JP4330056B2 - 縮小画像表示制御装置および方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は,与えられる画像データによって表される複数の画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
ディジタル・スチル・カメラなどを用いて被写体を撮像すると,複数駒の被写体像を表す主画像データがメモリ・カードに記録される。メモリ・カードに記録されている複数駒分の主画像データがパーソナル・コンピュータなどに読み取られると,パーソナル・コンピュータに接続されている表示装置の表示画面に複数駒分の主画像データによって表される主画像の縮小画像が一覧表示される。
【0003】
一覧表示された縮小画像は,撮像によって得られた主画像データによって表される主画像を縮小したものであるから色の具合,アングルなどは対応する主画像と同じである。このため,露光アンダー,露光オーバなどの状態で撮像された場合には,暗い縮小画像,明るい縮小画像などが表示される。
【0004】
暗い縮小画像,明るい縮小画像などが表示されると,ユーザは撮像に失敗したものと考えてしまい,対応する主画像の画像データを消去したり,対応する主画像のプリントを止めてしまうことがある。
【0005】
しかしながら,プリント時には補正が行われるために鑑賞に十分に耐えることができるプリントが得られる。それにもかかわらず,ユーザは,縮小画像を見ただけで撮像に失敗したものと考えてプリントを止めてしまうこととなる。
【0006】
また,縮小画像はたとえば垂直方向120画素水平方向160画素(縦横比3:4)に規定されているが,縮小画像に対応する主画像の縦横比は一定ではない。撮像に用いたディジタル・スチル・カメラの種類,撮像モードなどに応じて,画像の縦横比が2:3,3:4,4:5などとなる。画像の縦横比が一定ではないにもかかわらず,縮小画像の縦横比が一定であるために,縮小画像の周囲に大きさを調整するために黒枠が形成されることがある。
【0007】
ユーザによっては,プリントするときに縮小画像の周囲に形成された黒枠もプリントされてしまうと勘違いし,プリントを止めてしまう者もいる。
【0008】
さらに,縮小画像を一覧表示しておき,縮小画像に一覧表示されている縮小画像に対応する主画像を補正した場合,補正した主画像に対応する縮小画像は,元の主画像が補正されたにもかかわらず,補正前の主画像に対応する縮小画像が表示されることがある。
【0009】
ユーザは,補正された画像の縮小画像を確認することができない。
【0010】
【発明の開示】
この発明は,一覧表示される縮小画像の表示を,表示速度をほとんど落とすことなく従来よりも分かりやすくするものである。
【0011】
第1の発明は,与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,複数の上記縮小画像を表す縮小画像データから大きさ調整エリアを除く画像部分を表す画像データを抽出する抽出手段,および上記抽出手段によって抽出された画像データによって表される複数の抽出縮小画像を上記表示画面に一覧表示するように上記表示装置を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
【0012】
第1の発明は,上記装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,複数の上記縮小画像を表す縮小画像データから大きさ調整エリアを除く画像部分を表す画像データを抽出し,抽出された画像データによって表される複数の抽出縮小画像を上記表示画面に一覧表示するものである。
【0013】
第1の発明によると,複数の上記縮小画像を表す縮小画像データから大きさ調整エリアを除く画像部分を表す画像データが抽出される。抽出された画像データによって表される複数の抽出縮小画像が表示画面に一覧表示される。
【0014】
上述したように画像の縦横比は一定ではないにもかかわらず縮小画像の縦横比は一定であることから,上記縮小画像の回りに黒枠等(大きさ調整エリア)を表示することがある。第1の発明によると,この大きさ調整エリアを除いた画像部分が縮小画像(抽出縮小画像)として表示されるので,一覧表示される縮小画像が見づらくなるのを未然に防止することができる。縮小画像に対応する画像をプリントするときに大きさ調整エリアの黒枠等もプリントされてしまうという誤解をユーザに与えることもない。
【0015】
好ましくは,上記大きさ調整エリアの色が背景画像の色と同じとなるように,上記縮小画像データのうち,上記大きさ調整エリアを表す縮小画像データを色補正する色補正手段を備える。
【0016】
大きさ調整エリアの色が背景画像の色と同じとなるので,縮小画像が見やすくなる。
【0017】
大きさ調整エリアは,大きさ調整エリアを示すデータであることが大きさ調整エリア・データに付与されていれば,そのデータを用いて判定する。具体的な一例としてはディジタル・スチル・カメラの機種データから機種を特定し,予め登録されている機種ごとの大きさ調整エリア・データを参照して判定する。また,大きさ調整エリアを示すデータが特定のデータであることがあらかじめわかっていると,その特定データを検出することにより大きさ調整エリアを表すデータであると判定する。
【0018】
第2の発明は,与えられる画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,与えられる縮小画像を表す縮小画像データについて補正を行う補正手段,および上記補正手段によって補正された縮小画像データによって表される縮小画像を上記表示画面に表示するように上記表示装置を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
【0019】
第2の発明は,上記装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,与えられる縮小画像を表す縮小画像データについて補正を行い,補正された縮小画像データによって表される縮小画像を上記表示画面に表示するものである。
【0020】
第2の発明によると,縮小画像を表す縮小画像データについて先ず自動的に補正が行われる。そして補正された縮小画像データによって表される縮小画像が,上記表示画面に表示される。また自動的に補正された縮小画像一覧から画像を選択し,その画像に対して,手動で補正を行なうこともできる。
【0021】
第2の発明によると,補正後の縮小画像が表示されるので,どのように補正されたかがユーザが分かる。補正には,たとえば拡大,縮小,回転,位置ずらし,色濃度補正,輝度補正,色バランス補正,シャープネス補正,セピア補正などが含まれる。
【0022】
また,上記補正手段によって補正された画像データによって表される画像の縮小画像が補正済であることを示すマークおよび補正内容を示すマークの少なくとも一方をその縮小画像に関連づけて表示するように上記表示装置を制御するマーク表示制御手段をさらに備えることが好ましい。
【0023】
補正済であることを示すマークが表示されることにより,表示された縮小画像は補正されたものであることが分かる。また,補正内容を示すマーク(文字を含む)が表示されることにより,表示された縮小画像がどのように補正されたかが分かる。
【0024】
好ましくはプリント条件にもとづく補正が行なわれる。
【0025】
プリント条件に基づく補正(明るさ調整,色調整などプリントしたときに画像が最適になるような補正)が,複数の上記縮小画像を表す縮小画像データについて行われる。補正された縮小画像データによって表される縮小画像が表示画面に一覧表示される。
【0026】
表示画面に一覧表示されるのは,プリントにより得られる最適な主画像の縮小画像なので,プリントされる画像の様子を確認することができる。ユーザは,鑑賞に耐えられる画像を得られることが分かる。
【0027】
プリント条件に基づく補正は,一覧表示された縮小画像を表す縮小画像データのすべてについて行っても良いし,特定の縮小画像を表す縮小画像データについて行っても良い。特定の縮小画像を表す縮小画像データについてプリント条件にもとづく補正を行う場合は,補正を行うべき縮小画像を指定する指定手段が設けられることとなろう。
【0028】
また,上述したように画像の縦横比は一定ではないにもかかわらず縮小画像の縦横比は一定であることから,上記縮小画像の回りに黒枠等が表示されることがある。このような場合には,上記縮小画像の回りの黒枠等を除いた画像部分を表す縮小画像データについてプリント条件にもとづく補正をすることが好ましい。黒枠等によって縮小画像が暗い等と判定されることことを防止でき,適切な明るさとなるように補正を行うことができる。
【0029】
第3の発明は,与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を一駒ずつ順に表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,縮小画像を指定する指定手段,上記複数の縮小画像の表示中に,上記複数の縮小画像の中の一の縮小画像が上記指定手段によって指定されたことに応じて,指定された縮小画像に対応する主画像を上記表示画面に表示するように表示装置を制御する表示制御手段,および上記表示制御手段によって表示画面に表示された上記主画像を表す主画像データについて補正する補正手段を備えていることを特徴とする。
【0030】
第3の発明は,上記装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を一駒ずつ順に表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,上記複数の縮小画像の表示中に,上記複数の縮小画像の中の一の縮小画像が指定されたことに応じて,指定された縮小画像に対応する主画像を上記表示装置の上記表示画面に表示し,表示画面に表示された上記主画像を表す主画像データについて補正するものである。
【0031】
第3の発明によると,上記縮小画像は,一駒ずつ順に表示される。縮小画像の表示中に,縮小画像が指定されると,その指定された縮小画像に対応する主画像が上記表示画面に表示される。表示された主画像について補正操作が行われ,その主画像を表す主画像データについて補正処理が行われる。
【0032】
縮小画像を表示中であっても主画像について補正処理を行うことができる。複数の縮小画像すべての表示の終了まで待たなくとも主画像について補正処理ができ,迅速に補正処理を行うことができるようになる。
【0033】
上記補正手段における補正処理中に,指定された縮小画像を除く縮小画像の表示処理を行うように縮小画像の表示処理を行うように縮小画像データを制御する表示処理手段をさらに備えてもよい。
【0034】
主画像の補正処理中に縮小画像の表示処理が行われるので,複数の縮小画像のすべての表示を早く終わらせることができる。
【0035】
第4の発明による縮小画像表示装置は,与えられる主画像データによって表わされる複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面上に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,複数の上記縮小画像から大きさ調整エリアを特定する特定手段,上記特定手段によって特定された大きさ調整エリアの色が背景画像の色と同じとなるように,上記縮小画像を表わす縮小画像データのうち,上記大きさ調整エリアを表わす縮小画像データを色補正する色補正手段,および上記色補正手段によって色補正された縮小画像データによって表わされる縮小画像を上記表示画面に一覧表示するように上記表示装置を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
【0036】
第4の発明においても,大きさ調整エリアの色が背景画像の色と同じとなるので,縮小画像が見やすくなる。
【0037】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例による画像出力システムの概要を示している。
【0038】
この画像出力システムは,写真,ポスターなどの可視記録媒体に記録されている画像を読み取り,読み取られた画像を可視記録媒体に記録する,読み取られた画像を表す画像データをCD,FD(floppy disk ),メモリ・カードなどのディジタル記録媒体に記録することができるものである。また,この画像出力システムは,ディジタル記録媒体に記録されている画像データを読み取り,読み取られた画像データによって表される画像を可視記録媒体に記録する,読み取られた画像データを他のディジタル記録媒体に記録することもできる。
【0039】
画像出力システムは,画像出力受付装置1と画像出力受付装置1の画像を受け取りプリントするための受付コントローラ30とプリンタ34とが含まれている。画像出力受付装置1と受付コントローラ30およびプリンタ34とはハブ35によって互いに接続されている。受付コントローラ30には,CDドライブ31,FDドライブ32およびメモリ・カード・ライタ33が接続されている。
【0040】
画像出力装置1の動作はコンピュータ2によって統括される。
【0041】
コンピュータ1には,モニタ表示装置5が接続されている。このモニタ表示装置5の表示画面上にはタッチパネルが形成されている。このタッチ・パネルを制御するためのタッチ・パネル・アダプタ4がコンピュータ2とタッチ・パネルとの間に接続されている。
【0042】
また,コンピュータ2には,可視記録媒体に記録されている画像を読み取るためのスキャナ6,CDに記録されている画像データを読み取るためのCDドライブ7,大容量FDに記録されている画像データを読み取るための大容量FDドライブ8およびメモリ・カードに記録されている画像データを読み取るためのメモリ・カード・リーダ9が接続されている。
【0043】
さらに,コンピュータ2には,レシート・プリンタ10ならびにキーボードおよびマウス11が接続されている。また,無停電装置3もコンピュータ2に接続されている。
【0044】
画像出力システムは通常は,コンビニエンス・ストアなどの店舗に配置される。受付コントローラ30およびプリンタ34は,店舗の店員がいるカウンタ内に配置され,通常は店舗の店員,オーナ,メンテナンス・マンなどが操作する。画像出力受付装置1は,カウンタ外に配置され,店舗のお客が操作する。もっとも店員,オーナ,メンテナンス・マンも必要に応じて操作することとなろう。
【0045】
図2は,主として画像出力受付装置の電気的構成を示すブロック図である。この図において,図1に示すものと同一物については同一符号を付して説明を省略する。
【0046】
コンピュータ2には,SCSIカード16が装着されている。このSCSI(small computer system interface )カード16により,上述したスキャナ6,CDドライブ7,大容量FDドライブ8およびメモリ・カード・リーダ9がコンピュータ2と接続される。また,コンピュータ2には,LAN(local area network)カード17が装着されており,このLANカード17によって画像受付装置1と受付コントローラ30とプリンタ34とが接続される(図2においては,ハブ(hub )35は図示が省略されている)。
【0047】
さらに,コンピュータ2には,COM(communication)カード20および21,グラフィック・カード22,パラレル・カード23およびIDE(intelligent drive electronics )カード26が装着されている。COMカード20には,上述した無停電装置3が接続されている。COMカード21には,上述したタッチ・パネル・アダプタ4が接続されている。グラフィック・カード22には,上述したモニタ表示装置5が接続されている。パラレル・カード23には,上述したレシート・プリンタ10が接続されている。IDEカード26には,内蔵HDドライブ14および内蔵FDドライブ15が接続されている。
【0048】
さらに,コンピュータ2には,DSP(digital signal processing )カード19,ISA(industry standard architecture)カード24およびUSB(universal serial bus)カード25が装着さている。
【0049】
また,コンピュータ2には,RAMなどのメモリが内蔵されており,後述するようにモニタ表示装置5に表示される操作画像を表すデータ,変更された操作画像を表わすデータなどが記憶されるのはいうまでもない。
【0050】
図3は,サムネイル画像(縮小画像)をモニタ表示装置5の表示画面上に表示する画像出力受付装置1の処理手順を示すフローチャートである。図4は,モニタ表示装置5の表示画面上に表示されるサムネイル一覧画像の一例である。
【0051】
画像出力受付装置1のメモリ・カード・リーダ9に画像ファイルが格納されているメモリ・カードが装填される。メモリ・カード・リーダ9によって,装填されたメモリ・カード9に格納されている画像ファイルが読み取られ,コンピュータ2に与えられる。
【0052】
コンピュータ2において,与えられた画像ファイルが解析される(ステップ41)。解析された結果,画像ファイルの中に主画像(撮像等によって得られた原画像をいう)を表す主画像データのほかにサムネイル画像データが含まれているかどうかがチェックされる(ステップ42)。
【0053】
サムネイル画像データが含まれていると(ステップ42でYES),そのサムネイル画像データが画像ファイルから読み出される(ステップ43)。
【0054】
主画像の縦横比は,撮像に用いられたディジタル・スチル・カメラの機種などに依存する。このために,色々な縦横比がある。これに対して,サムネイル画像の縦横比は,3:4と一定である。主画像の縦横比とサムネイル画像の縦横比とが一致していないことから,従来は,サムネイル画像の回りに黒枠を形成していた。この実施例においては,この黒枠を形成するデータが不要データとしてサムネイル画像データから除去される(ステップ44)。これにより,サムネイル画像データから黒枠等が取り除かれた画像部分のみを表すサムネイル画像データが抽出されたこととなる。
【0055】
画像部分のみを表すサムネイル画像データについて,画像のプリント時に行われる補正とほぼ同じような補正が行われる(ステップ45)。補正されたサムネイル画像データによって表されるサムネイル画像が図4に示すようにモニタ表示装置5に表示される(ステップ50)。
【0056】
コンピュータ2に与えられた画像ファイルにサムネイル画像データが含まれていないと(ステップ42でNO),画像ファイルに含まれている主画像データがサムネイル画像データそのものかどうかがチェックされる(ステップ46)。画像ファイルに含まれている主画像データがサムネイル画像データそのものであれば(ステップ46でYES),画像ファイルにサムネイル画像データが含まれている場合と同様にして,不要データの除去(ステップ44)およびサムネイル画像データの補正処理(ステップ45)が行われる。
【0057】
画像ファイルにサムネイル画像データが含まれていず(ステップ42でNO),かつ画像ファイルに含まれている主画像データがサムネイル画像データそのものでない場合には(ステップ46でNO),画像ファイルの中から主画像データが読み取られる(ステップ47)。
【0058】
読み取られた主画像データについてコンピュータによってプリント時に行われる補正とほぼ同じような補正が行われる(ステップ48)。補正された主画像データからサムネイル画像データが生成される(ステップ49)。生成されたサムネイル画像データによって表されるサムネイル画像が図4に示すようにモニタ表示装置5の表示画面上に一覧表示される(ステップ50)。
【0059】
図4を参照して,サムネイル一覧画像には次の各領域が含まれている。
【0060】
ヘルプ領域71:
操作についてアドバイスを表示するときにユーザによってタッチされる領域である。
【0061】
サムネイル画像表示領域72:
上述のようにして得られたサムネイル画像データによって表されるサムネイル画像を一覧で表示する領域である。この実施例においては,一つのサムネイル一覧画像に最大8駒のサムネイル画像が表示される。各サムネイル画像の左上には,駒ナンバ(No)が表示されている。また,各サムネイル画像の下には,後述するようにして設定されるプリント枚数が表示されている。
【0062】
全駒1枚設定領域73:
サムネイル画像表示領域72に設定されているすべての駒のプリント枚数を1枚に設定するときにタッチされる領域である。
【0063】
全駒0枚設定領域74:
サムネイル画像表示領域72に表示されているすべての駒のプリント枚数を0枚に設定するときにタッチされる領域である。
【0064】
次の写真領域75:
サムネイル画像が9駒以上あるときに表示されるもので,現在サムネイル画像表示領域72に表示されているサムネイル画像の他の画像を表示させるときにタッチされる領域である。
【0065】
最初へ領域76:
所定の初期表示画像を表示させるときにタッチされる領域である。
【0066】
前へ領域77:
サムネイル一覧画像の前の画像を表示させるときにタッチされる領域である。
【0067】
No.5の駒番号のサムネイル画像において,領域79がハッチングで示されている。
【0068】
この領域79は,上述したように縮小画像データから不要データを除去していないときに黒枠が表示される領域である。この実施例においては,上述したように縮小画像データから不要データが除去されているから領域79は,その背景の色と同じ色となり,黒枠は表示されない(図4においては,分かり易くするために領域79にハッチングが施されているが,実際の画像にはハッチングも表示されないのはいうまでもない)。
【0069】
上述したようにサムネイル画像表示領域72には,補正されたサムネイル画像が表示されるので,プリントにより得られる画像の様子を把握できる。またプリント時には適正な画像,明るさ等をもつ画質を得られることがわかる。
【0070】
また,サムネイル画像データがあるときには,そのサムネイル画像データについて補正している。サムネイル画像データのデータ量は,主画像を表す画像データのデータ量に比べて少ないので,迅速に補正を終了することができる。
【0071】
さらに,サムネイル画像データから不要データを取り除いているので,表示されるサムネイル画像は黒枠等が除去されたものとなる。プリントしたときに黒枠等もプリントされてしまうという誤解をユーザに与えることを未然に防止することができる。
【0072】
不要データは,次のようにして判定することができる。不要データを示すデータ(たとえば,「0」または「FF」など)をあらかじめコンピュータ2のハードディスク等に記憶させておく。サムネイル画像データのうち,あらかじめ記憶されている不要データと一致するデータについて不要データであると判定する。
【0073】
また,サムネイル画像の上部または下部において一行すべてが同一の画像データであるときには,その画像データは不要部分を示す不要データと判定する。
【0074】
不要データの判定においては,RGBのすべて画像データを用いるようにしてもよいし,RGBのうちの一色の画像データまたは輝度データを用いるようにしてもよい。
【0075】
さらに,画像ファイルにその画像ファイルに格納されている画像データを得るのに用いられたディジタル・スチル・カメラ等の機種を特定するデータが格納されている場合には,その機種を特定するデータを用いて不要領域を特定することもでき,不要データを除去することもできる。機種ごとに不要領域は定まっているからである。この場合,機種を特定するデータがあらかじめコンピュータ2に格納されているのはいうまでもない。
【0076】
また,不要領域のおおよその大きさおよび位置を定めておき,このようにして定められた領域内の画像を表すサムネイル画像データを除去するようにしてもよい。
【0077】
上述の実施例においては,メモリ・カードに格納されている画像ファイルを読み取りサムネイル画像を表示しているが,メモリ・カード以外の大容量FD,CDなどに画像ファイルが格納されている場合にも,同様にサムネイル画像を表示することができる。また,写真などの可視記録媒体に記録されている画像についてもスキャナ6を用いて画像を読み取ることにより,サムネイル画像を表示させることができる。
【0078】
図5は,特定の画像についてユーザの所望の補正を行うときのコンピュータ2の処理手順を示すフローチャートである。図6から図9は,モニタ表示装置5の表示画面に表示される画像の一例を示している。
【0079】
サムネイル一覧画像がモニタ表示装置5の表示画面に表示されている状態において,補正すべき主画像に対応するサムネイル画像上がユーザによってタッチされる(ステップ61)。
【0080】
タッチされたサムネイル画像の下の領域に「ズーム/明るさ」ボタン84および「枚数設定」ボタン80が現れる。「枚数設定」ボタン80には,マイナス・ボタン81およびプラス・ボタン83が含まれている。マイナス・ボタン81がタッチされることにより,枚数表示領域82に表示されているプリント枚数がデクレメントされる。プラス・ボタン83がタッチされることにより,枚数表示領域82に表示されているプリント枚数がインクレメントされる。
【0081】
「ズーム/明るさ」ボタン84がタッチされることにより,モニタ表示装置5の表示画面上に図7に示すようなズーム/明るさ補正画像が表示される(ステップ62)。ズーム/明るさ補正画像は,タッチされたサムネイル画像に対応する主画像のズーム量および明るさ補正を調整するためものである。次の各領域が含まれている。
【0082】
ヘルプ領域91:
操作のアドバイスを表示するときにタッチされる領域である。
【0083】
拡大指定領域92:
主画像を拡大するときにタッチされる領域である。
【0084】
縮小指定領域93:
主画像を縮小するときにタッチされる領域である。
【0085】
左回転領域95:
主画像を反時計方向に90度回転させるときにタッチされる領域である。
【0086】
右回転領域96:
主画像を時計方向に90度回転させるときにタッチされる領域である。
【0087】
上矢印領域97:
主画像を上方向に移動させるときにタッチされる領域である。
【0088】
右矢印領域98:
主画像を右方向に移動させるときにタッチされる領域である。
【0089】
下矢印領域99:
主画像を下方向に移動させるときにタッチされる領域である。
【0090】
左矢印領域100:
主画像を左方向に移動させるときにタッチされる領域である。
【0091】
明るく領域101:
主画像を明るくするときにタッチされる領域である。
【0092】
暗く領域102:
主画像を暗くするときにタッチされる領域である。
【0093】
最初へ領域103:
所定の初期画像に戻るときにタッチされる領域である。
【0094】
キャンセル領域104:
キャンセルするときにタッチされる領域である。
【0095】
決定領域105:
ズーム量および明るさ量等が決定したときにタッチされる領域である。
【0096】
主画像表示領域106:
タッチされたサムネイル画像に対応する主画像を表示する領域である。主画像表示領域106の大きさよりも大きい主画像の場合は,その主画像が縮小される領域106に表示される。
【0097】
ユーザは,ズーム/明るさ補正画像の各領域をタッチすることにより補正指令を画像出力受付装置1に与える(ステップ63)。補正指令が画像出力受付装置1に与えられると,その指令に応じた補正処理が主画像データについて行われる(ステップ64)。補正された主画像データによって表される主画像がズーム/明るさ補正画像の主画像表示領域106に表示される。
【0098】
たとえば,暗く領域102がタッチされると,そのタッチ時間に応じたレベルだけ輝度レベルが暗くなるように主画像を表す主画像データが補正される。暗くされた主画像が主画像表示領域106に表示されることとなる(図8参照,図8においては,主画像が暗くなった様子がハッチングで示されている)。
【0099】
決定領域105がタッチされると,ズーム/明るさ補正画像に変わって,図9に示すサムネイル一覧画像がモニタ表示装置5の表示画面上に表示される。補正された主画像に対応するサムネイル画像(駒番号No.1)も補正された主画像に対応して,補正後のサムネイル画像が表示される。補正後のサムネイル画像を表すサムネイル画像データは,補正後の主画像を表す主画像データから生成してもよいし,サムネイル画像データに主画像と同じ補正処理を行うことにより生成してもよい。
【0100】
さらに,補正された主画像に対応するサムネイル画像の下には,補正された内容を示す(補正されたことも示す)補正内容マーク85が表示されている。この場合であれば,明るさが補正されたのであるから「明るさ補正済」とのマーク85が表示されることとなる。補正内容に応じた内容を示すマーク85が表示されることとなる。たとえば,拡大,縮小,位置調整,回転などトリミング処理が行われた場合には,トリミング補正されたことを示すマークが表示される。ズーム量および明るさ調整以外の補正が行われる場合には,その補正に応じたマークが表示される。たとえば,色補正,濃度補正,シャープネス補正などが可能であれば,それらの補正に応じたマーク85が表示されることとなる。
【0101】
主画像が補正された場合には,主画像と同じように対応するサムネイル画像を補正して表示するので,どのように補正されたかを確認することが比較的容易となる。また,補正内容を示すマーク85が補正された主画像に対応するサムネイル画像の下に表示されるので,補正したことおよびその補正内容を忘れてしまうのを未然に防止することができる。
【0102】
図10は,サムネイル一覧画像を表示する流れを示すタイム・チャートである。
【0103】
サムネイル一覧画像に表示される8駒のサムネイル画像のうち,2駒目のサムネイル画像に対応する主画像について補正処理を行うものとする。また,画像ファイルに主画像に対応するサムネイル画像データが格納されているものとする。
【0104】
時刻t1において,一駒目のサムネイル画像データが画像ファイルから読み取られ,時刻t2までの間に一駒目のサムネイル画像がサムネイル画像表示領域72に表示される。時刻t2において,二駒目のサムネイル画像データが画像ファイルから読み取られ,時刻t3までの間に二駒目のサムネイル画像が表示される。時刻t3において,三駒目のサムネイル画像データが画像ファイルから読み取られ,時刻t5までの間に三駒目のサムネイル画像が表示される。
【0105】
三駒目のサムネイル画像が表示されている間(時刻t3からt5の間)の時刻t4において,二駒目のサムネイル画像が上述のようにタッチされると,三駒目のサムネイル画像の表示が終了した時刻t5において,二駒目のサムネイル画像に対応する主画像を表す主画像データが画像ファイルから読み取られる。時刻t5からt6の間において,上述したようにその主画像が主画像表示領域106に表示されたズーム/明るさ補正画像がモニタ表示装置5の表示画面に表示される。
【0106】
時刻t6から時刻t11の間において,ユーザは,上述したようにズーム/明るさ補正画像を用いてズーム量,明るさの補正などの補正操作を行う。ユーザによって補正操作が行われている間に,画像ファイルから,補正が行われる主画像に対応する二駒目のサムネイル画像データ以外の残りのサムネイル画像データが画像ファイルから順次読み出され,コンピュータ2のメモリに一時的に記憶される。時刻t9において,8駒目のサムネイル画像を表すサムネイル画像データが画像ファイルから読み出されると,主画像を表す主画像データが順次画像ファイルから読み出される。
【0107】
時刻t11の時点でズーム/明るさ補正画像を用いた補正処理が終了すると,その補正されている主画像に対応するサムネイル画像を表すサムネイル画像データが画像ファイルから読み出される。読み出されたサムネイル画像データについて主画像データと同様の補正処理が行われる。補正されたサムネイル画像データによって表されるサムネイル画像が残りの駒番号No.2の表示領域に表示されることとなる。
【0108】
サムネイル画像の表示中であっても,サムネイル画像がタッチされると,そのタッチされたサムネイル画像に対応する主画像について補正処理を実行することができる。迅速な補正処理ができるようになる。
【0109】
このようにして画像補正が行われた画像について,たとえば,プリント指令が与えられ,プリンタ34によってプリントされるのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像出力システムの概要を示している。
【図2】画像出力システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】サムネイル画像を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図4】サムネイル一覧画像の一例である。
【図5】画像補正処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】サムネイル一覧画像の一例である。
【図7】ズーム/明るさ補正画像の一例である。
【図8】ズーム/明るさ補正画像の一例である。
【図9】サムネイル一覧画像の一例である。
【図10】サムネイル一覧画像を表示中にサムネイル画像がタッチされたときのタイム・チャートである。
【符号の説明】
1 画像出力受付装置
2 コンピュータ
6 スキャナ
7 CDドライブ
8 大容量FDドライブ
9 メモリ・カード・リーダ
34 プリンタ
Claims (2)
- 与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,
複数の上記縮小画像を表し,かつ不要データが付加されている縮小画像データのうち,上記縮小画像の一行すべてが同一の画像データであるときに,その画像データが不要部分を示す不要データと判定し,判定された不要データを縮小画像データから除いて画像部分を表す画像データを抽出する抽出手段,および
上記抽出手段によって抽出された画像データによって表される複数の抽出縮小画像を上記表示画面に一覧表示するように上記表示装置を制御する表示制御手段,
を備えた縮小画像表示制御装置。 - 与えられる主画像データによって表される複数の主画像の複数の縮小画像を表示装置の表示画面に一覧表示させる縮小画像表示制御装置において,
複数の上記縮小画像を表し,かつ不要データが付加されている縮小画像データのうち,上記縮小画像の一行すべてが同一の画像データであるときに,その画像データが不要部分を示す不要データと判定し,判定された不要データを縮小画像データから除いて画像部分を表す画像データを抽出し,
抽出された画像データによって表される複数の抽出縮小画像を上記表示画面に一覧表示する,
縮小画像表示制御方法。
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