JP2009060216A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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邦和 上野
Isayuki Kouno
功幸 河野
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裕之 河野
Atsushi Ito
篤 伊藤
Hiroaki Maezawa
浩明 前澤
Natsumi Miyazawa
なつみ 宮澤
Koichi Fujii
晃一 藤井
Takayuki Seki
隆行 関
Masakazu Fukunaga
正和 福永
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Abstract

【課題】特定画像の色値を予め画像処理装置内に用意しておくことなく、文書内に含まれている特定画像の画質劣化を防止する画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置の画像受付手段は、特定画像、該特定画像の色値を表現する第1の情報画像及び該第1の情報画像の位置を表現する第2の情報画像がある画像を受け付け、位置検知手段は、前記画像内の第2の情報画像の位置を検知し、位置参照手段は、前記第2の情報画像の位置に基づいて、該第2の情報画像に表現されている第1の情報画像の位置を参照し、色値取得手段は、前記第1の情報画像の位置に基づいて、該第1の情報画像に表現されている特定画像の色値を取得し、色値割当手段は、前記色値に基づいて、前記特定画像の色値を割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
紙文書を複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)又はスキャナ等で読み取って、その画像を電子化した後、さらにコピー出力又はプリントアウトすることが行われている。
特に、重要な意味を持つ特定画像(常に一定の形状、模様若しくは色彩又はこれらの組み合わせで出力することが求められている画像であって、例えば、企業のロゴマーク、シンボルマーク、シンボルカラー、標章、商標など)が印刷された文書やパンフレットなどの原稿を複合機やスキャナを通じて画像データとして取り込んで、コピー出力又はPCを介してプリントアウトさせた場合に当該特定画像に画質劣化が生じてしまうことがある。
このような劣化の原因として、原稿をスキャンするときのスキャナデバイスの特性やプリントデバイスの特性(インクジェット、ゼログラフィー等)などにより、それぞれで色変化又は画質劣化、さらにそれらの原因の重畳があげられる。
従来の技術においては、できる限りスキャナとプリント出力装置の色特性、階調特性の線形性を保持すべく、予め調整しておくなどの対策を講じてできる限りデバイス間の特性の違いを吸収させる方法がある。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、電子透かしを埋め込んである画像ファイルを画像圧縮しても、圧縮後の画像サイズを増やしたり画質を落としたりすることなく、画像ファイルの改竄を容易に検出できる高いセキュリティの画像処理システムを提供することを課題とし、電子透かし埋込み装置が文書情報に基づく文書形式情報にしたがって元画像に部分的に電子透かしを埋め込み、原本画像として電子透かし抽出装置に送り、この電子透かし抽出装置が文書情報と同一の文書情報に基づく文書形式情報と同一の文書形式情報にしたがってその原本画像から部分的に埋め込まれた電子透かしを抽出する画像処理システムを提供することが開示されている。
例えば、特許文献2には、複数の画像データにロゴマーク等の色を統一すべき画像部分が含まれる場合に、当該画像部分の色を統一して画像形成することができる画像形成装置及び画像形成支援装置を提供することを課題とし、BEP装置は、DFE装置から出力されたプリントデータとスキャナ装置から出力されたスキャンデータを入力し、プリントデータの画像が表示され、ユーザは該表示された画像から、ロゴマーク等の特定画像の部分を指定し、指定された特定画像の部分と特徴が一致する画像部分をスキャンデータで表される画像から抽出し、抽出する際には、形状が特定画像と相似形であり、色差が所定範囲(α以下)である画像部分を抽出し、抽出された画像部分の色が、プリントデータの特定画像の色と同一になるように、該抽出された画像部分のデータを補正し、補正後にプリントデータ及びスキャンデータが合成され、合成されて得られた画像データが画像形成装置に出力されることが開示されている。
例えば、特許文献3には、レシートの印字速度を変えることなくレシート上にロゴを印字することにより、顧客の会計待ち時間を最小限に抑えることができるレシート印字方式を提供することを課題とし、POS端末装置の電源ON時に磁気ディスク装置上の所定のファイルに保存されているロゴのイメージデータを読み込み、POS端末装置上のRAM等の記憶部に格納しておき、その後、顧客に対して所定の会計処理を行って、ロール紙上の所定の位置から長手方向に向かって商品名等の必要事項を印字し、ロール紙をカットして1枚分のレシートを作成した後、すぐに記憶部からロゴのイメージデータを取り出し、次のレシートとなるロール紙の先頭部分にロゴを印字しておくことが開示されている。
特開2000−287066号公報 特開2005−223380号公報 特開平09−226184号公報
ところで、画質劣化を防ぐためには、毎回の調整が必要である。つまり、特定画像付きの大量の文書をスキャンした後、コピー出力又はプリントアウトする場合においては、その調整が極めて煩雑で困難となる。例えば、最初にデバイスの調整をした後に、これらの大量文書を出力する場合、初めのほうの出力と最後のほうの出力とで当該特定画像領域の画質が同じであるように保持するには、デバイスの経時変化を考慮すると毎回のチェックが必要となってしまう。
また、背景技術においては、特定画像の色値を予め画像処理装置内に記憶しておく必要がある。
また、カラーである特定画像付きの文書を白黒用の複写機又はプリンタ等で出力する場合には、予め指定された濃度で印字することが必要な場合があり(白黒版ロゴマークなどのように予め濃度値が指定されている場合など)、その指定濃度値で出力できない場合がある。
本発明は、特定画像の色値を予め画像処理装置内に用意しておくことなく、文書内に含まれている特定画像の画質劣化を防止する画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
本願請求項1記載の発明は、特定画像、該特定画像の色値を表現する第1の情報画像及び該第1の情報画像の位置を表現する第2の情報画像がある画像を受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の第2の情報画像の位置を検知する位置検知手段と、前記位置検知手段によって検知された第2の情報画像の位置に基づいて、該第2の情報画像に表現されている第1の情報画像の位置を参照する位置参照手段と、前記位置参照手段によって参照された第1の情報画像の位置に基づいて、該第1の情報画像に表現されている特定画像の色値を取得する色値取得手段と、前記色値取得手段によって取得された色値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の色値を割り当てる色値割当手段を具備することを特徴とする画像処理装置である。
本願請求項2記載の発明は、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の位置を検出する検出手段をさらに具備し、前記検出手段によって検出された特定画像の位置に基づいて、前記第2の情報画像の位置を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
本願請求項3記載の発明は、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像は複数色を有しており、第1の情報画像及び第2の情報画像は前記特定画像の色数だけ有しており、前記色値割当手段は、前記特定画像内の閉領域内に対応する色値を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
本願請求項4記載の発明は、前記第1の情報画像は、不可視又は不可視と同等の情報画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
本願請求項5記載の発明は、前記第1の情報画像は、白黒の濃度値を表現しており、前記色値取得手段は、前記第1の情報画像に表現されている特定画像の白黒の濃度値を取得し、前記色値割当手段は、前記色値取得手段によって取得された白黒の濃度値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像に該濃度値を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
本願請求項6記載の発明は、コンピュータを、特定画像、該特定画像の色値を表現する第1の情報画像及び該第1の情報画像の位置を表現する第2の情報画像がある画像を受け付ける画像受付手段と、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の第2の情報画像の位置を検知する位置検知手段と、前記位置検知手段によって検知された第2の情報画像の位置に基づいて、該第2の情報画像に表現されている第1の情報画像の位置を参照する位置参照手段と、前記位置参照手段によって参照された第1の情報画像の位置に基づいて、該第1の情報画像に表現されている特定画像の色値を取得する色値取得手段と、前記色値取得手段によって取得された色値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の色値を割り当てる色値割当手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラムである。
本願請求項7記載の発明は、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の位置を検出する検出手段をさらに具備し、前記検出手段によって検出された特定画像の位置に基づいて、前記第2の情報画像の位置を検知することを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラムである。
本願請求項8記載の発明は、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像は複数色を有しており、第1の情報画像及び第2の情報画像は前記特定画像の色数だけ有しており、前記色値割当手段は、前記特定画像内の閉領域内に対応する色値を割り当てることを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラムである。
本願請求項9記載の発明は、前記第1の情報画像は、不可視又は不可視と同等の情報画像であることを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラムである。
本願請求項10記載の発明は、前記第1の情報画像は、白黒の濃度値を表現しており、前記色値取得手段は、前記第1の情報画像に表現されている特定画像の白黒の濃度値を取得し、前記色値割当手段は、前記色値取得手段によって取得された白黒の濃度値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像に該濃度値を割り当てることを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラムである。
請求項1にかかる画像処理装置によれば、本構成を有していない場合に比較して、特定画像の色値を予め画像処理装置内に用意しておくことなく、文書内に含まれている特定画像の画質劣化を防止することができるようになる。
請求項2にかかる画像処理装置によれば、請求項1の画像処理装置による効果に加えて、特定画像の位置に対応付けて情報画像を検知することができるようになる。
請求項3にかかる画像処理装置によれば、請求項1の画像処理装置による効果に加えて、複数色の特定画像に対しても対応することができるようになる。
請求項4にかかる画像処理装置によれば、請求項1の画像処理装置による効果に加えて、対象となる特定画像の面積が小さい場合であっても、情報画像によって特定画像の外観に与える影響を抑えることができるようになる。
請求項5にかかる画像処理装置によれば、請求項1の画像処理装置による効果に加えて、白黒画像を表示するような場合であっても、利用者が望む白黒画像を出力することができるようになる。
請求項6にかかる画像処理プログラムによれば、本構成を有していない場合に比較して、特定画像の色値を予めコンピュータ内に用意しておくことなく、文書内に含まれている特定画像の画質劣化を防止することができるようになる。
請求項7にかかる画像処理プログラムによれば、請求項6の画像処理プログラムによる効果に加えて、特定画像の位置に対応付けて情報画像を検知することができるようになる。
請求項8にかかる画像処理プログラムによれば、請求項6の画像処理プログラムによる効果に加えて、複数色の特定画像に対しても対応することができるようになる。
請求項9にかかる画像処理プログラムによれば、請求項6の画像処理プログラムによる効果に加えて、対象となる特定画像の面積が小さい場合であっても、情報画像によって特定画像の外観に与える影響を抑えることができるようになる。
請求項10にかかる画像処理プログラムによれば、請求項6の画像処理プログラムによる効果に加えて、白黒画像を表示するような場合であっても、利用者が望む白黒画像を出力することができるようになる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させること、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。
以下、特定画像として、ロゴ(会社名・商品名などを独特の字体・デザインで表したもの)を主に例示して説明する。
また、ロゴの色値(画素値)を表現する第1の情報画像をポインタと称する。ポインタの位置を表現する第2の情報画像の位置としてロゴの重心位置を例示して説明する。
また、対象とする画像は、カラー画像であり、RGB(Red、Green、Blue)によって表されている画像を例示して説明する。
本実施の形態である画像処理装置は、画像中のロゴの画質補正のための情報埋め込みに関するものであって、図1に示すように、画像受付モジュール110、ロゴ位置検出モジュール120、ロゴ領域重心検知モジュール130、ポインタ座標参照モジュール140、色値取得モジュール150、色値再割当モジュール160、画像出力モジュール170を有している。
画像受付モジュール110は、ロゴ位置検出モジュール120と接続されており、画像を受け付けて、その画像をロゴ位置検出モジュール120へ渡す。画像を受け付けるとは、スキャナで画像を読み込むこと、ファックスで画像を受信すること、画像データベース等から画像を読み出すこと等が含まれる。画像には、ロゴ、ポインタ及びロゴの重心位置にある情報画像が含まれている。その画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、画像の内容として、ビジネス用に用いられる文書、広告宣伝用のパンフレット等であってもよい。また、ロゴは複数色を有している場合は、ポインタ及びロゴの重心位置にある情報画像はその色数だけ有している。また、ポインタ又はロゴの重心位置にある情報画像は、不可視又は不可視と同等の情報画像であってもよい。不可視又は不可視と同等の情報画像とは、肉眼ではその情報画像があることを判別できない情報画像又はそれに相当する情報画像のことである。つまり、人に意識されにくい情報画像である。また、ポインタは白黒の濃度値を表現していてもよい。
ロゴ位置検出モジュール120は、画像受付モジュール110、ロゴ領域重心検知モジュール130と接続されており、画像受付モジュール110から画像を受け取り、画像内のロゴの位置を検出し、その位置をロゴ領域重心検知モジュール130へ渡す。ロゴの位置検出については、図4、図7を用いて詳述する。
ロゴ領域重心検知モジュール130は、ロゴ位置検出モジュール120、ポインタ座標参照モジュール140と接続されており、ロゴ位置検出モジュール120によって検出されたロゴの位置に基づいて、ロゴの重心位置を検知し、その重心位置をポインタ座標参照モジュール140へ渡す。
ポインタ座標参照モジュール140は、ロゴ領域重心検知モジュール130、色値取得モジュール150と接続されており、ロゴ領域重心検知モジュール130によって検知された重心位置に基づいて、その重心位置にある情報画像に表現されているポインタの位置を参照し、そのポインタの位置を色値取得モジュール150へ渡す。
色値取得モジュール150は、ポインタ座標参照モジュール140、色値再割当モジュール160と接続されており、ポインタ座標参照モジュール140によって参照されたポインタの位置に基づいて、ポインタに表現されているロゴの色値を取得し、その色値を色値再割当モジュール160へ渡す。また、色値取得モジュール150は、ポインタが白黒の濃度値を表現している場合は、その白黒の濃度値を取得する。
なお、ロゴ領域重心検知モジュール130、ポインタ座標参照モジュール140、色値取得モジュール150については、図5、図8を用いて詳述する。
色値再割当モジュール160は、色値取得モジュール150、画像出力モジュール170と接続されており、色値取得モジュール150によって取得された色値に基づいて、画像受付モジュール110によって受け付けられた画像内のロゴに色値を割り当て、その画像を画像出力モジュール170へ渡す。また、色値再割当モジュール160は、ロゴが複数色を有している場合は、そのロゴの閉領域内に対応する色値を割り当てるようにする。また、色値再割当モジュール160は、ポインタが白黒の濃度値を表現している場合は、その濃度値に基づいて、ロゴにその濃度値を割り当てるようにする。
画像出力モジュール170は、色値再割当モジュール160と接続されており、色値再割当モジュール160によってロゴの色値を割り当てられた画像を受け取り、その画像を出力する。画像を出力するとは、プリンタで印刷すること、ディスプレイに表示すること、ファックスで画像を送信すること、画像データベース等へ画像を書き込むこと等が含まれる。
図2に示すフローチャートを用いて、本実施の形態による処理例を説明する。
ステップS201では、画像受付モジュール110によって、ロゴを含んだ画像を受け付ける。
ステップS202では、ロゴ位置検出モジュール120によって、ステップS201で受け付けた画像内のロゴの位置を検出する。
ステップS203では、ロゴ領域重心検知モジュール130によって、ステップS202で検出したロゴの位置を用いて、ロゴの重心を検知する。
ステップS204では、ポインタ座標参照モジュール140によって、ステップS203で検知した重心を用いて、ポインタの座標を参照する。
ステップS205では、色値取得モジュール150によって、ステップS204で参照したポインタの座標を用いて、ポインタに表現されている色値を取得する。
ステップS206では、色値再割当モジュール160によって、ステップS205で取得した色値を用いて、ロゴ内の画素にその色値を割り当てる。
ステップS207では、画像出力モジュール170によって、ステップS206で色値を割り当てたロゴを含む画像を出力する。
図3〜5を用いて、一色であるロゴの場合を説明する。
図3を用いて、本実施の形態によって処理を行った画像の例を説明する。
図3(A)に示すスキャン画像310は、スキャナで読み込んだ画像であり、処理前の画像である。図3(B)の処理後画像320は、本実施の形態によって処理を行った画像である。つまり、スキャン画像310内の処理前ロゴ311は、スキャナの特性によって、ロゴが本来有していなければならない色値とは異なるものとなっている。それに対して、処理後画像320内の処理後ロゴ321は、本実施の形態によって、画質を補正したものである。
図4を用いて、ロゴ位置検出モジュール120によるロゴ位置の検出処理例を説明する。
ロゴ位置検出モジュール120によるロゴ位置の検出処理は、以下の(a)、(b)のいずれかのものであってもよく、またその他の手法であってもよい。
(a)ロゴの外接矩形の開始点座標(一番値が若い座標)に電子透かし等の技術でマジックナンバーを埋め込んでおき、その外接矩形内の領域がロゴであることを認識する。ここで、マジックナンバーとは、スキャン画像310内には出現しにくい数値である。
つまり、図4(A)に示すように、処理前ロゴ311の外接矩形411の左上座標412にマジックナンバーが埋め込まれており、このマジックナンバーをロゴ位置検出モジュール120が検知し、その位置を矩形の左上座標とする外接矩形411を描き、その矩形内の処理前ロゴ311の位置を検出する。
(b)予めロゴの図形パターンを記憶しておき、これに基づきテンプレートマッチングでロゴの位置を検出する。
つまり、ロゴのテンプレート画像421を用意する。そして、スキャン画像310内を走査(図4(B)に示すように、スキャン画像310の左上からテンプレート画像422を右方向へ、そして右端まで到達したら次のラインへ行き、同様に右方向へ走査)して、テンプレート画像421に類似する処理前ロゴ311をパターンマッチングによって探索する。ただし、処理前ロゴ311はテンプレート画像421とは色値が異なっている可能性が高いので、形状の一致度を優先するようなパターンマッチングを行う。
図5を用いて、ロゴ領域重心検知モジュール130、ポインタ座標参照モジュール140、色値取得モジュール150による処理例を説明する。
なお、外接矩形411内にポインタを埋め込んでもよいし、外接矩形411外にポインタを埋め込んでもよい。以下の例は、外接矩形411内にポインタを埋め込んだ例である。
また、ロゴの重心点を基準に相対座標でポインタを示しておけば、ロゴを別の位置に移動させた場合、又はスキャナで読み取った場合に座標がずれたとき等であっても、色値を取得することができる。
また白黒プリントされることを配慮する場合は、ポインタにグレイ値をカラー値とともに埋め込んでおいてもよい。もちろん、グレイ値のみを埋め込んでいてもよい。
ロゴ領域重心検知モジュール130は、ロゴ位置検出モジュール120から図5(A)に示す処理前ロゴ311を含む外接矩形411を受け取り、RGBの各面(R画像511、G画像512、B画像513)に分ける。
そして、その各面に対して、色境界の追跡検出を行う(図5(B)参照)。追跡検出には、例えばSobel−Filterなどの既存の方法を用いる。
各面の閉領域であるロゴ境界線514の重心を検知する(図5(C)参照)。ここで、重心は、数1に示す数式のような既存の手法によって求める。ただし、ロゴ境界線514内の画素の座標を(x、y)とする。
Figure 2009060216
ポインタ座標参照モジュール140は、各面の閉領域であるロゴ境界線514の重心点付近を探索し、重心点付近にある情報画像515に埋め込まれたポインタの座標を参照する(図5(C)、(D)参照)。ポインタの座標は、重心を基準とした相対座標である。なお、情報画像515には、相対座標だけを埋め込んでいる。つまり、色値と比べて情報量が少ないので、情報画像515の大きさは比較的小さくてよく、ロゴの形態に与える影響を抑えることができる。
色値取得モジュール150は、色値が埋め込まれているポインタ516から色値(ポインタが有していなければならない本来の色値)を取得する(図5(E)参照)。ここでの色値は、RGBの組み合わせからなる。また、ポインタ516の位置は、処理前ロゴ311の外接矩形411内部の透明領域である。そして、ポインタ516への色値の埋め込みは、ステガノグラフィなどの従来手法を用いればよい。なお、ステガノグラフィとは、肉眼の特性とスキャナの色識別(階調数)や解像力の違いを利用したものである。つまり、肉眼は黄色の明るさには鈍感であるが、スキャナは肉眼よりも黄色の変化を認識できる。そこで、黄色の階調変化を操作して、情報を埋め込む技術である。
そして、色値再割当モジュール160は、色値取得モジュール150によって取得された色値で、処理前ロゴ311内を塗りつぶす。また、画像出力モジュール170が白黒画像を出力する場合は、ポインタに埋め込まれている白黒の濃度値で塗りつぶすようにする。
図6〜8を用いて、複数色であるロゴの場合を説明する。
図6を用いて、本実施の形態による処理例を説明する。
図6(A)に示すスキャン画像610は、スキャナで読み込んだ画像であり、処理前の画像である。図6(B)の処理後画像620は、本実施の形態によって処理を行った画像である。つまり、スキャン画像610内のロゴ(処理前ロゴ部分611(三角形)、612(円)、613(四角形)の組み合わせ)は、スキャナの特性によって、ロゴが本来有していなければならない色値とは異なるものとなっている。それに対して、処理後画像620内のロゴ(処理後ロゴ部分621、622、623の組み合わせ)は、本実施の形態によって、画質を補正したものである。なお、処理後ロゴ部分621、622、623は、それぞれ異なる色値である。
図7を用いて、ロゴ位置検出モジュール120によるロゴの検出処理例を説明する。
図4を用いて説明したロゴの検出処理例と同様である。つまり、処理前ロゴ部分611、612,613の組み合わせであるロゴは処理前ロゴ311に該当し、外接矩形711は外接矩形411に該当し、左上座標712は左上座標412に該当し、スキャン画像610はスキャン画像310に該当し、テンプレート画像721はテンプレート画像421に該当し、テンプレート画像722はテンプレート画像422に該当する。なお、ロゴは、処理前ロゴ部分611、612,613の組み合わせであるが、マジックナンバーが埋め込まれている左上座標712は一つでよい。
図8を用いて、ロゴ領域重心検知モジュール130、ポインタ座標参照モジュール140、色値取得モジュール150による処理例を説明する。
図5を用いて説明したロゴ領域重心検知モジュール130等の処理例と同様である。
ただし、1つのロゴは、処理前ロゴ部分611、612、613の組み合わせであり、各ロゴ部分はそれぞれ異なる色値でなければならない。
したがって、ロゴ領域重心検知モジュール130は、閉領域である処理前ロゴ部分611、612、613の各重心を検知する(図8(A)、(B)、(C)参照)。
また、ポインタ座標参照モジュール140は、各重心にある情報画像817、818、819に埋め込まれたポインタの座標を参照する(図8(C)、(D)参照)。
色値取得モジュール150は、色値が埋め込まれているポインタ820、821、822からそれぞれの色値(ポインタが有していなければならない本来の色値)を取得する(図8(E)参照)。
そして、色値再割当モジュール160は、色値取得モジュール150によって取得された各色値で、処理前ロゴ部分611、612、613内を塗りつぶす。また、画像出力モジュール170が白黒画像を出力する場合は、ポインタに埋め込まれている白黒の濃度値で塗りつぶすようにする。
図9を参照して、実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図9に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成される画像処理装置であり、スキャナ等のデータ読み取り部917と、プリンタなどのデータ出力部918を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)901は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、画像受付モジュール110、ロゴ位置検出モジュール120、ロゴ領域重心検知モジュール130、ポインタ座標参照モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。
キーボード908、マウス等のポインティングデバイス909は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ910は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)911は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU901によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、画像受付モジュール110によって受け付けた画像、取得した色値等が格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ912は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体913に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース907、外部バス906、ブリッジ905、及びホストバス904を介して接続されているRAM903に供給する。リムーバブル記録媒体913も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート914は、外部接続機器915を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート914は、インタフェース907、及び外部バス906、ブリッジ905、ホストバス904等を介してCPU901等に接続されている。通信部916は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部917は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部918は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図9に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図9に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図9に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の実施の形態では、対象とする画像をRGBによって表されている画像としたが、これ以外のデータ構造である画像であってもよい。また、対象とする画像はカラー画像ではなく、白黒画像であってもよく、白黒画像からカラーのロゴを生成するようにしてもよい。
前述の実施の形態では、複数色であるロゴの場合は各閉領域の重心にポインタの座標を表す情報画像を埋め込んだが、そのロゴ全体の重心に一つだけ情報画像を埋め込んでいてもよい。その場合、その情報画像に複数のポインタの座標を埋め込んでおけばよい。又は、情報画像に1つのポインタの座標を埋め込んでおき、ポインタには複数色分の色値を埋め込んでいてもよい。そして、その色値の順番と閉領域の上からの順番を対応させておくようにすればよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態によって処理をした画像の例を示す説明図である。 ロゴ位置検出モジュールによる処理例を示す説明図である。 ロゴ領域重心検知モジュール、ポインタ座標参照モジュール、色値取得モジュールによる処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 ロゴ位置検出モジュールによる処理例を示す説明図である。 ロゴ領域重心検知モジュール、ポインタ座標参照モジュール、色値取得モジュールによる処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110…画像受付モジュール
120…ロゴ位置検出モジュール
130…ロゴ領域重心検知モジュール
140…ポインタ座標参照モジュール
150…色値取得モジュール
160…色値再割当モジュール
170…画像出力モジュール
901…CPU
902…ROM
903…RAM
904…ホストバス
905…ブリッジ
906…外部バス
907…インタフェース
908…キーボード
909…ポインティングデバイス
910…ディスプレイ
911…HDD
912…ドライブ
913…リムーバブル記録媒体
914…接続ポート
915…外部接続機器
916…通信部
917…データ読み取り部
918…データ出力部

Claims (10)

  1. 特定画像、該特定画像の色値を表現する第1の情報画像及び該第1の情報画像の位置を表現する第2の情報画像がある画像を受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の第2の情報画像の位置を検知する位置検知手段と、
    前記位置検知手段によって検知された第2の情報画像の位置に基づいて、該第2の情報画像に表現されている第1の情報画像の位置を参照する位置参照手段と、
    前記位置参照手段によって参照された第1の情報画像の位置に基づいて、該第1の情報画像に表現されている特定画像の色値を取得する色値取得手段と、
    前記色値取得手段によって取得された色値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の色値を割り当てる色値割当手段
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の位置を検出する検出手段
    をさらに具備し、
    前記検出手段によって検出された特定画像の位置に基づいて、前記第2の情報画像の位置を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像は複数色を有しており、第1の情報画像及び第2の情報画像は前記特定画像の色数だけ有しており、
    前記色値割当手段は、前記特定画像内の閉領域内に対応する色値を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の情報画像は、不可視又は不可視と同等の情報画像である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の情報画像は、白黒の濃度値を表現しており、
    前記色値取得手段は、前記第1の情報画像に表現されている特定画像の白黒の濃度値を取得し、
    前記色値割当手段は、前記色値取得手段によって取得された白黒の濃度値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像に該濃度値を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. コンピュータを、
    特定画像、該特定画像の色値を表現する第1の情報画像及び該第1の情報画像の位置を表現する第2の情報画像がある画像を受け付ける画像受付手段と、
    前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の第2の情報画像の位置を検知する位置検知手段と、
    前記位置検知手段によって検知された第2の情報画像の位置に基づいて、該第2の情報画像に表現されている第1の情報画像の位置を参照する位置参照手段と、
    前記位置参照手段によって参照された第1の情報画像の位置に基づいて、該第1の情報画像に表現されている特定画像の色値を取得する色値取得手段と、
    前記色値取得手段によって取得された色値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の色値を割り当てる色値割当手段
    として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像の位置を検出する検出手段
    をさらに具備し、
    前記検出手段によって検出された特定画像の位置に基づいて、前記第2の情報画像の位置を検知する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラム。
  8. 前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像は複数色を有しており、第1の情報画像及び第2の情報画像は前記特定画像の色数だけ有しており、
    前記色値割当手段は、前記特定画像内の閉領域内に対応する色値を割り当てる
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラム。
  9. 前記第1の情報画像は、不可視又は不可視と同等の情報画像である
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラム。
  10. 前記第1の情報画像は、白黒の濃度値を表現しており、
    前記色値取得手段は、前記第1の情報画像に表現されている特定画像の白黒の濃度値を取得し、
    前記色値割当手段は、前記色値取得手段によって取得された白黒の濃度値に基づいて、前記画像受付手段によって受け付けられた画像内の特定画像に該濃度値を割り当てる
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013226734A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
US9483844B2 (en) 2010-06-30 2016-11-01 Koninklijke Philips N.V. Interactive image analysis

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