JP3703223B2 - ストレッチ包装機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は包装部に水平に張られたフィルムの下方からリフト手段により被包装物を押し上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、その後、該フィルムの周辺部を折り込み手段によって被包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチ包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
肉、魚、野菜、果物等の食品の包装に広く用いられているストレッチ包装機は、本体の前面中央部の搬入部に供給された被包装物を該本体内部に搬入して、リフト手段により上方に押し上げることにより、その上方の包装部に水平状態に張られているフィルムに下方から押し付けて、該被包装物をフィルムで覆うと共に、該フィルムの周辺部を折り込み手段によって物品の底面側に折り込むことにより、該物品の全体を包装するように構成されている。
【0003】
そして、この種の包装機として、例えば特開平8−9365号公報に開示されているように、皺なく美しく確実な包装を行うために、フィルムの周辺部を折り込む際に、包装部に供給されたフィルムの四辺を前後左右のクランプ機構で予め挟持しておくものが知られている。
【0004】
この公報に開示されたサイドクランプ機構は、包装部の左右両側部で待機する左右の横折り込み板の下方位置に、昇降自在に設けられ、シリンダにより昇降されて横折り込み板に対して接離するように構成されている。
【0005】
そして、包装部に張設されたフィルムの左右両側縁を左右の横折り込み板と可動クランプ板と協動して挟持し、その状態でフィルムの下方から被包装物を押し上げて該被包装物をフィルムで覆い、その後、横折り込み板によるフィルムの折り込みに合せて下降させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなクランプ機構にあっては、左右の可動クランプ板を上昇させて左右の横折り込み板の下面に圧接させるための駆動源としてのシリンダをそれぞれ特別に必要とし、構造およびその制御が複雑であると共に、高価となる問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、フィルムの左右両側縁を把持する場合、独自の駆動源を持たずに、リフト手段の昇降動作を利用して、フィルムの左右両側縁を挟持できるストレッチ包装機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次のような手段を用いることを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明は、包装部に水平に張られたフィルムの下方からリフト手段により被包装物を押し上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、その後、該フィルムの周辺部を折り込み手段によって被包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチ包装機であって、互いに対向配置されて近接離間する一対の横折り込み手段の下方位置に、上下方向に開閉する上下のクランプ部材からなるサイドクランプ手段がそれぞれ配設されていると共に、上記横折り込み手段は、これを対接離間させる駆動手段により、離間位置からさらに所定量離間する方向に移動可能とされ、かつ、上記サイドクランプ手段の上側クランプ部材には、横折り込み手段の離間位置からさらに離間する方向への移動時に当接して該上側クランプ部材を離間方向へ移動させる当接部が設けられていると共に、下側クランプ部材は、本体に上下動及び揺動可能に支持され、上記リフト手段に連動して上昇して上部が包装部に張設されたフィルムの側部を挟んで上側クランプ部材に圧接されると共に、横折り込み手段の離間方向への移動時に、上側クランプ部材との間にフィルムを挟持した状態で離間方向に移動するように、上側クランプ部材に設けられた係合溝に係合する係止片が設けられ、かつ上側クランプ部材に圧接される上部が揺動可能とされていることを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、サイドクランプ手段における下側クランプ部材が、リフト手段に連動して上昇し、これにより包装部で張設されたフィルムの両側部を上側クランプ部材に圧接することになる。したがって、特別な駆動源を用いずに、リフト手段の上昇動作を利用して上下のクランプ部材を働かすことができる。
【0012】
そして、特に本発明によれば、サイドクランプ手段は、フィルムの両側部を挟持した状態で横折り込み手段と共に互いに所定量離間する方向に移動されるので、サイドクランプ手段でフィルムを幅方向に所定量伸張させることができ、これにより、フィルムはより一層皺なく確実に緊張された状態で、良好に包装されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1、図2に示すように、この実施の形態に係るストレッチ包装機1は、本体2の前面中央部に設けられて包装すべき物品を本体2内に搬入する搬入装置10と、その奥に設けられて本体2内に搬入された物品を上方に押し上げるリフト装置20と、その上方に設けられて押し上げられた物品を包装する包装装置30と該包装装置30の包装部にフィルムAを移送するフィルム供給装置40とを有すると共に、本体2の上部前方には包装された物品の排出部80が設けられており、また、本体2の上部後方には、上記包装部に供給される帯状の包装フィルムAのフィルムロールBを支持するロール支持部90が設けられている。
【0015】
また、本体2の上部一側方には処理実績データ等を表示する表示パネル100が設置されていると共に、本体2の上面ないし前面には各種の操作部材101…101が配設されており、これらは図示しない制御装置と接続されている。
【0016】
さらに、図2に示すように、本体2の内部下方には、上記搬入装置10、リフト装置20及び包装装置30の各部を駆動する駆動部110が設けられており、モータ111からチェーン112を介して供給される駆動力を、カム機構、クランク機構、リンク機構等を介して上記各部10,20,30に伝達するようになっている。
【0017】
上記搬入装置10は、本体2の受台2a上に設置された計量器11とウォーキングビーム機構12とを有し、計量器11には計量皿として櫛歯状の物品載置台13が取り付けられ、該台13上に載置された物品の重量が測定されるようになっている。
【0018】
上記ウォーキングビーム機構12は、昇降台14と送り台15とを有し、昇降台14は、下面に設けられて下方に延びる支持軸14aが上記本体2の受台2a上に固設されたスリーブ16に嵌合されて、該受台2aに昇降可能に支持されていると共に、該昇降台14の上面には前後方向に延びる左右一対のガイドロッド14b,14b(一方のみ図示)が架設されている。また、上記送り台15は、上記物品載置台13の各櫛歯の間にそれぞれ位置する複数の板部材を連結した構造とされていると共に、その下部に固設された左右一対のブロック部材15a,15a(一方のみ図示)が上記昇降台14のガイドロッド14b,14bに嵌合されて、該昇降台14に前後にスライド可能に支持されている。
【0019】
そして、上記駆動部110から延びる第1リンク部材113が上記昇降台14の支持軸14aに、第2リンク部材114が上記送り台15のブロック部材15aにそれぞれ連結されて、該駆動部110におけるモータ111からの駆動力により昇降台14が昇降されると同時に、該昇降台14上で送り台15が前後に駆動され、これにより、送り台15が、図示のように手前位置で物品載置台13の上面より沈んだ状態から上昇しながら本体2の内方へ前進して、上記載置台13上で重量を測定された物品をリフト装置20側に搬入するようになっている。
【0020】
また、上記リフト装置20は、昇降台21上に複数のリフト部材22…22を平行に立設した構成で、上記ウォーキング機構15における送り台15を構成する複数の板部材が各リフト部材22…22間に下方へ沈み込みながら進入することにより、該送り台15上の物品をリフト部材22…22上に受け取るようになっている。
【0021】
そして、上記昇降台21の下面に設けられた上下方向に延びる支持軸21aが上記駆動部110の外壁115に取り付けられた複数のローラ23…23に係合保持されて、該昇降台21が昇降可能に支持されていると共に、上記駆動部110から延びる第3リンク部材116が該昇降台21に連結されて、上記モータ111からの駆動力により該昇降台21が昇降され、上記リフト部材22…22上に受け取った物品を上方の包装装置30側へ押し上げるようになっている。
【0022】
一方、上記フィルム供給装置40は、上記フィルムロールBから垂下されたフィルムAの先端部を保持する第1フィルム保持機構41と該保持機構41のフィルム引き出し方向の前方側に設けられて包装時にフィルムAを緊張状態に挟持する後クランプ機構42とこれら両手段間に配置されてフィルムAを切断するフィルム切断機構43とを一体的に備えた第1フィルム保持ユニット44と、該保持ユニット44のフィルム引き出し方向前方に配置されて、上記第1フィルム保持機構41に保持されたフィルムAの先端部を受け取り可能とされた第2フィルム保持機構45を備えた第2フィルム保持ユニット46とを有している。これら、第1及び第2フィルム保持ユニット44,46は、本体2の両側部に架設された左右一対のガイドロッド47,47に前後に移動可能に支持されている。
【0023】
そして、これらの第1及び第2フィルム保持ユニット44,46をベルト48,49を介して前後に駆動する一対の第1及び第2モータ(第1及び第2駆動手段)51,52が備えられて、これらのモータ51,52による上記第1及び第2フィルム保持ユニット44,46の移動によりフィルムAが包装部の前後に張り渡されるようになっている。
【0024】
第2フィルム保持ユニット46の第2フィルム保持機構45は、図5及び図8に示すようにガイドロッド47,47に摺動自在に支持された前側移動フレーム53と、該フレーム53の上部に設けられた平面櫛歯状の固定挟持歯54と、該固定挟持歯54の下方位置に揺動自在に支持される櫛歯状の可動挟持歯55と、該可動挟持歯55をトグル作用を有するリンク機構56を介し揺動させてフィルムAを挟持または解放させる第1ソレノイド57,57とを有している。また、前側移動フレーム53の一端下部には、上記第2モータ52により前後方向に回転されるベルト49が連結されている。
【0025】
また、第1フィルム保持ユニット44の第1フィルム保持機構41は、図4及び図8に示すように、ガイドロッド47,47に摺動自在に支持された後側移動フレーム58の後部に配置され、かつ該フレーム58の両側壁58a,58a間に架設される上下一対のローラ61,62と、これらローラ61,62と上記フィルム切断機構43との間に介在される平面櫛歯状で上下一対のフィルム受け部材63,64とを有し、上記ローラ61,62のうち下方ローラ62は、後側移動フレーム58に対し上下動可能に支持されると共に、上方ローラ61の下面に当接するようにスプリング65で付勢されている。これにより、両ローラ61,62で、フィルムAの先端部を挟んで保持すると共に、フィルムAの先端をフィルム受け部材63,64間に支持させるようになっている。
【0026】
また、後クランプ機構42は、図6及び図8に示すように、後側移動フレーム58の側壁間の上部に固設された側面凹凸状の固定挟持歯66と、該固定挟持歯66の下方位置に上下動自在に支持される側面凹凸状の可動挟持歯67と、該可動挟持歯67をトグル作用を有する押上リンク機構68を介し昇降させてフィルムAを両挟持歯66,67間に挟持または解放させる第2ソレノイド69とを有している。
【0027】
さらに、フィルム切断機構43は、図7及び図8に示すように、フィルム受け部材63,64と上記後クランプ機構42の両挟持歯66,67との間に介装されるカッタ71と、このカッタ71の基部71aに連結され、該カッタ71をリンク機構72…72を介し昇降させてフィルムAの切断を行う第3ソレノイド73とを有している。また、後側移動フレーム58の他端下部には、図4に示すように上記第1モータ51により前後方向に回転されるベルト48が連結されている。
【0028】
このような構成により、図9に示すように、第1フィルム保持ユニット44と第2フィルム保持ユニット46とを接近移動させたとき、第2フィルム保持機構45の各挟持歯54,55が、後クランプ機構42における各挟持歯66,67の各凹部66a,67aによって形成される空間部を貫通して、フィルム受け部材63,64の両凹部63a,64a内まで挿入されることになり、該位置で第1ソレノイド57を作動させて上記挟持歯54,55を挟持動作させることにより、フィルム受け部材63,64間に位置するフィルムAの先端部を挟持することが可能となっている。その場合、後クランプ機構42によるフィルムAの挟持は解放されている。
【0029】
そして、上記第2フィルム保持機構45でフィルムAの先端部を挟持した後、該保持機構45によりフィルムAを引き出す時には、上下ローラ61,62がスプリング125の押圧力に抗し遊転されて該フィルムAの引き出しを許すようになっていると共に、第2フィルム保持機構45でフィルムAの先端部が挟持された状態のもとで第1フィルム保持ユニット44を包装部30の後端部側に移動させるときにも、上下ローラ61,62がスプリング65の押圧力に抗し遊転されて該第1フィルム保持ユニット44の移動を許すように構成されている。
【0030】
また、上記本体2の後部には、図2に示すようにロール支持部90から垂下されるフィルムAを第1フィルム保持機構41にセットするためのセットプレート74が設けられている。このセットプレート74は、ロール支持部90から垂下されるフィルムAのフィルム引出し方向後方位置から本体2の前方側に向かって突出し、上記第1フィルム保持ユニット44のフィルムAの垂下位置を越えての後方移動により第1フィルム保持機構41及び後クランプ機構42にセットプレート74の先端部がフィルムAと共に突入して、フィルムAをフィルム保持機構41及び後クランプ機構42に保持させ得る構造となっている。また、セットプレート74は、不使用時に該プレート74を伝達部材75を介して水平位置から直立の退避位置に揺動させるモータ76が備えられている。
【0031】
また、上記包装装置30には、上記のようにして張り渡されたフィルムAに対してリフト装置20により下方から物品が押し付けられた状態で、該フィルムAの周辺部を物品の底面側に折り込むための左右一対の横折り込み部材31,31及び後折り込み部材32と、これらによりフィルムAの左右両側と後側とが折り込まれた状態で物品を前方の排出部80に押し出すことにより、該フィルムAの前側を物品の底面側に折り込ませる排出部材33とが備えられている。
【0032】
これらのうち、一対の横折り込み部材31,31は、本体2の前後部に左右方向延びるように架設された一対のガイドロッド34,34に、後折り込み部材32と排出部材33とは本体2の左右両側部に前後方向に延びるように架設された各一対のガイドロッド35,35,36,36に、それぞれ左右または前後にスライド可能に支持されている。
【0033】
そして、チェーン37を介して左右の横折り込み部材31,31を包装部の左右両側部に互いに離接するように駆動するモータ38が備えられていると共に、上記駆動部110から延びる第4、第5リンク部材117,118が後折り込み部材32及び排出部材33にそれぞれ連結され、駆動部110におけるモータ111からの駆動力により、該後折り込み部材32と排出部材33とが駆動されるようになっている。
【0034】
その場合、上記横折り込み部材31,31は、これの離間位置からさらに所定量離間する方向に移動可能とされている。
【0035】
また、図10に示すように上記横折り込み部材31,31の上部には、これらの横折り込み部材31,31に対し所定の間隔をおいて相対向するガイド部材39,39が設けられ、かつ、これらの横折り込み部材31,31とガイド部材39,39との間に後折り込み部材32を介在させた構成となっている。これにより横折り込み部材31,31によるフィルムAの折り込み時にその折り込み動作を利用して物品を上記ガイド部材39,39の上に載せるようにして、後折り込み部材32,32によるフィルム後部の折り込み時に、後折り込み部材32により物品を前方に移動させるといったことなくフィルムAの後部を物品の底面に折り込めるようになっている。
【0036】
そして、上記横折り込み部材31,31の離間位置における下方位置に、左右一対のサイドクランプ機構121,121が配設され、これらのサイドクランプ機構121,121は、上記リフト装置20における昇降台21の昇降動作に関連して昇降されてフィルムAの左右両側部をそれぞれ挟持するようになっていると共に、その挟持状態のもとで横折り込み部材31,31の離間位置からさらに離間する方向への移動に関連して両サイドクランプ機構121,121は互いに離間する方向に移動されて、フィルムAを左右方向に伸張させるようになっている。
【0037】
このサイドクランプ機構121,121は、図11ないし図14に示すように上記横折り込み部材31,31の離間位置における下方に配設される上側クランプ部材122,122と該クランプ部材122,122の下面に圧接可能に上下移動される下側クランプ部材123,123とを有している。
【0038】
上側クランプ部材122は、図11に示すようにフィルムAを押さえる上側クランプ板124を有し、該クランプ板124の一端部には、摺動部材125が設けられ、該摺動部材125を介してガイドロッド34にスライド可能に支持されており、一方、他端部の上面には、該クランプ板124の上面に固定される枠部材126を介して外側方に突出するスライド杆127が固設され、該スライド杆127を介して本体2側に設けられるブラケット128にスライド可能に支持されている。そして、スライド杆127の軸上で、枠部材126とブラケット128との間にはスプリング129が介装されて、スプリング129により上側クランプ板124が横折り込み部材31,31の離間位置下方で、上記スライド杆127がブラケット128から包装部30の中間部側に最大限押し出された位置に位置するように付勢されている。また、上側クランプ板124,124には、係合溝124aが設けられていると共に、摺動部材125,125には、上記離間位置にて横折り込み部材31,31の外側面と当接する当接部125a,125aが設けられ、横折り込み部材31,31の離間位置からさらに離間する方向への移動に伴い、上側クランプ板124,124も離間方向に追従して移動するようになっている。
【0039】
一方、下側クランプ部材123,123は、下側クランプ板131と、該クランプ板131を上部に揺動可能に支持する昇降板132とを有し、下側クランプ板131には、上側クランプ板124の係合溝124aに係合する係止片131aが上方に突設されている。昇降板132は、本体2に固設された箱形の取付部材133に枢支軸134を介して揺動可能に支持される支持部材135の前壁135aに上下移動可能に支持されている。また、昇降板132の支持部材135との対向側面には、上下に延びる一対のガイドレール部132a,132aが形成され、また、支持部材135の前面には、上方に突出する前壁135aと該前壁135aの両側から前方に延び、上記枢支軸134に枢支される一対の支持片135b,135bとを備えている。該前壁135aには、上記ガイドレール部132a,132aに遊挿される複数のガイドローラ136…136が設けられ、これらのガイドローラ136…136を介して昇降板132が支持部材135の前面に沿って上下移動可能に支持されている。また、支持部材135の遊端側下部には、ブラケット137が固定され、該ブラケット137と取付部材133との間にはスプリング138が介装され、支持部材135が水平姿勢を保つように付勢させていると共に、昇降板132の下部と支持部材135との間にもスプリング139が介装されて、昇降板132が支持部材135に対して上昇するように付勢されている。なお、符号141は、ブラケット137の上面と当接して支持部材135の遊端部の取付部材133側への最終揺動位置を決めるための調整ボルトで、取付部材133に固定されたナット142に螺合されている。
【0040】
また、上記昇降板132の本体前方側の下部には係合ローラ143が設けられる一方、上記リフト装置20の昇降台21の前部側両側部には上記係合ローラ143と係合する逆L形の係合部材24,24が設けられて、昇降台21が下降するとき、その下降行程の後期に係合部材24が上記係合ローラ142と係合して昇降板132をスプリング139に抗して下方に引き下げ、また、昇降台21が上昇するとき、その上昇行程の初期に、係合部材24の上昇に伴って昇降板132がスプリング139により引き上げられ、下側クランプ板131が上側クランプ板124に対接して、フィルムAの左右両側部をそれぞれ挟持するようになっている。
【0041】
そして、図13に示すようにこの挟持状態のもとで、上記横折り込み部材31,31をその離間位置からさらに所定量離間する方向に移動させることにより、上記サイドクランプ機構121,121も枢支軸134,134を中心として、フィルム伸張位置へ揺動されて、フィルムAを左右方向に伸張するようになっている。
【0042】
さらに、上記横折り込み部材31,31を接近方向に移動させてフィルムAの左右両側縁を被包装物の底面側に折り込む際に、所定のタイミングで上記昇降板132,132を所定量下方に押し下げて上側クランプ板124と下側クランプ板131とによるフィルムAの挟持を解放する解放機構144,144が備えられている。この解放機構144,144は、支持部材135の下部に支持片145を介して上下方向に揺動可能に支持された押下げ杆146と、支持部材135のブラケット137内側部に固設され、上記押下げ杆146を揺動させる第4ソレノイド147と、昇降板132の支持部材135との対向面下部に設けられる係合片148とで構成されている。
【0043】
そして、解放機構144の第4ソレノイド147は、上記横折り込み部材31,31が離間位置からさらに離間した伸張位置から近接方向に移動して、フィルムAの両側部を折り込むときのタイミングに合せてソレノイド147,147が作動するようにコントローラ150で制御されるようになっている。
【0044】
このような構成により、昇降板132,132がフィルムAを挟持する上昇位置に位置し、かつ横折り込み部材31,31が離間位置から近接方向に移動して、フィルムAの両側部を折り込むとき、図14に示すように所定のタイミングでソレノイド147を作動して押下げ杆146を下方に揺動させることにより、該押下げ杆146で上記係合片148を押し下げ、これにより昇降板132を下方に押し下げて、上側クランプ板124と下側クランプ板131とによるフィルムの挟持及び係止片131aと係合溝124aとの係合を解放するようになっている。
【0045】
また、上記コントローラ150には、第4ソレノイド147の他、図15に示すように上記駆動用のモータ111,横折り込み用のモータ38,第1及び第2モータ51,52と第1〜第3ソレノイド57,69,73、セットプレート74のフィルムセット用のモータ76等が接続され、これら各部が所定のタイミングで作動制御されるようになっている。
【0046】
また、この包装機1の本体2の一方の側部2bには、本体2の前部中央に位置する搬入装置10の一側方において、本体2の上部の包装装置30の側端部の下方に位置するように、ラベルプリンタ(図示せず)が内蔵されており、制御装置からの出力信号に基づいて物品の重量や価格などをラベルに印字して発行するようになっている。
【0047】
次に、このストレッチ包装機1の作用を説明する。
【0048】
まず、所定の操作部材101を用いて次に処理する物品のコードを入力すると、制御装置の動作として、該物品についての単価や風袋重量、さらにはその他の情報が記憶装置から呼び出される。その後、物品を図2に示す搬入装置10における物品載置台13上に載置すると、計量器11によりその物品の重量が計量されて、上記制御装置により、その重量と上記の単価や風袋重量等からその物品の価格が算出される。
【0049】
そして、重量の計量が終了すれば、駆動部110におけるモータ111が作動することにより、該搬入装置10におけるウォーキングビーム機構12の昇降台14が昇降すると同時に、該昇降台14上で送り台15が前方に移動することにより、該送り台15が上記載置台13上の物品を持ち上げて本体2の内部に搬入し、リフト装置20における複数のリフト部材22…22上に受け渡す。また、このリフト部材22…22上に受け渡された物品は、上記駆動部110からの駆動力によってリフト装置20の全体が上昇することにより、本体2の上方の包装装置30側に押し上げられる。
【0050】
一方、包装装置30の包装部には、フィルム供給装置40によりフィルムAが移送される。その場合、図16に示すように予めフィルムロールBから引き出されたフィルムAの先端部を保持し、包装部の後端部に位置する第1フィルム保持ユニット44と、包装部30の前端部に位置する第2フィルム保持ユニット46とが、コントローラ150による第1及び第2モータ51,52の作動により、図17に示すように包装部の中間部に移動される。そして、この中間部にて、上述したように第2フィルム保持機構45が第1フィルム保持機構41に保持されたフィルムAの先端部を挟持する。その場合、後クランプ機構42によるフィルムAの挟持は解放されている。
【0051】
そして、その後、図18に示すようにコントローラ150によるモータ51,52の作動により、上記第1フィルム保持ユニット44が包装部の後端部に、また第2フィルム保持ユニット46が包装部の前端部にそれぞれ戻るように移動されて、物品の包装設定に応じた所定量のフィルムAの引き出しを行うことになる。その場合、上記第1フィルム保持ユニット44が先に包装部の後端部に移動して停止し、第2フィルム保持機構45のフィルム引き出し途中にて後クランプ機構42が作動してフィルムAを挟持し、その後の第2フィルム保持機構45のフィルム引き出しによりフィルムAを伸張すると共に包装部の前端部で停止する。
【0052】
その後、フィルム切断機構43が作動されてフィルムAが後クランプ機構42と第1フィルム保持機構41との間で切断され、これにより、所定寸法に切断されたフィルムAが前後を挟持された状態で水平に張り渡されることになる。そして、上記リフト装置20における昇降台21の昇降に連動してサイドクランプ機構121,121により、フィルムAの左右両側部についてもそれぞれ挟持されたうえで、図19に示すように物品が上昇して、フィルムAに下方から押し付けられることにより物品の上面がフィルムAで覆われる。
【0053】
そして、モータ38により横折り込み部材31,31が互いに接近するように移動して、フィルムAが物品の底面側に折り込まれると共に、駆動部110からの駆動力により後折り込み部材32及び排出部材33が前方へ駆動され、フィルムAの後部が物品の底面側に折り込まれ、かつ、物品前方への排出に伴って該フィルムAの先端部も折り込まれ、その上で該物品が排出部80に送り出される。
【0054】
このとき、本体2の側部2bに内蔵されたラベルプリンタ(図示せず)により、前述のようにして算出された当該物品の価格やその他の情報がラベルに印字されて、該本体側部2bの前面パネルに設けられたラベル発行窓から発行される。
【0055】
そして、上記した包装作業においては、上記サイドクランプ機構121,121が、上記リフト装置20における昇降台21の昇降動作の一部に関連して昇降されることによりフィルムAの左右両側部をそれぞれ挟持するようになっていると共に、その挟持状態のもとで左右の横折り込み部材31,31の離間位置からさらに離間する方向への移動に関連して離間する方向に移動されて、フィルムAを左右方向に伸張させるようになっている。
【0056】
つまり、図11及び図20に示すように昇降台21が上昇するとき、該昇降台21に設けられた係合部材24も一緒に上昇することから、該係合部材24による昇降板132の係合ローラ143の押し下げ作用が解除される。これにより昇降板132はスプリング139により支持部材135に対し上方に引き上げられる。この昇降板132,132の上昇により、上記昇降台21の上昇行程の初期の時点で、下側クランプ板131,131が包装部に供給されているフィルムの両側部を挟んで上側クランプ板124,124に対接することになる。このとき、下側クランプ板131の係止片131aが上側クランプ板124の係合溝124aに係合して確実に一体化することになる。
【0057】
そして、これら上下のクランプ板124,131によるフィルムAの挟持状態のもとで、図13及び図21に示すように上記横折り込み部材31,31がその離間位置からさらに所定量離間する方向に移動されることにより、該横折り込み部材31,31と離間位置において当接部125a,125aを介して係合している上記サイドクランプ機構121,121が枢支軸134,134を中心に互いに離間するように揺動して、フィルムAが左右方向に伸張される。
【0058】
その後、リフト装置20をさらに上昇させた後に、横折り込み部材31,31が離間位置外方の伸張位置から近接方向に移動して、フィルムの左右両側縁の折り込みが行われるのであるが、このとき、図14及び図22に示すように所定のタイミングで解放機構144,144のソレノイド147,147を作動して押下げ杆146,146を下方に揺動させることにより、該押下げ杆146,146で上記昇降板132,132の係合片148,148を押し下げ、これにより昇降板132,132を所定量下降させて、上側クランプ板124,124と下側クランプ板131,134との係合を強制的に解放し、フィルムAの左右両側縁部を上下のクランプ板124,131からスムーズに離して折り込みが行われる。
【0059】
また、図23に示すように、上記昇降台21が下降するとき、該昇降台21の下降行程の後期に、該昇降台21の係合部材24が昇降板132の係合ローラ143に係合して、これにより昇降板132はスプリング139に抗して引き下げられることになる。これにより上下のクランプ板124,131が解放されることになる。
【0060】
これにより、特別な駆動源を用いずに、昇降台21の上昇動作を利用して上下のクランプ部材でフィルムの左右両側縁を挟持させることが可能となる。そして、この後、昇降台21の上昇により横折り込み手段31,31によるフィルムAの折り込みに際してフィルムを皺なく確実に緊張させて良好に包装されることになる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、サイドクランプ手段における下側クランプ部材が、リフト手段に連動して上昇し、これにより包装部で張設されたフィルムの両側部を上側クランプ部材に圧接することになる。したがって、特別な駆動源を用いずに、リフト手段の上昇動作を利用して上下のクランプ部材を働かすことができる。これにより、構造及び制御の簡素化を図ることができると共に、安価にでき、その上、フィルムを皺なく確実に緊張させた状態のもとで良好な包装が行える。
【0062】
そして、特に本発明によれば、サイドクランプ手段は、フィルムの両側部を挟持した状態で横折り込み手段と共に互いに所定量離間する方向に移動されるのでので、サイドクランプ手段でフィルムを幅方向に所定量伸張させるができ、これにより、より一層フィルムを皺なく確実に緊張させて良好な包装が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るストレッチ包装機の全体斜視図である。
【図2】 同包装機の内部構造を示す側面図である。
【図3】 同じく内部構造を示す一部省略正面図である。
【図4】 図3のア−ア線から見た第1フィルム保持ユニットと第2フィルム保持機構との概略平面図である。
【図5】 図4のイ−イ線断面図である。
【図6】 図4のウ−ウ線断面図である。
【図7】 図4のエ−エ線断面図である。
【図8】 図4のオ−オ線断面図である。
【図9】 第1フィルム保持機構から第2フィルム保持機構へのフィルムの受け渡し状態を示す縦断面図である。
【図10】 横及び後折り込み部材の配置状態を示す概略平面図である。
【図11】 図10のカ−カ線断面図である。
【図12】 下側クランプ部材の側面図である。
【図13】 サイドクランプ機構によるフィルムの左右伸張状態を示す説明図である。
【図14】 サイドクランプ機構によるフィルムの解放状態を示す説明図である。
【図15】 フィルム供給装置の制御システム図である。
【図16】 フィルムを包装部に移送する前の状態を示す説明図である。
【図17】 第1フィルム保持ユニットと第2フィルム保持機構を包装部の中間部に移動させた状態を示す説明図である。
【図18】 フィルムの包装部への引き出しを終了した状態を示す説明図である。
【図19】 リフト装置により物品の上面にフィルム被覆させる状態を示す説明図である。
【図20】 サイドクランプ機構のフィルム挟持動作を示す説明図である。
【図21】 サイドクランプ機構の伸張動作を示す説明図である。
【図22】 サイドクランプ機構の挟持解除状態を示す説明図である。
【図23】 サイドクランプ機構のリフト装置との連動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ストレッチ包装機
20 昇降手段
24 係合部材
31,31 横折り込み部材
121,121 サイドクランプ手段(サイドクランプ機構)
122 上側クランプ部材
123 下側クランプ部材
132 昇降板
135 支持部材
139 スプリング
143 係合ロール
A フィルム

Claims (1)

  1. 包装部に水平に張られたフィルムの下方からリフト手段により被包装物を押し上げて該被包装物の上面をフィルムで覆い、その後、該フィルムの周辺部を折り込み手段によって被包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチ包装機であって、
    互いに対向配置されて近接離間する一対の横折り込み手段の下方位置に、上下方向に開閉する上下のクランプ部材からなるサイドクランプ手段がそれぞれ配設されていると共に、
    上記横折り込み手段は、これを対接離間させる駆動手段により、離間位置からさらに所定量離間する方向に移動可能とされ、
    かつ、上記サイドクランプ手段の上側クランプ部材には、横折り込み手段の離間位置からさらに離間する方向への移動時に当接して該上側クランプ部材を離間方向へ移動させる当接部が設けられていると共に、
    下側クランプ部材は、本体に上下動及び揺動可能に支持され、上記リフト手段に連動して上昇して上部が包装部に張設されたフィルムの側部を挟んで上側クランプ部材に圧接されると共に、横折り込み手段の離間方向への移動時に、上側クランプ部材との間にフィルムを挟持した状態で離間方向に移動するように、上側クランプ部材に設けられた係合溝に係合する係止片が設けられ、かつ上側クランプ部材に圧接される上部が揺動可能とされていることを特徴とするストレッチ包装機。
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