JP2002099589A - 建設機械の配備計画方法、装置及びシステム - Google Patents

建設機械の配備計画方法、装置及びシステム

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JP2002099589A
JP2002099589A JP2000289001A JP2000289001A JP2002099589A JP 2002099589 A JP2002099589 A JP 2002099589A JP 2000289001 A JP2000289001 A JP 2000289001A JP 2000289001 A JP2000289001 A JP 2000289001A JP 2002099589 A JP2002099589 A JP 2002099589A
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construction machine
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machines
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Hideki Kinukawa
秀樹 絹川
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタルされる建設機械の需要と供給とを定
量的に把握して、レンタル収益を向上させることができ
る。 【解決手段】 本装置としての管理コンピュータ20
は、レンタル会社の各営業所からレンタルされる建設機
械1について、所定期間内における稼働時間を建設機械
毎に収集し、収集された稼働時間を建設機械の機種毎、
仕様毎及びレンタル元の営業所毎について合計し、合計
された稼働時間を建設機械の台数で除算することにより
建設機械1台当たりの稼働率を算出し、算出された稼働
率を提示するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタル会社等の
各拠点からレンタルされる油圧ショベル等の建設機械に
ついての各拠点における配備計画方法、装置及びシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば建設現場で使用される油圧ショベ
ル等の建設機械は、作業の種類等により、必要な機種や
仕様が大きく異なる。したがって、建設機械を購入して
使用するよりも、レンタル会社からレンタルする方が経
済的であり、かかる理由から、近年、建設機械のレンタ
ル化が急速に進んでいる。
【0003】レンタル会社は、通常、複数の営業所を有
し、上記レンタル化の急速な進展の中、各営業所への建
設機械の配備計画としては、増車計画だけがなされてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レンタル会社
では、会社全体としてのレンタル収益は必ずしも最善と
はいえない。例えば、ある営業所では、油圧ショベルの
稼働率が落ちており、油圧ショベルがヤード内に在庫状
態とされている。また、他の営業所では、油圧ショベル
の稼働率が高く、注文をこなしきれない状況である等、
営業所間での稼働率の格差がある。また、同一の営業所
内でも、建設機械の機種毎に稼働率が高い、或いは、低
いといった格差がある。さらに、建設機械の仕様(スタ
ンダード(STD)、ブレーカ付き、破砕機&ブレーカ
付き(N&B)、ハイリーチ付きクレーン仕様等)によ
っても稼働率の格差がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、レンタルされる建設機械の需要と供給とを定
量的に把握して、レンタル収益を向上させることのでき
る建設機械の配備計画方法、装置及びシステムを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、レンタル会社等の各拠点か
らレンタルされる建設機械の稼動時間又は貸出時間を収
集可能な管理コンピュータを用いて上記各拠点における
建設機械の配備計画を行う方法であって、管理コンピュ
ータは、各拠点に配備される建設機械の台数を、少なく
とも該拠点を含むパラメータ毎に予め記憶しておき、各
拠点からレンタルされる建設機械について、所定期間に
おける稼動時間又は貸出時間を建設機械毎に収集し、上
記収集された稼働時間又は貸出時間を建設機械の上記パ
ラメータ毎に合計し、上記パラメータ毎に合計された稼
働時間又は貸出時間を同パラメータ毎の建設機械の台数
で除算することにより、建設機械1台当たりの効率を上
記パラメータ毎に算出し、上記パラメータ毎に算出され
た効率を提示することを特徴とするものである。
【0007】請求項7記載の発明は、レンタル会社等の
各拠点における建設機械の配備計画を行うための装置で
あって、各拠点に配備される建設機械の台数を、少なく
とも該拠点を含むパラメータ毎に予め記憶しておく配備
台数記憶手段と、各拠点からレンタルされる建設機械に
ついて、所定期間内における稼働時間又は貸出時間を建
設機械毎に収集する稼働時間等収集手段と、上記収集さ
れた稼働時間又は貸出時間を建設機械の上記パラメータ
毎に合計する稼働時間等合計手段と、上記パラメータ毎
に合計された稼働時間又は貸出時間を同パラメータ毎の
建設機械の台数で除算することにより、建設機械1台当
たりの効率を上記パラメータ毎に算出する効率算出手段
と、上記パラメータ毎に算出された効率を提示する効率
提示手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】これらの構成では、各拠点に配備される建
設機械の台数が、少なくとも該拠点を含むパラメータ毎
に予め記憶されており、各拠点からレンタルされる建設
機械について、所定期間内における稼働時間又は貸出時
間が建設機械毎に収集され、上記収集された稼働時間又
は貸出時間が建設機械の上記パラメータ毎に合計され、
上記パラメータ毎に合計された稼働時間又は貸出時間が
同パラメータ毎の建設機械の台数で除算されることによ
り、建設機械1台当たりの効率が上記パラメータ毎に算
出され、上記パラメータ毎に算出された効率が提示され
るので、レンタル会社等の各拠点がそれぞれ所有してい
る建設機械の機種毎、仕様毎の効率が定量的に把握さ
れ、投資すべき機種、仕様が何であるかが容易に判断さ
れるようになる。また、拠点毎の効率から、拠点毎に配
備されている建設機械が、そのレンタル収益を向上させ
るように拠点間での配置替えがなされうる。このように
して、レンタル会社等の各拠点における建設機械の適切
な配備計画がなされる。なお、レンタル会社等の各拠点
には、レンタル会社の営業所や系列会社の営業所をも含
み、装置は、例えば建設機械メーカ、レンタル会社自
身、或いは、機械管理会社等の所有に係るものである。
また、所定期間としては、レンタル会社における配備計
画見直しのタイミングを考慮して適当な期間が設定され
る。
【0009】さらに、拠点毎に算出された効率に基づい
て、各拠点での保有建設機械の配置替えを提案するか
(請求項2,8)、或いは、上記パラメータは、建設機
械の機種をも含むものとし(請求項3)、機種毎に算出
された効率に基づいて、中古転売或いは配備台数の増加
を提案するか(請求項4,9)、或いは、上記パラメー
タは、建設機械の仕様をも含むものとし(請求項5)、
仕様毎に算出された効率に基づいて、中古転売或いは配
備台数の増加を提案することとすればよい(請求項6,
10)。
【0010】これらの場合、拠点毎、機種毎、仕様毎の
いずれかの効率から、又は、その推移から、中古転売す
べき建設機械、或いは、配備台数を増加させるべき建設
機械が、纏めて解析、予測され、情報提供されることに
より、レンタル会社等での建設機械の適切な配備計画が
なされる。
【0011】ところで、建設機械のレンタル料金は稼働
時間ベース又は貸出時間ベースで請求されることがある
が、この稼働時間又は貸出時間は、従来、借主の自己申
告や建設機械にセットしたICカード等によって個別に
収集されていた。この場合、遠隔地で作業する建設機械
については、タイムリな稼働時間又は貸出時間の収集が
なされないので、建設機械の確度の高い配備計画を行う
ことが困難であった。
【0012】そこで、請求項11記載の発明のように、
建設機械と、該建設機械と通信可能な、請求項7〜10
のいずれかに記載の装置とを備えた建設機械の配備計画
システムを構成し、建設機械は、稼動又は貸出に関する
情報である稼働情報又は貸出情報を検出する検出手段
と、上記検出された稼動情報又は貸出情報を上記装置に
送信する送信手段とを有するとともに、上記装置は、建
設機械から送信された稼動情報又は貸出情報を受信する
受信手段と、上記受信した稼動情報又は貸出情報に基づ
いて上記建設機械の稼働時間又は貸出時間を算出する稼
動時間等算出手段とを有することとした。
【0013】この場合には、建設機械側で、稼動又は貸
出に関する情報である稼働情報又は貸出情報が検出さ
れ、上記検出された稼動情報又は貸出情報が請求項7〜
10のいずれかの装置に送信される。そして、上記装置
側で、建設機械から送信された稼動情報又は貸出情報が
受信され、上記受信した稼動情報又は貸出情報に基づい
て上記建設機械の稼働時間又は貸出時間が算出され、上
記算出された稼働時間又は貸出時間が上記稼動時間等収
集手段により収集される。したがって、遠隔地で使用さ
れる建設機械の稼働時間又は貸出時間が上記装置側でタ
イムリに収集され、これを用いてより確度の高い適切な
建設機械の配備計画がなされる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る建設機械の配備計画方法が適用される装置を備えたシ
ステムの概略構成を示す図である。本システムは、レン
タル会社の各営業所(系列会社の各営業所を含む。)か
らレンタルされる油圧ショベル等の建設機械1と、通信
衛星30及び基地局(地球局)32を介して建設機械1
との間で情報の送受信を行う装置としての、例えば建設
機械メーカの所有に係る管理コンピュータ20とを備え
ている。
【0015】建設機械1は、エンジンを始動するための
始動キー101が装着されるキースイッチユニット10
と、キースイッチユニット10から出力される信号が入
力される機体コントローラ部12と、機体コントローラ
部12に接続ケーブル14により接続され、通信衛星3
0を介して基地局32との間で情報の送受信を行う送受
信部18とを備えている。
【0016】キースイッチユニット10は、始動キー1
01が差し込まれるキー穴102を有し、始動キー10
1の挿脱自在の位置である「LOCK」位置から「O
N」位置及び「START」位置に切り換え可能なキー
スイッチ103を備えている。
【0017】機体コントローラ部12は、所定の演算乃
至制御処理を行うCPU(CentralProcessing Unit)1
21と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Re
ad-Only Memory)122と、処理データを一時的に記憶
するRAM(Random AccessMemory)123と、稼動に
関する情報である稼動情報を記憶するための、EEPR
OM(Electrically Erasable Programmable Read Only
Memory)やフラッシュRAM等、電気的に書き換え可
能なメモリ124と、日時情報提供のための計時を行う
カレンダー機能を有するタイマー125とを備えてい
る。
【0018】CPU121には、稼動情報及び日時情報
をメモリ124に書き込む情報書込手段126と、メモ
リ124に記憶された稼働情報が所定量に達したか否か
を判別する情報量判別手段127と、稼働情報が所定量
に達したときにメモリ124に書き込まれた稼働情報を
読み出す情報読出手段128とを備えている。
【0019】また、機体コントローラ部12には、始動
キー101が装着されるキースイッチユニット10、バ
ッテリと共に建設機械1の電源部を構成するオルタネー
タ22、オルタネータ22が稼動したときに作動するア
ワーメータ24等が接続され、それぞれから出力された
信号が入力されるようになっている。これらのうちの、
オルタネータ22、アワーメータ24が稼動情報を検出
する検出手段を構成する。
【0020】また、機体コントローラ部12は、始動キ
ー101がキー穴102に差し込まれ、キースイッチ1
03が「LOCK」位置から「ON」位置を経由して
「START」位置に回動されたときに始動モータを駆
動させて建設機械1のエンジンを始動させる一方、建設
機械1の全体の動作を制御する。また、エンジンの始動
と同時に、機体コントローラ部12には、オルタネータ
22、アワーメータ24等から所定の信号が入力され、
これらの入力された信号は稼動情報としてタイマー12
5から出力される日時情報と対応付けてメモリ124に
記憶される。これにより、エンジン始動日時、エンジン
停止日時、エンジン総稼動時間等の建設機械1の稼動情
報が収集可能となる。
【0021】すなわち、キースイッチ103から「ST
ART」信号が出力され、かつエンジンが始動されてオ
ルタネータ22から発電信号が出力された時点がエンジ
ン始動日時として記憶される。また、エンジンが停止さ
れてキースイッチ103から出力されていた「ON」信
号がなくなり、かつオルタネータ22から出力されてい
た発電信号がなくなった時点がエンジン停止日時として
記憶される。
【0022】これらのメモリ124に記憶された稼動情
報は、情報量(データ量)が所定量に達したことを条件
にメモリ124から読み出されて接続ケーブル14を介
して送受信部18に送信される。
【0023】送受信部18は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU181と、所定の制御プログラム及び建設
機械1の型式・号機を示す識別情報(IDコード)が記
憶されたROM182と、処理データを一時的に記憶す
るRAM183と、メモリ124から読み出された稼動
情報をROM182から読み出された識別情報と共に通
信衛星30を介して基地局32に送信する送信手段とし
ての送信部184と、管理コンピュータ20から基地局
32及び通信衛星30を介して送信されてくる識別情報
及び指令情報を受信する受信部185とを備えている。
【0024】また、CPU181には、管理コンピュー
タ20から送信されてくる識別情報をROM182に記
憶されている識別情報と照合して一致、不一致を判別す
る照合手段186と、識別情報が一致したときに管理コ
ンピュータ20から送信されてくる指令情報を解読する
指令情報解読手段187とを備えている。また、送信部
184及び受信部185には、通信衛星30との間で通
信を行うためのアンテナ188がデュプレクサ189を
介して接続されている。なお、メモリ124に記憶され
ている稼動情報は、基地局32に送信された後は消去さ
れるようになっている。
【0025】管理コンピュータ20は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等で構成され、基地局32から送信され
た建設機械1の稼動情報を受信する一方、その稼動情報
を加工して建設機械1を管理するものであり、管理コン
ピュータ20の全体の動作を制御する制御部201と、
データ処理された稼動情報を表示するCRT等のモニタ
からなる表示部202と、制御部201に対して制御信
号等を入力するキーボード等の入力部203とを備えて
いる。このうち、入力部203は、レンタル会社の各営
業所に配備される建設機械1の機能毎、仕様毎及び営業
所毎といったパラメータ毎の台数を入力する機能を有し
ている。
【0026】制御部201は、所定の演算乃至制御処理
を行うCPU205と、所定の制御プログラム及び識別
情報が記憶されたROM206と、処理データを一時的
に記憶するRAM207と、管理対象となっている建設
機械1の識別情報及び稼動情報を記憶するための、EE
PROMやフラッシュRAM等の書き換え可能なメモリ
208とを備えている。メモリ208は、上記入力部2
03で入力した建設機械1の機能毎、仕様毎及び営業所
毎の台数を記憶する配備台数記憶手段としての記憶領域
を有している。
【0027】また、CPU205には、基地局32に対
して、基地局32内の図略のメモリに記憶されている建
設機械1の識別情報及び稼動情報の送信を要求する要求
信号発生手段209と、送信されてきた識別情報及び稼
動情報をメモリ208に書き込む情報書込手段210
と、メモリ208に書き込まれている稼動情報に対して
後述する所定のデータ処理(稼働時間の算出、収集、合
計、稼働率の算出等)を行うデータ処理手段211と、
建設機械1に対してメモリ124に記憶されている稼動
情報の送信を指令する指令情報発生手段212を備えて
いる。
【0028】このデータ処理手段211は、上記受信し
た稼動情報から後述する方法で建設機械の稼動時間を算
出する稼働時間算出手段224と、この算出された稼動
時間のうち、所定期間内における稼働時間を建設機械毎
に収集する稼働時間収集手段216と、この収集された
稼働時間を建設機械の機種毎、仕様毎及び営業所毎に合
計する稼働時間合計手段217と、この機種毎、仕様毎
及び営業所毎に合計された稼働時間を、メモリ208の
上記記憶領域に予め記憶しておいた建設機械の機種毎、
仕様毎及び営業所毎の台数で除算することにより、建設
機械1台当たりの機種毎、仕様毎及び営業所毎の稼働率
を算出する稼働率算出手段218と、この算出された機
種毎、仕様毎及び営業所毎の稼働率を提示する稼働率提
示手段219を備えている。所定期間としては、レンタ
ル会社における配備計画見直しのタイミングを考慮して
適当な期間(例えば2000年1月1日0時00分から
2001年1月1日0時00分まで)が設定されてお
り、上記稼動時間収集手段は、この設定値と上記稼動情
報に含まれる日時情報とを比較することにより所定期間
内の稼動時間を収集するようになっている。
【0029】また、データ処理手段211は、営業所毎
の稼働率に基づいて、各営業所の保有建設機械の配置替
えを提案する第1提案手段220と、機種毎の稼働率に
基づいて、中古転売或いは配備台数の増加を提案する第
2提案手段221と、仕様毎の稼働率に基づいて、中古
転売或いは配備台数の増加を提案する第3提案手段22
2と、これらの提案内容をレンタル会社側40に送信す
るための通知部223とを備えている。
【0030】また、CPU205には、指令情報を基地
局32に送信する送信部213と、基地局32から送信
されてくる識別情報及び稼動情報を受信する受信手段と
しての受信部214とが接続され、DSU(Digital Se
rvice Unit)215を介して基地局32と通信可能に接
続されている。
【0031】本実施形態では、上述したように、建設機
械1の稼働情報をメモリ124に一旦記憶し、衛星通信
30を介して、管理コンピュータ20に送信する。管理
コンピュータ20では、この受信した情報に基づいて、
例えば図2に示すように、エンジン始動日時及びエンジ
ン停止日時がテーブル形式で表示部202のモニタ画面
上に表示される一方、プリンタ204によりプリントア
ウトされるようになっている。同図では、エンジン始動
日時及びエンジン停止日時と対応させ、アワーメータ2
4により計時した時間が表示されるようになっている。
もちろん、エンジン総稼働時間等を表示したり、プリン
トアウトしたりすることも可能である。このようにして
得られた、モニタ画面上のエンジン始動日時及びエンジ
ン停止日時から、所定期間内における正確な稼動時間
(使用日数)が建設機械毎に収集される。
【0032】この収集された稼働時間が建設機械1の機
種毎、仕様毎及び営業所毎に合計され、この機種毎、仕
様毎及び営業所毎に合計された稼働時間を建設機械の上
記機種毎、仕様毎及び営業所毎の台数で除算することに
より建設機械1台当たりの機種毎、仕様毎及び営業所毎
の稼働率が算出される。例えば、図3は所定期間内に各
営業所からレンタルされた建設機械1の機種別台数であ
り、図4はその機種別稼働時間であり、図5はその機種
別稼働率であるが、いずれもレンタル元である営業所毎
の値が示されている。同図では、営業所Aからレンタル
された建設機械の機種「SK20SR」の台数は7台で
あり、その稼働時間は714時間であるから、その稼働
率は102時間/台となっている。このようにして得ら
れた、モニタ画面上の稼働率から、機種間、営業所間の
格差が明確化される。
【0033】この算出された稼働率がレンタル会社に提
示されるが、このときには視覚的効果等を狙って各稼働
率がグラフ化等されている。例えば、図6,図7には機
種別稼動率のグラフが示されている。図6では、営業所
Aの機種別稼働率が示されており、同図より営業所Aに
おいては建設機械1の機種「SK75UR」の稼働率が
最高であり、同機種「SK35SR」が最低であること
が分かる。また、図7では、営業所毎の機種別稼働率の
合計が示されており、同図より営業所Aの稼働率の合計
が最高で、営業所Dの稼働率の合計が最低であるが、各
営業所での機種別稼働率の格差はほぼ同じ傾向となって
いること等が分かる。
【0034】所定期間内に各営業所からレンタルされる
建設機械1の特定機種が複数の仕様を有する場合には、
その仕様毎の稼働率を算出することもできる。例えば、
図8は機種「SK60SR」の仕様別台数であり、図9
はその仕様別稼働時間であり、図10はその仕様別稼働
率であるが、いずれもレンタル元である営業所毎の値が
示されている。同図では、営業所Aからレンタルされた
建設機械1の機種「SK60SR」のスタンダード(S
TD)仕様の台数は4台であり、その稼働時間は276
時間であるから、その稼働率は69時間/台となってい
る。このようにして得られた、モニタ画面上の稼働率か
ら、仕様間、営業所間の格差が明確化される。
【0035】この算出された稼働率がレンタル会社に提
示されるが、このときには視覚的効果等を狙って各稼働
率がグラフ化等されている。例えば、図11には営業所
Aの仕様別稼働率のグラフが示されており、同図より営
業所Aにおいては建設機械1の機種「SK60UR」に
おけるハイリーチ仕様の稼働率が最高であり、STD仕
様が最低であることが分かる。
【0036】そして、上記機種毎、仕様毎及び営業所毎
の稼働率に基づいて、中古転売或いは配備台数の増加等
のコンサルタント情報を上記通知部223を介してレン
タル会社に提案するようになっている。図12〜図14
は下記の提案内容を示す画面例である。
【0037】(1)増車すべき建設機械と転売すべき建
設機械についてのコンサルタント情報:例えば、建設機
械1の目標稼働率Kmを100時間/月とし、これに対
する目標稼働率と平均稼働率との比をRとし、R<0.
8であれば転売し、0.8≦R≦1.2であれば現状の
ままとし、R>1.2であれば増車するものとすれば、
建設機械1の保有台数は図12に示すように配備見直し
後とその前の台数が新旧台数としてモニタ画面上に表示
される。この場合には、合計で44台の建設機械1の削
減がコンサルタント情報として提案されている。
【0038】(2)営業所毎の建設機械の再配置コンサ
ルタント情報:例えば、建設機械1の機種「SR20S
R」については、営業所毎の配置台数は図13に示すよ
うに配備見直し後とその前の台数が新旧台数としてモニ
タ画面の上下段に表示される。この場合には、上記再配
置案がコンサルタント情報として提案されている。
【0039】(3)仕様毎の増車すべき建設機械と転売
すべき建設機械のコンサルタント情報:目標稼働率を1
00時間とし、稼働率が0.8未満の仕様機は転売し、
稼働率が0.8から1.2までのものは現状のままと
し、稼働率が1.2を超えるものは増車するものとすれ
ば、機種「SK60SR」については図14に示すよう
に配備見直し後とその前の台数が新旧台数としてモニタ
画面上に表示される。この場合には、仕様機毎の転売、
増車がコンサルタント情報として提案されている。
【0040】通信衛星30は、例えば高度780km付
近の極軌道上に打ち上げられた低軌道周回衛星であっ
て、アンテナ188を介して送信部184から送信され
た建設機械1の稼動情報を一旦受信した後に基地局32
に送信するものであり、基地局32は、通信衛星30を
介して送信されてきた建設機械1の稼動情報を管理コン
ピュータ20に割り当てられたメモリに保存するもので
ある。
【0041】次に、上記構成されたシステムにおける建
設機械1側の情報の送受信動作の概略について、図15
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】すなわち、建設機械1のエンジンが始動さ
れると、オルタネータ22やアワーメータ24等からの
出力信号が機体コントローラ部12に取り込まれ、稼動
情報として情報書込手段126によりメモリ124にタ
イマー125からの日時情報とともに書き込まれる(ス
テップS1)。
【0043】この稼動情報は、上述のように、キースイ
ッチユニット10、オルタネータ22やアワーメータ2
4等からの出力信号に基づいて得られるものであり、例
えば、キースイッチ103から「START」信号が出
力され、かつエンジンが始動されてオルタネータ22か
ら発電信号が出力された時点がエンジン始動日時として
書き込まれ、キースイッチ103から出力されていた
「ON」信号がなくなり、かつオルタネータ22から出
力されていた発電信号がなくなった時点がエンジン停止
日時として書き込まれる。
【0044】次いで、情報量判別手段127によりメモ
リ124に記憶された稼動情報の情報量(データ量)が
所定量以上になったか否かが判別される(ステップS
3)。そして、この判定が肯定されると、情報読出手段
128によりメモリ124に記憶されている稼動情報が
読み出され、送信部184によりアンテナ188を介し
て通信衛星30に送信される(ステップS5)。なお、
稼動情報の総記憶量から残記憶容量を算出し、この残記
憶容量が所定量以下になったときに稼動情報を通信衛星
30に送信することとしてもよい。
【0045】通信衛星30に送信された稼動情報は、基
地局32に送信されて基地局32のメモリに記憶され
る。稼動情報は、通常はデータが圧縮された状態で送信
され、管理コンピュータ20に取り込むときに解凍され
ることになる。
【0046】そして、ステップS3で判定が否定される
と、メモリ124に記憶されている稼動情報を読み出し
て通信衛星30に送信する旨の管理コンピュータ20か
らの指令情報を受信したか否かが判別される(ステップ
S7)。この判別は、指令情報解読手段187により実
行されるが、この判別にあたっては管理コンピュータ2
0から送信されてきた識別情報がROM182に記憶さ
れている識別情報と一致するかどうかが照合手段186
により照合され、一致する場合にのみ判別動作が実行さ
れる。
【0047】ステップS7で判定が肯定されると、ステ
ップS5に移行し、ステップS7で判定が否定される
と、ステップS1に戻って以降の動作が繰り返し実行さ
れる。なお、ステップS5で稼動情報が通信衛星30に
送信されると、メモリ124に記憶されている稼動情報
は消去される。
【0048】次に、上記構成されたシステムにおける管
理コンピュータ20側の情報の送受信動作の概略につい
て、図16に示すフローチャートを参照して説明する。
【0049】まず、毎日一定の時刻に入力部203を操
作することにより基地局32のメモリに保存されている
稼動情報が管理コンピュータ20により受信される(ス
テップS21)。すなわち、入力部203の操作により
基地局32に対して要求信号発生手段209から出力さ
れた要求信号が送信部213から送信される。この要求
信号に応じて基地局32のメモリに保存されている稼動
情報が読み出される一方、その読み出された稼動情報が
基地局32から管理コンピュータ20に送信される。こ
の送信された稼動情報は、受信部214により受信さ
れ、識別情報と共に情報書込手段210によりメモリ2
08に書き込まれる。
【0050】メモリ208に書き込まれた稼動情報は、
データ処理手段211により、上述したような所定のデ
ータ処理が行われ(ステップS23)、この処理結果、
全ての建設機械1の機種毎、仕様毎及び営業所毎の稼動
時間と稼動率とが管理コンピュータ20にて一括して把
握され、この稼働率に基づく各提案がなされる。処理結
果は表示部202のモニタ画面上に表示されるが、必要
に応じてプリンタ204により記録紙にプリントアウト
される(ステップS25)。そして、各提案は、通知部
223を介してレンタル会社側40に送信される(ステ
ップS27)。メモリ208に書き込まれた稼動情報
は、入力部203の操作により消去指示信号が出力され
るまでは保持されたままとなる。
【0051】なお、建設機械1のメモリ124に記憶さ
れている稼動情報が所定量に達していない場合は基地局
32への稼動情報の送信が行われないので、管理コンピ
ュータ20では稼動情報の送信が行われないので、管理
コンピュータ20では稼動情報を受信できないことにな
る。このような場合、必要があれば入力部203の操作
により指令信号発生手段211から出力される指令情報
を送信部213により基地局32から通信衛星30を介
して建設機械1に送信される。
【0052】上記各ステップ(S1〜S7,S21〜S
27)で構成される建設機械の配備計画プログラムは、
フレキシブルディスク等の可読記録媒体に記録してお
き、或いは他のコンピュータ等にインストールして使用
することもできる。
【0053】以上のように、本実施形態によれば、遠隔
地で使用される建設機械1の稼働時間が管理コンピュー
タ20側でタイムリに収集される。これにより、レンタ
ル会社の各営業所がそれぞれ所有している建設機械1の
機種毎、仕様毎の稼働率が定量的に把握され、投資すべ
き機種、仕様が何であるかが容易に判断されるようにな
る。また、営業所毎の稼働率から、営業所毎に配備され
ている建設機械1が、そのレンタル収益を向上させるよ
うに営業所間での配置替えがなされうる。このようにし
て、レンタル会社の各営業所における建設機械の適切な
配備計画がなされる。
【0054】なお、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20が建設機械メーカの所有に係る場合を説明してい
るが、この管理コンピュータ20はレンタル会社自身、
或いは、機械管理会社等の所有に係るものであってもよ
い。ただし、管理コンピュータ20の所有者がレンタル
会社自身である場合には、表示部202のモニタ画面上
に表示される提示内容を直接確認できるので、特に通知
部223を設ける必要はない。
【0055】また、上記実施形態では、建設機械1で検
出された稼動情報を、メモリ124に一旦記憶してから
管理コンピュータ20に送信しているが、この稼動情報
を、メモリ124を経由させずに管理コンピュータ20
に直接送信することとしてもよく、その場合には、簡易
なシステムを構成することができる。
【0056】また、上記実施形態では、建設機械1の機
種毎、仕様毎及びレンタル元の営業所毎について稼働率
を算出しているが、建設機械1の少なくとも営業所毎に
ついて稼働率を算出することとしてもよいし、これに加
えて機種毎又は仕様毎について稼働率を算出することと
してもよい。その場合には、より簡易なシステムを構成
することができる。
【0057】また、上記実施形態では、管理コンピュー
タ20は、通信衛星30を介して建設機械1の稼動情報
を取得するようにしているが、建設機械1の作業現場と
管理コンピュータ20との距離間隔によっては、通信衛
星30の代わりに簡易無線や携帯端末を利用すること
で、より簡易なシステムを構成することができる。さら
に、何ら通信手段を用いることなく、建設機械1の稼動
情報を、従来例で述べたように、申告やICカードで取
得することとしてもよい。その場合には、さらに簡易な
システムが構成される。
【0058】また、上記実施形態では、レンタル会社が
建設機械を保有している例を示したが、情報を収集され
る建設機械は、建設機械メーカが保有しているものであ
ってもよいし、建設会社が保有しているものであっても
よい。
【0059】また、上記実施形態では、レンタル会社の
営業所に建設機械が配備されている例を示したが、別に
営業所である必要はなく、拠点であれば単なるガレージ
であってもよい。また、複数の営業所を1つの拠点と見
なして情報を収集してもよい。
【0060】さらに、上記実施形態では、稼働時間を収
集して稼働率を算出するようにしているが、稼働時間で
なく貸出時間を収集して配備計画を提示するようにして
もよい。レンタル会社にとっては、ユーザが建設機械を
稼動している時間より、貸出時間の方が重要であるの
で、貸出時間を用いる方が効率上は望ましい場合もあ
る。この場合は、稼働率ではなく貸出率を算出すること
となる。要はレンタルの効率を示すデータを提示するこ
とができればよく、その効率を示す値としては貸出率で
も稼働率であってもかまわない。なお、貸出時間を収集
する方法としては、タクシーのメータのように貸出中を
示す機具を建設機械に取り付けてもよいし、マニュアル
でデータを入力するようにしてもよい。さらに、建設機
械の現在位置をGPSシステムなどを用いて検出し、建
設機械が現場にいる時間を基に算出するようにしてもよ
いし、駐機場にいない時間を基に算出するようにしても
よい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,7記載
の発明によれば、レンタル会社等の各拠点がそれぞれ所
有している建設機械の機種毎、仕様毎の効率を定量的に
把握でき、投資すべき機種、仕様が何であるかを容易に
判断することができる。また、拠点毎の効率から、拠点
毎に配備されている建設機械が、そのレンタル収益を向
上させるように拠点間での配置替えを行うことができ
る。このようにして、レンタル会社等の各拠点における
建設機械の適切な配備計画を行い、そのレンタル収益を
向上させることができる。
【0062】請求項2〜10記載の発明によれば、機種
毎、仕様毎、拠点毎のいずれかの効率から、又は、その
推移から、中古転売すべき建設機械、或いは、配備台数
を増加させるべき建設機械を、レンタル会社等毎に予測
する代わりに、建設機械のメーカ等側が纏めて解析、予
測し、情報提供することができるので、コスト面と確度
面からレンタル会社等の負担を軽減することができる。
【0063】請求項11記載の発明によれば、遠隔地で
使用される建設機械の稼働時間又は貸出時間が上記装置
側でタイムリに収集されるので、これを用いてレンタル
される建設機械の需要と供給とを定量的に把握し、より
適切な建設機械の配備計画を行い、レンタル会社等のレ
ンタル収益を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建設機械の配備計画
が適用される装置を備えたシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図3】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図4】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図5】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図6】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図7】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図8】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図9】配備計画のための管理画面例を示す図である。
【図10】配備計画のための管理画面例を示す図であ
る。
【図11】配備計画のための管理画面例を示す図であ
る。
【図12】配備計画のための提案画面例を示す図であ
る。
【図13】配備計画のための提案画面例を示す図であ
る。
【図14】配備計画のための提案画面例を示す図であ
る。
【図15】図1に示すシステムの建設機械側の送受信動
作を説明するためのフローチャートである。
【図16】図1に示すシステムの管理コンピュータ側の
送受信動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 建設機械 12 機体コントローラ部 18 送受信部 124 メモリ 184 送信部(送信手段) 20 管理コンピュータ 202 表示部 204 プリンタ 214 受信部(受信手段) 208 メモリ(配備台数記憶手段) 211 データ処理手段 216 稼動時間収集手段(稼動時間等収集手段) 217 稼働時間合計手段(稼動時間等合計手段) 218 稼動率算出手段(効率算出手段) 219 稼働率提示手段(効率提示手段) 220 第1提案手段 221 第2提案手段 222 第3提案手段 223 通知部 224 稼働時間算出手段(稼働時間等算出手段) 30 通信衛星 32 基地局 40 レンタル会社側

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンタル会社等の各拠点からレンタルさ
    れる建設機械の稼動時間又は貸出時間を収集可能な管理
    コンピュータを用いて上記各拠点における建設機械の配
    備計画を行う方法であって、 管理コンピュータは、各拠点に配備される建設機械の台
    数を、少なくとも該拠点を含むパラメータ毎に予め記憶
    しておき、各拠点からレンタルされる建設機械につい
    て、所定期間における稼動時間又は貸出時間を建設機械
    毎に収集し、上記収集された稼働時間又は貸出時間を建
    設機械の上記パラメータ毎に合計し、上記パラメータ毎
    に合計された稼働時間又は貸出時間を同パラメータ毎の
    建設機械の台数で除算することにより、建設機械1台当
    たりの効率を上記パラメータ毎に算出し、上記パラメー
    タ毎に算出された効率を提示することを特徴とする建設
    機械の配備計画方法。
  2. 【請求項2】 拠点毎に算出された効率に基づいて、各
    拠点での保有建設機械の配置替えを提案することを特徴
    とする請求項1記載の建設機械の配備計画方法。
  3. 【請求項3】 上記パラメータは、建設機械の機種をも
    含むことを特徴とする請求項1記載の建設機械の配備計
    画方法。
  4. 【請求項4】 機種毎に算出された効率に基づいて、中
    古転売或いは配備台数の増加を提案することを特徴とす
    る請求項3記載の建設機械の配備計画方法。
  5. 【請求項5】 上記パラメータは、建設機械の仕様をも
    含むことを特徴とする請求項1記載の建設機械の配備計
    画方法。
  6. 【請求項6】 仕様毎に算出された効率に基づいて、中
    古転売或いは配備台数の増加を提案することを特徴とす
    る請求項5記載の建設機械の配備計画方法。
  7. 【請求項7】 レンタル会社等の各拠点における建設機
    械の配備計画を行うための装置であって、 各拠点に配備される建設機械の台数を、少なくとも該拠
    点を含むパラメータ毎に予め記憶しておく配備台数記憶
    手段と、各拠点からレンタルされる建設機械について、
    所定期間内における稼働時間又は貸出時間を建設機械毎
    に収集する稼働時間等収集手段と、上記収集された稼働
    時間又は貸出時間を建設機械の上記パラメータ毎に合計
    する稼働時間等合計手段と、上記パラメータ毎に合計さ
    れた稼働時間又は貸出時間を同パラメータ毎の建設機械
    の台数で除算することにより、建設機械1台当たりの効
    率を上記パラメータ毎に算出する効率算出手段と、上記
    パラメータ毎に算出された効率を提示する効率提示手段
    とを設けたことを特徴とする建設機械の配備計画装置。
  8. 【請求項8】 拠点毎に算出された効率に基づいて、各
    拠点での保有建設機械の配置替えを提案する第1提案手
    段を備えたことを特徴とする請求項7記載の建設機械の
    配備計画装置。
  9. 【請求項9】 上記パラメータは建設機械の機種をも含
    み、該機種毎に算出された効率に基づいて、中古転売或
    いは配備台数の増加を提案する第2提案手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項7記載の建設機械の配備計画装
    置。
  10. 【請求項10】 上記パラメータは建設機械の仕様をも
    含み、該仕様毎に算出された効率に基づいて、中古転売
    或いは配備台数の増加を提案する第3提案手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載の建設機械の配備計画装
    置。
  11. 【請求項11】 建設機械と、該建設機械と通信可能
    な、上記請求項7〜10のいずれかに記載の装置とを備
    えたシステムであって、 建設機械は、稼動又は貸出に関する情報である稼働情報
    又は貸出情報を検出する検出手段と、上記検出された稼
    動情報又は貸出情報を上記装置に送信する送信手段とを
    有するとともに、 上記装置は、建設機械から送信された稼動情報又は貸出
    情報を受信する受信手段と、上記受信した稼動情報又は
    貸出情報に基づいて上記建設機械の稼働時間又は貸出時
    間を算出する稼動時間等算出手段とを有することを特徴
    とする建設機械の配備計画システム。
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