JP3706803B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製版機、複写機、プリンタ、あるいは製版機と印刷機を一体化した謄写印刷機などにおける画像処理(編集)機能について、編集領域および編集内容を指定する操作における原稿のセット位置と前記操作終了後、原稿を原稿画像入力部へのセット位置とのずれを解消し、もしくはその位置合わせ操作を省くことができる画像処理方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写装置、プリンタ或いは孔版印刷装置など、原稿シートの原稿画像をスキャナなどの原稿読取装置で読取り、前記原稿画像をもとにして画像を複写して印刷出力する装置が広く普及している。
【0003】
ここで、前記孔版印刷装置において印刷出力を得る際には、たとえば、特開平7-322061号などに記載されているように、原稿中の文字情報の領域と画像情報の領域を自動的に識別し、各領域に応じて適切な処理を行うことにより、原稿中の文字は文字らしく、画像は画像らしく出力することが行われている。また、文字や画像に網掛けを施したり、反転(ネガ/ポジだけでなく色相の反転も含む)したり、所望範囲を消去したりするなど、所望の修飾を施して出力することも行われている。
【0004】
ここで、原稿中の文字情報の領域と画像情報の領域を自動的に識別するという方法は、必ずしも十分な精度で識別を行うことができるものではない。また、文字情報領域内部、画像情報領域内部をさらに細かく領域分けして、修飾を施する場合もあるため、たとえば、座標入力装置となるデジタイザを用いて、オペレータが手動で修飾を施す領域を指定し、この指定した領域内の画像(文字を含む)に対する処理内容を指定する、いわゆる画像加工(編集)機能を備えた装置が提案されている。一方、デジタイザを用いると、領域指定だけでなく、指定した領域に対して、所望の修飾内容の設定をデジタイザ上で行うこともできる。
【0005】
上記デジタイザを用いた画像加工機能を備えた装置としては、たとえば、押された位置により座標を判断するタブレット、該タブレット上をポイントするポイントペン、タブレット上の押さえられた位置、ポイントペンにより描かれた図形や、選択された処理領域や、修飾内容などをユーザに知らせるためのディスプレイ(通常LCDが用いられる)、設定された内容を保存、展開しておくためのメモリ、入力情報・出力情報を制御するための制御部が設けられたものがある。そして、上述の構成のデジタイザにおいては、通常複数の処理領域を指定することができ、指定した処理領域ごとに修飾内容を設定することができる。そして、LCD上には、各処理領域についての修飾内容を対応つけて表示させることもできる。また、指定した処理領域や、該処理領域に対して修飾内容を修正することもできる。
【0006】
上述の構成のデジタイザを使用した印刷装置を用いて印刷を行う際、修飾処理は下記の手順により行われる。
【0007】
まず、修飾処理を施したい原稿をデジタイザのタブレット基準点に合わせて設置し、原稿の上からポイントペンにより処理領域を指示し、タブレットから読み取った基準点からの座標により、処理領域を指定する。この場合、タブレットの基準点は常に固定である。タブレット上の処理領域指定が終わると、指定した処理領域に対して処理内容を設定し、タブレット上に設置していた原稿を印刷機のスキャナなどの読取装置に設置し直し、スキャナに原稿から画像を読み込ませて、タブレットで指定した処理領域と読み取って得た画像データとを合成し、指定された処理領域に設定された処理内容に基づいて修飾処理を施す。
【0008】
上記修飾処理の手順では、原稿のセット操作が2段階に行われる。すなわち、元となる原稿をタブレットの基準位置に設置し、処理領域および処理内容を設定した後に、原稿を印刷機のスキャナの基準に沿って設置するプロセスが必要である。このプロセスはオペレータの手作業によって行われるため、設置の位置について十分な精度を出すことは極めて困難であるので、デジタイザに記憶させた処理領域の位置が、出力画像において「位置ずれ」を生じる問題がある。
【0009】
また、画像出力部としてプリンタを備えた、さらには画像入力部としてのイメージスキャナを備えたコンピュータにおける各種の画像処理機能としては、ドットマトリクス液晶表示部や、CRT(陰極線管)表示部に画像を表示し、モニタリングしながら画像処理を行う装置もあるが、これらの装置では、原稿を読み取って得た高解像度の画像データをそのまま記憶部に記憶させて表示部に表示させ、さらにその画像データを高解像度のままデータ変換して画像処理を行うので、その高解像度に対応しうる量のデータを記憶するために、大容量のメモリが必要となる。
【0010】
そのため、特開平1-24463号に記載されているように、下記の画像方法が提案されている。すなわち、原稿を読み取って得た画像データをサンプリング処理により低解像度のデータに変換して、モニタなどの表示部に表示させ、表示部に表示されたデータに対して画像処理領域および処理内容を指定した後に、再び原稿の読取りを行い、第2回目に原稿を読み取って得た画像データに対して、前述の操作で指定された画像処理領域および処理内容にしたがって、画像処理を施して出力する。こうすることによって、前述の原稿の2段階のセットの必要が無くなり、デジタイザに記憶させた画像処理対象領域の位置が出力画像において「位置ずれ」を生じる問題を解消することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のシステムにおいては、原稿の2段階のセットの必要を無くし、「位置ずれ」の問題を解消することができるが、原稿を2度読まなければならず、効率が良くない。また、画像編集操作中、原稿を読取部にセットしたままとなるので、編集中に原稿を手元におき、確認しながら編集処理ができない問題がある。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、画像処理対象領域の位置合せ操作を無くし、原稿の位置ずれ問題を解消すると共に、原稿の読込みが1度だけの画像編集を可能にし、さらに原稿を読み込て得たデータを記憶するメモリを小さくすることができる画像処理方法および装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像処理方法は、原稿画像を表す第1の画像データを入力し、前記第1の画像データに対して、複数の種類の2値化処理を行い、各種類の2値化処理を行って得た各々の種類の2値化画像データを第1のメモリに記憶し、前記第1のメモリから1つの種類の前記2値化画像データをサンプリングし低解像度の第2の画像データに変換し、該第2の画像データを第1の表示手段が有する第2のメモリに格納し、該第2の画像データに基づいた画像をモニタ画像として第1の表示手段に表示し、表示された前記モニタ画像に対して複数の編集対象領域および該複数の編集対象領域に対する画像編集内容を指定し、前記指定された編集対象領域および画像編集内容を第3のメモリに記憶し、前記第3のメモリに記憶された編集対象領域および画像編集内容にしたがって、前記第1のメモリに記憶された各種類の前記2値化画像データから、当該編集対象領域および画像編集内容が該当する部分のデータを選択し、前記選択されたデータに対して夫々該当する必要な画像編集を施して得た各々のデータを合せて第3の画像データを得、該第3の画像データを出力装置に出力することを特徴とするものである。
【0014】
すなわち、本発明の画像処理方法は、原稿画像を表す第1の画像データに対して、まず、2値化処理を行い、該2値化処理された2値化画像データを第1のメモリに記憶して、後の画像編集(処理)のベースとなるデータとする。通常、画像処理装置の原稿読取部が原稿を読み取って得たデータ(第1の画像データ)は、8ビット(カラーの場合、24ビット)の階調を有するため、このデータをそのまま記憶するには、莫大なメモリ容量が必要となる。本発明において、まず、第1の画像データに対して、必ず必要となる2値化処理を施した後に第1のメモリに保存することによって、小容量のメモリで画像処理のベースとなるデータを記憶することができる。また、後の画像処理のベースとなるデータ(2値化画像データ)が既に記憶されているので、原稿を読取部から取り外して、原稿を確認しながら、後の画像処理操作を行うことが可能となる。
【0015】
2値化処理の種類としては、文字用誤差拡散2値化処理、写真用誤差拡散2値化処理、文字用網点2値化処理、写真用網点用2値化処理、文字用強制黒2値化処理があるが、本発明において、前記第1の画像データに対して行う2値化処理は、少なくとも文字用2値化処理および写真用2値化処理を含むことが好ましく、文字用2値化処理として、文字用誤差拡散2値化処理、またはも文字用網点2値化処理、または文字用誤差拡散2値化処理またはも文字用網点2値化処理の両方を行うかは、所望に応じて決定すればよい。なお、写真用2値化処理についても同様である。
【0016】
ここで、「原稿を表す第1の画像データを入力」するとは、スキャナなどの画像読取装置によって、原稿を読み取って画像データを得ることを意味する。
【0017】
また、前記「第1のメモリ」とは、前記2値化画像データ、すなわち、文字用2値化処理済みの2値化画像データや、写真用2値化処理済みの2値化画像データなどを記憶するものであるが、アドレス別に異なる種類の複数の前記2値化画像データを記憶する1つのメモリであってもよいし、前記2値化画像データの種類に応じた複数のメモリから構成されてもよい。
【0018】
また、「編集対象領域および前記編集対象領域に対する画像編集内容を指定する」とは、前記モニタ画像に対して、編集処理を施す対象となる領域および編集内容を指定することを意味するが、指定していない領域を、「未指定領域」として指定していることを含むこととする。なお、「未指定領域」に対する編集内容を指定してもよいが、通常、「未指定領域」が画像編集を加える必要性の少ない領域である理由から、所望に応じて予め用意した「未指定領域」に対するデフォルトの編集内容を応用してもよい。この場合、編集内容を指定していないが、デフォルトの編集内容を指定していることとする。
【0019】
また、画像編集内容としては、概して文字処理(文字用誤算拡散処理または文字用網点処理)、写真処理(写真用誤差拡散処理または写真用網点処理)、文字用強制黒処理、網掛処理、中抜き処理、ネガ/ポジ反転処理、強制白、強制黒などの種類があり、「前記第3のメモリに記憶された編集対象領域および画像編集内容にしたがって、前記第1のメモリに記憶された各種類の前記2値化画像データから、当該編集対象領域および画像編集内容が該当する部分のデータを選択」するとは、たとえば、編集対象領域Aおよび領域Aに対して写真用網点処理の編集内容が指定された時に、前記第1のメモリに記憶された各種類の2値化画像データから、写真用網点処理済みの2値化画像データの領域Aの部分のデータを選択することを意味する。
【0020】
後に、「前記選択されたデータに対して夫々該当する必要な画像編集を施して得たデータ」とは、例えば、編集対象領域Bおよび領域Bに対して文字用網点処理と、中抜き処理との編集内容が指定された時に、前記第1のメモリに記憶された各種類の2値化画像データから、文字用網点処理済みの2値化画像データの領域Bの部分のデータを選択し、該データに対して中抜き処理を行って得たデータのことを意味するが、前述の写真用網点処理済みの2値化画像データの領域Aの部分のデータを含むこととする。該データが既に写真用網点処理が施されたので、あえて画像編集を施す必要がないため、選択されたまま、前記第3の画像データの作成に供される。
【0021】
また、「未指定領域」に対して、たとえば、「強制白」の画像編集内容を指定して、指定した編集対象領域以外の領域を全部白くしてもよいし、編集内容を指定しない場合は、「未指定領域」に対するデフォルトの編集内容が「写真用網点処理」に設定されていれば、前記第1のメモリから、写真用網点処理済みの2値化画像データの前記「未指定領域」部分のデータを選択して、前記第3の画像データの作成に供してもよい。
【0022】
これらの画像編集済みの各々のデータを合せて得た第3の画像データを、出力する装置に出力するが、出力のイメージを確認するために、本発明の画像処理方法においては、前記第3の画像データを、第4のメモリに記憶し、該第3の画像データをサンプリングし低解像度の第4の画像データに変換し、該第4の画像データを第2の表示手段が有する第5のメモリに格納し、該第4の画像データに基づいた画像をモニタ画像として第2の表示手段に表示することが好ましい。
【0023】
また、装置の小型化およびコストダウンのため、前記第1の表示手段と第2の表示手段が、同一なものを使用することが好ましい。なお、この場合、第2のメモリと第5のメモリも同一なものとなる。
【0024】
本発明の画像処理装置は、原稿画像を表す第1の画像データを入力する原稿入力手段と、前記第1の画像データに対して、複数の種類の2値化処理を行って、夫々の種類の2値化画像データを得る2値化手段と、各種類の前記2値化画像データを記憶する第1のメモリと、前記第1のメモリから1つの種類の2値化画像データをサンプリングし低解像度の第2の画像データに変換する第1の低解像度変換手段と、該第2の画像データを格納する第2のメモリを有し、該第2の画像データに基づいた画像をモニタ画像として表示する第1の画像表示手段と、前記表示されたモニタ画像に対して、複数の編集対象領域および該複数の編集対象領域に対する画像編集内容を指定する入力手段と、前記指定された編集対象領域および画像編集内容と、前記指定された編集対象領域以外の編集対象外領域とを記憶する第3のメモリと、前記第3のメモリに記憶された編集対象領域および画像編集内容にしたがって、前記第1のメモリに記憶された各種類の2値化画像データから、当該編集対象領域および編集内容が該当する部分のデータを選択し、前記選択されたデータに対して夫々該当する必要な画像編集を施して得た各々のデータを合せて第3の画像データを得、該第3の画像データを出力装置に出力する画像データ処理手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0025】
ここで、「入力手段」としては、前記第1の表示手段に表示されたモニタ画像に対して、前記編集対象領域および画像編集内容を指定できるポインティングデバイスでもよいし、前記第1の表示手段に設けられたタッチパネルなどであってもよい。
【0026】
前記2値化手段は、前記第1の画像データに対して、少なくとも文字用の2値化処理および写真用の2値化処理を行うものであることが好ましい。
【0027】
また、前記出力装置に出力する第3の画像データのイメージを確認することを可能とするために、本発明の画像処理装置には、前記第3の画像データを記憶する第4のメモリと、該第4のメモリに記憶された第3の画像データをサンプリングして低解像度の第4の画像データに変換する第2の低解像度変換手段と、前記第4の画像データを格納する第5のメモリを有し、前記第4の画像データに基づいた画像をモニタ画像として表示する第2の表示手段をさらに備えたことが好ましい。
【0028】
また、装置の小型化とコストダウンのために、前記第1の表示手段と第2の表示手段が、同一のものであることが好ましい。この際、前記第2と第5のメモリも同一なものとなる。
【0029】
【発明の効果】
本発明の画像処理方法および画像装置によれば、原稿を読み取って得たデータに対して、複数の種類の2値化処理を行い、該2値化処理によって得た各種類の2値化画像データを記憶しておき、後の編集対象領域および画像編集内容の指定と、画像編集処理のために供するので、原稿の編集対象領域の指定と原稿を読み取るための2段階の原稿のセットを不要にし、原稿の位置ずれを防ぐと共に、原稿の読取りを1度だけにして、画像処理効率の向上を図ることができる。
【0030】
また、メモリの記憶対象となるデータが、2値化処理されたデータであって、高解像度にも関わらず、データのサイズが小さいので、必要なメモリの容量を小さくすることができる。
【0031】
また、一旦読み取って得たデータを2値化処理して、記憶しておくので、画像編集中に原稿を読取装置から取り外して、原稿と確認しながら、画像処理を行うことができるので、より質の良い画像処理を行うことができる。
【0032】
また、本発明の画像処理方法および装置において、編集(画像処理)対象領域および画像編集内容の指定用のモニタ画像については、編集対象領域および画像編集内容を指定することができればよく、高解像度の2値化画像データである必要がないことに着目し、各種類の2値化画像データから任意の1つの種類の2値化画像データをサンプリングして、解像度を落として第1の表示手段に表示させるので、第1の表示手段が有する第2のメモリの必要容量を小さくすることができる。
【0033】
さらに、画像処理を終えたデータを出力する前に、該処理済みデータを低解像度データに変換して、表示手段に表示するようにすれば、印刷機などの出力装置に出力する前に、画像処理済みのデータのイメージを確認することができるので、実際に出力をすることがなく再編集することが可能である。
【0034】
また、編集対象領域および画像編集内容を指定するためのモニタ画像と、画像編集済みの画像データのイメージとを表示するための第1と第2の表示手段は、同一なものを利用すれば、装置の小型化を図ると共に、コストダウンを実現することもできる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0036】
図1は、本発明の実施形態による画像処理システムを示す概略図である。
【0037】
図1に示すように、本発明の画像処理システムが、原稿1を読み取って画像データS1を得るスキャナ2と、S1に対して画像編集を行う画像編集部3と、画像編集中または画像編集済みの低解像度に変換された画像データを表示するLCD10と、画像編集済みのデータS4を印刷出力する孔版印刷機20とを備えてなるものである。
【0038】
図2は、画像編集部3およびLCD10の詳細を説明するためのものである。図示のように、画像編集部3が、入力された画像データS1に対して夫々写真用網点2値化処理、文字用網点2値化処理を行って2値化画像データS2a、S2bを得る写真用網点2値化手段4a、文字用網点2値化手段4bと、各々の2値化画像データS2a、S2bを記憶するメモリ1、メモリ2と、写真用2値化画像データS2aを低解像度画像データS3に変換して、表示手段となるLCD10に出力する第1のサンプリング手段5と、メモリ3を有し、入力された低解像度の画像データを記憶して、表示するLCD10と、LCD10に表示されたモニタ画像に対して、指定された編集領域(未指定領域を含む)および編集内容(未指定領域に対するデフォルトの編集内容を含む)Wを記憶するメモリ4と、メモリ4に記憶された情報Wに基づいて、メモリ1およびメモリ2の2値化画像データS2a、S2bから、該当する領域のデータを選択し、これらのデータに対して必要に応じた画像編集を施し、編集済みの各々のデータを合わせて、出力用画像データS4を得て、後述するメモリ5に出力するデータ処理手段6と、出力用画像データS4を記憶するメモリ5からの画像データを低解像度画像データS5に変換して、LCD10に出力する第2のサンプリング手段7とを備えてなるものである。なお、表示手段となるLCD10には、入力手段としてタッチパネルが設けられ、編集領域および編集内容を指定することができる。
【0039】
次いで、図3に示す原稿1を例にして、本実施形態の画像処理システムの作用について説明する。
【0040】
まず、原稿1をスキャナ2にセットして、該原稿を読み取って得た画像データS1を2値化手段4に出力する。2値化手段4は、写真用網点2値化処理手段4aと、文字用網点2値化処理手段2bとからなり、画像データS1に対して夫々写真用網点2値化処理と、文字用網点2値化処理を行って、写真用網点処理済みの2値化画像データS2aと、文字用網点処理済みの2値化画像データS2bとを得る。2値化画像データS2aとS2bは、夫々メモリ1とメモリ2に保存される。
【0041】
サンプリング手段5が、メモリ1に保存された2値化画像データを呼び出し、サンプリング処理を施して、表示用の低解像度画像データS3に変換して、LCD10のメモリ3に出力する。LCD10がメモリ3に記憶された画像データS3をモニタ画像として、表示する。
【0042】
LCD10により表示されたモニタ画像は、写真用網点処理が施された2値化画像データS2aをサンプリングして得た画像データS3に基づいたもので、解像度が低いが、編集対象領域および編集内容を指定するには十分である。該モニタ画像に対して、LCD10に設けられたタッチパネルから、編集対象領域および編集内容を指定する。また、この時、原稿1をスキャナ2から取外しても何の支障もないので、原稿1の内容と画面に表示された内容とを見比べながら、操作を行えばよい。
【0043】
ここで、例の原稿1を読み取って得た画像データS1から、上述の操作を得て得た画像データS3に対して、図3に示すように、「領域A」および「領域Aに対して写真用網点処理」と、「領域B」および「領域Bに対して文字用網点処理、文字の中抜き処理」との指定を行う。領域Cも「その他」の未指定領域として、情報Wに含まれる。なお、「その他」の未指定領域に対して、デフォルトの編集内容として「強制白」に設定されているので、領域Cに対する編集内容「強制白」も情報Wに含まれる。
【0044】
すなわち、編集対処領域および画像編集内容を表す情報Wは、下記のような内容となっている:
指定領域1:A、編集内容:写真用網点処理
指定領域2:B、編集内容:文字用網点処理、中抜き処理
未指定領域:C、編集内容:強制白
上記の情報Wは、メモリ4によって記憶される。
【0045】
データ処理手段6は、上記の情報Wを参照し、下記の処理を行う:
1. メモリ1に記憶された写真用網点処理済みの2値化画像データS2aから、
領域Aの部分のデータを取り出して、データA'を得る。
【0046】
2. メモリ2に記憶された文字用網点処理済みの2値化画像データS2bから、
領域Bのデータを取り出し、中抜き処理を施して、データB'を得る。
【0047】
3. メモリ1の2値化画像データS2aから、未指定領域としての領域Cの部分を取り出して、強制白処理を施し、データC'を得る。
【0048】
4. データA'、B'、C'を合わせて、出力用画像データS4を得、S4をメモリ5に出力する。
【0049】
メモリ5に記憶された出力用画像データS4が、サンプリング手段7によって、表示用の低解像度画像データS5に変換されて、LCD10のメモリ3に出力される。LCD10は、メモリ3に記憶された画像データS5に基づいて画像をイメージ画像として画面に表示する。オペレータが、LCD10に表示されたイメージ画像を確認し、OKならば、印刷スタート指示を出して、メモリ5に記憶された出力用画像データS4を孔版印刷機20へ出力させ、印刷を行う。
【0050】
このようにして、本発明の実施形態による該画像処理システムは、原稿1を読み取って得た画像データS1に対して、文字用網点2値化処理および写真用網点2値化処理を行い、夫々の2値化処理によって2値化画像データS2aとS2bをメモリ1とメモリ2に記憶しておき、後の編集対象領域および画像編集内容の指定と、画像編集処理とのために供するので、原稿の編集対象領域の指定と原稿を読み取るための2段階の原稿のセットを不要にし、原稿の位置ずれを防ぐと共に、原稿の読取りを1度だけにして、画像処理効率の向上を図ることができる。
【0051】
また、2値化画像データS2aとS2bは、画像データS1を2値化処理して得たデータであって、高解像度にも関わらず、サイズが画像データS1より遥かに小さいので、必要なメモリ1とメモリ2の容量が小さい。
【0052】
また、一旦読み取って得たデータS1を2値化処理して、メモリに記憶しておくので、1回だけ読み取った後の画像編集中に原稿1をスキャナ2から取り外して、原稿1とLCD10に表示されたモニタ画像とを確認しながら、画像処理を行うことができるので、より質の良い画像処理を行うことができる。
【0053】
また、編集対象領域および画像編集内容の指定用のモニタ画像については、写真用網点処理済みの2値化画像データS2aをサンプリングして、解像度を落としてLCD10に表示させるので、LCDが有するメモリ3の必要容量を小さくすることができる。
【0054】
さらに、画像編集済みの出力用画像データS4を孔版印刷機20によって印刷出力する前に、該画像データS4をメモリ5に一旦記憶しておき、サンプリング手段7によって低解像度データS5に変換して、LCD10に表示するようにしているので、孔版印刷機20に出力する前に、画像編集済みのデータS4のイメージを確認することができる。
【0055】
また、編集対象領域および画像編集内容を指定するためのモニタ画像と、画像編集済みの画像データS4のイメージとを表示するための表示手段は、同じLCD10を利用しているので、装置全体の小型化を図ると共に、コストダウンを実現することもできる。
【0056】
以上、本発明による画像処理の方法および装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない限りにおいて、種々変更することが可能である。
【0057】
たとえば、上記実施形態においては、画像出力部として孔版印刷機20を用いているが、本発明の画像出力部としては、孔版印刷機に限らず、製版機、複写機、プリンタなどの出力装置を用いることができる。
【0058】
また、孔版印刷機が、通常600dpi以下の解像力を持ち、印刷のドットゲインも大きいという特性から、印刷の仕上りをきれいにするために、孔版印刷機に出力するための2値化処理が通常網点処理であるため、上記の実施形態においては、2値化処理手段4として、写真用網点2値化手段4aと文字用網点2値化手段4bを設けているが、出力部となる印刷機の特性などに基づいて、適宜の2値化手段を設けてもよい。
【0059】
また、上記画像処理システムにおいて、説明をしやすくするために、記憶手段として、メモリ1、メモリ2、メモリ3、メモリ4、メモリ5を用途別に別々に設ける形にしているが、1つのメモリにおいて、アドレスと用途とを対応させて、アドレス別に異なる用途のデータを記憶する1つのメモリであってもよい。
【0060】
上記画像処理システムにおいて、編集対象領域および画像編集内容を指定するための低解像度画像データS3の元となるデータは、写真用網点処理済みの2値化画像データS2aを用いたが、所望に応じて、解像度を低く変換後、編集対象領域および画像編集内容を指定することのできるデータを得ることができれば、いずれの2値化画像データを使用してもよい。
【0061】
また、未指定領域Cに対する編集内容は、予め設定されたデフォルト編集内容に自動的に指定されるようになっているが、必要に応じて、該デフォルトの編集内容を選択可にしたり、未指定領域に対しても編集内容を指定するようにしたりして本発明の画像処理装置を構成してもよい。
【0062】
さらに、編集対象領域および画像編集内容を指定する入力手段として、タッチパネルを用いたが、編集対象領域および画像編集内容を指定することができるいかなるポインティングデバイスなどでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の画像処理システムを示す概略図
【図2】図1に示した画像処理システムの画像編集部3と表示部LCD10の詳細を説明するための図
【図3】原稿1の図面構成の1例を示す図
【符号の説明】
1 原稿
2 スキャナ
3 画像編集部
4a,4b 2値化手段
5 第1のサンプリング手段
6 データ処理手段
7 第2のサンプリング手段
10 LCD
20 孔版印刷機
A 原稿1の写真領域
B 原稿1の文字領域
C その他の領域
W 編集対象領域および編集内容情報

Claims (8)

  1. 原稿画像を表す第1の画像データを入力し、
    前記第1の画像データに対して、複数の種類の2値化処理を行い、
    各種類の2値化処理を行って得た各々の種類の2値化画像データを第1のメモリに記憶し、
    前記第1のメモリから1つの種類の前記2値化画像データをサンプリングし低解像度の第2の画像データに変換し、
    該第2の画像データを第1の表示手段が有する第2のメモリに格納し、
    該第2の画像データに基づいた画像をモニタ画像として第1の表示手段に表示し、
    表示された前記モニタ画像に対して複数の編集対象領域および該複数の編集対象領域に対する画像編集内容を指定し、
    前記指定された編集対象領域および画像編集内容を第3のメモリに記憶し、
    前記第3のメモリに記憶された編集対象領域および画像編集内容にしたがって、前記第1のメモリに記憶された各種類の前記2値化画像データから、当該編集対象領域および画像編集内容が該当する部分のデータを選択し、前記選択されたデータに対して夫々該当する必要な画像編集を施して得た各々のデータを合わせて第3の画像データを得、
    該第3の画像データを出力装置に出力することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記2値化処理が、文字用2値化処理および写真用2値化を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記第3の画像データを、第4のメモリに記憶し、
    該第3の画像データをサンプリングし低解像度の第4の画像データに変換し、
    該第4の画像データを第2の表示手段が有する第5のメモリに格納し、
    該第4の画像データに基づいた画像をモニタ画像として第2の表示手段に表示することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理方法。
  4. 前記第1の表示手段と第2の表示手段が、同一のものであることを特徴とする請求項3記載の画像処理方法。
  5. 原稿画像を表す第1の画像データを入力する原稿入力手段と、前記第1の画像データに対して、複数の種類の2値化処理を行って、夫々の種類の2値化画像データを得る2値化手段と、
    各種類の前記2値化画像データを記憶する第1のメモリと、
    前記第1のメモリから1つの種類の2値化画像データをサンプリングし低解像度の第2の画像データに変換する第1の低解像度変換手段と、
    該第2の画像データを格納する第2のメモリを有し、該第2の画像データに基づいた画像をモニタ画像として表示する第1の画像表示手段と、
    前記表示されたモニタ画像に対して、編集対象領域および各前記編集対象領域に対する画像編集内容を指定する入力手段と、
    前記指定された編集対象領域および画像編集内容を記憶する第3のメモリと、
    前記第3のメモリに記憶された編集対象領域および画像編集内容にしたがって、前記第1のメモリに記憶された各種類の2値化画像データから、当該編集対象領域および編集内容が該当する部分のデータを選択し、前記選択されたデータに対して夫々該当する必要な画像編集を施して得た各々のデータを合せて第3の画像データを得、該第3の画像データを出力装置に出力する画像データ処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記2値化手段が、前記第1の画像データに対して、文字用2値化処理、写真用2値化処理を含むものであることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記第3の画像データを記憶する第4のメモリと、該第4のメモリに記憶された第3の画像データをサンプリングして低解像度の第4の画像データに変換する第2の低解像度変換手段と、前記第4の画像データを格納する第5のメモリを有し、前記第4の画像データに基づいた画像をモニタ画像として表示する第2の表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5または6記載の画像処理装置。
  8. 前記第1の表示手段と第2の表示手段が、同一のものであることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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