JP3697151B2 - 建設機械のレンタル方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の建設機械のレンタル方法に関し、特には建設機械から離間した場所にある管理センターにおける管理を可能にした建設機械のレンタル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から建設現場等で使用される油圧ショベル等の建設機械のレンタル業界においては、乗用車等の他のレンタルシステムとは異なり、貸出期間でレンタル料金を算出するのではなく、実際の使用期間でレンタル料金を算出するシステムが一般に採用されている。例えば、貸出期間が7日間であっても建設機械の実際の使用期間が4日であれば4日間のレンタル料金が請求される。
【0003】
このレンタル料金は、通常は借主の使用期間の自己申告に基づいて建設機械を管理している管理センターで算出されることになるが、建設機械の稼動情報を日付や時刻等とともに建設機械にセットしたICカードに記憶させ、この記憶された稼動情報に基づいて管理センターで算出するようにすることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、建設機械のレンタル料金を算出する場合、実際の使用期間を借主の自己申告にまかせると、実際の稼動日数よりも少ない過少申告が行われてもレンタル業者はそれを信用するしかなく、レンタル料金の回収効率が低下するという問題がある。また、ICカードによる場合でも稼動時に機械にセットされないと正確な使用期間が判明せず、不正が行われてもICカードに記憶されたデータを信用するしかないという問題がある。また、借主による自己申告による場合でもICカードによる場合でも、建設機械を管理している管理センターでは稼動情報がリアルタイムで得られないという問題もある。このような種々の問題が生じるのは、管理センターが建設機械から離間した場所にあることに起因するものである。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、レンタルした建設機械を使用日数で管理するにあたり、当該建設機械から離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようにした建設機械のレンタル方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の建設機械のレンタル方法は、レンタルした建設機械を当該建設機械の使用日数で管理する建設機械のレンタル方法であって、レンタルした建設機械に備わる計時を行うカレンダー機能を有するタイマーから出力される日時情報と対応付けて得られたエンジン始動日時及びエンジン停止日時を含むもので、当該エンジン始動日時及びエンジン停止日時から前記建設機械の正確な使用日数を確認するための稼動情報を当該建設機械に備わる送信手段により管理センターに設置した管理装置に送信させ、この送信させた稼動情報を管理装置に備わる情報書込手段により当該管理装置に備わるメモリに書き込むことを特徴としている。
【0007】
この方法によれば、レンタルした建設機械のエンジン始動日時及びエンジン停止日時を含むもので、当該エンジン始動日時及びエンジン停止日時から建設機械の正確な使用日数を確認するための稼動情報が送信手段により管理センターに設置した管理装置に送信される。管理センターでは、送信されてきた稼動情報を管理装置の情報書込手段によりメモリに書き込むことで管理する。これにより、レンタルした建設機械を使用日数で管理するにあたり、当該建設機械を離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。なお、管理センターとは、管理対象となる建設機械を管理しているところであり、本店、支店、営業所等のいかなる場所であってもよい。
【0008】
また、請求項2の建設機械のレンタル方法は、請求項1に係る方法において、前記稼動情報が、オイルフィルタ等の消耗部品やエンジンオイル等の油脂類の交換時期を管理するためのエンジン総稼動時間を含むものであることを特徴としている。
【0009】
この方法によれば、エンジン総稼動時間からオイルフィルタ等の消耗部品やエンジンオイル等の油脂類の交換時期が管理される。これにより、レンタルした建設機械を離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0010】
また、請求項3の建設機械のレンタル方法は、請求項1に係る方法において、前記稼動情報が、オペレータの実作業時間を求めるための作業停止時間を含むものであることを特徴としている。
【0011】
この方法によれば、建設機械の作業停止時間からオペレータの実作業時間が求められる。これにより、レンタルした建設機械を離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0012】
また、請求項4の建設機械のレンタル方法は、請求項1に係る方法において、前記稼動情報が、建設機械のランニングコストを求めるための燃料総消費量を含むものであることを特徴としている。
【0013】
この方法によれば、燃料総消費量から建設機械のランニングコストが求められる。これにより、レンタルした建設機械を離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0014】
また、請求項5の建設機械のレンタル方法は、請求項1に係る方法において、前記稼動情報が、建設機械の放置時間によりバッテリの管理を行うためのエンジン最終停止日時を含むものであることを特徴としている。
【0015】
この方法によれば、エンジンの最終停止日時から建設機械の放置時間が求められ、この放置時間によりバッテリの管理が行われる。これにより、レンタルした建設機械を離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る建設機械のレンタル方法を実行する稼動情報管理システムの概略構成を示す図である。この図において、稼動情報管理システムは、レンタルされる油圧ショベル等の建設機械1と、通信衛星30及び基地局(地球局)32を介して建設機械1との間で情報の送受信を行う管理装置20とを備えている。
【0017】
建設機械1は、エンジンを始動するための始動キーが装着されるキースイッチユニット10と、キースイッチユニット10から出力される信号が入力される機体コントローラ部12と、機体コントローラ部12に接続ケーブル14により接続され、通信衛星(人工衛星)30を介して基地局32との間で情報の送受信を行う送受信部18とを備えている。なお、建設機械1については、本発明に関連する制御部分を中心に図示しており、全体構成については図示を省略している。
【0018】
キースイッチユニット10は、始動キー101が差し込まれるキー穴102を有し、始動キー101の挿脱自在の位置である「LOCK」位置から「ON」位置及び「START」位置に切り換え可能なキースイッチ103を備えている。
【0019】
機体コントローラ部12は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU(Central Processing Unit)121と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read-Only Memory)122と、処理データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)123と、稼動情報を記憶するための第1記憶手段であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュEEPROM等の電気的に書き換え可能なメモリ124と、計時を行うカレンダー機能を有するタイマー125とを備えている。CPU121には、稼動情報及び日時情報をメモリ124に書き込む情報書込手段126、メモリ124に記憶された稼動情報が所定量に達したか否かを判別する情報量判別手段127、及び稼動情報が所定量に達したときにメモリ124に記憶されている稼動情報を読み出す稼動情報読出手段128としての各機能実現手段を備えている。
【0020】
また、機体コントローラ部12には、始動キーが装着されるキースイッチユニット10、バッテリと共に建設機械1の電源部を構成するオルタネータ22、オルタネータ22が稼動したときに作動するアワーメータ24、ガソリンや軽油等の燃料が貯留されている燃料タンク内に設置された燃料センサ26及びアタッチメントを操作する操作レバーに設置された圧力スイッチ28が接続され、それぞれから出力された信号が入力されるようになっている。これらのキースイッチユニット10、オルタネータ22、アワーメータ24、燃料センサ26及び圧力スイッチ28は、建設機械1の稼動情報を検出する検出手段を構成する。
【0021】
また、機体コントローラ12は、始動キー101がキー穴102に差し込まれ、キースイッチ103が「LOCK」位置から「ON」位置を経由して「START」位置に回動されたときに始動モータを駆動させて建設機械1のエンジンを始動させる一方、建設機械1の全体の動作を制御する。また、エンジンの始動と同時に、機体コントローラ12には、オルタネータ22、アワーメータ24、燃料センサ26及び圧力スイッチ28から所定の信号が入力され、これらの入力された信号は稼動情報としてタイマー125から出力される日時情報と対応付けてメモリ124に記憶される。これにより、エンジン始動日時、エンジン停止日時、エンジン総稼動時間、燃料消費量、作業停止時間等の建設機械1の稼動情報が収集可能となる。
【0022】
すなわち、キースイッチ103から「START」信号が出力され、かつエンジンが始動されてオルタネータ22から発電信号が出力された時点がエンジン始動日時として記憶される。また、エンジンが停止されてキースイッチ103から出力されていた「ON」信号がなくなり、かつオルタネータ22から出力されていた発電信号がなくなった時点がエンジン停止日時として記憶される。
【0023】
また、燃料センサ26から出力される信号に基づいて一定時間毎に燃料消費量が算出され、累積値として記憶される。また、圧力スイッチ28から出力される信号に基づいて作業停止時間が計測される。すなわち、オルタネータ22から発電信号が出力され、かつ圧力スイッチ28から「ON」信号(アタッチメントが操作されているときに出力される信号)が出力されていない時間が作業停止時間としてカウントされ、累積値として記憶される。これらのメモリ124に記憶された稼動情報は、情報量(データ量)が所定量に達したことを条件にメモリ124から読み出されて接続ケーブル14を介して送受信部18に送信される。
【0024】
送受信部18は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU181と、所定の制御プログラム及び識別情報(IDコード)が記憶されたROM182と、処理データを一時的に記憶するRAM183と、メモリ124から読み出された稼動情報をROM182から読み出された識別情報と共に通信衛星14を介して基地局32に送信する送信部184と、管理装置20から基地局32及び通信衛星14を介して送信されてくる識別情報及び指令情報を受信する受信部185とを備えている。
【0025】
また、CPU181には、管理装置20から送信されてくる識別情報をROM182に記憶されている識別情報と照合して一致及び不一致を判別する照合手段186と、識別情報が一致したときに管理装置20から送信されてくる指令情報を解読する指令情報解読手段187としての機能実現手段を備えている。また、送信部184及び受信部185には、通信衛星14との間で通信を行うためのアンテナ188がデュプレクサ189を介して接続されている。なお、メモリ124に記憶されている稼動情報は、基地局32に送信された後は消去されるようになっている。
【0026】
管理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等で構成され、基地局32から送信されてくる建設機械1の稼動情報を受信する一方、その稼動情報を加工して建設機械1を管理するもので、管理装置20の全体の動作を制御する制御部201と、データ処理された稼動情報を表示するCRT等からなる表示部202と、制御部201に対して制御信号等を入力するキーボード等の入力部203と、データ処理された稼動情報をプリントアウトするプリンタ204とを備えている。なお、管理装置20は、建設機械1から離間した場所にある管理センターに設置されたものである。
【0027】
制御部201は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU205と、所定の制御プログラム及び識別情報が記憶されたROM206と、処理データを一時的に記憶するRAM207と、管理対象となっている建設機械1の識別情報及び稼動情報を記憶するための第2記憶手段であるEEPROMやフラッシュEEPROM等の書き換え可能なメモリ208とを備えている。
【0028】
また、CPU205には、基地局32に対して、基地局32内のメモリに記憶されている建設機械1の識別情報及び稼動情報の送信を要求する要求信号発生手段209と、送信されてきた識別情報及び稼動情報をメモリ208に書き込む情報書込手段210と、メモリ208に書き込まれている稼動情報に対して識別情報単位(すなわち、建設機械単位)で所定のデータ処理(例えば、データをテーブル化したり、グラフ化したりする等の情報の加工処理)を行うデータ処理手段211と、建設機械1に対してメモリ124に記憶されている稼動情報の送信を指令する指令情報発生手段212としての各機能実現手段を備えている。
【0029】
また、CPU205には、送信指令情報を基地局32に送信する送信部213と、基地局32から送信されてくる識別情報及び稼動情報を受信する受信部214とが接続され、DSU(Digital Service Unit)215を介して基地局32と通信可能に接続されている。
【0030】
本実施形態では、受信した稼動情報に基づいて、例えば表1に示すように、エンジン始動日時及びエンジン停止日時がテーブル形式で表示部202に表示される一方、プリンタ204によりプリントアウトされるようになっている。なお、表1では、エンジン始動日時及びエンジン停止日時と対応させ、アワーメータ24により計時した時間が表示されるようになっている。勿論、エンジン総稼動時間、燃料消費量、作業停止時間等を表示したり、プリントアウトしたりすることも可能である。また、稼動情報として、エンジン始動日時及びエンジン停止日時だけが必要な場合は、燃料センサ26や圧力スイッチ28等からの信号は不要である。
【0031】
【表1】
Figure 0003697151
【0032】
このようにして得た表1のエンジン始動日時及びエンジン停止日時から建設機械1の正確な使用日数が確認でき、この使用日数から正確なレンタル料金を算出することができる。また、エンジン総稼動時間によりオイルフィルタ等の消耗部品やエンジンオイル等の油脂類の交換時期を管理することができ、作業停止時間からオペレータの実作業時間を求めることができる。また、燃料総消費量から建設機械1のランニングコストを求めることができ、エンジン最終停止日時から建設機械1の放置時間が判明し、バッテリ等の管理が可能となる。
【0033】
通信衛星30は、例えば高度780km付近の極軌道上に打ち上げられた低軌道周回衛星であって、アンテナ188を介して送信部184から送信された建設機械1の稼動情報を一旦受信した後に基地局32に送信するものであり、基地局32は、通信衛星30を介して送信されてきた建設機械1の稼動情報を管理装置20に割り当てられたメモリに保存するものである。
【0034】
次に、上記のように構成された稼動情報管理システムの建設機械1側における情報の送受信動作の概略について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0035】
すなわち、建設機械1のエンジンが始動されると、オルタネータ22やアワーメータ24等からの出力信号が機体コントローラ12に取り込まれ、稼動情報として情報書込手段126によりメモリ124にタイマー125からの日時情報とともに書き込まれる(ステップS1)。
【0036】
この稼動情報は、上述のように、キースイッチユニット10、オルタネータ22等からの出力信号に基づいて得られるものであり、例えば、キースイッチ103から「START」信号が出力され、かつエンジンが始動されてオルタネータ22から発電信号が出力された時点がエンジン始動日時として書き込まれ、キースイッチ103から出力されていた「ON」信号がなくなり、かつオルタネータ22から出力されていた発電信号がなくなった時点がエンジン停止日時として書き込まれる。
【0037】
次いで、メモリ124に記憶された稼動情報の情報量(データ量)が所定値以上になったか否かが判別される(ステップS3)。そして、この判定が肯定されると、情報読出手段128によりメモリ124に記憶されている稼動情報が読み出され、送信部184によりアンテナ188を介して通信衛星30に送信される(ステップS5)。
【0038】
なお、稼動情報の総記憶量から残記憶容量を算出し、この残記憶容量が所定値以下になったときに稼動情報を通信衛星30に送信するようにしてもよい。通信衛星30に送信された稼動情報は、基地局32に送信されて基地局32のメモリに記憶される。稼動情報は、通常はデータが圧縮された状態で送信され、管理装置20に取り込むときに解凍されることになる。
【0039】
そして、ステップS3で判定が否定されると、メモリ124に記憶されている稼動情報を読み出して通信衛星30に送信する旨の管理センターからの指令情報を受信したか否かが判別される(ステップS7)。この判別は、指令情報解読手段187により実行されるが、この判別にあたっては管理センターから送信されてきた識別情報がROM182に記憶されている識別情報と一致するかどうかが照合手段186により照合され、一致する場合にのみ判別動作が実行される。
【0040】
ステップS7で判定が肯定されると、ステップS5に移行し、ステップS7で判定が否定されると、ステップS1に戻って以降の動作が繰り返し実行される。なお、ステップS5で稼動情報が通信衛星30に送信されると、メモリ124に記憶されている稼動情報は消去される。
【0041】
次に、上記のように構成された稼動情報管理システムの管理装置20側における情報の送受信動作の概略について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】
まず、例えば、毎日一定の時刻に入力部203を操作することにより基地局32のメモリに保存されている稼動情報が管理装置20により受信される(ステップS21)。すなわち、入力部203の操作により基地局32に対して要求信号発生手段209から出力された要求信号が送信部213から送信される。この要求信号に応じて基地局32のメモリに保存されている稼動情報が読み出される一方、その読み出された稼動情報が基地局32から管理装置20に送信される。この送信された稼動情報は、受信部214により受信され、識別情報と共に情報書込手段210によりメモリ208に書き込まれる。
【0043】
そして、メモリ208に書き込まれた稼動情報は、所定のデータ処理(情報の加工)が行われ(ステップS23)、その処理結果が表示部202に表示される一方、必要に応じてプリンタ204により記録紙にプリントアウトされる(ステップS25)。メモリ208に書き込まれた稼動情報は、入力部203の操作により消去指示信号が出力されるまでは保持されたままとなる。
【0044】
なお、建設機械1のメモリ124に記憶されている稼動情報が所定量に達していない場合は基地局32への稼動情報の送信が行われないので、管理装置20では稼動情報を受信できないことになる。このような場合、必要があれば入力部203の操作により指令信号発生手段211から出力される送信指令情報を送信部213により基地局32に送信すると、その送信指令情報は基地局32から通信衛星30を介して建設機械1に送信されるようになっている。
【0045】
建設機械1では、上述したように、送信指令情報を受信したことに応じてメモリ124に記憶されている稼動情報を読み出し、その稼動情報を通信衛星30を介して基地局32に送信する。このため、管理装置20ではその稼動情報を取り込むことが可能となる。
【0046】
本発明に係る建設機械のレンタル方法は、上記実施形態のように、レンタルした建設機械1の稼動情報を管理装置20に対し通信衛星30を介して送信させ、この送信させた稼動情報を管理装置20のメモリ208に記憶させて管理するようにしているので、離間した場所にある管理センターでは建設機械1の正確な稼動情報をリアルタイムで得ることができ、レンタルした建設機械1を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0047】
なお、上記実施形態では、建設機械1のメモリ124に記憶されている稼動情報が所定量に達した場合又は管理装置20から稼動情報の送信要求があった場合に、メモリ124から稼動情報を読み出して管理装置20に送信するようになっているが、稼動情報の多少にかかわらず毎日所定の時刻(例えば、夕方等の一日の作業終了時刻)に達したときに、メモリ124から稼動情報を読み出すようにすることも可能である。この場合は、CPU121に所定の時刻に達したか否かを判別する時刻判別手段としての機能実現手段を有するようにしておけばよい。なお、メモリ124に記憶されている稼動情報が所定量に達したときに送信を行うようにする場合は、通信料金を効果的に抑制することができる。
【0048】
また、上記実施形態では、管理装置20は、基地局32から建設機械1の稼動情報を受信するようにしているが、基地局32を介さずに直接通信衛星30から建設機械1の稼動情報を受信するようにしてもよい。この場合、管理装置20に基地局32と同様の機能を有するようにしておけばよい。要するに、基地局32の有無にかかわらず、建設機械1から通信衛星30を介して管理装置20に稼動情報が送信可能に構成されておればよい。
【0049】
また、上記実施形態では、建設機械1の機体コントローラ部12及び送受信部18の両方にCPUやROM等からなる制御部を備えているが、例えば送受信部18の制御部を機体コントローラ部12の制御部で兼用するようにすることも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、レンタルした建設機械に備わる計時を行うカレンダー機能を有するタイマーから出力される日時情報と対応付けて得られたエンジン始動日時及びエンジン停止日時を含むもので、当該エンジン始動日時及びエンジン停止日時から建設機械の正確な使用日数を確認するための稼動情報を当該建設機械に備わる送信手段により管理センターに設置した管理装置に送信させ、この送信させた稼動情報を管理装置に備わる情報書込手段により当該管理装置に備わるメモリに書き込むようにしているので、レンタルした建設機械を使用日数で管理するにあたり、当該建設機械から離間した場所にある管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る建設機械のレンタル方法が実行される稼動情報管理システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示す稼動情報管理システムの建設機械側の送受信動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 図1に示す稼動情報管理システムの管理装置側の送受信動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 建設機械
12 機体コントローラ部
30 通信衛星
32 基地局
18 送受信部
20 管理装置
124 メモリ
128 情報読出手段
184 送信部
185 受信部
208 メモリ

Claims (5)

  1. レンタルした建設機械を当該建設機械の使用日数で管理する建設機械のレンタル方法であって、レンタルした建設機械に備わる計時を行うカレンダー機能を有するタイマーから出力される日時情報と対応付けて得られたエンジン始動日時及びエンジン停止日時を含むもので、当該エンジン始動日時及びエンジン停止日時から前記建設機械の正確な使用日数を確認するための稼動情報を当該建設機械に備わる送信手段により管理センターに設置した管理装置に送信させ、この送信させた稼動情報を管理装置に備わる情報書込手段により当該管理装置に備わるメモリに書き込むことを特徴とする建設機械のレンタル方法。
  2. 前記稼動情報は、オイルフィルタ等の消耗部品やエンジンオイル等の油脂類の交換時期を管理するためのエンジン総稼動時間を含むものであることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタル方法。
  3. 前記稼動情報は、オペレータの実作業時間を求めるための作業停止時間を含むものであることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタル方法。
  4. 前記稼動情報は、建設機械のランニングコストを求めるための燃料総消費量を含むものであることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタル方法。
  5. 前記稼動情報は、建設機械の放置時間によりバッテリの管理を行うためのエンジン最終停止日時を含むものであることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタル方法。
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