JP2502440B2 - 両面記録装置 - Google Patents

両面記録装置

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JP2502440B2
JP2502440B2 JP4258206A JP25820692A JP2502440B2 JP 2502440 B2 JP2502440 B2 JP 2502440B2 JP 4258206 A JP4258206 A JP 4258206A JP 25820692 A JP25820692 A JP 25820692A JP 2502440 B2 JP2502440 B2 JP 2502440B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材の両面に記録を
行う両面記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる両面記録装置において、記
録材のジャムが生じたときには、ジャムにより失われた
画像データを再び発生させるべく操作者の判断により操
作を行わなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また磁気ディスク等に
複数頁の画像データを記憶させ、ジャムが生じたときに
再び磁気ディスク等から読出す様にした両面記録装置も
考えられるが、磁気ディスク等からの読出し動作が繁雑
で時間を要し、迅速なジャム復帰を行うことができない
という問題を生じる。
【0004】更に画像データを出力する手段にとっては
両面記録のどの段階でジャムしたかによって、どれだけ
遡って画像データを再送しなければならないかが異なっ
てくるため、ジャムの復帰制御が複雑になるという問題
が生じる。
【0005】本発明はかかる問題点を鑑みてなされたも
ので、簡単な制御で迅速かつ正確にジャムからの復帰を
行うことができる両面記録装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に従う両
面記録装置は上記目的を達成するために、複数頁の画像
データを記憶可能な半導体メモリ、同一の記録材の第1
面、及び第2面にそれぞれ記録されるべき第1画像デー
タ及び第2画像データを前記半導体メモリに書き込む書
込手段、前記半導体メモリに記憶された第1及び第2画
像データを順次読出す読出手段、前記読出手段によって
読出された画像データに基づいて記録材に画像を記録す
る記録手段、前記読出手段により読出された第1画像デ
ータに基づいて前記記録手段により第1面に画像が記録
された記録材を、第2面への記録を行わせるべく前記記
録手段に再供給する前に検出する第1検出手段、前記読
出手段により読出された第2画像データに基づいて前記
記録手段により第2面に画像が記録された記録材を、機
外への排出時に検出する第2検出手段と、前記第2検出
手段に基づいて両面記録された記録材が機外に排出され
たと判断されるまでは前記半導体メモリに第1画像デー
タ及び第2画像データの双方を保持させておき、前記第
1検出手段又は前記第2検出手段の出力に基づいて記録
材がジャムしたことを判別するとともに、前記ジャムの
判別が前記第1検出手段と前記第2検出手段とのいずれ
の出力に基づく場合であっても、ジャム解除後、前記半
導体メモリに保持されている第1及び第2画像データに
基づいて新たな記録材の第1面及び第2面に画像を記録
させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】本願発明者は、見開きの2ページ分の画像を
読み取って各ページ毎の画像として処理可能な画像形成
装置を提案する。図1は、そのような装置の一例を示す
もので、1は写真や図形などの原稿、3は原稿1を読み
取りデジタル信号に変換する画像読取部、これはCCD
等の周知のラインスキャナ及びそれを副走査方向にムー
ブする装置からなる、4は画像読取部3にて読み取った
画像データを記憶する画像メモリー部、これはドキュメ
ント1頁分を格納できる周知の半導体ページメモリから
なる、5は画像メモリー部4のデータをファイルとして
多量に記憶する外部補助メモリー部これは周知のマグネ
ットディスク及びそれをアクセスする装置からなる、1
2は文書作成をする公知のワードプロセッサーで、内部
にキーボード13とディスプレイ14、そして文書デー
タを記録する文書メモリ10を持つ。このメモリもプリ
ント1ページ分のデータを格納できる周知の半導体メモ
リからなる。15はワードプロセッサ12と画像メモリ
ー部4、外部補助メモリー部5の各データを合成編集
し、ワードプロセッサ12から受けた文書データの改行
編集も同時に行う編集処理部(イメージプロセサ)であ
り、内部に編集データメモリー部11を持つ、これも周
知の半導体メモリからなる。編集データメモリー部11
の内容は最終的に必要とするプリント画像に対応する。
7は画像記録部で編集処理部9で画像処理されたデータ
をプリントアウトする周知のレーザープリンターであ
る。2は画像編集された記録物である。大文字アルファ
ベットA〜Gは画像、または文書のデータ線で、Gは通
信回線によるデータ通信も可能なものである。小文字a
は各部のセレクト等各部をコントロールする制御信号線
である。
【0008】図2は図1の装置例を用いて、画像編集を
する場合の例を説明する図である。(A)は画像読取部
3より読み取る写真や図形などの原稿画像を示し、その
位置と範囲がXi,Yiで示されている。(B)はワー
ドプロセッサー12で作成した文書で、文書作成後は図
1の文書メモリー部10の中に記憶される。(C)は画
像編集後必要とする画像と文書の配置を示す例である。
【0009】(A)の画像原稿は図1の画像読取部3で
読み取る。この画像データは画像メモリー部4に記憶さ
れ、画像範囲と、その位置Xi,Yiが画像メモリーの
(X1 ,Y1 )(X2 ,Y2 )に対応し、一方画像部の
白・黒は各々「0」「1」として記憶される。この画像
は長期間の保存を要するものであれば外部補助メモリー
部5に転送しデータファイルとして記憶する。
【0010】(B)の文書データは、図1のワードプロ
セッサー12で作成されるもので、一連の意味を持った
文章などがこの例に相当し、キーボード13より入力し
たものである。これはキャラクタコードとして入力され
る。完全な文章として作成したあとは、図1の文書メモ
リー部10の(X3 ,Y3 ),(X4 ,Y4 )に記憶さ
れる。
【0011】図1の編集処理部9は、(C)に示す配置
の最終画像を得るため、画像位置と画像範囲であるX
i,Yiを、(X′1 ,Y′1 ),(X′2 ,Y′2 )
に座標変換し、次に文書データの挿入範囲(X′3 ,
Y′3 ),(X′4 ,Y′4 )の座標を決定する。
【0012】これは以下の手順により行なわれる。
【0013】図1の編集処理部15の中には編集データ
メモリー部11があり、変換された座標位置をこのメモ
リ11のそれに対応させる。これにより画像データと文
書データの配置位置が決まる。編集処理部15より編集
処理指示信号aを送って、画像メモリー部4、又は外部
補助メモリー部5から、(X1 ,Y1 )と(X2 ,Y2
)の範囲の間の画像データをデータ線Eを介して編集
データメモリー部11中の(X′1 ,Y′1 ),(X′
2 ,Y′2 )で示された範囲に転送する。
【0014】次に文書データに関しては、編集データメ
モリ11中の(X′3 ,Y′3 )と(X′4 ,Y′4 )
間で限られた挿入範囲の文字数を編集処理部15が演算
し、評価する。そして(X′4 ,Y′4 )点まで転送で
きる文字数を指示する。よって読取イメージの領域に文
字イメージが入っていることはない。次に編集処理部1
5の改行機能により、1行の間に入る文字を変えること
なくデータの改行作業を行いながら、ワードプロセッサ
ー12の文書メモリー部10からデータ線Gを介してメ
モリ11の上記範囲にデータを転送する。これにより読
取イメージの再生位置を優先して決めることができ、又
読取イメージの編集位置と領域をはずれて文字イメージ
を編集できる。
【0015】以上の編集処理によって編集データメモリ
11中にはXi′,Yi′で示された所定の位置と範囲
に各々画像情報と文書データが展開される。
【0016】この編集データメモリ11の内容をデータ
線Fを介して画像記録部7へ送り、画像編集された記録
物2を得るものである。
【0017】更に図3〜図7を参照して本例を詳述す
る。図3は図1の詳細図である。
【0018】図3において編集処理部15は、周知のマ
イクロコンピユーター等のCPU、ROM、RAM等で
構成されており、ROM中のプログラム(図5)の実行
により、以上の像データプロセスの制御をする。データ
バスは図1のA〜Gに相当し、アドレスバスは各メモリ
等のアドレスを指定するラインである。座標入力装置9
は編集処理時に使用する位置指定のためのもので周知の
デジタイザー又はキーボードである。座標点を指示でき
れば良いものであるからライトペン、ブラウン管上のカ
ーソル等座標位置を検出できるもので可能である。イメ
ージエリアメモリRAM1は読取り像のメモリ4の位置
と範囲とを示すデータ(X1 ,Y1 ),(X2 ,Y2 )
をstoreするメモリ、RAM2はその像の再生位置
と範囲を示すデータ(X′1 ,Y′1 ),(X′2 ,
Y′2 )をstoreするメモリ、RAM3は文書像の
メモリ10の位置と範囲とを示すデータ(X3 ,Y3
),(X4 ,Y4 )をstoreするメモリ、RAM
4はその像の再生位置と範囲とを示すデータ(X′3 ,
Y′3 ),(X′4 ,Y′4 )をstoreするメモリ
である。RAM4のデータはRAM2のデータに基づい
て決まるが、入力装置9により決めることもできる。R
AM1,2,3は、入力装置9により決めることができ
る。
【0019】図4は図3中のCPUの一例で、モトロー
ラ社又は日立のHMCS68000の構成図であり、そ
のマニュアルに詳しいので説明はしない。尚、各メモリ
4,10,11はリフレッシュタイプのDRAM(ダイ
ナミックRAM)である。
【0020】図5のフローチャートに従って動作説明す
る。以下のフローは図3のRAMにstoreされたプ
ログラムである。原稿を画像読取部3で読み取り
(1)、画像メモリー部4へ画像データとして記憶する
(2)。一方座標入力装置9により必要とする部分の画
像部分(X1 ,Y1 )(X2 ,Y2 )の位置情報を入力
する(3)。位置情報の入力はデジタイザー上に原稿を
のせ所望エリアの頂点をプロットする事により原稿と対
応させる事ができる。図3に示す画像処理部15のRA
M中の画像位置情報エリアデータRAM1にはこの位置
情報がmm単位で一時的に記憶される。デジタイザーを
用いないで、キーボードで入力する場合は、あらかじめ
実際の寸法とキー入力値を対応させておくことにより、
Xi,Yi位置を指定することも可能である。
【0021】この位置情報の入力は原稿画像の読み取り
動作の前でも後でもかまわない。尚定型の画像を読み取
る場合や何回も同じ位置の読み取りを繰り返す場合はR
OMに入れて固定しても良い。
【0022】画像メモリー4は、ダイナミックRAMを
用いた半導体メモリーで構成しており、A4サイズの用
紙寸法をすべてデジタル値として記憶するために縦(2
10mm)x横(297mm)として16pel/mm
のビット密度の分解能を持つとして、210x297x
16=997920ビットの容量がある。このメモリー
中から原稿1のXi,Yiの点を指定するには、画像メ
モリーのアドレス指定(エリア座標→アドレス変換)を
CPUで行い、画像の読出し、書き込みを行う。メモリ
ーアドレスとXi,Yi位置の対応は、先にプロットし
たXi,Yiに対応するメモリーアドレスをCPUが演
算することにより行う。Xiを縦210mmとするとア
ドレスデータ値の巾は0〜3360bit指定を行えば
良く、Yiを横297mmとすればアドレス値の巾は0
〜4752bitになるので、Xi,Yiを組み合せて
997920までのアドレス値をCPUより出して指定
する。以上のアドレス変換及びイメージデータ転送をス
テップ11以後で行なう。本例はデータRAM上に原稿
位置をXi,Yiで記憶したが、デジタイザーで指定し
た寸法を画像メモリアドレスに変換する手段を用いてデ
ータRAM上にメモリーアドレスを記憶し、対応させる
事も可能である。またCPUよりXi,Yiのアドレス
を出して画像メモリー側でメモリーアドレスに変換する
方法でも可能となる。このような例はROMによるアド
レス変換回路でROMのアドレス指定線よりXi,Yi
アドレスを入力しあらかじめこのアドレス入力と対応し
た画像メモリーアドレスをROMデータとして持つこと
により変換可能となる。
【0023】次にワードプロセッサー12で文章を作成
する。ワードプロセッサーは読み取る画像に対して合成
する文章をキーボード入力により作成する(4)。文章
の文字配置は読取り画像部以外のエリアに自動的に位置
決定あるいは改行されるようにするので形成をこだわる
必要はない。また、定形の文章であれば、どんな画像と
合成しようとも、配置にこだわる必要のない利点のため
ROMやデイスク装置に入れて必要なとき使用する事も
可能である。入力した文字コードはワードプロセッサー
12内部のキャラクターゼネレーターにより画素データ
として変換し、文章メモリー部10に転送する(5)。
文章メモリー10は画像メモリー4とまったく同じ構成
でCPUと接続されている。但し、文章キャラクターは
画像程の分解能を必要としないのでメモリー容量を減ら
し構成することも可能である。一方この文章作成後、文
章メモリーの所定位置へ作成した文章をデータとして展
開するべく(X3 ,Y3 )(X4 ,Y4 )の位置情報を
座標入力装置9により入力する(6)。入力された位置
情報は図3の文章エリアRAMのRAM3にてエリアデ
ータとして記憶する。(X3 ,Y3 )(X4 ,Y4 )の
座標位置は文章作成以前に入力し、文章を作成しなが
ら、文章メモリーの指定した位置に対応するメモリーア
ドレスにキャラクタデータを展開することももちろん可
能であるが、ワードプロセッサーは本来文章の作成がや
りやすいように内部に間接バッファメモリーを持ってい
るので後で入力する方法が最良である。
【0024】次に最終的に画像と文章を配置する位置情
報(X′1 ,Y′1 )(X′2 ,Y′2 )(X′3 ,
Y′3 )(X′4 ,Y′4 )を入力する。画像位置情報
は画像情報エリアRAMのRAM2、文章位置情報は文
章エリアーRAMのRAM4に記憶する。この位置指定
の時もし画像情報と文章情報がオーバーラップしないよ
うにCPUはRAM2、RAM4のエリアデータを演算
する事により、文章位置の自動変更を行う(8)、
(9)。これはRAM2の読取イメージの変換位置デー
タのY′2 と文字イメージのY′3 とを比較し(8)、
Y′3 が大であることつまり読取イメージのエリアの外
であることを判定すると、イメージデータ転送ステップ
へ進める。しかしY′3 が小さいことつまり読取イメー
ジの内であると、Y′2 からY′3 を引いて、その差の
行(ライン)分をレジスタAに格納し、更にAのデータ
をY′3 に加えて行をAだけシフトダウンの改行をさせ
る。
【0025】次にCPUはデータRAM2の(X1 ,Y
1 )アドレス変換し、そのアドレスを編集データメモリ
11に指示し画像データーの書き込み開始点とする(1
1)。そして画像メモリー4からデータRAM1で(X
1 ,Y1 )アドレスとして指示される点の画像データ値
を、先に指示された開始点の編集データメモリー11へ
転送する。この動作を繰り返し(X2 ,Y2 )のアドレ
スまで行って画像抽出、位置変更を行って編集データメ
モリ11中に画像部だけを転送する(12〜17)。
【0026】次にCPUはデータRAM4で(X′3 ,
Y′3 )のアドレスを編集データメモリ11に指示し、
文章データの書き込み開始点とする。そして文章メモリ
ー10からデータRAM3で(X3 ,Y3 )アドレスの
指示される点の文章データ値をとりこみ、先に指示され
た開始点の編集データメモリ11へ転送する。この動作
を繰り返し(X4 ,Y4 )のアドレスまで行い、文章位
置の変更を行ってデータメモリ中に文章部だけを転送す
る。
【0027】各々のメモリー出力はOR論理で合成し編
集データメモリ11に入力しているので、メモリーの内
容は図2(c)に示した内容となり画像文章合成が可能
となる。またメモリーアドレスがオーバラップしないよ
うに各メモリーはセレクトラインによるセレクト端子の
切り変えにより行う。
【0028】尚編集データメモリ11はこの操作の開始
前(プログラムスタートステップ時)すべてクリヤす
る。それにより図2(C)で指定した位置以外はバック
クラウトデータ(例えば0)として残るので白部又は黒
部とすることができる。
【0029】本例では、画像と文章の位置変更前後の範
囲を位置指定のみで行ったが、最初のポイントとデータ
量の設定で指示できることは明白である。また位置変更
前後のデータ範囲が同一である例で述べたが、変更する
ことも可能である。
【0030】また本例では読取像の最終配置位置を指示
して自動的に文字像位置を決める例で述べたが、文章位
置の指示で自動的に読取像の位置を決めることもでき
る。それはステップ10をY′2 ーA→Y′2 とするこ
とでできる。又CPUの演算処理により画像部分をはさ
んだ文章の配置でも読取像をさけるべく文章エリアRA
MのRAM4データを作成しその位置が自動的に決めら
れる。それはXi方向の全巾寸法から画像部のXi方向
寸法を減算し、かつ文章部の残り巾を計算して文章の改
行動作を行わせる事も可能となりうる。
【0031】以上述べたように本例によれば画像情報と
文書情報の合成が可能となる。また文書情報をワードプ
ロセッサーで作成することにより、文書データが各文字
のキャラクターコードとして(例えばJISキーコード
等)存在するので、その文書の配置変え、文字の挿入、
誤字の修正、改行作業等が自由に行えるため、画像情報
と組み合せて画像編集するときに、画像部を除いた部分
への文書の配置が高速で効率良く、文字の見えやすい配
置が簡単に行えるものである。又、ワードプロセッサー
からの情報はデータ回線として通信回線が使用できるの
で遠隔地にあるワードプロセッサーの文書情報をもとに
画像編集が可能となるものである。
【0032】図1の例を用いた上記説明では、外部補助
メモリー部5を画像メモリー専用として説明したが、ワ
ードプロセッサーから文書データをまとめて大量にデー
タ転送された時、その記憶用として用い、編集処理部で
文字コードとして扱って文字の修正、または文字の配置
換えができるようにしてもよい。
【0033】次に同じ原稿像の2つの部分を配置変えし
てプリントする例を説明する。
【0034】図7(A)に処理しようとする原稿の原図
を、図7(B)に画像処理されたあと必要とする図案8
の各々の例を用いて説明する。
【0035】この例は図7(A)に示される原稿の画像
P1 とP 2を図7(B)に示されるようにP′1 ,P′
2 として配置変えをするもので、P1 の画像範囲は、左
上頂点を基点として(X1 ,Y1 )と(X2 ,Y2 )で
示されるものとする。同様にP2 は、(X3 ,Y3 ),
(X4 ,Y4 )で示される。図7(B)に配置変えされ
たP′1 ,P′2 の位置は各々(X′1 ,Y′1 )
(X′2 ,Y′2 )と(X′3 ,Y′3 )(X′4 ,
Y′4 )で示される。この状態でプリントされる。
【0036】図1の構成において、画像処理を必要とす
る原稿1を、画像読取部3で読み取ってデジタル信号の
画像信号としてデータ線Bに出す。
【0037】画像メモリー4(第1イメージメモリ)
は、この信号を受けて原稿1の画像位置に対応して、白
い部分を「0」、黒い部分を「1」として記憶する。
【0038】イメージプロセッサ15はメモリ4のイメ
ージデータの全て又は所望部分を座標−アドレス変換及
び転送をしてメモリ11(第2イメージメモリ)に格納
する。第1、第2メモリに格納されたイメージエリアを
図7(A)、(B)で示す。
【0039】第1、第2画像メモリー部4、11は半導
体メモリーのRAMを使用するのでデータの転送を高速
に行うことができる。とくにCPUのDMA方式を利用
するとデータ線Eにより直接高速に行なうことができ
る。
【0040】前記説明において、図7(A)の画像は図
1の第1画像メモリー部4に記憶されたもであるから、
第1画像メモリー部4で記憶されたイメージデータは図
7(A)のP1 ,P2 の各々の位置座標で囲まれたイメ
ージと対応する。同様メモリ11のP′1 ,P′2 のデ
ータと各位置座標で囲まれたイメージと対応する。
【0041】これらP1 ,P2 ,P′1 ,P′2 の位置
座標データXi,Yiは図5の如く図1のdispla
y10、デイジタイザ9、イメージプロセサ15とで読
取られ、RAM1〜4に格納される。
【0042】この例の制御フローは図5においてステッ
プ4〜6を除き、ステップ4に、更に(X3 ,Y3 ),
(X4 ,Y4 )の入力判定及びRAMセットを追加する
ことで可能となる。
【0043】以下前述と同様の座標−アドレス変換及び
イメージデータ転送プロセスを行なうことにより、第1
メモリ4のイメージP1 ,P2 を第2メモリ11にイメ
ージP′1 ,P′2 の如く転送する。そして第2メモリ
11のデータを順次プリンタに出力してBの如きコピー
を得る。
【0044】以上述べたように処理すべき原稿を読み取
ったあと高速に記憶する第1画像メモリー部と、画像処
理された原稿を展開する第2画像メモリー部を持つこと
により、外部メモリーの助けによらず画像の配置変換、
削除、追加等が行なえるため、データの高速転送、処理
効率の向上が望めるものである。
【0045】また、他の例として、図1の外部補助メモ
リー部5と併用して、第1画像メモリー部1の画像デー
タを参照しながら、外部補助メモリー部5のデータを取
り出し、第2画像メモリー部2に画像データを展開する
などの参照画像編集処理が画像メモリー部を2つ持つこ
とにより可能となり、編集効率を上げることが可能とな
るものである。
【0046】尚、画像メモリー部は2ページ分に限ら
ず、それ以上具備することもできる。次に複数のイメー
ジをシリアルにプリントできる例を説明する。
【0047】図8(1),(2),(3)はそれぞれの
ブックのページA40 〜A45 を開いた例を示す。読取
部3により(1)、(2)、(3)の各ページを読み取
る。読み取った原稿の画像は画像メモリー部4へ送る。
画像メモリー部4はA4サイズの2ページ分のA3サイ
ズ分の情報を一度に記憶できるようにしている。外部補
助メモリー部7は、読み取った原稿をファイルとして1
ページ単位で長期間保存し、必要な時適宜ページ単位で
抽出できるようにしている。イメージプロセサ15は必
要とする2ページの画像を合成処理することができ、外
部補助メモリー部5の中の1ページデータと画像メモリ
ー部4のデータ又は、外部補助メモリー部5の中の2ペ
ージ分のデータを合成してシリアルに出力する。プリン
タ7は画像処理部15によって合成処理された画像メモ
リー部4の内容を順次送り出しA3サイズの紙に記録す
る。記録物2の(1)′、(2)′は(A4′0,A4′
1)(A4′2,A4′3 )のページが夫々1枚のA3用
紙に記録されている。ここでA4′0 は本1の(1)の
A40 のページの複写を示し、A4′1 はA41 の複写
を示し、他も同様である。
【0048】最初に本1の(1)のA40 ページとA4
5 ページを画像読取部3で読み取る。読み取られた原稿
は画像信号として画像メモリー部4へ送られ、A45 ,
A40 ページは画像メモリ4のエリアM1,M2 に送られ
る。この画像メモリ4の内容は、画像処理部15により
ページ毎のファイルNoを各々付けられ外部補助メモリ
ー部7へ転送される。
【0049】次に、本1の(2)、(3)についても上
記と同様な操作を繰り返し、外部補助メモリー部7へ本
1のファイルとして蓄積する。
【0050】以上の操作後編集処理部15により、画像
メモリ4のM1 の位置に最初に記録したA40 のページ
のデーターを外部補助メモリー部5からメモリ4に転送
する。次にM2 の位置にA41 のページを同様に転送す
る。そして画像メモリー部4のデーターを画像記録部7
へ順次送り出し、2の(1)′に示した記録物を得る。
同様にA42 のページとA43 のページを複写し、2の
(2′2 )に示した記録物を得る。
【0051】こうして得られた記録物2の(1)′,
(2)′は図に示すようにA4′0 とA4′1 ,A4′
2 とA4′3 がA3ページ1枚の中に入ることになる。
【0052】この複写原稿を表裏にそれぞれのページが
現われるように中心で折曲げてH部で製本すると図9
(1)のようになる。
【0053】製本された記録物は見開いた時A4′′1
が左側にA4′′2 が右側にあり原稿1の(2)とまっ
たく同じになる。
【0054】以上述べたように本例は、効率良く複写す
る場合にもとの原稿と同じページ配置で複写できるため
わかりやすい複写原稿を提供することができるものであ
る。
【0055】また、複写する原稿のページ配置がずれて
いるものをわかりやすく配置変えする事や、ファイルの
中から関係するページを抽出し挿入することも可能とな
るものである。
【0056】以上の更なる詳細な制御は図11のフロー
(後述)のステップ6,9を、コピー紙上に折りしろ分
の余白を設けるための遅延ステップに置換したものと同
じである。即ち、メモリ4からA4′0 のデータを出力
し(4)、A40 の1ページ分の全ライン分のデータの
出力が完了したか否かを判定し(5)、完了する迄くり
返す。この判定は、プロセサ15にて210mmx16
pel/mmのラインカウントをするようにし、そのカ
ウント終了か否かを検知することでなされる。1ページ
分の出力が終了すると所定時間のブランクをおいてメモ
リ4のA4′1のデータを出力する(10,11)。従
ってA3のコピー紙上の像A4′0 とA4′1 との間に
折りしろを有して2ページ分のコピーができる。
【0057】本願発明は、上述した画像形成装置の画像
記録部7として両面記録可能なものを使用したものに適
用することができる。以下、そのような例を図10を参
照して説明する。
【0058】プラテン1上に置かれた原稿は、ランプ5
2で照射され、ミラー53,54の矢印の移動によりス
キャンされる。それによるスリットスキャン反射像80
はレンズ55を介しCCD3の受光部に結像され、その
像は1スリットライン毎にCCDのセルフスキャンによ
り電気信号に変換され、バッファを介して前述の如くメ
モリ4にstoreされる。出力スタート信号によりメ
モリ4からデータを読出し、データによりバッファを介
しレーザ発振器58のビーム81を変調、ポリゴンミラ
ー59による偏向を行ない、かつドラム回転により感光
ドラム61をビームスキャンして、ドラム上に静電潜像
を形成する。
【0059】ドラム上の潜像は現像器65で現像され、
A3又はA4サイズのカセット68から送られたシート
に転写され、シートはローラ69で定着されトレー70
に排出される。ドラムはクリーナ71でクリーニングさ
れ再使用する。
【0060】両面コピー時はサイド1のコピー終了時爪
101を上に上げておいて、定着ずみのシートを排出せ
ず中間トレイ100に送り待機させる。ページのイメー
ジのビームスキャンが始まると所定タイミングで中間ト
レイ100からシートを送り出しサイド2に転写を行な
う。その時期には爪101を下げておき、シートを排出
する。
【0061】図8〜図11を参照して、両面制御を説明
する。図11のフローは図1のイメージプロセサ15に
より実行される。
【0062】前述の如く本1のA4サイズの各ページを
読み取ってメモリ5にファイルとして格納する(1)、
(2)。以上の操作後格納完了又はスタート入力を判断
し(3)、編集処理部15により、画像メモリー4のM
1 の位置に最初に記憶したA40 のページのデータを外
部補助メモリー部5から転送する。次にM2 の位置にA
41 のページを同様メモリ4に転送する。この画像メモ
リー部4のデータのうちまずM1 のデーターを画像記録
部7へ送り出し(4)、(5)、A4サイズの複写紙表
面へ複写する。複写された用紙は中間トレイ100に送
られ前述の如くして紙の表裏反転後ふたたび転写部へ送
られる。イメージプロセサ15は中間トレイ100から
シートが排出された否かをシートセンサ102により判
定する(6)、排出を確認して初めてメモリ4のデータ
ーのうちM2 のデータを画像記録部7へ送り出し(1
0)、(11)、前回表面へ複写した用紙の裏面へ複写
する。以上の動作に従い、2ー2の(1)に示した両面
コピーの記録物を得る。
【0063】ステップ6にて中間トレイ100からのシ
ート排出を検知できない場合はジャムとみなして表示を
し(7)、ジャムリセットキーがオンされる迄はコピー
動作を禁止する(8)、リセットされれば再びA4′0
のデータ出力を行なわしめ、表面のコピーをくり返す。
ステップ12では、裏面コピーシートがジャムしたか否
かをセンサ103により判定するもので、M2 のデータ
出力完了時シート検知しない場合ジャムルーチンJに進
み、ジャムリセット後再びA4′0 のデータ出力とプリ
ントを行なわしめる。シートを検出した場合は、ファイ
ルメモリ5から次の2ページ分のデータをメモリ4に転
送し同様にA42 のページとA43 のページを複写し、
2ー2の(2′)に示した記録物を得る。こうして得ら
れた記録物2ー2の(1)′、(2)′を図9(2)に
示すようにH部で製本すると見開いた時A4′′1 が左
側に、A4′′2 が右側にあり原稿1の(2)とまった
く同じになる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば両面
記録装置において簡単な制御で迅速かつ正確にジャムか
らの復帰を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明者が提案するイメージプロセス装置の
一例を説明するための図。
【図2】画像編集例(A)〜(C)を説明するための
図。
【図3】図1の編集部15付近の構成を示すブロック
図。
【図4】図3のCPUの一例の構成を示すブロック図。
【図5】図1のイメージプロセス装置の制御フローチャ
ート。
【図6】座標位置のアドレス変換を説明するための図。
【図7】イメージ編集の他の例を説明するための図。
【図8】イメージ編集の更に他の例を説明するための
図。
【図9】図8のイメージ編集によるコピーシートの図。
【図10】本発明が適用される記録装置の断面図。
【図11】本発明の実施例におけるフローチャート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数頁の画像データを記憶可能な半導体
    メモリ、 同一の記録材の第1面、及び第2面にそれぞれ記録され
    るべき第1画像データ及び第2画像データを前記半導体
    メモリに書き込む書込手段、 前記半導体メモリに記憶された第1及び第2画像データ
    を順次読出す読出手段、 前記読出手段によって読出された画像データに基づいて
    記録材に画像を記録する記録手段、 前記読出手段により読出された第1画像データに基づい
    て前記記録手段により第1面に画像が記録された記録材
    を、第2面への記録を行わせるべく前記記録手段に再供
    給する前に検出する第1検出手段、 前記読出手段により読出された第2画像データに基づい
    て前記記録手段により第2面に画像が記録された記録材
    を、機外への排出時に検出する第2検出手段と、 前記第2検出手段に基づいて両面記録された記録材が機
    外に排出されたと判断されるまでは前記半導体メモリに
    第1画像データ及び第2画像データの双方を保持させて
    おき、前記第1検出手段又は前記第2検出手段の出力に
    基づいて記録材がジャムしたことを判別するとともに、
    前記ジャムの判別が前記第1検出手段と前記第2検出手
    段とのいずれの出力に基づく場合であっても、ジャム解
    除後、前記半導体メモリに保持されている第1及び第2
    画像データに基づいて新たな記録材の第1面及び第2面
    に画像を記録させる制御手段とを有することを特徴とす
    る両面記録装置。
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