JP2000501344A - シート材切断用カッティングブレード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 合成樹脂フィルムや金属フォイルのようなシート材を切断するためのカッティングブレード（３０）が提供される。カッティングブレードは長手方向の折曲線（３７と３９）に沿って曲げられ、折曲線の間に平面を得る。カッティングブレード（３０）は、折曲線の中間の平面から突出する一列の切り歯（５０）を含む。カッティングブレード（３０）のカットの深さは平面から突出する切り歯（５０）の高さによって制限される。加えて、切り歯（５０）の間隔を十分に近づけることによって、切り歯（５０）は、カッティングブレード（３０）が合成樹脂フィルムや金属フォイルを切断するが人の皮膚を簡単に傷つけないように、人の皮膚を支持するのに十分な支持面を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 シート材切断用カッティングブレード 関連出願 本出願は米国特許仮出願番号６０／００７，８５４号および６０／００８，５ ８７号を含む。 発明の技術分野 本発明はシート材を切断するためのカッティングブレードに関する。 特に、本発明は、ロールから供給される合成樹脂フィルムや金属フォイルを切断 するために使用されるカッティングブレードに関する。 発明の背景 合成樹脂フィルムや金属フォイルは種々の食品を包んだり覆ったりするために 食品工業界全般を通じて広く使用されている。フィルムやフォイルは一般的に箱 に収められたロールから供給される。一片のフィルムやフォイルが必要なときに はフィルムやフォイルの一部が箱から引き出され、カートンあるいはカートンの 前部に挿入配置されたボール紙に取り付けられたカッティングブレードによって 適当な長さに切断される。カッティングブレードは一般に薄い金属の鋸刃が長年 使用されてきた。この鋸刃は刃の露出端に沿って延びる切断点を有している。カ ッティングブレードのこの切断点は使用者を切ったり傷つけたりするが、使用者 に対する実際の危険はカッティングブレードが薄 い金属ストリップから作られていることにある。一片の紙でさえ切り傷の原因と なるように、鋸刃の切断点の有無に関係なく薄い金属ストリップは切り傷を作る ことができる。 発明の概要 本発明によれば、使用者が不注意によって切り傷を作る危険を少なくする、シ ート材を切断するためのカッティングブレードが提供される。このカッティング ブレードは、使用者がディスペンサから合成樹脂フィルムや金属フォイルのよう な適当な長さのシート材を引いて、使用者を傷つける危険を冒すことなく、フィ ルムやフォイルを適当な長さに切断することができる。カッティングブレードは 実質的な平面によって接続された、２つの平行な長手方向に延在する端部を有す る。 ２つの長手方向に延在する折曲線がその端部に沿って延び、かつ、一列の切り歯 がその端部の中問の平面から突出し、そのため、一列の切り歯は折曲線に対して 平行であり、カッティングブレードの端部から隔てられている。 さらに、カッティングブレードの半完成品のコイルを製作するための方法も提 供される。この方法によってカッティングブレードの半完成品が大量生産でき、 そのとき、カッティングブレードの半完成品の切り歯を保護し、より容易に格納 でき、あるいは搬送できるコイルに丸められ、カッティングブレードをボール箱 や段ボール挿入物に取り付けることもできるブレード製作機に供給できる。この 方法は、２つの平行な端部、上面および下面を有する長手方向に延びる帯状体を 準備する工程を含む。切り歯の列は、切り歯が端部の中間の上面から突出するよ うに、帯状体上に形成される。さらに、一列のブレード連結体が、その連結体が 下面から突出するように、帯状体上に形成される。 つぎに、帯状体の一方の端部が上面に対して横に折曲され、そしてその帯状体は 曲げられて渦巻き状に重ねられた螺旋状のコイルが形成される。 図面の簡単な説明 本発明のすべての目的は、下記において、添付図を参照してより完全に明らか にされる。添付図において、同一番号は同一部材を示す。 ここにおいて； 図１は、供給用カートンと組み合わされて示された、本発明の特徴を含むカッ ティングブレードの部分斜視図である。 図２は、図１における線２−２から見た供給用カートンの拡大部分断面図であ る。 図３は、図２の線３−３から見た供給用カートンの拡大部分断面図である。 図４は、本発明の特徴を含むカッティングブレードの半完成品を示す拡大部分 平面図である。 図５は、図４の線５−５から見たカッティングブレードの半完成品の拡大部分 断面図である。 図６は、図２の線６−６から見たカッティングブレードの拡大部分断面図であ る。 図７は、図２において７にて示す円に囲まれたカッティングブレードの一部を 示す拡大部分図である。 図８は、図４〜５のカッターブレードの半完成品のコイルを形成するための加 工工程を示す線図である。 図９は、図２に示されたカッティングブレードを有する段ボール挿入物を示す 拡大部分断面図である。 図１０は、第２実施例のカッティングブレードを有するディスペンサ用カート ンを示す拡大部分断面図である。 図１１は、本発明の特徴を含むカッティングブレードを示す拡大部分平面図で ある。 図１２は、図１１の線１２−１２から見たカッティングブレードの拡大部分断 面図である。 好適な実施態様の詳細な説明 全体の図、特に図１には、合成樹脂フィルムや金属フォイルなどのシート材を 切断するために使用されるカッティングブレード３０が示されている。図１にお いて、カッティングブレード３０は供給用カートンに関連して示されている。合 成樹脂フィルムあるいは金属フォイルのロール（不図示）がカートン１０内に入 れられている。カートン１０の前面に配置された段ボール挿入物１８に連結され たカッティングブレード３０が示されている。別法として、カッティングブレー ド３０はカートン１０に直接取り付けることもできる。使用するときには、使用 者は供給カートン１０内のロールからフィルムあるいはフォイルの一部を引き出 し、カッティングブレード３０上を下方に引くことによってそれらを適当な長さ に切断する。フィルムあるいはフォイルの全体幅を確実に切断するためには、カ ッティングブレード３０は少なくとも供給用カートン内のフィルムあるいはフォ イルのロールと同じ幅であることが望ましい。 カッティングブレード３０は連続した薄い金属の帯状体から製作することがで きる。図８に示すように、金属の帯状体は、図４と図５に詳しく図示されている ように、半完成品へと形成される。半完成品が形成された後、その一端が曲折さ れ、ついでその半完成品は図８に示 されるようにコイルに巻かれるか、あるいは適当な長さに切断され、段ボールの 裏材に取り付けられ、再度曲げられてカッティングブレード３０が形成される。 図４と図５において、カッティングブレードの半完成品は、長手方向に延びる ２つのスカラップ端部３２、３４を有している。第１のスカラップ端部３２は各 スカラップ間に窪み３３を有する。窪み３３は長手方向に一列に並び、折曲線７ を形成している。カッティングブレードの半完成品３０ａはこの折曲線３７に沿 って約９０度曲げられ、スカラップ・フランジ４２を形成する。このフランジは 図５に鎖線にて示されている。第２のスカラップ端部３４はこのスカラップに穿 孔された一連の円形棒３８を有している。円形棒３８は、この円形棒が半完成品 の下面から突出するように、カッティングブレード半完成品３０ａを突き抜け、 半完成品の金属を変形する円形の貫通パンチによって形成される。さらに下記に て説明するように、円形棒３８は半完成品３０ａを適当な裏材に取り付けるのに 使用される。 またカッティングブレード半完成品３０ａは、第１のスカラップ端部３２の窪 み３３によって形成された第１の折曲線３７と平行な一列の細穴４０を含んでい る。細穴４０の列は第２の折曲線３９を形成し、それに沿ってカッティングブレ ード半完成品３０ａが折り曲げられて、さらに下記にて説明するようにカッティ ングブレード３０が作製される。複数の切り歯５０はカッティングブレード半完 成品が穿孔されて作製された、２つの折曲線３７、３９に対して平行な切り歯の 列である。切り歯５０は図５に示されるように、まっすぐでもよいが、好適な実 施態様においては、切り歯は、図９に示されるように、湾曲していてもよい。 図４に示されるように、カッティングブレードの半完成品３０ａはひとかたま りのコイルとするのが望ましい。カッティングブレードの 半完成品をコイル状に巻くことによって、多量に作製することができ、より簡単 に収納できまた搬送でき、そして、折曲線３９を作製しかつカッティングブレー ドを適当な基材に取り付けるカッティングブレード製作機に供給することができ る。しかしながら、図５から最も良く分かるように、円形棒３８が半完成品の下 面から突出し、切り歯５０が半完成品の上面から突出している。そのため、半完 成品は平らに巻くことができずに螺旋コイルを形成する。加えて、コイルの各連 続した渦巻きはコイルの先の渦巻きにおける切り歯５０の上に載ってしまい、こ れが切り歯にダメージを与える原因なる。これらの問題を克服するために、半完 成品がコイルに巻かれる前に、半完成品は第１の折曲線３７に沿って曲げられて 、スカラップ・フランジ４２が作製される。カッティングブレードの半完成品が 図８に示されるようにコイル状に巻くことができるように、図５に示されるよう に、スカラップ・フランジ４２と円形捧３８は２つの接点を形成する。さらに、 スカラップ・フランジ４２と円形棒３８は切り歯５０の高さより高いのが好まし く、その結果、円形棒とスカラップ・フランジの２つの接点によって切り歯が連 続した螺旋コイルと接触することを防ぐこととなる。 カッティングブレードの半完成品のさらなる加工は、この半完成品がコイルに 巻かれるか否かに関わらず同じである。半完成品が第１の折曲線３７に沿って曲 げられて、スカラップ・フランジ４２を形成した後、半完成品は適宜長さに切断 される。この半完成品は次いで第２の折曲線３９に沿って曲げられてカッティン グブレード３０の完成品が形成され、段ボールあるいは他の板紙のような支持基 材に取り付けられる。生産効率のため、半完成品が第２の折曲線３９に沿って曲 げられる前に、半完成品は支持基材に取り付けるのが望ましい。典型的には、半 完成品が支持基材に取り付けられた後に半完成品を曲げることが、支持基材が簡 単に変形するために阻害される。したがって、支 持基材は、半完成品を曲げたときに、曲がるあるいは潰れてしまいやすい。しか しながら、本実施例においては、第２の折曲線３９を形成する細穴４０が第２の 折曲線に沿って半完成品の剛性を減少させる。 そのため、半完成品が支持基材に取り付けられた後、半完成品３０ａは第２の折 曲線３９に沿って、簡単に折れ曲がり、支持基材をひどく潰したり、あるいは変 形させたりすることはない。 本実施例において、支持基材は段ボールであり、半完成品３０ａは、円形棒３ ８を段ボールに押し込むことによって段ボールに取り付けられる。図９に示され るように、半完成品が段ボール４１に取り付けられたとき、円形棒３８は変形し 、外側へ放射状に広がる。半完成品３０は段ボール４１にいったん取り付けられ ると、第２の折曲線３９に沿って曲がり、図９に示されるようなカッティングブ レード３０を形成する。 図４および図９を参照すると、カッティングブレード３０は一列に並んだ切り 歯５０を含んでいる。カッティングブレードの半完成品３０ａが折曲される２本 の折曲線３７、３９は２つの長手方向に延びる端部４６を形成する。２つの端部 ４６間におけるカッティングブレード３０の上面４４は、その上面から突出する 切り歯５０の列を除いて、平面とされている。切り歯５０は平面から突出してい るので、平面４４から突出した切り歯の高さに等しい深さしか切ることはない。 したがって、使用者が切る可能性のある深さを制限するには、切り歯５０は高さ が０．０１５インチ〜０．０３５インチであるのが好ましい。本実施例では、切 り歯５０は平面４４から約０．０２０インチ突出している。さらに、この切り歯 ５０は使用者を切る可能性を減じるために互いに一定の近い間隔をとっている。 もし切り歯の間隔が互いに十分に近ければ、いずれの一本の切り歯によって支 持される重さも使用者の皮膚を傷つけるには不十分である。 その結果は行者が用いるくぎのベッドと同様である。同じように、くぎのベッド は、行者が皮膚を傷つけることなくくぎのベッド上に横たわることができるよう に、近接して配されており、もしカッティングブレードの切り歯が近接して配さ れていれば、人の皮膚を傷つける危険は少なくなる。しかし、それでもカッティ ングブレードは合成樹脂フィルムあるいは金属フォイルを切断することができな ければならない。したがって、満足のいく設計は、使用者の皮膚に接触したとき に行者のくぎのベッドと同様に作用し、また、フィルムやフォイルをカッティン グブレードの上に引っ張り下ろしたときにカッティングブレードのように作用し なければならない。このことが達成されるのは、合成樹脂フィルムが人の皮膚よ りも一般に弾性があり、切り歯のポイント上に容易に引き落とされ、それによっ て切断される。加えて、フォイルは人の皮膚よりも一般に非常に弾性が小さく、 そのため、カッティングブレードの上に引っ張り下ろされたときには簡単に破れ る。カッティングブレードがフィルムまたはフォイルを切断し、かつ人の皮膚を 傷つけないように、くぎのベッド効果を得るためには、切り歯５０は、１インチ 当たり約１２〜２２本となるように、長手方向の切り歯の列にて一定の間隔で配 されるのが好ましい。本実施例では、切り歯の列にて１インチ当たり約１８本の 切り歯とした。さらに、図９に示されるように、切り歯５０がわずかに湾曲して いるとしても、切り歯は平面４４に対して実質的に垂直に突出している。三角の 切り歯の基部は概略折曲線３７、３９と平行に一列に並んでおり、その結果、切 り歯の湾曲面は協同して、折曲線と平行でもある、直立した刃を形成する。 図１０に、第２の実施例である改良されたカッティングブレードが示される。 図１０に示されるカッティングブレード１３０は、カッティングブレードの製造 者によってカートンに取り付けられるのではな く、第２実施例ではエンドユーザによって取り付けられるように設計されている 点を除いては、図１〜図９にて示されたカッティングブレードと同じである。第 １実施例と同様に、第２実施例は、２つの長手方向に延びる端部すなわち折曲線 ４６の間に平らな上面４４を有している。一列に並んだ切り歯５０は、平面４４ から上方に突出した、上記切り歯と同様に一定の間隔で配置されている。２つの 側面７０は端部４６から横に延在している。側部７０の下端部は互いに上方かつ 内方に向かい合って曲げられ、屈曲フランジ部７０を形成している。このような 形態によって、使用者は、一片の段ボール４１のような支持材４１の上をカッテ ィングブレード１３０を滑らすことができる。一般的に使用者はカッティングブ レードを供給箱１０の前端部上を簡単に滑らす。カッティングブレード１３０の 屈曲フランジ７２は、カッティングブレード１３０が段ボールから外れるのに対 して抗するように、段ボール４１を把持するのに役立つ。加えて、側部７０の下 端部を曲げ返すことによって、側部の薄い金属端は内方に曲げられ、それによっ て、側部の下端部が不注意に使用者を傷つける危険を排除することができる。 図１１と図１２において、第３実施例である改良されたカッティングブレード が示される。図１１と図１２に示されるカッティングブレード２３０は、切り歯 の方向が交互に変わっていることを除いては、図１〜図９に示したカッティング ブレードと同様である。前述し、かつ図９に示したように、切り歯５０はわずか に湾曲しているすなわち丸くなっている。この湾曲によって、切り歯は一方向に よりよく切断する。例えば、図９に示したカッティングブレードは、フィルムが カッティングブレードの上を右から左にに引っ張られ、そして下方に引かれてフ ィルムを切るのであれば、フィルムをより良く切ることができる。 図１１と図１２に示されるカッティングブレード２３０は、両方向に等しく良 く切れるように、互い違いの切り歯２５０を有している。切り歯は、互い違いの 歯が反対方向に湾曲するように互い違いの方向に打ち抜かれている他には、図１ 〜図９に図示され上記にて説明された切り歯５０と同様に一定の間隔で配置され ている。 図１１に示されるように、カッティングブレード２３０は２つの長手方向に延 びる端部４６の間に延在する平らな上面４４を有している。一列の歯２５０が端 部４６の中間の平面から突出している。切り歯２５０の湾曲は、切り歯２５０が カッティングブレードから打ち抜かれた方向による。したがって、図１１からよ り明らかにわかるように、切り歯の湾曲は、切り歯がカッティングブレードから 打ち抜かれる方向を交互にすることによって、互い違いとなる。切り歯は概略三 角形であり、それらの基部は互いに一列となり、折曲線４６と大体平行に配置さ れている。切り歯の基部の長手方向間隔は１インチ当たり約１２〜２２本である ことが好ましい。互い違いの切り歯２５０は一列に配列され、その結果、端から 見ると、図１２に示されるように、切り歯の列は従来の横びき鋸の刃のそりに似 ている。このようにして、カッティングブレード２３０は、フィルムまたはフォ イルがカッティングブレード２３０の上に引き下ろされる方向に関わりなく等し く良く切れる。 切り歯２５０は、複数の隣接する歯が同じ方向に湾曲するように、互い違いで もよい。例えば、切り歯２５０は、２つの隣接する歯が一方向に湾曲し、つぎの ２つの隣接する歯が反対方向に湾曲するように、形成される。しかしながら、本 実施例では、切り歯２５０は、図１１に示されるように、隣接する切り歯が反対 方向に湾曲するように、互い違いとなっている。 ここに本発明の特定の実施態様が図示説明されているが、本発明は この開示内容に限定されるものではなく、変更や改変は、つぎの請求の範囲内に 含まれるものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年１０月２２日（１９９７．１０．２２） 【補正内容】 請求の範囲 １． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 一定の間隔をおいて離れた平行に長手方向に延在する２つの端部と、 前記端部間を連結する実質的な平面と、 前記端部に沿って延在する２つの長手方向の折曲線とを有し、前記折曲線は、 前記端部に連結する長手方向に延在する２つの側部フランジを形成し、かつ前記 平面に直角に前記平面の下に延びて、溝の形を形成し、そして、 前記端部の中間の前記平面上に、前記フランジに対して反対方向かつ平行に突 出する、前記折曲線に対して一定間隔をおきかつ平行な切り歯の列を有すること を特徴とするカッティングブレード。 ２． 前記側部フランジの下端部に連結され、内側に屈曲した２つの対向した延 長フランジ部を有する請求項１のカッティングブレード。 ３． 一方の前記折曲線に沿って長手方向に並んだ複数の細穴を前記平面に有す る請求項１のカッティングブレード。 ４． 前記切り歯は、前記平面に鉛直な切断用構成要素として形成された切り欠 きからなる請求項１のカッティングブレード。 ５． 各々の前記切り歯は単一の湾曲した切断用構成要素であり、かつ前記列内 にて隣接する切り歯は対向する方向に湾曲された請求項１のカッティングブレー ド。 ６． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 一定の間隔をおいて離れた平行に長手方向に延在する２つの端部と、 前記端部間を連結する実質的な平面と、 前記端部に一定の間隔をおきかつその中間に長手方向に並ぶ切り歯の列とを有 し、各々の前記切り歯は、前記平面上に突出する単一の実質的に三角の切断用構 成要素であることを特徴とするカッティングブ レード。 ７． 前記切り歯の列に間隔をおき前記端部に沿って延在する２本の長手方向に 延びる折曲線を有する請求項６のカッティングブレード。 ８． 前記端部にて前記平面に連結され、かつ前記平面から鉛直に下方に延び、 前記平面の下に下方向に向かって開いた溝を形成する、長手方向に延在する２つ の側部フランジを有する請求項６のカッテングブレード。 ９． 前記側部フランジの下端部に連結された内側に屈曲した２つの対向する延 長フランジ部を有する請求項８のカッティングブレード。 １０． 一方の折曲線に沿った複数の長手方向に並んだ細穴を前記平面内に有す る請求項６のカッティングブレード。 １１． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 ２つの平行に長手方向に延在する端部と、 前記端部間を連結する実質的な平面と、 前記端部の中間の前記平面から突出する切り歯の列と、を有し、各々の前記切 り歯は単一の湾曲した切断用構成要素であり、かつ前記列の隣り合う切り歯は反 対方向に湾曲していることを特徴とするカッティングブレード。 １２． 前記端部に沿って延在する２本の長手方向に延びる折曲線を有する請求 項１１のカッティングブレード。 １３． 前記端部に連結された２つの長手方向に延びる側部を有し、前記側部は 前記平面に対して横設されている請求項１１のカッティングブレード。 １４． 前記側部の下端部に連結された内側に屈曲した２つの対向するフランジ 部を有する請求項１３のカッティングブレード。 １５． 一方の前記折曲線に沿って複数の長手方向に並ぶ細穴を前記平面内に有 する請求項１１のカッティングブレード。 １６． カッティングブレードの半完成品のコイルを製作するための方法であっ て、 ２つの長手方向に延在する端部と、上面と、下面とを有する長手方向に延びる 帯状体を準備し、 前記端部の中問の前記上面から突出する切り歯の列を前記帯状体上に形成し、 前記下面から突出するブレード接続体の列を前記帯状体上に形成し、 前記帯状体の前記端部の一方を前記上面に対して横に折曲し、そして、 前記帯状体を曲げて渦巻き状に重なり合う螺旋状のコイルを形成する、 工程を有する方法。 １７． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 一定間隔をおいて離れた平行な長手方向に延在する端部を備えた平らな細幅面 を有する長手方向に延びる帯状体と、 前記帯状体から一体的に形成された切り歯の単一列とを有し、前記各切り歯は 、前記端部と間隔をおきかつその中間に、前記帯状体と同一面の基部と、前記細 幅面から鉛直に外側に延びる突出部とを有し、前記各切り歯の突出部は前記基部 から約０．０１５インチ〜０．０３５インチ突出し、前記切り歯は、１インチ当 たり約１２〜２２個あるように、長手方向に一定の間隔をおいて並ぶカッティン グブレード。 １８． 前記端部に連結された長手方向に延びる２つの側部フランジを有し、前 記側部フランジは前記平らな細幅面に鉛直である請求項１７のカッティングブレ ード。 １９． 前記側部フランジの下端部に連結された、内側に湾曲した２つの対向す る延長フランジ部を有する請求項１８のカッティングブレード。 ２０． 前記長手方向に延在する端部の一方に沿った複数の長手方向に並んだ細 穴を前記平面内に有する請求項１７のカッティングブレード。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＡ，ＪＰ，ＭＸ，Ｕ Ｓ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 ２つの平行に長手方向に延在する端部と、 前記端部に連結する実質的に平らな面と、 前記端部に沿って延在する２つの長手方向の折曲線と、 前記端部の中間の前記平面上に突出する切り歯の列とを有し、前記列が前記折 曲線に対して平行であることを特徴とするカッティングブレード。 ２． 前記端部に連結された２つの長手方向に延在する側部を有し、 前記側部は前記平面に横に交わる請求項１のカッティングブレード。 ３． 前記側部の下端部に連結され、内側に屈曲した２つの対向したフランジ部 を有する請求項１のカッティングブレード。 ４． 前記折曲線に平行に長手方向に並んだ複数の細穴を前記平面に有する請求 項１のカッティングブレード。 ５． 各々の前記切り歯は単一の湾曲した切断用構成要素であり、かつ前記列内 にて隣接する切り歯は対向する方向に湾曲された請求項１のカッティングブレー ド。 ６． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 ２つの平行に長手方向に延在する端部と、 前記端部間を連結する実質的な平面と、 前記端部を連結する実質的に平らな面と、 前記端部の中間に突出する長手方向に並んだ切り歯の列とを有し、 各々の前記切り歯は、前記平面に横に交わるように突出する単一の実質的に三角 の切断用構成要素であることを特徴とするカッティングブレード。 ７． 前記端部に沿って延在する２本の長手方向の折曲線を有する請 求項６のカッティングブレード。 ８． 前記端部に連結された２つの長手方向に延在する側部を有する請求項６の カッティングブレード。 ９． 前記側部の下端部に連結された内側に屈曲した２つの対向するフランジ部 を有する請求項８のカッティングブレード。 １０． 前記折曲線に平行に複数の長手方向に並んだ細穴を前記平面内に有する 請求項６のカッティングブレード。 １１． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 ２つの平行に長手方向に延在する端部と、 前記端部間を連結する実質的に平らな面と、 前記端部の中間の前記平面から突出する切り歯の列と、を有し、各々の前記切 り歯は単一の湾曲した切断用構成要素であり、かつ前記列の隣り合う切り歯は反 対方向に湾曲していることを特徴とするカッティングブレード。 １２． 前記端部に沿って延在する２本の長手方向に延びる折曲線を有する請求 項１１のカッティングブレード。 １３． 前記端部に連結された２つの長手方向に延びる側部を有し、前記側部は 前記平面に対して横に交わる請求項１１のカッティングブレード。 １４． 前記側部の下端部に連結された内側に屈曲した２つの対向するフランジ 部を有する請求項１３のカッティングブレード。 １５． 前記折曲線に平行に複数の長手方向に並ぶ細穴を前記平面内に有する請 求項１１のカッティングブレード。 １６． カッティングブレードの半完成品のコイルを製作するための方法であっ て、 ２つの長手方向に延在する端部と、上面と、下面とを有する長手方向に延びる 帯状体を準備し、 前記端部の中間の前記上面から突出する切り歯の列を前記帯状体上に形成し、 前記下面から突出するブレード接続体の列を前記帯状体上に形成し、 前記帯状体の前記端部の一方を前記上面に対して横に折曲し、そして、 前記帯状体を曲げて渦巻き状に重なり合う螺旋状のコイルを形成する、 工程を有する方法。 １７． シート材を切断するためのカッティングブレードであって、 ２つの平行な長手方向に延在する端部を備えた長手方向に延びる帯状体と、 前記帯状体から一体的に形成された切り歯の単一列とを有し、前記各切り歯は 、前記帯状体と同一面の基部と、前記帯状体から外側に延び、前記端部の中間の 前記帯状体から突出する突出部とを有し、前記各切り歯の突出部は前記基部から 約０．０１５インチ〜０．０３５インチ突出し、前記切り歯は、１インチ当たり 約１２〜２２個あるように、長手方向に一定の間隔をおいて並ぶカッティングブ レード。 １８． 前記端部に連結された２つの長手方向に延在する側部を有し、前記側部 は前記平面に横に交わる請求項１７のカッティングブレード。 １９． 前記側部の下端部に連結された、内側に湾曲した２つの対向するフラン ジ部を有する請求項１８のカッティングブレード。 ２０． 前記折曲線に平行に複数の長手方向に並んだ細穴を前記平面内に有する 請求項１７のカッティングブレード。