JP3702062B2 - 圧力センサ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、圧力センサ装置に係り、特に圧力センサチップをパッケージレスの状態でICチップと共に配線基板に搭載するに適した圧力センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧力センサは通常、センサチップをキャン或いはモールド樹脂等によりパッケージングして使用される。図4に示すように、パッケージングされた圧力センサ41は、信号処理用IC42と共に、ガラスエポキシ或いはFPC等の配線基板43に実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の圧力センサの実装法では、センサチップをパツケージングするために、ダイボンディングやワイヤボンディング工程が必要であり、工程が複雑であるのみならず、これらの工程では精密な位置合わせが要求されるために、生産コストが高くなるという難点がある。また、圧力センサとICとを並べて配線基板に実装するため、センサユニットの小型化が難しい。
圧力センサユニットの小型化の観点から、センサチップ内に信号処理回路を集積形成することは既に提案されているが、信号処理回路をセンサチップ内に搭載するということは、センサ部が良品であっても信号処理回路部に不良があれば全体が不良となることから、歩留まりの点からは必ずしも有利ではない。
【0004】
この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、実装工程の簡略化と小型化を図った圧力センサ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、配線基板と、この配線基板上に搭載された圧力センサチップ、及びこの圧力センサチップの信号処理を行うICチップとを有する圧力センサ装置において、前記圧力センサチップは、素子が形成された面を下向きにして、前記配線基板上に搭載された前記ICチップに重ねて搭載され、前記圧力センサチップと前記ICチップとの間は半田バンプにより接続され、前記ICチップと前記配線基板との間は前記ICチップに設けられた貫通孔を介して導通する半田バンプにより接続されていることを特徴とする。
この発明において好ましくは、前記圧力センサチップと前記ICチップの間は気密にシールされる。
【0006】
この発明によると、圧力センサチップとICチップとは配線基板上にこの順に重ねて積層され、圧力センサチップとICチップの間、及びICチップと配線基板の間はそれぞれ半田バンプにより接続される。特にICチップと配線基板の間は、ICチップに設けられた貫通孔を介して導通する半田バンプにより接続される。従って、ダイボンディングやワイヤボンディング工程が要らず、かつ半田バンプによるセルフアライメント接合により圧力センサ装置の実装工程は簡単になる。また、圧力センサチップとICチップとが重ねて実装されるため、ユニットの小型化が図られる。圧力センサチップの素子が形成された面(感圧面)を下向きにしてICチップ上に搭載し、両者の間を気密にシールすれば、圧力センサチップの感圧面が汚染されるのを防止することができ、パッケージレスの圧力センサが得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施例による圧力センサ装置の実装構造を示す斜視図であり、図2は断面図である。配線基板1は、ガラスエポキシ基板或いはフレキシブルプリント基板(FPC)等であり、この上にセンサ出力の信号処理を行うICチップ3が搭載され、このICチップ3に重なるように圧力センサチップ2が搭載されている。
【0008】
図2に示すように、圧力センサチップ2は、中央に感圧部となるダイアフラム21が加工され、センサ素子22が形成された感圧面24を下向きにしてICチップ3上に搭載されている。圧力センサチップ2とICチップ3の間、及びICチップ3と配線基板1の間は、それぞれに予め設けられた半田バンプ4a,4bの間、及び半田バンプ4c(4c1,4c2),4dの間を圧着溶融する事により接続される。ICチップ3の端子は、ICチップ3に設けられた貫通孔31を介して上下の半田バンプ4c1,4c2間を導通させることにより、配線基板1に対して電気的及び機械的接続が行われている。
【0009】
次に半田バンプによる接続工程を具体的に説明する。ICチップ3には、予め両面からまたは片面から半田バンプを形成すべき位置に異方性エッチングにより四角錘をなす穴30及び貫通孔31を形成する。その後、図3に拡大断面図を示したように、傾斜した貫通孔31の表面をシリコン酸化膜等の絶縁膜32で覆い、半田バンプと接続される電極配線上にコンタクト孔を開けた後、スパッタにより下地金属膜33を形成する。下地金属膜33は例えば、Cr/Au或いはTi/Pt/Au等のシリコン酸化膜と相性のよい金属と電気的に安定な金属との複合金属膜とする。下地金属膜33は、貫通孔31の内面にも貫通配線として形成される。下地金属膜33は膜形成後半田バンプを形成すべき箇所及びこれと電極配線との接続部に残すようにパターニングする。続いて、ICチップ3を半田溶融液にディップして穴30の部分及び貫通孔31の部分に半田バンプ4b,4c(4c1,4c2)を形成する。このとき半田バンプ4c1,4c2は図示のように貫通孔31内を満たして、金属膜33と共に低抵抗の貫通配線を構成することになる。
【0010】
一方、圧力センサチップ2及び配線基板1にもそれぞれ半田バンプ4a,4dを形成する。そして各対応する半田バンプ4aと4b,4cと4dが重なるように位置合わせして、圧力センサチップ2とICチップ3を配線基板1上に重ねて加熱圧着して溶融接合する。これにより、圧力センサチップ2,ICチップ3及び配線基板1の相互接続が行われる。このとき、ICチップ3上の半田バンプ4b,4cには、穴30及び貫通孔31に自己集中するように表面張力が働く。この表面張力は、圧力センサチップ2とICチップ3及び配線基板1の間の位置合わせにズレがあった場合にそのズレを修正する方向に働くから、粗い位置合わせでセルフアラインされる。
【0011】
この様に重ねて搭載された圧力センサチップ2とICチップ3との間のスペースは、低融点ガラスやエポキシ樹脂等のシール材5により、或いは陽極接合により気密にシールされる。シール材5として例えば低融点ガラスを用いる場合、圧力センサチップ2とICチップ3を半田バンプ4a〜4dにより配線基板1に実装する前に、圧力センサ2とICチップ3の一方或いは両方に低融点ガラスを設けておけば、シール工程と半田バンプの溶融接合工程とは一回の加熱工程で行うことができる。またこのシール工程で、スペース内を排気するか否かにより、絶対圧測定用或いは相対圧測定用の用途を選択することが可能である。
【0012】
以上のようにこの実施例によれば、圧力センサチップ2はパッケージレスの状態で配線基板1上にICチップ3と重ねて積層される。また圧力センサチップ2,ICチップ3及び配線基板1は、半田バンプ4a〜4dと、予め貫通孔31内に形成された金属膜33により接続される。従って、実装のためにダイボンディングやワイヤボンディング工程が要らず、圧力センサ装置の実装工程は簡単になり、またユニットの小型化が図られる。圧力センサチップ2は素子面を下向きにしてICチップ3上に搭載されて両者の間は気密にシールされるから、素子が汚染されることもない。
【0013】
なお上記実施例では、貫通孔31の内面に予め金属膜33を形成したが、この金属膜33は必ずしも用いなくてもよく、溶融接合の工程で半田バンプ4c1,4c2が貫通孔31を満たすようにして半田バンプのみを貫通配線として用いるようにすることも可能である。
【0014】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、圧力センサチップをICチップに重ねて配線基板上に実装して小型化を図ると同時に、半田バンプを利用した貫通接続を行うことにより実装工程を簡単化した圧力センサ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る圧力センサ装置の実装構造を示す斜視図である。
【図2】 同実施例の装置の断面図である。
【図3】 同実施例のICチップの貫通孔部の拡大断面図である。
【図4】 従来の圧力センサの実装構造を示す図である。
【符号の説明】
1…配線基板、2…圧力センサチップ、3…ICチップ、31…貫通孔、4a〜4d…半田バンプ、5…シール材。
Claims (2)
- 配線基板と、この配線基板上に搭載された圧力センサチップ、及びこの圧力センサチップの信号処理を行うICチップとを有する圧力センサ装置において、
前記圧力センサチップは、素子が形成された面を下向きにして、前記配線基板上に搭載された前記ICチップに重ねて搭載され、
前記圧力センサチップと前記ICチップとの間は半田バンプにより接続され、前記ICチップと前記配線基板との間は前記ICチップに設けられた貫通孔を介して導通する半田バンプにより接続されている
ことを特徴とする圧力センサ装置。 - 前記圧力センサチップと前記ICチップの間は気密にシールされている
ことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ装置。
Priority Applications (1)
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JP03402297A JP3702062B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 圧力センサ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03402297A JP3702062B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 圧力センサ装置 |
Publications (2)
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JPH10227709A JPH10227709A (ja) | 1998-08-25 |
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Family Applications (1)
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JP03402297A Expired - Lifetime JP3702062B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 圧力センサ装置 |
Country Status (1)
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