けられた切断刃10、10aとを有し、ラップフィルム本体のラップフィルム11aの先端部分を開口6及び蓋7間の隙間から箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面側を通って外部に引き出した状態で切断刃10、10aに押し付けることにより先端部分をラップフィルム本体11から切り離すラップフィルム容器1と、箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面側にあるラップフィルム11aの先端部分に剥離できるように付着した状態で、当該先端部分をほぼ幅全体について一体に引き出すと共に、切断刃10、10aに押し付けて切り離すことができる板状のラップフィルムガイド13、13Aとを設け、蓋7の先端部分は、箱部(2、3、4、5)の前面板部2と対向するように下方に折れ曲り、当該折曲り部の先端又は前面板部2の下端部には切断刃10、10aが取り付られると共に、ラップフィルムガイド13、13Aには切断刃10、10aを収納できる保護用の凹部a、13aが形成され、不使用時、ラップフィルムガイド13、13Aの凹部a、13a切断刃10、10aを収納することにより、切断刃10、10aが外部に露出しないように保護した状態において、当該ラップフィルムガイド13、13Aを、箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面に引き出されているラップフィルム11aの先端部に前方から付着させることにより、ラップフィルムガイド13、13Aを箱部(2、3、4、5)の前面板部2に保持する。
これにより、ラップフィルム11aをラップフィルムガイド13によって容易かつしわができないようにバランス良く引き出すことができ、これに加えて、不使用時ラップフィルムガイド13、13Aによって切断刃10をユーザに危険にならないように保護しながら次の使用のために前面板部2の前面に引き出されたラップフィルム11aの先端部に付着保持することができる。
また請求項3(及び6)について、上方に開口6を有しかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体11を収する箱部(2、3、4、5)と、開口6を開閉自在に覆うように箱部(2、3、4、5)に取り付けられた板状の蓋7と、蓋7の先端部に取り付けられた切断刃10、10aとを有し、ラップフィルム本体のラップフィルム11aの先端部分を開口6及び蓋7間の隙間から箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面側を通って外部に引き出した状態で切断刃10に押し付けることにより先端部分をラップフィルム本体11から切り離すラップフィルム容器1と、箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面側にあるラップフィルム11aの先端部分に剥離できるように付着した状態で、当該先端部分をほぼ幅全体について一体に引き出すと共に、切断刃10に押し付けて切り離すことができる板状の第1及び第2のラップフィルムガイド13C、13Dとを具え、蓋7の先端部分は、箱部(2、3、4、5)の前面板部2と対向するように下方に折れ曲り、当該折曲り部の先端に切断刃10が取り付けられると共に、折曲り部の先端には、不使用時切断刃10が外部に露出しないように保護する覆い板12が設けられ、不使用時、第1及び第2のラップフィルムガイド13C、13Dは、互いに重ね合わされかつ第1又は第2のラップフィルムガイド13C、13Dのうち前面側の一方のラップフィルムガイド13C、13Dにラップフィルム11aの先端部分を付着させた状態で箱部(2、3、4、5)の前面板部2に設けられた保持手段(18、19)によって箱部(2、3、4、5)の前面板部2の前面側において保持され、使用時、前面側の一方のラップフィルムガイド13C、13Dを保持手段(18、19)からはずしてラップフィルム11aを引き出して切断刃10によって切断した後、当該保持手段(18、19)からはずした一方のラップフィルムガイド13C、13Dを保持手段(18、19)に残っている他方のラップフィルムガイド13C、13Dと前面板部2との間に下方から差し込むことにより切断後にラップフィルム11aの先端部分に付着された他方のラップフィルムガイド13C、13Dと重ね合わされた状態で保持手段(18、19)に保持させる。
これにより、ラップフィルム11aをラップフィルムガイド13C、13Dによって容易かつしわができないようにバランス良く引き出すことができ、これに加えて、不使用時覆い板12によって切断刃10をユーザに危険にならないように保護し得る。
さらに、ラップフィルムガイドを2枚用意することにより、1枚目の第1のラップフィルムガイド13Cを取り外せば、2枚目のセットされている第2のラップフィルムガイド13Dの表面に自動的にラップフィルム11aが付着し、第1又は第2のラップフィルムガイド13C又は13Dを交互に使用できる。また、何れか一方を紛失又は破損しても、残った他方によって使用できる。
発明を実施するための最良の形態
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1〜図3において、1は、箱型をしたラップフィルム容器で、このラップフィルム容器1は前板2、底板3、左右の側板4、背板5によって上部が開口部6を有する箱状に形成され、かつ背板5に対し基端7aが回動自在に設けられた蓋7を有す。そして蓋7の長さ方向の両端には各側板4の外側に対向して位置する側板片8がそれぞれ設けられている。また、蓋7の前端には下方向に向かって直角に折り曲げられた前板片9が設けられている。この下方に向かって延びる前板片9の寸法は前板2の寸法に対しほぼ1/2前後になっている。
かかる構成の容器は例えば合成樹脂を射出成形して成型される。合成樹脂材料としては、例えばエポキシ樹脂、アクリル樹脂などのプラスチックが考えられる。このような成型品は従来の紙性のものに比べ堅牢なため、ラップフィルム11aがなくなった場合、新しいものに詰め替えて再使用ができる。ここで、1枚板を接着材を用いたり超音波溶着などにより箱型に貼り合わせることも可能であるが、労力的、生産性から成型品の方が優れている。
前板片9の内側に鋸歯状の切断歯10が一体成型により設けられ、この細長い帯状の切断歯10の先端の刃部10aは前板片9の前端から僅かに露出し、引き出されたラップフィルム11aを切断可能になっている。
また、前板片9の下方向の前端には、前板片9に対し、図4に示すように外側に向って回動自在でかつ下方向に延びる長さ寸法の短い切断刃先端の刃部10aを覆う覆い板12が設けられ、誤って刃部10aによって幼児等のユーザが怪我をしないように(保護するように)構成されている。
ラップフィルム11aは平滑面同士は互いに付着し合うという自己付着性を有している。従って、ラップフィルム容器1の表面がラップフィルム11aとくっつく程平滑であり、容器の材質がラップフィルム11aとくっつき易い材質の場合、ラップフィルム11aを外部へ引き出しにくくなる。このため、ラップフィルム容器1の材料としてそのようなプラスチックは避けることが好ましい。ラップフィルム11aがくっつき易い材料の場合、それを防止するため、容器内部の表面を凹凸仕上げにし、ラップフィルム11aと容器表面との接合状態を少なくして付着度を落とせば良い。勿論、表面が平滑であってもくっつきにくい材質であればそれを用いれば良い。くっつきにくい材料としては、例えばカチオン界面活性剤若しくはフッ素樹脂によって表面処理された板状体、又は例えば商標名ベークライト(Bakelite)でなる板状体を適用できる。
また、ラップフィルム容器1は、透明又は半透明の材料が用いられ、これにより内部にあるラップフィルム本体11の残量が見えるようになっている。
背板5に対し蓋7を回動自在にしたり、前板片9に対し覆い板12を回動自在にする手段としては、図5及び図6に示すように、例えば可撓性を有するテープ13で相方の部材、つまりこの場合、蓋7と背板5若しくは前板片9と覆い板12とを連結したり、又は折曲させたい連結部となる部分を、図7に示すように、成形時に裏側に凹部Bを形成し薄肉状の薄肉部aとすれば可撓性を有する樹脂は屈曲性があるため、容易に実現し得る。また、図7とは逆に、図8に示すように、表面に凹部Bを形成すれば、前板片9に対し覆い板12を折曲させた場合、相互のコーナ部Aを折曲範囲のストッパとして機能させることができる。
また、図1〜図4において、13はラップフィルムガイドで、このラップフィルムガイド13はほぼ0.5mm〜2mm程度の厚みを有する板形状に構成され、不使用時には前板2と前板片9との間に挟み込むように収納されている。この場合、ラップフィルムガイド13は薄いため、かさばることはない。このラップフィルムガイド13の内面又は外面の例えば上端部には引き出されたラップフィルム11aが付着すると共に、上端部が前板2及び前板片9間に挟持されることにより、ラップフィルムガイド13は脱落することなく保持される。
なお、図2などの図示状態では、前板2、ラップフィルムガイド13、前板片9との間に隙間があるが、これは各部材をわかり易く図示したもので、実製品においては各部材は接合している。
またラップフィルムガイド13は合成樹脂材料からなり、表面が平滑面となっているため、材質に起因して自己付着性を有するラップフィルム11aと親和性がある。また、静電気の作用などにもより近づけたり、接触させたりするだけで簡単に付着させることができる。前板2や前板片9の表面も平滑面となっているため、それらの付着力によってラップフィルムガイド13は前板2と前板片9との間にサンドイッチ状に挟み込んで保持させることができ、振っても落ちることはない。
ラップフィルムガイド13の材質としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等のプラスチックからなるものを用い、これにより表面が平滑であるため、ラップフィルム11aとくっつき易い。特にアクリル系樹脂は多官能で分子量が小さく、加熱成形時に表面が軟質のグロスコート層となるため、ラップフィルム11aとの付着強度が良好である。
ラップフィルム本体11は断面円形を有し、紙製で、かつ円筒状の芯材14の外周にロール状に巻回されている。このラップフィルム11aは、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリエリレン等のプラスチックフィルムからなる。
この実施の形態の場合、ラップフィルム容器1及びラップフィルムガイド13は抗菌処理が施されている。
抗菌剤としては、銀、銅、亜鉛、錫等の金属及びそれを含有する有機又は無機化合物を用い得る。安全性、効果の持続性を考慮して銀系、銅系無機抗菌剤が好ましい。商品例としては日本国の会社である東亜合成化学社製の「ノバロン」が挙げられる。また、低価格の面で、銀イオン、銅イオンにより抗菌剤を上述の樹脂中に混入すれば良く、又は、成型品の表面に塗布しても良い。
その他の抗菌剤として、植物系のニンニク、ワサビ、日本茶のカテキンを粉末状にして混入しても良い。ワサビからなる抗菌剤は、O−157に対しても優れた効果があることが知られている。この抗菌剤を用いると、ワサビの抗菌成分が徐々に蒸発し、大腸菌などの増殖を抑えることができる。商品例としては、商品名「ワサビパワー」と称される日本国の会社である積水化成工業株式会社製のものがある。
以上の構成において、使用にあたって、図1〜図3の状態において、ラップフィルムガイド13の下端部を指でつまんで、前方に引けば、先端部分に長さ方向全体にわたってラップフィルム11aが自己付着性により付着しているため、容易かつバランス良くラップフィルム11aを図9に示すように必要量引き出すことができる。
この場合、図9に示すように、ラップフィルムガイド13を、ラップフィルム11aに対して水平方向に引き出すと、このときラップフィルムガイド13とラップフィルム11aとの間の摩擦係数は最大となり、ラップフィルム11aはラップフィルムガイド13の面に付着した状態を維持できる。そして、図10に示すように、覆い板12を持ち上げ、刃部10aを露出させ、切断刃10にラップフィルム11aを押し付けることにより切断することができ、かくして覆い板12が切断時に邪魔になったり、切断を妨げたりすることはない。
切断されたラップフィルム11aは、図11に示すように、食品16等が入っている容器15の上方開口部の容器外周上端面15aに付着させ、かつ例えばラップフィルムガイド13を矢印のように下方を支点として回動させれば、内面に付着したラップフィルム11aを指でつかんだりすることなく、徐々に摩擦係数は失われ、しかも素早い動作で簡単に剥離させることができる。
その後、ラップフィルムガイド13の上方部を、ラップフィルム容器1から外部に引き出されているラップフィルム11aを先端部分に付着させる。この時ラップフィルム11aは前板2に付着しているので、図1に示すように、前板2と前板片9との間にラップフィルムガイド13を収納させれば良い。付着は静電気によってラップフィルムガイド13をラップフィルム11aに近づけるだけで容易に行い得る。また接触させれば、ラップフィルムの自己付着性とラップフィルムガイド13の親和性とによって付着させることができる。
以上の構成によれば、次回の使用時には上端部分にラップフィルム11aを付着させた状態のラップフィルムガイド13を再度前方に引けば、再び容易かつバランス良くラップフィルム11aをラップフィルム容器1から引き出すことができる。
不使用時には、図1〜図3に示すように、覆い板12によって刃部10aが覆われているため、ユーザが怪我をすることがないように安全に保護される。
さらに、ラップフィルムカイド13を介してラップフィルム11aを引き出すようになされているので、ラップフィルム11aを直接手で触れる機会は従来より少なくなり、この分より衛生的である。
また、ラップフィルム切れになった場合、ラップフィルム容器1、ラップフィルムガイド13の材料は堅牢なものからなり丈夫なため、別途、新しいラップフィルム本体11を補充し、何回でも再使用可能であり、経済的である。
(2)第2の実施の形態
図12及び図13は本発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は、ラップフィルムガイド13の一部を肉厚にし、かつラップフィルムガイド13をラップフィルム容器1に装着した場合、切断刃10を収納するほぼ凹状の切断刃収納部aを形成したことに特徴を有す。
このため、図1〜図4の場合のように、覆い板12を設けなくても切断刃10が外部に露出することはなく、従ってユーザが怪我をしないように切断刃10を保護できる。
(3)第3の実施の形態
図14は本発明の第3の実施の形態を示す。この場合は、ラップフィルムガイド13Aでラップフィルム容器1の前面を覆うことができるようにし、かつ切断刃10は底板3の前端部3aに設けられた点に特徴を有す。
ここで、部材相互の関係をラップフィルム11aの両側に隙間があるように図示しているが、これはわかり易く図示したに過ぎない。実際には、ラップフィルム11aはラップフィルムガイド13Aの内面にラップフィルム11aの自己付着性により付着され、またラップフィルム11aは底板3の前端上面に立設された前板2の外面にも自己付着性により付着されるため、軽量であって薄板状のラップフィルムガイド13Aをラップフィルム容器1の前面側に保持させることができる。 また、ラップフィルムガイド13Aの下方内側には切欠状の凹部13aが形成され、この部分に切断刃10の刃部10aが収納され、不使用時に刃部10aが外部に露出しないように保護する構成になっている。
図14の構成において、不使用時ラップフィルムガイド13Aは前板2の前面に引き出されたラップフィルム11aに、相互間に生ずる付着力によって付着され、このときラップフィルムガイド13Aの下方内側に設けられている凹部13a内に切断刃10を収納することによりユーザに怪我させないように保護される状態になる。
この状態において、ユーザがラップフィルムガイド13Aを指でつまんで前方に引けば、ラップフィルムガイド13に付着しているラップフィルム11aの先端部分が前方に引かれることによりラップフィルム11aがラップフィルム容器1から外部に引き出され、その後ユーザがラップフィルムガイド13Aを底板3の下方に移動させることによりラップフィルム11aが切断刃10に押し付けられて切断される。
このとき前板2の前面側には引き出されたラップフィルム11aが残っているので、ユーザが切断したラップを取りはずしてラップフィルムカイド13Aを付着させることにより、前述の不使用状態に戻る。
このようにすれば、図1〜図4について上述したと同様の効果を得ることができる。
(4)第4の実施の形態
図15は本発明の第4の実施の形態を示す。この場合、蓋7の前部に下方に向って延びる前板片9を設け、この前板片9の下端部は前板2のほぼ半分の高さ位置にまで延びている。ラップフィルムガイド13Bを取り外しても前板2の上端とこれと対向する蓋7の内面との間に形成されたラップフィルム11aを引き出すための隙間の前方に前板片9がある。
以上の構成によれば、ユーザは図14について上述した同様にしてラップフィルム11aの切断動作をなし得る。かくするにつき、前板片9と前板2とによってラップフィルム容器1の内部に埃が侵入しにくいようにできる。また、ラップフィルムガイド13Bの上端部を前板片9の下端部に一段と容易に着脱自在に保持し得る。
(5)第5の実施の形態
図16ないし図20は本発明の第5の実施の形態を示し、この場合は、2枚のラップフィルムガイド13C、13Dを互いに重ね合わせてラップフィルム容器1に用いる。
この場合、図16及び図17に示すように、前板2の両側部に高さ方向に延びる棒状のリブ17(合成樹脂材料でなる)がそれぞれ設けられ、各リブ17の、例えば上方内側の位置に、内側方向に三角形状に突出して第1及び第2のラップフィルムガイド13C及び13Dと係止可能なテーパ部18aを有するフック部18が設けられている。フック部18の反対側(すなわち外側)には切欠き部bが形成され、これによりフック部18が外側に撓むことができるようになされている。
各第1及び第2のラップフィルムガイド13C及び13Dの両端部にはフック部18とほぼ対応して三角形状に内側方向に凹むように、フック部18と係止可能なテーパ部19a有する切欠19が形成され、これによりラップフィルム容器1の前部に第1及び第2のラップフィルムガイド13C及び13Dを保持できるように構成されている。
2枚のラップフィルムガイド13C及び13Dが互いに重ね合う状態にあるとき、外側に位置する第1のラップフィルムガイド13C又は13D(図18の場合13C)がラップフィルム11aの前面に付着する。
以上の構成において、使用時、まず、図18及び図19に示すように、ユーザが外側に位置する第1のラップフィルムガイド13Cを手でつまんでフック部18から切欠19が外れるように前方に動かして係合を外した後、図19に示すように、前方に移動させることによりラップフィルム11aの先端部を所定量だけラップフィルム容器1から引き出し、当該引き出したラップフィルム11aの先端部の根元部分を切断刃10aに押しつけることによりラップフィルム11aの先端部を切断する。
この状態において、図19及び図20に示すように、当該内側にあった第2のラップフィルムガイド13Dの前面が、ラップフィルム容器1から引き出されて切断されずに残っているラップフィルム11aに付着する。
その後、第1のラップフィルムガイド13Cは、図20に示すように、ユーザによって前板2と第2のラップフィルムガイド13Dとの間に矢印で示すように押し込まれる。この場合、リブ17のフック部18とは反対側部分に切欠きbが形成されているので、図17において矢印で示すように、フック部18は外側へ撓むため、ラップフィルムガイド13Cを容易に押し込むことができ、これによりフック部18に切欠19を第2のラップフィルムガイド13Dの内側位置において、これと一緒に係合させることができる。
このとき、第1及び第2のラップフィルムガイド13C及び13Dの位置関係は逆になったことを除いて、図16及び図18と同様にして、互いに重なり合った2枚のフィルムガイド13C及び13Dをセットすることができる。
次のラップフィルムの使用時には、外側に位置する第2のラップフィルムガイド13Dをラップフィルム容器(1)から前方に移動させることにより、以下、同様の手順を繰り返す。
図16ないし図20の構成によればユーザは、2枚のラップフィルムガイド13C及び13Dを交互に使用することにより、一段と容易かつ確実にラップフィルム11aの引き出しないし切り取り作業をなし得る。
(6)第6の実施の形態
上述の実施の形態の場合、ラップフィルムガイド13として、ラップフィルム11aに付着し易い材質の合成樹脂材料を用いて、ラップフィルムガイド13をラップフィルム11aに付着させるための付着力を得るようにしたが、これに代え、又はこれに加え、ラップフィルムガイド13の表面にラップフィルム11aに対する付着力を有する仮留め部材を設けるようにすることができる。
すなわち、ラップフィルム11aに対する付着性が大きい材料で構成されたラップフィルムガイド13又はラップフィルム11aに対する付着性が小さい材料で構成されたラップフィルムガイド13に対して、ラップフィルムガイド13の面全体又は適宜の箇所において部分的に、例えば架橋性硬化ニスを塗布し平坦であって薄膜状の塗布層(図示せず)を設ければラップフィルム11aに対する付着力が向上する。すなわち、この塗布層は固く平滑なニス層であるため、ラップフィルム11aに対する付着性が向上する。
この種のニスとしては、例えばエポキシ系アクリレート、ポリエステル系アクリレート等のアクリル変性樹脂をベースレンジとしたもの、又は不飽和ポリエステル樹脂を用いれば良い。
ニス層に代え、塩化ビニール基を含有する樹脂の組成物からなる貼着層を設けても付着、剥離を繰り返し行うことができ、同様の効果を得ることができるが、塩素系のものはダイオキシン対策から極力避けることが望ましい。貼着層としては例えば商品名「T・Gシート」と称される日本国の会社である持田商工株式会社のものがある。
これはフィルム状のシール材料に粘着性のエラストマを設けて構成されている。この部材は表面に埃が付着して粘着力が低下した場合、水洗いすることにより甦り何度でも再使用可能である。
このように仮留め部材を用いれば、ラップフィルム11aが付着しにくい、ラップフィルムガイド13の材質として従来のように厚紙や商標名「ベークライト」、マグネシウム合金、セラミック等からなる薄板を用いることも可能である。
(7)他の実施の形態
(a) 図1ないし図3において、蓋7の側板片8は、蓋7を閉じた場合のラップフィルム容器1の密閉度が高く、かつ蓋7及び前板片9の強度が高ければ、省略しても良い。
(b) 上述の実施の形態においては、切断刃10を、ラップフィルム容器1と一体に成形するようにしたが、これに代え、金属薄板製の切断刃を接着材や、留め具によってラップフィルム容器1に取り付けるようにしても良い。
(c) 上述の実施の形態においては、ラップフィルム容器1として、全体として透明又は半透明の樹脂材料を用いることにより、内部のラップフィルム本体11の残量の確認をできるようにしたが、これに代え、内部のラップフィルム本体11の残量が確認できれば部分的、例えば一方の側板4のみであっても良く、又は例えば側板4か蓋7などに窓(図示せず)を形成し、中が見えるようにし、他は不透明とし、商品説明などを記載する表示部としても良い。この場合の材料としては、例えば色付きのプラスチック材料が考えられる。
また、これに代え、材料が厚紙、商標名「ベークライト」の薄板、マグネシウム合金、セラミックの薄板を用いるようにしても良い。
(d) 上述の実施の形態において、ラップフィルムガイド13以外の部材にもラップフィルム11aに対する付着性がある場合には、第6の実施の形態について上述したと同様にして、ラップフィルムガイド13に仮留め部材を設け、この仮留め部材の付着力をも含めてラップフィルムガイド13全体としての付着力を決めるようにすれば良い。
例えば、ラップフィルムガイド13を用いてラップフィルム容器1内のラップフィルム本体11から引き出したラップフィルム11aを切断刃10によって切断したとき、ラップフィルム本体11が全体としてラップフィルム容器1の引出口に引きつけられた状態からラップフィルム容器1内に落ち込む(切断されて引付力がなくなるため)際に、折角引き出したラップフィルム11aの先端部分がラップフィルム容器1内に引き戻されるおそれがある。
これを防止するため、ラップフィルム11aの引出口の周辺(例えば前板2の上端部及び又は前板片9の内側)に、ラップフィルム11aに対する付着力をもつ引戻し防止部材を設けることが考えられる。
このような場合には、ラップフィルムガイド13をラップフィルム容器1から取り出してラップフィルム11aを引き出そうとしても、前板2、前板片9の引戻し防止部材にラップフィルム11aがくっつくことにより、ラップフィルム11aをスムースに引き出すことができない。
この場合、前板2又は前板片9に設けた引戻し防止部材の面積を小さくすることによりラップフィルム11aに対する付着力を弱くし、かつラップフィルムガイド13側の仮留め部材の面積を大きくすることにより付着力を強くなるように相互の付着力を調整すれば良い。
また、例えばラップフィルムガイド13、前板片9及び前板2を同じ材料に選定した場合には、例えば前板2及び前板片9の内表面の一部又は全面を凸凹状にし、ラップフィルム11aとの接触面積をラップフィルムガイド13より小さくするようにしても良い。
(e) 図14及び図15の場合、不使用時において、ラップフィルムガイド13Aは、前板2の前側に引き出されているラップフィルム11aに対する付着力によってラップフィルム容器1に保持されるが、ラップフィルム11aへの保持力を大きくするため、保持用仮留め部材をラップフィルムガイド13Aの表面に設けても良い。
また蓋7、底板3にラップフィルムガイド13Aを保持する保持部を設けても良い。保持部としては、例えば蓋7の先端部内面にラップフィルムガイド13Aが挟まる溝を形成した構造とすれば良い。
(f) 図14及び図15の場合、ラップフィルム容器1の前下端部(特に底板3の下面)に、刃部10aを設けたが、これに代え、底板3中に本体部分を埋設し、刃部10aを外部へ突出するようにしても良い。また、底板3の上面と前板2の下面との間に挟んでも良い。
(g) 図20の場合と同様に、2枚のラップフィルムガイド13C及び13Dを重ね合せるように用いる場合には、図21に示すように、ラップフィルムガイド13C及び13Dの先端部の角部を予め面とり加工したような形状にしておくことにより、使用後の第1のラップフィルムガイド13C(又は第2のラップフィルムガイド13D)を押し込む際に、各ラップフィルムガイド13C並びに13Dの上端部及び下端部表面のテーパ部tを互いに、挿入し合うことができ、その結果外部からのラップフィルムガイド13D(又は13C)へのラップフィルムガイド13C(又は13D)の挿入を一段と容易にできる。
産業上の利用可能性
容器からラップフィルムを引き出して必要な分だけ切り取るラップフィルム供給器に適用できる。

Claims (6)

  1. 上方に開口を有しかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体を収する箱部と、上記開口を開閉自在に覆うように上記箱部に取り付けられた板状の蓋と、上記蓋の先端部に取り付けられた切断刃とを有し、上記ラップフィルム本体のラップフィルムの先端部分を上記開口及び上記蓋間の隙間から上記箱部の前面板部の前面側を通って外部に引き出した状態で上記切断刃に押し付けることにより上記先端部分を上記ラップフィルム本体から切り離すラップフィルム容器と、
    上記箱部の上記前面板部の前面側にある上記ラップフィルムの上記先端部分に剥離できるように付着した状態で、当該先端部分をほぼ幅全体について一体に引き出すと共に、上記切断刃に押し付けて切り離すことができる板状のラップフィルムガイドと
    を具え、
    上記蓋の先端部分は、上記箱部の上記前面板部と対向するように下方に折れ曲り、当該折曲り部の先端に上記切断刃が取り付けられると共に、
    上記ラップフィルムガイドには上記切断刃を収納できる保護用の凹部が形成され、
    不使用時、上記ラップフィルムガイドの上記凹部上記切断刃を収納することにより、上記切断刃が外部に露出しないように保護した状態において、当該ラップフィルムガイドを、上記箱部の上記前面板部の前面に引き出されている上記ラップフィルムの先端部に前方から付着させることにより、上記ラップフィルムガイドを上記箱部の上記前面板部に保持する
    ことを特徴とするラップフィルム供給器。
  2. 上方に開口を有しかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体を収する箱部と、上記開口を開閉自在に覆うように上記箱部に取り付けられた板状の蓋と、上記箱部の前面板部に取り付けられた切断刃とを有し、上記ラップフィルム本体のラップフィルムの先端部分を上記開口及び上記蓋間の隙間から上記箱部の前面板部の前面側を通って外部に引き出した状態で上記切断刃に押し付けることにより上記先端部分を上記ラップフィルム本体から切り離すラップフィルム容器と、
    上記箱部の上記前面板部の前面側にある上記ラップフィルムの上記先端部分に剥離できるように付着した状態で、当該先端部分をほぼ幅全体について一体に引き出すと共に、上記切断刃に押し付けて切り離すことができる板状のラップフィルムガイドと
    を具え、
    上記箱部の上記前面板部の下端部に前方に突出するように上記切断刃が設けられると共に、
    上記ラップフィルムガイドの下端部後面には上記切断刃を前方から収納できる保護用の凹部が形成され、
    不使用時、上記ラップフィルムガイドの上記凹部上記切断刃を収納することにより、上記切断刃が外部に露出しないように保護した状態において、当該ラップフィルムガイドを、上記箱部の上記前面板部の前面に引き出されている上記ラップフィルムの先端部に前方から付着させることにより、上記ラップフィルムガイドを上記箱部の上記前面板部に保持する
    ことを特徴とするラップフィルム供給器。
  3. 上方に開口を有しかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体を収する箱部と、上記開口を開閉自在に覆うように上記箱部に取り付けられた板状の蓋と、上記蓋の先端部に取り付けられた切断刃とを有し、上記ラップフィルム本体のラップフィルムの先端部分を上記開口及び上記蓋間の隙間から上記箱部の前面板部の前面側を通って外部に引き出した状態で上記切断刃に押し付けることにより上記先端部分を上記ラップフィルム本体から切り離すラップフィルム容器と、
    上記箱部の上記前面板部の前面側にある上記ラップフィルムの上記先端部分に剥離できるように付着した状態で、当該先端部分をほぼ幅全体について一体に引き出すと共に、上記切断刃に押し付けて切り離すことができる板状の第1及び第2のラップフィルムガイドと
    を具え、
    上記蓋の先端部分は、上記箱部の上記前面板部と対向するように下方に折れ曲り、当該折曲り部の先端に上記切断刃が取り付けられると共に、
    上記折曲り部の先端には、不使用時上記切断刃が外部に露出しないように保護する覆い板が設けられ、
    不使用時、上記第1及び第2のラップフィルムガイドは、互いに重ね合わされかつ上記第1又は第2のラップフィルムガイドのうち前面側の一方の上記ラップフィルムガイドに上記ラップフィルムの上記先端部分を付着させた状態で上記箱部の上記前面板部に設けられた保持手段によって上記箱部の上記前面板部の前面側において保持され、
    使用時、上記前面側の一方の上記ラップフィルムガイドを上記保持手段からはずして上記ラップフィルムを引き出して上記切断刃によって切断した後、当該保持手段からはずした一方の上記ラップフィルムガイドを上記保持手段に残っている他方の上記ラップフィルムガイドと上記箱部の上記前面板部との間に下方から差し込むことにより上記切断後に上記ラップフィルムの上記先端部分に付着された他方の上記ラップフィルムガイドと重ね合わた状態で上記保持手段に保持させる
    ことを特徴とするラップフィルム供給器。
  4. ラップフィルム容器内に収容されかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体の上記ラップフィルムに対して付着性を有する材料によって板状に構成され、上記ラップフィルム容器の外部に引き出された状態の上記ラップフィルムの先端部分にほぼ幅全体に亘って付着して当該先端部分を一体に外方に引き出して上記ラップフィルム容器に設けられた切断刃に押し付けて切り離すことができ、
    不使用時、上記ラップフィルムの先端部分に付着した状態で上記ラップフィルム容器に保持されると共に、ラップフィルムガイドに設けられた保護用の凹部上記切断刃を収納することにより上記切断刃が外部に露出しないように保護する
    ことを特徴とするラップフィルムガイド。
  5. 状に構成され、表面にラップフィルム容器内に収容されかつロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体の上記ラップフィルムに対して付着性を有する材料でなる仮留め部材が設けられ、上記仮留め部材を上記ラップフィルム容器の外部に引き出された状態の上記ラップフィルムの先端部分にほぼ幅全体に亘って付着させた状態で当該先端部分を一体に外方に引き出して上記ラップフィルム容器に設けられた切断刃に押し付けて切り離すことができ、
    不使用時、上記仮留め部材によって上記ラップフィルムの先端部分に付着した状態で上記ラップフィルム容器に保持されると共に、ラップフィルムガイドに設けられた保護用の凹部上記切断刃を収納することにより上記切断刃が外部に露出しないように保護する
    ことを特徴とするラップフィルムガイド。
  6. ロール状にラップフィルムを巻回してなるラップフィルム本体を内部に収納し、前面板部の前面を通って外部に引き出された上記ラップフィルム本体のラップフィルム先端部分を切断する切断刃及び当該切断刃が外部に露出しないように保護する覆い板を有するラップフィルム容器
    板状に構成され、かつ上記ラップフィルムに対して付着性を有する材料でなり及び/又は上記ラップフィルムに対して付着性を有する材料でなる仮留め部材を有する第1及び第2のラップフィルムガイドを具え、
    不使用時、上記第1及び第2のラップフィルムガイドは、互いに重ね合わされかつ上記第1又は第2のラップフィルムガイドのうち前面側の一方の上記ラップフィルムガイドに上記ラップフィルムの上記先端部分を付着させた状態で上記前面板部に設けられた保持手段によって上記前面板部の前面側において保持され、
    使用時、上記前面側の一方の上記ラップフィルムガイドを上記保持手段からはずして上記ラップフィルムを引き出して上記切断刃によって切断した後、当該保持手段からはずした一方の上記ラップフィルムガイドを上記保持手段に残っている他方の上記ラップフィルムガイドと上記前面板部との間に下方から差し込むことにより上記切断後に上記ラップフィルムの上記先端部分に付着された他方の上記ラップフィルムガイドと重ね合わた状態で上記保持手段に保持させる
    ことを特徴とするラップフィルム供給器。
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