JP2002109027A - 建設機械のレンタル料金算出方法、装置及びシステム - Google Patents

建設機械のレンタル料金算出方法、装置及びシステム

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JP2002109027A
JP2002109027A JP2000294440A JP2000294440A JP2002109027A JP 2002109027 A JP2002109027 A JP 2002109027A JP 2000294440 A JP2000294440 A JP 2000294440A JP 2000294440 A JP2000294440 A JP 2000294440A JP 2002109027 A JP2002109027 A JP 2002109027A
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construction machine
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rental
fee
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English (en)
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Hideki Kinukawa
秀樹 絹川
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の適切なレンタル料金を算出するこ
とができる。 【解決手段】 本装置の管理コンピュータ20は、レン
タルされる建設機械1について、稼動時間等に対するレ
ンタル料金を設定した料金体系テーブルを予め記憶して
おき、所定期間毎に建設機械から取得される稼動時間等
を上記テーブルに当てはめることにより、建設機械のレ
ンタル料金を算出し、算出されたレンタル料金を提示す
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレンタル会
社からレンタルされる油圧ショベル等の建設機械につい
てのレンタル料金を算出する方法、装置及びシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設現場で使用される油圧ショベ
ル等の建設機械は、作業の種類等により、必要な機種や
仕様が大きく異なる。したがって、建設機械を購入して
使用するよりも、レンタル会社からレンタルする方が経
済的であり、かかる理由から、近年、建設機械のレンタ
ル化が急速に進んでいる。
【0003】その一方、レンタル会社では、レンタルさ
れた建設機械がどのように稼動しているのかを正確に把
握することが困難であった。このため、各レンタル会社
は、建設機械の稼動状態に無関係にレンタル料金を設定
しており、例えば月極、週極、日極等、さまざまな料金
体系があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば日極の
場合に、7日間のレンタルを行っても、途中に土曜日と
日曜日とを挟むとき、或いは、雨天で作業を休止したと
きには、レンタルしている建設機械の休止を理由にレン
タル料金の値引きを要求されることがある。また、建設
機械が1日に1時間稼動しても、或いは、10時間稼動
してもレンタル料金は日極では同じであるため、公平性
が担保されておらず、必ずしも適切な料金体系であると
はいえなかった。
【0005】その一方、さまざまな料金体系を用いたの
では、レンタル料金の算出の手間がかかり、レンタル会
社における人件費等の間接費がかさむので、レンタル収
益の観点から、レンタル料金算出の自動化が要望されて
いる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、建設機械の適切なレンタル料金を自動的に算
出して、レンタル収益を改善することのできる建設機械
のレンタル料金算出方法、装置及びシステムを提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、レンタルされる建設機械に
ついて、少なくとも稼動時間を含むパラメータ値を取得
可能な管理コンピュータを用いてレンタル料金を算出す
る方法であって、管理コンピュータは、上記パラメータ
値に対するレンタル料金を設定した料金体系テーブルを
予め記憶しておき、所定期間毎に建設機械から取得され
るパラメータ値を上記テーブルに当てはめることによ
り、建設機械のレンタル料金を算出し、算出されたレン
タル料金を提示することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項7記載の発明は、レンタルさ
れる建設機械について、少なくとも稼動時間を含むパラ
メータ値を取得可能な管理コンピュータを用いてレンタ
ル料金を算出する装置であって、管理コンピュータに、
上記パラメータ値に対するレンタル料金を設定した料金
体系テーブルを予め記憶しておくテーブル記憶手段と、
所定期間毎に建設機械から取得されるパラメータ値を上
記テーブルに当てはめることにより、建設機械のレンタ
ル料金を算出するレンタル料金算出手段と、算出された
レンタル料金を提示するレンタル料金提示手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0009】なお、管理コンピュータは、例えばレンタ
ル会社(含む系列会社)、建設機械メーカ、或いは、機
械管理会社等の所有に係るものである。また、所定期間
は、建設機械のレンタル期間内であれば、任意の期間に
設定できるが、例えば日極の場合は1日である等、レン
タル料金請求日等を考慮して設定されるのが好ましい。
【0010】これらの構成では、レンタルされる建設機
械についての、少なくとも稼動時間を含むパラメータ値
に対するレンタル料金を設定した料金体系テーブルが予
め記憶され、所定期間毎に建設機械から取得されるパラ
メータ値が上記テーブルに当てはめられることにより、
建設機械のレンタル料金が算出され、算出されたレンタ
ル料金が提示される。このようにして、少なくとも稼動
時間を含むパラメータ値から算出されたレンタル料金が
自動的に提示されるので、レンタル会社における人件費
等の間接費が削減されるとともに、公平性が担保され
て、適切な料金体系が得られる。さらに、建設機械を使
用する側も、少なくとも稼動時間を含むパラメータ値に
よってレンタル料金が算出されることが分かると、こま
めにエンジン停止を行うので、燃料の無駄使い等がなく
なる。
【0011】例えば、請求項2記載の発明のように、上
記テーブルは、建設機械の稼動時間とレンタル料金とを
比例させるものであることとすれば、稼動時間に比例し
たレンタル料金が算出されるので、単純で、貸す側に
も、借りる側にも分かりやすいレンタル料金体系が得ら
れる。
【0012】しかし、この場合には、建設機械を1日借
りて1時間しか使用しないときには、建設機械の拘束は
1日であるにもかかわらずレンタル料金は1時間となる
ので、レンタル会社にとっては不利な料金体系となるこ
とがある。そこで、請求項3記載の発明のように、上記
テーブルは、建設機械の稼動時間に応じてレンタル料金
をステップ状に増減させるものであることとして、稼動
時間による料金体系を少なくとも2体系以上とするか、
或いは、請求項4記載の発明のように、上記テーブル
は、建設機械の機種別に一律に設定された基本料金をベ
ースにして、該建設機械の稼動時間に応じたレンタル料
金をこの基本料金に上乗せするものであることとすれ
ば、合理的な料金体系が得られる。
【0013】また、稼動時間が同じ1時間であっても、
エンジン回転数が低くかつ負荷率が低い状態で使用した
ものと、エンジンがフル回転でかつ負荷率が高い状態で
使用したものとでは、建設機械の消耗度が異なり、建設
機械の整備費用に差が出てくる。そこで、請求項5,8
記載の発明のように、上記パラメータ値は建設機械の消
耗度をも含み、上記テーブルはこの消耗度を加味してレ
ンタル料金を増減させるものであることとして、消耗度
を考慮した体系とすれば、より合理的な料金体系が得ら
れる。なお、消耗度は、主として負荷率の大きさにより
増減するため、例えば負荷率の所定期間内での平均値を
消耗度とするのが好ましい。
【0014】また、特殊仕様搭載の建設機械の購入価格
はスタンダード機に比べて高価であるため、特殊仕様の
使用時間を考慮する必要もある。そこで、請求項6,9
のように、レンタルされる建設機械は特殊仕様を有して
おり、上記パラメータ値は建設機械の特殊仕様の使用時
間をも含み、上記テーブルはこの特殊仕様の使用時間を
加味してレンタル料金を増減させるものであることとし
て、この特殊仕様の使用時間を考慮した体系とすれば、
より合理的な料金体系が得られる。
【0015】ところで、建設機械の稼動時間等は、通
常、借主の自己申告や建設機械にセットしたICカード
等から個別に取得されている。この場合には、建設機械
の稼動時間等は、装置側にマニュアル等で逐一入力され
るので、遠隔地で作業する建設機械については、タイム
リで正確な稼動時間等の取得が行われず、建設機械の適
切なレンタル料金を得ることが困難であった。
【0016】そこで、請求項10記載の発明のように、
レンタルされる建設機械と、該建設機械と通信可能な請
求項7〜9のいずれかに記載の装置とを備えた建設機械
のレンタル料金算出システムを構成し、建設機械に、パ
ラメータ値を送信する送信手段を設け、上記装置に、建
設機械から送信されたパラメータ値を受信する受信手段
を設けた。これにより、遠隔地で使用される建設機械の
パラメータ値が上記装置側でタイムリに取得され、これ
を用いてより適切な建設機械のレンタル料金が提示され
る。
【0017】また、請求項11記載の発明のように、建
設機械に、稼動情報を検出する検出手段と、検出された
稼動情報に基づいてパラメータ値を算出するパラメータ
値算出手段とを設けた。この場合には、建設機械側で、
稼動情報が検出され、検出された稼動情報に基づいてパ
ラメータ値が算出されるので、建設機械のパラメータ値
が上記装置側で正確に取得され、これを用いてより適切
な建設機械のレンタル料金が提示される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る建設機械のレンタル料金算出方法が適用される装置を
備えたシステムの概略構成を示す図である。本システム
は、例えばレンタル会社(系列会社を含む。)からレン
タルされる油圧ショベル等の建設機械1と、通信衛星3
0及び基地局(地球局)32を介して建設機械1との間
で情報の送受信を行う装置としての、例えばレンタル会
社の所有に係る管理コンピュータ20とを備えている。
【0019】建設機械1は、エンジンを始動するための
始動キー101が装着されるキースイッチユニット10
と、キースイッチユニット10から出力される信号が入
力される機体コントローラ部12と、機体コントローラ
部12に接続ケーブル14により接続され、通信衛星3
0を介して基地局32との間で情報の送受信を行う送受
信部18とを備えている。
【0020】キースイッチユニット10は、始動キー1
01が差し込まれるキー穴102を有し、始動キー10
1の挿脱自在の位置である「LOCK」位置から「O
N」位置及び「START」位置に切り換え可能なキー
スイッチ103を備えている。
【0021】機体コントローラ部12は、所定の演算乃
至制御処理を行うCPU(CentralProcessing Unit)1
21と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Re
ad-Only Memory)122と、処理データを一時的に記憶
するRAM(Random AccessMemory)123と、後述す
る稼動時間、消耗度、特殊仕様の使用時間といったパラ
メータ値の情報(以下、稼動時間等という。)を記憶す
るための、EEPROM(Electrically Erasable Prog
rammable Read Only Memory)やフラッシュRAM等、
電気的に書き換え可能なメモリ124と、日時情報提供
のための計時を行うカレンダー機能を有するタイマー1
25とを備えている。
【0022】CPU121には、稼動情報について所定
のデータ処理を行うことにより、稼動時間等を算出す
る、パラメータ値算出手段としての情報処理出手段12
6と、この算出された稼動時間等及び日時情報をメモリ
124に書き込む情報書込手段127と、メモリ124
に書き込まれた稼動時間等を所定期間毎に読み出す情報
読出手段128とを備えている。上記所定期間は、建設
機械1のレンタル期間内であれば、任意の期間に設定で
きるが、レンタル料金の請求日等を考慮して設定される
のが好ましい。本実施形態では、例えばレンタル料金を
日極で請求する場合を想定して、所定期間は1日間に設
定されている。
【0023】また、機体コントローラ部12には、始動
キー101が装着されるキースイッチユニット10、バ
ッテリと共に建設機械1の電源部を構成するオルタネー
タ22、ガソリンや軽油等の燃料が貯留されている燃料
タンク内に設置された燃料センサ26、特殊仕様のアタ
ッチメント(例えばブレーカ等)を操作する操作回路に
設置された圧力スイッチ28等が接続され、それぞれか
ら出力された信号が入力されるようになっている。これ
らのうちの、オルタネータ22、燃料センサ26及び圧
力スイッチ28が稼動情報を検出する検出手段を構成す
る。
【0024】また、機体コントローラ部12は、始動キ
ー101がキー穴102に差し込まれ、キースイッチ1
03が「LOCK」位置から「ON」位置を経由して
「START」位置に回動されたときに始動モータを駆
動させて建設機械1のエンジンを始動させる一方、建設
機械1の全体の動作を制御する。また、エンジンの始動
と同時に、機体コントローラ部12には、オルタネータ
22、燃料センサ26及び圧力スイッチ28から所定の
信号が入力され、これらの入力された信号は情報処理手
段126により所定のデータ処理が施される。そして、
データ処理結果である稼動時間等はタイマー125から
出力される日時情報と対応付けてメモリ124に記憶さ
れる。これにより、建設機械1についてレンタル料金算
出のためのパラメータ値である稼動時間等が取得可能と
なる。
【0025】すなわち、キースイッチ103から「ST
ART」信号が出力され、かつエンジンが始動されてオ
ルタネータ22から発電信号が出力された時点を稼動開
始時とする。また、エンジンが停止されてキースイッチ
103から出力されていた「ON」信号がなくなり、か
つオルタネータ22から出力されていた発電信号がなく
なった時点を稼動停止時とする。そして、稼動開始時と
稼動停止時との差が稼動時間として算出され、その累積
値が記憶される。
【0026】また、燃料センサ26から出力される信号
に基づいて消耗度が算出される。すなわち、燃料センサ
26から燃料消費量に比例した信号が出力され、その出
力値から単位時間当たりに消費した燃料量を算出する。
算出された燃料消費量に対するエンジンメーカにて事前
に計測された定格負荷での単位時間当たりの燃料消費量
の比をとると、これがエンジンの負荷率となる。本実施
形態では、負荷率の所定期間内での平均値(以下、単に
負荷率という。)が上記消耗度として記憶される。
【0027】また、圧力スイッチ28から出力される信
号に基づいて特殊仕様の使用時間が計測される。すなわ
ち、圧力スイッチ28から「ON」信号(ブレーカ等が
作動されているときに出力される信号)が出力されてい
る時間が特殊仕様の使用時間としてカウントされ、累計
値として記憶される。
【0028】これらのメモリ124に記憶された稼動時
間等は、所定期間毎にメモリ124から読み出されて接
続ケーブル14を介して送受信部18に送信される。
【0029】送受信部18は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU181と、所定の制御プログラム及び建設
機械1の型式・号機を示す識別情報(IDコード)が記
憶されたROM182と、処理データを一時的に記憶す
るRAM183と、メモリ124から読み出された稼動
時間等をROM182から読み出された識別情報と共に
通信衛星30を介して基地局32に送信する送信手段と
しての送信部184と、管理コンピュータ20から基地
局32及び通信衛星30を介して送信されてくる識別情
報及び指令情報を受信する受信部185とを備えてい
る。
【0030】また、CPU181には、管理コンピュー
タ20から送信されてくる識別情報をROM182に記
憶されている識別情報と照合して一致、不一致を判別す
る照合手段186と、識別情報が一致したときに管理コ
ンピュータ20から送信されてくる指令情報を解読する
指令情報解読手段187とを備えている。また、送信部
184及び受信部185には、通信衛星30との間で通
信を行うためのアンテナ188がデュプレクサ189を
介して接続されている。なお、メモリ124に記憶され
ている稼動時間等は、基地局32に送信された後は消去
されるようになっている。
【0031】管理コンピュータ20は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等で構成され、基地局32から送信され
た建設機械1の稼動時間等を受信する一方、その受信情
報を加工して建設機械1を管理するものであり、管理コ
ンピュータ20の全体の動作を制御する制御部201
と、データ処理結果を表示するCRT等のモニタからな
る表示部202と、制御部201に対して制御信号等を
入力するキーボード等の入力部203とを備えている。
このうち、入力部203は、後述するレンタル料金体系
テーブルを入力する機能を有している。
【0032】制御部201は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU205と、所定の制御プログラム及び識別
情報が記憶されたROM206と、処理データを一時的
に記憶するRAM207と、管理対象となっている建設
機械1の識別情報及び稼動時間等を記憶するための、E
EPROMやフラッシュRAM等の書き換え可能なメモ
リ208とを備えている。メモリ208は、上記入力部
203で入力した建設機械1のレンタル料金体系テーブ
ルを記憶するテーブル記憶手段としての記憶領域を有し
ている。図2は上記テーブルの一例を示すものであっ
て、図中では、稼動時間Tdに応じてレンタル料金Cd
を増減させるようになっている。
【0033】メモリ208の上記記憶領域に記憶される
レンタル料金体系は、入力部203を用いて、以下のい
ずれかの料金体系に設定変更することもできる。したが
って、レンタル会社は、所望の料金体系を使用すること
ができる。 (1)例えば建設機械1の所定期間ごとの稼働時間に応
じてレンタル料金を直線的に増減させること等により、
稼動時間とレンタル料金とを比例させる場合である(図
3参照)。ここでは、建設機械1の稼動時間をTdと
し、建設機械1の機種毎に設定された単位時間当たりの
レンタル単価をA円として、レンタル料金Cd1を算出
すると、Cd1=Td×Aとなる。したがって、例えば
日極の場合であって、1日目は稼動時間が3時間であ
り、2日目は稼動時間が1時間であり、3日目は稼働時
間が2時間であったとすると、1日目のレンタル料金よ
りも2日目のレンタル料金は減少し、2日目のレンタル
料金よりも3日目のレンタル料金は増加することにな
る。このように、稼動時間に比例したレンタル料金を算
出するようにすれば、単純で、貸す側にも、借りる側に
も分かりやすいレンタル料金体系が得られる。
【0034】しかし、この場合、建設機械1を1日借り
て1時間しか使用しないときには、建設機械1の拘束は
1日であるにもかかわらずレンタル料金は1時間となる
ので、レンタル会社にとっては不利な料金体系となるこ
とがある。そこで、以下のような料金体系を採用するこ
とができる。 (2)例えば稼動時間に応じて、料金体系を4種類設定
し、レンタル料金をステップ状に増減させる場合である
(図4参照)。ここでは、稼動時間Tdが4時間未満で
あればA円とし、稼動時間Tdが4時間以上8時間未満
であればB円とし、稼動時間Tdが8時間以上16時間
未満であればC円とし、稼動時間Tdが16時間以上2
4時間未満であればD円としてレンタル料金Cd2を算
出する。このように、稼動時間による料金体系を少なく
とも2体系以上とすることにより、合理的な料金体系が
得られる。 (3)或いは、建設機械の機種別に一律に設定された基
本料金をベースにして、該建設機械の稼動時間Tdに応
じたレンタル料金を上記基本料金に上乗せする場合であ
る。ここでは、例えば基本料金をA円とし、建設機械1
の機種毎に設定された単位時間当たりのレンタル単価を
B円として、レンタル料金Cd3を算出すると、Cd3
=A+Td×Bとなる。このように、基本料金と稼動時
間とからレンタル料金を算出することとすれば、合理的
な料金体系が得られる。
【0035】ところで、稼動時間が同じ1時間であって
も、エンジン回転数が低くかつ負荷率が低い状態で使用
したものと、エンジンがフル回転でかつ負荷率が高い状
態で使用したものとでは、建設機械の消耗度が異なり、
建設機械の整備費用に差が出てくる。そこで、レンタル
料金体系を以下のように設定することができる。 (4)例えば建設機械の消耗度を加味してレンタル料金
を増減させる場合である。ここでは、稼動時間Tdに対
する単位時間当たりのレンタル単価をA円とし、負荷率
による単位時間当たりのレンタル単価をB円として両単
価を加算し、これに稼動時間Tdを掛け算して、レンタ
ル料金Cd4を算出すると、Cd4=(A+B)×Td
となる。このように、消耗度を考慮した体系とすれば、
より合理的な料金体系が得られる。負荷率による単位時
間当たりのレンタル単価B円は、例えば負荷率が40%
未満の場合はB1円とし、負荷率が40%以上60%未
満であればB2円とし、負荷率が60%以上80%未満
であればB3円とし、負荷率が80%以上100%以下
であればB4円とする。
【0036】また、特殊仕様搭載の建設機械1の購入価
格はスタンダード機に比べて高価であるため、特殊仕様
の使用時間を考慮する必要もある。そこで、レンタル料
金体系を以下のように設定することもできる。 (5)例えば建設機械の特殊仕様の使用時間を加味して
レンタル料金を増減させる場合である。ここでは、稼動
時間Tdに対する単位時間当たりのレンタル単価をA円
とし、ブレーカの作動時間Tbに対するブレーカ単位時
間当たりの単価をB円として、レンタル料金Cd5を算
出すると、Cd5=A×Td+B×Tbとなる。このよ
うに、特殊仕様の使用時間を考慮すれば、より合理的な
料金体系が得られる。
【0037】また、CPU205には、基地局32に対
して、基地局32内の図略のメモリに記憶されている建
設機械1の識別情報及び稼動時間等の送信を要求する要
求信号発生手段209と、送信されてきた識別情報及び
稼動時間等をメモリ208に書き込む情報書込手段21
0と、メモリ208に書き込まれている稼動時間等に対
して後述する所定のデータ処理(レンタル料金の算出及
びその提示)を行うデータ処理手段211と、建設機械
1に対してメモリ124に記憶されている稼動時間等の
送信を指令する指令情報発生手段212を備えている。
【0038】このデータ処理手段211は、受信した所
定期間毎の稼動時間等をメモリ208の上記記憶領域に
予め記憶しておいた料金体系テーブルに当てはめること
により、建設機械1のレンタル料金を算出するレンタル
料金算出手段217と、算出されたレンタル料金を提示
するレンタル料金提示手段218とを備えている。
【0039】また、CPU205には、指令情報を基地
局32に送信する送信部213と、基地局32から送信
されてくる識別情報及び稼動時間等を受信する受信手段
としての受信部214とが接続され、DSU(Digital
Service Unit)215を介して基地局32と通信可能に
接続されている。
【0040】本実施形態では、上述したように、レンタ
ルされる建設機械1についての、稼動時間等をメモリ1
24に一旦記憶し、衛星通信30を介して、管理コンピ
ュータ20に送信する。管理コンピュータ20では、稼
動時間等に対するレンタル料金を設定した料金体系テー
ブルが予めメモリ208の上記記憶領域に記憶されてお
り、受信情報として、所定期間毎に建設機械1から取得
される稼動時間等が上記テーブルに当てはめられること
により、建設機械1のレンタル料金が算出され、算出さ
れたレンタル料金が提示される。その提示方法は、例え
ば図5のような請求書のフォーマット(ここでは、日極
の場合を示している。)で表示部202のモニタ画面上
に表示される一方、プリンタ204によりプリントアウ
トされるようになっている。そして、レンタル会社は、
このプリントアウトされた請求書を建設機械1の借主に
送付等することにより、適切なレンタル料金の請求を行
うことができる。請求書のフォーマットは、図例の日極
のものに限られず、週極、月極、或いはレンタル期間内
での一括請求するもの等であってもよく、さらには、レ
ンタル会社毎に定められた所定フォーマットを使用する
こともできる。
【0041】通信衛星30は、例えば高度780km付
近の極軌道上に打ち上げられた低軌道周回衛星であっ
て、アンテナ188を介して送信部184から送信され
た建設機械1の稼動時間等を一旦受信した後に基地局3
2に送信するものであり、基地局32は、通信衛星30
を介して送信されてきた建設機械1の稼動時間等を管理
コンピュータ20に割り当てられたメモリに保存するも
のである。
【0042】次に、上記構成されたシステムにおける建
設機械1側の情報の送受信動作の概略について、図6に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0043】すなわち、建設機械1のエンジンが始動さ
れると、オルタネータ22等からの出力信号が機体コン
トローラ部12に取り込まれ、稼動時間等として情報書
込手段127によりメモリ124にタイマー125から
の日時情報とともに書き込まれる(ステップS1)。
【0044】この稼動時間等は、上述のように、キース
イッチユニット10、オルタネータ22等からの出力信
号に基づいて得られるものであり、例えば、キースイッ
チ103から「START」信号が出力され、かつエン
ジンが始動されてオルタネータ22から発電信号が出力
された時点が稼動開始時とされ、キースイッチ103か
ら出力されていた「ON」信号がなくなり、かつオルタ
ネータ22から出力されていた発電信号がなくなった時
点が稼動停止時されて、これら稼動開始時と稼動停止時
との差が稼動時間として情報処理手段126で算出さ
れ、その累積値が書き込まれる。
【0045】次いで、情報読出手段128によりメモリ
124に記憶されている稼動時間等が所定期間毎に読み
出され(ステップS3)、送信部184によりアンテナ
188を介して通信衛星30に送信される(ステップS
5)。
【0046】通信衛星30に送信された稼動時間等は、
基地局32に送信されて基地局32のメモリに記憶され
る。稼動時間等は、通常はデータが圧縮された状態で送
信され、管理コンピュータ20に取り込むときに解凍さ
れることになる。
【0047】そして、ステップS3で判定が否定される
と、メモリ124に記憶されている稼動時間等を読み出
して通信衛星30に送信する旨の管理コンピュータ20
からの指令情報を受信したか否かが判別される(ステッ
プS7)。この判別は、指令情報解読手段187により
実行されるが、この判別にあたっては管理コンピュータ
20から送信されてきた識別情報がROM182に記憶
されている識別情報と一致するかどうかが照合手段18
6により照合され、一致する場合にのみ判別動作が実行
される。
【0048】ステップS7で判定が肯定されると、ステ
ップS5に移行し、ステップS7で判定が否定される
と、ステップS1に戻って以降の動作が繰り返し実行さ
れる。なお、ステップS5で稼動時間等が通信衛星30
に送信されると、メモリ124に記憶されている稼動時
間等は消去される。
【0049】次に、上記構成されたシステムにおける管
理コンピュータ20側の情報の送受信動作の概略につい
て、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0050】まず、基地局32のメモリに保存されてい
る稼動時間等が管理コンピュータ20により自動的に受
信される(ステップS21)。ただし、必要に応じて入
力部203の操作により基地局32に対して要求信号発
生手段209から出力された要求信号が送信部213か
ら送信され、この要求信号に応じて基地局32のメモリ
に保存されている稼動時間等が読み出される。そして、
読み出された稼動時間等の情報が基地局32から管理コ
ンピュータ20に送信される。この送信された稼動時間
等の情報は、受信部214により受信され、識別情報と
共に情報書込手段210によりメモリ208に書き込ま
れる。
【0051】メモリ208に書き込まれた稼動時間等
は、データ処理手段211により、上述したような所定
のデータ処理が行われ(ステップS23)、稼動時間等
に基づくレンタル料金の算出等がなされる。処理結果は
表示部202のモニタ画面上に表示されるが、必要に応
じてプリンタ204により記録紙にプリントアウトされ
る(ステップS25)。メモリ208に書き込まれた稼
動時間等は、レンタル期間終了時の入力部203の操作
により消去指示信号が出力されるまでは保持されたまま
となる。
【0052】上記各ステップ(S1〜S7,S21〜S
25)で構成される建設機械のレンタル料金算出プログ
ラムは、フレキシブルディスク等の可読記録媒体に記録
しておき、或いは他のコンピュータ等にインストールし
て使用することもできる。
【0053】以上のように、本実施形態によれば、遠隔
地で使用される建設機械1の稼動時間等が管理コンピュ
ータ20側でタイムリかつ正確に取得される。そして、
この取得された稼動時間等から算出されたレンタル料金
が自動的に提示されるので、レンタル会社における人件
費等の間接費が削減されるとともに、公平性が担保され
て、適切な料金体系が得られる。さらに、建設機械を使
用する側も、稼動時間等によってレンタル料金が算出さ
れることが分かると、こまめにエンジン停止を行うの
で、燃料の無駄使いがなくなり、ひいては、CO2の減
少による地球温暖化防止を図ることもできる。
【0054】なお、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20はレンタル会社の所有に係るものである場合を説
明したが、この管理コンピュータ20は建設機械メーカ
或いは機械管理会社の所有に係るものであってもよく、
その場合には管理コンピュータ20によるレンタル料金
の提示内容を携帯端末等を介してレンタル会社に通知等
すればよい。
【0055】また、上記実施形態では、建設機械1の稼
動情報から算出された稼動時間等を、メモリ124に一
旦記憶してから管理コンピュータ20に送信している
が、この稼動時間等を、メモリ124を経由させずに管
理コンピュータ20に直接送信することとしてもよく、
その場合、管理コンピュータ20側は、ほぼリアルタイ
ムでの稼動時間等が取得される。また、建設機械1の稼
動情報をそのまま管理コンピュータ20に送信して、管
理コンピュータ20側で受信した情報から稼動時間等を
算出することとしてもよく、その場合には、管理コンピ
ュータ20での一括処理が可能となるので、より簡単な
システム構成となる。
【0056】また、上記実施形態では、建設機械1の稼
動時間、消耗度及び特殊仕様の使用時間をパラメータ値
としているが、その他のレンタル料金算出に関係するあ
らゆる情報を含めてもよい。また、少なくとも稼動時間
を含む限り、それらのうちの適当な組合せによるパラメ
ータ値を用いてもよい。その場合には、より実情に沿っ
たレンタル料金体系が得られる。
【0057】また、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20は、通信衛星30を介して建設機械1の稼動時間
等を取得するようにしているが、建設機械1の作業現場
と管理コンピュータ20との距離間隔によっては、通信
衛星30の代わりに簡易無線や携帯端末を利用すること
で、より簡易なシステムを構成することができる。さら
に、何ら通信手段を用いることなく、建設機械1の稼動
情報を、前述したように、申告やICカードで取得する
こととしてもよい。その場合には、さらに簡易なシステ
ムが構成される。
【0058】また、上記実施形態では、燃料センサ26
から算出される燃料消費量と、エンジンメーカにて事前
に計測された定格負荷での単位時間の燃料消費量との比
から負荷率を算出しているが、負荷率は以下のように算
出してもよい。
【0059】例えば建設機械1に設置された図示しない
アクセルポテンショの指示値から無負荷エンジン回転数
0を算出し、図8に示すような、エンジン回転数−エ
ンジン出力トルク線図から、現在の実エンジン回転数N
での出力トルクTを算出する。実エンジン回転数と出力
トルクとから出力馬力Pを算出することができる。すな
わち、P=2πN×T/60となる。この出力馬力Pと
予めエンジンメーカで計測された定格出力馬力Prとの
比が、負荷率=P/Prとなる。
【0060】また、上記実施形態では、消耗度は、主と
して負荷率の大きさにより増減するため、例えば負荷率
の所定期間内での平均値を消耗度としているが、この負
荷率の最大値或いは最小値を消耗度としてもよい。さら
に、負荷率の代わりに或いは負荷率とともにエンジン回
転数を考慮することとしてもよく、負荷率とエンジン回
転数の両者を考慮すれば、さらに正確な消耗度を得るこ
とができる。
【0061】また、上記実施形態では、所定期間をレン
タル料金の請求日と一致させた場合を説明したが、所定
期間がレンタル料金の請求間隔よりも短い場合には、所
定期間毎に取得される稼動時間等をさらに請求日分だけ
累計すればよい。また、所定期間がレンタル料金の請求
間隔よりも長い場合には、所定期間を設定し直すか、或
いは、レンタル料金の請求間隔を延ばせばよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,7記載
の発明によれば、少なくとも稼動時間を含むパラメータ
値から算出されたレンタル料金が自動的に提示されるの
で、レンタル会社における人件費等の間接費を削減する
ことができるとともに、公平性が担保された適切な料金
体系を得ることができる。これにより、レンタル収益を
大幅に改善することができる。さらに、建設機械を使用
する側も、少なくとも稼動時間を含むパラメータ値によ
ってレンタル料金が算出されることが分かると、こまめ
にエンジン停止を行うので、燃料の無駄使いをなくし
て、CO2の発生防止等をも図ることができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、稼動時間に
比例して、レンタル料金が算出されるので、単純で、貸
す側にも、借りる側にも分かりやすいレンタル料金体系
を得ることができる。
【0064】請求項3,4記載の発明によれば、レンタ
ルされる建設機械の現実の稼動状況に沿った合理的な料
金体系を得ることができる。
【0065】請求項5,8記載の発明によれば、建設機
械の消耗度を考慮して、より合理的な料金体系を得るこ
とができる。
【0066】請求項6,9記載の発明によれば、建設機
械の特殊仕様の使用時間を考慮して、より合理的な料金
体系を得ることができる。
【0067】請求項10記載の発明によれば、遠隔地で
使用される建設機械のパラメータ値が上記装置側でタイ
ムリに取得されるので、これを用いてより適切な建設機
械のレンタル料金を提示することができる。
【0068】請求項11記載の発明によれば、建設機械
のパラメータ値が上記装置側で正確に取得されるので、
これを用いてより適切な建設機械のレンタル料金を提示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建設機械のレンタル
料金算出方法が適用される装置を備えたシステムの構成
を示す図である。
【図2】レンタル料金体系の一例を示す説明図である。
【図3】レンタル料金体系の他の例を示す説明図であ
る。
【図4】レンタル料金体系のさらに他の例を示す説明図
である。
【図5】レンタル料金の請求書のフォーマット例を示す
説明図である。
【図6】図1に示すシステムの建設機械側の送受信動作
を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1に示すシステムの管理コンピュータ側の送
受信動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】他の負荷率算出方法で使用されるエンジン回転
数−エンジン出力トルク線図である。
【符号の説明】
1 建設機械 12 機体コントローラ部 18 送受信部 124 メモリ 126 情報処理手段(パラメータ値算出手段) 184 送信部(送信手段) 20 管理コンピュータ 202 表示部 204 プリンタ 214 受信部(受信手段) 208 メモリ(テーブル記憶手段) 211 データ処理手段 217 レンタル料金算出手段 218 レンタル料金提示手段 30 通信衛星 32 基地局

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンタルされる建設機械について、少な
    くとも稼動時間を含むパラメータ値を取得可能な管理コ
    ンピュータを用いてレンタル料金を算出する方法であっ
    て、 管理コンピュータは、上記パラメータ値に対するレンタ
    ル料金を設定した料金体系テーブルを予め記憶してお
    き、所定期間毎に建設機械から取得されるパラメータ値
    を上記テーブルに当てはめることにより、建設機械のレ
    ンタル料金を算出し、算出されたレンタル料金を提示す
    ることを特徴とする建設機械のレンタル料金算出方法。
  2. 【請求項2】 上記テーブルは、建設機械の稼動時間と
    レンタル料金とを比例させるものであることを特徴とす
    る請求項1記載の建設機械のレンタル料金算出方法。
  3. 【請求項3】 上記テーブルは、建設機械の稼動時間に
    応じてレンタル料金をステップ状に増減させるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の建設機械のレンタル
    料金算出方法。
  4. 【請求項4】 上記テーブルは、建設機械の機種別に一
    律に設定された基本料金をベースにして、建設機械の稼
    動時間に応じたレンタル料金をこの基本料金に上乗せす
    るものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の建設機械のレンタル料金算出方法。
  5. 【請求項5】 上記パラメータ値は建設機械の消耗度を
    も含み、上記テーブルはこの消耗度を加味してレンタル
    料金を増減させるものであることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の建設機械のレンタル料金算出方
    法。
  6. 【請求項6】 レンタルされる建設機械が特殊仕様を有
    しており、上記パラメータ値は建設機械の特殊仕様の使
    用時間をも含み、上記テーブルはこの特殊仕様の使用時
    間を加味してレンタル料金を増減させるものであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の建設機械
    のレンタル料金算出方法。
  7. 【請求項7】 レンタルされる建設機械について、少な
    くとも稼動時間を含むパラメータ値を取得可能な管理コ
    ンピュータを用いてレンタル料金を算出する装置であっ
    て、 管理コンピュータに、上記パラメータ値に対するレンタ
    ル料金を設定した料金体系テーブルを予め記憶しておく
    テーブル記憶手段と、所定期間毎に建設機械から取得さ
    れるパラメータ値を上記テーブルに当てはめることによ
    り、建設機械のレンタル料金を算出するレンタル料金算
    出手段と、算出されたレンタル料金を提示するレンタル
    料金提示手段とを設けたことを特徴とする建設機械のレ
    ンタル料金算出装置。
  8. 【請求項8】 上記パラメータ値は建設機械の消耗度を
    も含み、上記テーブルはこの消耗度を加味してレンタル
    料金を増減させるものであることを特徴とする請求項7
    記載の建設機械のレンタル料金算出装置。
  9. 【請求項9】 レンタルされる建設機械は特殊仕様を有
    しており、上記パラメータ値は建設機械の特殊仕様の使
    用時間をも含み、上記テーブルはこの特殊仕様の使用時
    間を加味してレンタル料金を増減させるものであること
    を特徴とする請求項7又は8記載の建設機械のレンタル
    料金算出装置。
  10. 【請求項10】 レンタルされる建設機械と、該建設機
    械と通信可能な請求項7〜9のいずれかに記載の装置と
    を備えた建設機械のレンタル料金算出システムであっ
    て、建設機械に、パラメータ値を送信する送信手段を設
    け、上記装置に、建設機械から送信されたパラメータ値
    を受信する受信手段を設けたことを特徴とする建設機械
    のレンタル料金算出システム。
  11. 【請求項11】 建設機械に、さらに、稼動情報を検出
    する検出手段と、検出された稼動情報に基づいてパラメ
    ータ値を算出するパラメータ値算出手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項10記載の建設機械のレンタル料金
    算出システム。
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