JP2005196659A - 画像処理装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 文書を示す画像のスキュー補正を行う際、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像を補正する。
【解決手段】 画像処理装置は、画像入力部1により文書を読み取り、画像データを生成する。画像処理装置は、生成した画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、画像中における該領域の原点からの移動量を求める。また画像処理装置は、該画像のスキュー角度を検知し、該スキュー角度から該画像のスキューを補正する角度を求める。画像処理装置は、求めたスキュー角度と移動量とに基づいて、画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書を示す画像の傾きを検知し、その傾きを補正する技術に関する。
文書をイメージスキャナで読み取った際に得られる画像データや、ファクシミリ装置が受信する画像データを解析し、画像中の文字が記されている領域に対して文字認識処理を施し、画像として読み取った文書から文章を抽出する技術が知られている。この技術においては、読み取った画像に傾きが無いこと、すなわちスキューが無いことが、元の文章を正確に抽出するための前提としてあり、読み取った画像にスキューがある場合には、スキューを補正する必要がある。従来、このスキューを補正する技術として、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている技術が知られている。
特許文献1に記載されている文書傾き補正装置は、まず、角度を順次変えて2値画像を回転させ、回転させた画像に外接する矩形を作成する。次に、この文書傾き補正装置は、この矩形の面積が最小となる角度を画像のスキュー角度とし、このスキュー角度に基づいて画像の傾きを補正する。
特許文献2に記載されている画像処理装置は、まず、画像を示す画素の連結性を調べながら矩形領域を設定し、画像内で矩形領域の存在する範囲を想定しながら、この範囲内で矩形領域の端点の座標値を所定方向に射影し、射影のヒストグラムを求める。次に、この画像処理装置は、この射影のヒストグラムが最大となる角度をスキュー角度として検知し、検知したスキュー角度に基づいて画像の傾きを補正する。
特開平2−170280号公報 特開平6−203202号公報
さて、画像を回転させてスキューを補正する場合、ある位置を画像の回転中心として定め、画像を回転させるが、回転の中心位置によって以下に述べる不具合が生じ得る。例えば、図24に示したように、イメージスキャナのプラテンガラス上に斜めに載置された文書をスキャンした場合、図において点線で示した領域が画像の読み取り範囲であるとすると、スキャンにより得られる画像は、図25に示したようになる。この画像中に示されている文書のスキューを補正するために、例えば、画像領域の左上の端点P1を中心として画像を回転させた場合、補正後の画像は、図26に例示したようになる。この際、図26に示したように、読み取った文書の一部が図中の点線で示された画像領域外に移動してしまい、文書の一部が欠落してしまうこととなる。また、画像領域の右下の端点P2を中心として画像を回転させたとしても、補正後の画像は、図27に例示したようになり、読み取った文書の一部が図中の実線で示された画像領域外に移動してしまい、文書の一部が欠落してしまうこととなる。
このような問題に対して、特許文献1や特許文献2には、スキューを補正する技術が記載されているが、いずれもスキューの補正に止まるものであるため、読み取った文書の一部がスキュー補正時に欠落してしまうという問題を解決することはできない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、画像のスキュー補正を行う際、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像を補正する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、画像データを受け取る入力手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、前記画像の基準点と、検知した領域の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求める情報位置検知手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記情報位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段とを有する画像処理装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータ装置を、画像データを受け取る入力手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、前記画像の基準点と、検知した領域の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求める情報位置検知手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記情報位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段として機能させるためのプログラムと、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、文書を示す画像領域が、受け取った画像データが示す画像中から検知される。文書を示す領域が検知されると、画像データが示す画像の傾き角度が検知され、傾きを補正するためのスキュー角度が求められる。また、検知した領域の画像中における原点からの移動量が求められ、求められた移動量とスキュー角度とに基づいて、画像データが示す画像が補正される。
また本発明は、画像データを受け取る入力手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した全ての領域を包含する図形を生成する包含図形生成部と、前記包含図形生成部が生成した図形の基準点と、前記画像の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求めるオブジェクト位置検知手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段とを有する画像処理装置を提供する。
また本発明は、コンピュータ装置を、画像データを受け取る入力手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した全ての領域を包含する図形を生成する包含図形生成手段と、前記包含図形生成手段により生成された図形の基準点と、前記画像の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求めるオブジェクト位置検知手段と、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段として機能させるプログラムと、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、文字、写真、図形、絵などのオブジェクトを示す画像領域が、受け取った画像データが示す画像中から検知される。オブジェクトを示す領域が検知されると、画像データが示す画像の傾き角度が検知され、傾きを補正するためのスキュー角度が求められる。また、検知した領域の画像中における原点からの移動量が求められ、求められた移動量とスキュー角度とに基づいて、画像データが示す画像が補正される。
本発明によれば、画像のスキュー補正を行う際、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像を補正することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
[1.第1実施形態]
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係わる画像処理装置の全体構成を例示するブロック図である。図1に示したように、画像処理装置の各部は、バス9に接続されており、このバス9を介して各部間でデータの授受を行う。
演算制御部3は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、画像処理装置の各部を制御する制御プログラムを記憶しているROM(Read Only Memory)などを具備している(いずれも図示略)。CPUは、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROMから制御プログラムを読み出して実行し、RAMを作業エリアとして画像処理装置の各部の制御を行う。
画像入力部1は、例えば、イメージスキャナを具備しており、演算制御部3の制御の下、イメージスキャナのプラテンガラス上に載置された文書をR(Red)、G(Green)およびB(Blue)の色成分毎に読み取る。画像入力部1は、文書を読み取ると、読み取った文書を示すデータであって、個々の画素において各色成分毎に複数ビットで濃淡を表した画像データ(以下、RGB画像データと称する)を生成する。なお、画像入力部1のイメージスキャナは、文書をプラテンガラスに押圧する原稿抑え部の色がグレーとなっている。このため、図2に例示したように、文書がプラテンガラス上に載置されると、図3に例示したように文書以外の部分の色がグレーのRGB画像データが生成される。
データ記憶部2は、例えば、データを永続的に記憶するハードディスク装置を有しており、演算制御部3の制御の下、画像入力部1が生成したRGB画像データや、階調補正部4、スキュー補正部5、色信号変換部6などにおいて画像処理が行われた画像データなどを記憶する。階調補正部4は、画像入力部1が具備するイメージスキャナの装置特性を考慮し、データ記憶部2に記憶されたRGB画像データが示す画像の階調を、各種画像処理を行うのに適した階調に補正する。スキュー補正部5は、バス9を介してデータ記憶部2から供給されるRGB画像データが示す画像に対してスキューを補正する処理を行い、スキュー補正後の画像を示す画像データを生成する。スキュー補正部5の詳細については、後に説明する。
画像表示部7は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置や液晶ディスプレイ装置などのディスプレイ装置を有しており、演算制御部3の制御の下、データ記憶部2に記憶されている画像データに従って、画像データが示す画像を表示する。
色信号変換部6は、紙に印刷行う際に用いる画像データを生成するものである。具体的には、RGB画像データが示すカラー画像を、カラー印刷におけるインクの基本色である、Y(Yellow)、M(Magenta)、C(Cyan)、K(黒版/Black)の色成分を用いて表す画像データ(以下、YMCK画像データと称する)に変換する。
画像出力部8は、例えば、印刷用紙に文字や画像を印刷する印刷機構を有しており、演算制御部3の制御の下、色信号変換部6が生成したYMCK画像データに従って、YMCK画像データが示す画像を印刷する。
<スキュー補正部5の構成>
次に、スキュー補正部5の構成について、図4を用いて説明する。図4に示したように、スキュー補正部5は、原稿領域境界検出部100と、原稿領域移動方向量算出部101と、スキュー角検知部102と、画像補正部103とを具備している。スキュー補正部5には、データ記憶部2に記憶されているRGB画像データが入力され、入力されたRGB画像データは、原稿領域境界検出部100と、スキュー角検知部102と、画像補正部103とに供給される。
原稿領域境界検出部100は、RGB画像データが示す画像において紙面を示す領域の検知を行う。RGB画像データが示す画像は、図2に例示したように、文書が斜めに載置された状態で文書の読み取りが行われると、図3に例示したように紙面以外の部分の画素がグレーとなる。原稿領域境界検出部100は、RGB画像データが入力されると、画素を順次走査し、画素がグレーから紙面の色に変化する部分を検知し、検知した部分を、紙面と紙面でない部分との境界とする。原稿領域境界検出部100は、境界を検知すると、図5に示したように、境界外に位置する画素(即ち、グレーの領域を示す画素)を白、その他の部分の画素(即ち、紙面の領域を示す画素)を黒とした、2値の原稿領域画像データを生成する。原稿領域境界検出部100は、生成した原稿領域画像データを原稿領域移動方向量算出部101へ供給する。なお、本実施例では、文書をプラテンガラスに押圧する原稿抑え部の色をグレーとし、画素の色がグレーから載置された文書の紙面の色に変化する部分を原稿領域の境界として検知しているが、原稿領域の境界を求める方法は、これに限定されるものではない。例えば、原稿抑え部と文書の紙面の色が同じ場合に文書を読取ると、読取った画像において紙面の領域と原稿抑え部との境が筋として読取られるが、この筋を検知して、紙面と紙面でない部分との境界とし、2値の原稿領域画像データを生成するようにしてもよい。
原稿領域移動方向量算出部101は、原稿領域画像データが示す画像において、図5に例示したようにx−y座標を設定し、紙面の領域が、画像中のどの位置にあるか検知する。原稿領域画像データにおいては、紙面の領域が黒画素で示されているので、まず、紙面の領域を抽出し、紙面の頂点の座標を求める。なお、原稿領域画像データが示す画像において頂点がない場合には、紙面の領域を示す辺を基に頂点を求め、求めた頂点の座標を求める。原稿領域移動方向量算出部101は、求めた座標のうち、紙面の領域の原点、即ち、画像の原点に最も近い座標(x1,y1)を移動方向量データとして、画像補正部103へ出力する。
スキュー角検知部102は、入力されたRGB画像データから、RGB画像データが示す画像のスキュー角度を検知し、画像を回転させてスキューを補正する際の回転角度を求める。例えば、RGB画像データが示す文書のスキュー角度が−θであったとすると、文書のスキューをなくすためには、+θだけ画像を回転させればよいので、スキュー角検知部102は、スキュー角度の符号を逆にした角度を、スキューを補正するための回転角度とする。スキュー角検知部102は、この回転角度を示すスキュー角度データを画像補正部103へ出力する。
画像補正部103は、図6に示したように、画像移動部300と画像回転部301とを具備しており、RGB画像データが示す文書の傾きおよび位置の補正を行う。
画像移動部300には、RGB画像データと移動方向量データとが入力される。画像移動部300は、これらのデータが入力されると、RGB画像データが示す画像において、移動方向量データが示す座標(x1,y1)の画素が、座標の原点(0,0)に位置するように画像を平行移動させ、移動後の画像を示す画像データを画像回転部301に供給する。
画像回転部301は、画像移動部300から画像データが供給されると、この画像データが示す画像を、座標の原点を中心とし、スキュー角度データが示す角度に基づいて回転させる。画像回転部301は、画像の回転処理が終了すると、回転後の画像を示す補正画像データを生成する。
<動作>
次に、図7を参照し、画像処理装置がスキュー補正処理を行う際の動作について説明する。
画像処理装置の使用者が、図示を省略したキーを操作して、画像入力部1に載置された文書の読み取りを指示する旨の操作を行うと、演算制御部3は図7に示した処理を行う。
まず、演算制御部3は画像入力部1を制御し、載置された文書をRGBの色成分毎に読み取らせる。画像入力部1が具備するイメージスキャナに図2に例示したように文書が載置された場合、画像入力部1は、文書の読み取りが終了すると、図3に例示した画像を示すRGB画像データを生成する。演算制御部3は、画像入力部1にて生成された、RGB画像データを、データ記憶部2に記憶させる(ステップS100)。
演算制御部3は、RGB画像データをデータ記憶部2に記憶させると、このRGB画像データを、階調補正部4に供給する。階調補正部4は、RGB画像データが供給されると、供給されたRGB画像データに対して階調補正処理を行い、RGB画像データの階調を補正する(ステップS101)。階調補正部4において、RGB画像データの階調補正が終了すると、演算制御部3の制御の下、階調補正されたRGB画像データがデータ記憶部2に記憶される。この後、演算制御部3は、階調補正処理がされたRGB画像データをスキュー補正部5に供給する(ステップS102)。スキュー補正部5に供給されたRGB画像データは、原稿領域境界検出部100と、スキュー角検知部102と、画像補正部103に入力される。
スキュー角検知部102においては、入力されたRGB画像データが示す画像のスキューを補正するの必要な角度が求められ、この角度を示すスキュー角度データが画像補正部103へ出力される。原稿領域境界検出部100は、図3に例示した画像を示すRGB画像データが入力されると、グレーの画素と白の画素とから、紙面と紙面でない部分との境界部分を検知し、図5に例示したように、検知した境界内に位置する画素の値を黒、その他の部分に位置する画素を白とした、原稿領域画像データを生成する。この原稿領域画像データは、原稿領域移動方向量算出部101に供給される。
原稿領域移動方向量算出部101は、原稿領域画像データが供給されると、このデータから紙面の領域を抽出し、図8に示したように紙面の頂点の座標(x1,y1)〜(x4,y4)を求める。原稿領域移動方向量算出部101は、紙面の頂点を求めると、求めた座標のうち、原点に最も近い座標(x1,y1)を移動方向量データとして画像補正部103へ供給する。
画像補正部103の画像移動部300は、RGB画像データと移動方向量データとが入力されると、移動方向量データが示す座標(x1,y1)の画素が、座標の原点(0,0)に位置するように、即ち、x軸方向に(−x1)、y軸方向に(−y1)だけ画像を平行移動させ、図9に示した、移動後の画像を示す画像データを画像回転部301に供給する。画像回転部301は、画像移動部300から供給された画像データが示す画像を、座標の原点を中心とし、入力されたスキュー角度データが示す角度に基づいて回転させる。画像回転部301は、画像の回転が終了すると、図10に示した、回転後の画像を示すスキュー補正画像データを生成する。この補正画像データは、演算制御部3の制御の下、データ記憶部2に記憶される(ステップS103)。
以上説明したように本実施形態によれば、画像の回転と移動とを行うことにより、文書を示す画像のスキュー補正を行う際、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像が補正される。
[2.第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、スキュー補正部5の構成と、画像補正部103の構成が第1実施形態と異なる。なお、他の部分の構成は、第1実施形態と同じであるため、第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
<スキュー補正部5Aの構成>
図11は、本発明の第2実施形態に係わるスキュー補正部5Aの構成を例示するブロック図である。図11に示したように、スキュー補正部5Aにおいては、スキュー角検知部102から出力されるスキュー角度データが、画像補正部103Aに供給されると共に、原稿領域移動方向量算出部101Aにも供給される。
原稿領域移動方向量算出部101Aは、まず、第1実施形態の原稿領域移動方向量算出部101と同様に、紙面の領域を抽出した後、紙面の頂点の座標を求め、図8に示したように、求めた座標のうち原点に最も近い頂点の座標(x1,y1)を求める。次に原稿領域移動方向量算出部101Aは、座標(x1,y1)に位置する画素を、原点を中心として、スキュー角度データが示す角度に基づいて回転させた時の座標(x1',y1')を求める。x−y座標系において座標が(p,q)である画素を角度θで回転させる場合、回転後の画素の座標(p',q')は、以下の式で表される。
Figure 2005196659
原稿領域移動方向量算出部101Aは、スキュー角度データが示す角度と、座標(x1,y1)とを上記式に代入して、座標(x1',y1')を求める。原稿領域移動方向量算出部101Aは座標(x1',y1')を求めると、この座標を示すデータを移動方向量データとして、画像補正部103Aへ供給する。
<画像補正部103Aの構成>
次に、図12を用いて、本発明の第2実施形態に係わる画像補正部103Aについて説明する。図12に示したように、画像補正部103Aに供給されたRGB画像データと、スキュー角度データは、画像回転部301Aに入力される。画像回転部301Aは、入力されるRGB画像データが示す画像を、座標の原点を中心とし、入力されるスキュー角度データが示す角度に基づいて回転させる。具体的には、画像回転部301Aは、図3に示した画像を示すRGB画像データが入力されると、画像のスキューを補正し、図13に示した、スキュー補正後の画像を示すスキュー補正画像データを画像移動部300Aへ供給する。
画像移動部300Aは、供給される移動方向量データを用いて、スキュー補正画像データが示す画像を移動させる。具体的には、RGB画像データと移動方向量データとが入力されると、移動方向量データが示す座標(x1',y1')の画素が、座標の原点(0,0)に位置するように、即ち、x軸方向に(−x1')、y軸方向に(−y1')だけ画像を平行移動させ、移動後の画像を示す補正RGB画像データを出力する。例えば、図13に示した画像を示すスキュー補正画像データが供給されると、図10に示した画像を示す補正RGB画像データを出力する。
以上説明したように画像を回転させた後、回転後の画像を移動させても、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像のスキューを補正することができる。
[3.第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、スキュー補正部5の構成と画像補正部103の構成が第1実施形態と異なる。なお、他の部分の構成は、第1実施形態と同じであるため、第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
<スキュー補正部5Bの構成>
図14は、本発明の第3実施形態に係わるスキュー補正部5Bの構成を例示するブロック図である。図14に示したように、スキュー補正部5Bは、原稿領域境界検出部100と、原稿領域移動方向量算出部101Bと、スキュー角検知部102と、回転中心位置決定部104とを有している。
原稿領域境界検出部100は、原稿領域画像データを生成し、生成したデータを原稿領域移動方向量算出部101Bへ供給する。また原稿領域境界検出部100は、生成した原稿領域画像データを回転中心位置決定部104へ供給する。
原稿領域移動方向量算出部101Bは、原稿領域画像データが供給されると、このデータから紙面の領域を抽出し、図8に示したように紙面の頂点の座標(x1,y1)〜(x4,y4)を求める。原稿領域移動方向量算出部101は、紙面の頂点を求めると、求めた座標のうち、紙面の領域の原点、即ち、原点に最も近い座標(x1,y1)を示す移動方向量データを画像補正部103Bと、回転中心位置決定部104とへ供給する。
回転中心位置決定部104は、画像補正部103Bにおいて画像を回転させる際の回転中心となる座標を求めるものであり、例えば、移動方向量データが示す座標、即ち(x1,y1)を回転中心座標とする。回転中心位置決定部104は、この回転中心座標を示す回転中心位置データを、画像補正部103Bへ供給する。なお、回転中心となる座標は、移動方向量データが示す座標に限定されるものではない。
<画像補正部103Bの構成>
図15は、本発明の第3実施形態に係わる画像補正部103Bの構成を例示するブロック図である。図15に示したように画像補正部103Bは、画像移動部300Bと、画像回転部301Bとを有している。
画像回転部301Bには、RGB画像データと、スキュー角度データおよび回転中心位置データが入力される。画像回転部301Bは、スキュー角度データが示す角度を基に、回転中心位置データが示す座標を中心にして、入力されるRGB画像データが示す画像を回転させる。画像回転部301Aは、画像を回転させ、紙面を示す領域の傾きを補正すると、補正後の画像を示すスキュー補正画像データを画像移動部300Bへ供給する。例えば、図3に示した画像を示すRGB画像データが供給されると、図16に示した画像を示すスキュー補正画像データを出力する。
画像移動部300Bには、スキュー補正画像データと移動方向量データとが入力される。画像移動部300Bは、これらのデータが入力されると、スキュー補正画像データが示す画像において、移動方向量データが示す座標(x1,y1)の画素が、座標の原点(0,0)に位置するように画像を平行移動させ、移動後の画像を示す補正画像データを出力する。具体的には、図10に示した画像を示すスキュー補正画像データが供給されると、図10に示した画像を示す補正RGB画像データを出力する。
以上説明したように、座標の原点を中心とせずに画像を回転させ、回転後の画像を移動させても、文書に係わる領域を欠落させることなく、画像のスキューを補正することができる。
[4.第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態は、図17に示したように、画像補正部103の構成が第1実施形態と異なる。なお、他の部分の構成は、第1実施形態と同じであるため、第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態に係わる画像補正部103Eは、回転移動係数算出部302と、画像回転移動部303とを有している。回転移動係数算出部302は、アフィン変換によりRGB画像データが示す画像を回転・移動させる際に必要となる係数を算出する。
ここで、アフィン変換について説明する。x−y座標系において座標が(x,y)である画素を角度θで回転させ、回転移動後の画素をx軸方向にa、y軸方向にbだけ平行移動させる場合、移動後の画素の座標(x'、y')は以下の式で表される。
Figure 2005196659
即ち、画像を回転させるための回転係数(行列A)と、画像を平行移動させるための移動係数(行列B)とが求まると、回転および移動させた後の画素の座標が求められる。画像移動係数算出部302は、この移動係数と回転係数とを求める。
具体的には、回転移動係数算出部302は、原稿領域移動方向量算出部101が検知した紙面の領域の4つの頂点の座標のうち、原点に最も近い頂点の座標(x1,y1)をまず求める。画像回転移動部303は、この求めた座標で特定される画素を原点の位置まで移動させる処理、即ち、x軸方向に−x1、y軸方向に−y1だけ画像を平行移動させる処理を行うので、回転移動係数算出部302は、(−x1,−y1)を、画像を平行移動させるための移動係数として画像回転移動部303へ供給する。また、回転移動係数算出部302は、入力されたスキュー角度データを用いて回転係数(cosθ,−sinθ,sinθ、cosθ)を求め、求めた係数を、画像を回転させるための回転係数として画像回転移動部303へ供給する。画像回転移動部303は、供給された回転係数と移動係数とを用い、RGB画像データが示す画像を、アフィン変換により回転および移動させ、移動後の画像を示す補正画像データを生成し出力する。このような態様によれば、画像の移動処理と画像の回転処理とが同時に行われるので、第1実施形態のように画像の移動と回転とが別々に行われる場合と比較して、処理速度の面と画像処理に使用するメモリの面からみて効率の良い画像補正を行うことが可能となる。
[5.第5実施形態]
次に本発明の第5実施形態について説明する。図18に示したように、本発明の第5実施形態は、スキュー補正部5の構成が第1実施形態と異なる。なお、他の部分の構成は、第1実施形態と同じであるため、第1実施形態と同じ部分については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
<スキュー補正部5Cの構成>
まずスキュー補正部5Cの構成について説明する。スキュー補正部5Cは、図18に例示したように、情報領域検出部105と、情報領域位置情報算出部106と、スキュー角検知部102と、画像補正部103Cとを具備している。
情報領域検出部105は、図19に示したように、2値化部200と、ラベリング部201と、ノイズ除去部202と、包含外接矩形生成部203とを有している。
2値化部200は、入力されるRGB画像データに対して2値化処理を行い、2値画像データを生成する。2値化部200は、生成した2値画像データをラベリング部201へ供給する。ラベリング部201は、供給された2値画像データが示す画像において、黒画素が連結している領域を検知する。これにより、画像中に含まれている文字、写真、図形、絵など(以下、これらの要素をオブジェクト称する)が検知される。ラベリング部201は、黒画素が連結している領域を検知すると、検知した領域毎に、領域を一意に識別するラベル番号を付加し、ラベル番号が付加されたラベル付き2値画像データをノイズ除去部202へ供給する。
ノイズ除去部202は、ラベル付き2値画像データにおいてノイズに相当する画素を除去する処理を行う。具体的には、ノイズ除去部202は、ラベル付き2値画像データに付加されたラベル番号に従って順次ラベル番号で特定される領域の画素を抽出し、抽出した画素数が予め定めた数より少ない場合には、この領域内の黒画素はノイズであると判断する。ノイズ除去部202は、ノイズであると判断すると、この領域に付加されたラベル番号を削除する。これにより、画像入力部1において文書を読み取る際、文書と共にプラテンガラス上の汚れや、文書の汚れが読み取られるが、この汚れに相当する画素がノイズとして除去される。ノイズ除去部202は、全ての領域についてノイズか否かの判断を終了すると、ノイズ除去の処理が施された2値画像データを包含外接矩形生成部203へ供給する。
包含外接矩形生成部203は、図20に例示したように、供給された2値画像データにおいてラベルが付加されている領域を包含する外接矩形を生成し、生成した矩形を示す矩形データを情報領域位置情報算出部106へ供給する。なお、包含外接矩形生成部203は、供給された2値画像データにおいてラベルが付加されている領域を包含する図形であれば、上記外接矩形に限定されるものでなく、他の図形を生成し、この図形を示すデータを情報領域位置情報算出部106へ供給するようにしてもよい。
情報領域位置情報算出部106は、供給された矩形データが示す矩形の4つの頂点を検知し、検知した頂点のうち、原点に最も近い頂点の座標を求める。情報領域位置情報算出部106は、矩形の原点、即ち、原点に最も近い頂点の座標(x,y)を求めると、求めた座標を示す移動方向量データを画像補正部103Cへ供給する。なお、ラベルが付加されている領域を包含する外接矩形を生成する際に、スキュー角検知部102にて求めたスキュー角度データを用いてもよい。即ち、生成する外接矩形の辺の傾き方向を、スキュー角度データが示す角度およびその直角方向とする。また、情報領域位置情報算出部106は、移動方向量データを生成する際に、図18において点線で示したように、スキュー角検知部102にて求めたスキュー角度データを用いてもよい。
<画像補正部103Cの構成>
次に、画像補正部103Cについて説明する。画像補正部103Cに入力された、RGB画像データと移動方向量データは、画像移動部300に入力される。
画像移動部300は、これらのデータが入力されると、RGB画像データが示す画像において、移動方向量データが示す座標(x,y)の画素が、座標の原点(0,0)に位置するように画像を平行移動させ、移動後の画像を示す画像データを画像回転部301に供給する。画像回転部301は、画像移動部300から画像データが供給されると、この画像データが示す画像を、座標の原点を中心とし、スキュー角度データが示す角度に基づいて回転させる。画像回転部301は、画像の回転処理が終了すると、回転後の画像を示す補正RGB画像データを生成する。
以上説明したように本実施形態においては、情報領域検出部105において、画像中のノイズが除外され、画像中の紙面の領域ではなく、画像中に含まれている文字、写真、図形、絵などのオブジェクトが検知される。そして、このオブジェクトを含む領域を基準として画像の補正が行われるので、紙面の一部にのみ文字や図形がある場合、オブジェクトがある領域が、画像の中央や上部等、予め定めた位置に移動されて補正されるので、補正後の文書が見やすくなると行った効果を得ることができる。
[6.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
(変形例1)
上述した第3実施形態の画像補正部103Bにおいては、画像回転部301Bにて画像を回転させた後、回転させた画像を移動させていたが、画像を移動させた後、画像を回転させるようにしてもよい。図21は、この変形例に係わる画像補正部103Dの構成を例示するブロック図である。図21に示したように、画像移動部300DにはRGB画像データと移動方向量データが、画像回転部301Dにはスキュー角度データと回転中心位置データが入力される。なお、この変形例においては、回転中心位置データは、座標の原点を示すデータとなる。
画像移動部300Dは、RGB画像データと移動方向量データとが入力されると、移動方向量データが示す座標がx−y座標の原点に位置するように画像を平行移動させ、移動後の画像を示す画像データを画像回転部301Dに供給する。画像回転部301Dは、画像移動部300Dから画像データが供給されると、この画像データが示す画像を、回転中心位置データが示す座標、即ち、原点(0,0)を中心とし、スキュー角度データが示す角度に基づいて回転させる。画像回転部301Dは、画像の回転が終了すると、回転後の画像を示す補正画像データを生成し出力する。このように、画像を移動させた後、移動後の画像を回転させても、読み取った画像を欠落させることなく、画像の傾きおよび位置を補正することができる。
(変形例2)
上述した第4実施形態においては、座標の原点を画像の回転中心とし、スキュー角度データと移動方向量データとから、移動係数と回転係数とを求めて画像の補正を行っているが、第3実施形態のように回転中心位置を求め、図22に示したように、スキュー角度データと、移動方向量データと、回転中心位置データとから回転係数と移動係数とを求めて画像の補正を行うようにしてもよい。
座標が(x,y)である画素を、任意の座標(m,n)中心とし、角度θで画像を回転させ、この後、x軸方向にa、y軸方向にbだけ画像を平行移動させる場合、移動後の画素の座標(x'、y')は以下の式で表される。
Figure 2005196659
回転移動係数算出部302では、以下に示す行列Aを回転係数、行列Bを移動係数として、画像回転移動部303へ供給する。
Figure 2005196659
Figure 2005196659
このような態様によれば、座標の原点を中心としない場合でも、画像の移動処理と画像の回転処理とが同時に行われるので、第1実施形態のように画像の移動と回転とが別々に行われる場合と比較して、効率よく画像の補正を行うことが可能となる。
(変形例3)
上述した第1実施形態においては、スキュー角検知部102は、RGB画像データから画像中の文書の傾き角度を検知しているが、原稿領域境界検出部100が生成する原稿領域画像データをスキュー角検知部102へ供給し、原稿領域画像データが示す画像から、画像中の文書の傾きを検知してもよい。
(変形例4)
上述した実施形態においては、スキュー補正部5により、画像の回転と移動が行われているが、スキュー補正部5が行う処理をソフトウェアにより実現するようにしてもよい。
スキュー補正部5が行う処理をソフトウェアで実現する場合の処理の流れを図23に示す。まず、制御プログラムを起動した演算制御部3は、RGB画像データが示す文書のスキュー角度を求める(ステップS200)。次に演算制御部3は、RGB画像データが示す画像において紙面を示す領域を検知し、検知した領域を示す原稿領域画像データを生成する(ステップS201)。この後、演算制御部3は、原稿領域画像データをもとに、画像中の文書の位置を検知し、移動方向量データを生成する(ステップS202)。次に演算制御部3は、RGB画像データが示す画像を、移動方向量データを用いて移動させる(ステップS203)。この後、演算制御部3は、ステップS200で求めたスキュー角度を用いて画像を回転させる(ステップS204)。このように、画像の補正処理をソフトウェアで行うようにすれば、スキャナで読み取った画像を、パーソナルコンピュータで補正するといったことも可能となる。なお、以上の説明では、第1実施形態で行う処理をソフトウェアで実現する場合を例に説明したが、ソフトウェアで実現できる処理は、第1実施形態に示した処理に限定されるものではなく、他の実施形態に示した処理も勿論実現可能である。
(変形例5)
上述した第5実施形態において、包含外接矩形生成部203が生成するデータは、生成した矩形データに限定されるものではない。供給された2値画像データにおいてラベルが付加されている領域を包含する図形であれば、矩形ではなく他の図形を生成し、生成した図形を示すデータを、情報領域位置情報算出部106へ供給するようにしてもよい。
(変形例6)
上述した第5実施形態において、第3実施形態と同様に回転中心位置決定部104を設けるようにしてもよい。この回転中心位置決定部104は、画像補正部103Cにおいて画像を回転させる際の回転中心となる座標を求めるものであり、例えば、情報領域位置情報算出部106が生成した移動方向量データが示す座標を回転中心座標とする。回転中心位置決定部104は、この回転中心座標を示す回転中心位置データを、画像補正部103Cへ供給する。なお、回転中心となる座標は、移動方向量データが示す座標に限定されるものではない。また、この態様において、画像補正部の構成を図22に示した構成とし、情報領域位置検出部106から供給される移動方向量データと、回転中心位置決定部104から供給される回転中心位置データと、スキュー角検知部102から供給されるスキュー角データとから回転係数と移動係数とを求めるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を例示するブロック図である。 画像入力部1への文書の載置例を示す図である。 RGB画像データが示す画像を例示する図である。 スキュー補正部5の構成を例示するブロック図である。 画像処理装置において用いられるx−y座標を説明するための図である。 画像補正部103の構成を例示するブロック図である。 演算制御部3が行う処理の流れを例示するフローチャートである。 原稿領域境界検出部100の動作を説明するための図である。 画像移動部300の動作を説明するための図である。 画像回転部301の動作を説明するための図である。 スキュー補正部5Aの構成を例示するブロック図である。 画像補正部103Aの構成を例示するブロック図である。 画像回転部301Aの動作を説明するための図である。 スキュー補正部5Bの構成を例示するブロック図である。 画像補正部103Bの構成を例示するブロック図である。 画像回転部301Bの動作を説明するための図である。 第4実施形態に係わる画像補正部の構成を例示するブロック図である。 スキュー補正部5Cの構成を例示するブロック図である。 情報領域検出部105の構成を例示するブロック図である。 包含外接矩形生成部203の動作を説明するための図である。 本発明の変形例に係わる画像補正部103Dの構成を例示するブロック図である。 本発明の変形例に係わる画像補正部103Eの構成を例示するブロック図である。 本発明の変形例係わる演算制御部3が行う処理の流れを例示するフローチャートである。 従来技術の問題点を説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1・・・画像入力部、2・・・データ記憶部、3・・・演算制御部、4・・・階調補正部、5・・・スキュー補正部、6・・・色信号変換部、7・・・画像表示部、8・・・画像出力部、9・・・バス、100・・・原稿領域境界検出部、101,101A,101B・・・原稿領域移動方向量算出部、102・・・スキュー角検知部、103,103A,103B,103C,103D,103E,103F・・・画像補正部、104・・・回転中心位置決定部、105・・・情報領域検出部、106・・・情報領域位置情報検出部、200・・・2値化部、201・・・ラベリング部、202・・・ノイズ除去部、203・・・包含外接矩形生成部、300,300A,300B,300D・・・画像移動部、301,301A,301B・・・画像回転部、302,302A・・・回転移動係数算出部、303,303A・・・画像回転移動部。

Claims (13)

  1. 画像データを受け取る入力手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、前記画像の基準点と、検知した領域の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求める情報位置検知手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、
    前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記情報位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、検知した領域から、画像の回転中心位置を求める回転中心位置決定手段を有し、
    前記画像補正手段は、前記回転中心位置決定手段が求めた回転中心位置を中心として画像を回転させること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像補正手段は、前記情報位置検知手段が求めた移動量と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度から、前記画像データが示す画像をアフィン変換により移動させるための移動係数と、前記画像データが示す画像をアフィン変換により回転させるための回転係数を算出し、該移動係数と該回転係数とを用いてアフィン変換により前記画像を回転および移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、検知した領域から、画像の回転中心位置を求める回転中心位置決定手段を有し、
    前記画像補正手段は、前記回転中心位置決定手段が求めた回転中心位置と、前記情報位置検知手段が求めた移動量と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度から、前記画像データが示す画像をアフィン変換により移動させるための移動係数を算出すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 画像データを受け取る入力手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した全ての領域を包含する図形を生成する包含図形生成部と、
    前記包含図形生成部が生成した図形の基準点と、前記画像の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求めるオブジェクト位置検知手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、
    前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段と
    を有する画像処理装置。
  6. 前記包含図形生成部は、前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した全ての領域を包含する外接矩形を生成することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した領域から、画像の回転中心位置を求める回転中心位置決定手段を有し、
    前記画像補正手段は、前記回転中心位置決定手段が求めた回転中心位置を中心として画像を回転させること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像補正手段は、前記オブジェクトを示す領域を、画像中の予め定めた位置へ移動させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像補正手段は、
    前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量と、前記スキュー角度検知手段が求めたスキュー角度から、前記画像データが示す画像をアフィン変換により移動させるための移動係数と、前記画像データが示す画像をアフィン変換により回転させるための回転係数とを算出し、
    該移動係数と該回転係数とを用いてアフィン変換により前記画像を回転および移動させること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  10. 前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した領域から、画像の回転中心位置を求める回転中心位置決定手段を有し、
    前記画像補正手段は、前記回転中心位置決定手段が求めた回転中心位置と、前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量と、前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度から、前記画像データが示す画像をアフィン変換により移動させるための移動係数を算出すること
    を特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. コンピュータ装置を、
    画像データを受け取る入力手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、文書を示す領域を検知し、
    前記画像の基準点と、検知した領域の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求める情報位置検知手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、
    前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記情報位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段と
    として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータ装置を、
    画像データを受け取る入力手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、オブジェクトを示す領域を検知し、検知した全ての領域を包含する図形を生成する包含図形生成手段と、
    前記包含図形生成手段により生成された図形の基準点と、前記画像の基準点とを一致させる場合の画像の移動量を求めるオブジェクト位置検知手段と、
    前記入力手段が受け取った画像データが示す画像から、該画像の傾き角度を検知し、該画像の傾きを補正する角度を求めるスキュー角検知手段と、
    前記スキュー角検知手段が求めたスキュー角度と、前記オブジェクト位置検知手段が求めた移動量とに基づいて、前記画像データが示す画像を回転および移動させ、回転および移動後の画像を示す補正画像データを生成する画像補正手段と
    として機能させるプログラム。
  13. 請求項11または請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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