JP2006303645A - 画像処理装置 - Google Patents

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隆伯 石井
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Abstract

【課題】 伝票の画像内のかすれている部分の濃度を自動的に増加させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】 受付けた画像に処理を行う複合機(画像処理装置)1において、受付けた画像が、表面側の記入内容を裏面側へ複写する複写シートによって複写された部分を有する画像であるか否かを判定する画像処理部13と、複写シートによって複写された部分を有する画像に対する処理条件を記憶する管理部14とを備え、受付けた画像が複写シートによって複写された部分を有する画像であると判定した場合、管理部14に記憶されている処理条件に応じた処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受付けた画像に処理を行う画像処理装置に関する。
シートに画像を形成する機能を有する複写機又は複合機などの画像処理装置においては、シートに形成する画像に対し、例えば文字領域には文字に適した画像処理を行い、図形領域には図形に適した画像処理を行い、中間調領域には中間調に適した画像処理を行えるものがある(例えば、特許文献1参照)。このような複写機又は複合機においては、シートに形成する画像の内容に適した画像処理を行うことができる。
また、伝票又は申込書などには、表面側の記入内容を裏面側へ複写するカーボン紙又は感圧紙などの複写シートが用いられている。このような伝票又は申込書を複写機又は複合機でコピーする場合、複写シートによって複写された部分を有する複写画像をシートに記録することになる。
実開昭61−126668号公報
しかし、複写シートによって複写された部分はかすれているなどして見難い場合が多く、複写機又は複合機でコピーした場合は更に見難くなる可能性が高いという問題がある。しかも、上述した特許文献1の装置を用いた場合であっても、問題が改善される可能性は低い。例えば文字に適した画像処理を行った場合、かすれている部分は背景の模様又はノイズと認識されて消去されるおそれがある。このように、複写シートによって複写された部分は、複写機又は複合機で良好にコピーすることが困難という問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、受付けた画像が複写画像であるか否かを判定する判定手段と、複写画像に対する処理条件を記憶する処理条件記憶部とを備え、受付けた画像が複写画像であると判定手段が判定した場合、処理条件記憶部に記憶されている処理条件に応じた処理を行うように構成したことにより、複写画像に対して所定の処理を自動的に行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、複写画像は伝票の画像であり、伝票の画像の判定条件を記憶する判定条件記憶部を備え、該判定条件記憶部に記憶されている判定条件に基づいて、受付けた画像が伝票の画像であるか否かを判定するように構成したことにより、伝票の画像を識別することができる画像処理装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、前記処理条件記憶部には、伝票の画像内の処理領域を指定する指定情報、及び、前記処理領域に対応する処理条件が記憶されており、伝票の画像内の処理領域に、対応する処理条件に基づく処理を行うように構成したことにより、複写シートによって複写された部分に対して、他の部分に影響を与えずに所定の処理を行うことができる画像処理装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、前記処理条件は濃度調整処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた濃度調整処理を行うように構成したことにより、複写シートによって複写された部分の濃度を増加させることができる画像処理装置を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、シートに画像を記録する画像記録手段を備え、前記処理条件はシートへの画像記録処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた画像記録処理を行うように構成したことにより、複写画像を所定サイズのシートに記録したり、複写画像を所定サイズに拡大又は縮小したり、複写画像をシート内の所定位置に記録することができる画像処理装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、受付けた画像に処理を行う画像処理装置において、受付けた画像が、表面側に対する記入内容を裏面側へ複写する複写シートによって複写された部分を有する画像であるか否かを判定する判定手段と、複写シートによって複写された部分を有する画像に対する処理条件を記憶する処理条件記憶部とを備え、受付けた画像が複写シートによって複写された部分を有する画像であると判定手段が判定した場合、処理条件記憶部に記憶されている処理条件に応じた処理を行うように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、複写シートによって複写された部分を有する画像は伝票の画像であり、伝票の画像の判定条件を記憶する判定条件記憶部を備え、前記判定手段は、判定条件記憶部に記憶されている判定条件に基づいて、受付けた画像が伝票の画像であるか否かを判定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、前記処理条件記憶部には、伝票の画像内の処理領域を指定する指定情報、及び、前記処理領域に対応する処理条件が記憶されており、伝票の画像内の処理領域に、対応する処理条件に基づく処理を行うように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、前記処理条件は、濃度調整処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた濃度調整処理を行うように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、シートに画像を記録する画像記録手段を備え、前記処理条件は、シートへの画像記録処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた画像記録処理を行うように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、受付けた画像が、表面側の記入内容を裏面側へ複写する複写シートによって複写された部分を有する複写画像であると判定手段が判定した場合、処理条件記憶部に記憶されている、複写画像に対する処理条件に応じた処理を行うため、複写画像に対しては特定の処理条件で処理を行うことができる。複写画像においては、複写シートによって複写された部分は文字がかすれるなどして見難くなっている場合が多く、処理条件記憶部には例えば文字のかすれを補正する処理条件を記憶しておく。これにより、複写シートによって複写された部分の文字のかすれなどを、自動的に補正することができる。
本発明においては、複写画像は伝票の画像であり、前記判定手段は、判定条件記憶部に記憶されている、伝票の画像の判定条件に基づいて、受付けた画像が伝票の画像であるか否かを判定する。伝票のフォーマットは予め決められている場合が多いため、伝票の特徴を予め判定条件記憶部に記憶しておくことにより、比較的容易に伝票の画像を識別できる。
本発明においては、前記処理条件記憶部には、伝票の画像内の処理領域を指定する指定情報、及び、前記処理領域に対応する処理条件が記憶されており、伝票の画像内の処理領域に、対応する処理条件に基づく処理を行う。例えば、複写シートによって複写される部分は伝票の画像内でほぼ固定されているため、前記部分の座標などを予め指定しておくことにより、伝票の画像内のかすれている部分に対して所定の処理を行うことができる。また、伝票の画像内の前記部分以外に影響を与えることなく、前記部分に対して所定の処理を行うことができる。
本発明においては、前記処理条件は、濃度調整処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた濃度調整処理を行う。例えば、複写シートによって複写された部分の濃度を増加させることができる。
本発明においては、シートに画像を記録する画像記録手段を備え、前記処理条件はシートへの画像記録処理の処理条件を含んでおり、前記処理条件に応じた画像記録処理を行う。例えば、伝票の画像を所定サイズのシートに記録したり、伝票の画像を所定サイズに拡大又は縮小したり、伝票の画像をシート内の所定位置に記録することができる。
本発明によれば、複写画像に対して、所定の処理を自動的に行うことができる。
本発明によれば、伝票の画像を識別することができる。
本発明によれば、複写シートによって複写された部分に対して、他の部分に影響を与えずに所定の処理を行うことができる。
本発明によれば、複写シートによって複写された部分の濃度を、増加させることができる。
本発明によれば、複写画像を所定サイズのシートに記録したり、複写画像を所定サイズに拡大又は縮小したり、複写画像をシート内の所定位置に記録することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明に係る画像処理装置(複合機)を含む画像処理システムの例を示すブロック図である。複合機(画像処理装置)1は、例えば社内に構築されているLAN(Local Area Network)などの内部ネットワークN1と接続されている。内部ネットワークN1には、複数のパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)32が接続されている。また、内部ネットワークN1は、例えば社外に構築されているインターネットなどの外部ネットワークN2と接続されている。外部ネットワークN2には、インターネットファックス機(以下、iFAX機)34及びパソコン32などが接続されている。
複合機1は、CCD(Charge Coupled Device)2aを有するイメージスキャナなどの画像読み取り部2、入力キーなどの入力部4aと液晶表示パネルなどの表示部4bとを有する操作部4、画像データを記憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)などのメモリ6aとシートに画像を形成する印字部(LSU:Laser Scanning Unit)6bとを有する画像形成部(画像記録手段)6、内部ネットワークN1との通信制御を行うLANインタフェイスなどの通信部10、電話回線網N3に接続されたFAXモデム11、画像読み取り部2又は通信部10から受付けた画像データを記憶するハードディスクドライブ(以下、ハードディスクという)12、メモリカードなどの外部メモリがセットされるメモリスロット15、メモリ6aに読み出された画像データに画像処理を行う画像処理部13、制御プログラム及び各種設定などを記憶するフラッシュメモリなどの管理部14、及び、制御プログラムに従って装置内の上述した各構成部を制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御部8を備える。
複合機1の各構成部は、制御部8によって制御され、例えばタッチパネル又は入力キーなどの入力部4aから操作指示を受付け、受付けた操作指示に応じた処理を実行したり、複合機1の動作状態に関する情報などを表示部4bに表示して、必要な情報を使用者に報知することが可能である。また、管理部14には、各構成部の動作設定などに関する情報が記憶されており、制御部8は前記情報に基づいて複合機1全体の動作を制御する。本実施の形態では、複合機1は、複写機、プリンタ、ネットワークスキャナ及びファクシミリとして動作することが可能である。
操作部4で複写機能の選択を受付けるなどして、複合機1を複写機として使用する場合、制御部8の制御によって、画像読み取り部2にセットされた原稿を電子的に読み取り、読み取った画像データをメモリ6aを介してハードディスク12に記憶し、印字部6bの印字タイミングに合わせて、画像データがメモリ6aを介してハードディスク12から印字部6bへと送られる。
内部ネットワークN1に接続されたパソコン32から送信された画像データを通信部10で受信するなどして、複合機1をプリンタとして使用する場合、制御部8の制御によって、受信した画像データはメモリ6aを介してハードディスク12に送られ、上述した複写機として使用する場合と同様にして印字部6bに送られる。
操作部4でデータ送信の選択を受付けるなどして、複合機1をネットワークスキャナとして使用する場合、制御部8の制御によって、画像読み取り部2にセットされた原稿を電子的に読み取り、読み取った原稿の画像データをメモリ6aを介してハードディスク12に記憶した後、操作部4で受付けた送信先へ通信部10から送信する。画像データの送信先としては、内部ネットワークN1内のパソコン32、外部ネットワークN2のパソコン32、iFAX機34を指定することが可能である。また、送信先にFAX番号を指定して、FAXモデム11から電話回線網N3を介して外部のFAX機38へ画像データを送信することも可能である。また、メモリスロット15へデータを送り、外部メモリにデータを記憶することも可能である。
画像処理部13及び制御部8は、画像読み取り部2などから受付けた読取画像が、表面側の記入内容を裏面側へ複写する複写シートによって複写された部分を有する複写画像であるか否かを判定する判定手段として動作する。また、管理部14は、複写画像に対する処理条件を記憶する処理条件記憶部として動作する。制御部8は、読取画像が複写画像であると判定した場合、管理部14に記憶されている処理条件に応じた処理を行うように画像処理部13及び画像形成部6などを制御する。
本実施の形態では、複写画像は伝票の画像(以下、伝票画像という)であり、管理部14は伝票画像の判定条件を記憶する判定条件記憶部として動作し、画像処理部13及び制御部8は、管理部14に記憶されている判定条件に基づいて、読取画像が伝票画像であるか否かを判定する。管理部14には、伝票画像内の処理領域を指定する座標情報(指定情報)、及び、前記処理領域に対応する処理条件が記憶されており、制御部8は、伝票画像内の処理領域に、対応する処理条件に基づく処理を行うように画像処理部13又は画像形成部6などを制御する。
例えば、管理部14に記憶されている処理条件は、濃度調整処理の処理条件を含んでおり、制御部8は、処理条件に応じた濃度調整処理を行うように画像処理部13などを制御する。また、前記処理条件は、シートへの画像記録処理の処理条件を含んでおり、制御部8は、処理条件に応じた画像記録処理を行うように画像形成部6などを制御する。
図2及び図3は、伝票の例を示す概略図である。図2に示すように、伝票40は3枚の伝票用紙41,42,43が重なっており、例えば左端が綴じられている。また、図3(a)は1枚目の伝票用紙41、図3(b)は2枚目の伝票用紙42、図3(c)は3枚目の伝票用紙43を夫々個別に図示している。図2及び図3に示すように、各伝票用紙41,42,43の右上端には、何枚目かを示す数字(以下、頁数という)1,2,3が記載されている。また、各伝票用紙41,42,43の左上端には伝票名が記載されている。なお、伝票名は、各頁とも同じ、又は、各頁毎に異なっている。伝票用紙の1枚目41及び2枚目42には、カーボン紙又は感圧紙などの複写シートが用いられており、1枚目41に記入した内容は、2枚目42及び3枚目43に複写される。
図4は、伝票画像内の処理領域の例を示す概略図である。図4では3枚目の伝票用紙43を図示しており、以下3枚目の伝票用紙43を例にして説明を行う。伝票用紙43の左上端の伝票名部分には領域A1が設定され、右上端の頁数部分には領域A2が設定されている。画像処理部13は、制御部8からの指示により、読取画像のサイズを標準サイズに変更し、左上部分の領域A1及び右上部分の領域A2に対して文字認識を行い、文字認識結果を制御部8に送る。制御部8は、受取った文字認識結果から、読取画像が伝票であるか否かを判定できると共に、伝票名及び頁数を取得することができる。ここで、処理対象の伝票に関する領域A1,A2の座標情報、伝票名及び頁数などの判定条件は判定情報として管理部14に予め記憶されている。図5(a)は判定情報の例を示す図である。図5(a)の例においては、領域は矩形型であるため、領域の座標は対角の2頂点で表している。なお、領域の座標は領域の形状に応じて任意に設定することが可能である。
また、図4の例では、伝票用紙43内に領域B1,B2,B3が設定されている。領域B1は、1枚目の伝票用紙41に記入された文字が複写シートによって複写される部分であり、領域B1部分は薄い又はかすれた文字の場合が多い。そのため、コピー時などに文字が所定レベル濃くなるように、領域B1に対して濃度調整を行う。領域B2は、注意事項などが記載された部分であり、例えば赤色で記載されている。そのため、コピー(白黒印刷)時にも注意事項が目立つように、領域B2に対して網掛処理を行う。領域B3は、機密事項などが記載された部分である。そのため、コピー時に機密事項が出力されないように、領域B3に対して白塗処理、黒塗処理、又は削除処理を行う。ここで、処理対象の伝票に関する領域B1,B2,B3の座標情報(指定情報)、各領域に行う処理条件などは処理情報として管理部14に予め記憶されている。図5(b)は処理情報の例を示す図である。図5(b)の例においては、領域は矩形型であるため、領域の座標は対角の2頂点で表している。なお、領域の座標は領域の形状に応じて任意に設定することが可能である。また、3枚目の伝票用紙43を記録するシートのサイズとして、A4が設定されている。
図4及び図5(b)では3枚目の伝票用紙43を例にして説明したが、1枚目及び2枚目の伝票用紙41,42に対しても、3枚目の伝票用紙43と同様に判定情報及び処理情報が予め管理部14に記憶されている。制御部8は、取得した伝票名及び頁数に対応する処理情報に基づいて、画像処理部13を制御し、例えば領域B1に対する濃度調整処理、領域B2に対する網掛処理、及び領域B3に対する白塗処理を行わせる。また、制御部8は、画像形成部6を制御して、処理が済んだ読取画像をA4のシートに記録させる。上述した判定情報及び処理情報は、取り扱う伝票に基づいて、予め管理部14に記憶されている。
図6は読取画像の処理手順の例を示すフローチャートである。画像読み取り部2で原稿の画像読取を行い(S10)、メモリ6aに読取画像が記憶された場合、制御部8は画像処理部13を制御して、伝票画像であるか否かの画像判定を行う(S12)。例えば制御部8は、管理部14に記憶されている判定情報に含まれる座標(図5(a)参照)を画像処理部13に送り、前記座標に対応する領域の文字認識を行わせる。画像処理部13は、読取画像を標準サイズに変更し、制御部8から受取った座標に対応する領域部分の文字認識を行い、文字認識結果を制御部8に送る。制御部8は、受取った文字認識結果に基づいて読取画像が伝票画像であるか否かを判定する。例えば文字認識結果が判定情報に登録されている伝票名及び頁数の場合は伝票と判定する。伝票画像でない場合(S14:NO)、制御部8の制御により、画像形成部6を制御して複写処理を行ったり(S22:YES、S24)、通信部10を制御してデータの送信処理を行う(S22:NO、S26)。
伝票画像の場合(S14:YES)、制御部8は、管理部14に記憶されている処理情報(処理領域及び処理条件)を確認し(S16)、画像処理部13を制御して、画像処理を行わせ(S18)、処理が済んだ画像を、画像形成部6を制御してシートに記録させる(S20)。例えば図4に示したように、画像処理部13に、読取画像の領域B1の濃度増加、領域B2の網掛、及び領域B3の白塗などの処理を行わせ、画像形成部6に、処理が済んだ画像のA4シートへの記録を行わせる。領域B1の濃度を増加させているため、複写シートによって複写された部分を良好にコピーすることができる。なお、例えばパソコン32に接続されたイメージスキャナで読取った原稿画像を、通信部10がパソコン32から受信した場合も、読み取り部2から受付けた読取画像と同様に処理することが可能である。
上述した実施の形態においては、判定領域(領域A1,A2)を座標で指定しているが、例えば原稿の色(紙の色)に基づいて伝票の頁数を判定したり、原稿の薄さ(薄い場合は裏側が透けて見える)に基づいて伝票の頁数を判定することも可能である。また、伝票画像内の文字の配置パターンに基づいて頁数を判定することも可能である。このように、判定情報として、伝票の特徴に係る任意の条件を用いることが可能である。なお、読取画像が伝票であることを操作部4で受付けることも勿論可能である。
また、上述した実施の形態においては、処理対象の領域(領域B1,B2,B3)を座標で指定しているが、例えば赤色で記載されている領域B2部分は、色に基づいて領域を特定することも可能である。また、例えば複写シートによって複写された領域B1部分は、文字のかすれ又は色(例えば青色)に基づいて領域を特定することも可能である。さらに、例えば機密事項が記載されている領域B3部分は、機密部分に係る特定マーク又は特定文字に基づいて領域を特定することが可能である。
また、上述した実施の形態においては、画像を記録するシートのサイズを指定しているが、例えば画像を記録するシートの枚数を指定したり、シート内の画像記録位置を指定したり、画像を送信するファクシミリ番号(送信先)を指定したり、画像を送信するコンピュータのアドレス(フォルダ)を指定することも可能である。
図7は処理情報の他の例を示す図である。制御部8は、読取画像内のかすれ部分、赤色部分、及び重要部分の特定及び認識を行い、また、対応する処理(濃度増加、網掛、及び白塗)を行うように画像処理部13を制御する。また、制御部8は、例えば読取画像をA4のシートに2枚印刷するように画像形成部6を制御したり、例えば処理情報の送信先又はフォルダに読取画像を送信するように通信部10を制御する。なお、伝票画像に対する処理を操作部4で受付けることも可能である。
上述した実施の形態においては、複写シートによって複写された部分を含む複写画像の例として伝票画像を例にして説明したが、複写画像は伝票画像に限定はされず、例えば申込用紙の画像など複写シートを用いて記入内容が複写された部分を有する任意の画像とすることが可能である。
本発明に係る画像処理装置(複合機)を含む画像処理システムの例を示すブロック図である。 伝票の例を示す概略図である。 伝票の例を示す概略図である。 伝票画像内の処理領域の例を示す概略図である。 (a)は判定情報の例を示す図であり、(b)は処理情報の例を示す図である。 読取画像の処理手順の例を示すフローチャートである。 処理情報の他の例を示す図である。
符号の説明
1 複合機
2 画像読み取り部
4 操作部
6 画像形成部
8 制御部
10 通信部
11 FAXモデム
12 ハードディスク
13 画像処理部
14 管理部
N1 内部ネットワーク
N2 外部ネットワーク
N3 電話回線網

Claims (5)

  1. 受付けた画像に処理を行う画像処理装置において、
    受付けた画像が、表面側に対する記入内容を裏面側へ複写する複写シートによって複写された部分を有する画像であるか否かを判定する判定手段と、
    複写シートによって複写された部分を有する画像に対する処理条件を記憶する処理条件記憶部と
    を備え、受付けた画像が複写シートによって複写された部分を有する画像であると判定手段が判定した場合、処理条件記憶部に記憶されている処理条件に応じた処理を行うように構成されていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 複写シートによって複写された部分を有する画像は伝票の画像であり、
    伝票の画像の判定条件を記憶する判定条件記憶部を備え、
    前記判定手段は、判定条件記憶部に記憶されている判定条件に基づいて、受付けた画像が伝票の画像であるか否かを判定するように構成してあることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記処理条件記憶部には、伝票の画像内の処理領域を指定する指定情報、及び、前記処理領域に対応する処理条件が記憶されており、
    伝票の画像内の処理領域に、対応する処理条件に基づく処理を行うように構成してあることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記処理条件は、濃度調整処理の処理条件を含んでおり、
    前記処理条件に応じた濃度調整処理を行うように構成してあることを特徴とする請求項1乃至3の何れかひとつに記載の画像処理装置。
  5. シートに画像を記録する画像記録手段を備え、
    前記処理条件は、シートへの画像記録処理の処理条件を含んでおり、
    前記処理条件に応じた画像記録処理を行うように構成してあることを特徴とする請求項1乃至3の何れかひとつに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227542A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Panasonic Corp 帳票

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