JPH10191026A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH10191026A
JPH10191026A JP8348436A JP34843696A JPH10191026A JP H10191026 A JPH10191026 A JP H10191026A JP 8348436 A JP8348436 A JP 8348436A JP 34843696 A JP34843696 A JP 34843696A JP H10191026 A JPH10191026 A JP H10191026A
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JP8348436A
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Yasuo Hirouchi
康夫 廣内
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿の傾きを画像処理により補正する。 【解決手段】複写機100は、フィーダ101及び本体
102を備える。フィーダ101は、その上部の原稿ト
レイに載置された原稿を順に原稿台104上に搬送し、
押圧部103により押圧する。押圧部103の色は、原
稿の記録媒体の色と区別し得る色を有する。複写機10
0は、スキャナによって読み取った原稿の輪郭を抽出
し、その輪郭に基づいて原稿の傾きを認識し、原稿の傾
きを画像処理により修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
その方法に係り、特に、原稿画像を処理する画像処理装
置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機は、原稿台に載置された原
稿が傾いていても、その傾きを補正せず、そのまま複写
画像を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の複写機
により原稿を複写する場合は、操作者は、原稿を傾かな
いように注意しながら適正に原稿台に載置する必要があ
り極めて非効率的であった。かかる問題は、フィーダに
より原稿を自動的にセットする場合にも発生し、この場
合、原稿の傾きを正す手段もなかった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、原稿の傾きを画像処理により修正することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
処理装置は、原稿を読み取って複写する画像処理装置で
あって、原稿画像の輪郭を抽出する抽出手段と、抽出し
た輪郭に基づいて原稿の傾きを修正する修正手段とを備
えることを特徴とする。
【0006】前記第1の画像処理装置は、原稿画像を記
録した記録媒体の色と異なる色を有する面で原稿を押圧
する押圧手段をさらに備えることが好ましい。
【0007】前記第1の画像処理装置において、前記修
正手段は、原稿の傾きを修正する際に原稿の背景に関す
る画像情報を廃棄することが好ましい。
【0008】前記第1の画像処理装置において、前記修
正手段は、抽出した輪郭を4つの直線で近似し、該直線
に基づいて原稿の傾きを修正することが好ましい。
【0009】前記第1の画像処理装置において、抽出し
た輪郭に基づいて原稿のサイズを判定する判定手段をさ
らに備えることが好ましい。
【0010】本発明に係る第2の画像処理装置は、原稿
を読み取って処理する画像処理装置であって、原稿画像
を記録した記録媒体の色と異なる色を有する面で原稿を
押圧する押圧手段と、前記押圧手段により押圧された原
稿を読み取る読取手段と、読み取った原稿画像の輪郭を
抽出する抽出手段と、抽出した輪郭に基づいて記録媒体
に関する情報を取得する取得手段と、取得した記録媒体
に関する情報に基づいて、読み取った原稿画像を処理す
る処理手段とを備えることを特徴とする。
【0011】前記第2の画像処理装置において、前記処
理手段は、取得した記録媒体に関する情報に基づいて、
原稿の傾きを修正することが好ましい。
【0012】前記第2の画像処理装置において、前記処
理手段は、原稿の傾きを修正する際に原稿の背景に関す
る画像情報を廃棄することが好ましい。
【0013】前記第2の画像処理装置は、取得した記録
媒体に関する情報に基づいて、原稿のサイズを判定する
判定手段をさらに備えることが好ましい。
【0014】本発明に係る第3の画像処理装置は、原稿
の読取画像を処理する画像処理装置であって、読取画像
の輪郭を抽出する抽出手段と、抽出した輪郭に基づい
て、原稿の傾きに基づく読取画像の傾きを修正する修正
手段とを備えることを特徴とする。
【0015】本発明に係る第3の画像処理装置におい
て、前記修正手段は、読取画像の傾きを修正する際に原
稿の背景に関する画像情報を廃棄することが好ましい。
【0016】本発明に係る第3の画像処理装置におい
て、前記修正手段は、抽出した輪郭を4つの直線で近似
し、該直線に基づいて読取画像の傾きを修正することが
好ましい。
【0017】本発明に係る第3の画像処理装置は、抽出
した輪郭に基づいて原稿のサイズを判定する判定手段を
さらに備えることが好ましい。
【0018】本発明に係る第1の画像処理方法は、原稿
を読み取って複写する画像処理方法であって、原稿画像
の輪郭を抽出する抽出工程と、抽出した輪郭に基づいて
原稿の傾きを修正する修正工程とを備えることを特徴と
する。
【0019】本発明に係る第2の画像処理方法は、原稿
を読み取って処理する画像処理方法であって、原稿画像
を記録した記録媒体の色と異なる色を有する面で原稿を
押圧する押圧手段により押圧された原稿を読み取る読取
工程と、読み取った原稿画像の輪郭を抽出する抽出工程
と、抽出した輪郭に基づいて記録媒体に関する情報を取
得する取得工程と、取得した記録媒体に関する情報に基
づいて、読み取った原稿画像を処理する処理工程とを備
えることを特徴とする。
【0020】本発明に係る第3の画像処理方法は、原稿
の読取画像を処理する画像処理方法であって、読取画像
の輪郭を抽出する抽出工程と、抽出した輪郭に基づい
て、原稿の傾きに基づく読取画像の傾きを修正する修正
工程とを備えることを特徴とする。
【0021】本発明に係るコンピュータ可読メモリは、
原稿の読取画像を処理するためのプログラムコードを収
めたコンピュータ可読メモリであって、読取画像の輪郭
を抽出する抽出工程のコードと、抽出した輪郭に基づい
て、原稿の傾きに基づく読取画像の傾きを修正する修正
工程のコードとを備えることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の好適な実施の形態を説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る複写機
の構成を概略的に示す外観図である。この実施の形態に
係る複写機100は、フィーダ101及び本体102を
備える。フィーダ101は、その上部の原稿トレイに載
置された原稿を順に原稿台104上に搬送し、押圧部1
03により押圧する。押圧部103の色は、原稿の記録
媒体の色と区別し得る色を有する。
【0024】本体102には、操作者が複写に関する指
示を与えるための操作パネル105が設けられ、この操
作パネル105には、補正ボタン105aが備えられて
いる。補正ボタン105aは、原稿の傾きによる影響を
画像処理により補正し、原稿の傾きを修正した複写画像
を出力するモード(以下、補正モード)を指定するため
のボタンである。
【0025】図2は、複写機100の構成例を示すブロ
ック図である。CPU116は、ROM117に格納さ
れた制御プログラム117aに基づいて、操作パネル1
05、スキャナ111、フィーダ101、メモリ11
2、プリンタ119等を制御し、これにより複写動作を
制御する。
【0026】操作パネル105は、パネルI/F113
を介してCPUバス120に接続されている。操作パネ
ル105には、補正ボタン105aの他、複写用記録媒
体のサイズ、複写枚数、拡大・縮小率その他の複写条件
を設定のための操作ボタンや、複写に関する情報を表示
するための表示パネルを含む。
【0027】スキャナ111は、スキャナI/F114
を介してCPUバス120に接続されている。スキャナ
111は、原稿台104上に載置された原稿の画像を読
み取ってデジタルデータに変換する。
【0028】フィーダ101は、フィーダI/F115
を介してCPUバス120に接続されており、CPU1
16からの指示に従って、上部の原稿トレイに載置され
た原稿を順に原稿台104上に搬送する。
【0029】メモリ112は、2つの画像メモリ112
a及び112bの領域を有する。第1の画像メモリ11
2aには、スキャナ111により原稿を読み取った画像
(以下、読取画像)が格納される。第2の画像メモリ1
12bには、補正モードにおいて、読取画像の傾きを補
正した画像(以下、補正画像)が格納される。
【0030】第2の画像メモリ112bに対して補正画
像の描画が終了すると、CPU116は、その補正画像
データを順次プリンタI/F118に転送する。プリン
タI/F118は、その補正画像データに基づいてビデ
オ信号を生成し、プリンタ119に転送し、これにより
プリンタ119において複写画像が生成・出力される。
【0031】プリンタ119は、各種のサイズの複写用
記録媒体(例えば、複写用紙)を収容する収容部を備え
ており、CPU116からプリンタI/F118を介し
て与えられる指示に基づいて、複写用記録媒体を選択
し、画像を記録する。
【0032】以下、複写機100の詳細な動作例を説明
する。
【0033】図3は、複写機100の動作例を示すフロ
ーチャートである。先ず、ステップS301において、
操作パネル105を介して操作者より与えられる指示に
基づいて複写条件を設定する。ステップS302におい
て、補正モードが設定されているか否かを判断する。そ
して、補正モードが設定されている場合には、ステップ
S303に進み、補正モードによる複写(以下、補正複
写)を実行し、補正モードが設定されていない場合に
は、ステップS304に進み、通常モードによる複写を
実行する。
【0034】図4は、ステップS303の補正複写の動
作例を示すフローチャートである。操作パネル105を
介して複写動作の開始が指示されると、ステップS40
1において原稿の画像を読み取る。
【0035】図7は、複写機100による原稿の読取画
像を説明するための図である。200は原稿画像、20
1は押圧部103をスキャナ111によって読み取った
場合に得られる画像、202は原稿を原稿台104に載
置して押圧部103により押圧した状態でスキャナ11
1によって読み取った画像である。
【0036】前述のように、押圧部103の色は、原稿
の色と区別し得る色としている。この実施の形態におい
ては、押圧部103の色は黒色であるものとして説明す
る。
【0037】スキャナ111によって読み取った原稿の
画像は、第1の画像メモリ112aに描画される。図8
は、第1の画像メモリ112aに描画された画像の一例
を概念的に示す図である。同図において、(0,0)は
スキャナ111の原点、(Xe,Ye)はスキャナ11
1によって読み取ることが可能な最大サイズの座標であ
る。
【0038】ステップS402において、複写機100
は、スキャナ111の原点(0,0)に最も近い白画素
(正確には押圧部103の色と異なる色の画素)を検出
する。図8においては、スキャナ111の原点(0,
0)に最も近い白画素は、A点の画素である。
【0039】原稿の読み取りに次いで、ステップS40
2において白画素の検出処理を実行する。図5は、ステ
ップS402における白画素の検出処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【0040】ステップS501において、処理対象とな
る注目画素P(x,y)の座標(x,y)を(0,0)
に初期化する。次いで、ステップS502において、注
目画素P(x,y)が白画素であるか否かを判断する。
【0041】そして、判断の結果、注目画素P(x,
y)が白画素であればステップS503に進み、注目画
素P(x,y)の座標(x,y)を原稿の原点座標(X
s,Ys)としてメモリ112に格納し、白画素の検出
処理を終了する。
【0042】一方、判断の結果、注目画素P(x,y)
が黒画素であればステップS504に進み、x座標の値
をインクリメントする。そして、ステップS505にお
いて、x座標の値がXeよりも大きいか否かを判断し、
大きければステップS506に進み、大きくなければス
テップS502に戻る。ステップS502,S504,
S505により構成されるループにより、1ライン分の
画素に関して、白画素であるか否かが判断されることに
なる。
【0043】ステップS506では、x座標の値を0に
初期化する。これにより注目画素Pは、ラインの先頭に
移動する。ステップS507では、y座標の値をインク
リメントする。そして、ステップS508において、y
座標の値がYeよりも大きいか否かを判断し、大きけれ
ばステップS509に進み、大きくなければステップS
502に戻る。ステップS502,S504〜S508
により構成される二重のループにより、全画面分の画素
に関して、順に白画素であるか否かが判断される。
【0044】通常は、上記の二重のループの処理の中途
で白画素が検出されることになるが、例えば、原稿が載
置されていない場合等においては、白画素が検出されな
いことも起こり得る。ステップS509においては、白
画素が検出されなかった旨の情報として、例えば、「原
稿を正しく置いて下さい」等のメッセージを操作パネル
105の表示パネルに表示する。
【0045】ステップS402における白画素の検出処
理が終了すると、続いて、ステップS403において原
稿の輪郭抽出処理を実行する。この処理は、原稿の色と
押圧部103の色との境界部分を抽出し、輪郭データと
してメモリ112に記憶する。図9は、輪郭抽出処理に
よって得られる輪郭データの一例を示す図である。
【0046】図6は、ステップS403における輪郭抽
出処理の詳細を示す図である。先ず、ステップS601
において、注目画素P(x,y)の座標を原稿の原点座
標(Xs,Ys)とする。
【0047】ステップS602において、注目画素P
(x,y)を中心として、その周囲の8個の画素を時計
回りに参照し、参照画素が黒画素から白画素に変化する
際の該白画素を輪郭の画素E(xe,ye)とする。
【0048】図10は、注目画素P(x,y)の周囲の
8個の画素を参照する順番の一例を示す図である。図
中、”*”は注目画素P(x,y)を示し、”1”〜”
8”は周囲の8画素を示すと共に画素を参照する順番を
示す。
【0049】例えば、”1”、”2”と参照した結果
が、”黒画素”、”白画素”であれば、”2”の画素が
輪郭の画素E(xe,ye)であると判断される。ま
た、”1”、”2”、”3”、・・・”8”と参照した
結果が、”白画素”、”白画素”、・・・、”白画
素”、”黒画素”であれば、”1”の画素が輪郭の画素
E(xe,ye)であると判断される。
【0050】ステップS603において、輪郭の画素E
(xe,ye)の座標(xe,ye)を注目画素P
(x,y)の座標(x,y)とする。
【0051】ステップS604において、注目画素P
(x,y)の座標(x,y)が原稿の原点座標(Xs,
Ys)と一致しているか否かを判断し、一致していれば
輪郭データの抽出が終了しているため、輪郭抽出処理を
終了し、ステップS404に進む。一方、両者が一致し
ていなければ、ステップS605に進み、輪郭抽出処理
を継続する。
【0052】ステップS605において、輪郭の画素E
(xe,ye)の座標(x,y)をメモリ112内の輪
郭データのリストに追加し、ステップS602に戻る。
輪郭データのリストは、例えば、(Xs、Ys)、(x
1、y1)、(x2、y2)・・・(xi,yi)・・
・のような形態を有する。
【0053】輪郭抽出処理が終了したら、ステップS4
04に進み、輪郭データにより構成される図形の頂点を
求める。具体的には、連続する複数の輪郭の画素、例え
ば、E(xi-2,yi-2)、E(xi-1,yi-1)、E(x
i,yi)、E(xi+1,yi+1)、E(xi+2,yi+2)で
構成される直線の傾きを、パラメータiをインクリメン
トしながら順次求め、傾きが略90度変化する点を頂点
として求める。そして、このようにして求めた4つの頂
点の座標をA(xa,ya)、B(xb,yb)、C
(xc,yc)、D(xd,yd)としてメモリ112
に格納する。このような順に点A,B,C,Dを定義す
ると、直線ABはx軸に最も近い直線、直線ADはy軸
に最も近い直線となる。図11は、頂点A,B,C,D
を定義した後の輪郭データの一例を示す図である。
【0054】なお、上記の説明においては、傾きを求め
る際に参照する輪郭の画素の個数を5個としているが、
この個数は、例えばスキャナ111の解像度等に応じて
設定することが好ましい。
【0055】ステップS405において、頂点A,B,
C,Dの座標に基づいて、輪郭直線AB,BC,CD,
DAを示す式を求める。
【0056】ステップS406において、4つの輪郭直
線によって囲まれる方形領域を回転させることにより原
稿の傾きを補正する処理(以下、回転処理)を実行す
る。具体的には、頂点Aをスキャナの原点(0,0)に
一致させ、輪郭直線ABをx軸に一致させ、輪郭直線A
Dをy軸に一致させるように、第1の画像メモリ112
aに描画された読取画像を第2の画像メモリ112bに
転送すれば良い。
【0057】図12は、回転処理の様子を模式的に示す
図である。以下に、この回転処理の具体例を示す。先
ず、CPU116は、第1の画像メモリ112a上の読
取画像の輪郭直線AB上の画素の値を順に読出して、第
2の画像メモリ112b上の直線A’B’上に順に転送
する。次いで、CPU116は、第1の画像メモリ11
2a上の読取画像において、輪郭直線ABに平行する直
線であって始点の座標を1画素分y方向にずらした直線
上の画素の値を順に読出す。そして、第2の画像メモリ
112bにおいて、直線A’B’に平行する直線であっ
て始点の座標を1画素分y方向にずらした直線上の画素
値として順に転送する。このような処理を、A,B,
C,Dによって囲まれた全領域に関して実行することに
より読取画像を回転させることができる。なお、この回
転処理と、変倍処理とを同時に行っても良い。
【0058】回転処理の後、ステップS407におい
て、原稿サイズを検出し、この原稿サイズと複写条件と
に基づいて複写用記録媒体を選択する。具体的には、原
稿サイズの検出は、例えば、頂点AとBとの距離等に基
づいて行うことができる。
【0059】ステップS408において、画像メモリ1
12bに描画された画像をプリンタI/F118に順次
転送する。プリンタI/F118は、その補正画像デー
タに基づいてビデオ信号を生成し、プリンタ119に転
送し、プリンタ119により複写画像が生成・出力され
る。
【0060】上記の処理に拠れば、第1の画像メモリ1
12a上の読取画像を回転させて第2の画像メモリ11
2b上に描画する際に、A,B,C,Dによって囲まれ
た領域以外の領域(黒画素の領域)の画素は廃棄される
ため、第2の画像メモリ112b上に描画された画像の
背景が黒色(押圧部103の色)になることはない。
【0061】図13は、この実施の形態による効果を模
式的に示す図である。同図において、1201は補正モ
ードによる処理を行わない場合の複写画像、1202は
補正モードによる処理を行った場合の複写画像(補正画
像)を示す。同図に示すように、この実施の形態に拠れ
ば、原稿の傾きを画像処理により自動補正することがで
きるため、操作者の作業効率を著しく向上することがで
きる。また、フィーダを使用した場合においても、原稿
の傾きを補正することができる。
【0062】なお、通常の複写動作(ステップS30
4)においても、原稿の画像の輪郭を抽出し、原稿領域
の外側を白画素で置換することが好ましい。
【0063】また、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0064】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0065】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0066】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0067】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0069】図14は、本発明の1つの実施の形態に係
るコンピュータ可読メモリのメモリマップを示す図であ
る。このコンピュータ可読メモリ1300は、原稿の輪
郭を抽出する工程のコード1301と、原稿の傾きを修
正する工程のコード1302とを備える。コード130
1は、例えば、ステップS402、ステップS403に
対応する。また、コード1302は、例えば、ステップ
S404〜S407に対応する。
【0070】
【発明の効果】本発明に拠れば、原稿の傾きを画像処理
により修正することができる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写機の構成を概略
的に示す外観図である。
【図2】複写機の構成例を示すブロック図である。
【図3】複写機の動作例を示すフローチャートである。
【図4】補正複写の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図5】白画素の検出処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図6】輪郭抽出処理の詳細を示す図である。
【図7】複写機による原稿の読取画像を説明するための
図である。
【図8】第1の画像メモリに描画された画像の一例を概
念的に示す図である。
【図9】輪郭抽出処理によって得られる輪郭データの一
例を示す図である。
【図10】注目画素の周囲の8個の画素を参照する順番
の一例を示す図である。
【図11】頂点A,B,C,Dを定義した後の輪郭デー
タの一例を示す図である。
【図12】回転処理の様子を模式的に示す図である。
【図13】実施の形態による効果を模式的に示す図であ
る。
【図14】本発明の1つの実施の形態に係るコンピュー
タ可読メモリのメモリマップを示す図である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って複写する画像処理装置
    であって、 原稿画像の輪郭を抽出する抽出手段と、 抽出した輪郭に基づいて原稿の傾きを修正する修正手段
    と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を記録した記録媒体の色と異な
    る色を有する面で原稿を押圧する押圧手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記修正手段は、原稿の傾きを修正する
    際に原稿の背景に関する画像情報を廃棄することを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記修正手段は、抽出した輪郭を4つの
    直線で近似し、該直線に基づいて原稿の傾きを修正する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 抽出した輪郭に基づいて原稿のサイズを
    判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 原稿を読み取って処理する画像処理装置
    であって、 原稿画像を記録した記録媒体の色と異なる色を有する面
    で原稿を押圧する押圧手段と、 前記押圧手段により押圧された原稿を読み取る読取手段
    と、 読み取った原稿画像の輪郭を抽出する抽出手段と、 抽出した輪郭に基づいて記録媒体に関する情報を取得す
    る取得手段と、 取得した記録媒体に関する情報に基づいて、読み取った
    原稿画像を処理する処理手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、取得した記録媒体に関
    する情報に基づいて、原稿の傾きを修正することを特徴
    とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、原稿の傾きを修正する
    際に原稿の背景に関する画像情報を廃棄することを特徴
    とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 取得した記録媒体に関する情報に基づい
    て、原稿のサイズを判定する判定手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 原稿の読取画像を処理する画像処理装
    置であって、 読取画像の輪郭を抽出する抽出手段と、 抽出した輪郭に基づいて、原稿の傾きに基づく読取画像
    の傾きを修正する修正手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記修正手段は、読取画像の傾きを修
    正する際に原稿の背景に関する画像情報を廃棄すること
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記修正手段は、抽出した輪郭を4つ
    の直線で近似し、該直線に基づいて読取画像の傾きを修
    正することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 抽出した輪郭に基づいて原稿のサイズ
    を判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像処
    理装置。
  14. 【請求項14】 原稿を読み取って複写する画像処理方
    法であって、 原稿画像の輪郭を抽出する抽出工程と、 抽出した輪郭に基づいて原稿の傾きを修正する修正工程
    と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 原稿を読み取って処理する画像処理方
    法であって、 原稿画像を記録した記録媒体の色と異なる色を有する面
    で原稿を押圧する押圧手段により押圧された原稿を読み
    取る読取工程と、 読み取った原稿画像の輪郭を抽出する抽出工程と、 抽出した輪郭に基づいて記録媒体に関する情報を取得す
    る取得工程と、 取得した記録媒体に関する情報に基づいて、読み取った
    原稿画像を処理する処理工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 原稿の読取画像を処理する画像処理方
    法であって、 読取画像の輪郭を抽出する抽出工程と、 抽出した輪郭に基づいて、原稿の傾きに基づく読取画像
    の傾きを修正する修正工程と、 を備えることを特徴とする画像処理方法。
  17. 【請求項17】 原稿の読取画像を処理するためのプロ
    グラムコードを収めたコンピュータ可読メモリであっ
    て、 読取画像の輪郭を抽出する抽出工程のコードと、 抽出した輪郭に基づいて、原稿の傾きに基づく読取画像
    の傾きを修正する修正工程のコードと、 を備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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