JP2007200091A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタル画像から抽出した顔領域を変倍してテンプレートに合成する際に、合成画像の画質の劣化を防止する。
【解決手段】モニタに一覧で表示された撮影画像からいずれかを選択する。選択した撮影画像から人物の顔画像を含む顔領域が抽出され、この顔領域のサイズが検出される。顔領域のサイズおよび解像度に基づいて限界サイズ範囲が算出される。PCに格納されている全てのテンプレート画像の画像合成領域のサイズが、限界サイズ範囲に含まれるか否かの判定が行われる。この判定結果に基づいて、顔領域に適合するテンプレート画像には「○」の印が、不適合のテンプレート画像には「×」の印が一覧で表示される。ユーザは「○」の印が表示されたテンプレート画像を選択することで、画質が劣化しない合成画像を作成することができる。
【選択図】図7
【解決手段】モニタに一覧で表示された撮影画像からいずれかを選択する。選択した撮影画像から人物の顔画像を含む顔領域が抽出され、この顔領域のサイズが検出される。顔領域のサイズおよび解像度に基づいて限界サイズ範囲が算出される。PCに格納されている全てのテンプレート画像の画像合成領域のサイズが、限界サイズ範囲に含まれるか否かの判定が行われる。この判定結果に基づいて、顔領域に適合するテンプレート画像には「○」の印が、不適合のテンプレート画像には「×」の印が一覧で表示される。ユーザは「○」の印が表示されたテンプレート画像を選択することで、画質が劣化しない合成画像を作成することができる。
【選択図】図7
Description
本発明は、デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出し、この顔領域を所定のサイズに変倍して合成する画像処理装置に関するものである。
近年、デジタルカメラの普及により、ユーザはデジタルカメラで撮影した画像データをパーソナルコンピュータに転送し、モニタに表示された撮影画像を確認しながら、自らプリンタで写真プリントを作成することが可能となっている。さらに、パーソナルコンピュータには撮影画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出し、この顔領域を拡大、縮小してモニタに表示することや、この顔領域をテンプレート画像に合成して合成画像を作成する画像処理機能を備えている。拡大された顔領域の画像データには補間処理が行われ、また縮小された顔領域の画像データには間引き処理が行われてモニタに出力される。このように作成された合成画像は、プリンタによってプリント出力される。
このような画像処理機能を用いて、例えば証明写真を得る場合、テンプレート画像の指定位置(画像合成領域)に、大きさを調整した人物の顔画像を重ね合わせて合成画像を作成し、写真プリントとしてプリント出力している(特許文献1)。また、スナップ写真や記念写真を得る場合、人物画像を目立つ部分に配置するように、撮影した画像データから人物画像データ、及び画像全体に対する人物画像の位置及び大きさを示す人物座標情報を抽出し、この人物座標情報に基づいて人物画像の配置位置や大きさが決定され、人物画像データを拡大、縮小、及び変位した補正画像データを作成し、この補正画像データをプリンタに出力している(特許文献2)。
特開2000−270199号公報
特開2004−207987号公報
特許文献1及び2では、画像から顔画像や人物画像を抽出し、抽出した顔画像や人物画像を所望の大きさに拡大、縮小してテンプレート画像に重ね合わせて合成画像を作成している。しかしながら、顔画像や人物画像を拡大または縮小する際に、画像の解像度(画素数)を無視した拡大、縮小が行われると、プリント画像の画質が劣化するという問題がある。また、抽出した顔領域だけを用紙サイズに設定されたプリント領域に合わせて拡大、縮小を行い、プリンタに出力される場合もプリント画像の画質が劣化するという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、デジタル画像から抽出した顔領域を拡大、縮小する際に、画質が劣化することを防ぐことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1記載の画像処理装置は、デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、サイズの異なる画像合成領域を有する複数のテンプレートを記憶する記憶手段とを備え、前記抽出された顔領域をテンプレートの前記画像合成領域のサイズに合わせて変倍して合成する画像処理装置において、入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、前記顔領域抽出手段によって前記選択されたデジタル画像から前記顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、前記各テンプレートの前記画像合成領域のサイズが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定された画像合成領域を有する前記テンプレートに適合情報を付加する付加手段と、前記適合情報が付加された前記テンプレートを表示する表示手段とを備えたものである。
また、請求項2に記載の画像処理装置は、デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、サイズの異なる画像合成領域を有する複数のテンプレートを記憶する記憶手段とを備え、前記抽出された顔領域をテンプレートの前記画像合成領域のサイズに合わせて変倍して合成する画像処理装置において、前記記憶手段に記憶された複数の前記テンプレートからいずれかを選択する選択手段と、入力手段から入力されたデジタル画像から前記顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ算出手段と、前記選択されたテンプレートの画像合成領域のサイズが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、前記限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、前記適合情報が付加された前記デジタル画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の画像処理装置は、デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、プリンタで印刷可能な用紙サイズ、およびこの用紙サイズに応じて設定されたプリント領域に関する用紙情報を記憶する記憶手段とを備え、前記各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさに合わせて前記顔領域を変倍し、この変倍した顔領域の画像を前記プリンタに出力する画像処理装置において、入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、前記顔領域抽出手段によって前記選択されたデジタル画像から顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、前記用紙情報に基づいて、各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定されたプリント領域に関する用紙情報に適合情報を付加する付加手段と、前記適合情報が付加された前記用紙情報に基づいて、前記用紙サイズを表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の画像処理装置は、デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、プリンタで印刷可能な用紙サイズ、およびこの用紙サイズに応じて設定されたプリント領域に関する用紙情報を記憶する記憶手段とを備え、前記各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさに合わせて前記顔領域を変倍し、この変倍した顔領域の画像を前記プリンタに出力する画像処理装置において、前記記憶手段に記憶された用紙情報に基づいて、所定の用紙サイズを選択する選択手段と、入力手段から入力されたデジタル画像から前記顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、前記選択された用紙サイズに関する用紙情報に基づいて、前記選択された用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、前記適合情報が付加されたデジタル画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項1記載の画像処理装置によると、入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、顔領域抽出手段によって選択されたデジタル画像から顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、各テンプレートの画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定された画像合成領域を有するテンプレートに適合情報を付加する付加手段と、適合情報が付加されたテンプレートを表示する表示手段とを備えたので、ユーザは画像合成領域のサイズに合わせて顔領域を変倍して合成画像を作成する際に、顔領域に対して最適なテンプレートを選択することができる。
請求項2記載の画像処理装置によれば、記憶手段に記憶された複数のテンプレートからいずれかを選択する選択手段と、入力手段から入力されたデジタル画像から顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ算出手段と、選択されたテンプレートの画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、適合情報が付加されたデジタル画像を表示する表示手段とを備えたので、選択されたテンプレートの画像合成領域サイズに合わせ、顔領域を変倍して合成画像を作成する際に、画像合成領域に対して最適なサイズの顔領域を有するデジタル画像を選択することができる。
請求項3記載の画像処理装置によれば、入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、顔領域抽出手段によって選択されたデジタル画像から顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、用紙情報に基づいて、各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定されたプリント領域に関する用紙情報に適合情報を付加する付加手段と、適合情報が付加された用紙情報に基づいて、用紙サイズを表示する表示手段とを備えたので、選択された撮影画像の顔領域に対して最適な用紙サイズを選択することができる。
請求項4記載の画像処理装置によれば、記憶手段に記憶された用紙情報に基づいて、所定の用紙サイズを選択する選択手段と、入力手段から入力されたデジタル画像から顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、選択された用紙サイズに関する用紙情報に基づいて、選択された用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、適合情報が付加されたデジタル画像を表示する表示手段とを備えたので、選択された用紙サイズに設定されたプリント領域に対して最適な顔領域を有した撮影画像を選択することができる。
図1に示すように、画像処理装置であるパーソナルコンピュータ2には、入力手段であるデジタルカメラ3及びプリンタ4が接続されており、プリントシステム5を構成している。デジタルカメラ3で撮影して得られた撮影画像データ、またはメモリカードやCD−Rなどの記録媒体に記録された撮影画像データ(写真フイルムをTIFFまたはJPEG形式でデジタイズしたものも含む)は、パーソナルコンピュータ2(以下、PC2と略す)に取り込まれ、表示手段であるモニタ10に表示される。表示された撮影画像をプリンタ4によってプリント出力することでプリント画像が容易に作成される。
デジタルカメラ3及びプリンタ4は、例えば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)などに準拠した通信ケーブルや無線LANなどによってPC2に接続され、PC2とのデータの相互通信が可能となっている。また、デジタルカメラ3に挿入されている記録媒体をPC2に設けられた専用のドライバ(図示せず)に挿入することで、記録媒体に記録された撮影画像データの遣り取りが可能となっている。
PC2に接続されたデジタルカメラ3は、周知の撮像素子であるCCDが設けられており、CCDによって撮像された被写体光は、光電変換されデジタルの撮影画像データとして出力される。この撮影画像データは、ホワイトバランス処理などの画像処理が施されていない原画像データ(RAWデータ)であり、例えば、RGBの色毎に12ビットで表現される階調値を持った多数の画素データから構成される。
そして、撮影画像データは、RGBの色毎の階調値を12ビットから8ビットに縮小され、ホワイトバランス処理や階調変換処理などの周知の画像処理が施された後、JPEGで定められたフォーマットに従って圧縮処理が施され、圧縮画像データとして出力される。圧縮処理された圧縮画像データはメモリカードに記録される。また、入力手段であるデジタルカメラ3からPC2に圧縮画像データが入力される場合には、メモリカードに記録された圧縮画像データが読み出され、デジタルカメラ3及びPC2に設けられた通信I/F29(図2参照)を介して入力される。
PC2の内部構成を示す図2において、CPU20は、データバス21を介して各部と接続されており、PC2全体の動作を統括的に制御する。記憶手段であるハードディスクドライブ(HDD)22には、PC2を動作させるための各種プログラムやデータの他に、複数のテンプレートデータが格納されているテンプレートデータベース23(以下、テンプレートDBという)、デジタルカメラ3から送信された複数の圧縮画像データが格納される画像データファイル24、さらに、詳しくは後述するが、撮影画像から抽出した顔領域をテンプレートの画像合成領域に合わせて変倍、合成を行って合成画像を作成する画像合成用プログラム25が記憶されている。
デジタルシグナルプロセッサ(DSP)27は、CPU20から圧縮画像データを受け渡された際に、その圧縮画像データに対して種々の画像処理を行う。モニタ10はLCDやCRTなどからなり、モニタドライバ28の制御下でHDD22に記憶された圧縮画像データやテンプレートデータに基づいて撮影画像及びテンプレートを表示する。また、PC2はデジタルカメラ3から圧縮画像データの入力や、プリンタ4へ各種画像データ及びプリント指令を出力する通信I/F29が設けられている。
CPU20は、HDD22から画像合成用プログラム25や各種データを作業用メモリであるRAM30に読み出して、各種処理を実行する。また、CPU20は、キーボード31やマウス32(図1参照)などからなる操作部33を介してユーザからの操作指示を受け、PC2の各部を動作させる。
DSP27には、顔領域抽出部35、顔領域サイズ検出部36、限界サイズ算出部37、画像合成領域サイズ検出部38、サイズ判定部39、画像処理部40が設けられている。DSP27に設けられた各部は、画像合成用プログラム25に基づいて実行される。顔領域抽出部35は、ユーザが選択手段であるマウス32を用いて選択した撮影画像から人物(被写体)の顔画像を特定し、この顔画像を含む顔領域を抽出する。具体的には、撮影画像データで表わされる各画素の階調色から、画像の肌色部分を抽出し、この肌色部分の面積が予め設定された閾値以上であった場合に、その肌色部分を人物の顔画像として特定するようになっている。顔領域41としては、図3に示すように特定された顔画像が収まるように矩形の領域(図中二点鎖線)が抽出される。そして、抽出された顔領域41は顔領域サイズ検出部36に出力される。なお、顔領域41の抽出方法は、これに限らず、周知のエッジ検出法や2値化法などを用いてもよい。
顔領域サイズ検出部36は、図3に示すように撮影画像42の左上端を基準にして、顔領域41の中心位置の座標(x、y)を検出し、さらに顔領域41の横方向の長さwと縦方向の長さhから、顔領域サイズ(w、h)を検出する。
限界サイズ算出部37は、顔領域41のサイズ(w、h)及び解像度に基づいて、図4に示すように、顔領域41を拡大した際の拡大限界サイズ(w1、h1)と、縮小した際の縮小限界サイズ(w2、h2)を算出する。拡大限界サイズ(w1、h1)および縮小限界サイズ(w2、h2)とは、抽出された顔領域41を拡大および縮小した際に、画質をできるだけ劣化させずに拡大および縮小できる限界サイズのことである。そして、拡大限界サイズ(w1、h1)と縮小限界サイズ(w2、h2)からなる限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)がサイズ判定部39に入力される。なお、図4の中央には、撮影画像から抽出されたサイズ(w、h)の顔領域41が示されている。
画像合成領域サイズ検出部38は、テンプレートDB23に予め準備された複数のテンプレートデータから、顔領域41を合成する画像合成領域のサイズと画像合成領域の中心位置の座標を検出する。例えば、図5(A)に示すように、テンプレート43の場合では、画像合成領域サイズ検出部38は画像合成領域45の横方向の長さw3、縦方向の長さh3を検出し、画像合成領域45のサイズ(w3、h3)を検出する。さらに、テンプレート43の左上端を基準にして、画像合成領域45の中心位置の座標(X,Y)を検出する。
付加手段であるサイズ判定部39は、抽出された顔領域41から算出された限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に画像合成領域45のサイズ(w3、h3)が含まれるかを判定する。画像合成領域45のサイズ(w3、h3)が限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれると判定した場合、つまりw2<w3<w1、かつh2<h3<h1の場合には、顔領域41を画像合成領域45のサイズ(w3、h3)に合わせて変倍しても、顔領域41の画質が劣化しないということである。従って、サイズ判定部39は、画像合成領域45のデータを含むテンプレートデータに適合情報を付加する。適合情報が付加されたテンプレートデータは、RAM30に一時的に記録される。なお、他のテンプレートの場合も同様に、サイズ判定部39によって画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれると判定された場合には、テンプレートデータに適合情報が付加され、RAM30に一時的に記録される。また、画像合成領域サイズが限界サイズ範囲に含まれないと判定された場合には、適合情報の付加されていないテンプレートデータがRAM30に一時的に記録される。
サイズ判定部39がテンプレートDB23に予め準備された全てのテンプレートデータの画像合成領域のサイズと、抽出された顔領域41の限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)との判定を終了すると、図6に示すように、CPU20はRAM30に記録されているテンプレートデータおよび適合情報に基づいて、テンプレート選択画像50をモニタ10に表示する。この時CPU20は、適合情報が付加されたものには、そのテンプレートに「○」の印46を、適合情報が付加されていないものには、そのテンプレートに「×」の印47を表示する。テンプレートに表示された「○」の印46は、画像合成領域のサイズに合わせて顔領域を変倍して合成しても、合成された顔領域の画質が劣化しないこと(適合)を意味している。また、テンプレート画像に付された「×」の印47は、画像合成領域のサイズに合わせて顔領域を変倍して合成すると、顔領域の画質が劣化すること(不適合)を意味している。
画像処理部40は、マウス32によって「○」の印46が表示されたテンプレートが選択されると、このテンプレートの画像合成領域に顔領域41を合成させて、合成画像を作成する。例えば、テンプレート選択画像50からテンプレート43(図5(A)参照)が選択されると、画像処理部40は、選択されたテンプレート43の画像合成領域45のサイズ(w3、h3)に基づいて、顔領域41を画像合成領域45のサイズ(w3、h3)に合わせて変倍する。この変倍によって顔領域41は、画像合成領域45に収まる最大のサイズとされる。そして、画像処理部40は、図5(B)に示すように、顔領域41を画像合成領域45に重ね合わせ、合成画像55を作成する。この合成画像55は、モニタドライバ28を介してモニタ10に表示される。なお、作成された合成画像55の画像データをHDD22の画像データファイル24に記録することが好ましい。
画像処理部40で作成された合成画像55の画像データは、プリント指令とともに通信I/F29を介してプリンタ4に出力される。プリンタ4はプリント指令に基づいて、所定のサイズのプリント用紙に合成画像55をプリントする。
上記構成により合成画像を作成する処理手順を図7に示すフローチャートを用いて説明する。PC2のキーボード31やマウス32が操作され、画像合成用プログラム25が起動されると、画像データファイル24に格納された圧縮画像データが読み出され、モニタ10に撮影画像が一覧で表示される(図示せず)。ユーザがマウス32を操作して例えば撮影画像42(図3参照)を選択すると、選択された撮影画像42から人物の顔画像が特定され、図中二点鎖線で囲まれた顔領域41が抽出される。
そして、抽出された顔領域41の中心位置の座標(x、y)と顔領域41のサイズ(w、h)が検出される。さらに、顔領域41のサイズ(w、h)および解像度に基づいて、顔領域の拡大限界サイズ(w1、h1)及び縮小限界サイズ(w2、h2)からなる限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)が算出される(図4参照)。そして、予め準備された全てのテンプレートから画像合成領域の中心位置と、画像合成領域サイズがそれぞれ検出され、検出された各画像合成領域サイズが限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれるか否の判定が行われる。
全てのテンプレートの画像合成領域のサイズと限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)との判定が終了すると、モニタ10にはテンプレート選択画像50が表示される(図6参照)。このテンプレート選択画像50は、テンプレートDBに格納されている全てのテンプレートが一覧で表示されており、さらに、画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれる場合、テンプレートには「○」の印46が表示され、画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれない場合、テンプレートに「×」の印47が表示されている。そして、ユーザはテンプレート選択画像50を見ながら、例えば「○」の印46が表示されたテンプレート43をマウス32で選択する。このように、選択した撮影画像42の顔領域41を変倍して合成画像を作成する際に、ユーザは顔領域に対して最適なテンプレートを確実に選ぶことができる。
上記のように、例えばテンプレート43が選択されると、顔領域41は画像合成領域45のサイズ(w3、h3)に合わせて変倍され、画像合成領域45に合成される。これにより、図5(B)に示す合成画像55が作成される。この合成画像55は、モニタ10に表示される。
ユーザは表示された合成画像55を確認してから、プリンタ4にプリント指令を出力する。この時、プリンタ4にはプリント指令とともに合成画像55の画像データが出力される。プリンタ4は、プリント指示と合成画像55の画像データに基づいて、所定サイズのプリント用紙に合成画像55をプリントする。上記のように、抽出した顔領域41に対応する限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に予め準備された全てのテンプレートの画像合成領域のサイズが含まれているか否かを判定し、この判定結果も基づいてテンプレートに「○」または「×」の印を表示させることで、選択した撮影画像の顔領域に対して最適なテンプレートをユーザに知らせることができる。従って、ユーザは「○」の印46が表示されたテンプレートを選択すれば、顔領域の画質が劣化することはない。
なお、本実施形態では、抽出された顔領域41を変倍して合成画像を作成する際に、テンプレート選択画像50において最適なテンプレートには「○」の印46を表示し、不適切なテンプレートには「×」の印47を表示したが、適合情報が関連付けられたテンプレートだけをモニタ10に表示しても良い。
また、上記実施形態では最初に撮影画像42を選択し、この撮影画像42の顔領域41のサイズ(w、h)から、限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)を算出し、各テンプレートの画像合成領域のサイズが限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれるかを判定することで、顔領域41に対して最適なテンプレートをユーザに知らせたが、これに代えて、ユーザが最初にテンプレートを選択し、このテンプレートの画像合成領域のサイズに対して最適な顔領域を有した撮影画像をユーザに知らせてもよい。この場合、PC2の内部構成は上記実施形態の図2と同様である。
図8に示すフローチャートを用いて、ユーザがテンプレート43を選択した後で、このテンプレート43に適合する撮影画像42を表示させるプロセスを説明する。図5(B)に示す合成画像55の作成を行う際には、マウス32の操作によって画像合成用プログラム25が起動される。画像合成用プログラム25の起動により、CPU20はテンプレートDB23に予め準備された全てのテンプレートの一覧(図示せず)をモニタ10に表示する。ユーザはマウス32を操作して表示されたテンプレートからいずれかを選択する。
例えば、ユーザが図5(A)に示すテンプレート43を選択すると、画像合成領域サイズ検出部38はテンプレート43の画像合成領域45の中心位置の座標(X,Y)とサイズ(w3、h3)を検出する。この時、顔領域抽出部35は、画像データファイル24に格納されている全ての撮影画像から人物の顔画像が含まれた顔領域を抽出する。そして、顔領域サイズ検出部36は、抽出された顔領域のそれぞれに対して、中心位置の座標及びサイズを検出する。そして、限界サイズ算出部37は、検出された顔領域サイズおよび解像度に基づいて、各顔領域に対応する限界サイズ範囲を算出する。
サイズ判定部39は、選択されたテンプレート43の画像合成領域45のサイズ(w3、h3)が、各顔領域から算出された限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、画像合成領域45のサイズ(w3、h3)が限界サイズ範囲に含まれると判定した場合には、この限界サイズ範囲を算出した顔領域を有する撮影画像データに適合情報を付加する。この適合情報が付加された撮影画像データは、RAM30に一時的に記憶される。また、画像合成領域45のサイズが限界サイズ範囲に含まれないと判定された場合は、適合情報が付加されない撮影画像データがRAM30に一時的に記憶される。
そして、抽出された顔領域に対応する限界サイズ範囲が全て判定されると、図9に示すように、CPU20はRAM30に記録された撮影画像データおよび適合情報に基づいて、モニタ10に全ての撮影画像を一覧で表示する。さらに、CPU20は、適合情報が付加されている撮影画像には「○」の印46を、適合情報が付加されていない撮影画像には「×」の印47を表示する。これにより、ユーザはモニタ10に表示された撮影画像選択画像60から「○」の印46が表示された撮影画像を選択することで、ユーザは選択したテンプレートの画像合成領域のサイズに最適な撮影画像を選ぶことができる。
上記第1の実施形態では、撮影画像から抽出した顔領域をテンプレートの画像合成領域のサイズに合わせて変倍させたが、以下に示す第2の実施形態では、撮影画像から抽出した顔領域を用紙サイズに応じて設定されたプリント領域の大きさに変倍させるものである。この場合、画像処理装置であるPC61は、第1の実施形態と同様にデジタルカメラ3及びプリンタ4と接続されている。また、図10はPC61の内部構造を示すが、第1の実施形態で用いられたPC2と同一の構成部材には同じ符号を付して、その説明は省略する。
記憶手段であるHDD22に設けられた用紙サイズデータベース62(用紙サイズDB62)には、プリンタで印刷可能な各種用紙サイズ、および用紙サイズに応じて設定されたプリント領域に関する用紙情報が格納されている。そして、DSP27には、用紙サイズDB62から用紙情報を読み出して、各種用紙サイズのプリント領域の大きさを検出する用紙サイズ検出部63が設けられている。
ユーザがマウス32を操作して、画像データファイル24に格納されている複数の撮影画像から、例えば図3に示す撮影画像42を選択すると、顔領域抽出部35は撮影画像42から人物の顔を含む顔領域41を抽出し、さらに、顔領域サイズ検出部36は顔領域41の中心位置の座標(x、y)およびサイズ(w、h)を検出する。そして、限界サイズ算出部37は、顔領域41のサイズ(w、h)および解像度に基づいて、顔領域41の画質をできるだけ劣化させずに拡大および縮小できる縮小限界サイズ(w1、h1)および拡大限界サイズ(w2、h2)を算出し、この拡大および縮小限界サイズからなる顔領域41の限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)が算出される。算出された限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)はサイズ判定部65に入力される。
図11は、用紙サイズに応じて設定されたプリント領域について説明する。用紙サイズ検出部63は、用紙サイズDB62に格納されている各種用紙情報から、例えばハガキサイズの用紙情報を読み出す。そして、この用紙情報からハガキサイズに設定されたプリント領域67(図中点線)のサイズ(w4、h4)を検出する(横方向の長さw4と縦方向の長さh4)。そして、この検出結果をサイズ判定部65に入力する。このように用紙サイズ検出部63は、用紙サイズDB62に格納されている全ての用紙情報から各種用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズを検出し、この検出結果をサイズ判定部65に入力する。なお、用紙サイズとしては、ハガキサイズ、Lサイズ、2Lサイズ、A6サイズ、B6サイズ,A5サイズ,B5サイズ、A4サイズ、B4サイズなどである。また、使用できる用紙サイズはプリンタ4によって異なるので、適宜に設定することが好ましい。
サイズ判定部65は、用紙サイズ検出部63によって検出された各プリント領域のサイズが、顔領域41から算出された限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれるかを判定する。サイズ判定部65によって限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)にプリント領域サイズ(w4、h4)が含まれると判定した(w2≦w4≦w1、h2≦h4≦h1)際には、このプリント領域のサイズが設けられた用紙情報に適合情報が付加され、RAM30に一時的に記録される。また、限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)にプリント領域サイズ(w4、h4)が含まれないと判定した際(w4≦w2、w1≦w4、およびh4≦h2、h1≦h4)には、用紙情報には適合情報が付加されずに、用紙情報がRAM30に一時的に記憶される。この判定は、用紙サイズDB62に格納されている全ての用紙情報に対して行われる。
画像処理部70は、RAM30に記録されている用紙情報および適合情報に基づいて、図12に示すように、モニタ10に用紙サイズ選択画像71を表示する。用紙サイズ選択画像71とは、プリンタ4でプリント可能な用紙サイズを一覧で表示するものである。さらに、CPU20は、用紙情報に適合情報が付加さている用紙サイズには「○」の印72を表示し、用紙情報に適合情報が付加されていない用紙サイズには「×」の印73を表示する。
次に、図13のフローチャートを用いて、撮影画像42から抽出した顔領域41をハガキサイズのプリント用紙66にプリントする際の方法を説明する。ユーザからの操作指示により、モニタ10に撮影画像が一覧で表示される(図示せず)。例えばユーザが、一覧で表示された撮影画像の中から図3に示す撮影画像42を選択すると、撮影画像42から人物の顔画像が特定され、二点鎖線で示す顔領域41が抽出される。
そして、顔領域41の中心位置の座標(x、y)およびサイズ(w、h)が検出される。さらに、顔領域41のサイズ(w、h)および解像度に基づいて、図4に示すように、顔領域41の限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)が算出される。
また、用紙サイズDB62に格納されている用紙情報に基づいて、各用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズがそれぞれ検出され、検出された各プリント領域のサイズが顔領域41のサイズ(w、h)から算出された限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)に含まれるかを判定する。
全ての用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズと限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)との判定が終了すると、モニタ10に用紙サイズ選択画像71が表示される。用紙サイズ選択画像71の各用紙サイズには、サイズ判定部65の判定結果に基づいて、「○」の印72または「×」の印73のいずれかが表示されている。そして、ユーザは「○」の印72が表示されている用紙サイズから所望のサイズを選択する。この時、用紙サイズ選択画像71から例えばハガキサイズを選択した場合は、ハガキサイズのプリント領域67のサイズ(w4、h4)に合わせて変倍された顔領域41の画像データとプリント指令がプリンタ4に出力される。
そして、ユーザはプリンタ4にハガキサイズのプリント用紙66をセットする。プリント用紙66のセットが完了すると、プリンタ4はプリント指示及び変倍処理された顔領域41の画像データに基づいて、図11に示すようにプリント用紙66のプリント領域67に顔領域41をプリントする。上記のように、顔領域41の限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)と各用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズとを判定し、「○」の印72が表示された用紙サイズを選択するので、プリント領域のサイズに変倍された顔領域がプリントされても画質が劣化することがない。
なお、上記第2の実施形態では、初めに撮影画像42を選択し、この撮影画像42の顔領域41から算出された限界サイズ範囲(w2≦w≦w1、h2≦h≦h1)と、各用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズとを判定して最適な用紙サイズをユーザに知らせたが、これに代えて、図14のフローチャートに示すように、モニタ10に一覧表示された用紙サイズの中から、所望の用紙サイズをユーザに選択させ、この選択された用紙サイズに設定されたプリント領域のサイズと、各撮影画像から抽出された顔領域41の限界サイズ範囲とを判定し、この判定結果に基づいてモニタ10に一覧表示された撮影画像に「○」および「×」の印を表示させて、選択した用紙サイズに適合する撮影画像を知らせてもよい。
なお、上記各実施形態では、入力手段であるデジタルカメラ3と画像処理装置であるPC2とを通信I/F29を介して接続し、PC2にデジタルカメラ3から圧縮画像データを入力したが、入力手段としては、スキャナーやメモリカードなどの記録媒体から圧縮画像データを読み出すドライバ等を用いてもよい。また、さらにまた、画像処理装置としてはPCを用い、入力手段としてはデジタルカメラを用いているが、デジタルカメラに画像処理装置を内蔵し、CCDなどの撮像装置を入力手段としてもよい。
また、上記各実施形態では、撮影画像から人物の顔画像を特定し、この顔画像が収まる矩形の顔領域を抽出したが、これに限らず、人物全体や人物の体の一部を特定し、この人物全体や体の一部を含む領域を抽出してもよい。
なお、テンプレートとしては、単にレイアウトの枠組を示すものではなく、キャラクタや絵柄などの背景を含む装飾枠全般を指すものでもよい。
2 PC
3 デジタルカメラ
4 プリンタ
20 CPU
35 顔領域抽出部
36 顔領域サイズ検出部
37 限界サイズ算出部
38 画像合成領域サイズ検出部
39 サイズ判定部
41 顔領域
42 撮影画像
43 テンプレート
45 画像合成領域
55 合成画像
3 デジタルカメラ
4 プリンタ
20 CPU
35 顔領域抽出部
36 顔領域サイズ検出部
37 限界サイズ算出部
38 画像合成領域サイズ検出部
39 サイズ判定部
41 顔領域
42 撮影画像
43 テンプレート
45 画像合成領域
55 合成画像
Claims (4)
- デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、サイズの異なる画像合成領域を有する複数のテンプレートを記憶する記憶手段とを備え、前記抽出された顔領域をテンプレートの前記画像合成領域のサイズに合わせて変倍して合成する画像処理装置において、
入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、
前記顔領域抽出手段によって前記選択されたデジタル画像から前記顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、
前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、
前記各テンプレートの前記画像合成領域のサイズが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定された画像合成領域を有する前記テンプレートに適合情報を付加する付加手段と、
前記適合情報が付加された前記テンプレートを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、サイズの異なる画像合成領域を有する複数のテンプレートを記憶する記憶手段とを備え、前記抽出された顔領域をテンプレートの前記画像合成領域のサイズに合わせて変倍して合成する画像処理装置において、
前記記憶手段に記憶された複数の前記テンプレートからいずれかを選択する選択手段と、
入力手段から入力されたデジタル画像から前記顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、
前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ算出手段と、
前記選択されたテンプレートの画像合成領域のサイズが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、前記限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、
前記適合情報が付加された前記デジタル画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、プリンタで印刷可能な用紙サイズ、およびこの用紙サイズに応じて設定されたプリント領域に関する用紙情報を記憶する記憶手段とを備え、前記各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさに合わせて前記顔領域を変倍し、この変倍した顔領域の画像を前記プリンタに出力する画像処理装置において、
入力手段から入力されたデジタル画像を選択する選択手段と、
前記顔領域抽出手段によって前記選択されたデジタル画像から顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、
前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、
前記用紙情報に基づいて、各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この判定されたプリント領域に関する用紙情報に適合情報を付加する付加手段と、
前記適合情報が付加された前記用紙情報に基づいて、前記用紙サイズを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - デジタル画像から被写体の顔画像を含む顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、プリンタで印刷可能な用紙サイズ、およびこの用紙サイズに応じて設定されたプリント領域に関する用紙情報を記憶する記憶手段とを備え、前記各用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさに合わせて前記顔領域を変倍し、この変倍した顔領域の画像を前記プリンタに出力する画像処理装置において、
前記記憶手段に記憶された用紙情報に基づいて、所定の用紙サイズを選択する選択手段と、
入力手段から入力されたデジタル画像から前記顔領域抽出手段によって顔領域が抽出された際に、この顔領域のサイズを検出する顔領域サイズ検出手段と、
前記顔領域のサイズおよび解像度に基づいて、前記顔領域を拡大した際の限界サイズおよび縮小した際の限界サイズからなる限界サイズ範囲を算出する限界サイズ範囲算出手段と、
前記選択された用紙サイズに関する用紙情報に基づいて、前記選択された用紙サイズに設定されたプリント領域の大きさが前記限界サイズ範囲に含まれるかを判定し、前記限界サイズ範囲に含まれると判定された際に、この限界サイズ範囲を算出した顔領域を有するデジタル画像に適合情報を付加する付加手段と、
前記適合情報が付加されたデジタル画像を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006018781A JP2007200091A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006018781A JP2007200091A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007200091A true JP2007200091A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38454639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006018781A Abandoned JP2007200091A (ja) | 2006-01-27 | 2006-01-27 | 画像処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007200091A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009225281A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Fujifilm Corp | プリント受付装置、プリント受付システム、サーバ装置、端末装置、プリントサイズ提案方法、プリントサイズ設定方法及びプログラム |
JP2013115597A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Canon Inc | 画像処理装置 |
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2006
- 2006-01-27 JP JP2006018781A patent/JP2007200091A/ja not_active Abandoned
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