JP3704445B2 - 免震構造物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は免震構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地震による振動から建物を保護するために、図6の(1)および(2)に示すような免震構造物24、25が構築されるようになっている。前記(1)に示す免震構造物24は、基礎構造26と上部構造27とを縁切りし、これらの間に設置した免震アイソレータなどの免震装置28に地震時における建物の変位を集中させたものである。また同図の(2)に示すような、高層部29と低層部30とからなる免震構造物25は、高層部29と低層部30とを切り離し、これらを減衰ダンパーなどの減衰装置31で接合して地震時の振幅を低減させたり、地震エネルギーを吸収させたりするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の(1)に示す免震構造物は、免震装置の上下で二重の床板を必要とする他、免震装置の上に剛性の大きな柱が要求されるため、躯体コストが高くなっていた。また(2)に示す免震装置は高層部が十分の高さを有しないと、固有周期の違いが顕著に現れずに所定の効果を得ることができないという問題があった。
【0004】
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで免震効果が効率的に発揮できる免震構造物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を達成するための手段は、請求項1の発明が、基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでの柱間には壁を設けず、基礎から最初の階を構成する床は梁および柱から縁切りされた状態でその梁上に載置され、かつ前記床の下面と柱との間に減衰装置が設置されたことを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでの長尺柱により建物の固有周期が長くなって免震効果が高まる。
【0007】
また請求項2の発明が、請求項1において、壁を設けない長尺柱は一部が地下階に位置したことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明によれば、壁を設けない柱は一部が地下階に位置したことにより、地上にピロテイ形式の空間を有した免震構造物を構築することができる。
【0009】
また請求項3の発明が、高層部の周囲に低層部が形成された構造物において、前記高層部の基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでは柱間に壁を設けず、基礎から最初の階を構成する床は梁および柱から縁切りされた状態でその梁上に載置され、かつ前記床の下面と柱との間に減衰装置が設置されたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明によれば、基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでの長尺柱により建物の固有周期が長くなって高層部の免震効果が高まる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、免震構造物の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は第1の実施の形態の免震構造物の断面図、図2および図3は床の下面と柱との間に免震装置を設けた断面図および平面図である。
【0012】
図1は、地下室を備えた免震構造物の断面図であり、該免震構造物1の地下には山留壁2内側の地下外壁3と基礎スラブ4とにより地下階5が構築され、前記基礎スラブ4上には構造物を支える鉄骨の柱6が立設されている。これらの柱6には基礎スラブ4から3階部分(2層分)に相当する高さまで壁が設けられず、1階の床7を支える梁8のみが架設されて長尺柱となり、これの変形性能によって免震効果が発揮されるようになっている。なお、この柱6は鉄骨に限らず、鉄筋コンクリート柱であってもよい。
【0013】
前記1階の床7は地下外壁3と剛接合されているが、梁8とは縁切り状態でその上面に載置され、その摩擦力のみで水平荷重が伝わるようになっている。また床7と柱6との間には変位吸収スペース9が設けられ、これがカバー10で閉塞されている。
【0014】
また、図2および図3に示すように、変位吸収スペース9における床7の下面と柱6との間にはオイルダンパーまたはエアダンパーなどの減衰装置11が設置されている。これらのダンパーの後端部12aが柱6の四隅に、シリンダ12bの先端部が床7の下面にそれぞれ取り付けられて柱6を中心にした放射配置となり、どの方向からの揺れにも対応できるようになっている。したがって、建物に作用した地震による水平荷重は長尺柱の変形性能と減衰装置とにより減衰されるほか、床7には梁8との摩擦力のみで伝えられる。
【0015】
図4は第2の実施の形態の免震構造物13であり、高層部14とそのまわりに構築された3階建ての低層部15とから構成されている。この高層部14と低層部15とは縁切りされ、(1)は低層部15の梁16が高層部14の柱20のブラケット20aに載置された形式のものである。また、同図の(2)は高層部14と低層部15との梁16、18が片持ち式となった形式のものである。
【0016】
このような縁切り状態にあって各階の床19は、低層部15において梁16と柱17に剛接合されるが、高層部14においては柱20との間に変位吸収スペース21が設けられ、かつ梁18とは縁切り状態になっている。この高層部14における床19と柱20との間には、図2および図3に示すようなオイルダンパーまたはエアダンパーなどの減衰装置23が設置されている。なお、22は変位吸収スペース21を覆うカバーである。
【0017】
また高層部14における柱20間には、前記と同様に、3階部分(2層分)に相当する高さまで壁が設けられず、2階の床19を支える梁18のみが架設されて長尺柱となり、これの変形性能によって免震効果が発揮できるようになっている。
【0018】
したがって、地震が発生すると、高層部14と低層部15との固有周期は異なるためにそれぞれが独自に揺れるが、高層部14の水平荷重は長尺柱の変形性能および減衰装置23により減衰され、低層部14の水平荷重も減衰装置23により減衰される。
【0019】
【発明の効果】
基礎から少なくとも3階部分(2層分)に相当する高さまでの長尺柱により建物の固有周期を長くできるので、免震効果が効率的に発揮される。
【0020】
壁を設けない長尺柱は一部が地下階に位置したことにより、地上にピロテイ形式の空間を有する免震構造物を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (1)は第1の実施の形態の免震構造物の断面図、(2)は(1)のA−A線断面図である。
【図2】 免震装置を設置した床の断面図である。
【図3】免震装置を設置した床の平面図である。
【図4】(1)は第2の実施の形態の免震構造物の断面図、(2)は要部の断面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】(1)および(2)は従来の免震構造物の断面図である。
【符号の説明】
1、13、24、25 免震構造物
2 山留壁
3 地下外壁
4 基礎スラブ
5 地下階
6、17、20 柱
7、19 床
8、16、18 梁
9、21 変位吸収スペース
10、22 カバー
11、23、31 減衰装置
14、29 高層部
15、30 低層部
27 上部構造

Claims (3)

  1. 基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでの柱間には壁を設けず、基礎から最初の階を構成する床は梁および柱から縁切りされた状態でその梁上に載置され、かつ前記床の下面と柱との間に減衰装置が設置されたことを特徴とする免震構造物。
  2. 壁を設けない柱は一部が地下階に位置したことを特徴とする請求項1に記載の免震構造物。
  3. 高層部の周囲に低層部が形成された構造物において、前記高層部の基礎から少なくとも3階部分に相当する高さまでは柱間に壁を設けず、基礎から最初の階を構成する床は梁および柱から縁切りされた状態でその梁上に載置され、かつ前記床の下面と柱との間に減衰装置が設置されたことを特徴とする免震構造物。
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